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彦とベガ 感想介護士でもある谷口未央監督が老夫婦の生活を川津祐介、原知佐子大ベテランを迎えて描く

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『彦とベガ』

2015年製作 日本映画
ケイズシネマで鑑賞







↓『彦とベガ』予告動画


『彦とベガ』

監督・脚本:谷口未央
撮影:佐藤遊
音楽:内藤晃
出演:
川津祐介
原知佐子
柳谷一成
松竹史桜
竹下かおり
酒井麻吏
香取剛
小野田唯
吉田仁人

現役の介護士である谷口未央が、
自らの経験から書き上げたシナリオが、
2013年、伊参スタジオ映画祭(群馬県中之条町)の
シナリオ大賞を受賞。
翌年、女性監督・谷口未央の長編映画デビュー作
『彦とベガ』として完成しました。
現代日本の大きな問題となっている老人介護、認知症。
本作は、それらを決して悲観的に描くのではなく、
老いの先にある“生”に目を向け、
“認知症のきらめき”を丁寧にすくい上げています。
老夫婦に対して常に優しい眼差しを向けながら、
老人介護、認知症の現実を俯瞰的に見据えた描写は、
実際にその苦悩に寄り添ってきた介護士だからこそと言えるでしょう。
全国各地の映画祭で、「他人事ではない」
「切なくて涙があふれた」「人の美しさを感じた」
と高い評価を受け、
2015年のあいち国際女性映画祭では、
フィルム・コンペティション長編フィルム部門の
グランプリに当たる《金のコノハズク賞》を受賞。
これからが大いに期待される女性監督の誕生となりました。

主人公・比古朝雄を演じるのは、
大島渚監督『青春残酷物語』や
鈴木清順監督『けんかえれじい』など、
日本映画史に残る名作に数多く出演する川津祐介。
認知症の妻・ことを演じるのは、
篠田正浩監督『乾いた花』
TVドラマ「赤いシリーズ」などに出演し、
近年も着実に女優活動を続ける原知佐子。
さらに、これからが期待される若手俳優たちが好演。
大ベテランと若手の競演も見どころとなっています。
(公式サイトより)
『彦とベガ』公式サイト←クリック

あらすじ
山あいの古民家で暮らす老夫婦、
地学の教師だった
比古朝雄と妻のこと。
ことは認知症で、
自分を16歳の少女と思い込んでいるが
2人は川原で星を眺めるのが楽しみで
互いを「彦」「ベガ」と呼び合っている。
若い訪問介護ヘルパー・菊名慧は
写真家になるのが夢だったが、
ヘルパーになっての初仕事が
比古夫婦の家への訪問介護だった。
ことは菊名と打ち解け
訪問介護を楽しみにするようになった。
離れて暮らしている夫婦の娘環は、
朝雄に老人ホームへの入所を考えて欲しいと
頼むが、彼はことはまだ家で暮らせると断る。
菊名とことが仲良くしていることに
複雑な思いを抱く朝雄であった...


この作品は現役介護士でもある
谷口未央監督の体験が活きているので、
介護の実態がリアルに描かれていますが、
監督の優しい眼差しが貫かれていて、
暗いドラマにはなっていません。
介護の現場が丁寧に描かれているところは、
『或る終焉』を連想もしましたが、
『或る終焉』のような衝撃的な作品ではないです。
「伊参(いさま)スタジオ映画祭シナリオ大賞」を
受賞したことによるスカラシップ的な作品なので
映画祭の地元群馬県中之条町で撮影されています。
でも、いわゆる町起こし映画ではありません。
美しい自然の光景が
自然に囲まれて暮らしている
夫婦の日常のドラマ中に溶け込み
普遍性のある作品となっています。
谷口未央監督に
「自然の光景も映像で語っていて
侯孝賢監督みたいな雰囲気を感じました。」
と話したら
「まだまだですが頑張ります。」と
言われました。
期待しています!











伊参スタジオ映画祭ホームページ←クリック

伊参スタジオ映画祭は
小栗康平監督『眠る男』(1996年)
篠原哲雄監督『月とキャベツ』(1996年)
緒方明監督『独立少年合唱団』(1999年)
が、伊参スタジオを拠点として
撮影されたことがきっかけで始まり、
2001年より毎年11月に
伊参スタジオ体育館を上映会場として
手作り映画祭を開催。
2003年より、全国からシナリオを公募した
「伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞」を実施。
大賞受賞作品(中編・短編 各1本)は、
中之条町周辺にて映像化、
翌年の映画祭にて初公開される。
(伊参スタジオ映画祭ホームページより)

上映後に
谷口未央監督と
比古夫婦の娘環役の竹下かおりさんの
挨拶がありました。

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谷口未央監督(左)と竹下かおりさん


竹下かおりさんのお友達
女優の生稲晃子さんが観に来てみえました。
お二人がロビーでお話しされて
泣きながら抱き合ってみえるの
目の前でした。(ビックリ)






ロビーで谷口未央監督に直接お話しを
伺いました。
大ベテランの川津祐介さん、
原知佐子さんに
脚本を携え直談判して出演の承諾を得たそうです。
川津祐介さんは『青春残酷物語』以来に
自分のために書かれた役だと思ったと
話されたそうです。
それくらい強い思いをもって出演された
川津祐介さんの演技に対して
監督は意見が合わない場合があっても
自分の譲れない、
こうしたいという部分は
貫いて演じてもらったそうです。
川津さんの抑えた演技は名演です。
原知佐子さんは認知症が進んで行くことを
時に激しく、そして静かに
とてもリアルに演じてみえます。
お2人のガチな共演は何十年ぶりで
いつかまた一緒にというお二人の思いが
若い谷口未央監督の作品で実現しました。

今年初めに市川昆映画祭で
若尾文子さん、
岸恵子さん、浅丘ルリ子さんの
お話しを聞きましたが
皆さんまだまだ現役で舞台のお仕事をされてます。
映画への思いも強いけど
出演の機会がないと話してみえました。
梶芽衣子さんの映画出演への熱い思いも
強く印象に残っています。
海外では大ベテラン俳優の
主演映画も制作されていますが、
日本は超高齢化社会になっているのに
映画界は高齢者の需要に応えた映画制作は
殆どされていません。
素晴らしい大ベテラン俳優の皆さんの
才能を活かせる作品がもっと制作されて欲しいです。

私は女性監督の映画を積極的に観ています。
そう話したら谷口監督は
女性監督だからということで
特別視して見られたくはないとのこと。
私も女性監督だからと
特別視しているわけではなく
女性にどんどん才能を発揮して欲しくて
フェミニストとして
その作品を観るのが楽しみなのです。
女性監督が増えて来ているとはいえ
まだまだ少数派なので
もっともっと増えて欲しいです。
力強い谷口監督の言葉に
これからの活躍を期待してやみません。
『彦とベガ』では大ベテランのお2人と
若い俳優が共演しています。
それが映画の瑞々しさの源泉のひとつに
なっていると思います。
若い俳優と大ベテランの仕事で
受け継がれていくことにも期待したいです。

谷口未央監督と竹下かおりさんに
記念にサインもらいました。



長田紀生監督が『青春残酷物語』の
川津祐介さんが演じた主人公清の
その後の姿を想定して制作した
川津さん主演の
『ナンバーテンブルース さらばサイゴン』
1975年の幻の映画が30年後に
奇跡的に上映されました。
私の記事です。↓
ナンバーテンブルース さらばサイゴン 感想
川津祐介主演、長田紀生監督・脚本1975年の幻の映画
←クリック


22(金)ケイズシネマで開催されている
20年目を迎えたニューシネマワークショップ[つくる]コースの
成果を披露する恒例の映画祭イベント「ムビハイ」









昨日はニューシネマワークショップOBである
谷口未央監督『彦とベガ』
新井健市監督『野生のなまはげ』を観ました。
『野生のなまはげ』は、
新井健市監督。
なまはげを野生動物に設定した珍妙なコメディー。
捕獲され輸送中に逃げた野生のなまはげを
偶然世話することになった11歳の守。
仮面ライダーぽい演出もあり
主人公と同じ小学生くらいの男の子が観たら
すごくウケると思う。
観てたのは大人ばかりでしたが笑が起きてた。
次に記事を書く予定です。
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そしてもう1本ケイズシネマで上映中の
私が応援している比嘉セツさんの
1人配給会社「Action Inc.」が
配給するウルグアイ=スペイン合作映画
『映画よ、さようなら』
昨年のスニークプレビュー以来
約1年ぶりに観ました。
こちらも近日中に書く予定です。

シネマカリテで開催中の
カリコレ横目に近くの
ケイズシネマで3本観ました。

今週劇場鑑賞した映画

『ジプシーの時』
『アンダーグラウンド』

スクリーンで観られるのは嬉しい。
やっぱりクストリッツァ監督最高!
『アンダーグラウンド』は
マイ・オールタイム・ベスト1作品です。

『映画よ、さようなら』
あるシネマテークに25年間
務めている主人公に訪れた人生の転機を描く、
ウルグアイ映画63分の中編。
観る人の映画体験によって
抱く感想は違ってくると思うけど
私の心に印象深く残る作品で、
独特の間や不思議さが味わい深い。
この夏から海外で映画制作の現場での仕事をされ、
配給の仕事はしばらくお休みという
比嘉さんの映画愛溢れるパンフの後書きに思わず涙。
パンフの内容充実でおススメです。

『彦とベガ』
川津祐介、原知佐子2人の大ベテランを迎えて、
現役介護士でもある谷口未央監督が
自分の体験から生まれた脚本で
認知症介護生活をする老夫婦をリアルかつ繊細に描く。
監督の優しい眼差しが貫かれていて暗いドラマではない。
自然の美しい風景にも映像で語らせる谷口監督の今後に期待。

『野生のなまはげ』
新井健市監督。
なまはげを野生動物に設定した珍妙なコメディー。
捕獲され輸送中に逃げた野生のなまはげを
偶然世話することになった11歳の守。
仮面ライダーぽい演出もあり主人公と同じ
小学生くらいの男の子が観たらすごくウケると思う。
観てたのは大人ばかりでしたが笑が起きてた。


鑑賞した映画の短評は↓

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に鑑賞後随時投稿しています。
ぜひ読んで下さい。
毎週月曜日に「なう」への投稿が
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Captain Fantastic
ヴィゴ・モーテンセン新作「キャプテン・ファンタスティック」
マット・ロス監督





エミール・クストリッツァ監督とネコネコ



野生のなまはげ 感想 なまはげが野生動物だという設定の珍妙なコメディー、なまはげの生態が愉快

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『野生のなまはげ』

2016年製作 日本映画
ケイズシネマで鑑賞







↓『野生のなまはげ』予告動画


監督・脚本:新井健市
エグゼクティブプロデューサー:
有馬浩司 、 江尻真奈美、渡辺正和
プロデューサー:篠原雄介、鈴木慎太郎
制作:青木康至、石澤舞、吉田真由香
撮影・編集:篠原雄介
特殊撮影:楊珂
大道具:並木陽介
小道具:佐藤美百季
音楽:松野恭平
録音:奥山竜輝、内田達也
篠原雄介
ヘアメイク:須見有樹子
助監督:森克行
なまはげ造形:土肥良成

出演:
中島蓮/麻生守
ほりかわひろき/野生のなまはげ
長宗我部陽子/麻生みつ子
今谷フトシ/山田教授
網川凛/佐藤サトシ
金子宏貴/佐藤マサシ
筧十蔵/藤原金造
真田幹也/金子(守の父)
アイハラミホ
ロバート・ザッカーマン
細井学
大島わくり
岡本裕輝
辻野正樹
村田啓治
市原叶晤
六串しずか
矢島康美
島崎裕気

野生のなまはげ←クリックで公式サイト

あらすじ
野生のなまはげ(オスの300歳/ほりかわひろき)
が捕獲され、
輸送途中に東京近郊で逃走。
いたずら小僧の主人公11歳の守(中島蓮)は
ひょんなことからなまはげを
母みつ子(長宗我部陽子)
と2人で暮らす家に匿う。
なまはげはすぐ家から出て
外で子どもたちを追っかけているし、
母は動物嫌いなので隠すのに必死の守。
金持ちのコレクター藤原(筧十蔵)から
なまはげを手に入れて欲しいと依頼された
悪徳ペットショップの
佐藤兄弟(網川凛・金子宏貴)が
なまはげを見つけ出してペットショップに
さらって行く。
そこから助けてくれた
なまはげ研究家の
東北南東大学教授山田教授(今谷フトシ)と
なまはげを故郷に送って行くことにした守だが...


なまはげを野生動物に設定した
珍妙なコメディーです。
監督はファンタジックコメディ映画とのこと。
仮面ライダーぽい演出もあり
主人公と同じ小学生くらいの男の子が観たら
すごくウケると思います。
守のひと夏の冒険ものでもあるので、
子どもと観る夏休み映画にも向いてます。
私が観に行った時は子どもはいなくて
大人ばかりでしたが笑が起きてましたよ。
私も笑っちゃいました。
設定は愉快だし、
芝居はB級コメディー調の演出です。
でも、予告動画を見てもらうと分かりますが
映像はフィルムで撮影したような処理がしてあり、
映像に深みがあり安っぽくありません。
そして自然の風景の撮り方、
見せ方が特に上手いと思いました。
あと、なまはげが肉が好きで
ウインナーやハムを
むしゃむしゃ食べる仕草がツボでした。(°∀°)b

ニュースになったなまはげ捕獲


近所で立ち話してる
おばちゃんの額に
レーザーポインター当てるいたずら
してる守






新井健市監督が
福岡インディペンデント映画祭2013
5分ムービー部門グランプリ、
したまちコメディ大賞2013準グランプリ
などを受賞した短編映画「おっさん☆スケボー」
『野生のなまはげ』でなまはげを演じている
ほりかわひろきさんが「おっさん」です。

↓短編映画「おっさん☆スケボー」


『野生のなまはげ』上映後に
なまはげ伝道士のはだげやまふろしさん
の「なまはげ」の解説やトリビアトークと
ほりかわひろきさんとライブ演奏をしてくれました。

「なまはげ」の語源
冬に仕事をしないでなまけて
いろりで暖をとってばかりいると
手足に火型(火斑)できます。
これを方言で「ナモミ」と言い、
怠け心を戒めるための「ナモミ剥ぎ」が
「ナマハゲ」になったと言われているそうです。
なまはげは包丁で
「ナモミ」を剥いで、
持っている手桶に入れるのです。

なまはげの起源には諸説があるそうで、
中国の漢の時代に武帝が5匹のコウモリを
連れてやってきてそのコウモリが鬼に
変身したという昔話が伝わっているそうです。

詳しくはこちらを見てね↓
「重要無形民俗文化財」男鹿のナマハゲ公式サイト←クリック

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ライブ演奏を聞いてるなまはげ



私はなまはげにはなんだか縁がありまして。f^_^;
小学低学年の時に
ある舞台公演でなまはげが回って来る
家の子ども役をしたことがあります。

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↑この写真は2014年に
江戸東京博物館へ
『ジョン・ラーベ 南京のシンドラー』の
上映会に行った時、
秋田県フェアをしていてなまはげがいて
記念撮影しました。

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そして、今回もケイズシネマで
2ショットで記念撮影させてもらいました。

「野生のなまはげ」と行く新宿K'sシネマへの道
の動画がありましたが、
東口から行く私と
行き方違う(笑)

↓「野生のなまはげ」と行く新宿K'sシネマへの道



今週劇場鑑賞した映画

『ジプシーの時』
『アンダーグラウンド』

スクリーンで観られるのは嬉しい。
やっぱりクストリッツァ監督最高!
『アンダーグラウンド』は
マイ・オールタイム・ベスト1作品です。

『映画よ、さようなら』
あるシネマテークに25年間
務めている主人公に訪れた人生の転機を描く、
ウルグアイ映画63分の中編。
観る人の映画体験によって
抱く感想は違ってくると思うけど
私の心に印象深く残る作品で、
独特の間や不思議さが味わい深い。
この夏から海外で映画制作の現場での仕事をされ、
配給の仕事はしばらくお休みという
比嘉さんの映画愛溢れるパンフの後書きに思わず涙。
パンフの内容充実でおススメです。

『彦とベガ』
川津祐介、原知佐子2人の大ベテランを迎えて、
現役介護士でもある谷口未央監督が
自分の体験から生まれた脚本で
認知症介護生活をする老夫婦をリアルかつ繊細に描く。
監督の優しい眼差しが貫かれていて暗いドラマではない。
自然の美しい風景にも映像で語らせる谷口監督の今後に期待。

『野生のなまはげ』
新井健市監督。
なまはげを野生動物に設定した珍妙なコメディー。
捕獲され輸送中に逃げた野生のなまはげを
偶然世話することになった11歳の守。
仮面ライダーぽい演出もあり主人公と同じ
小学生くらいの男の子が観たらすごくウケると思う。
観てたのは大人ばかりでしたが笑が起きてた。

『ヒメアノ~ル』
もっとグロくてアンモラルなのかと
思っていたけどそうではなかった。
でも、面白かったです。

『レジェンド 狂気の美学』
トムハまつり~(°∀°)b 彼の演技力を堪能。

『エルヴィス、我が心の歌』
こちらも予想と違い、
流れの読めない展開だった。
忘れられない作品になりそう。



鑑賞した映画の短評は↓

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ぜひ読んで下さい。
毎週月曜日に「なう」への投稿が
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Captain Fantastic
ヴィゴ・モーテンセン新作「キャプテン・ファンタスティック」
マット・ロス監督



今年のカンヌ映画祭コンペ作品で
話題になった「トニ・エルトマン」の記事でも
紹介したブルガリアのなまはげのような
伝統行事のクケリ

7月公開鑑賞予定新作映画②クズとブスとゲス/めぐりあう日/眼球の夢/ケンとカズ/ラサへの歩き方他

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7月公開鑑賞予定新作映画②

7月22日(金)~30日(土)までの
7月下旬公開新作映画から
私が観たい作品の
予告動画、チラシ画像、あらすじなどをご紹介。


もう23日なので
22日から公開の作品はもう観たよ
という方もいらっしゃいますよね。
いつも遅れてるこの企画ですが、
とにかくやり続けます。(^o^;)

『クズとブスとゲス』鑑賞済み

『めぐりあう日』鑑賞済み

『シュガー・ブルース 家族で砂糖をやめたわけ』

『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』

『パコ・デ・ルシア 灼熱のギタリスト』

『ミモザの島に消えた母』

『ヤング・アダルト・ニューヨーク』

『ラサへの歩き方~祈りの2400km』

『ロスト マンチュリア サマン』

『あなた、その川を渡らないで』

『眼球の夢』

『ケンとカズ』

『ちえりとチェリー』

『ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~』

『ロング・トレイル!』

『Every Day』


リバイバルのデジタルリマスター版

『勝手にしやがれ』

『気狂いピエロ』

『桃太郎 海の神兵〈デジタル修復版〉』

『地球に落ちてきた男』







東京フィルメックスでの奥田監督
面白い青年でしたよ。


↓『クズとブスとゲス』予告動画


『クズとブスとゲス』

脚本・監督・主演:奥田庸介
出演:奥田庸介
板橋駿谷、 岩田恵里

自主映画の『青春墓場』シリーズで注目され、
大森南朋主演の商業映画デビュー作
『東京プレイボーイクラブ』も好評を博した
奥田庸介監督のバイオレンス映画。
卑劣な犯罪を繰り返すヤクの売人、
非情なヤクザ、運に見放された男など、
社会の日陰で生きる男女の運命が交錯していく様を、
奥田監督ならではの
荒々しいテンションみなぎる映像で描く。


この作品は昨年の東京フィルメックスで観ました。
その時はまだ公開も決まっていなかったけど、
一般公開おめでとう奥田監督!
ポスター、チラシの奥田監督は凄い面構えですが
映画の中でもホンットにクソ野郎です。
バイオレンスシーンもガチでやっていますから凄い迫力。
私は『東京プレイボーイクラブ』より
面白かった。

女を騙して食い物にする主人公、
麻薬の密売人、
ダメンズウォカーな女、
風俗業を営む金に憑りつかれたヤクザなど、
クセのありすぎな登場人物たちの群像劇。
シルベスタ・スタローン隊長を敬愛する監督が
どうしても自分のオリジナル脚本、監督で撮りたくて
クラウドファウンディングで自主制作。
バイオレンス映画に体張って主演兼。
お行儀良く生温い商業邦画界に挑戦状な熱い映画。






↓『めぐりあう日』予告動画


『めぐりあう日』鑑賞済み

監督:ウニー・ルコント
出演:セリーヌ・サレット
アンヌ・ブノワ、 ルイ=ドー・ド・ランクザン

孤児の少女が養子として
韓国からフランスへ旅立つ様を描いた
デビュー作『冬の小鳥』が高評価を得た
ウニー・ルコント監督の6年ぶりとなる新作。
肌が触れ合う理学療法を通して、
30年の歳月を経てめぐり会う母と娘の姿を、
自身の人生を重ねて繊細に描き出す。
理学療法士の主人公を演じるのは
『君と歩く世界』『灼熱の肌』のセリーヌ・サレット。

フランス映画祭2016で鑑賞しました。
主人公の理学療法士エリザの複雑な内面を
セリーヌ・サレットが抑えた演技と佇まいで表現。
前作『冬の小鳥』が素晴らしかったので
楽しみにしていましたが
期待を裏切らない印象的で心に響く作品でした。

ウニー・ルコント監督は知的で素敵な女性でした。
サインもらいました。

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↓『シュガー・ブルース 家族で砂糖をやめたわけ』予告動画


『シュガー・ブルース 家族で砂糖をやめたわけ』
監督:アンドレア・ツルコヴァー

妊娠糖尿病を患った女性監督
アンドレア・ツルコヴァーが
砂糖の問題を追及するドキュメンタリー。
子供の健康を心配する母親でもあるアンドレアが、
家族とともに砂糖と戦った5年間を記録。
さらに各国の科学者や医師、糖尿病の患者、
政治家らに取材を敢行し、
精製された砂糖が身体と精神に及ぼす作用を探るとともに、
砂糖業界の闇に迫っていく。






↓『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』予告動画


『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』

監督:ジェイ・ローチ
出演:ブライアン・クランストン、
ダイアン・レイン、 ヘレン・ミレン、
エル・ファニング

『ローマの休日』の脚本家
ダルトン・トランボの人生を実話を基に描く。
トランボは人気絶頂の1940年代、
第二次世界大戦後の冷戦を背景に
アメリカで起こった赤狩りの標的となり投獄された。
釈放後は名前を変え、『黒い牡牛』
『テキサスの死闘』などを発表した。
波乱に満ちたトランボの人生と、
映画への情熱や信念、家族愛を描く。






↓『パコ・デ・ルシア 灼熱のギタリスト』予告動画


『パコ・デ・ルシア 灼熱のギタリスト』

監督:クーロ・サンチェス
出演:パコ・デ・ルシア、
チック・コリア、 カルロス・サンタナ

2014年に66歳で急逝した、
スペインが誇る天才ギタリスト、
パコ・デ・ルシア。
12歳の若さでプロとしてデビューし、
フランメンコのみならず
ジャズ/フュージョン界からも熱く支持された
偉大な才能の軌跡をたどるドキュメンタリー。
メガホンを執ったのはパコの実子クーロ・サンチェス。
ふたりの娘がプロデューサーと共同脚本を務めている。






↓『ミモザの島に消えた母』予告動画


『ミモザの島に消えた母』

監督:フランソワ・ファヴラ
出演:ローラン・ラフィット、
メラニー・ロラン、 オドレイ・ダナ

『サラの鍵』の原作者タチアナ・ド・ロネの
ベストセラー小説を『彼女の人生の役割』の
フランソワ・ファブラ監督が映画化。
心に深い傷を負った男が、
母の死の真相を調べていくうちに、
家族の重大な秘密にたどり着く様をスリリングに描く。
過去と現在を織り交ぜながら、
愛する人を失った喪失感と再生を
丁寧に描き出した珠玉のサスペンス・ドラマ。






↓『ヤング・アダルト・ニューヨーク』予告動画


『ヤング・アダルト・ニューヨーク』

監督:ノア・バームバック
出演:ベン・スティラー、
ナオミ・ワッツ、 アダム・ドライバー
アマンダ・サイフリッド

ベン・スティラーとナオミ・ワッツが
中年夫婦に扮する人間ドラマ。
『フランシス・ハ』のノア・バームバック監督が、
20代夫婦の若さに翻弄される夫婦の結婚模様を
赤裸々かつコミカルに描き出す。
ふたりと対照的な若者夫婦を
アダム・ドライバー、アマンダ・サイフリッドが演じる。






↓『ラサへの歩き方~祈りの2400km』予告動画


『ラサへの歩き方~祈りの2400km』

監督:チャン・ヤン
出演:ヤンペル、
ニマ、 ツェワン

『胡同〈フートン〉のひまわり』で知られる
チャン・ヤン監督が、
両手・両膝・額を地面に投げ伏す
“五体投地“で進む聖地巡礼の旅を描くロード・ムービー。
死ぬ前にラサに巡礼に行きたいという
叔父の願いを叶えるべく出発する主人公と、
彼らに同行する村人たち総勢11人が、
2400キロ、ほぼ1年をかけた
チベット巡礼の旅に挑む姿を映し出す。
ドキュメンタリーではないです。




↓『ロスト・マンチュリア・サマン』予告動画


『ロスト・マンチュリア・サマン』

監督:金大偉

中国・東北地方の旧満州を舞台に、
消滅の危機にある満州族の言語や
彼らが信仰するサマン(薩満=シャーマン)教について
描いたドキュメンタリー。
1960年代の文化大革命期に徹底排除され、
死滅するかに見えたサマン教の儀式は、
80年代の改革開放後、一握りの村で再開が許された。
しかし、その後、ひと世代を経たサマン文化は、
すでに消滅の危機にあった。
満州族の血を引く金大偉監督が自らカメラを手に
7年の歳月をかけて旅をし、
老サマンや次世代のサマンと出会い、
彼らと思いや考え方に触れながら、
シャーマニズムと人々の関係や、
失われゆく満州の言語や文化を描写した。






↓『あなた、その川を渡らないで』予告動画


『あなた、その川を渡らないで』

監督:チン・モヨン
出演:チョ・ビョンマン、
カン・ゲヨル

韓国で観客動員数480万人の大ヒットを記録し、
世界各国の映画祭でも絶賛された
注目のドキュメンタリー。
小さな村の川のほとりで暮らす98歳の夫と89歳の妻の、
つつましくも深い愛に包まれた日々を映し出していく。
76年間、夫婦として互いに頼り、
寄り添いながら丁寧に過ごしてきたふたりの、
美しい愛情と絆が大きな感動を呼ぶ1作だ。






↓『眼球の夢』予告動画


『眼球の夢』

監督:佐藤寿保
出演:万里紗、
桜木梨奈、 中野剛

“ピンク四天王”と称される
佐藤寿保がメガホンを執り、
『リヴァイアサン』の
ルーシァン・キャスティーヌ=テイラーと
ヴェレナ・パラヴェルが製作を務めた日米合作映画。
“生き別れた眼球”を探す女性、脳外科医、
眼球コレクターの3人の人生が交錯し、
やがて惨劇が繰り広げられていく様を描く。
映画初主演の万里紗がヒロインを体当たりで演じる。

『華魂 幻影』←クリックで私の記事へ
凄かったので、
本作も期待してます。






↓『ケンとカズ』予告動画


『ケンとカズ』

第28回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門で
作品賞を受賞した新鋭・小路紘史監督の長編デビュー作。
覚せい剤の密売を背景に、
裏社会でしか生きられない男たちの姿を鮮烈に描き出す。
ケンとカズをそれぞれ新人の
カトウシンスケ、毎熊克哉が熱演し、
『ライチ☆光クラブ』の藤原季節や、海
外でも活躍する飯島珠奈など新たな才能が集結する。

『クズとブスとゲス』と
見比べたいと思ってます。




↓『ちえりとチェリー』予告動画


『ちえりとチェリー』

監督:中村誠
出演:高森奈津美、
星野源、 尾野真千子

『チェブラーシカ』の中村誠監督による
パペット・アニメーション。
東日本大震災の被災地の未来を願い製作され、
ひとりの少女が命の輝きと向き合い、
成長していく様を描き出す。
高森奈津美、星野源、尾野真千子ら多彩な声優陣を迎え、
命の大切さや想像力の可能性といったメッセージを発信する。
短編『チェブラーシカ 動物園へ行く』を同時上映。






↓『ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~』予告動画


『ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~』

監督:イ・ソクフン
出演:ファン・ジョンミン、
チョンウ、 チョ・ソンハ

前人未到の壮絶な挑戦を
実話を基に描くヒューマン・ドラマ。
伝説の登山家オム・ホンギル率いる
“ヒューマン遠征隊”が、
死んだ仲間の亡骸を探すため、
過酷な遠征を行う様を描く。
ホンギル隊長を演じるのはファン・ジョンミン。

昨年から『エベレスト 3D』
『エヴェレスト 神々の山嶺』
スルーしちゃって、
今回ファン・ジョンミン主演だし
観ようかと思います。






↓『ロング・トレイル!』


『ロング・トレイル!』

監督:ケン・クワピス
出演:ロバート・レッドフォード、
ニック・ノルティ、 エマ・トンプソン

旅行エッセイなどで著名な作家
ビル・ブライソンの実話を基にした著書を、
ロバート・レッドフォードが主演・製作を務めて映画化。
見た目も性格も正反対のシニアふたりが、
北米有数の自然歩道アパラチアン・トレイルを歩く中で、
自然の美しさや人生の素晴らしさを発見していく様を描く。
監督は『だれもがクジラを愛してる。』のケン・クワピス。

この作品は昨日の試写会が当たっていたけど、
スティーヴ・マックイーン監督の
アーティスト・トークがあって
そちらに行ったので観れませんでした。






↓『Every Day』予告動画


『Every Day』

監督:手塚悟
出演:永野宗典、
山本真由美、 倉田大輔

劇団“ヨーロッパ企画“に所属し、
マルチに活動する永野宗典が主演を務めた人間ドラマ。
昏睡状態にあったはずの恋人と
特別な1週間を過ごすことになった主人公の、
かけがえのない日々の暮らしを映し出す。
『4/猫 -ねこぶんのよん―』などの山本真由美、
『しもつかれガール』の倉田大輔、『
歓待』の山内健司ら個性豊かなキャストが共演する。

これはケイズシネマでレイト。
新宿レイトはまず無理なので
ジャック&ベティで
上映してくれたら観たいです。
ケイズシネマヘッド館の映画は
大分遅れるけど上映してくれることが多いから。


リバイバルのデジタルリマスター版


 
↓『勝手にしやがれ』〈デジタル・リマスター版〉


『勝手にしやがれ』デジタル・リマスター版

監督:ジャン=リュック・ゴダール
出演:ジャン=ポール・ベルモンド、
ジーン・セバーグ、 ダニエル・ブーランジェ

フランス、ヌーヴェルヴァーグの決定打と言われる
ジャン=リュック・ゴダール監督の名作を、
寺尾次郎の新訳によりデジタル・リマスター化。
フランソワ・トリュフォーが原案を担当しており、
警官殺しの男とそのガールフレンドの逃亡劇と、
ふたりの恋の顛末を描く。
フランス映画の概念を覆し、
アメリカン・ニューシネマにも影響を与えた。




↓『気狂いピエロ』〈デジタル・リマスター版〉


『気狂いピエロ』デジタル・リマスター版

監督:ジャン=リュック・ゴダール
出演:ジャン=ポール・ベルモンド、
アンナ・カリーナ、 グラツィエラ・ガルバーニ

『勝手にしやがれ』と同じく
寺尾次郎が新訳を手掛けデジタル・リマスター化。
結婚生活に退屈し、
元恋人との暮らしを選んだ主人公が、
破滅へと向かう様を描く。
『小さな兵隊』『女は女である』など
ゴダール作品に数多く出演した
アンナ・カリーナがヒロインを務める。

この2本の予告をヘッド館の
ケイズシネマのスクリーンでも観たけど、
とても綺麗な映像にリマスターされてました。
スクリーンで観るのは学生時代以来です。




『桃太郎 海の神兵』〈デジタル修復版〉

第2次世界大戦末期に製作された
日本初の長編アニメーションを、
第69回カンヌ映画祭で好評を博したデジタル修復版で上映。
当時の海軍省の依頼で作られた
国策映画でありながら、
叙情と機知に富んだ映像表現は絶品。
当時の日本の空気感はもちろん、
初公開時に劇場で見たという、
かの手塚治虫を涙させた、
平和の願いを込めた描写も見逃せない。

これ観たいけどユーロスペースで
レイトのみなので
観れるかどうか...






↓『地球に落ちて来た男』予告動画


『地球に落ちて来た男』

監督:ニコラス・ローグ
出演:デヴィッド・ボウイ
リップ・トーン、キャンディ・クラーク、
バック・ヘンリー、バーニー・ケイシー

ある日宇宙船が地球に落下する。
砂漠に降り立った宇宙人は、
あまりに美しい容姿を持っていた。
その後弁護士のもとを訪れた彼は、
人知を超えた9つの特許を元に、
弁護士とともに巨大企業を作り上げていく。
アメリカのかつての大富豪、
ハワード・ヒューズなどを思わせる、
彼の奇妙な暮らしが始まり、
彼は全米の注目の的となる。
一体彼は何をしようとしているのか?彼は何者なのか? 
もちろんそんな彼の勢威を恐れる者たちもいた。
彼の秘密の計画は思わぬ妨害を受け、
彼の暮らしは一気に変わる。
果たして彼は、故郷の星に戻ることができるのか…

16日から東京ではユーロスペースで公開されています。
久しぶりに観られて嬉しいけど
今の所ジャック&ベティでの上映を待つつもり。

「デヴィッド・ボウイ・イズ」東京展
デヴィッド・ボウイのキャリアを総括した
大回顧展『DAVID BOWIE is』
2017年1月8日(日)~ 4月9日(日)
寺田倉庫G1ビル(天王洲)で開催のチラシです。
楽しみだなあ。







『トランボ』『ヤング・アダルト・ニューヨーク』は
初日にもう観たよという声が聞こえてきそう。
このところ早く観たい病は我慢できてます。
この2本もジャック&ベティの上映で観ようかと
思ったけど、TOHOシネマズのポイントが
貯まってて川崎でやってるから今日観ます。(^o^;)

昨日は表参道ラットホール ギャラリーで
開催中の
スティーヴ・マックイーンの個展「Cold Breath」
(マックイーンの初期16mmフィルム作品Cold Breath(1999)
をプロジェクション)
で作品を鑑賞し、
その後、
【スティーヴ・マックイーン来日イベント】
展覧会「Cold Breath」にあわせて、
スティーヴ・マックイーン氏をお招きし、
アーティスト・トークを開催いたします。
聞き手には林道郎氏(上智大学教授、美術史・美術批評家)、
近藤学氏(翻訳家)をお迎えいたします。

に行きました。
今迄にも海外の監督の話は
聞く機会がありましたが、
今回は1時間半以上のトークで
この長さは初めて。
現代アートの話は少々難しい所もあったけど、
なんとかついていけました。
長編映画『ハンガー』
『SHAME -シェイム-』
『それでも夜は明ける』
の話もありました。
スティーヴ・マックイーン監督は、
画家、ビデオ・インスタレーションアーティスト、
彫刻家、写真家としても活動していて
現代アーティストとしての作品は
テート・モダン、ニューヨーク近代美術館、
ポンピドゥー・センターなど
世界の美術館に収蔵されています。
すごくパワフルな人でした。
トークの内容膨大で
記事書こうか迷ってます(^o^;)

トークの後サインもらって
写真も撮らせてもらいました。

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今週劇場鑑賞した映画

『ジプシーの時』

『アンダーグラウンド』


『映画よ、さようなら』

『彦とベガ』←クリック

『野生のなまはげ』←クリック

『ヒメアノ~ル』

『レジェンド 狂気の美学』

『エルヴィス、我が心の歌』


鑑賞した映画の短評は↓

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に鑑賞後随時投稿しています。
ぜひ読んで下さい。
毎週月曜日に「なう」への投稿が
まとめてブログにUPされます。

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Captain Fantastic
ヴィゴ・モーテンセン新作「キャプテン・ファンタスティック」
マット・ロス監督




ロバート・レッドフォードとネコネコ

いびきがうるさい人の隣に座ってしまい集中できず損したトランボ/ヤング・アダルト・ニューヨーク

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私は映画館で映画を観るのが大好きですが、
シネコンは苦手で
あまり行きません。
(シネコンしか選択肢がない所に
お住いの方には申し訳ないですが)
でも、昨日はポイントがたまっていたので
『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』
『ヤング・アダルト・ニューヨーク』

2本をTOHOシネマズ川崎で観ました。

まず『トランボ』を観ました。
隣の男性がかなり太めの人。
シートに体を押し込んでる感じで、
肘掛から腕がはみ出して来ていました。
それは腕が当たらないように避けて座りました。
でも映画本編が始まったとたんに、
大いびきです。(´д`lll)
土曜の午前で疲れがたまっていたのでしょうか。
それにしても大きないびきは迷惑です。
私が足を組み直したり、
座り直したりたりすると一瞬止まるのですが、
またすぐに大いびき。Y(>_<、)Y
『オースティン・パワーズ』
『ミート・ザ・ペアレンツ』
のジェイ・ローチ監督ですが、
勿論真面目な映画。
赤狩りに遭った脚本家
ダルトン・トランボを演じた
アカデミー賞主演男優賞ノミネートの
ブライアン・クランストンは名演でしたが、
隣の人のいびき攻撃で
映画に集中できずにげんなり。(x_x;)

次にノア・バームバック監督の
『ヤング・アダルト・ニューヨーク』を観ました。
そしたら、また始まったとたんに
大いびきが聞こえてきました。
今度は隣の人ではないのですが
大いびきが近くからずっと聞こえて来て
集中できませんでした。(>_<)
ノア・バームバック監督らしい、
イタイコメディーでしたが、
自分の2本続けて大いびき攻撃に遭ったことも
相当イタかったです。
2本ともポイント鑑賞とはいえ
すごく損した気分になりました。o(TωT )
ミニシアターではこういうことは
滅多にありません。
観た2本は毎週行っている
ジャック&ベティでも上映があるのですが、
ポイントで早く観ようと欲をかいたのが
いけなかったかな(^o^;)
いびき攻撃に遭った時、
みなさんはどうされていますか?


今日はいびき攻撃に遭ったことはない
新宿シネマカリテに行き3本観ます。





↓「アナーキスト 愛と革命の時代」予告動画


『アナーキスト 愛と革命の時代』

監督:エリ・ワジュマン
出演:アデル・エグザルコプロス
タハール・ラヒム
スワン・アルロー
ギョーム・グイ
セドリック・カーン

19世紀末のパリを舞台に、
革命を画策する無政府主義者とその恋人、
彼らを捜査する警官の三角関係を描いたラブロマンス。






↓『神様の思し召し』予告動画


『神様の思し召し』

監督:エドアルド・ファルコーネ
出演:マルコ・ジャッリーニ
アレッサンドロ・ガスマン
ラウラ・モランテ
イラリア・スパーダ
エドアルド・ペーシェ
エンリコ・オティケル

イタリアのコメディー。
優秀だが傲慢な外科医トンマーゾは、
長男が神父になりたいと言い出したことから、調査を開始。
その理由が、派手なパフォーマンスで人気の
ピエトロ神父にあると睨み、教会に潜入する。






↓『マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり』予告動画


『マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり』

監督:ベン・パーマー
出演:サイモン・ペッグ
レイク・ベル
ローリー・キニア
ケン・ストット

恋人もおらず孤独な毎日を送っていた30代女性ナンシー。
ある日彼女は、他の女性とブラインドデートするはずだった
40代の男性ジャックにデート相手と勘違いされ、
言い出せないままジャックと一緒に過ごすハメに。
意外にも意気投合する2人だったが、
やがて人間違いだったことが発覚すると、
ジャックは本来のデート相手に会いに行ってしまう。
WOWOWで放送されたけど観てないので。

シネマカリテでいびき攻撃に遭ったことはないです...


カリコレ2016上映の新作で
他で鑑賞済みなのは
『スロウ・ウェスト』
(WOWOWで見たからスクリーンで観たいけど...)
『ウィ・アー・ザ・ベスト!』
(ノーザンライツ映画祭)
『香港、華麗なるオフィス・ライフ』
(東京フィルメックス)







カリコレに通い詰めてる方もいらして
羨ましいですが、
私は交通費もかかるので
10本以下に抑えるつもりです。

『映画よ、さようなら』
今週見直したので
1本の記事を早く書かなければと思いながら、
1週間が過ぎてしまい焦ります(;´▽`A``


今週劇場鑑賞した映画

『ジプシーの時』
『アンダーグラウンド』

スクリーンで観られるのは嬉しい。
やっぱりクストリッツァ監督最高!
『アンダーグラウンド』は
マイ・オールタイム・ベスト1作品です。

『映画よ、さようなら』
あるシネマテークに25年間
務めている主人公に訪れた人生の転機を描く、
ウルグアイ映画63分の中編。
観る人の映画体験によって
抱く感想は違ってくると思うけど
私の心に印象深く残る作品で、
独特の間や不思議さが味わい深い。
この夏から海外で映画制作の現場での仕事をされ、
配給の仕事はしばらくお休みという
比嘉さんの映画愛溢れるパンフの後書きに思わず涙。
パンフの内容充実でおススメです。

『彦とベガ』
川津祐介、原知佐子2人の大ベテランを迎えて、
現役介護士でもある谷口未央監督が
自分の体験から生まれた脚本で
認知症介護生活をする老夫婦をリアルかつ繊細に描く。
監督の優しい眼差しが貫かれていて暗いドラマではない。
自然の美しい風景にも映像で語らせる谷口監督の今後に期待。

『野生のなまはげ』
新井健市監督。
なまはげを野生動物に設定した珍妙なコメディー。
捕獲され輸送中に逃げた野生のなまはげを
偶然世話することになった11歳の守。
仮面ライダーぽい演出もあり主人公と同じ
小学生くらいの男の子が観たらすごくウケると思う。
観てたのは大人ばかりでしたが笑が起きてた。

『ヒメアノ~ル』
もっとグロくてアンモラルなのかと
思っていたけどそうではなかった。
でも、面白かったです。

『レジェンド 狂気の美学』
トムハまつり~(°∀°)b 彼の演技力を堪能。

『エルヴィス、我が心の歌』
こちらも予想と違い、
流れの読めない展開だった。
忘れられない作品になりそう。

『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』

『ヤング・アダルト・ニューヨーク』


観劇『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』

アーティスト・トーク:スティーヴ・マックイーン監督


鑑賞した映画の短評は↓

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ぜひ読んで下さい。
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Captain Fantastic
ヴィゴ・モーテンセン新作「キャプテン・ファンタスティック」
マット・ロス監督




サイモン・ペッグとワンコわんわん

7月18日〜7月24日に投稿したなう

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『冬冬の夏休み』デジタル・リマスター版。美しく甦った映像に感動。侯孝賢監督の「青春4部作」『風櫃の少年』『童年往事』『恋恋風塵』と本作を昨年の東京フィルメックスから観直す機会に恵まれた(他にも4作)。『台湾新電影時代』を観たこともあり是枝監督の『歩いても、歩いても』連想したり。
7/18 0:15

『恋恋風塵』デジタル・リマスター版。こちらも美しく甦った映像で侯孝賢監督の世界を堪能できて幸せ。『台湾新電影時代』で侯孝賢監督が台湾ニューシネマの流れは自分たちの後の世代には台湾では引き継がれなかったと話していたけど、観直すと世界の映画作家に与えた影響の大きさを改めて確認できる。
7/18 0:30

石内都展『Frida is』資生堂ギャラリー。昨年『フリーダ・カーロの遺品-石内都、織るように』観たら、石内さんが撮った写真を観たくて仕方がなかった所、エッセイ集『写真関係』写真集『フリーダ 愛と痛み』が出版され、この個展では大きくプリントされた作品を観ることができて感無量。
7/18 0:48

ブログを更新しました! 『彦とベガ 感想 介護士でもある谷口未央監督が老夫婦の介護生活を川津祐介、原知佐子大ベテランを迎えて繊細に描く』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12182256605.html
7/20 3:13

『野生のなまはげ』新井健市監督。なまはげを野生動物に設定した珍妙なコメディー。捕獲され輸送中に逃げた野生のなまはげを偶然世話することになった11歳の守。仮面ライダーぽい演出もあり主人公と同じ小学生くらいの男の子が観たらすごくウケると思う。観てたのは大人ばかりでしたが笑が起きてた。
7/20 3:39

『彦とベガ』川津祐介、原知佐子2人の大ベテランを迎えて、現役介護士でもある谷口未央監督が自分の体験から生まれた脚本で認知症介護生活をする老夫婦をリアルかつ繊細に描く。監督の優しい眼差しが貫かれていて暗いドラマではない。自然の美しい風景にも映像で語らせる谷口監督の今後に期待です!
7/20 3:43

『映画よ、さようなら』昨年のスニークプレビュー以来約1年ぶりに鑑賞。あるシネマテークに25年間務めている主人公に訪れた人生の転機を描く、ウルグアイ映画63分の中編。観る人の映画体験によって抱く感想は違ってくると思うけど私の心に印象深く残る作品で、独特の間や不思議さが味わい深い。
7/20 3:50

ブログを更新しました! 『野生のなまはげ 感想 なまはげが野生動物だという設定の珍妙なファンタジックコメディー、少年となまはげのひと夏の出会いと冒険。なまはげの生態が愉快。』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12182619938.html
7/21 5:16

ブログを更新! 『7月公開鑑賞予定新作映画②クズとブスとゲス/めぐりあう日/眼球の夢/ケンとカズ/ラサへの歩き方/シュガー・ブルース/トランボ/ミモザの島に消えた母/ヒマラヤ他』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12182256605.html
7/23 4:02

ブログを更新! 『いびきがうるさい人の隣に座ってしまい集中できず損した『トランボハリウッドに最も嫌われた男』『ヤング・アダルト・ニューヨーク』今日はカリコレ2016で3本鑑賞します』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12183575165.html
7/24 4:48

『ヒメアノ~ル』吉田恵輔監督。原作未読で勝手にもっとアンモラルかと思っていたけど不安になる狂気系ではなく切ないエンタメスリラー。タイトルの入れ方とか『冷たい熱帯魚』連想するけどもっとスマート。自分のツボは駒木根隆介と山田真歩のロープでない「ビニール紐」と鈴木卓爾警官の殺られっぷり
7/24 23:50

Windows10アップグレードしましたか?アメブロPC版新エディタって使いやすいのか書いてみた

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今までWindows7を使っていましたが、

いよいよ10への無償期間終了が迫ってきたので

アップグレードしました。

グーグルクロームがすぐ固まって

ブログ書く時に面倒でした。

今のところ順調です。

それから今までは

タグ編集エディタを使って書いていました。

PC版新エディタでもYouTobeが貼れるようになった

ということで、今回初めて使って書いてみました。

 

今日は『AMY』

『人生は狂詩曲(ラプソディ)』

『SHARING』

観に行きます。

 

 

 

『AMY』

監督:アシフ・カパディア 
出演:エイミー・ワインハウス
ミチェル・ワインハウス
ジャニス・ワインハウス

ドキュメンタリーとしては
異例の世界的ヒットを記録し、
アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞に輝いた話題作。
多くのファンのみならず、
レディー・ガガらのミュージシャンにも愛された
歌姫エイミー・ワインハウス。
2011年に急逝した彼女のドラマチックな人生を、
『アイルトン・セナ ~音速の彼方へ』の
アシフ・カパディア監督が映し出す。

↓『AMY』予告動画

 

 

 

 

 

『人生は狂詩曲(ラプソディ)』

監督:フィンセント・バル
出演:アマリリス・アイテルリンデン
アルテュール・デュポン
ジョス・フェルビスト

オランダ語とフランス語のふたつの言語で
古くから南北に分断されてきたベルギーを舞台に、
欧州決勝大会進出を目指す吹奏楽団の
奮闘を描いた音楽エンタテインメント。
それぞれの地域のプライドを賭けた戦いを、
迫力の演奏や華麗な歌声とともに描く。
ミュージカル『アニー』の出演経験を持つ
アマリリス・アイテルリンデンがヒロインを好演する。

 

 

 

『SHARING』

監督:篠崎誠

出演:山田キヌヲ、樋井明日香

東日本大震災で心に傷を追った女性の葛藤や交流を、

予知夢や心理学、ドッペルゲンガー

といったテーマを用いて描いたドラマ。

 


 

この新エディタは使い慣れれば良さそうだけど、

慣れてないから結構時間がかかってしまった(><;)

今まで記事の後ろに付けていた

ツイッターなどへのリンクのお知らせを

新エディタ用に作らなくてはダメじゃんてことに

気づいたけど、今回はパス(^◇^;)

しばらくは慣れてるタグ編集で書こう(^_^;)

 

 

『人生は狂詩曲』フィンセント・バル監督の

『ネコのミヌース』(2004)好きです。

原作も大好きだけど映画も良かった。

 

ポール・バーホーベン監督の『ブラックブック』

主演のカリス・ファン・ハウテンが

ミヌースをキュートに演じています。

 

 

 

 

ヴィゴ・モーテンセン新作「キャプテン・ファンタスティック」
マット・ロス監督

 

 

ブログ4周年!辺境・偏屈ブロガーとして生きる決意「アメブロよ、さようなら」#鈴木則文復活祭

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ブログ5年目に突入!





2012年7月27日に
ブログを始めたので4周年になりました。
私のブログにコメントを下さったり
いいねを下さるアメブロブロガーさんは
ベテランの方が多く、
私よりブログが先輩の方は
まだ4年ですか、これからですねと
思われるでしょう(^o^;)
浜松の自主上映会「シネマ★アジア」会報に
「映画時光」イラストコーナーの連載を始めたのは
2004年なので「映画時光」の名で
映画について書きだして12年。
その前は自分が編集長で出していた
ミニコミに書いていたりもしました。

ブログを始めたのは
浜松シネマイーラに連載している
イラスト&エッセイ「新・映画時光」コーナーの
ブログ版としてでした。
シネマイーラの応援になったらいいなと思って。
今もイーラ会報の連載は続けています。
イーラのお客さんでこのブログを
読んでくれている方は
きっともういないと思いますけど(^_^;)
私はブログを個人的な備忘録としては
書いていない(つもり)です。
映画を楽しむ情報提供ができたらいいなと
思っているのでそれを中心に
これからも書いていきたいです。
アメブロ始めた当初は
映画ジャンルで100位以内に入れたいいなと思いました。
今は大体50位以内にいるので
アクセスは多い方かと思うけど、
なかなかアメブロブロガーさんに
共感してもらえるような記事が書けなくて
コメントを寄せてもらえることは少ないです。
コメント欄がにぎわっているブログを見ると
正直なところうらやましいですが
人望ないのは仕方ないですね。
ブログはこれからも書き続けますが、
4周年を機に辺境ブロガーとして
生きる決意をしました。(・ω・)/
辺境にいる偏屈なブロガーかな。f^_^;

コメントを下さるブロガーさんには
できるときにはコメントさせて頂こうと思いますし、
今後もコメントを頂けたら嬉しいですが
「アメブロは交流するためのツール」
ということからは気持ち的には離れる決心をしました。
自分はダメなブロガーだという
自己嫌悪と雑念を捨てて
これからも書いていくために(苦笑)
なんだ、やめるんじゃないのかと
タイトル見て読みに来てくださった方には
ごめんなさい。
「アメブロよ、さようなら」は、ケイズシネマで公開中で
応援している
『映画よ、さようなら』←クリックで公式サイト
の、25年間務めたシネマテークが閉鎖され
新たな人生の一歩を踏み出す
主人公の心境にあやかったタイトルです。
今後もこのブログを読みに来ていただけたら
とても嬉しいです。
5年目もどうぞよろしくお願いします。

映画は今年は新作中心の劇場鑑賞になっていましたが、
8月からはまた名画座にも通いたいです。
上の画像は9月のシネマヴェーラ渋谷での
「鈴木則文復活祭」のチラシ。
混むだろうなあ。(^o^;)
新文芸座の特集で観た作品も結構あるけど、
観てない作品中心になるべく通えたらいいなと
思っています。




今週劇場鑑賞した映画


『アナーキスト 愛と革命の時代』
カリコレ2016エリ・ワジュマン監督。
無政府主義者の活動を探るために
潜入捜査をする警官ジャン(タハール・ラヒム)は
アナーキスのトリーダーウジェーヌ(ギョーム・グイ)
の恋人ジュディット(アデル・エグザルコプロス)と
恋に落ちる。
タハール・ラヒムが好きなのもあって観ましたが、
アデルが存在感を示す作品でした。


『マン・アップ!』
カリコレ2016ベン・パルマー監督。
34歳ナンシー(レイク・ベル)は
4年前に6年付き合った相手に
突然別れを告げられて以来新しい恋もできずにいたが、
ひょんなことから他人のブラインドデートの相手
40歳のジャック(サイモン・ペッグ)
を横取りして一緒に過ごす。
笑いました!
気取りのない人間味溢れる
抜群に面白いロマコメです。


『神様の思し召し』
カリコレ2016エドアルド・ファルコーネ監督。
イタリアの大人のコメディー。
エリート心臓外科医で傲慢なトンマーゾ。
医大生の息子が突然神父になりたいと言い出す。
型破りなピエトロ神父に洗脳されて
神父志願になったと思ったトンマーゾは、
奇抜な手を使いピエトロ神父に近付くが
彼との交流で自分を見詰め直す。
神の存在を押し付けない
ドラマと構成が上手くて
面白いコメディーでした。
8月27日にロードショーです。


『AMY エイミー』
アシフ・カパディア監督
2011年に27歳で亡くなった
エイミー・ワインハウスのドキュメンタリーで
今年のアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞作品。
こんなにも素晴らしい才能を持ったアーティストを
誰も守れなかったという事実が悲しすぎる。
同じく今年のアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞
ノミネート作『カルテル・ランド』観て、
国家権力も絡んだメキシコ麻薬戦争は
収束などのぞめそうにないし、
麻薬の供給が終わることはないのだろうと
どんよりした気分になりましたが、
『AMY エイミー』では、
ドラッグとアルコールで命を縮めてしまった
エイミーの音楽家としてあまりに純粋で
繊細で孤独だった存在に胸が塞がりました。
未公開映像などを集めた
安易な回顧ドキュメンタリーではないです。


『人生は狂詩曲(ラプソディ)』
私の好きな『ネコのミヌース』フィンセント・バル監督の
ベルギー映画。
ベルギーはオランダ語圏、フランス語圏、
ドイツ語圏に分かれています。
北部のフランドル地方のオランダ語圏、
南部のワロン地方のフランス語圏が大きく、
言語対立が国家分裂の危機も招くこともありました。
音楽と恋が取り持つ和解を描く
ミュージカル・コメディー映画です。
フランドル地方代表吹奏楽団サン・セシリアと
ワロン地方代表吹奏楽団アンナバンが
同点でベルギー代表として
ヨーロッパの吹奏楽決勝コンクールに出場することに。
面白いミュージカル仕立てになっているのに
予告見てもあまりわからないし、
チラシやパンフにも謳ってないのが不思議です。
そして日本ベルギー友好150周年記念作品
ということになっていますが、
全国3館での公開って寂しすぎます。(゚_゚i)
このところテロや大量殺人など
暗いニュースが多いですが、
この映画のような明るい楽観性に
フィクションだと分かっていても
なんだかホッとします。


『SHARING』
篠崎誠監督
大学で東日本大震災の予知夢を見た人に
インタビューしている
社会心理学者の瑛子(山田キヌヲ)は、
震災で死んだ恋人清志(河村竜也)の夢をずっと見続けていた。
同じ大学の演劇学科に通う薫(樋井明日香)は、
3・11をテーマにした卒業公演の稽古で仲間と衝突してしまう。
薫もこの芝居を始めてから、同じ夢にうなされていた...
夢、虚偽記憶、ドッペルゲンガーなどが
ドラマに織り込まれていて、
主演山田キヌヲさんや
出演俳優の青年団の舞台も近頃見てるし
映画の内容に影響されて
何が夢だか現実だか分からなくなり
最高な映画体験でした。
怖いって評判に構えてたけど本当に怖かった(汗)。
確実に記憶に残る映画で、
暫定今年の日本映画マイベスト1。
3.11と原発事故を扱った本作の上映機会が
あまりないことがとても残念。
別バージョンがあるのでそれもぜひ観たい。
7月は平田オリザ新作・青年団
「ニッポン・サポート・センター」観て、
深田晃司監督作品2本見て青年団づいてた。

↓『SHARING』予告動画




鑑賞した映画の短評は↓

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に鑑賞後随時投稿しています。
ぜひ読んで下さい。
毎週月曜日に「なう」への投稿が
まとめてブログにUPされます。

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Captain Fantastic
ヴィゴ・モーテンセン新作「キャプテン・ファンタスティック」
マット・ロス監督




ミア・ファーローとネコ

第五回新藤兼人平和映画祭 8月5日6日映画が描いた原爆の悲劇 ゲスト奈良岡朋子さん吉永小百合さん

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第五回新藤兼人平和映画祭





新文芸坐
8.15終戦の日特別企画 反戦・反核映画祭
〈オープニング特別企画〉
映画が描いた原爆の悲劇 〜スペシャルゲストを迎えて〜
第五回新藤兼人平和映画祭


8月6日(土)『黒い雨』『原爆の子』
14:20〜 奈良岡朋子さんトークショー 
聞き手:立花珠樹さん(共同通信編集委員)

8月7日(日)『愛と死の記録』『母と暮せば』
14:20〜 吉永小百合さんトークショー 
聞き手:立花珠樹さん
当日は朝8時から初回の入場整理券を、
新文芸坐1階エレベーター前にて配布するそうです。

詳しくは新文芸座HP←クリック


「新藤兼人平和映画祭」は2012年に
1988年生まれの御手洗志帆さんが
1人で始めた映画祭です。
私は川崎に越して来た
2014年の第三回に参加しました。
上映作品は『原爆の子』と
『はだしのゲンが見たヒロシマ』
シンポジウムは
加藤登紀子さん、森達也監督、
立花珠樹さん(共同通信編集委員)
が登壇されました。
映画を観に来ていた
鈴木邦男さんとパンタさん
(大好きなミュージシャンです)も、
急遽登壇されました。
私は当時かなり体調が悪くなっていましたが、
まだ自分ががんであることは知らずにいました。
(告知は10月でした)
この映画祭に参加できてよかったです。
その時の記事を書いていますので
読んでください。
御手洗志帆さんからは毎年お手紙で
「新藤兼人平和映画祭」のお知らせを頂いています。

『原爆の子』感想 新藤兼人監督
乙羽信子主演 、滝沢修、宇野重吉他
「第3回新藤兼人平和映画祭」
←クリック

『はだしのゲンが見たヒロシマ』感想
「第3回新藤兼人平和映画祭」
シンポジウム 加藤登紀子さん他
←クリック


↓「第3回新藤兼人平和映画祭」シンポジウム動画


主催者の御手洗志帆さんが挨拶(0:20-)
加藤登紀子さんがスピーチ (10:25-)
森達也さんがスピーチ(45:00-)
立花珠樹さんがスピーチ(47:12-)
鈴木邦男さんがスピーチ(52:10-)
PANTAさんがスピーチ(53:33-)

↓新藤兼人監督98歳、
「私の命は94人の犠牲の上に成り立っている」
『一枚のハガキ』東京国際映画祭(2010年10月)


↓『一枚のハガキ』99歳の新藤兼人監督
豊川悦司、大竹しのぶ、柄本明、
倍賞美津子、津川雅彦がテアトル新宿で初日舞台挨拶動画
「みなさんとお別れです」と挨拶
2011年8月6日


『この人』広島原爆の日に
第2回新藤兼人映画祭を企画御手洗志帆さん
(中国新聞ヒロシマ平和メディアセンター)
←クリック
「敬愛していた映画監督の新藤兼人さん、
若松孝二さんが昨年、相次いで亡くなった。
監督への最高の追悼は、
多くの人に映画を見ていただくことだと思った」
2013年8月12日


広島原爆から70年、
↓節目の日に第4回新藤兼人平和映画祭シンポジウム 2015年8月6日
神山征二郎監督、
近代映画協会代表の新藤次郎氏
共同通信編集委員の立花珠樹氏




2014年11月に亡くなった
菅原文太さんが2014年の
「第三回新藤兼人平和映画祭」に
寄せられたメッセージです。




「若い人々と子供たちが幸せでない時代は、
間違いなく悪い時代だ。

若い人たちと子供たちに希望がない国は、
間違いなく悪い国である。

日本は大丈夫か。

いや、日本はこのままでは、
第二次世界大戦の敗戦後に生き残った人々で築いた
戦争をしない国から、
若い人々と子供たちを犠牲にする国に戻ってゆくだろう。

そんな国にならないために、
戦争の記憶と記録を
幾度も幾度も繰り返し読み、
また語り、伝えてゆこう。

菅原文太」

文太さんはこの年、
2014年11月28日に亡くなりました。
私は10月末に体が弱って入院しました。
体力が戻ってから手術の予定でしたが
衰弱が進むばかりだったので2週間後に
緊急手術しました。
1ヶ月入院しているうちに
高倉健さんが亡くなりました。
そして退院してすぐに
文太さんが亡くなりました。
私は気力を出してなんとか追悼記事を書きました。

必見!菅原文太さん11月1日沖縄での動画 
力強いラストメッセージを心に刻んで追悼
←クリック

2014年11月1日に沖縄知事選
翁長雄志候補(現知事)の応援演説に
駆け付けた文太さんの力強いスピーチを紹介しました。
当時読んでくださった方もいらっしゃると思いますが、
下の動画を今一度ご覧になっていただきたいです。

↓11月1日、沖縄県知事選挙 1万人うまんちゅ大集会
菅原文太氏のスペシャルゲストあいさつ


文太さんのスピーチの一部をご紹介します。

「政治の役割は2つあります。

ひとつは、
国民を飢えさせないこと。
安全な食べものを食べさせること。

もうひとつは、
これがもっとも大事です。
絶対に戦争をしないこと。

辺野古を勝手に他国へ売り飛ばさないでくれ。
まあそうは言っても、
アメリカにも、良心厚い人々はいます。
中国にもいる。
韓国にもいる。
その良心ある人々は、
国が違えど、同じ人間だ。
みな、手を結び合おうよ。」

この2014年の県知事選で
翁長雄志知事が誕生。
その後の選挙でも
先日の参議院選挙でも
辺野古の新基地推進派の議員は落選。
しかし今、東村高江では、
民意を無視して十分な説明もなく
防衛省沖縄防衛局が
米軍北部訓練場の新規ヘリパッド建設を
再開させました。

<米軍ヘリパッド>工事強行、
3人搬送 警官500人で市民排除【動画あり】
←クリック



米軍北部訓練場の一部返還に伴う
東村高江周辺のヘリパッド建設で、
沖縄防衛局は22日、約2年間中断していた工事に着手した。
建設に反対する市民約200人と、
全国から派遣された機動隊など約500人の警察官が衝突。
男性1人が肋骨(ろっこつ)を折る大けがを負い、
計3人が救急搬送されるなど、現場は大混乱となった。
また、県警と機動隊は県道70号を一部封鎖状態にし、
車と人の通行を遮断した。
(沖縄タイムス公式動画チャンネルより)






池袋新文芸坐
8.15終戦の日特別企画 反戦・反核映画祭


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渋谷ユーロスペース
特集上映「原爆と銀幕 
止まった時計と動き始めた映画表現」


映画で描かれたヒロシマとナガサキ、そして被爆者。






今週劇場鑑賞した映画

『アナーキスト 愛と革命の時代』

『神様の思し召し』

『マン・アップ!』

『SHARING』

『人生は狂詩曲(ラプソディ)』

『AMY エイミー』


短評をひとつ前の記事に書きました。↓

ブログ4周年!辺境・偏屈ブロガーとして生きる決意
「アメブロよ、さようなら」#鈴木則文復活祭
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「なう」ツイッターにも投稿してあります。


前回のブログ4周年の記事には、
コメントをたくさんお寄せ戴いて
とても嬉しかったです。
本当にありがとうございました。
みなさんにブログへお越し戴き
記事を読んでいただけるよう
文章力も批評力もないので
もっと内容のある記事が書けるように努力します。
これからもどうぞよろしくお願いします。






鑑賞した映画の短評は↓

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ヴィゴ・モーテンセン新作「キャプテン・ファンタスティック」
マット・ロス監督




クリス・マイケル監督『ラ・ジュテ』(1962年)東京都美術館:ポンピドゥー・センター傑作展で観た

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クリス・マイケル監督『ラ・ジュテ』(1962年)
東京都美術館:ポンピドゥー・センター傑作展で観た。







↓DVD「ラ・ジュテ -HDニューマスター版-」予告編


『ラ・ジュテ』LA JETEE
1962年フランス映画
監督・脚本:クリス・マルケル
編集:ジャン・ラヴェル
朗読:ジャン・ネグロニ
音楽:トレヴァー・ダンカン
美術:ジャン=ピエール・シュドル
製作:アナトール・ドーマン
出演:エレーヌ・シャトラン、ダヴォス・ハニッヒ
1963年ジャン・ヴィゴ賞・受賞
1963年トリエステSF映画祭・金賞受賞
(クリス・マルケルは1921年生まれ
作家、写真家、映画監督、
マルチメディアアーティスト、
ドキュメンタリー作家として活動し
2012年に亡くなりました。)

第3次世界大戦後の廃墟のパリ。
放射能に汚染されたパリの地下で、
戦争を生きのびた勝者側の科学者たちは、
過去と未来に人類の救済を求めるために、
捕虜を使って時間旅行を試みる。
彼らはそこで、ある記憶に取りつかれた男を選び出す。
彼は少年時代、オルリー空港の送迎台で見た断片的なイメージ―
凍った太陽と叫ぶ女―
が心に焼き付いている。
実験台での注射により過去に送り込まれた男は、
送迎台で見た女と再会し夢見心地の時間を過ごす。
続いて、未来へと送り込まれた男は、
世界を救うためのエネルギーを持ち帰る。
そして、彼は自分の記憶の驚くべき真実を知ることになる・・・。

大胆極まりない設定を鮮烈なイメージに
溢れるモノクロ映像に翻案・凝縮編集した、
映像美の結晶とも言うべき傑作短編映画『ラ・ジュテ』。
多くの映画人を虜にし、なかでも、
テリー・ギリアム監督がこの『ラ・ジュテ』を原案に
『12モンキーズ』を作り上げたのはよく知られている。
(YouTube予告編の説明より)

昨日は東京都美術館で開催中の
「ポンピドゥー・センター傑作展」に行きました。
上映されていた『ラ・ジュテ』を観られたのはラッキーでした。
先週は表参道のラット・ホール・ギャラリーで
スティーブ・マックィーン監督の
初期16mmフィルム作品 Cold Breath(1999)
「コールドブレス」を観て、
スティーブ・マックィーン監督のトークを聞きました。
「コールドブレス」は身体性を表現した
モノクロフィルムの動的で実験的な作品でした。
『ラ・ジュテ』は
モノクロ写真を連続して映す
「フォトロマン」という手法で制作されています。
シンプルなナレーションが入ります。
SF映画ですがSF的な美術や装飾を使わず
表現しています。
普通の動画でないのに
動画以上のドラマ性があります。
この作品はゴダール、押井守の作品などに影響を与え
ギリアムの『12モンキーズ』の原案です。
フィルムとデジタルの差は
光の粒子と黒の表現に出ますね。
デジタルの良さももちろんあるけど。
黒の深さがデジタルのモノクロでは
出ない領域があると感じるのです。
スティーブ・マックィーン監督は
ラット・ホール・ギャラリーでの
プロジェクション環境を褒めてました。
観客が映像と対峙する環境も
考えた上での作品です。
国立近代美術館の
藤田嗣治、全所蔵作品展示の時に観た、
藤田嗣治が監督した
戦前の地方の子供たちの
記録映画もとても貴重な作品で
画家らしく構図が素晴らしいのと
子供たちのいきいきとした姿を捉えていました。
外国に日本を紹介する映画シリーズでしたが、
子供たちがみすぼらしいから恥ずかしいと
お蔵入りになってしまったという映画でした。
美術館やギャラリーで映画を観るのも楽しいです。


「ポンピドゥー・センター傑作展」
展覧会の公式サイトの説明
「ポンピドゥー・センターは、
美術や音楽、ダンス、映画など、
さまざまな芸術の拠点として1977年、
パリの中心部に開館。
世界屈指の近現代美術コレクションで知られます。
本展ではピカソやマティス、シャガール、
デュシャン、クリストなどの巨匠の傑作から、
日本ではあまり知られていない画家の
隠れた名品までを一挙公開。
1906年から1977年までのタイムラインにそって、
1年ごとに1作家の1作品を紹介していきます。
絵画、彫刻、写真、映像やデザインなど、
多彩なジャンルの作品との出会いを楽しみながら、
フランス20世紀美術を一望できる絶好の機会です。
展示デザインはパリを拠点に国内外で活躍する
注目の建築家、田根剛氏が担当。
これまでにない魅力的な展示空間で、
珠玉の作品群をご堪能ください。」

確かに1年、1作品を展示する流れで、
20世紀美術を展望するという展覧会は
今までにない試みで
キャプションは丁寧だったし、
作者本人の写真と「一言名言」が
作品と並んでいて
興味深く見ることができました。
ただ、これがこの年を代表する作品か、
その作家の代表作で傑作であるのか
ということについては、
ポンピドゥー・センターが
貸してくれる都合もあるでしょうから、
多少の疑問は置いといて...
鑑賞すべきでしょうね。
額のガラスがかなり
良いもの使っているようで、
反射がなくガラスがないのではというくらいで、
近づいてマチエールを
じっくり見ることができます。
とてもよい体験ができました。
自分の目で日曜美術館のアップを体感みたいな。
ガラスケース展示や
顔をくっつけて観れるまでは近づけない
作品もありますけどね。










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今日はカリコレ2016で
『ショート・ターム』の
デスティン・ダニエル・クレットン監督の
長編デビュー作『ヒップスター』
トマス・ヴィンターベア監督の
『光のほうへ』『偽りなき者』等の脚本を書いた
トビアス・リンホルムの脚本・監督作『ある戦争』
その後、東京国立近代美術館で
声ノマ 全身詩人、吉増剛造展
を見ます。
足立正生監督の『断食芸人』でも
吉増さんのすごいパフォーマンスが見れます。

私はブログに書いていない美術展にも
行っています。
娘が美術史専攻なので研究室に届く
招待券がもらえて、
美術館でバイトをしているのでそこでも
他の美術館から届く招待券がもらえ、
私はそのおこぼれにあずかっています。
今もらっているのは...

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↑こんな感じで...
無料で見れるのはありがたいけど、
行ききれるのかしら...
ということで、
映画鑑賞は減ると思います。
自分の制作活動も
そろそろ再開させたいので、
映画以外の芸術にもっと触れたいです。
7月も劇場鑑賞30本超えてしまったし(^o^;)



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↑これは何に見えますか?


















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あ、いや、
ナンに見えますか?って
さっぶいギャグ!?ではないつもりで...(^^ゞ

上野駅のカレー屋で食べたナンに
パンダ🐼ちゃんの刻印がありました。


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ル・コルビュジエの建築作として
世界遺産登録された
国立西洋美術館。
外観の写真を撮っている人も多いです。
建物の中も見てくださいね。

ただ、今開催中の企画展は
「聖なるもの、俗なるもの 
メッケネムとドイツ初期銅版画」
マイナーというかマニアック!?なもの。
私は招待券があるので行きますが。


今週劇場鑑賞した映画

『アナーキスト 愛と革命の時代』

『神様の思し召し』

『マン・アップ!』

『SHARING』

『人生は狂詩曲(ラプソディ)』

『AMY エイミー』


短評をこの記事に書きました。↓

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クリス・マイケルとネコ

7月25日〜7月31日に投稿したなう

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『レジェンド 狂気の美学』ブライアン・ヘルゲランド監督。60年代のロンドンに実在した双子のギャングクレイ兄弟をトム・ハーディーが1人2役で演技力を見せつけるトムハ祭。キャストが渋い。何気に美青年がいっぱいで目の保養にも(笑)。ポール・ベタニー出番を全部チェックできず復習しないと。
7/25 2:12

『エルヴィス、我が心の歌』イニャリトゥ監督「ビューティフル」「バードマン」共同脚本アルマンド・ボー初長編監督作品。エルヴィスの生まれ変わりと信じる主人公は昼間は工場で働き夜はトリビュート歌手としてステージに立つ。妻と娘とは別居中。完璧にエルヴィスとして生きるための選択に驚いた。
7/25 3:21

『ジプシーのとき』(1989)エミール・クストリッツァ監督キネカ大森2本立て。本物のジプシーが多数出演のロマ語映画。ジプシーの少年ベルハンの数奇な運命。監督が繰り返し使うモチーフが懐かしい。ジプシーの生命力の循環がただならぬパワーで描かれる本作をスクリーンでまた観る事が出来た喜び
7/25 3:43

『アンダーグラウンド』(1995)エミール・クストリッツァ監督キネカ大森2本立て。オールタイム・マイベスト1映画。生きてる監督で1番好き。こんなにもパワフルで魂に響く作品は他にない。「On the Milky Road」「If Not Now, When?」新作2本早く観たい!
7/25 4:00

『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』「オースティン・パワーズ」「ミート・ザ・ペアレンツ」ジェイ・ローチ監督だけど赤狩りに遭ったハリウッド脚本家ダルトン・トランボの真面目伝記映画。特に工夫のある目新しい作りでないけど波乱の人生をブライアン・クランストンの名演と脇役の好演で見せる
7/25 4:17

『ヤング・アダルト・ニューヨーク』「イカとクジラ」「フランシス・ハ」ノア・バームバック監督。「イカとクジラ」ほど辛辣なイタさでなく「フランシス・ハ」のキュートなイタさでもない。若いカップルとの交流で変わる40代夫婦の微妙に苦いイタさ。ドキュメンタリー映画の知識があればより楽しめる
7/25 4:43

『アナーキスト 愛と革命の時代』カリコレ2016エリ・ワジュマン監督。無政府主義者の活動を探るために潜入捜査をする警官ジャン(タハール・ラヒム)はアナーキスのトリーダーウジェーヌ(ギョーム・グイ)の恋人ジュディット(アデル・エグザルコプロス)と恋に落ちる。アデルが存在感を示す。
7/25 5:06

『神様の思し召し』カリコレ2016エドアルド・ファルコーネ監督。イタリアのコメディー。エリート心臓外科医で傲慢なトンマーゾ。医大生の息子が型破りなピエトロ神父に洗脳されて神父志願になったと思い神父に近付くが彼との交流で自分を見詰め直す。神の存在を押し付けない構成が上手くて面白い。
7/25 5:34

『マン・アップ!』カリコレ2016ベン・パルマー監督。34歳ナンシーは4年前に6年付き合った相手に突然別れを告げられて以来新しい恋もできずにいたが、ひょんなことから他人のブラインドデートの相手40歳のジャックを横取りして一緒に過ごす。気取りのない人情溢れる抜群に面白いロマコメ。
7/25 5:49

『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』松尾スズキ新作。戦場ボーイズラブの設定から可笑しく芸達者な豪華キャストが好演。女性邦楽ユニット綾音の音楽、ダンス、凝った舞台装置等も楽しい。今の世界情勢、社会環境を反映した毒とギャグ、下ネタ満載のブラックコメディーで面白くて3時間があっという間
7/25 17:12

ブログ更新!『Windows10アップグレードしましたか?アメブロPC版新エディタって使いやすいのか書いてみた。今日はAMY、人生は狂詩曲(ラプソディ)、SHARING観に行きます』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12184220492.html
7/26 3:47

『SHARING』篠崎誠監督。新文芸坐。レイトにはなかなか行けないので新宿も横浜も逃しやっと観られて本当に良かった。怖いって評判に構えてたけど本当に怖かった(汗)。確実に記憶に残る。3.11と原発事故を扱った本作の上映機会があまりないことがとても残念。別バージョンもぜひ観たい。
7/27 2:18

『SHARING』新文芸坐の大画面と大音響で観られて幸運。主演山田キヌヲさんや出演俳優の青年団舞台も近頃見てて映画の内容に影響され何が夢だか現実だか分からなくなり最高(笑)。篠崎誠監督が照れながら紹介してくれた凄い短編は『They Still Live』『突貫ジジイ ある実験』
7/27 2:28

ブログ更新!『ブログ4周年!辺境・偏屈ブロガーとして生きる決意「アメブロよ、さようなら」鈴木則文復活祭/アナーキスト/マン・アップ!/AMY エイミー/人生は狂詩曲/SHARING』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12184807353.html
7/28 3:22

『人生は狂詩曲(ラプソディ)』フィンセント・バル監督のベルギー映画。フランドル地方のオランダ語圏、ワロン地方のフランス語圏の対立を音楽と恋が和解させる面白いミュージカル仕立てのコメディー。近頃暗いニュースが多く、この映画の明るい楽観性にフィクションといえどもなんだかホッとした。
7/28 3:36

『AMY エイミー』アシフ・カパディア監督。2011年に27歳で亡くなったエイミー・ワインハウスのドキュメンタリー。こんなにも素晴らしい才能を持ったアーティストを誰も守れなかったという事実が悲しすぎる。エイミーの音楽家としてあまりに純粋で繊細で孤独だった存在に胸が詰まった。
7/28 3:39

ブログ更新! 『第五回新藤兼人平和映画祭8月5、6日映画が描いた原爆の悲劇ゲスト奈良岡朋子さん吉永小百合さん。新文芸坐反戦・反核映画祭/菅原文太さんの遺言/沖縄東村高江緊迫した状況』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12185151150.html
7/29 5:36

ブログ更新!『クリス・マイケル監督『ラ・ジュテ』(1962年)東京都美術館:ポンピドゥー・センター傑作展で観た。今日は『ヒップスター』『ある戦争』「声ノマ 全身詩人、吉増剛造展」』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12185460771.html
7/30 5:15

『ある戦争』脚本・監督:トビアス・リンホルム。2002年からアフガニスタンに派兵されているデンマーク軍の部隊長を主人公に描く戦争ドラマ。『光のほうへ』『偽りなき者』等のトマス・ヴィンターベア作品の脚本家リンホルムなので「戦争」での「正義」とはなんであるか観る者に突き付けてくる作品
7/31 23:45

『ヒップスター』(2012)『ショート・ターム』デスティン・ダニエル・クレットン監督原題は「I Am Not a Hipster」でまさに「俺はヒップスターなんかじゃない!」と強い拘りを持ち相当ひねくれた青年が主人公。私は『シング・ストリート』より作品も音楽も断然こちらの方が好き
7/31 23:48

『ハートビート』マイケル・ダミアン監督。バイオリン、バレエ、ヒップホップ・ダンスに情熱を傾ける若者たち。彼らがそれぞれの得意技を融合させたパフォーマンスをクライマックスで繰り広げる『ステップ・アップ』みたいな青春映画。ソノヤ・ミズノが主人公のルームメイト役をキュートに演じてる。
7/31 23:58

ある戦争/ヒップスター/ハートビート/スロウ・ウエスト/朗読劇「ロッコ・ダーソウ」 感想

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『ある戦争』
『ヒップスター』
『ハートビート』
『スロウ・ウエスト』
朗読劇「ロッコ・ダーソウ」




もう7月が終わってしまい
8月になりましたネ(゚_゚i)
週末にカリコレ2016で観た映画と
ドイツ文化センターで観た朗読劇の感想を
簡単に書いておきますね。










↓『ある戦争』予告動画(トレーラー)


『ある戦争』

監督・脚本:トビアス・リンホルム
出演:ピルウ・アスベック
ツヴァ・ノヴォトニー
ソーレン・マリン
シャルロット・ムンク
ダール・サリム

『光のほうへ』『偽りなき者』等の
トマス・ヴィンターベア作品で知られる
脚本家トビアス・リンホルムが脚本・監督を務めた
2002年からアフガニスタンに
派兵されているデンマーク軍の
部隊長クラウスを主人公に描く戦争ドラマ。
幼い息子2人と妻をデンマークに残し
アフガニスタンでタリバンの攻撃から
地元の村民を守る任務についている。
ある日タリバンの攻撃を受け
部下が瀕死の重傷を負う。
なおも攻撃が続く中、
敵が攻撃してきていると思われる地区の
空爆の要請をする。
しかしその空爆で子どもを含む民間人が
11人死んでしまった。
その責任を問われ彼は任務を解かれて
帰国して軍法会議にかけられる
彼の決断の責任はどう裁かれるのか、
そして彼自身の心は...

『光のほうへ』『偽りなき者』を
ご覧になっている方にはお分かりだと思いますが、
観る者に判断を突き付けてくる作品です。
完全なドグマ作品ではないですが、
戦場の描写も派手な演出や描写はしません。
妻と2人の息子の日常生活も
細やかにリアルに描かれています。
原題はずばり「戦争」です。
「正義」とはなんであるかを
見た人それぞれが深く考えることになる作品です。
ドローン爆撃で誤爆をしても平気な
アメリカとは違い、
民間人を誤爆したら
軍法会議にかけられる
デンマークの制度は知らなかったので
驚きました。
この作品が今年のアカデミー賞外国語映画賞に
ノミネートされたのはアカデミーの意図を
感じなくもないですが、
それはそれでアメリカのバランス感覚の
残滓!?を感じたりするワケです。

上映後ピーター・バラカンさんによる
トークがありました。
日本も戦争をする国になりそうで
他人事でないこと、
アメリカはドローン攻撃がふえて
誤爆も増えていること、
デンマークでは誤爆の責任を問われて
軍人が軍法会議にかけられるのは
民主主義が成熟しているからだという
話などがありました。

『ある戦争』
10月に一般公開されます。

参考記事として私の
『ドローン・オブ・ウォー』
『ドローン 無人爆撃機』

をリンクしておきますね。

『ドローン・オブ・ウォー』感想
戦地に行かずアメリカ本土から
遠く離れた国を爆撃するドローン戦争の実態
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↓『ヒップスター』予告動画(トレーラー)


『ヒップスター』

監督・脚本:デスティン・ダニエル・クレットン

出演:
ドミニク・ボガート
アルバロ・オーランド
タミー・ミノフ
ローレン・コールマンスプリング
キャンディス・エリクソン
タニア・ベラフィールド
マイケル・ハーディング
アダム・シャピロ
エバ・マーテイラー

『ショート・ターム』デスティン・ダニエル・クレットン監督
2012年の長編デビュー作。
サンディエゴのインディ・ミュージック&アートシーンが舞台。
ブルックはサンディエゴのインディ・ロッカーとして
注目されつつある才能のあるミュージシャンだが、
母親を亡くしてから心を閉ざしている。
日本の東日本大震災の津波の動画をネットで見て
その被害に心を痛める繊細な心の持ち主だが、
出演したラジオではDJが好意でした質問に
いらついてFワードを吐き番組の途中で帰ってしまう。
親友の配慮には恩を仇で返す始末。
1年前に別れた彼女にいまだに未練があり
彼女に人前でひどい悪態をつく。
原題は「I Am Not a Hipster」で
まさに「俺はヒップスターなんかじゃない!」という
強いこだわりを持ち、才能は豊かだが
相当ひねくれた性格で協調性のないブルック。
故郷から母の遺灰を海にまきに
妹たち3人と父が訪ねて来て転機が訪れる。
すごく嫌な性格でやさぐれてて
簡単に共感などされない設定のブルックだけど
そこが私は面白いのです。(°∀°)b
私はみんな大好き『シング・ストリート』より
作品も音楽(担当ジョエル・P・ウェスト)
も断然こちらの方が好き。
『シング・ストリート』は完成度も高く
魅力的な作品ではあり、
大変気に入ってみえる方が多いので恐縮ですが、
ピュアな青春回顧の落とし前より、
いじけてひねくれたゲス野郎観てる方が面白くて。
ブルックの親友クラークが
『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』の
ティエリー調な下手でヘンなアート作品作ってる
設定もツボだったし、
前日私が東京都美術館の
ポンピドゥー・センター傑作展で観た
マルセル・デュシャンの「自転車の車輪」真似して
作ったよ~っていうクラークの作品が
おかしくってキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!って思った(笑)
粗削り感が作品のパワーと魅力にもなっています。








↓『ハートビート』予告動画


『ハートビート』

監督・脚本:マイケル・ダミアン
原題:High Strung(神経の張りつめた)
出演:キーナン・カンパ
ニコラス・ガリツィン
ソノヤ・ミズノ

バイオリン、バレエ、ヒップホップ・ダンスに
情熱を傾ける若者たち。
彼らがそれぞれの得意技を融合させたパフォーマンスを
クライマックスで繰り広げる。
『ステップ・アップ』みたいな青春映画。
ドラマは突っ込みどころ満載で
リアリティーはないけど、
主人公のルビー役キーナン・カンパはじめ、
バレエダンサーもヒップホップ・ダンサーも
一流で凄いダンスが見られます。
●IGH&LO●とかあの一派には
全く興味ないですが、
これは『スロウ・ウエスト』と続けて見れたし
『エクス・マキナ』ソノヤ・ミズノが主人公の
ルームメイト&クラスメート役で出演てことで
たまには王道の爽やか気な
ダンス&音楽エンタメ映画も
良いかな~ってことで見た次第。
まあ個人的には『エクス・マキナ』の
ネイサン(オスカー・アイザック)と
キョウコ(ソノヤ・ミズノ)の
妙なダンスシーンの方がツボですが。

↓オリバー・チータム(OliverCheatham)
「Get Down Saturday Night」で踊るオスカーとソノヤ


英国男子ニコラス・ガリツィン
のサービスショット(笑)です。
私はちょっと覚えられない顔な感じですが
好みのタイプという人結構いるんじゃないかな。











↓『スロウ・ウエスト』予告動画


『スロウ・ウエスト』

英国のロックバンド、
ザ・ベータ・バンドの元メンバー、
ジョン・マクリーンが脚本&初監督。
マイケル・ファスベンダーが
主演と製作総指揮。

出演:マイケル・ファスベンダー
コディ・スミット=マクフィー
カレン・ピストリアス
ベン・メンデルソーン

好きな女性を追って西部に来た
スコットランドの貴族青年は
賞金稼ぎにボディーガードしてもらうが...
WOWOWジャパンプレミアで
放送されたのを見たけど
劇場鑑賞したくてカリコレ2016で。
昔のテクニカラーのような鮮やかな色調と
凝った構図やランドスケープの見せ方、
ファスベンの魅力も
ベン・メンデルソーンの渋さも
やはりスクリーン向けだったので
観られて嬉しかった。
コディ・スミット=マクフィーは
ヴィゴの息子役『ザ・ロード』
『スロウ・ウエスト』
ではファスベンの相棒役って
羨ましすぎ。








「ロッコ・ダーソウ」

東京ドイツ文化センターがドイツの現代戯曲を紹介する
「ドイツ同時代演劇リーディング」シリーズの朗読劇。
現代ドイツ演劇を代表する
作家・演出家のルネ・ポレシュの作品。
ハンブルク・ドイツ劇場の専属俳優として
本作に参加している原サチコが翻訳と朗読演出。
出演は木内みどり、古舘寛治、
安藤玉恵、原サチコ。
仮想と現実世界が錯綜する
インターネット時代の恋愛がテーマの作品。
登場人物の性別や人格が次々変化する
不思議で見たことのない斬新な演劇だった。
正直なところ観念的でわけが分からなくなった
ところもあったけど
芸達者な俳優たちの演技が魅力的で引き込まれた。
舞台のあるホールから中庭に俳優たちが出て行き
そこで芝居しているのをスカイプで生中継して
舞台のスクリーンに映す演出や
原サチコさんが発案して
ドイツの公演でも歌っていたという
「スウィート・メモリーズ」を面白く歌ったり、
古舘寛治さんと安藤玉恵さんが
「男と女のラブゲーム」をドイツ語で歌ったりの
楽しい息抜き的な演出場面もあって
実験的な演劇を楽しみました。

アフタートークがまた面白かったです。

ルネ・ポレシュは権威的な関係性が大嫌いで、
出演者もスタッフもみな平等の関係で
作品を作り上げるのだそうです。
40ページくらいの台本があって
稽古中に出演者が出した意見を取り入れて
また次の日に40ページの台本を
書き換えてくることを
ゲネプロまで繰り返すそうです。
いつ寝てるのかなと原さんが言われてました。

料金が前売り一般1500円、学生1000円という
とってもお得な公演でした。


7月は平田オリザ新作・青年団
「ニッポン・サポート・センター」観て、
青年団の主力俳優が出演していた
深田晃司監督作品2本『歓待』
『ほとりの朔子』と
篠崎誠監督『SHARING』
見て、月末31日に
青年団でもっとも暑苦しい男と自虐してる!?
古舘寛治さんの芝居を見て、
青年団づいてる7月だった。
そして、3.11を扱った『SHARING』を観た
同じ週に海外の2012年の作品
『ヒップスター』で
思いがけず、
主人公が3.11の津波のニュースに
ショックを受けるシーンがあり、
マルセル・デュシャンつながりもありので
なんだか1人スピリチュアル状態でしたよ。(^▽^;)

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古舘寛治さんが
リツイートしてくれました。



鑑賞した映画の短評は↓

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ぜひ読んで下さい。
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Captain Fantastic
ヴィゴ・モーテンセン新作「キャプテン・ファンタスティック」
マット・ロス監督




ファスベンラブラブとヴィゴドキドキ
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8月公開鑑賞予定新作映画①太陽のめざめ/ハイ・ライズ/ポバティー・インク/ソング・オブ・ラホール

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8月公開鑑賞予定新作映画①



8月5日(金)~13日(土)までの
8月上旬公開新作映画から
私が観たい作品の
予告動画、チラシ画像、あらすじなどをご紹介。


また8月に入ってからのUPになってしまいましたが、
とにかく続けることが目標なこの記事なので、
懲りずにやりますね。
観たい作品でもテリトリーでない
劇場のみで公開予定の作品は除きました。

7月の劇場鑑賞33本
年間累計劇場鑑賞231本
になりました。

『花芯』

『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』

『太陽のめざめ』

『タンゴ・レッスン〈デジタル・リマスター版〉』

『ニュースの真相』

『ハイ・ライズ』

『フォトグラファーズ・イン・ニューヨーク』

『ポバティー・インク
~あなたの寄付の不都合な真実~』

『ヴィレッジ・オン・ザ・ヴィレッジ』

『栄光のランナー/1936ベルリン』

『X-MEN:アポカリプス』

『オールディックフォギー/歯車にまどわされて』

『ストリート・オーケストラ』

『ソング・オブ・ラホール』

『JUNUN』







↓『花芯』予告動画


『花芯』

監督:安藤尋
出演:村川絵梨、
林遣都、 安藤政信

“子宮作家”と呼ばれ、
長く文壇的沈黙を余儀なくされる
きっかけとなった瀬戸内寂聴の同名小説を
『海を感じる時』の安藤尋監督が映画化。
親が決めた許嫁と結婚しながらも、
他の男性に恋をし、
次第に肉体の悦びに目覚めていく女性の姿を描く。
子宮の命ずるまま生きる主人公・園子を村川絵梨、
夫を林遣都、
園子と逢瀬を重ねる男を安藤政信が演じる。

これ、予告動画の再生回数113万回超えてます。
観たい人が多いのかな。
公開館はあまり多くないので
DVD需要が多そう!?(^o^;)
私は正直なところすっごく観たいわけではないけど、
林遣都と安藤政信が好きなので余裕があったら
見ようと思っています。








↓『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』予告動画


『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』

監督:マリー・カスティーユ・マンシオン・シャール
出演:アリアンヌ・アスカリッド、
アハメッド・ドゥラメ、 ノエミ・メルラン

ひとりの教師による“ある授業”によって、
落ちこぼれクラスの生徒たちが
変化していく様を描いた人間ドラマ。
出演も果たしたアハメッド・ドゥラメが、
自身の体験を書いた一通のメールを、
マリー・カスティーユ・マンシオン・シャール監督に
送ったことから映画化された実話に基づくストーリー。








↓『太陽のめざめ』予告動画


監督:エマニュエル・ベルコ
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、
ロッド・パラド、 ブノワ・マジメル

家庭環境に問題があり、
トラブルばかり起こしている少年の
6歳から18歳までの成長過程を、
彼を救おうとするカウンセラーや裁判官との交流と共に描く。
カトリーヌ・ドヌーヴが裁判官役で出演。
少年マロニー役ロッド・パラドは本作で
セザール賞の有望男優賞をはじめ、
リュミエール賞の有望若手男優賞も受賞。
フランス映画祭で来日しました。



『太陽のめざめ』は昨年のカンヌ映画祭の
オープニング作品でした。
フランス映画祭の記事の時にも書きましたが、
監督のエマニュエル・ベルコは
昨年のカンヌ映画祭で
マイウェン監督の「モン・ロワ(原題)」により
女優賞を受賞しました。
私はフランス映画祭では
「モン・ロワ(原題)」は観ましたが、
『太陽のめざめ』は一般公開を待つことにしました。
昨年のカンヌ映画祭の記事でも紹介しており
日本公開を楽しみにしていました。








↓The Tango Lesson Trailer 1997


『タンゴ・レッスン〈デジタル・リマスター版〉』監督:サリー・ポッター
出演:サリー・ポッター、 パブロ・ベロン

サリー・ポッター脚本・監督・主演。
タンゴの魅力に取り憑かれた
映画監督を主人公にしたラブ・ストーリーで、
優雅で情熱的なダンス・シーンが
タンゴの名曲とともに散りばめられている。
相手役には、本作が映画デビュー作となった
ダンサーのパブロ・ベロン。

サリー・ポッター好きですが
この作品は観ていないので楽しみです。
デジタル・リマスター版の予告動画が
見つけられなかったです。








↓『ニュースの真相』予告動画


『ニュースの真相』

監督:ジェームズ・ヴァンダービルト
出演:ケイト・ブランシェット、
ロバート・レッドフォード、 エリザベス・モス

CBSの敏腕プロデューサー、メアリー・メイプスの自伝を基に、
2004年、アメリカでセンセーションを巻き起こした、
ブッシュ大統領をめぐる疑惑のスクープと、
その報道の裏側をスリリングに描く。
監督は『ゾディアック』の脚本家、
ジェームズ・ヴァンダービルト。

ロバート・レッドフォード出演の映画
『ロング・トレイル!』と本作と
2週続けての公開です。
待機作も「Pete's Dragon」(声の出演)
「The Discovery」2本あります。
レッドフォードは8月18日に80歳を迎えますが、
まだまだ現役ですね。














↓『ハイ・ライズ』予告動画


↓『ハイ・ライズ』本編映像


↑期間限定公開された本編映像(日本版)

『ハイ・ライズ』

監督:ベン・ウィートリー
出演:トム・ヒドルストン、
ルーク・エヴァンス、 ジェレミー・アイアンズ

『太陽の帝国』などで知られる
J・G・バラードの小説をトム・ヒドルストン主演で映画化。
フロアが階級別に分けられた
高層マンションを舞台に、
そこで暮らすセレブたちが次第に堕落し、
崩壊していく様を描く。

やだなぁ、
トムヒのヌード目当てじゃないよぉ(;^ω^A
いや、そうですけど(*゚ー゚)ゞ
映画自体も楽しみです(°∀°)b

トムヒがハンク・ウィリアムズ演じる
『アイ・ソー・ザ・ライト』
10月1日に公開されるし、
今年は『クリムゾン・ピーク』
『ハイ・ライズ』と3本観られて嬉しいなぁ。



来年は『コング:スカル・アイランド』
ラブラブ中のテイラー・スウィフト連れて
オーストラリアロケにも行った
『ソー:ラグナロク』

いつまで続くのか分からんけど
すっごく楽しそうですネ。
テイラー・スウィフトが
エイミー・ワインハウスみたくなることは
ないからトムヒの方が心配だょ(・Θ・;)









↓『フォトグラファーズ・イン・ニューヨーク』予告動画


『フォトグラファーズ・イン・ニューヨーク』

監督:シェリル・ダン
出演:ブギー、 マーサ・クーパー、
ブルース・デビットソン

ニューヨークを拠点に活躍する
ストリート・フォトグラファーに
焦点を当てたドキュメンタリー。
フィルムメイカーであるとともに
写真家でもあるシェリル・ダン監督が、
ニューヨークの街を切り取り続ける
写真家15人のインタビューを通して、
彼らの肖像と街の魅力を克明に浮かび上がらせる。
ブルース・デビットソンら
現代を代表する写真家が出演。








↓『ポバティー・インク
〜あなたの寄付の不都合な真実〜』予告動画


『ポバティー・インク
〜あなたの寄付の不都合な真実〜』


監督:マイケル・マシスン・ミラー
出演:ムハマド・ユヌス

世界を覆う格差と貧困の問題を掘り下げ、
“支援される側”の
生の声に迫ったドキュメンタリー。
“貧しい人を救う”活動は今では巨大なビジネスと化し、
営利目的の途上国開発が
救われるべき人々を苦しめている。
世界20カ国で200人以上にインタビューを行い、
寄付や補助金など様々な側面の実態に迫ることで、
支援の在り方について問いかける。

私は見逃したくない
興味深い2本のドキュメンタリーです。






↓『ヴィレッジ・オン・ザ・ヴィレッジ』予告動画


『ヴィレッジ・オン・ザ・ヴィレッジ』

監督:黒川幸則
出演:田中淳一郎、
鈴木卓爾、 柴田千紘

どことも知れない不思議な町に
迷い込んだバンドマンが、
地元の住民たちとともに過ごす
夢のような時間を紡ぎ上げた異色作。
ピンク映画界で異彩を放ってきた黒川幸則監督が、
そこはかとなく浮遊感が漂う映像世界を創出。
映画初出演を務め、
音楽も兼任するミュージシャンの田中淳一郎など、
スタッフ&キャストのユニークな顔ぶれにも注目したい。

ケイズシネマでレイト公開。
映画が短いからなんとか観たいなあ。






↓『栄光のランナー 1936ベルリン』予告動画


『栄光のランナー 1936ベルリン』

監督:スティーブン・ホプキンス
出演:ステファン・ジェームス/ジェシー・オーエンス
ジェイソン・サダイキス/ラリー・スナイダー
ジェレミー・アイアンズ/アベリー・ブランデージ
ウィリアム・ハート/エレミア・マホニー
カリス・ファン・ハウテン/レニ・リーフェンシュタール
シャニース・バンタン/ルース・ソロモン

1936年ナチス独裁政権下で開催された
ベルリンオリンピックで
史上初の4冠を達成した
アメリカ人陸上競技選手
ジェシー・オーエンスの半生を描く。








↓『X-MEN:アポカリプス』予告動画


『X-MEN:アポカリプス』

監督:ブライアン・シンガー

出演:
ジェームズ・マカヴォイ
マイケル・ファスベンダー
ジェニファー・ローレンス
オスカー・アイザック
ニコラス・ホルト
ローズ・バーン
エヴァン・ピーターズ
タイ・シェリダン
ソフィー・ターナー
オリヴィア・マン
コディ・スミット=マクフィー

超人的能力を持つミュータントの戦いを描く
『X-MEN』シリーズ最新作。
本作では、知られざるX-MEN結成秘話や、
ミュータントの始祖で、
かつて“神”として人間からあがめられていた
最強のミュータント“アポカリプス”との
死闘が描かれる。

アメコミ卒業な私ですが
これだけは観る(笑)
ブライアン・シンガーが
私の好きなキャストを揃え過ぎてくれるから
やめられないの(苦笑)






↓『オールディックフォギー/歯車にまどわされて』予告動画


『オールディックフォギー/歯車にまどわされて』

監督:川口潤
出演:OLEDICKFOGGY、
渋川清彦、 仲野茂

カントリーでブルーグラスでパンクな
独自の“ラスティック・ストンプ”を掲げる
ロックバンドOLEDICKFOGGYに
密着したドキュメンタリー。
実力とカリスマ性を兼ね備えた
ライブバンドとして活躍する彼らの素顔に、
音楽ドキュメンタリー『kocorono』の川口潤監督が迫る。
メンバーとの信頼関係があったからこその濃い内容に注目。








↓『ストリート・オーケストラ』予告動画


『ストリート・オーケストラ』

監督:セルジオ・マシャード
出演:ラザロ・ハーモス、
カイケ・ジェズース、 エウジオ・ヴィエイラ

オーケストラの選考に落ちてしまい、
生活に困窮している天才バイオリニスト。
自暴自棄になった彼が音楽教師として、
劣悪な環境で育ち、音楽には見向きもしない
スラム街の子どもたちと向き合い、
“音楽”を通じて心を通わせていく姿を
実話を基に描いた感動作。
ブラジルで映画、テレビ界の双方で活躍する
セルジオ・マシャードが脚本と監督を務める。








↓『ソング・オブ・ラホール』予告動画


『ソング・オブ・ラホール』

監督:シャルミーン・ウベード=チナーイ
アンディ・ショーケン

パキスタンの伝統音楽家たちが
ニューヨーク・ジャズに挑戦する様を追った
ドキュメンタリー。
過激なイスラム原理主義により
音楽文化が衰退していく中で、
芸術と観客を取り戻すため立ち上がった
“サッチャル・ジャズ・アンサンブル”。
彼らの演奏が世界中を魅了するまでの過程を映し出す。
音楽への愛にあふれた彼らの人生と圧巻の演奏が収められる。




↓『Junun』アルバム・トレーラー


『Junun』

監督:ポール・トーマス・アンダーソン

出演:シャイ・ベン・ツール
ジョニー・グリーンウッド

「レディオヘッド」のギタリスト、
ジョニー・グリーンウッドのインドでのレコーディングの模様を、
ポール・トーマス・アンダーソン監督が
記録したドキュメンタリー。
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」「ザ・マスター」
「インヒアレント・ヴァイス」と、
近年のアンダーソン監督作品で
続けて音楽を担当したグリーンウッドが、
イスラエル出身の音楽家シャイ・ベン=ツールと、
インドの精鋭ミュージシャンたちとコラボレーション。
インド西北部の都市ジョードプルにある歴史的建造物、
メヘランガール城塞に3週間にわたり滞在し、
レコーディングを行った。
その模様を、同行したアンダーソン監督がカメラに収めた。
タイトルの「JUNUN(ジュヌン)」は、
インドで話されているウルドゥー語で
「熱情」を意味する「junoon」にちなんだ。

NY映画祭の特別企画にて公開、
その後ジョニーもお世話になっているという
海外のVOD配信サイト「MUBI」上で1ヶ月限定で
公開となったドキュメンタリー作品『Junun』を
日本で初、劇場にて公開。

目黒シネマで6日(土)~12日(金)
『インヒアレント・ヴァイス』と
2本立て。
レディオヘッドのミュージックビデオ
「Daydreaming」も併せて上映。
2016年5月、レディオヘッド再始動に伴い
バンドのオフィシャルサイトで突如公開された、
新曲「Daydreaming」のミュージックビデオ。
ポール・トーマス・アンダーソン監督による
ショートムービー仕立ての趣深い映像となっています。
また、公開と同時に世界中の映画館に
「WE’VE MADE A FILM. HERE IT IS.
WE’D BE HAPPY IF YOU PLAYED IT!」
(映画を作ったよ。かけてくれたらうれしい!)
というメッセージとともに35mmフィルムが
届けられたことで話題に。
「目黒シネマ公式サイト」
より
『Junun』公式サイト←クリック

音楽映画がいっぱい!
全部観れるか分からないけど、
なるべくたくさん観たいなぁ。
目黒シネマの
「ジョニー・グリーンウッド&ポール・トーマス・アンダーソン
音楽と映像の旅」の「JUNUN」「Daydreaming」は
割増料金で大音量上映もあります。


『ルドルフとイッパイアッテナ』は
斉藤 洋さんの原作が大好き!
映画は多分観ないです...

ルドルフとイッパイアッテナ 全4巻 (児童文学創作シリーズ)/斉藤 洋






鑑賞した映画の短評は↓

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に鑑賞後随時投稿しています。
ぜひ読んで下さい。
毎週月曜日に「なう」への投稿が
まとめてブログにUPされます。

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Captain Fantastic
ヴィゴ・モーテンセン新作「キャプテン・ファンタスティック」
マット・ロス監督





トム・ヒドルストンとネコ

帰省中です!巨大ニャンコのさらなる成長(^◇^;)パレス・ダウン等映画日記、メアリー・カサツト展

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今日から実家の愛知県蒲郡に帰省中です。
{9269A682-1A50-4FC7-BC3B-39653F470D1C}

右手に富士山が見えるはずが、
残念ながら雲に隠れていました。(´・_・`)


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浜松は通過のひかり



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浜名湖も夏の景色



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蒲郡駅の南口にある
アメリカズカップのニッポンチャレンジのヨット。
1988年から2001年ベース基地が蒲郡に
置かれていました。

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蒲郡みかんポスト(o^^o)


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夕食は外食に行き、
私が頼んだ鰻釜飯御前。
鰻釜飯には鰻がたっぷり、
柔らかくてホクホク。
刺身、エビフライ、酢の物、
茶碗蒸し、デザートも付いて
1700円です。
美味しさにもお値段にも感激(^_^)v
お腹いっぱいになりました。



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以前にも登場している
実家のニャンコのトコです。
この顔では大きさが分かりませんが...




{51DEDA2A-EC8D-4904-A1EB-AD81C184C5CD}

このデカさです〜;^_^A


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{BF070A8C-D86C-41D5-94DD-894A90E60435}

こんなに小さい時も
あったのですけどネ
娘もトコも(^◇^;)


月曜は午前に
病院で定期の受診と検査してから
午後新宿シネマカリテの
カリコレ2016で
『パレス・ダウン』
ニコラ・サーダ監督
ステイシー・マーティン主演
観ました。
2008年のムンバイ同時多発テロの時
タージマハル・ホテルでテロに遭遇した
実在の少女が主人公です。
両親は外出中だったため
1人で部屋にいた時にテロが起こりました。
彼女の目線で語られているため
派手さはないですが
実際にこんな体験だったのだな
というリアルさがありました。

{69FAD225-8B0A-41CA-A0D4-DC6CD79CC7AE}

火曜日は横浜美術館で
メアリー・カサット展を見ました。
充実した展示でした。

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常設展で上映している
マヤ・デレン監督の短編映画
「午後の網目」(1943年)
を観ることができました。
ちょっとシュールな
ホラー映画みたいな
怖い雰囲気がありました。


{2C905685-B304-4C7C-8433-BD5446FC0C64}

この子はチロといって、
トコの前に飼っていた子です。
性格もスタイルも良かったです(=^ェ^=)
トコは気が強すぎて(^_^;)
すぐ( *`ω´)怒ります。(>_<)

日記で失礼しました。(^_^)a





悩みは更に深く!?日記ブロガーへの道を歩むべきか(^◇^;)

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{B4C068DE-C69F-431E-B391-192B52590D95}

前回に続き
実家の巨大ニャンコ
トコでございます。

映画の記事を書いても
あまりコメントは頂けませんが、
日記的に簡単な記事を書くと
意外とコメントを頂けて、
驚くやら、嬉しいやらです。
自分は映画ブロガーには向いていないのかも?
などと思ったり。;^_^A
でも、映画記事でないと読みに来て下さらない方もみえますしね。(^_^;)
やはり、映画ブログは続けます。

小・中学生の頃は、
画家、ミュージシャン、脚本家など、
自己表現で稼ぐ人に
なれたらいいなぁなどと、
自分の才能はさておき夢想したこともありました。
私が子どもの頃は、
日記を人に読んでもらうというのは、
交換日記という手段くらいで。
ネットの発達でここまで個人の自意識が
膨張して
拡散する時代が来るとは予想できませんでした。

人に日記的なものを読んでもらうなんて、
ひとかどの人物でなければいけないと
考えてしまう古い体質⁉︎でしたが、
さすがに今はそんな時代ではないですし(^_^;)
せめて面白いことを書かねばと思っています。(^_^)a
これもなかなかできませんが(´・_・`)
そして映画を語るには自分は知識も批評力も文書力もないと、
いつも悩みながらの試行錯誤です。


このごろ
中島らもさん、
つかへいさんがなつかしいです。

次に生まれて来る時は、
飼い猫がいいなぁ。爆笑

{8D758238-2746-480C-AC54-79E3E06ECC5A}

{D9540857-E267-4A5E-9AD2-578F1D02ED28}

{B7D3C8F9-58AB-4DEE-B2D6-419464DD15BD}

{8F7EE2C5-74D2-4190-93AD-0966101BB17B}

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{B78574E8-984E-4A59-B3D7-5148CCAC8661}

{8DC7DA66-C396-4981-A806-D557DE3CB205}

アラン・ドロンとネコ(=^ェ^=)


むっちゃ暑いですね~(;^_^A 暑中お見舞い申し上げます!帰省最終日で川崎に戻りました。

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このところとても暑いですネ(゚_゚i)


暑くてトコもあられもない格好で
寝ておりました。(^▽^;)

今日は帰省最終日。
昨日は娘が夏バテ気味で
体調が悪く
出かけられず、
今日、私の両親と娘と出かけてきました。


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まずは「入場無料」の蒲郡市博物館へ。
「岸間芳松さんと灯火具コレクション展」
岸間さんが蒲郡市博物館へ寄贈した
灯火具コレクションのうち
「ひょうそく」178点が
国の重要文化財に指定されました。
珍しい灯火具がありました。

常設展は
縄文・弥生土器から時代に沿って
昭和の道具まで展示してあります。

その後両親が熱心にやっている
グラウンド・ゴルフをしてみました。
面白かったです。
もっとやってみたくなりました。(笑)

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夜帰って来たのですが
東海道線が20分遅れていて、
豊橋駅で新幹線の乗り換えに
間に合わない~ヽ(;´Д`)ノ
と、思ったら、
2分待ってくれていて乗れたので、
予定通り帰って来ることができました。
やれやれA=´、`=)ゞ


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日記記事の連発で
失礼しました。


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鑑賞した映画の短評は↓

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に鑑賞後随時投稿しています。
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ヴィゴ・モーテンセン新作「キャプテン・ファンタスティック」
マット・ロス監督




マーゴット・ロビーとワンコ


声ノマ 全身詩人、吉増剛造展 皇居お濠の白鳥、8月は映画観る時間が余りなさそうだ(・Θ・;)

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声ノマ 全身詩人、吉増剛造展(国立近代美術館)
皇居お濠の白鳥
8月は映画観る時間が余りなさそうだ(・Θ・;)














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彫刻家若林奮から送られた
銅板に若林からもらった
鏨(たがね)とハンマーで
吉増剛造が言葉を打ち込み
それを持ち歩き写真に撮った、
その実物銅板


7日日曜日は見そびれていた
国立近代美術館の
声ノマ 全身詩人、吉増剛造展
最終日に観に行ってきました。
吉増剛造さんの多様な創作活動が
見渡せる展覧会でした。
写真、映像作品の展示も多かったです。
興味のある方は上の画像を見てください。

ワタリウム美術館や原美術館、
東京都現代美術館で
やるのなら驚かないけど、
国立近代美術館の企画展というのが驚きです。
展示の様子を見てもらったら
一目瞭然なので観て下さい。

↓声ノマ 全身詩人、吉増剛造展 展示の様子の動画


吉増剛造さんが出演している
『断食芸人』足立正生監督
の記事が書いてないので
この展覧会見たら書こうと思ったけど、
頭がパンパンになっちゃったョ(-"-;A
図録を読んでもどれだけ理解できるか
分からないけど、
CD付きの図録と格闘してみます。(苦笑)



この記事は「なうのまとめ」に埋もれるので、
サクッと書いて終わりにします。

国立近代美術館近くの
皇居のお濠の白鳥を
初めて撮れたので
記念に貼っておきますね。

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↑これは前にも載せた写真ですが、
娘が大学で美術史を専攻していて
研究室に届く招待券をもらえます。
六本木の美術館でバイトしていて
そこに届く他の美術館の招待券ももらえます。
私はおこぼれに預かっています。
この招待券の展覧会以外にも
行きたいのがあるし、
舞台公演も2本観ます。
今月は少し仕事もあるし、
病院で検査と受診の日も。
8月の予定を組んでみたら、
映画を観る余裕があまりないことに気づきました。(゚_゚i)
ブロガーさんたちの記事を読むと
自分も早く観たいなあと思うけど、
ジャック&ベティでかかる作品は待ったりで、
焦らずに観ていこうと思います。f^_^;



鑑賞した映画の短評は↓

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ヴィゴ・モーテンセン新作「キャプテン・ファンタスティック」
マット・ロス監督






イザベル・アジャーニとネコ

8月1日〜8月7日に投稿したなう

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『ロッコ・ダーソウ』東京ドイツ文化センター「ドイツ同時代演劇リーディング」シリーズ。ルネ・ポレシュ作、翻訳・朗読演出:原サチコ、出演:木内みどり、古舘寛治、安藤玉恵、原サチコ。仮想と現実世界が錯綜するインターネット時代の恋愛がテーマで登場人物の性別や人格も変化し不思議で斬新な演劇
8/1 0:09

『スロウ・ウエスト』ジョン・マクリーン監督。マイケル・ファスベンダー、コディ・スミット=マクフィー。WOWOWで見たけど劇場鑑賞したくてカリコレ2016で。昔のテクニカラーのような鮮やかな色調と凝った構図やランドスケープの見せ方、ファスベンの魅力もやはりスクリーン向けだった。
8/1 0:24

ブログ更新!8月になりましたね! 『ある戦争/ヒップスター/ハートビート/スロウ・ウエスト4本 感想/朗読劇「ロッコ・ダーソウ」出演:木内みどり、古舘寛治、安藤玉恵、原サチコ 感想』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12186041898.html
8/1 23:51

ブログ更新! 『8月公開鑑賞予定新作映画①太陽のめざめ/奇跡の教室/タンゴ・レッスン/ニュースの真相/ハイ・ライズ/ポバティー・インク/ソング・オブ・ラホール/JUNUN 他』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12186693703.html
8/3 5:11

ブログを更新!「蒲郡に帰省中です!巨大ニャンコトコのさらなる成長(^◇^;)、パレス・ダウン等映画日記、メアリー・カサット展」http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12187353643.html
8/5 0:30

ブログを更新!『悩みは更に深く!?日記ブロガーへの道を歩むべきか(^◇^;) 映画ブロガーとしての道は険しい(^_^;) 帰省中で実家の巨大ネコ・トコの写真をまたもやUP!(笑)』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12187658337.html
8/6 1:11

ブログを更新しました! 『むっちゃ暑いですね~(;^_^A 暑中お見舞い申し上げます!帰省最終日で川崎に戻りました。』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12187963492.html
8/7 0:24

『パレス・ダウン』カリコレ2016:ニコラ・サーダ監督、ステイシー・マーティン主演。08年ムンバイ同時多発テロの時タージマハル・ホテルでテロに遭遇した実在の少女が主人公。両親が外出中だったため1人で部屋にいた彼女の目線で進むため派手な演出はないけどこんな体験というリアルさがあった
8/7 23:56

『麦とクシャミ』青年団リンクホエイ こまばアゴラ劇場『Junun』ポール・トーマス・アンダーソン

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プロデュース・出演の河村竜也さん(左)
作・演出・出演:山田百次さん


今日は鼻血が出そうなくらい
暑かったです。

青年団リンク ホエイの公演『麦とクシャミ』
こまばアゴラ劇場に観に行きました。
舞台は1943年、
昭和新山ができたころの洞爺湖のそばの村。
今こそ上演されるにふさわしい
すごく挑戦的で面白い芝居でした。
次の記事で感想書く予定です。




その後目黒シネマへ。
「レディオヘッド」のギタリスト、
ジョニー・グリーンウッドが
イスラエル出身の音楽家シャイ・ベン=ツールと、
インドの精鋭ミュージシャンたちとコラボレーションした
レコーディングの模様を、
ポール・トーマス・アンダーソン監督が
記録したドキュメンタリー『Junun』
レディオヘッドの
新曲「Daydreaming」のミュージックビデオ
(35mmフィルム)
大音量上映で!
これも素晴らしい体験でした。
音楽が生まれる瞬間の醍醐味ってまさにコレニコニコ

井の頭線が人身事故で止まって
急遽バスに乗ったりで
疲れたけど、
思い出になる夏の1日でした。


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ヴィゴ・モーテンセン新作「キャプテン・ファンタスティック」
マット・ロス監督




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アゴラ劇場の
ロボット演劇のロボット君も
暑くて手ぬぐいかぶってました(^o^;)
(ホントは劇の内容に合わせてだと思うけど)

麦とクシャミ 感想 青年団リンク ホエイ 力強い作品!作・演出:山田百次 プロデュース:河村竜也

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麦とクシャミ
青年団リンク ホエイ
こまばアゴラ劇場で鑑賞













河村竜也さんと山田百次さんに
台本にサインもらって
お話もできました。


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プロデュース・出演の河村竜也さん(左)
作・演出・出演:山田百次さん

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『麦とクシャミ』

作・演出:山田百次
プロデュース:河村竜也

出演:
中村真生 
伊藤毅 
緑川史絵 
河村竜也(以上青年団) 
山田百次(劇団野の上) 
宮部純子(五反田団) 
朝比奈竜生

あらすじ

1943年の暮れ、
洞爺湖のそばのサケやマスが孵化することから
フカバと名付けられた村の、
のどかな麦畑が突如隆起してきた。
日々20センチずつ、
地面はみるみる盛り上がってくる。
やがて川は氾濫し、
ある家では坂の下にあった隣家が
目前にまでせり上がってきた。
その村には鉱山から採れた鉄鉱石を
室蘭の製鉄所に運ぶための鉄道が走っていた。
資源を国内調達しなければならなくなった国にとって
その鉄道は生命線であった。
軍は鉄道の死守を命じ、
軍人、村人、囚人など総出で
盛り上がった鉄道の掘り下げ工事を行った。
地面はやがて噴火をはじめ、
いくつもの火口を作ると、
巨大な溶岩ドームを形成。
出来上がった火山は
のどかな田園と集落を消滅させた。
戦時下の日本において、
この不気味な火山の出現のことは
国民が動揺し戦意が低下するという理由で
世間には情報を伏せられていた。

《噴火ハ昨昼頃ヨリ勢ヒ弱リ 
人畜ニ死傷ナシ 
安心セヨ 憶測的流言ヲ慎ムベシ》


照明:黒太剛亮(黒猿) 
照明操作:宮下真弥(黒猿) 
宣伝美術:河村竜也 
制作:赤刎千久子
(チラシ、ホエイHPより)

戦中1943年から
戦後1946年預金封鎖が行われた頃までの
昭和新山が誕生した
洞爺湖そばの村人たちの生活を描いた演劇です。
第二次世界大戦中は
昭和新山が出現するにあたって起きた
地震や地割れ噴火、洞爺湖の渦などは
地域から情報が漏れないように
箝口令が敷かれました。
戦地の夫への手紙にも書けませんでした。

(私の故郷の三河でも
1945年1月13日に
死者が二千人以上出た三河地震が
起きたのに、
詳しい報道はされなかったし、
被害状況の詳しい記録も残っていません。)

昭和新山の持ち主で
火山の誕生を克明に記録した
観測記録「ミマツダイヤグラム」を制作した
アマチュア火山研究家で郵便局長の
三松正夫さんをモチーフにした人物を
『麦とクシャミ』作者の山田百次さんが演じています。
プロデュースの河村竜也さんが演じるのは
満州の戦闘で片耳の鼓膜が破れてしまい
北海道へ転属になった
広島出身の陸軍の軍人。
村人たちは岩手、京都、福島、
香川、宮崎などの出身で
舞台の集落に移住してきています。

村人がそれぞれ出身地の方言で話します。
これはお客さんが、
何て言っているのかと
聞き入ってくれることも狙っていると
アフタートークで山田百次さんが話されました。

坂の下にあった家が土地が隆起して
朝起きたら隣にあったとか、
大地の割れ目に家がずり落ちそうになっても
土地を離れたくなくてその家に住んでいたり、
天変地異が起きていても
どこかのどかな感じもある
村人の暮らしがユーモアたっぷりに描かれています。
その中に、
朝鮮人の強制労働、
国、軍の情報統制、
広島の原爆が当時どのように
伝わっていたのか、
息子が戦死してしまう人、
終戦しても帰ってこない夫を待つ人...
登場人物は7名なのに
世情や人間模様がしっかり織り込まれています。
芝居はセリフに頼り過ぎず、
説明過多でないから思考を刺激されます。
芸達者な俳優さんたちの演技に味があり、
目の前で観ているから
自分も作品世界に入り込んだ感覚になりました。

河村竜也さんが
物資の補給も乏しい満州の前線で
ロシアの戦車に
サイダー瓶にガソリンを詰めた火炎瓶だけ
持たされて突撃したときの様子を語るシーンの
芝居の迫力には涙がこぼれた。

山田百次さんが上演前に
天変地異がありますが
仕込みですから。
と照れながら!?
言われていたその仕込みには
体感して結構ドキッとしました。
日めくりの存在感、
昭和新山の造形とライティング、
暗闇の効果など
手作りの工夫ってすごい力があるなと
素直に感動しました。

力強くて面白いこの芝居が
右傾化したこの国で
再び戦争する国への変貌が
国会の勢力図でも具現化してしまった
この夏に上演されることの意味。
若い演劇人が歴史をしっかり研究して書き上げ、
演技力のある若手俳優たちが演じていることの意味。
この作品の持つ力に希望が見えました。

古館寛治さんと
山内健司さんの
ツイートをご紹介しますね。

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『麦とクシャミ』
は、
力強くて面白く
メッセージ性も今の時代にドンピシャ。
この作品に出合えて本当に良かった。
私は映画が大好きですが、
今年は演劇も積極的に観ています。
芝居も音楽も自分はライブが好きだと
改めて感じています。

7月に平田オリザの新作演劇
『ニッポン・サポート・センター』
深田晃司監督の『歓待』
篠崎誠監督の『SHARING』
で、河村竜也さんの演技を観ました。
そして彼自身のプロデュース作品
『麦とクシャミ』
を観て、お話しすることもできるとは
なんとグッドタイミングな嬉しい体験(^_^)v
9月にも彼の出演舞台『MONTAGNE/山』
があるので観に行きます。
追っかけか!?(^o^;)

青年団リンク ホエイ←クリック


昭和新山の持ち主三松正夫さんの物語←クリック

火山誕生を見守り続けた郵便局長 三松正夫記念館←クリック

昭和新山

有珠山には行ったのですが
昭和新山には行っていなくて残念。



体は夏バテしていないけど、
映画を観るモチベーションが
このところ下がり気味です。
7月は劇場鑑賞33本でしたが
8月は20本台になりそう。
今月は美術展にたくさん行って
じっくり作品と向き合う時間を取ります。

ブログも久しぶりに2日開けてしまいました。
今月は色々と考えながら
試行錯誤しながら
になると思います。


今週劇場鑑賞した映画


『Junun』
「レディオヘッド」のギタリスト、
ジョニー・グリーンウッドが
イスラエル出身の音楽家シャイ・ベン=ツールと、
インドの精鋭ミュージシャンたちとコラボレーションした
レコーディングの模様を、
ポール・トーマス・アンダーソン監督が
記録したドキュメンタリー。
レディオヘッドの
新曲「Daydreaming」のミュージックビデオ
(35mmフィルム)
が、併映。
大音量上映!
目黒シネマで入れ替えなしだから、
2回通り観てきました。
音楽やってる人、
やってた人には分かると思う、
音楽が生まれる瞬間の醍醐味ってまさにコレニコニコ
みんな大好き某映画じゃ
あたしは満足できないの(^o^;)




『生きうつしのプリマ』
マルガレーテ・フォン・トロッタ監督と
バルバラ・スコヴァコンビと言えば
『ローザ・ルクセンブルク』
『ハンナ・アーレント』

バルバラ・スコヴァが
歌手役ってファスビンダーの
『ローラ』って、
思うけど、
『生きうつしのプリマ』はこのどれとも
作風が違いました。
主人公の売れない歌手(カッチャ・リーマン)の
母親にそっくりなオペラ歌手
カタリーナ(バルバラ・スコヴァ)は
いったい何者なの?という謎解きドラマ。
私は映画の劇中の人間関係を把握するのは
結構得意な方と思っているのですが、
今回はなぜかそれが上手くできず
俳優の年齢と役の設定年齢が頭の中で交錯して
「私、ボケたのかなぁヽ(;´Д`)ノ」
と思ったりしてるうちに
どんどん映画が進行してしまって
映画を味わうどころでなかったというのが
正直なところ。(苦笑)
ミステリーというより
家族の歴史をめぐる話でした。
トロッタ監督としては
多分新しい作風を狙ったと思うし、
『ローラ』にオマージュありそうだけど
考えるの面倒になった(><;)




『シリア・モナムール』
シリアからフランスに亡命した映画作家
オサーマ・モハンメドと、
シリアのホムス現地の様子を
カメラに収めたクルド人女性
ウィアーム・シマヴ・ベデルカーンが
SNSを通じて知り合い対話を重ねる。
シリアの人々が撮って
YouTubeにアップされた
殺す側、殺される側両方の
おびただしい映像の数々と
シマヴが撮影した映像が編集された
ドキュメンタリー。
「衝撃の~」といったコピー通りの
衝撃を受けることなど滅多にないけど
この映画は凄かった。(><;)
パンフレットに原一男監督が
「激しい嘔吐感と恐怖を覚えつつ見る映画なんて
久しぶりだ」
と書いているけど、これは本当に同感。
正視に堪えない映像もあった。
でもしっかり観てしまったから
嘔吐感と恐怖を覚えた。
同じ国の者同士が殺しあう地獄。
これがまだ続いているのだ。
どんより感に打ちひしがれながら
とぼとぼ帰ってきて、
眠ってもうなされたようだ。
凄いよ、この映画。


鑑賞した映画の短評は↓

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ヴィゴ・モーテンセン新作「キャプテン・ファンタスティック」
マット・ロス監督





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こまばアゴラ劇場待合室

ポール・スミス展 HELLO, MY NAME IS PAUL SMITH 上野の森美術館 感想

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ポール・スミス展
HELLO, MY NAME IS PAUL SMITH

上野の森美術館

ポール・スミス、ポール・ウェラー、
リオ五輪でまたもや金メダル獲得の
ブラッドリー・ウィギンス3人の
繋がりコーナーのおまけ付き!(笑)





上野の森美術館で8月23日まで
開催中の
「ポール・スミス展
HELLO, MY NAME IS PAUL SMITH」

に行ってきました。

ポール・スミスの
ライフスタイル、
仕事の仕方、
ブランドの歴史などが
ポール・スミスが選んだ展示物で
構成されている
ユニークな体験型の展覧会です。
2013年11月、ロンドンのデザイン・ミュージアムで開幕、
ヨーロッパを巡回し、
日本では京都、東京、
名古屋(松坂屋美術館9月11日~)
で開催です。


「ポール・スミス展
HELLO, MY NAME IS PAUL SMITH」公式サイト
←クリック


この動画で会場、展示物の様子が分かりますよ↓

↓上野の森美術館「ポール・スミス展」動画



ポール・スミスの持っている
様々なコレクションの
一部で埋め尽くされた
「アートウォール」

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チェックしきれないコレクション群でした。
小さい作品に
フリーダ・カーロや
リンチ師匠の『インランド・エンパイア』
うさぎもいました。


70年に開いた
ノッティンガムの3メートル四方の
「1号店」再現

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雑多な物で溢れかえった
「ポールのオフィス」

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ポールの撮った写真で
表現された
「ポールの頭の中」
インスタレーション

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「デザインスタジオ」

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ポールがアマチュア写真家の
お父さんから子供時代にもらった
カメラや
有名カメラマンや
ポール自身の写真による
プロモーションの展示

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最初のコレクションの時の
ホテルのベッドルーム
の再現とデザイン画

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コラボレーション商品や
ポールのポストに届いた
プレゼントの展示

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ポールはデヴィッド・ボウイと盟友でした。
2人がコラボした
『ザ・ネクスト・デイ』の公式Tシャツ、
ポール・スミス社限定の
半透明赤版LP。


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腕時計
ポール・スミス社専属の
ショップデザイナーたちによって
デザインされる世界各地の
「ショップ」の展示

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ノッティンガムの
ポール・スミス社にあった
7万個のボタンで
この展覧会のために作られた
「ボタンの壁」

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最後の部屋に
ポール・スミス・コレクションと
ファッションショーの動画があります。

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出口には
ブラックユーモアが効いた
「ショーウィンドウ」

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写真は展示の一部で

ポール・スミスの
ポジティヴな生き方、
仕事に刺激を受けて
元気の出る
ユニークでカラフルで
楽しい展覧会でした。
ポール・スミス・ブランドが
特に好きでないという人でも
この展覧会は楽しめると思います。


スマホで会場の各コーナーに掲示されている
QRコードを読み取ることで
ポール・スミスの愛用者
松田翔太によるガイドが聞けます。
入り口でピンクのイヤホンが貰えて
持ち帰りできます。
当日一般料金は1500円ですが、
イヤホンガイドは普通500円で借りるのだし、
これが無料で聞けて
イヤホンも貰えちゃうということで
お得な展覧会ではないでしょうか。
ガイドはスマホに保存しておけば
後で聞き返すこともできます。
松田翔太のガイドはいい声で
聞きやすいです。

写真は撮り放題です。
ここに紹介した写真は
展示の一部です。
まだまだたくさんありますよ。

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と、これでは普通な感想なので(笑)
私らしい!?
おまけコーナー(°∀°)b



ポール・スミス愛用者の
ゲイリー・オールドマンラブラブとポール・スミス。



ゲイリー・オールドマン主演の
『裏切りのサーカス』には
ポール・スミスは
クリエイティブコンサルタントとして参加しました。
トーマス・アルフレッドソン監督とのミーティングで
舞台になった70年代の雰囲気や色彩についてのアドバイスや
カメラマンとしての視点でアイディアも提供しました。

そしてこちらが
Maggie's Cancer Caring Centresの
チャリティーとして
ポール・スミスがデザインした
シルクスクリーンのポスターです。




そして、そして
我がポール・ウェラードキドキ
ポール・スミスとコラボしています。



ポール・ウェラーとポール・スミスがサインした
エピフォン カジノは
チャリティー・オークションに出品




上の写真で、ポール・スミス、
ポール・ウェラーと一緒に写っているのは
サイクリストのレジェンド
ブラッドリー・ウィギンス。
ポール・スミスは若いころ
自転車選手を目指していて
今でも自転車競技に夢中で
選手の友人も多く
プレゼントされた
サイン入りジャージや
昔の有名選手の
お宝のコレクションがあります。

ブラッドリー・ウィギンスは
アテネ、北京、ロンドン・オリンピックの
金メダリストで
オリンピックのメダルの数は
自転車選手としては単独史上最多の7個でしたが、
12日にリオでも金メダルを獲得!

リオデジャネイロ五輪・自転車競技
トラック種目の2日目が8月12日に行われ、
男子団体追い抜き決勝で、
ブラッドリー・ウィギンス(チーム・ウィギンス)
率いるイギリスが3分50秒265の世界新記録で
オーストラリアを下し金メダルを獲得した。
36歳を迎えたウィギンスは五輪で通算5個目の金メダル。
これまでの銀メダル1、銅メダル2と合わせ、
通算8個目の五輪メダルとなり、
全競技を通じて英国史上、
最も多くのメダルを獲得したアスリートになった。
(サイクリストより)

リオ・オリンピックで
金メダル獲得した
ブラッドリー・ウィギンス





『疑惑のチャンピオン』
(イギリス・フランス合作映画
スティーヴン・フリアーズ監督)
ランス・アームストロングが
成績剥奪処分されたツール・ド・フランスでは
ブラッドリー・ウィギンスは
2012年に総合優勝しました。

イギリスの国民英雄的な
自転車アスリートの
ブラッドリー・ウィギンスは
音楽にも造詣が深くて
モッズアイコンでもあります。
そしてモッド・ファーザー
ポール・ウェラー信者ですョ(笑)
ポール・ウェラーと仲が良く
ブラッドリー・ウィギンスがDJを務めた
BBCのラジオ番組にポール・ウェラーが
出演したり、
ポール・ウェラーのライブに
ブラッドリー・ウィギンスが
ゲスト・ギタリストとして参加したことも。

↓2012年ポール・ウェラーのクリスマスチャリティー・ギグで
「That's Entertainment」の演奏に参加した
ブラッドリー・ウィギンスの動画


↓BBC 6 Music special
ブラッドリー・ウィギンスとポール・ウェラーの動画


↑この動画を見て(聞いて)もらうと
分かるのですが、
ブラッドリー・ウィギンスは、
話し方もポール・ウェラーをマネしてる感じ。( ´艸`)
試合前にはザ・ジャムの曲を聴いて
士気を高めるそう。ニコニコ

ちなみに私的には
ブラッドリー・ウィギンスの
愛称がヴィゴってことで、
もうこの繋がりに運命を感じますネ(°∀°)b (笑)







ポール・スミスが
ポール・スミス展の展示コーナーの1つ
「ポール・スミスの頭の中」
インスタレーションで
流れている音声で
自分の仕事のスタイルや
アイディアの源泉について、
写真を撮ることの意味など、
興味深いことを語っています。
その中で、
もう何年も毎日自分の目の前に
ある物や、風景の写真を
日記やメモのように撮っていて
それが後で仕事のアイディアになること、
「私は自分の目を駆使して見るのです。
人々は往々にして
見ているのに見えていないのです。
現代社会の危険の一つは
みな長時間スクリーンに向かい過ぎていて
テキストメッセージを送ったり
ブログを書いていたりすることです。
本来使うべき目で
ものを見ていない現象に心配を覚えます。
ですから私は目を使って仕事をするように
心がけています。」


むむ~、これは自分への
ポール・スミスからのメッセージか!?
(と、これを聞いた人は皆感じたと思いますが)
私ももっと五感を鍛えること、
使うことに時間を使わなくちゃ。
ブログを書くのも楽しいけど、
時間はかけないようにしたい。
と、いつも思いながらついつい時間を
かけてしまうのです!(´Д`;)
もうここらで、
ドラスティックに変えなくちゃと
本気なんですよ、ホント(苦笑)
なのにまたこの記事も時間かけちゃった(-"-;A

娘には「新しいカメラ買って
もうインスタだけにしたら~?」
なんて言われてしまいました。(^o^;)


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「EVERYDAY
IS A NEW
BEGINNING 晴れ

「毎日が新しい始まり。」
という、
ポール・スミスがよく使う言葉、
社員のPCにこっそり
付箋で貼ることもあるという
この言葉が
ポール・スミス展の
最後のポール・スミスからの
メッセージ。
Anglepoise(アングルポイズ)
とポール・スミスの
コラボモデルが日本でも発売されていますが
アングルポイズの展示コーナーに
ポールのメッセージ付箋と
ピンクのアングルポイズランプの
写真撮影スポットがあります。

↓ポール・スミス展覧会
本人が語るクリエーションの秘密



今週劇場鑑賞した映画

『Junun』
「レディオヘッド」のギタリスト、
ジョニー・グリーンウッドが
イスラエル出身の音楽家シャイ・ベン=ツールと、
インドの精鋭ミュージシャンたちとコラボレーションした
レコーディングの模様を、
ポール・トーマス・アンダーソン監督が
記録したドキュメンタリー。
レディオヘッドの
新曲「Daydreaming」のミュージックビデオ
(35mmフィルム)
が、併映。
大音量上映!
目黒シネマで入れ替えなしだから、
2回通り観てきました。
音楽やってる人、
やってた人には分かると思う、
音楽が生まれる瞬間の醍醐味ってまさにコレニコニコ
みんな大好き某映画じゃ
あたしは満足できないの(^o^;)

『生きうつしのプリマ』
マルガレーテ・フォン・トロッタ監督と
バルバラ・スコヴァコンビと言えば
『ローザ・ルクセンブルク』
『ハンナ・アーレント』

バルバラ・スコヴァが
歌手役ってファスビンダーの
『ローラ』って、
思うけど、
『生きうつしのプリマ』はこのどれとも
作風が違いました。
主人公の売れない歌手(カッチャ・リーマン)の
母親にそっくりなオペラ歌手
カタリーナ(バルバラ・スコヴァ)は
いったい何者なの?という謎解きドラマ。
私は映画の劇中の人間関係を把握するのは
結構得意な方と思っているのですが、
今回はなぜかそれが上手くできず
俳優の年齢と役の設定年齢が頭の中で交錯して
「私、ボケたのかなぁヽ(;´Д`)ノ」
と思ったりしてるうちに
どんどん映画が進行してしまって
映画を味わうどころでなかったというのが
正直なところ。(苦笑)
ミステリーというより
家族の歴史をめぐる話でした。
トロッタ監督としては
多分新しい作風を狙ったと思うし、
『ローラ』にオマージュありそうだけど
考えるの面倒になった(><;)

『シリア・モナムール』
シリアからフランスに亡命した映画作家
オサーマ・モハンメドと、
シリアのホムス現地の様子を
カメラに収めたクルド人女性
ウィアーム・シマヴ・ベデルカーンが
SNSを通じて知り合い対話を重ねる。
シリアの人々が撮って
YouTubeにアップされた
殺す側、殺される側両方の
おびただしい映像の数々と
シマヴが撮影した映像が編集された
ドキュメンタリー。
「衝撃の~」といったコピー通りの
衝撃を受けることなど滅多にないけど
この映画は凄かった。(><;)
パンフレットに原一男監督が
「激しい嘔吐感と恐怖を覚えつつ見る映画なんて
久しぶりだ」
と書いているけど、これは本当に同感。
正視に堪えない映像もあった。
でもしっかり観てしまったから
嘔吐感と恐怖を覚えた。
同じ国の者同士が殺しあう地獄。
これがまだ続いているのだ。
どんより感に打ちひしがれながら
とぼとぼ帰ってきて、
眠ってもうなされたようだ。
凄いよ、この映画。



鑑賞した映画の短評は↓

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