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劇場鑑賞にこだわり年間400本以上観てきました。世界中の映画を観るのがライフワーク。映画、演劇、音楽、アートなどを書いています。映画感想記事は基本ネタバレなし。告知から3年経ったがんサバイバーです。

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    8月公開鑑賞予定新作映画その4

    2015年8月29公開作品から
    私が観たい作品の
    予告動画、チラシ画像、あらすじなどをご紹介。




    『僕たちの家に帰ろう』

    『しあわせへのまわり道』

    『わたしに会うまでの1600キロ』

    『懲罰大陸★USA』

    『バレエボーイズ』

    『薩チャン 正ちゃん 戦後民主的独立プロ奮闘記』




    『僕たちの家に帰ろう』







    ↓『僕たちの家に帰ろう』予告動画


    原題:家在水草豊茂的地方

    2014年製作 中国映画

    監督・脚本・編集・美術:リー・ルイジュン

    出演:タン・ロン
    グオ・ソンタオ
    バイ・ウェンシン
    グオ・ジェンミン
    マ・シンチュン

    多民族国家中国の中で、
    わずか1万4千人しか存在しないという
    少数民族ユグル族の幼い兄弟が、
    中国北西部河西回廊の大自然を横切って
    両親のもとに帰ろうとするロードムービー。
    母親に会いたいという一心で始まった旅が、
    滅びゆく民族や文化へと哀惜や、
    発展の代償として生じた
    環境破壊の問題を浮かび上がらせる。

    両親が放牧する土地を求め、
    より奥地の草原に移住しているため、
    兄のバーテルは祖父のもとで暮らし、
    弟アディカーは学校の寮に住んでいる。
    兄は弟が母親の愛情を独り占めしていると思い込み、
    弟は兄ばかりが目をかけられていると感じ、
    互いに嫉妬し合っている。
    夏休みが来ても父が迎えに来なかったことから、
    アディカーは拗ねる兄バーテルを説得して
    父母を探すため、2人きりの旅に出る。
    広大な砂漠をラクダにまたがり、
    干上がってしまった河の跡を道しるべに、
    ひたすら荒野をたどって行く―。
    痩せて枯れてしまった大地、
    見捨てられた廃村、そして崩壊した遺跡、
    回廊の変わりゆく風景は、
    光り輝いた土地が工業化のために消滅し、
    伝統が新しい社会へと変貌していく様を
    まざまざと見せつける。
    そして、いつしか2人の旅は、
    彼ら《ユグル族》としての
    アイデンティティーの探求へと変わっていく…。
    (公式HPより)

    今年32歳のリー・ルイジュン監督の作品。
    近年こういった地味でも味がある小品の
    中国映画の公開が減っているので、
    楽しみにしている作品です。


    『しあわせへのまわり道』







    ↓『しあわせへのまわり道』


    ↓「Learning to Drive」公式トレーラー


    原題:Learning to Drive

    2014年製作 アメリカ映画

    監督:イサベル・コイシェ

    出演:パトリシア・クラークソン
    ベン・キングズレー
    ジェイク・ウェバー
    グレース・ガマー
    サリター・チョウドリー
    アヴィ・ナッシュ
    サマンサ・ビー
    マット・サリンジャー
    ダニエラ・ラベンダー

    実体験を綴ったエッセイの映画化である本作は、
    陽光きらめく夏のニューヨークを舞台に、
    突如結婚生活が破綻した主人公ウェンディの
    哀歓を飾りたてることなく描き出す。
    偶然出逢った"教官"ダルワーンとの会話には
    機知とユーモアが満載。
    落ち込んで凝り固まった
    ウェンディの心がいつしかほぐれてゆく。
    (公式HPより)

    『死ぬまでにしたい10のこと』(03)
    『あなたになら言える秘密のこと』(05)
    『エレジー 』(08)
    などのイサベル・コイシェ監督作品です。
    『エレジー 』(08)でベン・キングズレーと
    パトリシア・クラークソンは共演しています。
    ベン・キングズレーが長い俳優人生で
    ベッドシーンを演じましたね。(ペネロペ・クルス、
    パトリシアと)
    シネコンでの上映なので後回しにしてるうちに
    すぐに上映回数が減る、
    上映が終わってしまう。とならないといいけど。


    『わたしに会うまでの1600キロ』







    ↓『わたしに会うまでの1600キロ』予告動画


    ↓「Wild」公式トレーラー


    原題:Wild

    2014年製作 アメリカ映画

    監督:ジャン=マルク・ヴァレ

    出演:リース・ウィザースプーン
    ローラ・ダーン
    トーマス・サドスキー
    ミキール・ハースマン
    ギャビー・ホフマン
    キーン・マクレー
    ケヴィン・ランキン
    W・アール・ブラウン

    気軽な山歩きの経験すらないのに、
    何のトレーニングもせず、
    1600キロ踏破に挑んだ女性がいる。
    アメリカ西海岸を南北に縦断する自然歩道
    パシフィック・クレスト・トレイルという
    過酷なコースを歩いたシェリル・ストレイドだ。
    彼女がその途方もない体験をまとめ、
    世界を驚きと称賛で包んだベストセラーの映画化。
    リース・ウィザースプーンが主演女優賞、
    ローラ・ダーンが助演女優賞、
    に、それぞれ今年のアカデミー賞でノミネートされた。
    『ダラス・バイヤーズクラブ』のジャン=マルク・ヴァレ監督。
    これもシネコン上映なので、
    後回しにしてるうちに見そびれる可能性もあるかなァ...
    注意しようとは思ってます。


    『バレエボーイズ』





    ↓『バレエボーイズ』予告動画


    原題:BALLETGUTENE

    2014年製作 ノルウェー映画

    監督:ケネス・エルヴェバック

    出演:ルーカス・ビヨルンボー・ブレンツロド
    シーヴェルト・ロレンツ・ガルシア
    トルゲール・ルンド

    北欧・ノルウェーの首都、オスロで
    プロのバレエダンサーを目指す3人の少年—
    ルーカス、トルゲール、シーヴェルト。
    男子はめずらしいバレエの世界で、
    ひたむきにレッスンに打ち込む。
    時にはふざけ合いながらも厳しい練習に耐え、
    お互い切磋琢磨していたが、
    ある日ルーカス1人だけが
    名門ロンドン・ロイヤル・バレエスクールから招待を受け、
    3人は人生の分かれ道の選択を余儀なくされる。
    12歳から16歳というもっとも多感な4年間に、
    危うくもしっかり未来を見据えひたむきに
    夢に向かって踊り続けるバレエボーイズ。
    躍動感溢れる映像に、
    彼らのきらめく一瞬一瞬が刻まれていく
    ドキュメンタリー映画。
    (公式HPより)

    バレエのドキュメンタリー映画は、
    なるべく観るようにしています。
    ダンサーたちの鍛錬の様子を見ると
    背筋が伸びる思いをするからです。
    思いだけじゃだめなんだけど(^o^;)


    『懲罰大陸★USA』





    ↓『懲罰大陸★USA』


    原題:PUNISHMENT PARK

    1971年製作 アメリカ映画

    監督:ピーター・ワトキンス

    日本では『傷だらけのアイドル』(67年)で知られる、
    BBC出身のイギリスの映像作家、
    偽ドキュメンタリーの巨匠、ピーター・ワトキンスの
    超問題作が40年以上の時を経て遂に日本初上陸。
    ワトキンス監督がアシスタントとして参加した、
    世界的に疑似ドキュメントの傑作と評されている
    歴史改変SF戦争映画『イギリスは占領された!?』
    (64年/監督:ケヴィン・ブラウンロー/トニー・リチャードソンが出資)
    同様、強烈なインパクトを放つ作品であり、
    けっして気分の良くなるエンタテインメント作品ではない。
    1970年、ベトナム反戦運動の激化を背景に、
    ニクソン大統領はマッカラン国内治安維持法を発令、
    アメリカ政府は反政府的・危険分子とみなした者たちを
    一方的に拘束している。
    州刑務所および連邦刑務所の収容キャパシティが超える中、
    拘束された者たちは一方的な裁判にかけられ、
    二者択一の選択を迫られる。
    求刑通りの懲役を全うするか、
    カリフォルニアにある「ベアーマウンテン国立お仕置公園」にて
    人間狩りの標的として3日間を過ごすか-。
    (公式HPより)

    この映画は
    ≪日本初公開!世界のどす黒い危険な闇映画≫第3弾。
    第4弾が、
    9月12日公開の
    ニール・ヤングが監督した
    『ヒューマン・ハイウェイ』です。
    2本とも新宿シネマカリテのレイトショー公開。
    終わる時間が遅いと帰って来られないので...
    観たいのだけど、観れるかナア。




    『薩チャン 正ちゃん ~戦後民主的独立プロ奮闘記~』









    ↓『薩チャン 正ちゃん ~戦後民主的独立プロ奮闘記~』予告動画


    監督:池田博穂

    1950年代から60年代にかけ、
    業界を独占していた大手映画会社との
    労働争議で解雇された映画人たちが
    自分たちのプロダクション「独立プロ」を作って
    数々の名作を世に送り出した。
    そんな時代を代表する監督・山本薩夫と今井正を中心に、
    当時を知る関係者の貴重なインタビューや
    彼らの代表作のシーンを織り交ぜ、
    “独立プロの黄金期“を描き出す渾身のドキュメンタリー。

    これは新宿ケイズシネマでの上映です。
    前売り券が1000円なので買ってあります。
    独立プロの特集上映作品も、
    この前売り券が使えて、
    リピーターサービスが何回でも使えて千円です。
    全国共通前売り券で特集上映でも使えます。
    今決まっているのは下記の劇場↓
    名古屋 シネマスコーレ 9月5日~9月25日
    大阪  シネ・ヌーヴォ 9月12日~10月2日
    京都  京都みなみ会館 10月3日~10月16日
    横浜  シネマジャック&ベティ 今秋
    神戸  元町映画館   今秋
    福岡  中洲大洋劇場  11月14日~11月28日 

    独立プロの映画最近新文芸坐で、
    『真空地帯』『雲ながるる果てに』観ましたよ。
    『この国の空』『陸軍登戸研究所』など
    戦争関連映画も観ていて、今後も観ます。

    結局4回に分けて紹介した私の8月公開鑑賞予定新作映画ですが、
    まだ、紹介した8月公開新作の中からは
    3本しか観ていないという...!(´Д`;)
    でも、8月の鑑賞本数は昨日までで21本になってます...
    このところ鑑賞は名画座に偏りがちなんです。
    記事にしていない観た映画がどんどんたまっていますヽ(;´ω`)ノ








    マーロン・ブランドとネコ( Φ ω Φ )ジィー


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    『ひとりひとりの戦場 最後の零戦パイロット』

    2015年製作 日本映画
    ユーロスペースで鑑賞





    ↓『ひとりひとりの戦場 最後の零戦パイロット』予告動画


    監督・編集:楠山忠之
    撮影:長倉徳生 鈴木摩耶 楠山忠之
    編集技術:長倉徳生 
    聞き手/ナレーション:楠山忠之

    出演:
    原田要(元・零戦パイロット)

    重田常治(元・重巡洋艦乗組員)
    重田軍治(長男)
    重田康治(二男) 

    金城秀夫(ハワイ日系二世)・金城房子(妻) 
    タカラ・スエキチ(ハワイ日系二世)
    小池良児(太平洋航空博物館・通訳)
    リチャード・ジロッコ(元・米海軍航空機関士) 
    藤本文昭(「赤土の島」著者 )  
    西開地良忠(西開地重徳の弟)  

    田村正彦(東京初空襲被害者)
    田部井武(東京初空襲被害者)  
    堀川喜四郎(東京初空襲被害者)
    武部次郎(東京都葛飾区教育資料館)  
    平野拓也(葛飾区・法林寺)

    ワイキキの浜で-横浜在住の若い夫婦  
    ブラジル出身の青年たち 
    浅川学園ひかり幼稚園の先生と児童たち    
    勢理客ジェーン藤枝(ハワイ-沖縄センター会長)
    宮城 BONNIE (同センター・通訳)    
    真栄平房佳(沖縄県平和祈念資料館)



    原田要さん。
    今年の8月に99歳になる最後の零戦パイロット。
    長野中学(現長野高校)を中退して、
    海軍航空隊のパイロットとなる。
    彼の空の闘いは中国本土の南京爆撃から
    ハワイ、セイロン島、ミッドウェイ、
    そしてガタルカナルへと広がっていった。

    戦闘機乗りがみた"南京虐殺事件"の真相。
    成功の影で隠蔽されてきた真珠湾攻撃の悲劇
    「ニイハウ島事件」の解明。
    運命の海戦から空の消耗戦へと
    次第に傾いていく日本の戦運。
    戦時下の日本軍人の生き様と
    零戦神話を支えてきたパイロットの技量。

    そして戦後70年を経ても続いている
    生き残った者の悲しみが
    原田さんを始めとした日米双方の元軍人、
    日系ハワイ移民二世、学芸員たちのことばで
    私たちに語られていく。

    制作・監督は前作『陸軍登戸研究所』で
    証言とアーカイブ映像で裏打ちされた
    新しいドキュメ ンタリー映画を生みだし、
    昨年度藤本賞・奨励賞を受賞した楠山忠之。
    (公式HPより)


    戦争は幾重にも秘密の壁を生み張り巡らされるから、
    「隣の戦場」は見えない。
    異なるモザイク状の「ひとりひとりの戦場」を
    パズルを解くように紡ぎ取る作業こそ、
    「戦争とは何か」に近づくことになる。
    「戦争は怖い」だけのイメージでは表層的に過ぎない。
    「慣れれば人殺しも平気になる」という刺突訓練を受忍し、
    やがて「何人の首を斬ったか」を競争するようにもなる。

    ドキュメンタリー映画は、
    戦争における人間の不気味さを引き出し、
    そこから戦争を孕む社会の在りようまで
    深めていかなくてはならない。
    そのことが"戦場の現場"と
    "遥か遠くテレビの断片だけで知る戦場"
    との隔たりを縮める。
    (公式HP監督の言葉より)


    『ひとりひとりの戦場 最後の零戦パイロット』公式HP←クリック

    最後の零戦パイロット原田要さんの話から、
    繋がっていく、
    戦時下を生き延びた人たちの証言。
    時の流れに埋もれた歴史の中には、
    当時の兵士にも
    空襲に遭った子どもにも
    遠いハワイの地の日系人にも
    それぞれの戦場での体験があり、
    それがリアルに語られる。

    戦時下に生きた人たちの経験を
    しっかり聞けば、
    安易な歴史の美化などできないはずだ。
    もう過ぎ去った昔のことだと
    片付けられないはずだ。

    時代の趨勢に流されたくないと考えていても
    いつのまにか流されていないよう
    自分がどう考え行動すべきか、
    常に検証して行かなければ。
    本作もそのことを確認させてくれた。

    楠山監督の前作『陸軍登戸研究所』も
    アンコール上映で観たので、
    また紹介したい。





    ↓『陸軍登戸研究所』


    戦前、極秘に進められていた防諜、謀略、
    秘密兵器の開発の拠点だった陸軍登戸研究所は、
    敗戦を迎え「証拠湮滅」の命令が下されて歴史から消えました。
    しかし、今日、当時の関係者が、
    そこで何が行われ作られていたかをようやく語り始め、
    殺人光線、生体実験への道、毒物・爆薬の研究、
    風船爆弾、生物・化学兵器、ニセ札製造と
    多岐にわたる研究の実態が明らかになりました。
    その成果は、陸軍中野学校を通じて
    果たされたものも多くありました。
    それぞれに携わった研究員、作業員、
    風船爆弾の製造の一翼を担わされた当時の女学生たち、
    陸軍中野学校OB、
    その他今聞いておかなければ抹消されてしまう歴史を、
    勇気ある証言者たちがカメラの前に立ち、
    語った映像を6年以上の歳月をかけて追い続けた
    渾身のドキュメンタリー。
    (公式HPより)

    制作に映画学校の学生たちも参加し、
    インタビューもしているので、
    若者たちの新鮮な視点も活かされていました。
    本当に力作だったので見直したくて
    販売していたDVDと、
    陸軍登戸研究所の研究本を購入しました。


    最後の零戦パイロット原田さん
    原田さんは長野県で幼稚園を経営しており
    この8月11日に99歳になられた。
    幼稚園を開いた理由は、
    「戦争を止められるのはお母さんの心と、
    そのお母さんに育てられた子どもの成長、
    それが子どもを戦争から守る
    一番の近道だと考えた。」から。



    渋谷ユーロスペースでは、
    監督とゲストのトークショーが今後も行われます。
    情報はこちら↓
    「ひとりひとりの戦場 最後の零戦パイロット」ニュース


    私は終戦の日の8月15日、
    『ひとりひとりの戦場』
    封切日のトークのある回に観に行きました。
    映画に登場する原田さんは
    海軍航空隊のパイロットでしたが、
    この日のゲストは
    陸軍航空隊で一式戦闘機「隼」の
    パイロットだった91歳の関利雄さん。
    海軍と陸軍は情報交換をしていなかったそうです。
    海軍機は「陸軍基地に着陸するな」
    陸軍機は「海軍基地に着陸するな」
    と言われていたとのこと。
    敵国機の情報は知っていたけど、
    見慣れない飛行機だなと思うと
    海軍機だったそうです。
    全く年齢を感じさせないお元気さ。
    貴重な経験談を身振り手振りを交えてリアルに
    お話しして下さいました。

    image
    楠山忠之監督


    image
    関利雄さん


    image


    image
    パンフレットにお二人から
    サインを戴きました。



    昨年の8月15日に私が観たのは、
    『軍旗はためく下に』
    この記事へのアクセスが多く嬉しいです。

    軍旗はためく下に 感想
    傑作!!深作欣二監督・脚本、
    脚本:新藤兼人、長田紀生。
    出演:左幸子、丹波哲郎
    ←クリック








    ジョン・レノンとネコ(^・o・^)ノ”


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    『あゝひめゆりの塔』梶芽衣子デビュー50周年記念特集。日活、1968年。舛田利雄監督。吉永小百合、浜田光夫、和泉雅子、乙羽信子、中村翫右衛門、二谷英明。渡哲也他。梶さんは改名前の本名の太田雅子時代の出演。ひめゆりの乙女たちの悲劇がやわらかく描かれている感じ。時代の制約か!?
    8/10 0:09

    ブログを更新しました。『8月公開鑑賞予定新作映画その2  あの日のように抱きしめて/ふたつの名前を持つ少年/未来をなぞる 写真家・畠山直哉/ひとりひとりの戦場/子供たちの涙』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12059868471.html
    8/10 0:12

    『日本残侠伝』梶芽衣子デビュー50周年記念特集。シネマヴェーラ渋谷日活、1969年。この作品でマキノ雅弘監督に本名と同じだった芸名太田雅子から梶芽衣子に改名された梶さんは美しい女郎役。東映での任侠映画とは違う味で主演の高橋英樹に合った陽性な軽いタッチが日活での特徴なのですよね?
    8/10 1:34

    『日本の悲劇』「新文芸坐戦後70年企画」木下惠介監督、1953年。戦中、戦後、子ども2人を女手ひとつで育てる為に汚れ仕事にも身体を張った母親だが、子どもたちは離れて行く。ニュース映像の挿入で政治の貧困を訴え、長回し、自然音の使用、音楽は弾き語りだけという当時画期的な実験性も秀逸。
    8/10 2:39

    『にっぽん昆虫記』「新文芸坐戦後70年企画」今村昌平監督。1963年。貧しい農家に生まれた女とめ(左幸子)の地べたを這うようにたくましく生きる姿。あやしい宗教や売春斡旋業など監督が徹底調査したリアリティーが、名優たちの演技により、これでもかというなまなましい力強さで迫ってくる。
    8/10 2:48

    『子どものころ戦争があった』梶芽衣子デビュー50周年記念特集。1981年。斎藤貞郎監督。梶さんはアメリカ人夫との間に生まれた娘エミーを連れて実家に疎開中。娘は戸籍に記載されず蔵に閉じ込められている。母として娘の事を愛しているが因習に逆らえない。悲しい母親を繊細に演じる梶さんも素敵
    8/10 2:59

    『曽根崎心中』梶芽衣子デビュー50周年記念特集。増村保造監督。1978年。ワルに騙されてしまった徳兵衛と、金持ちに囲われるか田舎の遊郭に売られるしかないお初は、あの世で一緒になろうと心中を決意。死出の道行に2人の背景が挿入されるドラマは、結末が分かっていても引き込まれる迫力。
    8/10 3:14

    『奥様は魔女』1942年。ルネ・クレール監督。フレデリック・マーチ、ヴェロニカ・レイク。17世紀の魔女狩りで火刑になった魔女と魔法使い父子が、現代に甦って自分たちを告発した人物ウーリー家の子孫ウォレスに復讐を計画するコメディー。ヴェロニカ・レイクが超キュートで可愛らしく美しい。
    8/10 3:37

    『若草の頃』1944年。ヴィンセント・ミネリ監督。映画史上の名作・シネマヴェーラ渋谷で『奥様は魔女』と2本立て。MGM絶頂期の豪華なセットや衣装が映える美しいテクニカラー作品。1944年にアメリカではこんな楽しい豪華なエンタメ映画を作っていた。戦争のせの字も見えないミュージカル。
    8/10 3:50

    ブログを更新しました『ウィークエンド・チャンピオン モンテカルロ1971 感想 ジャッキー・スチュワートとロマン・ポランスキー監督が過ごしたモナコGPの表と裏。現在の2人のトーク付』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12060771061.html
    8/12 2:21

    ブログを更新しました。「8月公開鑑賞予定新作映画その3 ナイトクローラ―/夏をゆく人々/クーキー/くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ」http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12060838625.html
    8/13 14:45

    ブログを更新しました 『8月公開鑑賞予定新作映画その4僕たちの家に帰ろう/薩チャン 正ちゃん 戦後民主的独立プロ奮闘記/懲罰大陸★USA/バレエボーイズ/しあわせへのまわり道他』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12061307322.html
    8/15 1:24

    『ウィークエンド・チャンピオン モンテカルロ1971』ポランスキー監督が友人のF1レーサージャッキー・スチュワートと過ごしたモンテカルロGPの週末を自分はプロデューサーで制作したドキュメンタリーが40年後に発見され、現在の2人の対談が加えられたF1の歴史的にもとても興味深い作品。
    8/16 11:21

    『フリーダ・カーロの遺品 石内都、織るように』50年ぶりに封印を解かれたフリーダの遺品を撮影するプロジェクトから依頼を受けた石内都氏の撮影過程を追ったドキュメンタリー。カーロが愛した民族衣装の刺繍家の女性たちも登場。石内氏の遺品に対するアプローチと写真をもっとじっくり観たかった。
    8/16 11:38

    『この国の空』監督・脚本:荒井晴彦。戦時下19歳の里子は隣人の妻子を疎開させた銀行支店長市毛(長谷川博己)の身の回りの世話をするうちに彼を愛してしまう。空襲でいつ死んでしまうか分からない時代の庶民の日常生活が丹念に描かれる。女になってゆく里子を二階堂ふみが繊細な演技で好演。
    8/16 11:51

    『知られぬ人』シネマヴェーラ渋谷。トッド・ブラウニング監督1927年。男性の腕を怖がるサーカスの美しい娘ナノン(ジョーン・クロフォード)を愛する腕がないアロンゾ(ロン・チェイニー)。実は腕は足での曲芸のためにコルセットで隠していた。彼女を手に入れたいアロンゾの行動は狂気の沙汰へ。
    8/16 12:19

    『静かなる男』シネマヴェーラ渋谷。ジョン・フォード監督1952年。故郷のアイルランドの田舎の村へアメリカから戻ったショーン(ジョン・ウェイン)はボクサーで、試合中相手が死亡してしまったトラウマを持つ。隣家の勝気な娘メアリー(モーリン・オハラ)との恋。美しい自然と酒好きな村人たち。
    8/16 12:30

    ブログを更新しました。 『ひとりひとりの戦場 最後の零戦パイロット 感想 地道な取材で戦争体験者の証言から隠れた歴史を発掘』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12062482210.html
    8/16 22:51


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    「女優・梶芽衣子 デビュー50周年記念」
    シネマヴェーラ渋谷
    で観た作品

    『あゝひめゆりの塔』

    『子どものころ戦争があった』

    『曽根崎心中』

    『日本残侠伝』





    『あゝひめゆりの塔』



    『あゝひめゆりの塔』予告動画


    1968年製作 日活

    監督舛田利雄
    脚本若井基成 、 石森史郎
    企画高木雅行 、 八木保太郎
    撮影横山実
    美術木村威夫
    音楽真鍋理一郎
    録音沼倉範夫
    照明藤林甲
    編集井上親弥
    スチール井本俊康

    主演:
    吉永小百合
    浜田光夫
    和泉雅子
    遠山智英子
    乙羽信子
    高品格
    音無美紀子
    中村翫右衛門
    二谷英明
    藤竜也
    郷英治
    東野英治郎
    渡哲也
    太田雅子(梶芽衣子)

    吉永小百合主演。
    梶さんは改名前の本名の太田雅子時代の出演。
    ひめゆりの乙女たちの悲劇が
    青春映画的にやわらかく描かれている。
    梶さんはまだ太田雅子の芸名。
    ひめゆり隊の女生徒で
    勇気のない教師にビンタで喝を入れる
    しっかりした性格の島袋ツル役。


    『子どものころ戦争があった』



    同時上映は
    『遥かなる山の呼び声』だったのですね。






    1981年製作
    松竹、文校プロダクション

    監督斉藤貞郎
    脚本鈴木尚之
    原作日本児童文学者協会編 、 日本子どもを守る会編
    製作脇田雅丈 、 伊藤公一 、 赤井明
    製作補佐生哲雄
    撮影宇田川満
    美術芳野尹孝
    音楽佐藤勝
    録音伊藤和久
    照明野田正博
    編集鶴田益一
    助監督植村信吉
    スチール石田康男

    出演:
    樫山文枝
    斉藤優一
    梶芽衣子
    キャサリン
    三益愛子
    中原ひとみ
    栗田ひろみ
    椎谷建治
    山谷初男
    林ゆたか
    吉田良全
    山本幸栄
    伴淳三郎

    梶さんはアメリカ人夫との間に生まれた
    娘エミーを連れて実家に疎開中。
    娘は戸籍に記載されず
    蔵に閉じ込められて生活している。
    母として娘の事を愛しているが
    因習に逆らえない、
    悲しい母親を繊細に演じる梶さんも素敵だった。




    『曽根崎心中』



    image


    ↓『曽根崎心中』オープニング動画


    1978年製作
    ATG、行動社、木村プロ

    監督増村保造
    脚本白坂依志夫 、 増村保造
    原作近松門左衛門
    製作藤井浩明 、 木村元保 、 西村隆平
    撮影小林節雄
    美術間野重雄
    音楽宇崎竜童
    録音太田六敏 、 宮下光威
    照明佐藤勝彦
    編集中静達治
    衣裳万木利昭
    結髪岡本政夫
    製作担当本間信行
    助監督近藤明男
    記録村山慶子
    時代考証林美一

    出演:
    梶芽衣子
    宇崎竜童
    井川比佐志
    左幸子
    橋本功
    木村元

    ワルに騙されてしまった徳兵衛と、
    金持ちに囲われるか
    田舎の遊郭に売られるしかないお初は、
    あの世で一緒になろうと心中を決意。
    死出の道行に2人の背景が挿入されるドラマは、
    結末が分かっていても引き込まれる迫力。
    美しく凛としたお初を梶さんが熱演。


    『日本残侠伝』

    image


    1969年 日活

    監督マキノ雅弘
    脚本マキノ雅弘 、 永田俊夫
    原作マキノ雅弘
    企画高木雅行
    撮影横山実
    美術中村公彦
    音楽小杉太一郎
    録音沼倉範夫
    照明藤林甲
    編集辻井正則
    スチル式田高一

    出演:
    高橋英樹
    川地民夫
    郷英治
    津川雅彦
    水島道太郎
    南田洋子
    岩井友見
    梶芽衣子
    田中春男
    三島雅夫
    伴淳三郎
    山本陽子
    須賀不二男
    深江章喜
    杉江広太郎
    長門裕之
    葉山良二

    高橋英樹主演、マキノ雅弘監督の任侠映画。
    軽いタッチでした。
    梶さんは高橋英樹に助けられた美しい女郎。
    でも、売られていってしまいました。
    この映画でマキノ雅弘監督に、
    芸名を本名の太田雅子から、
    梶芽衣子に改名されて、
    その後活躍がめざましくなりました。

    『日本残侠伝』で検索しても
    画像は健さんの『昭和残侠伝』ばかり出てきます...



    「女優・梶芽衣子 デビュー50周年記念」
    の特集上映で観たのは、
    8本でした。
    本当はもっと観たかったけど...

    すでに書いた4本は↓

    『動脈列島』『修羅雪姫 怨み恋歌』←クリック

    『修羅雪姫』『動脈列島』←クリック

    8月はこの後、
    ・新文芸坐「戦後70年企画」で4本、
    ・シネマヴェーラ渋谷「映画史上の名作」で10本、
    ・岩波ホール「戦後70年特別企画
     黒木和雄戦争レクイエム」で5本
    ・ユーロスペースで『陸軍登戸研究所』
    の19本の旧作を観ました。

    8月18日までの今月の鑑賞本数は32本で、
    旧作25本、新作は8本。
    昨日は新作のドイツ映画
    『あの日のように抱きしめて』を観ました。
    後を引く心に残る映画で、
    これも早めに書きたいです。
    観た作品は短評のまとめ記事だけでも
    全部書いて行きたいので、
    まだ書いていなかったところから、
    旧作のまとめも書いて行きます。


    WOWOWの録画で『無宿』(1974年)も観ました。
    (斎藤耕一監督 高倉健、勝新太郎、梶芽衣子)










    ジーン・セバーグとネコ(=゚ω゚)ノ

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    『あの日のように抱きしめて』
    原題:Phoenix
    2014年製作 
    ドイツ映画
    Bunkamura ル・シネマで鑑賞

    浜松シネマイーラでも上映されます。










    ↓『あの日のように抱きしめて』予告動画


    ↓「Phoenix」トレーラー


    原題:Phoenix 
    2014年製作 ドイツ映画

    監督・脚本:クリスティアン・ペッツォルト

    編集:ベッティナ・ブーラー
    製作:フロリアン・ケルナール・フォン・グストフ
    ミハイル・ヴィーバー
    原作:ユベール・モンティエ
    脚本:クリスティアン・ペッツォルト
    撮影:ハンス・フロム
    音楽:シュテファン・ヴィル

    出演:ニーナ・ホス
    ロナルト・ツェアフェルト
    ニーナ・クンツェンドルフ

    1945年6月ベルリン。
    元歌手のネリーは顔に大怪我を負いながらも
    強制収容所から奇跡的に生還し、
    顔の再建手術を受ける。
    彼女の願いはピアニストだった
    夫ジョニーを見つけ出し、
    幸せだった戦前の日々を取り戻すこと。
    顔の傷が癒える頃、
    ついにネリーはジョニーと再会するが、
    容貌の変わったネリーに夫は気づかない。
    そして、ジョニーはネリーに
    収容所で亡くなった妻になりすまし、
    遺産を山分けしようと持ちかける。

    「夫は本当に自分を愛していたのか、それとも裏切ったのか――」。
    その想いに突き動かされ、提案を受け入れ、
    自分自身の偽物になるネリーだったが・・・。

    監督は、前作『東ベルリンから来た女』で
    ベルリン国際映画祭銀熊賞(監督賞)に輝いた
    クリスティアン・ペッツォルト。
    主演に再びニーナ・ホスと
    ロナルト・ツェアフェルトを起用し、
    愛の真理を問うサスペンスフルな心理劇を作り上げた。
    削ぎ落とされたセリフと無駄のない演出に、
    亡命作曲家クルト・ヴァイルの名曲
    「スピーク・ロウ」が艶やかに映える。

    ペッツォルト監督インタビュー
    「Filmkritik誌が、
    アルフレッド・ヒッチコック監督の
    『めまい』の特集をした際に、
    ハルン・ファロッキが、
    「入れ替わった女たち(Switched women)」
    という記事を書いていた。
    そのエッセーの中で、
    彼はユベール・モンティエの
    『帰らざる肉体(Le retour des cendres)』
    という小説を引き合いに出していた。
    この映画の原作となった本のことだ。
    その後、僕はハルン・ファロッキに会って、
    時間をかけてこの本について話し合った。
    この手のストーリー
    ――いわば『めまい』と強制収容所の生還ストーリーを
    ブレンドしたようなもの――は、
    フランスでしか語ることができないのか、
    そう僕たちは自問した。
    そしてドイツの戦後映画について考察した
    ――なぜドイツでは、
    コメディーやジャンル・フィルムが作られないのか。
    僕たちは国家社会主義(ナチズム)によって
    作り出された深淵へと
    繰り返し繰り返し放り込まれてしまうんだ。

    数年後、僕は『東ベルリンから来た女』の制作を始めた。
    ニーナ・ホスとロナルト・ツェアフェルトが演じる
    恋人たちを見ている内に、
    彼らを通してストーリーを語ることができるのでは、
    と考え始めた。
    それでもう一度試してみることにしたんだ。
    このストーリーを何とかしてドイツで語ることは可能なのか
    ――もしできるとしたら、どうやって?と。
    (公式HPより)

    ↓ヒッチコック『めまい』(1958年)トレーラー
    キム・ノヴァク、ジェームズ・ステュアート



    いくら、妻の顔が変わったからといっても、
    声、匂い、仕草、クセまで全部変わってないでしょ?
    もう、死んでしまった。
    と、思ってしまうと
    こんな風に気付かないの???
    特に前半は頭の中が
    ハテナ、ハテナでいっぱいの状態。
    後半は、彼女はなぜ自分自身を
    ここまで演じようとするのかで???

    それは、アウシュビッツ収容所で、
    彼女を支え生きながらえさせた
    夫に再び会いたいという希望が、
    どんなに強かったかということだけど…

    ナチスがドイツ人とユダヤ人夫婦には、
    離婚を強要したこと。
    使われた音楽の由来やトリビア。
    ネリーとジョニーの距離感が、
    敬称の2人称と親称の2人称で使い分けられている。
    監督、キャストのインタビューなど、
    映画を理解するための情報が
    パンフレットに書いてあるので、
    見た後に読まれることをお勧めします。
    私はパンフレットを読んで
    色々知った上でもう一度観てみたくなりました。
    後を引く映画なのです。

    監督はヒッチコックの『めまい』(1958年)だけでなく、
    『ローラ殺人事件』(1944年オットー・プレミンジャー監督)
    『顔のない眼』(1960年ジョルジュ・フランジュ監督)
    『他人の顔』(1966年勅使河原宏監督)なども
    取り入れているのかもしれないです。

    『東ベルリンから来た女』は大好きな作品です。
    『あの日のように抱きしめて』も
    『東ベルリンから来た女』と同じように、
    台詞は少なく、回想場面もありません。
    役者の目や表情、仕草が語ります。

    監督は、
    この映画の基盤は本質的には
    フィルム・ノワールだ。
    しかし、コントラストをきつくしすぎて、
    陰影を消したくなかった。
    フィルム・ノワールとテクニカラーを
    繋げたかった。
    だからより温かみと人間味のある
    フィルムで撮影した。
    と語っています。

    サスペンスフルな展開に
    格調と深みのあるルックが
    ぴったり合っていました。

    まだ、封切りされて間もないので、
    これくらいにしておきます。


    それにしても、
    ラストシーンは出色です、
    他を忘れてしまったとしても、
    このラストシーンだけは忘れないと思う。

    実はYouTubeに、
    ラストシーンの動画があるので、
    何回も繰り返し見ています。
    ここには貼りません。

    クルト・ヴァイルのジャズのスタンダードナンバー
    「スピーク・ロウ」は劇中色々なバージョンで流れます。
    ユダヤ人の作曲家クルト・ヴァイルは、
    ドイツ時代はクラシック音楽の作曲家を志していましたが、
    ブレヒトと組んで劇音楽作曲家として成功します。
    ナチスから逃れて亡命したアメリカでは、
    ブロードウェイ・ミュージカルの作曲家に転身します。
    劇中、クルト・ヴァイル自身が歌う
    「スピーク・ロウ」も使われます。

    ↓クルト・ヴァイル「Speak Low」


    「スピーク・ロウ」はたくさんの
    有名シンガーやプレイヤーの演奏が
    YouTubeにもあります。
    本当にご紹介したいバージョンもあるのですが、
    ネタバレが絡んでくるのでやめておきます。
    なので、
    私が映画のイメージに合ってるかなと選んだのはこちら。
    ドイツのシンガー&プレーヤーです。
    ↓Speak Low Filippa Gojo (Vocals) & Lars Duppler (Piano)



    ニーナ・ホスは素晴らしい女優です。
    本作でも名演です。



    ネリーの友人レネ役の
    ニーナ・クンツェンドルフも的確な助演。
    レネの悲しみにも胸が詰まります。


    ネリーの家は空襲で
    瓦礫と化していました。






    探し当てたジョニーは
    米兵相手のクラブで働いていました。


    ジョニー役ロナルト・ツェアフェルトは、
    心情が簡単には読めない男を好演。


    ロナルト・ツェアフェルトは、以前のラッセル・クロウ↑に似てるな~って
    思うのですが!?


    撮影中のロナルト・ツェアフェルトと、
    クリスティアン・ペッツォルト監督


    ニーナ・ホスとペッツォルト監督




    原題「Phoenix」は、
    ジョニーが働いている店の名前でもありますが、
    「そうだったのかー」ヽ(゚◇゚ )ノ!!
    な、意味も込められていました。


    『東ベルリンから来た女』
    東ベルリンから来た女 [DVD]/
    ニーナ・ホス,ロナルト・ツェアフェルト,ライナー・ボック


    こちらもおススメ
    『あの日 あの時 愛の記憶』↓
    あの日 あの時 愛の記憶 [DVD]/
    アリス・ドワイヤー,マテウス・ダミエッキ,ダグマー・マンツェル









    はい、
    そして、Phoenixといえば、
    リヴァーを出さないわけにはいきませんf^_^;
    リヴァー・フェニックスとワンコU・皿・U
     


    0 0

    {6D57E7DD-E192-434E-BC75-7B2883C41121:01}

    約一年ぶりに蒲郡(愛知県)の実家へ帰省しています。
    実家で飼っているトコです。
    今、9歳です。

    浜松にいた頃は、車で1時間くらいで来られるから、
    よく来ていましたが、
    川崎に引っ越して遠くなったのと
    ガン闘病があったので、
    約1年ぶりの帰省になりました。
    トコが
    私のことを覚えていてくれるかなぁ。
    と、不安でした。
    知らない人が家に来ると、
    すぐに隠れてしまうのです。
    でも、逃げないし、
    写真も撮らせてくれたので、
    ちゃんと覚えていてくれたようで
    安心しました。照れ



    {B1B03396-8B81-4A06-923F-FD14EDB7474D:01}

    {C84090CB-2AEE-4557-9298-CEDF0437632D:01}

    {27EA08E2-5BCC-4354-AD42-05E520E548F6:01}


    顔は小さい方かなと思うのですが、
    体は相変わらず超ビッグガーン

    {40CEF785-0201-4733-8BD2-6CD728DC4F17:01}

    {51BC8459-4BBF-4255-85BA-A07978CA9196:01}


    iPhoneではなく、iPadです。ショボーン


    {0F8FF221-624C-462D-9F21-FD95F9EC1825:01}

    よし、よし、ちゃんと書いてるね。キョロキョロ

    {A49CA6D8-2D09-4502-8D45-D165F8882005:01}

    {F870D40E-6F8B-4C37-BE1C-6104C80982B7:01}










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    クリス・コルファーとネコニコニコ

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    『雲ながるる果てに』新文芸坐「戦後70年企画」家城巳代治監督、1953年。鶴田浩二、木村功、学徒特攻隊の出撃前最後の日々。酒を飲み恋人の話に花を咲かせたり、母を恋しがったり、彼らの年頃の人間臭い面をリアルに描き、戦争で戦うのはどこにでもいる普通の若者たちだという事が胸に迫る。
    8/17 1:40

    『真空地帯』新文芸坐「戦後70年企画」山本薩夫監督、1952年。木村功、神田隆、加藤嘉他。上官の主導権争いの策略に巻き込まれた主人公は財布窃盗の罪を着せられ軍刑務所で服役。内務班へ復帰するがまたも上官の裏取引で野戦送りとなる。軍内部の激しい暴力や利権を巡る計略などの暗部を告発。
    8/17 2:32

    『ニーベルンゲン前篇ジークフリード』シネマヴェーラ渋谷「映画史上の名作」フリッツ・ラング監督。1924年。パウル・リヒター。ニーベルンゲンのジークフリード王子の冒険が描かれる。『ホビット』もびっくりな造形の火も噴く巨竜を倒しその血を浴びて不死身になるが弱点をつかれ命を落とす。
    8/17 2:50

    『ニーベルンゲン後篇クリームヒルトの復讐』シネマヴェーラ渋谷。フリッツ・ラング監督。1924年。マルガレーテ・シェーン。夫ジークフリードを殺したハーゲン・トロンエへのクリームヒルト妃の激しい復讐劇。復讐に利用するためフン族王と結婚。人海戦術の戦闘場面は圧巻。暗澹たるラストも凄い。
    8/17 3:02

    『陸軍登戸研究所』楠山忠之監督。戦前、極秘に進められていた防諜、謀略、秘密兵器の開発の拠点だった川崎の陸軍登戸研究所。当時の関係者が何が行われていたかを勇気を持って語り始めたのを丹念に6年かけて取材したドキュメンタリー映画。制作に映画学校の学生も参加で若者の視点も活かされた力作。
    8/17 3:14

    『ひとりひとりの戦場 最後の零戦パイロット』楠山忠之監督。最後の零戦パイロット原田要さんの話から繋がっていく、当時の兵士、空襲に遭った子ども、ハワイの地の日系人など戦時下を生き延びた人たちの証言。これを安易に美化したり過ぎ去った昔のできごとだと片付ける事などできない。
    8/17 3:30

    『幽霊と未亡人』シネマヴェーラ渋谷。ジョセフ・L・マンキーウィッツ監督。1947年。ジーン・ティアニー、レックス・ハリソン。未亡人ルーシーが8歳の娘アンナと海辺の家に越してくると元の持ち主のグレッグ船長の幽霊がいた。自立のため船長の体験談を小説にする。ロマンチックで切なさも素敵。
    8/17 3:47

    『キートンのセブンチャンス』シネマヴェーラ渋谷。友人と経営する証券会社が倒産の危機なジミーに祖父の遺産相続の知らせ。愛するメアリーに告白もできないのに相続には27歳の今日中に結婚しなければならない。後半は猛烈に走り跳びぶら下がり泳ぎ転がりの超絶アクションの連続。涙を流して笑った。
    8/17 4:02

    ブログを更新しました。 『梶芽衣子デビュー50周年記念。シネマヴェーラ渋谷で観た作品/子どものころ戦争があった/あゝひめゆりの塔/曽根崎心中/日本残侠伝他』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12063303958.html
    8/19 3:08

    ブログを更新しました。 『あの日のように抱きしめて 感想(原題:Phoenix)ニーナ・ホス演じる妻の夫への切ない愛の行方』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12063284024.html
    8/21 1:05

    ブログを更新しました。「猫は記憶力が良いか?1年ぶりに会った実家のネコがちゃんと覚えていてくれた(´∀`)。」という、写真とヒマネタな記事ですが見に来て頂けると嬉しいです。http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12064397271.html
    8/22 3:20


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    『ナイトクローラー』

    原題:Nightcrawler
    2014年製作 アメリカ映画
    チネチッタで鑑賞

    浜松シネマイーラでは11月14日(土)~27日(金)に上映










    ↓『ナイトクローラー』予告動画


    ↓Nightcrawler 公式トレーラー


    原題:Nightcrawler
    2014年製作 アメリカ映画

    監督・脚本:ダン・ギルロイ

    編集:ジョン・ギルロイ
    製作総指揮:ゲイリー・マイケル・ウォルターズ
    ベッツィー・ダンバリー
    製作:ジェニファー・フォックス
    トニー・ギルロイ
    ジェイク・ギレンホール
    デヴィッド・ランカスター
    ミシェル・リトヴァク
    撮影:ロバート・エルスウィット
    美術:ケビン・カバナー
    音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード

    出演:ジェイク・ギレンホール
    レネ・ルッソ
    リズ・アーメッド
    ビル・パクストン

    L.A.では人々が眠りにつく間、
    傍受した警察無線からけたたましく
    音が鳴り響くのをスタート合図に、
    猛スピードで車を走らせ、
    イチ早く事件・事故現場に駆けつけて
    被害者にカメラを向ける者たちがいる。
    報道スクープ専門の映像パパラッチ、
    通称“ナイトクローラー”だ。
    彼らはセレブパパラッチのように執拗に、
    死臭を求めるハイエナの如く貪欲に、
    生々しく刺激的な映像を求めて夜の街を這いまわる。
    そして、手に入れた映像をテレビ局に売りさばき、
    カネを得る。
    本作は、視聴率のために倫理をも踏み外した
    映像を欲しがるテレビ業界の裏側と、
    それを非難しながらも求める現代社会の闇に迫る。
    (公式HPより)

    あらすじは...

    主人公ルイス・ブルーム(ジェイク・ギレンホール)は、
    銅線やマンホールの蓋を盗んで売っていた。
    交通事故現場を通りかかると
    パパラッチ(ナイトクローラー)がビデオ撮影していて、
    映像をTV局に売るのだという事を聞き出す。
    自分には学歴はないが「物覚えがよく向上心がある」と、
    プライドは高い。
    家族も友人もおらず孤独な彼は
    TVとネットで情報収集。
    仕事で成功するノウハウの知識は
    ネット情報で得て、
    それを信じている。
    持ち前の要領のよさでパパラッチを始める。
    助手は「インターン」として低い給料で酷使する。
    より刺激の高い映像を手に入れるために、
    事件、事故現場に早く到着することだけでなく、
    「事件を仕組む」一線を越えていくルイス...


    端的に言うと、
    道徳的に正しくないアメリカンドリーム体現者の話
    です。
    金のためなら
    人を押しのけ利用し尽すことも何とも思わない。
    『ソーシャル・ネットワーク』( デヴィッド・フィンチャー監督)
    のマーク・ザッカーバーグには、
    自分は富裕層の出自でないという僻みがあったけど、
    彼にはハーバードに入る頭脳もハッキングの才能もあった。
    仲間もいた。
    しかし、ルイスには何もない。
    でもプライドは高く、要領のよい小悪党。
    そしてイヤなヤツ。
    でも、このルイスの行動にひきつけられる。
    11kgも減量して痩せたジェイク・ギレンホールの
    ぎょろぎょろした目が
    どんどんイっちゃった目になっていくのがスゴイ。
    プロデューサーも務め
    入念に役作りをして撮影に挑んだ
    ジェイク・ギレンホール入魂の演技です。

    監督のダン・ギルロイは、
    兄のトニー・ギルロイが脚本・監督を務めた
    『ボーン・レガシー』の共同脚本などを手掛けた
    脚本家で、
    本作が監督デビュー。
    トニー・ギルロイがプロデューサーの1人、
    双子の兄で映画編集者のジョン・ギルロイが編集、
    妻のレネ・ルッソがTVディレクターのニーナ役。
    家族制作的で低予算なインディー映画ですが
    そんなことを感じさせない見応えのある作品です。

    ポール・トーマス・アンダーソン監督作品を
    初期から手掛け、
    『ボーン・レガシー』
    『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』
    『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』
    などの大作も手掛けている
    撮影監督のロバート・エルスウィットの仕事にも注目。
    夜の場面が多いのですが、
    街の光の捉え方、
    ルイスのカメラのライト光の捉え方が
    美しく、緊張感があり、
    印象深いルックを作り上げています。

    カーアクションも見所です。
    俳優にお金をかけていない分!?
    カーアクションにはお金をかけたのではないかな。
    ルイスがお金を稼ぐようになって手に入れた
    赤のダッジ・チャレンジャーでのカーチェイスは
    見所です。

    ネット時代でTV離れが激しいアメリカの
    TV視聴率競争の裏側についてや、
    刺激のある映像を追い求める姿勢は
    そんなに新鮮味のある展開ではないと思いますが、
    非人間的な子悪党ルイスの
    「道徳的に正しくないサクセスストーリー」は、
    アメリカ的資本主義の現在を
    写す鏡になっているのではないでしょうか。

    アカデミー賞では脚本賞でノミネートされましたが、
    ジェイク・ギレンホールの演技も出色です。
    現代の『タクシー・ドライバー』とも言われる本作ですが、
    ジェイクにはロバート・デ・ニーロや、
    アル・パチーノ級の役者になって欲しいです。

    アカデミー賞主演男優賞(ヒース・レジャー)、
    助演男優賞ジェイクがノミネートされた
    『ブロークバック・マウンテン』(2005年アン・リー監督)
    から早10年。
    天国のヒースもジェイクの活躍を願っていることでしょう。
    (ジェイクはヒースとミシェル・ウィリアムズの娘
    マチルダちゃんの後見人)
    ブロークバック・マウンテン [Blu-ray]/
    ヒース・レジャー,ジェイク・ギレンホール,
    アン・ハサウェイ,ミシェル・ウィリアムズ



    戦慄のハッピーエンドとチラシには書かれていますが、
    私が想起したのは『トレイン・スポッティング』の
    ラストでした。

    『タクシー・ドライバー』のように後世に残る
    名作かどうかはちょっと疑問ですが、
    観た後何も残らないエンタメ映画ではなく、
    入念にリサーチして書かれた脚本のリアリズムが、
    映像の隅々にこだわって表現されていて
    見応えがあり印象に残る作品です。













    ジェイクの目の演技に注目です。





    助手リック役のリズ・アーメットは、
    オーディションで選ばれました。
    使えない男を好演です。


    赤のダッジ・チャレンジャーが夜のLAを疾走します。




    ダン・ギルロイがアテ書きしたという
    ニーナ役のレネ・ルッソが良いです。
    視聴率競争に長年もまれてきた
    女性ディレクターの悲しい性にリアリティーがある。


    リズ・アーメット、レネ・ルッソ、
    ジェイク・ギレンホール


    ダン・ギルロイ、レネ・ルッソ夫妻


    ジョン(映画編集者)ダン(脚本家・監督)の双子の兄弟と
    兄のトニー(脚本家・監督・本作のプロデューサー)




    13歳のパパラッチを追った
    ドキュメンタリー映画
    『ティーンエイジ・パパラッチ』
    (2010年エイドリアン・グレニアー監督)
    面白かったです。
    ティーンエイジ・パパラッチ レンズの向こうに見える、僕の未来 [DVD]/
    エイドリアン・グレニアー,
    オースティン・ヴィスケデイク,パリス・ヒルトン






    少し長くなりますが、
    しばらくやっていなかった新作紹介をします。
    ジェイク・ギレンホール出演の新作です。
    先ずは日本公開が11月6日(金)の
    『エベレスト3D』





    ↓『エベレスト3D』予告動画


    ↓「Everest」公式トレーラー


    原題:Everest
    監督:バルタザール・コルマウクル
    出演:ジェイソン・クラーク
    ジョシュ・ブローリン
    ジョン・ホークス
    ロビン・ライト
    エミリー・ワトソン
    キーラ・ナイトレイ
    サム・ワーシントン
    ジェイク・ギレンホール

    サービスシーン!?
    このシーンのすごい写真を見つけて
    ちょっと気になるのですけどね(笑)
    興味のある人は検索してみて(;^ω^A


    エベレスト登山家の実話ベースもの。
    これは観るか分からないなァ(^o^;)


    現在日本以外では世界各地で公開中の
    「Southpaw」





    ↓公式トレーラー


    監督:アントン・フークア
    出演:ジェイク·ギレンホール
    レイチェル・マクアダムス
    フォレスト・ウィテカー
    50セント
    ナオミ・ハリス

    自分の浅はかな行動から
    妻を死なせてしまい、
    娘からも引き離された
    左利きボクサーのビリーが、
    再起をかけて闘う。

    『ナイトクローラー』で約11kg減量したジェイクが、
    6.8kgのビルドアップして臨んだボクシング映画。
    これは公開されたら観たいな。

    同じくアントン・フークア監督の作品で、
    実話もの「The Man Who Made It Snow」
    ジェイクが主演で制作。

    ジェイクとフークア監督




    「Demolition」



    『ダラス・バイヤーズクラブ』
    28日公開の『わたしに会うまでの1600キロ』の
    ジャン=マルク・ヴァレ監督の新作。

    出演:ジェイク·ギレンホール
    ナオミ・ワッツ
    クリス・クーパー

    投資銀行員のデイビスが
    交通事故で妻を失った後にもがくコメディー。

    今年9月のトロント国際映画祭に出品され、
    来年4月にアメリカで公開予定。
    日本公開は来年か再来年?
    でも、きっと公開されるでしょうから観たいです。


    「Nocturnal Animals」

    ジェイク、トム・フォード、
    エイミー・アダムス


    トム・フォードの映画監督デビュー作
    『シングルマン』(2009年)以来の新作。
    「ノクターナル・アニマルズ(原題) Nocturnal Animals」
    (Nocturnal Animalsは夜行性動物の意)

    出演:ジェイク·ギレンホール
    エイミー・アダムス
    アーミー·ハマー
    アーロン・テイラー=ジョンソン
    キム·ベイシンガー
    マイケル·シャノン

    原作はオースティン・ライトの小説
    「ミステリ原稿」(原題「Tony and Susan」)
    ミステリ原稿 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1647)/
    オースティン・ライト


    平凡な主婦スーザンのもとに、
    別れた夫から届けられた謎の原稿。
    それはある大学教授の人生が、
    暴漢に妻子を殺されて一変し、
    悲劇的な結末を迎えるというものだった。
    前夫の真意を計りかねながらも
    スーザンは読み進み、
    しだいに不安感にとらわれていく……
    二重、三重の構造が謎と恐怖を増幅する、
    知的企みに満ちた野心作。
    (早川書房公式HPより)

    ということで、原作は未読ですが
    話の内容が面白そうだし、
    これがトム・フォードの美学で
    どんな華麗な作品になるのか、
    キャストも素晴らしいし
    すごく楽しみです!
    2016年公開予定。
    日本公開は17年かな?
    この作品がジェイク・ギレンホールの待機作の中で、
    一番楽しみです。

    ジェイクは
    レイチェル・マクアダムス、
    ナオミ・ワッツ、
    エイミー・アダムスと
    素敵な女優との共演が続きますね。
    (みんな金髪美女だ)



    もう1作デヴィッド・O・ラッセル監督が
    別名義ステファン・グリーンで監督した
    エロティック・コメディー「Accidental Love」
    今年公開済みですが
    これは散々な評価でした(゚ー゚;

    出演:ジェシカ・ビール
    ジェームズ・マースデン
    ジェイク·ギレンホール
    キャサリン・キーナー
    ジェームズ・ブローリン



    ↓「Accidental Love」公式トレーラー



    日曜日に蒲郡から川崎へ戻りました。
    23日はチネチッタがサービスデーなので
    帰りに観ました。
    今週は『ナイトクローラー』祭かなと思い、
    これでも早めに書いたつもりσ(^_^;)
    GAGA配給だけど意外と公開館数は少ないですね。
    ご覧になる方は多いと思うので、
    差別化(笑)で新作情報を入れました。








    ジェイク・ギレンホールとワンコU。・ェ・。U


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    『この国の空』

    浜松シネマイーラでは9月19日(土)~10月2日(金)上映

    2015年製作
    日本映画
    シネリーブル池袋で鑑賞








    ↓『この国の空』予告動画


    監督・脚本:荒井晴彦

    原作:高井有一
    詩:茨木のり子
    製作:奥山和由
    プロデューサー:森重晃
    撮影:川上皓市
    美術:松宮敏之
    照明:川井稔
    録音:照井康政
    編集:洲崎千恵子
    音楽:下田逸郎
    柴田奈穂

    出演:二階堂ふみ、
    長谷川博己
    富田靖子
    利重剛
    上田耕一
    石橋蓮司
    奥田瑛二
    工藤夕貴

    高山有一の小説が原作。

    あらすじは...
    戦時下の東京で19歳の里子(二階堂ふみ)は、
    父を結核で亡くし、
    母(工藤夕貴)と2人暮らし。
    ある日、
    横浜の空襲で焼け出された伯母(富田靖子)が
    転がり込んで来て、居候することになる。
    里子は隣に住む妻子を疎開させた
    銀行支店長の市毛(長谷川博己)の
    身の回りの世話をするうちに彼を愛してしまう。


    この映画には空襲で直接被害に遭う場面は
    ないですが、
    子どもたちが疎開でいなくなった静かな町で、
    いつ、自分も空襲で死ぬかもしれないという状況です。
    恋もせず、男性も知らずに死んでしまうのかと、
    里子にはやるせない思いがあります。
    疎開させた妻、子どもとの絆を守りたいと
    新聞の切り抜きを送ったりしている市毛ですが、
    自分の身の回りの世話を何くれとなくしてくれる
    美しい娘が傍にいればたまらないですよねェそりゃ。
    本土決戦になったら自分も兵隊になって
    闘わなければならないという恐れも抱いているし。
    こういう状況で2人は肉体関係を持つことに...
    行為の後、水浴びするふみちゃんの後ろ姿ヌードは、
    とても美しいです。

    このようなセクシーな
    グラビアより綺麗でした。


    う~ん、でも、
    ふみちゃんの色気と言う面では、

    『地獄でなぜ悪い』

    地獄でなぜ悪い感想
    國村隼、二階堂ふみ、堤真一、
    長谷川博己、星野源、友近
    園子温監督映画愛大爆発
    ←クリック

    『私の男』

    私の男 感想
    二階堂ふみ濡れ場期待の
    軽い気持ちで見ると火傷するかも。
    浅野忠信も新境地。熊切会心作
    ←クリック


    の方があった気がしますが、
    (これは男性目線、女性目線の差があるかもしれません)
    今回は普通の少女が女になっていく様子が
    丁寧に描かれている作品なので、
    ふみちゃんの繊細な演技をじっくり見られます。

    食事のシーンが多く、
    意外に食材も豊富で驚きます。
    こういう食事ができる
    所ばかりじゃなかったと思いますけど。

    焼け出されて居候する横浜の伯母と母の確執は、
    富田靖子と工藤夕貴なので、
    あまり怖くなかったです。(^o^;)

    太秦(東映京都撮影所)でセットを組んで、
    フィルムで撮影された映像、
    ベテランを集めたキャストの演技も
    戦時下の雰囲気が出ていると思いました。




    私がこの映画で一番印象に残っているのは、
    ラストカットのふみちゃんの表情と、
    最後にふみちゃんが朗読する、
    茨木のり子の詩「わたしが一番きれいだったとき」です。

    私が市毛だったら、
    里子よりお母さんに
    お願いしたいかもですが、
    男はやっぱり若い子好きが
    今も昔も主流派か!?






    工藤夕貴は44歳ですが、
    相変わらず可愛らしいです。
    ふみちゃんのお母さん!?って
    キャスティング正直びっくりでした。









    妻子ある男の言葉など
    信じちゃだめよ娘さん゛(`ヘ´#)












    正直なところ、
    『この国の空』は、
    制作された意義はある作品だと思いますが、
    個人的にはあまり印象に残らない気がします...
    魂に響いてきたり、
    心を引っ掻いてくるものがあまりなかったので...

    これは8月12日に観たのですが、
    同じ日に新文芸坐で名作
    『真空地帯』『雲ながるる果てに』
    観たのも問題かもしれません...
    翌週17日に、岩波ホール戦後70年特別企画
    黒木和雄監督「戦争レクイエム」4作品+αで、
    『TOMORROW 明日』(1988)
    『美しい夏キリシマ』(2002)
    『父と暮せば』(04)
    『紙屋悦子の青春』(06)
    短編「ぼくのいる街」(89)
    を、一気観したのも影響してるかも...

    『TOMORROW 明日』(1988)の中で、
    南果歩のお風呂での後ろヌードのシーン、
    明かりが漏れないように電灯を覆った布の中に、
    虫が入ってくるシーン、
    『この国の空』のシーンと似ていました。
    よくあるシーンなのか、
    黒木作品へのオマージュなのか?

    同じ荒井晴彦氏脚本の戦争映画としては、
    『戦争と一人の女』の方が、
    映画としての完成度は落ちると思うけど、
    印象には残り続けています。

    戦争と一人の女 感想 
    江口のりこ、永瀬正敏、村上淳、柄本明が
    坂口安吾世界で勝負!インディー魂炸裂
    ←クリック



    「わたしが一番きれいだったとき」
    茨木のり子

    わたしが一番きれいだったとき
    街々はがらがらと崩れていって
    とんでもないところから
    青空なんかが見えたりした

    わたしが一番きれいだったとき
    まわりの人達が沢山死んだ
    工場で 海で 名もない島で
    わたしはおしゃれのきっかけを落としてしまった

    わたしが一番きれいだったとき
    誰もやさしい贈り物を捧げてはくれなかった
    男たちは挙手の礼しか知らなくて
    きれいな眼差だけを残し皆発っていった

    わたしが一番きれいだったとき
    わたしの頭はからっぽで
    わたしの心はかたくなで
    手足ばかりが栗色に光った

    わたしが一番きれいだったとき
    わたしの国は戦争で負けた
    そんな馬鹿なことってあるものか
    ブラウスの腕をまくり卑屈な町をのし歩いた

    わたしが一番きれいだったとき
    ラジオからはジャズが溢れた
    禁煙を破ったときのようにくらくらしながら
    わたしは異国の甘い音楽をむさぼった

    わたしが一番きれいだったとき
    わたしはとてもふしあわせ
    わたしはとてもとんちんかん
    わたしはめっぽうさびしかった

    だから決めた できれば長生きすることに
    年とってから凄く美しい絵を描いた
    フランスのルオー爺さんのように ね

    茨木のり子1926年(大正15年)6月12日~
    2006年(平成18年)2月17日
    19歳で終戦を迎えています。

    茨木のり子詩集 わたしが一番きれいだったとき
    (豊かなことば 現代日本の詩 7) (豊かなこと.../茨木 のり子



    この国の空 (新潮文庫)/
    高井 有一












    ニャンコなふみちゃん(=^・ェ・^=)

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    『ソ満国境 15歳の夏』

    2015年製作
    日本映画
    新宿K's cinema(ケイズシネマ)で鑑賞







    ↓『ソ満国境 15歳の夏』予告動画


    監督・製作・脚本:松島哲也
    編集:宮澤誠一
    清水和貴
    製作:松島哲也
    野田慶人
    宮澤誠一
    原作:田原和夫
    脚本:松島哲也
    友松直之
    撮影:奥原一男
    美術:庄島穀
    小林久之
    音楽:上野耕路

    出演:柴田龍一郎
    六車勇登
    三村和敬
    金澤美穂
    金子昇
    大谷英子
    田中律子
    香山美子
    田中泯
    夏八木勲

    300キロの道のりを必死に生き抜いた120人の中学生たち

    日中戦争時下、ソ連と満州の国境近くに
    勤労動員として送られた新京第一中学校の生徒たち。
    昭和20年8月、ソ連軍の爆撃が降り注ぐ中、
    ソ満国境に取り残され、
    過酷を極める必死の逃避行が始まった…。
    原作は田原和夫「ソ満国境 15歳の夏」。
    中国で3000km以上に渡る調査活動の末、
    中国ロケを敢行。
    反日デモで国外退去に遭うなど、
    様々な苦難を乗り越えながらも
    10年の構想と製作期間を経て
    ついに完成。

    あらすじは...

    未會有の打撃を受けた
    東日本大震災から1年後の福島浪江町。
    15歳の敬介は仮設住宅への非難を余儀なくされていた。
    中学最後の夏。
    津波で機材が流されてしまい
    放送部の作品づくりができないことを
    残念に思う敬介と部員たちだったが、
    突然の招待状が舞い込んでくる。
    見知らぬ中国北東部黒竜江省の
    小さな村石岩鎮から、
    ぜひ取材をしてほしいというのだ。
    期待と不安を胸に果てしない平原が広がる
    中国へと旅立つ敬介たち。
    招待主は村の長老・金成義(ジンツンイ)。
    彼の口から語られたのは、67年前、
    15歳だった少年たちの壮絶な体験だった…。
    (公式HP、パンフより)

    戦後70年に公開された
    日本映画の新作フィクション戦争映画
    この作品が一番素直に感動しましたよ。
    ちなみに観たのは、
    『おかあさんの木』
    『野火』
    『この国の空』
    『日本のいちばん長い日』
    と、本作『ソ満国境 15歳の夏』です。

    原作の「ソ満国境 15歳の夏」の著者
    田原和夫さんは、
    新京第一中学校の三年生の時
    級友120名と
    終戦間近い1945年5月、
    ソ満国境の東寧報告農場に勤労動員で
    派遣されました。
    実は彼らの派遣は、
    関東軍の国境守備部隊の
    撤退を隠ぺいするためのものでした。
    敗戦直後、生徒たちは国境に置き去りにされ
    ソ連軍の侵攻から300㎞あまりも
    徒歩で逃げ回った後、
    ソ連軍の捕虜となり
    捕虜収容所に入れられました。
    約50日後に解放され
    歩けなくなっていた4人を残して
    (4人は結局生還できませんでした)
    また徒歩で牡丹江市を目指しました。
    途中、石頭村(現在の石岩鎮)で、
    貧しい中国農民たちが、
    少年たちを各家に一晩分宿させ
    食べ物を分けてくれました。
    元気を取り戻した彼らは
    翌日、牡丹江市まで歩き、
    牡丹江駅から難民列車に乗り
    ハルビン経由で新京に帰還しました。
    田原和夫さんがこの体験を書き、
    1998年に出版されたのが
    「ソ満国境 15歳の夏」です。
    ソ満国境15歳の夏/
    田原和夫


    映画は福島浪江町の仮設住宅に住む
    中学三年生の放送部員たちが、
    石岩鎮村に招待され
    ドキュメンタリーの映像作品を作るという
    設定のフィクション映画です。
    ドキュメンタリー映画ではありません。
    彼らの取材の様子にあわせて、
    勤労動員された新京第一中学校三年生の
    苛酷な体験の再現ドラマが挿入されます。

    狭い仮設住宅での不便な生活をしている、
    主人公啓介や放送部の仲間たちの家族。
    編入された中学校では
    除染作業が行われていて、
    夏の暑い日でも窓も開けられない。
    福島の子どもたちが置かれている
    辛い日常生活が描かれます。

    目の前に困っている人がいたら
    救いの手を差し伸べる。
    という、国も民族も越えた
    人間同士の助け合いの心。
    日本人、中国人、朝鮮人という
    枠組みを超えて助け合う人々、
    交流する人々が描かれています。

    何かといざこざが絶えない
    現在の東アジア情勢の中で、
    この映画が持つ共生へのメッセージは
    とても貴重です。

    除染ボランティアの1人を演じる
    夏八木勲さんは、
    責任を取らない大人社会で生きてきた悔恨を語り、
    中学生たちに希望を託します。
    亡くなってからも出演作の公開が続きましたが、
    本作が夏八木勲さんの最後の遺作になると思います。
    夏八木さんの出演シーンが福島の中学校で
    撮影されたのは2012年の11月。
    台本を読み、二つ返事で出たいと言われたそうです。
    痩せられて立っているのもきつそうな状態だったのに、
    差し出す椅子に座ろうともせず、
    撮影中最後まで立ってみえたそうです。
    夏八木さんの出演シーンは短いですが、
    まさに遺言のような重みのある
    台詞と演技です。



    そして、
    石岩鎮村の長老、金成義(ジンツンイ)役の
    田中泯さんが、
    落ち着いた味わい深い演技で、
    ずっしりと作品を締めてみえます。



    現在の中学三年生役、
    新京第一中学校三年生役、
    それぞれの俳優たちの子が好演です。
    特に勤労動員の中学生役の子たちは、
    昔の中学生のリアリティーを
    しっかり出していました。



    予算が続かず撮影が中断したこともあったそうですが、
    安手な作りにはなっていません。
    熊井啓監督作品なども手掛けている
    ベテランカメラマン奥原一男氏の
    現代と過去のシーンの光の捉え方の的確な使い分けで、
    過去のシーンは陰影の深い重みのあるルックになっていて、
    予想以上に素晴らしい映像でした。
    日本と中国の制作スタッフ、出演者による
    大変な努力が実った迫力のある
    作品になっています。

    現在の福島の中学生の生活と、
    中国での取材の様子、
    東日本大震災と原発事故、
    勤労動員の中学生の道行、
    など要素がいっぱいで、
    壮大なドラマ性がありますが、
    94分の尺に収めているのもさすがです。

    正直な所ここまで見応えある作品とは
    思っていなかったので、
    嬉しい予想ハズレです。
    上映が終わって拍手が起こっていました。
    上映会でなく、
    普通に映画館で上映されての作品で、
    拍手があることは滅多にありません。
    前売り券が買ってあったので、
    いつでも行けると思い、
    つい行くのが遅くなって27日になりました。
    ケイズシネマでの上映が1日1回で
    28日までということでなのか、
    席は殆ど埋まっていました。
    東京では29日(土)からは
    渋谷のユーロスペースで上映されます。
    ケイズシネマの前売り券も利用できるそうです。
    その他の上映情報はこちらの公式HPを観て下さい↓

    『ソ満国境 15歳の夏』公式HP←クリック

    直球勝負のまじめな映画で、
    人気の若手俳優が出ているわけではないし、
    今風の作品でもありませんが、
    見応えのある映画です。
    インディー映画で上映館数も少ないですが、
    上映会などでも広がってくれたらいいなあと思います。







    左から松島監督、原作者田原さん
    中学生役を演じた俳優たち。
    公開までに時間がかかったため成長しています。



    ちなみに、
    日本映画の新作フィクション戦争映画を、
    私が良かった順(応援したい順)に並べると、

    『ソ満国境 15歳の夏』

    『野火』

    『この国の空』←クリックで私の記事です。

    『日本のいちばん長い日』

    『おかあさんの木』←クリックで私の記事です。








    モーガン・フリーマンとネコ。^・ェ・^。

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    『日本のいちばん長い日』
    日本映画

    新作・2015年原田眞人監督版
    (チネチッタで鑑賞)
    旧作・1967年岡本喜八監督版
    (キネカ大森で鑑賞)
    2作品を観ての感想。

    1967年版の阿南陸相:三船敏郎と
    米内海相:山村聡












    8月26日に入場者プレゼントで配られた
    「終戦の詔書」
    (昭和天皇による玉音放送の原稿)原文のレプリカと
    現代語訳↓

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    ↓旧作『日本のいちばん長い日』(1967年)予告動画



    ↓新作『日本のいちばん長い日』(2015年)予告動画



    キネカ大森名画座の戦後70年特集で
    1967年岡本喜八監督版『日本のいちばん長い日』と
    『ゆきゆきて、神軍』(1987年原一男監督)
    を観ました。
    とても見応えのある2本立てでした。
    新作映画を5~6本観たくらいの感じがしましたよ。
    新作の『日本のいちばん長い日』は、
    観る予定にはしていなかったのですが、
    8月26日のレディースデーに上の写真の
    『「終戦の詔書」原文レプリカと現代語訳』の
    プレゼントがあるってこともあり、
    この際見比べておくのもいいかと行きました。
    (この日チネチッタで朝8:50の回で観て、
    その後横浜シネマジャック&ベティに行って、
    映画を4本観たという1日でしたf^_^;)

    この新・旧の2本の映画は、
    半藤一利氏の「日本のいちばん長い日」を
    原作としています。
    この本が出版された1965年(昭和40年)当時、
    半藤氏は月刊「文芸春秋」編集部次長でした。
    終戦20年の夏に出版せよという
    社命のようなものを受けて書かれたそうです。
    しかし、販売上の都合で
    著名ジャーナリストの大宅壮一氏の
    名前を借りて出版されました。
    1995年(平成7年)の「決定版 日本のいちばん長い日」
    から、本来の著者である半藤氏の名前での出版になりました。
    (どうでもよいことですが、
    1965年は私の生まれた年、
    1995年は娘の生まれた年で、
    この間の時の流れを実感してしまう次第です。)

    決定版 日本のいちばん長い日 (文春文庫)/
    半藤 一利


    【自作再訪】半藤一利さん「日本のいちばん長い日」←クリック

    1967年の岡本喜八監督版では、
    原作が大宅壮一になっているのは
    こんな出版社の販売事情があったからですが、
    新旧2本の映画は同じ本を原作にしているため
    当然のことながら似ています。
    台詞が全く同じ個所もあったりします。
    しかし、違いも多くあります。
    旧作は文字通り14日~15日にかけての
    降伏を決定した御前会議から
    玉音放送が行われるまで、
    クーデター未遂事件の宮城事件、
    首相官邸と鈴木貫太郎首相の私邸などの
    焼き討ち事件、
    児玉基地から出撃する
    陸海混成第27飛行集団、
    厚木基地の第302航空隊、
    などに関わる人間模様が、
    膨大な出演者によって重厚に描かれています。
    出演者はこれでもかという有名俳優が
    ずらっと並びます。
    そして女性出演者は、
    鈴木首相私邸の女中原百合子役の
    新珠三千代さんくらいしかいません。
    完全なる男たちのドラマです。

    新作も大枠は同じですが、
    登場人物が減り、
    男たちの熱いドラマが削られています。
    旧作では時代の制約もあり、
    天皇の描写はとても少ないですが、
    新作では昭和天皇の言動が詳しく描かれています。
    そして女性出演者は増えています。
    阿南惟幾陸軍大臣の
    家族ドラマを盛り込んだために、
    奥さんや娘などが出てくるのと、
    特別出演で戸田恵梨香がNHK放送局員だったりします。

    旧作と新作を観て思った一番の違いは
    汗の量かな。(;^_^A
    汗の量に象徴される
    「熱いドラマとメッセージ」迫力の差は歴然。
    旧作は錚々たる俳優陣が
    本当に汗を額から軍服まで
    大量に滲ませての熱演です。
    うちの娘は
    「スクリーンが狭そうでぎちぎちしている」と言います。
    バイオレンス描写も派手。
    阿南陸軍大臣の切腹は旧作の大きな見所で
    三船敏郎は壮絶に演じて重い場面。
    役所広司の場面は切腹の必然性が
    あまり伝わって来ずさらっと終わっていました。
    新作は、俳優陣は有名俳優以外も
    ちゃんと演技のできる人を集めていますが、
    スミマセンが画面に引き付けられる
    オーラが足りません。
    原田監督のアメリカ仕込みの
    見やすい流れの演出と、
    息子の原田遊人のスムーズな編集で
    終始テンポよくさらさら~っと
    進んでいくので眠くなってしまいました。(^o^;)
    それから、画面に「Imperial decision(聖断)」
    などと英語で入れるのは個人的に好きではありません。

    昭和天皇を人間として造形した本木雅弘は好演です。
    しかし、こういった描写が
    天皇の戦争責任を曖昧にする
    イメージに利用されないか不安が残ります。
    私は「昭和天皇はイイ人だったんネ説」
    のようなものは
    警戒してしまいます。

    戦後生まれの世代が、
    戦争映画を作ることに意義はあります。
    戦争を語り継ぐことは大切です。
    旧作と新作の大きな違いは、
    平和な日本を築こうという
    メッセージの強さにもあります。
    今作られている新作映画も、
    戦争を体験した人たちが、
    真剣に取り組んでいる
    昔の戦争映画も、
    両方観ることをおすすめしたいです。
    (今上天皇の意志もないがしろにしている
    安倍総理は特にです。)
    新作を観て勉強になった、感動したという方、
    そうでもなかった方、
    どちらにしても、
    新作と旧作の両方を見る価値はとてもあります。

    新作・旧作の違いの詳しい解説などは
    オーソリティーがしてみえるから、
    そういう記事を読んで下さいな。



    1967年版
    監督岡本喜八
    脚色橋本忍
    原作大宅壮一
    製作藤本真澄 、 田中友幸
    撮影村井博
    美術阿久根巖
    音楽佐藤勝
    録音渡会伸
    照明西川鶴三
    編集黒岩義民
    スチル吉崎松雄

    2015年版
    監督原田眞人
    脚本原田眞人
    原作半藤一利
    製作総指揮迫本淳一
    エグゼクティブプロデューサー関根真吾 、 豊島雅郎
    プロデューサー榎望 、 新垣弘隆
    制作松竹
    撮影柴主高秀
    音楽富貴晴美 、 富貴晴美
    録音照井康政
    整音矢野正人
    音響効果柴崎憲治
    照明宮西孝明
    編集原田遊人
    衣装デザイナー宮本まさ江
    ヘアメイク吉野節子
    キャスティング石垣光代
    ライン・プロデューサー芳川透
    助監督落合俊一
    スクリプター山内薫
    SFX/VFXスーパーバイザー小田一生
    企画協力プロデューサー城戸史朗


    出演:左が1967年、右が2015年

    東郷外務大臣:宮口精二   近童弐吉   
    松本外務次官:戸浦六宏  長澤壮太郎
    鈴木総理:笠智衆  山崎努
    米内海相:山村聡  中村育二
    阿南陸相:三船敏郎  役所広司
    岡田厚生大臣:小杉義男  
    下村情報局総裁:志村喬  久保酎吉
    井田中佐:高橋悦史  大場泰正
    竹下中佐:井上孝雄  関口晴雄
    椎崎中佐:中丸忠雄  田島俊弥
    畑中少佐:黒沢年雄  松坂桃李
    梅津参謀総長:吉頂寺晃  井之上隆志
    豊田軍令部総長:山田晴生  井上肇
    石黒農相:香川良介
    平沼枢密院議長:明石潮  金内喜久夫
    荒尾大佐:玉川伊佐男  田中美央
    大西軍令部次長:二本柳寛  嵐芳三郎
    小林海軍軍医:武内亨  
    迫水書記官長:加藤武  堤真一
    木原通庸:川辺久造  
    川本秘書官:江原達怡  
    老政治部記者:三井弘次
    不破参謀:土屋嘉男  
    森近衛師団長:島田正吾  高橋耕次郎
    野中俊雄少将:伊藤雄之助
    藤田侍従長:青野平義  麿赤兒
    戸田侍従:児玉清  松嶋亮太
    三井侍従:浜田寅彦  植本潤
    入江侍従:袋正  茂山茂
    徳川侍従:小林桂樹  大藏基誠
    黒田大尉:中谷一郎  
    水谷参謀長:若宮忠三郎  
    伍長:山本廉
    高嶋少将:森幹太
    板垣参謀:伊吹徹
    大隊長:久野征四郎
    巡査:小川安三
    渡辺大佐:田島義文
    大橋会長:森野五郎
    矢部国内局長:加東大介
    荒川技術局長:石田茂樹
    小薗大佐:田崎潤
    菅原中佐:平田昭彦
    木戸内大臣:中村伸郎  矢島健一
    石渡宮内大臣:竜岡晋
    蓮沼侍従武官長:北竜二
    中村少佐:野村明司
    清家少佐:藤木悠
    佐藤内閣官房総務課長:北村和夫
    松阪法相:村上冬樹
    広瀬蔵相:北沢彪
    杉山元師:岩谷壮
    畑元師:今福将雄
    佐々木大尉:天本英世 松山ケンイチ
    加藤総務局長:神山繁
    筧庶務課長:浜村純
    若松陸軍次官:小瀬格
    古賀少佐:佐藤允
    石原少佐:久保明
    長友技師:草川直也
    田中大将:石山健二郎
    塚本少佐:滝恵一
    芳賀大佐:藤田進
    小林少佐:田中浩
    佐野恵作:佐田豊
    佐野小門太:上田忠好
    白石中佐:勝部演之
    館野守男:加山雄三  野間口徹
    原百合子:新珠三千代
    稲留東部軍参謀:宮部昭夫
    岡部侍従:関口銀三  中村靖日
    神野参謀:関田裕
    憲兵中尉:井川比佐志
    高橋武治:須田準之助
    和田信賢:小泉博
    陸軍軍務局長:大友伸
    厚木基地飛行整備科長:堺左千夫
    昭和天皇:松本幸四郎  本木雅弘

    1967年版ナレーター:仲代達矢
     
    2015年版
    阿南の妻綾子:神野三鈴
    阿南の娘:蓮佛美沙子
    陸軍大臣官邸の女中絹子:キムラ緑子
    東条英機:中嶋しゅう

    (新旧・キャストつきあわせて書くのが
    面倒になっちゃって途中でやめました。ゴメンナサイ。)

    ↓1967年版の俳優名鑑動画(88人+ノンクレジット俳優46人の全134人)



    昭和天皇:本木雅弘


    鈴木総理:笠智衆


    鈴木総理:山崎努


    畑中少佐:黒沢年雄
      

    畑中少佐:松坂桃李


    館野守男(NHKラジオアナウンサー)加山雄三と畑中少佐の黒沢年雄


    物凄い狂気の存在感だった佐々木大尉の天本英世


    オマケな存在(><;)特別出演松ケンの佐々木大尉


    役所広司の阿南陸相


    三船敏郎の阿南陸相



    新旧の『日本のいちばん長い日』を見たら、
    なぜ日本が「戦争をしない国」になったのか、
    その歴史の重みを今こそ噛みしめたいですね。

    戦後70年、戦争を遂行していた世代は
    少なくなっていますが、
    史実の研究も進み、
    長い時も流れたので、
    客観描写はしやすくなっているのではと思います。
    「戦争がなぜ起こったのか」
    しっかり描いた映画の登場を待っています。

    日本のいちばん長い日 [東宝DVD名作セレクション]/
    三船敏郎,加山雄三,黒沢年男





    8月は劇場鑑賞50本を越えてしまいました。
    新作映画もそこそこ観ているのですが、
    新作・旧作とも短評まとめ記事はおろか、
    なう、ツィッターへの投稿もできてない始末。(x_x;)
    美術鑑賞の記事も書けてないしなァ(´□`。)
    もう9月になるから、
    9月公開で見たい映画の紹介記事も書かなくては!(´Д`;)
    なのだけど...
    時間がないデス。(´д`lll)












    ポール・ニューマンとネコ=^._.^= ∫;


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    ブログを更新しました。ジェイク・ギレンホールの新作情報も書きました 『ナイトクローラー 感想 道徳的に正しくないアメリカンドリーム体現者のパパラッチをジェイク・ギレンホールが熱演。』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12065130416.html
    8/25 3:55

    ブログを更新しました。 『この国の空 感想 戦時下、少女から女になってゆく里子を二階堂ふみが魅力的に演じる静かな戦争映画』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12065869845.html
    8/26 4:38

    「よこはま若葉町多文化映画祭2015」シネマジャック&ベティにて。マレーシアの女性監督ヤスミン・アフマド作品『細い目』『グブラ』。主人公オーキッドは自分の自由な意見を主張するイスラム教社会では先進的な女性。ユーモア、爽やかさと切なさに込めた監督の共生へのメッセージが心に響く。
    8/27 2:51

    ブログを更新しました。 『ソ満国境 15歳の夏 感想 勤労動員でソ満国境に置き去りにされた中学三年生たちの苦難を現代の福島の中学三年生たちが追う見応えある映画。夏八木勲さんの遺作。』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12066547776.html
    8/28 5:18

    ブログを更新しました。 『日本のいちばん長い日 新作・旧作 感想 1967年岡本喜八監督、2015年原田眞人監督。違いは汗の量に象徴される「熱いドラマとメッセージ」迫力の差は歴然。』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12067270076.html
    8/30 7:59

    『あの日のように抱きしめて』大好きな『東ベルリンから来た女』トリオ、クリスティアン・ペッツォルト監督、ニーナ・ホス、ロナルト・ツェアフェルト。前半はなぜ顔が変わっただけで夫は妻と分からない?後半は妻の心情に?だが出色のラストシーンが待っていた!「スピーク・ロウ」と共に忘れられない
    8/30 22:01

    『共犯』台湾の若手チャン・ロンジー監督。同じ学校の女子生徒の死体を通りがかりに見つけた男子3人。彼女の死の真相を探る彼らに新たな事件が。設定がリアル。LINE、インスタグラムなど今日的なツールと隠された日記、秘密の森のアナログ世界が融合しミステリーに引き込む。切なさがたまらない。
    8/30 22:21

    『彼は秘密の女ともだち』フランソワ・オゾン監督。アナイス・ドゥムースティエ、ロマン・デュリス。亡くなった親友の夫の女装趣味に付き合っているうち自分の生き方も変化する主人公。性差もジェンダーも越えたパートナーシップって憧れるよね。私も秘密の女友達欲しいけどラファエル君でも充分です!
    8/30 22:32

    『さよなら、人類』ロイ・アンダーソン監督。いつの時代かどこなのか?な場所で、繋がっているのかいないのか?な、ヘンで面白いコントのような短いドラマが次々と流れていく。笑ったり頭をひねったりしながら観ていると、猛毒も盛られていたりする、独特の「間」がなんとも言えない誠に不思議な世界。
    8/30 22:46

    『ハッピーエンドが書けるまで』評判良かったけどガン患者としては許せなかった『きっと、星のせいじゃない』のジョシュ・ブーン監督デビュー作。こちらの方が良かったけど、こういう健全さを素直に楽しめない事を確認させられてなんだかな~な気分になる自分が面倒くさい(苦笑)キャストがいいです。
    8/30 22:55

    『ナイトクローラー』ダン・ギルロイ監督。道徳的に正しくないアメリカンドリーム体現者の成り上がり物語。人を利用し尽すことを何とも思わないイヤな奴だけど憎めない男をジェイク・ギレンホールが熱演。彼に逆利用されるディレクターのレネ・ルッソ(監督妻)もイイ味。カーチェイスがカッコイイ。
    8/30 23:08

    『ソ満国境 15歳の夏』福島浪江町の仮設住宅に暮らす中学三年放送部員に中国北東部黒竜江省の村、石岩鎮から取材の招待が来る。戦時下ソ満国境に置き去りにされた勤労動員の中三生を助けた村だった。夏八木勲さんの遺言のような演技が胸に迫る。田中泯さんの存在感も映画を支える。おススメ作品!
    8/30 23:22

    『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』ビル・ポーラッド監督。似てないポール・ダノとジョン・キューザックがザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンを演じてるが違和感なかった。私の一番のツボシーンはブライアンのこだわりが凄い音楽を生んだ「ペット・サウンズ」のレコーディング風景。
    8/30 23:41

    『日本のいちばん長い日』1967年岡本喜八監督版。キネカ大森で。豪華な俳優陣が14日~15日にかけて降伏を決定した御前会議から玉音放送が行われるまでの1日を画面がぎちぎち状態の迫力、汗まみれで演じる。バイオレンス描写も派手。平和な日本を築かなければというメッセージを強く感じる。
    8/30 23:54


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    9月公開鑑賞予定新作映画その1

    2015年9月上旬公開作品から
    私が観たい作品の
    予告動画、チラシ画像、あらすじなどをご紹介。



    『黒衣の刺客』

    『首相官邸の前で』

    『EDEN/エデン』

    『天使が消えた街』

    『Dearダニー 君へのうた』

    『シーズン・オブ・レイ

    ・チャルラータ

    ・ビッグ・シティ』

    『キングスマン』

    『私たちのハァハァ』

    『赤い玉、』

    『ヒューマン・ハイウェイ』

    『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』






    『黒衣の刺客』





    『黒衣の刺客』予告動画


    ↓The Assassin 公式トレーラー


    原題:聶隱娘 刺客
    英題:The Assassin
    2015年制作 中国=台湾=フランス合作映画

    監督:ホウ・シャオシェン
    出演:スー・チー
    チャン・チェン
    妻夫木聡
    忽那汐里

    あらすじは...
    唐代の中国。
    13年前に女道士に預けられた隠娘
    (インニャン/スー・チー)が戻ってくる。
    両親は涙を流し迎え入れるが、
    美しく成長した彼女は暗殺者に育て上げられていた。
    標的は暴君の田季安(ティエン・ジィアン/チェン・チェン)。
    かつての許婚であった。
    どうしても田季安に止めを刺すことができず、
    隠娘は暗殺者として生きてきた自分に
    情愛があることに戸惑う。
    「なぜ殺めるのか」と、
    その運命を自らに問い直す。
    ある日、窮地に追い込まれた隠娘は、
    日本人青年(妻夫木聡)に助けられる…。
    (公式HPより)

    ホウ・シャオシェン監督が
    今年のカンヌ映画祭で監督賞を受賞。
    カンヌ映画祭の記事で紹介しました。
    スー・チーとチャン・チェンも大好きだし、
    ホウ・シャオシェン監督の8年ぶりの新作で
    初めての武侠映画ってことで興味津々です。
    李屏賓(リー・ピンビン)が撮影監督だから、
    映像もとても楽しみ。

    カンヌ映画祭のコンペ作品は
    大体日本公開されるの翌年だけど、
    本作は異例な感じで早いです。
    監督の希望で
    「日本オリジナル・ディレクターズカット版」
    での公開だそうです。
    私の今月一番の期待作です。
    それにしても思ったより公開館数が少ないなァ。


    『首相官邸の前で』





    ↓『首相官邸の前で』予告動画


    2015年製作 日本映画
    企画・製作・監督:小熊英二

    2012年夏、東京。
    約20万の人びとが、首相官邸前を埋めた。
    NYの「ウォール街占拠」の翌年、
    香港の「雨傘革命」の2年前のことだった。
    しかしこの運動は、
    その全貌が報道されることも、
    世界に知られることもなかった。
    人びとが集まったのは、
    福島第一原発事故後の、
    原発政策に抗議するためだった。
    事故前はまったく別々の立場にいた8人が、
    危機と変転を経て、
    やがて首相官邸前という一つの場につどう。
    彼らに唯一共通していた言葉は、
    「脱原発」と「民主主義の危機」だった――。
    はたして、民主主義の再建は可能なのか。
    現代日本に実在した、希望の瞬間の歴史を記録。
    (公式HPより)

    『首相官邸の前で』公式HP←クリック

    慶應義塾大学総合政策学部教授の小熊英二氏が、
    自分で出資して作った
    ドキュメンタリー映画です。
    ネットに公開されていた個人の動画の許諾を得て
    たくさんの記録映像を集め、
    事故前はまったく別々の立場にいた
    8人のインタビューを撮影しました。


    『EDEN/エデン』





    ↓『EDEN/エデン』予告動画


    ↓「EDEN」公式トレーラー


    原題:Eden
    2014年製作 フランス映画

    監督:ミア・ハンセン=ラブ

    出演:フェリックス・ド・ジヴリ
    (本作でセザール賞新人賞にノミネート)
    ポーリーヌ・エチエンヌ『愛について、ある土曜日の面会室』
    ロマン・コリンカ(ジャン=ルイ・トランティニャンの孫)
    ヴァンサン・マケーニュ『女っけなし』
    グレタ・ガーウィグ『フランシス・ハ』
    ローラ・スメット『イヴ・サンローラン』
    ゴルシフテ・ファラハニ『彼女が消えた浜辺』
    アルシネ・カンジアン
    (アトム・エゴヤン監督の妻で彼の殆どの作品)
    ヴァンサン・ラコスト『小間使いの日記』
    アルノー・アズレイ『夏時間の庭』

    90年代から00年代にかけて
    フランスのダンス・ミュージック・シーンから
    世界的に広がった「フレンチ・タッチ」
    と呼ばれるムーヴメント。
    ダフト・パンク、ディミトリ・フロム・パリ、
    カシアスなどを産み出したこの音楽シーンの軌跡を背景に、
    本作『EDEN/エデン』は〈ガラージ・ハウス〉に
    夢中になった大学生のポールが時代の波に乗り
    パリの熱いクラブシーンで
    DJとして掴む成功とやがて味わう挫折、
    そして恋と友情の20年間を、
    第1部<パラダイス・ガラージ>、
    第2部<ロスト・イン・ミュージック>の2部構成で描く。
    (公式HPより)

    ミア・ハンセン=ラブ監督
    『あの夏の子供たち』
    『グッバイ・ファーストラブ』
    (夫はオリヴィエ・アサイヤス監督)
    彼女の作品だから
    期待してしまいます。
    モデルは監督の兄で共同脚本です。
    キャストも自分にツボな人たちなんです。


    『天使が消えた街』





    ↓『天使が消えた街』予告動画


    ↓「The Face of an Angel」公式トレーラー


    原題:The Face of an Angel
    2014年製作 イギリス=イタリア=スペイン

    監督:マイケル・ウィンターボトム

    出演:ダニエル・ブリュール
    ケイト・ベッキンセール
    カーラ・デルヴィーニュ
    ヴァレリオ・マスタンドレア
    ジュヌヴィエーヴ・ゴーント
    サイ・ベネット

    2011年、気鋭の映画監督
    トーマス・ラング(ダニエル・ブリュール)が
    イタリアのローマに降り立った。
    彼の目的は、2007年に
    トスカーナ州の古都シエナで起こった
    殺人事件をリサーチすること。
    ここ数年、思い通りの映画を撮ることができず、
    キャリアの岐路に立たされているトーマスにとって、
    この事件を映画化する新作プロジェクトは
    再起のチャンスでもあった。
    ローマ在住のアメリカ人ジャーナリストで、
    事件に関する詳細なノンフィクションの著者でもある
    シモーン・フォード(ケイト・ベッキンセイル)と
    対面したトーマスは、
    「映画化するならフィクションにすべきよ。
    そうでなければ真実は描けない」とアドバイスされる。
    (公式HPより)

    このウィンターボトム作品は、
    海外評が良くないのでどうなのかな~
    感もあるけど、
    彼の作品は観てきたし、
    ダニエル・ブリュール、
    ケイト・ベッキンセール、
    ヴァレリオ・マスタンドレア
    が好きな俳優だし、
    とりあえず観てみますよ。


    『Dearダニー 君へのうた』





    ↓『Dearダニー 君へのうた』予告動画


    ↓「Danny Collins」公式トレーラー


    原題:Danny Collins
    2015年製作 アメリカ映画

    監督:ダン・フォーゲルマン

    出演:アル・パチーノ
    アネット・ベニング
    ジェニファー・ガーナー
    ボビー・キャナベール
    クリストファー・プラマー
    メリッサ・ブノワ
    ジョシュ・ペック

    スターとしての絶頂期を過ぎ、
    もう何年も新曲を書いていないダニー。
    往年のヒット曲さえ歌っていれば
    ハデな暮らしは続けられたが、どこか空しかった。
    そんな時、憧れのジョン・レノンからの手紙が届く。
    43年前、駆け出しの頃のダニーに書かれた手紙を、
    長年彼を支えてきたマネージャーが見つけたのだ。
    そこには、富や名声に惑わされず、
    音楽への愛情を持ち続けることの大切さが綴られていた。
    (公式HPより)

    この映画はスゴク観たい!
    って感じではないのだけど、
    アル・パチーノが初ミュージシャン役の
    コメディーということで、
    キャストも良いし観ようと思っています。


    『キングスマン』





    ↓『キングスマン』予告動画


    ↓「Kingsman: The Secret Service」公式トレーラー


    原題:Kingsman: The Secret Service
    2014年製作 イギリス映画

    監督:マシュー・ヴォーン

    出演:コリン・ファース
    マイケル・ケイン
    サミュエル・L・ジャクソン
    タロン・エガートン
    マーク・ストロング
    ソフィア・ブテラ
    ソフィー・クックソン

    マシュー・ヴォーン監督の
    カッコ良さ気なスパイ映画。
    夏の大作映画は全然観る余裕が
    なかったし、
    これは観ようと思ってます。
    ハリウッド映画じゃないし。(笑)


    『ヒューマン・ハイウェイ』





    ↓『ヒューマン・ハイウェイ』予告動画


    ↓HUMAN HIGHWAY (Director's Cut) トレーラー


    原題:Human Highway
    1982年製作 アメリカ映画

    監督:バーナード・シェイキー(ニール・ヤング)

    出演:ニール・ヤング
    ラス・タンブリン
    ディーン・ストックウェル
    ブージー・ボーイ
    シャーロット・スチュワート
    サリー・カークランド
    ジェラルディン・バロン
    デニス・ホッパー

    ≪日本初公開!世界のどす黒い危険な闇映画≫
    第3弾『懲罰大陸☆USA』
    第4弾『ヒューマン・ハイウェイ』ディレクターズ・カット版
    今年の闇映画は、社会派だ!
    ニール・ヤング幻の反核映画が、
    33年を経て<ディレクターズ・カット版>として日本初上映!!

    DEVOのメンバーが働く核廃棄物処理場のある街が
    ボブ・ディランの「風に吹かれて」を歌えないほど
    放射能で汚染されている中、
    ガソリンスタンドで働く自動車修理工は
    夢の中でネイティヴ・アメリカンと一緒に
    歌ったりコンサートを開き、
    隣接するダイナーのウェイトレスは
    気まぐれでコックは狂っていたが、
    最後には原発事故が起こり地球が終わってしまう...

    これは、新宿シネマカリテの企画で、
    8月に紹介した『懲罰大陸☆USA』 ともに
    レイト―ショー公開。
    新宿でレイトショーって時間的に厳しくて(>_<)
    とても観たいのだけどo(TωT )


    『シーズン・オブ・レイ

    ・チャルラータ

    ・ビッグ・シティ』






    ↓『チャルラータ』&『ビッグ・シティ』
     デジタルリマス­ター版予告動画


    『チャルラータ』



    原題:Charulata
    1964年製作 インド映画

    監督:サタジット・レイ

    出演:マドビ・ムカージ
    ショウミットロ・チャタージ
    ショイレン・ムカージー
    シャモル・ゴーサル
    ギータリ・ロイ
    シュブラト・セン

    『大地のうた』をはじめとする“オプー3部作”や
    ミュージカル、SF、ドキュメンタリーまで
    幅広いジャンルの作品を手掛ける
    インド映画界の巨匠サタジット・レイの
    監督デビュー60周年を記念し、
    中期の代表作をデジタルリマスター版で上映する。
    カルカッタを舞台に富裕な大邸宅で
    暮らす妻の孤独と芸術への目覚めを
    詩的で美しい映像と共に描く。
    (ぴあ映画生活より)


    『ビッグ・シティ』



    原題:MAHANAGAR
    1963年製作 インド映画

    監督:サタジット・レイ

    出演:マドビ・ムカージ
    アニル・チャタージー
    ハラドン・バナジー
    セファリカ・デビ
    ジョーヤ・バドゥリ
    プロセンジット・シルカ
    ハレン・チャータージー
    ビッキー・レッドウッド

    銀行員の夫シュブラトの
    わずかな稼ぎで暮らしていた妻アラチは、
    病気の父親を抱え生活は苦しく、
    自らも働きに出ようとする。
    同居する夫の父親の制止を振り払い、
    上流家庭にミシンを営業して回る職に就いたアラチは、
    次第に才能を発揮し自信を身につけていく。
    (ぴあ映画生活より)

    シアターイメージフォーラムで公開。
    2作とも観ていないので楽しみです。


    『私たちのハァハァ』





    ↓『私たちのハァハァ』予告動画


    2014年製作 日本映画

    監督:松居大悟

    出演:井上苑子
    大関れいか
    真山朔
    三浦透子
    クリープハイプ
    武田杏香
    中村映里子
    池松壮亮

    福岡県北九州市の片田舎に住む
    チエたち女子高生4人組は、
    ロックバンド“クリープハイプ”の大ファンだ。
    彼女たちは、福岡のライブを見に行って出待ちした時に、
    『東京のライブにもぜひ』と言われた言葉を真に受けて、
    東京に行くことを“ノリ”で決意する。
    高校3年生最後の夏休み、
    彼女たちの自転車で日本を横断する1000キロの旅が始まった!
    (公式HPより)

    面白そうなので観る予定です。


    『赤い玉、』





    ↓『赤い玉、』予告動画


    監督:高橋伴明

    出演:奥田瑛二
    不二子
    村上由規乃
    花岡翔太
    土居志央梨
    山田奈保
    上川周作
    福田あさひ
    水上竜士
    柄本佑
    高橋惠子
    吉井優
    林諒一

    大学で学生に映画を教えながら、
    自らの新作発表の機会をうかがう
    映画監督の時田修次。
    理解あるパートナーの唯に見守られながら
    彼は本腰を入れて脚本にとりかかる。
    しかし、ある日、道すがらみかけた高校生の律子に
    魅入られた彼は次第に彼女に心を狂わせていく。

    オジサンが女子高生と色情に狂って
    赤い玉が出ちゃうなんて、
    興味ないんだけど(苦笑)
    高橋伴明監督の新作なので一応観るつもりです。






    ↓『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』


    監督:フランソワ・ジラール

    出演:ダスティン・ホフマン
    キャシー・ベイツ
    デブラ・ウィンガー
    ジョシュ・ルーカス
    エディ・イザード
    ケヴィン・マクヘイル
    ジョー・ウエスト
    ギャレット・ウェアリング

    これは、2本立てになったら観るかも~
    くらいなんですが、
    一応ご紹介しておきます。
    10月に公開される
    『エール!』(もう「!」はやめて欲しい)と
    名画座で2本立てになりそうな感じ!?


    はい、
    もう9月ですね。
    8月の劇場鑑賞は53本でした。
    気付いたら今年の累計200本越えてました。(213本)
    昨日は小林正樹監督の『東京裁判』
    4時間37分の長編ドキュメンタリー観て、
    8月の締めをしました。
    8月は特集上映や名画座に足繁く通ってしまったので
    本数が増えてしまいました。
    娘に「もう、名画座だけにしたら?
    新作早く観たいとか考えなくていいし。」
    なんて言われてます。(´□`。)
    8月に観た新作は全部ツィッターとなうには投稿したけど、
    短評まとめ記事は書きたいナア。
    旧作はまだ20本くらいツィッターとなうの投稿もしてなくて...
    旧作もまとめ記事は書きたいです。
    戦争映画をたくさん観たので、
    ボチボチ書いて行きたいです。

    8月から始めた観たい新作映画のご紹介、
    時間がかかって1ヶ月でくじけそうでしたが、
    なんとか9月もやってみますね。
    9月は2回にする予定です。

    新作映画は今後はなるべく
    横浜シネマジャック&ベティで
    観ようと考えています。
    つい、早く観たいと東京へ行ってしまうのですが(^o^;)
    ジャック&ベティは地元密着型で
    頑張っているミニシアター。
    スクリーンも大きめで2つあって、
    東京のミニシアター作品は大体掛かるので
    効率よく観られます。
    サービスデーは千円で
    ポイントサービスもあるのです。(o^-')b







    ロバート・デ・ニーロとネコ(*ΦωΦ*)

    0 0

    『しあわせへのまわり道』
    原題:Learning to Drive
    2014年製作 
    アメリカ映画
    TOHOシネマズ日本橋で鑑賞 

    浜松シネマイーラでは11月21日(土)~12月4日(金)上映















    ↓『しあわせへのまわり道』


    ↓「Learning to Drive」公式トレーラー


    原題:Learning to Drive

    2014年製作 アメリカ映画

    監督:イサベル・コイシェ
    製作:ダナ・フリードマン
    ダニエル・ハモンド
    原作:キャサ・ポリット
    脚本:サラ・ケルノチャン
    編集:セルマ・スクーンメイカー
    撮影:マネル・ルイス
    美術:ダニア・サラゴヴィア
    音楽:ダーニ・ハリスン
    ポール・ヒックス

    出演:パトリシア・クラークソン
    ベン・キングズレー
    ジェイク・ウェバー
    グレース・ガマー
    サリター・チョウドリー
    アヴィ・ナッシュ
    サマンサ・ビー
    マット・サリンジャー
    ダニエラ・ラベンダー

    実体験を綴ったエッセイの映画化である本作は、
    陽光きらめく夏のニューヨークを舞台に、
    突如結婚生活が破綻した主人公ウェンディの
    哀歓を飾りたてることなく描き出す。
    偶然出逢った"教官"ダルワーンとの会話には
    機知とユーモアが満載。
    落ち込んで凝り固まった
    ウェンディの心がいつしかほぐれてゆく。

    NYマンハッタンの
    アッパー・ウエストサイドで暮らす
    売れっ子書評家ウェンディ(パトリシア・クラークソン)
    の順風満帆の人生は突然あっけなく崩壊した。
    長年連れ添った夫がすきま風の吹いた夫婦関係を見切り、
    浮気相手のもとへ去ってしまったのだ。
    愛する本に囲まれるあまり、
    愛するひとに寄り添っていなかったと
    反省しても時は既に遅かった。
    絶望のなか、車を運転できない現実に直面したウェンディは、
    インド人タクシー運転手ダルワーン(ベン・キングズレー)
    のレッスンを受けることに。
    シク教徒で伝統を重んじる堅物の男性だが、
    宗教も文化も階級も対照的なダルワーンとの出逢いは、
    過去の想い出にしがみつくウェンディの心の針路を変え、
    未来に踏み出す勇気を与えてくれるのだった……。
    (公式HPより)

    『死ぬまでにしたい10のこと』(03)
    『あなたになら言える秘密のこと』(05)
    『エレジー 』(08)
    などのイサベル・コイシェ監督作品です。
    『エレジー 』(08)でベン・キングズレーと
    パトリシア・クラークソンは共演しています。
    ベン・キングズレーが長い俳優人生で初めての
    ベッドシーンを演じましたね。(ペネロペ・クルス、
    パトリシアと)

    この映画は、
    “ニューヨーカー”誌に掲載された、
    キャサ・ポリットのエッセイ「Learning to Drive」が原作。
    キャサ・ポリットは
    フェミニスト詩人、エッセイスト、評論家。
    このエッセイに注目したプロデューサーの
    ダナ・フリードマンが、
    脚本家のサラ・ケルノチャンに脚色を依頼しました。
    ダナから渡されたサラの脚本を読んだ
    パトリシア・クラークソンが作品に惚れ込み、
    『エレジー』で意気投合したコイシェ監督と
    ベン・キングズレーに持ちかけた企画です。
    『エレジー』の撮影が終わるころだったそう。
    プロデューサーのダナは9年かけて
    映画化にこぎつけました。
    脚本を読んだ頃コイシェ監督は離婚手続き中で、
    運転免許を持っておらず、
    この脚本が前へ進む力を与え、
    運転を習う決意をさせてくれたそう。
    長い年月がかかったけど
    映画化の夢がかなってうれしいと語っています。
    コイシェ監督は脚本家でもあるので、
    他の人が書いた脚本で撮るのは珍しいです。
    編集はマーティン・スコセッシ監督の
    デビュー作品から編集を手掛けてきた
    ベテラン映画編集者セルマ・スクーンメイカー。
    女性映画人たちの思いが詰まった作品です。

    左から脚本家のサラ・ケルノチャン、パトリシア・クラークソン、
    原作者キャサ・ポリット、イサベル・コイシェ監督
    編集のセルマ・スクーンメイカー。



    主人公のウェンディは、
    ブロンクスの貧しい暮らしから、
    努力して著名書評家になりました。
    夫は教授になれず、
    収入が安定しない大学教員なので、
    娘と3人の家族の生活は
    彼女の仕事の収入で支えてきました。
    インテリで自立した女性であるウェンディですが、
    夫が浮気相手との同居に踏み切り家を出たため、
    彼女が守ってきた「しあわせな家族の生活」が
    一気に崩れて激しく動揺します。
    娘が大学を休学し田舎で農作業をしており、
    会いに行くには車で行かなければならないのですが、
    今まで車の運転は夫がしていたため免許がありません。
    ひょんなことから夫と喧嘩別れして乗った
    タクシーの運転手、敬虔なシク教徒のダルワーンに
    運転を習うことになります。

    パトリシア・クラークソンと、
    ベン・キングズレーが
    さすがに素晴らしい演技です。
    ベン・キングズレー演じる
    ダルワーンの年齢設定は多分50代です。
    ベンは実年齢は71歳ですが、
    ダルワーンはとても若々しくて
    チャーミングですよ。

    この映画は、
    下ネタトークがたくさん出てきて面白いですが、
    下品ではありません。

    ウェンディーと妹の
    女のホンネ下ネタトークはなかなか強烈



    主人公の人生再生を描く映画は、
    それこそ掃いて捨てる程ありますが、
    この映画は「自立した大人の再生ドラマ」で、
    よくある甘えた自分探し映画とは違う
    と、私は思います。
    シク教徒へのいわれのない差別、
    移民の厳しい生活も描かれています。
    インドの故郷に住む妹が推薦する
    ジャスリーン(サリター・チョウドリーが好演)
    がアメリカにやってきて渡米翌日に
    見合い結婚するダルワーン。
    彼と妻との関係性の変化、
    2人それぞれの変化など、
    描かれるのは主人公ウェンディが
    再生していく姿だけではありません。





    脚本が良く、名優の説得力のある演技で、
    爽やかな後味の作品です。
    女性映画人の思いが込められているだけあって
    フェミニズム的にも評価したい
    地に足の着いた女性の描かれ方です。

    このところ元々苦手なシネコンから
    足が遠のいていました。
    この映画はヘッド館が
    TOHOシネマズ日本橋で、
    約1年ぶりに行きました。
    地味な作品はシネコンで掛かると
    すぐ上映回数が減って観に行きにくくなるので、
    公開週のうちの1日に行っておきました。
    昨日のレディースデーで
    『わたしに会うまでの1600キロ』も観ました。
    良くできた作品だしリースは好演で
    評価が高いのも納得できます。
    ただ、個人的な問題もあって心にはフィットせず、
    自分の好みでは『しあわせへのまわり道』の方が好きです。
    原題はLearning to Driveで
    運転の学習。
    車の「運転」だけでなく
    自分や人生の運転の仕方を学ぶ
    という意味も含まれてるかな。
    「しあわせ」「幸せ」がついた邦題は多過ぎて、
    どれがどれやらだから、
    もったいない気がします。
    ただ、内容的には合っているのですョ。
    しっかりした爽やかな大人映画の佳品として
    おススメしたいです。

    シク教徒のターバンを巻いた姿は、
    日本ではインド人のイメージによく使われますが、
    インド全人口の2%くらい。
    中央政府から弾圧を受けて先鋭化した時期もありましたが、
    もともとはイスラム教とヒンドゥー教の対立を越えた、
    平和主義、平等主義を掲げて16世紀に登場した新宗教。
    カーストや人種、貴賤、男女の差別も否定されます。
    ダルワーンは元大学教授でしたが
    政治犯として長く収監された過去がありました。
    現代インドでは勤勉で正直なシク教徒の気風を
    冗談のネタにするそうです。


    こんな感想だけでは記事としては
    特徴もないかなと思うので(笑)
    ちょっと差別化でトリビア系のネタをご紹介しておきますね。
    『しあわせへのまわり道』では、
    有名人の二世の関わりもありました。

    まずはウェンディーの娘ターシャ役は
    メリル・ストリープの娘の1人、
    グレース・ガマー。



    メリルとルイザ、グレース、メイミー


    J・D・サリンジャーの息子の
    マット・サリンジャーがピーター役で出演。



    1990年の「キャプテン・アメリカ」で
    キャップを演じてたんですね。


    J・D・サリンジャーとマット


    ジョージ・ハリスンの息子
    ダーニ・ハリスンが
    自分のバンドThenewno2のメンバー
    ポール・ヒックスと音楽を担当。

    ジョージ、ダーニ、オリヴィア


    ダーニ、ポール・マッカートニー、
    オリヴィア


    左がダーニで右がジョージ。
    ホントに良く似てます。


    ↓Thenewno2のライブで歌うダーニ。
    ジョージと似てます。












    下の動画は、
    英ジャガーの2014年スーパーボウルのコマーシャル『ランデブー』。
    出演は『マイティ・ソー』ロキのトム・ヒドルストン、
    『アイアンマン3』マンダリンのベン・キングズレー、
    『グリーン・ランタン』シネストロ­のマーク・ストロング。
    監督はトム・フーパー(『英国王のスピーチ』)
    音楽はアレクサンドル・デスプラ
    (今年のアカデミー賞ではオリジナル作曲賞に
    『イミテーション・ゲーム』と
    『グランド・ブダペスト・ホテル』の2作品で
    ノミネートされ、グラ・ブタで受賞。)

    ↓Jaguar Super Bowl spot with F-TYPE Coupé


    ↓トム・フーパー監督解説のメイキング映像




    『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は、
    ロキが出ないから観る気がうせて
    スルーしてしまいました(苦笑)
    ジェイソン・ステイサム、
    パトリック・スチュワートもいるし、
    イギリスはカッコイイ禿げ俳優の宝庫!?










    ローレンス・オリヴィエと
    ヴィヴィアン・リーとネコ(=^・^=)

    0 0

    『わたしに会うまでの1600キロ』

    原題:Wild
    2014年製作 
    アメリカ映画
    TOHOシネマズ川崎で鑑賞










    ↓『わたしに会うまでの1600キロ』予告動画


    ↓「Wild」公式トレーラー


    原題:Wild

    2014年製作 アメリカ映画

    監督:ジャン=マルク・ヴァレ
    編集:マーティン・ペンサ
    ジョン・マック・マクマーフィー
    製作:ブルーナ・パパンドレア
    ビル・ポーラッド
    リース・ウィザースプーン
    原作:シェリル・ストレイド
    脚本:ニック・ホーンビィ
    撮影:イヴ・ベランジェ
    音楽:スーザン・ジェイコブズ

    出演:リース・ウィザースプーン
    ローラ・ダーン
    トーマス・サドスキー
    ミキール・ハースマン
    ギャビー・ホフマン
    キーン・マクレー
    ケヴィン・ランキン
    W・アール・ブラウン

    気軽な山歩きの経験すらないのに、
    何のトレーニングもせず、
    1600キロ踏破に挑んだ女性。
    アメリカ西海岸を南北に縦断する自然歩道
    パシフィック・クレスト・トレイルという
    過酷なコースを歩いたシェリル・ストレイド。
    彼女がその途方もない体験をまとめ、
    世界を驚きと称賛で包んだベストセラーの映画化。
    リース・ウィザースプーンが主演女優賞、
    ローラ・ダーンが助演女優賞、
    に、それぞれ今年のアカデミー賞でノミネートされた。
    『ダラス・バイヤーズクラブ』の
    ジャン=マルク・ヴァレ監督作品。

    あらすじは...
    亡くなった母親と、自分自身とに向き合うため、
    苛酷なパシフィック・クレスト・トレイルを
    歩いてみましたよ...
    ってことです。

    以下詳しいネタバレはしませんが、
    予備知識は一切入れないで観たいという方は、
    ご覧になってからまた読んで下さい。



    シェリルの母ボビー(ローラ・ダーン)は
    酒乱の夫から逃げ
    シングルマザーでシェリル(リース・ウィザースプーン)
    と弟リーフ(キーン・マクレー)を育てました。
    いつも明るく楽天的な母は、
    シェリルと同じ大学に同時期に入って
    学んだ前向きな人。
    しかし45歳の時、ガンで亡くなります。
    シェリルは母を亡くしたショックから、
    ヘロイン中毒と、
    夫ポール(トーマス・サドスキー)以外の
    男性たちとのセックス依存症になり、
    誰の子か分からない子どもを妊娠してしまう程の乱脈ぶり。
    優しそうなポールも我慢の限界で2人は離婚。
    どん底のシェリルは以前から気になっていた、
    アメリカの三大長距離自然歩道のひとつ
    メキシコ国境からカナダ国境までの
    パシフィック・クレスト・トレイルを歩くことにしました。

    映画は歩く彼女の様子が描かれ、
    彼女の回想が挿まれます。

    作家(『ハイ・フィデリティ』『アバウト・ア・ボーイ』他)
    で脚本家(『17歳の肖像』)でもあるニック・ホーンビィが、
    (原作を読んでいませんが、)
    生命力と知性とユーモアのある原作を
    ミステリー仕立てで脚色して成功していると思います。
    つかみがすごく上手いです。
    彼女のひととなりが
    だんだん分かってくる構成も巧み。

    手持ちカメラでシェリルの視線を活かした撮影は、
    ありがちな自然の光景の俯瞰映像を多用せず、
    トレイルコースの空気感が伝わる
    自然なルックが印象的です。
    録音や音響効果も
    観客がシェリルと一緒に
    歩いているような感覚を持つ
    リアルな繊細さがあります。
    音楽のセンスもとても良いです。

    リースは苛酷なトレイルの
    道中の様子は勿論の事、
    セックス依存症で乱脈ぶりな濡れ場も、
    しっかり脱いで体を張って演じています。
    リースがアカデミー賞主演女優賞を受賞した
    『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』は、
    ジョニー・キャッシュを演じた
    ホアキン・フェニックスも主演男優賞にノミネート。
    ホアキン演のジョニーの伝記映画だから、
    リースは助演じゃない!?と思いましたが、
    今回は文句なしの主演。
    自分もプロデューサーである作品で
    主演女優賞ノミネート。
    大熱演ですから
    きっと受賞したかったでしょうね。
    今年リースの出演映画は、
    ホアキンとまた共演した
    『インヒアレント・ヴァイス』
    『グッド・ライ いちばん優しい嘘』
    と本作で3本観ましたよ。

    アカデミー賞助演女優賞にノミネートの
    母親役ローラ・ダーンは、
    娘も通う大学でフェミニズムを学びながら
    仕事も家事も子育ても手を抜かない
    昔かたぎで、優しく明るい笑顔が素敵な母親を好演。
    やっと誰かの妻や誰かの母親じゃない、
    自分自身の人生を生き始めたところで
    突然人生の終りが来てしまった無念さを
    語るところはぐっときましたよ。
    『きっと、星のせいじゃない』の母親役では、
    娘がガン患者で立場が逆だけど、
    でも正直、演技の質が『わたしに会う~』と
    そんなに違うとは感じませんでした。

    この作品は自然の光景が素晴らしいので、
    映画館のスクリーンで
    鑑賞するのに向いていますから、
    映画館での鑑賞をおススメします。



    物書きを目指していたシェリルは
    スケッチブックにぎっしり日記を書いていました。
    それが、後のベストセラーの元に。


    シェリルの荷物多過ぎ!
    シェリルはREI(レクリエーショナル・イクイップメント)の
    トレッキングブーツを履いていました。
    私は20代の頃、円高だったから、
    REIの商品はアメリカの通販で買ってましたよ。
    昔使った寝袋やストーブ、食器などのアウトドア用品、
    まだ災害時用にとってあります。
    トレッキングブーツはまだあるけど
    Tevaのサンダルはフリマで売っちゃった。








    原作者のシェリル本人が歩いた当時の写真




    シェリル本人とリース。
    体格違うけどリースは雰囲気出してます。


    今までのリースのイメージと違う、
    こんな場面も(°Д°;≡°Д°;)













    原作者シェリル本人とリース、ローラ。






    アメリカの国立トレイル・システム法
    (ナショナル・シーニック・トレイル)指定の
    長距離自然歩道は上の図のように11あって、
    1のシェリルが歩いた
    パシフィック・クレスト・トレイル「PCT」
    (全長2,650マイル、約4,265㎞)
    2のコンチネンタル・ディヴァイド・トレイル
    (全長3,100マイル、約4,989㎞)
    7のアパラチアン・トレイル
    (全長2,181マイル、約3,510㎞)
    が、三大長距離自然歩道だそうです。
    全区間を1シーズン内に歩き切るのがスルーハイキング。
    シェリルは大雪のシエラネバダ山脈を迂回し
    バスを使いました。
    また彼女のスタート地点がメキシコ国境ではないため、
    PTCの全長は4,265㎞ですが、
    シェリルの歩いた距離は1,600㎞ということです。
    苛酷な場所を部分的に迂回して、
    後から歩きやすい季節に戻ってきて歩くのを、
    フリップフロップと言うそうです。

    PCT踏破の男性の
    ビフォーアフター
    凄いダイエット効果ですΣ(・ω・;|||


    トレイルコースを1,600㎞歩くのは大変なことですが、
    人がやらないことに挑戦する
    冒険家や登山家の行動とは違います。
    自分と向き合うために
    あえて苛酷な状態に自分で自分を追い込んだのですね。
    この旅をしたからといって、
    彼女が劇的に変容したわけではありません。
    落ち着いたのは旅から4年後。
    ドキュメンタリー映画監督の
    ブライアン・リンドストロームと1999年に結婚し、
    息子と娘が生まれました。
    原作「Wild」は2012年に発刊。
    オプラ・ウィンフリーの
    「オプラのブッククラブ」で紹介されて話題になり、
    ベストセラーになりました。





    オプラとシェリルの家族








    わたしに会うまでの1600キロ/シェリル・ストレイド



    この映画はいわゆる
    自分探し系ロードムービーに分類されるでしょう。
    良くできた映画で、
    楽しみにしていた人の期待を裏切らない作品だと思うし、
    今年のマイベストだと言っている評論家もいます。


    ただ、私自身はこの映画の
    自分と向き合うパーソナルな世界に
    特に感動はしませんでした。
    パーソナルな世界を越える何かを感じて
    感動する人もいると思いますよ。
    その感受性が私にないのでしょう。
    個人的にはもっと彼女のフェミニストとしての
    批評性や社会性が描かれていれば気に入ったでしょう。
    心に響いてくるテーマ性、
    ガツンと訴えてくるもの、
    心を引っ掻いて記憶に残ること、
    そういった要素が自分にとっては殆どない作品でした。
    シェリルの母親が
    私の母親と性格が似てるな~。
    母親をちょっとシニカルな目線で見ていた
    シェリルと自分も少し似ていたかも。
    なんて思ったりはしたのですが。
    私は自分がガンになって、
    衰弱して緊急入院→体力回復を待って手術の予定が
    増々衰弱し体力回復が望めないから緊急手術。
    なんてことになりましたから、
    「ああ、もう自分の人生もこれまでか」と、
    一応遺書まで書きました。
    自分が亡くなったシェリルのお母さんの立場ですよ。
    娘もこの映画観ましたが、
    「私のお母さんは、
    あんな優しいできたお母さんじゃないから、
    私がシェリルのようにぐれるなんてありえんし。わはは。」
    と、言っていましたよ。(^o^;)
    私はガンで自分の両親を心配させてしまったし、
    娘は今でも
    「もし、お母さんがおばあちゃんより
    早く死んでしまったら、
    おばあちゃんのことがとても心配。」
    と言っています。
    私は今の所大丈夫ですが、
    再発しやすいガンだからいつどうなるか分からず、
    娘のこんな言葉にドキッとしながら、
    たくましさが嬉しかったりしています。

    昨日は渋谷イメージフォーラムで
    『僕たちの家に帰ろう』観て、
    新宿ケイズシネマへ
    『薩チャン 正ちゃん 戦後民主的独立プロ奮闘記』
    『キクとイサム』を観に移動するとき、
    イメージフォーラムから渋谷駅の間で
    ゲリラ豪雨に丁度遭遇∑(-x-;)
    びしょ濡れになってしまいました。(´д`lll)







    リースは今年アメリカで公開された作品は
    ソフィア・ベルガラと共演のコメディー
    「Hot Pursuit 」が、
    『キューティー・コップ』の題名で、
    9月16日にDVDスルー(評判悪かったので...)
    ↓「Hot Pursuit 」トレーラー


    キューティ・コップ ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/2枚組) [Blu-ray]/
    リース・ウィザースプーン,ソフィア・ベルガラ


    リースの次回作は
    ポール・フェイグ監督の「Wish List」

    ジャン=マルク・ヴァレ監督の新作は
    『ナイトクローラー』の記事でも紹介した、
    ジェイク・ギレンホール主演ナオ・ワッツ共演の
    「Demolition」
    ジャン=マルク・ヴァレ監督と
    ジェイク・ギレンホール





    アカデミー賞主演女優賞受賞した2006年の
    リースとライアン・フィリップ


    リースはライアン・フィリップと離婚した後、
    ジム・トスと結婚。
    ライアンとの娘エイヴァ・エリザベスと
    息子ディーコン、
    ジムとの息子テネシー・ジェイムズ と
    5人家族で暮らしています。



    リースと娘さんそっくり(ノ゚ο゚)ノ


    リースの3人の子どもたち


    イクメンしてたライアンは、
    子どもたちとは会ってパパしてる模様。







    ローラ・ダーンと言えば、
    私はやはりデヴィッド・リンチ師匠の
    『ワイルド・アット・ハート』(1990年)
    『インランド・エンパイア』(2006年)ですね(o^-')b





    インランド・エンパイア [DVD]/ローラ・ダーン





    みんな若っ(  ゚ ▽ ゚ ;)


    ワイルド・アット・ハート [Blu-ray]/
    ニコラス・ケイジ,ローラ・ダーン,ダイアン・ラッド










    シェリル・ストレイドとネコ。^・ェ・^。


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    『日本のいちばん長い日』2015年原田眞人監督版。1967年版と見比べたくて鑑賞。戦争映画を作り続ける事は大事だが、見やすさ優先の演出・編集でさらさら~っと終わってしまいこんなもんでなかったでしょ感強し。客観的に「戦争がなぜ始まったのか」をじっくり描いた映画の登場を待っている。
    8/31 0:03

    ブログを更新しました。 『9月公開鑑賞予定新作映画その1 黒衣の刺客、EDEN/エデン、天使が消えた街、シーズン・オブ・レイ:チャルラータ、ビッグ・シティ、私たちのハァハァ他』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12068066086.html
    9/1 7:06

    ブログを更新しました。トリビアネタも書きました! 『しあわせへのまわり道 感想 パトリシア・クラークソン、ベン・キングズレーが好演の大人の再生ドラマ。イサベル・コイシェ監督。』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12068732603.html
    9/3 6:18

    ブログを更新しました。 『わたしに会うまでの1600キロ 感想 リース・ウィザースプーンが苛酷なPCTハイクも濡れ場も身体を張り熱演。良くできた作品で、スクリーン鑑賞向き。』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12069524787.html
    9/5 8:12

    『しあわせへのまわり道』イサベル・コイシェ監督。ウェンディは仕事熱心過ぎて、夫は愛人と同居へ。自分が大切にしてきた家族が崩れるがシク教徒のタクシードライバー、ダルワーンに運転を習ううち再スタート。自立した大人の素敵な再生物語。パトリシア・クラークソンとベンキングズレーが流石の好演
    9/6 23:46

    『バレエボーイズ』ケネス・エルヴェバック監督ノルウェーでプロバレエダンサーを目指す3少年ルーカス、シーヴェルト、トルゲールを4年間追ったドキュメンタリー。バレエダンサーのドキュメンタリーを観ると背筋が伸びる。本作は高校進学時を含むので彼らの重大な選択を目の当たりにし応援したくなる
    9/6 23:55


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    2015年9月に観たい特集上映

    9月に私が観たいと思っている
    特集上映をご紹介します。







    新文芸坐:
    「戦後70年企画 第三部
    映画を通して検証する
    焼け跡、ヤミ市、復員兵、基地...
    戦後の風景と、人々の暮らし」


    9/12(土) 「仁義なき戦い」「仁義なき戦い 広島死闘篇」
    9/13(日) 「男の顔は履歴書」「懲役十八年」
    9/14(月) 「あゝ声なき友」「続・拝啓天皇陛下様」
    9/15(火) 「戦争と平和」「風の中の牝鶏」
    9/16(水) 「悲しき口笛」「東京キッド」
    9/17(木) 「喜劇 男の子守歌」「女体」
    9/18(金) 「俺たちの荒野」「黒い雪」

    学生は特別割引500円!

    行ける日はなるべく行きたいです。


    「戦後70年企画 第四部
    戦後日本映画史の発見
    愛と官能のシネアスト」


    9/19(土) 「恋人たちは濡れた」「赫い髪の女」
    16:15より、井口奈己監督のトークショーあり。

    9/20(日) 「一条さゆり 濡れた欲情」「四畳半襖の裏張り」
    18:40より、伊佐山ひろ子、荒井晴彦(映画監督、脚本家)のトークショーあり。

    9/21(月) 「天使のはらわた 赤い教室」「天使のはらわた 赤い淫画」
    9/22(火) 「わたしのSEX白書 絶頂度」「新宿乱れ街 いくまで待って」
    17:15より、白鳥あかね(スクリプター、脚本家)、
    荒井晴彦(映画監督、脚本家)、
    寺脇研(映画評論家)のトークショーあり。

    9/23(水) 「(秘)女郎責め地獄」「(秘)色情めす市場」
    9/24(木) 「おんなの細道 濡れた海峡」「団地妻 昼下りの情事」
    9/25(金) 「愛のコリーダ」「愛の亡霊」
    9/26(土) 「狂った果実(1981)」「ラブホテル」
    15:35より、根岸吉太郎監督のトークショーあり。

    9/27(日) 「犯された白衣」「水のないプール」
    9/28(月) 「異常性愛記録ハレンチ」「ポルノ時代劇 忘八武士道」
    9/29(火) 「エロスは甘き香り」「ダブルベッド」
    9/30(水) 「曼陀羅」「屋根裏の散歩者 インターナショナルバージョン」
    10/1(木) 「ヌードの夜」「天使のはらわた 赤い眩暈」
    10/2(金) 「実録・阿部定」「人妻集団暴行致死事件」

    この特集は女性は1050円で、
    女性専用席あり。
    観てない作品、トークのある日に行く予定。







    私が一番良く行く名画座は、
    このシネマヴェーラ渋谷です。
    9月12日までの「映画史上の名作」では、
    20本観て後4本観る予定。

    9/12(土)~10/9(金)は
    「カンヌ凱旋 黒沢清レトロスペクティブ」です。

    今年のカンヌ映画祭のある視点部門で
    『岸辺の旅』が監督賞を受賞し、
    10月1日(木)に公開されます。
    黒沢清監督は特別に好きな監督ではないのだけど
    (ファンの方ゴメンナサイ)
    でも、このプログラムをながめると結構観ています。
    正直なところ特に見直したい作品はないので
    未見の作品で観たいものを選ぶつもりですが、
    トークは聞いてみたいので行こうと思います。







    キネカ大森名画座2本立て

    『わたしたちのハァハァ』が評判の
    松居大悟監督の
    『自分の事ばかりで情けなくなるよ』
    『スイートプールサイド』
    両方とも観ていないのです。
    今週は忙しいので観れるかナァ。
    三木聡監督のトークショー行こうかなあ。
    『マジック・イン・ムーンライト』は、
    名画座待ちしていたのでここで観るつもり。







    「第37回 ぴあフィルムフェスティバル」

    昨年は体調悪くて行けなかったので、
    今年は行ってみたいと思ってます。

    ↓第37回PFF 予告動画








    「アルクセイ・ゲルマン特集」

    ユーロスペース 9月5日(土)~18日(金)
    『神々のたそがれ』は見逃したし、
    他の作品も観ていないので
    5本ならコンプできそう。











    「スウェーデン映画祭」

    ユーロスペース 9月19日(土)~25日(金)

    会員料金で観られるし
    面白そうな作品なのでなるべくたくさん観たいです。











    「シーズン・オブ・レイ」
    『チャルラータ』&『ビッグ・シティ』
    デジタルリマスター版


    シアター・イメージフォーラム
    9月12日(土)~10月9日(金)
    9月に観たい新作その1の記事でも紹介したけど、
    この2本は観ます。

    ↓『チャルラータ』&『ビッグ・シティ』予告動画








    「ヌリ・ビルゲ・ジェイラン映画祭」

    9月29日(火)~10月3日(土)
    『カサバ一町』
    『冬の街』
    『うつろいの季節(とき)』
    『スリー・モンキーズ』
    『昔々、アナトリアで』

    ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督の作品は、
    『雪の轍』しか観ていないので、
    他の作品も観てみたいです。





    ↑これは横浜シネマジャック&ベティ
    9月のプログラム、
    ここでなるべく効率よく観たいので、
    今の所、上のプログラムの中から15本程観る予定。


    9月後半に公開の新作映画で
    観たい作品の記事をまだUPしていませんが、
    先に特集上映編をUPします。
    8月に観た映画のまとめもしてないしヽ(;´Д`)ノ
    9月2日からヴェネツィア国際映画祭始まってるし、
    10日からは今年からコンペ部門が開設の
    トロント国際映画祭もスタート。
    紹介記事を書いてる時間がないですよォヽ(;´ω`)ノ


    9月公開鑑賞予定新作映画その1
    黒衣の刺客、EDEN/エデン、
    天使が消えた街、シーズン・オブ・レイ他
    ←クリック






    アニエス・ヴェルダ監督とネコ(=^・ω・^=)


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    スクール・オブ・ロック/ジョゼと虎と魚たち/ほえる犬は噛まない
    反則王/ミトン/エレファント


    「映画時光」バックナンバーをUPしました。
    (シネマ★アジア通信2004年初秋号)
    読んでください。





    今、シネマイーラの会報に連載している
    イラスト&コラムは
    「新★映画時光」です。

    その前に 「シネマ★アジア通信」 に、
    「映画時光」を連載していました。

    シネマイーラは前は浜松東映劇場でした。
    東映時代に東映のプログラム上映が終わった夜や、始まる朝早くに、
    上映会をする自主上映会がいくつかありました。
    (自主上映会にも歴史があるのですが、説明はまたの機会に)
    「シネマ★アジア」は2004年~08年春に活動していました。
    秋に東映劇場が閉館し、
    シネマイーラのオープンは08年12月です。
    実は「シネマ★アジア」の事務局をしてみえた田中 久仁一さんが、
    08年の2月に急逝されましたので「シネマ★アジア」の活動は休止になりました。
    私は田中さんから会報の連載コーナーに「映画時光」と題をつけて戴き、
    イラスト・エッセイを描いていました。
    「映画時光」の名は、台湾の侯 孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の「珈琲時光」
    珈琲時光 [DVD]/
    一青窈,浅野忠信,萩原聖人

    に、ちなんだ名で、ほっとできるようなコーナーにしてほしいと言われていました。
    そんなコーナーになっていたかどうか自信はありませんが...(;^_^A
    イーラの会報に連載が始まる時、田中さんにつけてもらった、
    「映画時光」の名前を活かしたいと考え「新★映画時光」にしました。

    今回ご紹介するのは、私が初めてイラストを描いた
    シネマ★アジア通信の2004年初秋号です。
    「映画時光」のコーナーが始まったのは、この次の号からです。
    文と構成は田中さんで、イラストと手書きのコメントが私です。
    私のコメントの字は、
    小さくて読めないと思いますが、
    今回はとりあえず、この状態でUPさせてください。
    今読むと、ちょっと懐かしい作品を取り上げています。


    $映画中毒日記『新★映画時光』ブログ版


    $映画中毒日記『新★映画時光』ブログ版


    $映画中毒日記『新★映画時光』ブログ版


    $映画中毒日記『新★映画時光』ブログ版

    ↑ごめんなさい。ちょっと傾いてしまいましたm(_ _ )m
    読んでくださってありがとうございますビックリマーク

    反則王 [DVD]/
    ソン・ガンホ,チャン・ジニョン,パク・サンミョン


    ↓『反則王』 トレーラー




    『反則王』
    1999年製作 韓国映画
    キム・ジウン監督
    主演:ソン・ガンホ


    スクール・オブ・ロック スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]/
    ジャック・ブラック,ジョーン・キューザック,マイク・ホワイト


    ↓『スクール・オブ・ロック』予告動画




    『スクール・オブ・ロック』
    2003年製作 アメリカ映画
    リチャード・リンクレイター監督
    主演:ジャック・ブラック


    ミトン (通常版) [DVD]



    ↓『ミトン』予告動画




    『ミトン』
    1967年製作 ソビエト映画
    ロマン・カチャーノフ監督


    ジョゼと虎と魚たち Blu-ray スペシャル・エディション/
    妻夫木聡,池脇千鶴,上野樹里


    ↓『ジョゼと虎と魚たち』予告動画




    『ジョゼと虎と魚たち』
    2003年製作 日本映画
    犬童一心監督
    主演:妻夫木聡、池脇千鶴

    ほえる犬は噛まない [DVD]/
    ペ・ドゥナ,イ・ソンジェ


    ↓『ほえる犬は噛まない』 トレーラー




    『ほえる犬は噛まない』
    2000年製作 韓国映画
    ポン・ジュノ監督
    主演:ペ・ドゥナ、イ・ソンジェ


    エレファント デラックス版 [DVD]/
    ジョン・ロビンソン,アレックス・フロスト,エリック・デューレン


    ↓『エレファント』トレーラー




    『エレファント』
    2003年製作 アメリカ映画
    ガス・ヴァン・サント監督
    出演:ジョン・ロビンソン、
    アレックス・フロスト、エリック・デューレン


    深呼吸の必要 [DVD]/香里奈,谷原章介,成宮寛貴


    ↓『深呼吸の必要』予告動画




    『深呼吸の必要』
    2004年製作 日本映画
    篠原哲雄監督
    出演:香里奈、谷原章介
    長澤まさみ、成宮寛貴
    金子さやか、久遠さやか
    大森南朋


    このバックナンバーは以前UPしたことがありますが、
    これから記事が書けない日に、
    会報に連載のバックナンバーをUPして行こうと思い、
    再掲しました。


    浜松は大雨で大変な様子で心配です。









    アントニオ・バンデラスとネコ^・ェ・^

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    『僕たちの家に帰ろう』

    原題:家在水草豊茂的地方
    英題:River Road
    2014年製作 中国映画
    シアターイメージフォーラムで鑑賞















    ↓『僕たちの家に帰ろう』予告動画


    原題:家在水草豊茂的地方

    2014年製作 中国映画

    監督・脚本・編集・美術:リー・ルイジュン

    出演:タン・ロン
    グオ・ソンタオ
    バイ・ウェンシン
    グオ・ジェンミン
    マ・シンチュン

    多民族国家中国の中で、
    わずか1万4千人しか存在しないという
    少数民族ユグル族の幼い兄弟が、
    中国北西部河西回廊の大自然を横切って
    両親のもとに帰ろうとするロードムービー。
    母親に会いたいという一心で始まった旅が、
    滅びゆく民族や文化へと哀惜や、
    発展の代償として生じた
    環境破壊の問題を浮かび上がらせる。

    両親が放牧する土地を求め、
    より奥地の草原に移住しているため、
    兄のバーテルは祖父のもとで暮らし、
    弟アディカーは学校の寮に住んでいる。
    兄は弟が母親の愛情を独り占めしていると思い込み、
    弟は兄ばかりが目をかけられていると感じ、
    互いに嫉妬し合っている。
    夏休みが来ても父が迎えに来なかったことから、
    アディカーは拗ねる兄バーテルを説得して
    父母を探すため、2人きりの旅に出る。
    広大な砂漠をラクダにまたがり、
    干上がってしまった河の跡を道しるべに、
    ひたすら荒野をたどって行く―。
    痩せて枯れてしまった大地、
    見捨てられた廃村、そして崩壊した遺跡、
    回廊の変わりゆく風景は、
    光り輝いた土地が工業化のために消滅し、
    伝統が新しい社会へと変貌していく様を
    まざまざと見せつける。
    そして、いつしか2人の旅は、
    彼ら《ユグル族》としての
    アイデンティティーの探求へと変わっていく…。
    (公式HPより)

    この映画に関して、
    中国映画の歴史的背景とか書き出すと
    キリがなくなるので割愛したいのですが、
    ほんの少し書いておきます。
    今や大ベテランのチャン・イーモウ、
    チェン・カイコーといった「第五世代」の
    監督たちが80年代の後半、世に出た後、
    「第六世代」のロウ・イエ、
    ジャ・ジャンクーらが90年代に登場しました。
    現在、ロウ・イエやワン・ビンのように、
    中国国内での上映許可を得るための検閲を
    始めから通すつもりがなく
    インディペンデント映画を製作している監督もいるが、
    その後に続く若い世代では、
    商業映画も目指すステップとして
    インディー映画に入ったひとたちもいて、
    そのひとりが
    この映画の監督リー・ルイジュン。
    彼のデビュー作はレズビアン女性が主人公の
    「夏至(原題)」という作品で北京クイア映画祭などで上映。
    (中国では同性愛はタブーでクイア映画祭は
    当局から弾圧されている)
    2本目「老驢頭(原題)」も農村の悲惨さを描いた作品で
    検閲を通していないインディー映画。
    海外映画祭で評価され、
    3作目の「白鶴に乗って」はヴェネチア映画祭
    オリゾンティ部門に選ばれたこともあって、
    検閲を通りました。
    中国にはシネコンしかなく、
    超大作や輸入映画がかけられ、
    たとえ検閲を通って、海外で評価が高くても
    芸術系の映画は利益が見込めないため殆ど公開されない状態。
    しかし、本作のプロデューサーのファン・リーは、
    国産のヒット作品も手掛け、自分も俳優として出演しながら、
    新人の発掘・育成にも力を入れ、
    ロウ・イエ監督の『天安門、恋人たち』
    リー・ユー監督『ロスト・イン・北京』などの
    検閲を通らないインディペンデント映画も
    手掛けているため、映画人として尊敬を集めています。

    本作は昨年の東京国際映画祭の
    コンペ招待作品。
    来日したリー・ルイジュン監督


    2010年の第23回東京国際映画祭で
    最優秀女優賞(ファン・ビンビン)最優秀芸術貢献賞受賞の
    リー・ユー監督『ブッダ・マウンテン~希望と祈りの旅』
    リー・ユー監督、シルヴィア・チャン、チェン・ボーリン
    と、プロデューサーのファン・リー
    (『僕たちの家に帰ろう』のプロデューサー)



    『僕たちの家に帰ろう』は、
    5000万円ほどの低予算で制作されました。
    監督が脚本・編集・美術も担当。
    普通この規模の映画では
    考えられない予算で
    スッタフがかなり頑張ったようです。

    監督と子役2人とは2カ月間一緒に暮らし、
    監督のお母さんが食事を作って食べさせ、
    夜は監督と一緒に寝たそうです。
    映画には監督の妻、お父さん、大叔父、
    いとこが出演しています。
    なんだかカサヴェテス映画のような
    家族総出の手作り感です。

    子役たちは実際に撮影した
    シルクロードに住む子どもたち。
    ラクダも2か月間演技指導したそうです。
    子どもたちもラクダの扱いに慣れるまで
    苦労したそうです。

    この映画で使われている
    ユグル族の言語テュルク語は、
    お年寄りしか話せなくなっているため、
    まずシナリオをお年寄りに発音してもらい、
    それを中国語表記に直して
    お年寄りに音読してもらった録音を
    子どもたちに聞かせて覚えさせたそうです。
    かつて9世紀には人口30万人の
    甘州ウイグル王国を建てたユグル族は
    現在1万4000人足らずになり、
    90%はテュルク語を話せず、文字も消失。
    監督はユグル族も住む甘粛省出身。
    子どものころに住んでいた村で、
    買い物に来るユグル族の人々を見かけましたが、
    近代化のため草原地帯が枯れていき、
    放牧のため
    どんどん奥地に移住し見かけなくなりました。
    監督がこの映画を撮ったきっかけは、
    ユグル族が博物館の石碑などでしか
    分からなくなっているのがとても惜しく、
    多くの人に彼らの事を知って欲しいし、
    彼らの文化を守れないかと思った事だそう。
    映画は人類が手を加えたため猛スピードで失われていく
    自然環境の現実も伝えることになりました。

    長男バーテルは
    母が次男アディカーを出産した時
    体調を崩し病気になったため
    祖父母が預かり育てました。
    祖母が亡くなり祖父と暮らしながら
    小学校へ通っていました。
    アディカーは学校の寮に住み、
    長期休暇には父母の元に戻っていました。
    兄バーテルは弟が母の愛を独占していると僻み、
    弟は兄ばかり服などを父母に買ってもらい
    目をかけられていると思っているので、
    2人にわだかまりがありました。
    夏休みが始まったのに父が迎えに来ないため、
    兄弟は父母の元へ2人だけで帰ろうとします。
    砂漠の旅はとても苛酷。
    砂漠化のため最近まで
    人が住んでいた町も廃墟となっていました。
    撮影は実景を使っています。
    草原の農地化で
    河川や湖水の過剰な水利用による
    枯渇を防ぐため、
    地下水を利用したため地下水も枯渇。
    (この様子が冒頭で井戸を掘っても水が出ず、
    祖父が羊を手放す描写で描かれます。)
    しかし砂漠化は「過放牧」のためと間違った
    認識により、
    街の周辺で放牧が禁止されたり、
    遠方へ移住を強いられました。
    遊牧民が自由に放牧ができない様子は、
    8月に観た池谷薫監督のドキュメンタリー『ルンタ』
    にも出てきました。

    近代化によってもたらされた
    環境問題の現実が
    幼い兄弟の旅路にのしかかります。
    旅路の果てに兄弟が見た景色は...。
    「自分探し」など考える年にも
    なっていない少年たちは、
    旅によって成長もしますが、
    目にする現実は全く甘くありません。
    それでも彼らは生きて行かねばなりません。
    切なくも重いラストが後を引きました。


    子どもたちの演技はとても自然に見えますが、
    アドリブではなく脚本の通りの演出をしています。
    本作はおじいさんんと子どもが出て来る
    前作「白鶴に乗って」とシリーズで制作したそう。

    「白鶴に乗って」Fly with the Crane


    老人と子どもは、
    終り行く命とこれからの人生と言う、
    時空の交錯を表したとのこと。
    『僕たちの家に帰ろう』は
    凝った物語性や演出がなく
    定石すぎて新味がないといった評も読みました。
    そういった面はあるでしょうけど
    だからこの映画に魅力がないとは
    私は感じませんでした。
    32歳の若手監督が低予算ながら
    自分で監督・脚本・編集・美術を担当し、
    観る者に訴えるものが多い
    スケール感のある
    丁寧に制作された作品だと思います。
    中華風の音楽がそぐわない所があったりしますが、
    見応えありました。

    自分の好みのことを言うと、
    大人の自分探しの「パーソナルな世界」を
    描いたとても上手くできたコノ映画より、
    心に響くものは多くありました。
    あくまで好みの問題ですけどネ↓

    わたしに会うまでの1600キロ感想
    リース・ウィザースプーンが
    苛酷なハイクも濡れ場も身体を張り熱演
    ←クリック


    パンフレットに
    中国映画、環境問題、中国の歴史・民族など、
    それぞれの専門家の解説が載っていて、
    とても勉強になりました。

    中国の砂漠化は日本も黄砂の被害で
    影響をこうむっていることで語られますが、
    砂漠化は中国だけではありません。
    日本は食物自給率40%で、
    多くの食物を輸入しており、
    それを生産するために使った水も
    食料になった形で大量に輸入していることになります。
    国内で実際に必要な水が足りているから良い
    という問題では済まないのです。
    水不足は世界的な問題です。
    日本の技術が活かされる分野でもあります。

    河西回廊の敦煌の付近
    地図の酒泉辺りが舞台です。






    兄弟が旅する設定は6泊7日。
    日本にもいそうな顔の子たちでしょ?


    途中で助けてもらう寺院の
    ↑僧侶役は監督の大叔父。


    砂漠の気象観測用に飛ばされる
    白い風船が何度か出てきます。
    アルベール・ラモリス監督の『赤い風船』への
    オマージュの意味合いもありそうですが、
    本作は同じくラモリス監督の『白い馬』も想起しました。


    ↓『赤い風船』『白い馬』デジタルリマスター版予告動画




    2008年に鮮やかに甦った
    デジタルリマスター版を観て感動でした。

    赤い風船/白い馬【デジタルニューマスター】2枚組スペシャル・エディション [DVD]/
    パスカル・ラモリス,サビーヌ・ラモリス,ジョルジュ・セリエ














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    9月公開鑑賞予定新作映画その2

    2015年9月下旬公開作品から
    私が観たい作品の
    予告動画、チラシ画像、あらすじなどをご紹介。



    『草原の実験』

    『ハンナだけど、生きていく!』

    『ハッピーボイス・キラー』

    『バードピープル』

    『カプチーノはお熱いうちに』

    『ぼくらの家路』

    『ベル&セバスチャン』









    『草原の実験』予告動画


    ↓Испытание - Трейлер(Ispytanie)トレーラー


    『草原の実験』

    原題:Ispytanie

    2014年製作 ロシア映画

    監督:アレクサンドル・コット

    出演:エレーナ・アン
    ダニーラ・ラッソマーヒン
    カリーム・パカチャコーフ
    ナリンマン・ベクブラートフ=アレシェフ

    ロシアの新鋭監督アレクサンドル・コットが、
    緻密なカメラワークに基づくヴィジュアルで
    観る者を魅了するファンタジックなドラマ。
    旧ソ連圏のカザフスタンで
    実際に起こった出来事にインスパイアされ、
    タルコフスキーの『サクリファイス』を
    思わせる黙示録的なストーリーを創出。
    (ぴあ映画生活より)

    9月下旬はスゴク楽しみにしている作品は
    あまりないのだけれど、
    『草原の実験』は一番楽しみにしている作品です。









    ↓『ハンナだけど、生きていく!』予告動画


    ↓Hannah Takes the Stairs トレーラー


    『ハンナだけど、生きていく!』

    原題:Hannah Takes the Stairs

    2007年製作 アメリカ映画

    監督:ジョー・スワンバーグ
    出演:グレタ・ガーウィグ
    ケント・オズボーン
    アンドリュー・バジャルスキー
    ライ・ルッソ=ヤング
    マーク・デュプラス
    トッド・ロハル
    ティッパー・ニュートン
    クリス・スワンバーグ
    ケヴィン・ベーベルスドルフ
    ネイサン・アドロフ

    2006年の夏、“マンブルコア派“と呼ばれる
    アメリカの若手監督たちが、
    アパートの一室に集まり
    共同生活を続けながら作り上げたドラマ。
    『フランシス・ハ』のグレタ・ガーウィグが、
    チャーミングな主人公ハンナに扮し、
    友情や恋を経験しながら
    自分探しの旅を続ける様をユーモラスに描く。
    監督は、俳優としても活躍するジョー・スワンバーグ。
    (ぴあ映画生活より)

    この作品は楽しみにしていたのだけど、
    渋谷のシアターイメージフォーラムで
    レイトショー公開。
    観られる可能性が低いので悔しいです。
    渋谷や新宿でのレイトショーって
    帰りがとても遅くなってしまうから
    観るの難しいのです。o(TωT )









    ↓『ハッピーボイス・キラー』予告動画


    ↓The Voices トレーラー


    『ハッピーボイス・キラー』

    原題:The Voices

    2014年製作 アメリカ映画

    監督:マルジャン・サトラピ

    出演:ライアン・レイノルズ
    ジェマ・アータートン
    アナ・ケンドリック
    ジャッキー・ウィーバー

    『ペルセポリス』『チキンとプラム』で知られる
    イラン出身の女流監督マルジャン・サトラピ監督が
    手がけた異色のスリラー。
    ライアン・レイノルズを主演に迎えて、
    殺人事件にかかわった男の狂気の迷宮を描く。
    スリラーとはいえ不気味なだけではなく、
    テクニカラーのポップな映像や
    ブラックユーモアが映え、魅力を放つ。
    (ぴあ映画生活より)

    マルジャン監督好きなので
    関東はシネマート新宿でしか掛からないから
    行くしかないのだけど、
    日程組むのが難しいなァ。
    みんな大好きジェマとアナケンも出てるのに、
    全国2館公開とはあんまりダ(´□`。)
    ライアン・レイノルズは10月に公開の
    アトム・エゴヤン監督『白い沈黙』と
    すごくギャップのありそうな役で面白そう。









    ↓『バードピープル』予告動画


    ↓Bird People トレーラー


    原題:Bird People

    2014年製作 フランス映画

    監督:パスカル・フェラン

    出演:アナイス・ドゥムースティエ
    ジョシュ・チャールズ
    ロシュディ・ゼム
    カメリア・ジョルダナ
    タクリート・ウォンダラー
    アケラ・サリ
    アン・アズレイ
    マニュエル・ヴァラード
    イポリット・ジラルド
    ジュヌヴィエーヴ・アダムス
    ジェフリー・カンター
    クラーク・ジョンソン
    カトリーヌ・フェラン
    ラダ・ミッチェル

    声優:マチュー・アマルリック
    フィリップ・デュクロス
    ケイト・モラン

    『レディ・チャタレー』から実に8年の
    歳月を経て届いたフランスの名手、
    パスカル・フェラン監督の新作。
    パリのシャルル・ド・ゴール空港に
    隣接するホテルを舞台に、
    ふと人生に疑問を抱いた男女に訪れる
    変化の瞬間をファンタジックに描く。
    フランスの新たなミューズとして脚光を浴びる
    新進女優のアナイス・ドゥムースティエ(『彼は秘密の女ともだち』)が
    ヒロインを演じる。
    (ぴあ映画生活より)

    これも女性監督作品。
    公開規模が小さい作品ですが、
    不思議な雰囲気の作品ぽくて、
    楽しみにしています。









    ↓『カプチーノはお熱いうちに』予告動画


    ↓Allacciate le cinture トレーラー


    『カプチーノはお熱いうちに』

    原題:Allacciate le cinture

    2014年製作 イタリア映画

    浜松シネマイーラでも上映

    監督:フェルザン・オズペテク

    出演:カシア・スムトゥニアク
    フランチェスコ・アルカ
    フィリッポ・シッキターノ
    カロリーナ・クレシェンティーニ
    フランチェスコ・シャンナ
    カルラ・シリョーニス
    エレナ・ソフィア・リッチ
    パオラ・ミナッチョーニ
    ルイーザ・ラニエリ
    ジュリア・ミケリーニ

    『あしたのパスタはアルデンテ』の
    フェルザン・オズペテク監督によるラブ・ストーリー。
    あらゆる価値観が違うのに、
    劇的な形で結ばれたひと組のカップルの
    13年にわたる愛の軌跡をたどりながら、
    友情や家族の絆といったテーマを掘り下げていく。
    イタリアのアカデミー賞たる
    ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で11部門にノミネート。
    (ぴあ映画生活より)

    南イタリアの美しい街、レッチェ。
    カフェで働くエレナは、
    雨の日のバス停で、アントニオと出会った。
    アントニオは、カフェでの同僚シルヴィアの恋人だった。
    性格も生き方もまるで違うのに強く惹かれあった二人は、
    周囲に波乱を起こした末、
    その恋を成就させ結ばれる。
    13年後、ゲイの親友ファビオと独立して始めたカフェが成功し、
    アントニオとの間に二人の子供をもうけ、
    公私共に多忙な日々を送っていた
    エレナを病魔が襲う…。
    (公式HPより)

    原題はシートベルトを締めるの意だから、
    邦題は女性客向けに付けたのかな?
    R15のイタリア映画だから、
    セクシー描写がしっかりなんじゃないかな。









    ↓『ぼくらの家路』予告動画


    ↓JACK トレーラー


    『ぼくらの家路』

    原題:Jack

    2014年製作 ドイツ映画

    浜松シネマイーラでも上映

    監督:エドワード・ベルガー

    出演:イヴォ・ピッツカー
    ゲオルグ・アームズ
    ルイーズ・ヘイヤー
    ネル・ミュラー=ストフェン
    ヴィンセント・レデツキ
    ヤコブ・マッチェンツ

    ドイツのベルリンを舞台に、
    突然所在不明となった母親を捜すために
    街をさまよう10歳と6歳の
    あどけない兄弟を見つめる3日間の物語。
    お金も食べ物も寝る場所もなく、
    さまざまなハプニングに出くわしながら、
    少しずつ成長していく子供たち。
    ベルリン映画祭で多くのジャーナリストを驚かせた
    子役たちの名演技に注目。
    (ぴあ映画生活より)

    『僕たちの家に帰ろう』←クリックで私の記事です。
    を観ましたが、
    こちらはドイツ映画。
    主人公は兄のジャック。
    演じたイヴォ・ピッツカーと
    カメラを楽しみにしています。









    ↓『ベル&セバスチャン』


    ↓Belle et Sébastien トレーラー


    『ベル&セバスチャン』

    原題:Belle et Sébastien

    2013年製作 フランス映画

    監督:ニコラ・ヴァニエ

    出演:フェリックス・ボシュエ
    チェッキー・カリョ
    マルゴ・シャトリエ
    ディミトリ・ストロージュ
    メーディ・エル・グラウィ
    アンドレアス・ピーチュマン
    ユルバン・カンスリエ

    まだ見ぬ母親の帰りを待つ少年と
    人間に虐げられた一匹の犬。
    ナチスに立ち向かうため、
    命がけでアルプス越えに挑む。
    日本で「名犬ジョリィ」としてアニメ化され、
    人気を博したセシル・オーブリーの
    世界的ベストセラ―文学「アルプスの村の犬と少年」を、
    自然と犬に人生を捧げるニコラ・ヴァニエ監督が
    戦時中のアルプスを舞台に実写映画化した本作。
    ナチスドイツ軍の追跡からユダヤ人難民と
    レジスタンスを救いアルプス越えに挑む
    という原作にはないエピソードが描かれ、
    映画ならではのスケール感と
    ドラマ性溢れる感動作に仕上がっている。
    冒険家としても活躍するヴァニエ監督が
    切り取るアルプスの美しく雄大な景色と、
    大自然と共に暮らす人々へのあたたかな眼差しが
    スクリーンを満たし、
    フランスを代表する国民的女性シンガーZAZ(ザーズ)が歌う
    主題歌が映画を優しく包み込む。
    主役の少年セバスチャンを演じるのは、
    2400人の候補者の中から選ばれた
    フェリックス・ボシュエ。
    無邪気さとたくましさをあわせ持つ
    少年セバスチャンを素直な感性で見事に演じ、
    ベル役の真っ白で大きなグレート・ピレニーズとの
    絶妙なコンビネーションで観客を魅せる。
    (公式HPより)

    これは、『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』の監督もした、
    スチュアート・マードックがフロントマンの
    スコットランドのバンド、ベル・アンド・セバスチャンの
    映画ではないです...当たり前ですが...
    「名犬ジョリィ」懐かしいですね。
    ニコラ・ヴァニエ著の絵本
    『Last Trapper 最後の狩人』も
    彼が監督した映画化の『狩人と犬,最後の旅』も好きなので、
    本作も観ようと思います。
    (ジャック&ベティで観る予定なので観るの遅くなりますが)
    フランスではTVシリーズが人気でその映画化でもあり、
    本作大ヒットで
    続編「Belle et Sébastien, l'aventure continue」
    (ベル&セバスチャン、冒険が続く)
    フランスで12月9日に公開です。
    続編も日本公開されるのだろうか...↓



    ↓続編「Belle et Sébastien, l'aventure continue」トレーラー



    この「鑑賞予定新作映画紹介」記事は、
    制作に結構時間がかかります。(゚_゚i)
    9月は2回で終えたかったですが、
    やはり長くなるので後もう1回UPします。
    次は「9月下旬公開で観たい日本映画とドキュメンタリー映画」編です。
    これやってると感想記事も書けないのだけど...
    とりあえずやり始めてしまったので続けます。
    ヴェネチア映画祭ももう明日(12日)で
    終わるけど記事書いて無い...
    海外映画祭記事は反応よくないし
    今年はもう止めようか。(^o^;)




    『ヴィンセントが教えてくれたこと』
    迷っていたので紹介しませんでしたが、
    余裕があったら観ようかと思っています。
    観たい作品が色々あるので、
    ちょっと余裕なさ気ですが...(^o^;)
    今日、横浜ジャック&ベティで観てきた
    『クーキー』も老人と子どものコンビモノ。
    グッときましたよ。
    カーチェイスが激しくて面白く
    私は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』より
    興奮しました。(o^-')b

    ↓「クーキー達は逃げ切れるのか!?
    映画『クーキー』カーチェイスシーン動画」
    本編はもっとスゴイよ!






    9月公開鑑賞予定新作映画その1
    黒衣の刺客、EDEN/エデン、
    天使が消えた街、シーズン・オブ・レイ他
    ←クリック


    戦後の風景と人々の暮らし、
    黒沢清レトロスペクティヴ、
    スウェーデン映画祭、PFF他
    9月に観たい特集上映
    ←クリック









    『ハッピーボイス・キラー』の
    ライアン・レイノルズと
    ワンコ∪・ω・∪とネコ(=^・ω・^)

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