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劇場鑑賞にこだわり年間400本以上観てきました。世界中の映画を観るのがライフワーク。映画、演劇、音楽、アートなどを書いています。映画感想記事は基本ネタバレなし。告知から3年経ったがんサバイバーです。

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    『アメリカンレガシー』
    Silent Tongue
    1993年製作 アメリカ映画
    ユーロスペースで鑑賞


    リバーとサム・シェパード





    カメラを覗くサム・シェパード


    ↓トレーラー




    監督:サム・シェパード
    製作:キャロリン・ファイファー
       ルディ・ボーケン
    脚本:サム・シェパード
    撮影:ジャック・コンロイ
    美術:ケイリー・ホワイト
    編集:ビル・ヤーラウス
    音楽:パトリック・オーハーン

    キャスト:

    リチャード・ハリス
    アラン・ベイツ
    ダーモット・マローニー
    リバー・フェニックス

    馬商人のプレスコット・ロー(リチャード・ハリス)は
    旅回りのサーカスの団長(アラン・ベイツ)と
    インディアンの女性サイレント・タン
    (嘘をついたとチーフに舌を切られた後呼ばれた名。
    これが原題のSilent Tongue)
    の混血の娘アウボニーを馬三頭と交換で買いました。
    彼女はプレスコットの息子タルボット(リバー・フェニックス)
    と結婚し、お産の時に亡くなりました。
    タルボットは妻の遺体を木に括り付け、
    側でたき火をして飲食もせずに見守っています。
    妻の魂はゴーストとなって現れ、
    早く自由にしてくれと、
    何度となく彼を襲います。
    彼は狂気の域に入っていて、
    遺体を離しません。
    このままでは息子が死んでしまうと、
    プレスコットは団長のもう一人の娘ベラダを譲ってくれと交渉に来ます。
    団長は好条件を切り出され承知しますが、
    ベラダの異母兄(ダーモット・マローニー)に反対され、
    プレスコットは仕方なくベラダを誘拐します...


    さあ、昨日はユーロスペースに初日の『アメリカンレガシー』
    観に行ってきました。

    この作品は日本では1993年の東京国際映画祭で上映されただけで、
    劇場公開されずにビデオ発売されました。

    私は永遠のリバーファンですが、
    生きている俳優ではサム・シェパードが一番好き。
    作家、アーティストとしても尊敬しています。
    彼は戯曲「埋められた子供」でピューリツァー賞も受賞しているし、
    戯曲をたくさん書いています。
    映画の脚本(『パリ、テキサス』『フール・フォア・ラブ』
    『アメリカ、家族のいる風景』など)
    作家でもミュージシャンでもあります。
    映画監督としては2本撮っています。
    若い頃にパティ・スミスとも付き合っていたし、


    女優のオーラン・ジョーンズと離婚後は、
    ジェシカ・ラングと長く暮らしていたけど(1982年~2009年)
    別れました。


    根が風来坊な人で、
    私が惹かれるタイプですが、
    こういう人と暮らすのはキツイと思います。
    私は自分が根が風来坊タイプなので分かります(笑)

    あ、『アメリカンレガシー』に話戻します。

    冒頭で、
    リバーが妻の亡骸を木に括り付け、
    ライフルを抱えて焚火をし、
    飛んできた鳥を撃ってその羽をもぎ、
    妻の遺体の上に載せ、彼女の腐りかけた顔にキスします。
    この時の彼の狂気が入った行動、表情、悲しい目が、
    なんとも衝撃的で切ないです。セリフはありません。

    私はこの作品のセルビデオを持っています。
    ビデオのパッケージ写真↓



    この↑写真のリバーはプラチナブロンドに髪を染めていますが、
    この容姿では映画に出てきません。
    (なんでこの写真が使われたのかは分かりません。
    カッコイイから!?)
    この髪はガス・ヴァン・サント監督の
    アンディー・ウォーホルの伝記映画のウォーホル役のためにしていたもの。
    この企画は実現しませんでした。
    『アメリカンレガシー』でのリバーは汚いです(・・;)
    日焼け&土埃で肌はガビガビで超汚く、
    衣服もぼろぼろです。
    狂気の世界に入ってしまったタルボットを、
    鬼気迫る演技で見せてくれます。
    『ダーク・ブラッド』でのリバーは見た目普通だけど、
    内面は狂気を孕んだ危うさを演じているので、
    これは『アメリカンレガシー』で、
    タルボットを演じた経験が活かされているでしょう。
    このリバーのタルボットの演技は
    近年のレオナルド・ディカプリオの演技に
    通ずるものを感じます。
    レオはリバーの影響を消したと言われてるけど、
    そうでもないなあと改めて思ってしまいましたョ。
    レオのファンには申し訳ないですけど。







    上にあるトレーラーは結構BGMが騒がしくて、
    ドラマティックに作ってありますが、
    映画本編はもっと静かでアート系です。
    リチャード・ハリスとアラン・ベイツなんて渋い実力派ですしね。
    サイレント・タンの過酷な人生が底辺に流れているし、
    アウボニーの亡霊は自由を求めて
    プレスコット父子や、妹の前に現れ、襲いかかりもします。
    ちょっとコワイですよ。
    インディアンの魂への尊厳と畏怖を込めた
    アプローチの仕方は独特です。
    西部劇ではありますが、
    とても風変わりで作家性の強い作品です。
    レビューを検索していたら、
    なんとローリング・ストーン紙のピーター・トラバース氏の
    レビューがありまして。
    ピーター・トラバースさんご存知ない方はここ←クリック
    このレビュー読んだらもう自分が書こうという気力失せます(゚_゚i)
    興味のある方はここ←クリック


    リチャード・ハリスとリバー



    ダーモット・マローニーとリバーはこの作品と同じく
    1993年公開の『愛と呼ばれるもの』でも共演してます。


    後列ダーモット、サンドラ・ブロック、リバー
    前はリバーの最後の彼女で、
    この共演でサンドラと親友になったサマンサ・マシス


    『アメリカンレガシー』は、
    作品としては映画を見慣れた人向け。
    (作家としてのサム・シェパードファンにも)
    分かりやすい作品ではないです。
    主演はリチャード・ハリスで、
    リバーではありませんが、
    リバーファンにとっては必見の演技です。
    (言わなくても観るし、観てるよねf^_^;)
    『ダーク・ブラッド』を観た
    リバーファン以外の方にもおススメです。


    主演のリバーの素晴らしい演技が堪能できる、
    ガス・ヴァン・サント監督の
    『マイ・プライベート・アイダホ』
    私のブログトップの写真はいつもこの映画からです。
    これも内容的にはショッキングと言えばショッキングですが、
    ご覧になっていない方はぜひどうぞ。
    私もこの作品をまたスクリーンで観られるとは、
    なんたる幸せ~で、超楽しみですо(ж>▽<)y ☆
    17日から同じユーロスペースで公開。
    前売り千円で会員料金よりお得です。


    昨日は同じくユーロスペースで初日の
    『シンプル・シモン』も観てきました。
    とっても面白い映画でした。次はこれ書きます。


    『かしこい狗は、吠えずに笑う』

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    2014年1月~4月に観た映画のまとめ


    ハンナ・アーレント本人




    昨年は月別に観た作品のまとめをしていましたが、
    今年はまだ一度もやっていなかったですf^_^;
    観た映画の感想が全部は書ききれないのは
    ブログ始めてからずっとなのですが(x_x;)
    せめて月別のまとめをしておけば年間ベスト10なども書きやすいなあ、
    と思いつつ、年間ベスト10もやってないですネ。(´д`lll)
    とりあえず、今年1~4月に観た作品を書いて残しておきます。

    1月

    ・四十九日のレシピ(浜松シネマイーラ)

    ・マッキー(浜松シネマイーラ)

    ・標的の村(浜松シネマイーラ)

    ・もらとりあむタマ子(浜松シネマイーラ)

    ・ラッシュ プライドと友情(TOHOサンストリート浜北)

    ・もうひとりの息子(浜松シネマイーラ)

    ・楽隊のうさぎ(浜松シネマイーラ)

    ・蠢動 しゅんどう(浜松シネマイーラ)

    ・小さいおうち(TOHO浜松)

    ・危険なプロット(浜松シネマイーラ)

    ・ティファニーで朝食を(浜松シネマイーラ)

    ・母の身終い(浜松シネマイーラ)

     12作品


    2月

    ・ウルフ・オブ・ウォールストリート(TOHO浜松)

    ・アメリカン・ハッスル(TOHO浜松)

    ・メイジーの瞳(TOHO川崎)

    ・ザ・イースト(TOHO川崎)

    ・マイヤーリング(浜松シネマイーラ)

    ・世界が食べられなくなる日(浜松シネマイーラ)

    ・ウォール・フラワー(浜松シネマイーラ)

    ・スノーピアサー(TOHOサンストリート浜北)

    ・マイティー・ソー ダーク・ワールド(TOHO浜松)

    ・抱きしめたい(TOHO浜松)

    ・恋するリベラーチェ(浜松シネマイーラ)

    ・ビフォア・ミッドナイト(浜松シネマイーラ)

    ・いとしきエブリデイ(浜松シネマイーラ)

    ・暗くなるまでこの恋を(浜松シネマイーラ)

    ・上意討ち 拝領妻始末(新文芸坐)

    ・侍(新文芸坐)

    ・大統領の執事の涙(TOHOららぽーと磐田)

    ・ダラス・バイヤーズクラブ(TOHOららぽーと磐田)

    ・キック・アス ジャスティス・フォーエバー(TOHOららぽーと磐田)

    ・スノー・ピアサー(TOHOららぽーと磐田)

    ・キューティー&ボクサー(浜松シネマイーラ)

     21作品


    3月

    ・ホビット 竜に奪われた王国(TOHO浜松)

    ・魔女の宅急便(TOHO浜松)

    ・オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(浜松シネマイーラ)

    ・それでも夜は明ける(TOHO浜松)

    ・銀の匙 Silver Spoon(TOHO浜松)

    ・少女は自転車にのって(浜松シネマイーラ)

    ・ハンナ・アーレント(浜松シネマイーラ)

    ・鑑定士と顔のない依頼人(浜松シネマイーラ)

    ・ある精肉店のはなし(浜松シネマイーラ)

    ・鉄くず拾いの物語(浜松シネマイーラ)

    ・セッションズ(浜松シネマイーラ)

    ・オール・イズ・ロスト(TOHO川崎)

    ・ザ・エージェント(TOHO川崎)

    13作品


    4月

    ・フルートベール駅で(チネチッタ川崎)

    ・セインツ 約束の果て(シネマート新宿)

    ・ランナウェイ・ブルース(シネマート新宿)

    ・Wの悲劇(キネカ大森)

    ・天国にいちばん近い島(キネカ大森)

    ・ある過去の行方(試写会)

    ・トラック野郎 御意見無用(新文芸坐)

    ・トラック野郎 望郷一番星(新文芸坐)

    ・かしこい狗は、吠えずに笑う(新文芸坐)

    ・チチを撮りに(新文芸坐)

    ・HUNGER ハンガー(イメージ・フォーラム)

    ・ローザ・ルクセンブルク(下高井戸シネマ)

    ・さらば、わが愛/覇王別姫(TOHO日本橋)

    ・ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(TOHOシャンテ)

    ・ウォルト・ディズニーの約束(TOHO川崎)

    ・生き残るための3つの取引(キネカ大森)

    ・霧の中の風景(キネカ大森)

    ・母なる復讐(キネカ大森)

    ・ザ・ドア 交差する世界(キネカ大森)

    ・チスル(ユーロスペース)

    ・聖者の午後(ユーロスペース)

    ・アクト・オブ・キリング(イメージ・フォーラム)

    ・そこのみにて光り輝く(TOHO川崎)

    ・LEGO® ムービー(チネチッタ川崎)

    ・Life!(TOHO川崎)

    ・ドラゴン怒りの鉄拳(TOHO川崎)

    ・ネイチャー 3D(試写会)

    ・神宮希林 わたしの神様(オーディトリウム渋谷)

    ・ダーク・ブラッド(ユーロスペース)

    ・仁義なき戦い(TOHO日本橋)

    ・東京物語(新文芸坐)

    ・お早う(新文芸坐)

    32作品


    以上が1~4月までに観た78作品。
    1~3月は娘の受験と引っ越しがあったりで、
    節約してたのと忙しかったので本数がかなり減っていて、
    目標だった「浜松シネマイーラで上映の作品は全部観る」も、
    達成できませんでした。
    引っ越してから4月は結構観ましたが、
    これからはもっと作品を絞って行く予定です。
    選択肢がすごく増えてしまい、
    選ぶのに困ってしまいます。
    特集上映もたくさんあり、
    選びきれていない状態です。
    DVDなどでまめに御覧になっている方には、
    到底本数はかないませんが、
    私は家で見ると集中力が切れてしまうし、
    つい、ながら観になるので、
    なるべく劇場で集中して観たいのです。
    新作映画は、引っ越してからは、
    名画座で2本立てになってからにしよう...
    と、思う作品が多くなってきました。
    どんな作品が名画座でかかりやすいかも、
    だんだん分かってきました。
    これからまだ行っていない、
    色々な名画座や個性的なミニシアターにも
    行きたいです。
    10代の頃からのライフワーク、世界の色々な国の映画を観ることも、
    もっと力を入れたいです。
    人生残り時間も限られてきたし!?
    時間とお金の有効な使い方も考慮して、
    観る映画をよく考えて選んでいきたいです。

    三十数年間映画ノートをつけていますが、
    時々書き忘れがあります。
    今回もありそうな気がしてますが、
    あったら後で追記します。
    スミマセン、書いた記事のリンクははってありません。

    今年自分がテーマを持って観ているのは、
    「悪の凡庸さ」と「差別意識」。
    ハンナ・アーレントを観て、
    今また「悪の凡庸さ」についてしっかり考えたいと思いました。
    このテーマで観た作品が結構あります。
    レビューは続けて書く予定です。

    そして、これは自分のライフ・ワークのひとつでもありますが、
    「差別意識」についてです。
    見えやすい「差別意識」から、
    見えにくい「差別意識」まで、
    自分の視点も常に検証しつつ、
    私の今の主なフィールドワークは、
    色々なブログを読んで分析することです。
    このテーマで観た作品も多いです。

    1~4月に観た作品の中で私のベスト1は、
    2008年の作品ですがとても観たかった、
    スティーヴ・マックイーン監督、
    マイケル・ファスベンダー主演の
    『HUNGER/ハンガー』です。
    これ、私はワン・ビン監督の『無言歌』以来に、
    ずしんと打ちのめされた作品でした。
    劇場鑑賞(イメージ・フォーラム)できて本当に良かった。
    これは北アイルランド紛争の歴史を知らない方、
    『それでも夜は明ける』がへヴィーだった、
    暴力描写がキツかったと感じた方向けではないです。
    もっと凄くて酷いので。
    あと、汚物や糞尿のリアルな描写が苦手な方も注意です。
    娯楽映画じゃないし、
    「分からない」とか、「気持ち悪い」とか、
    好みや主観で簡単に語って欲しくないなァ
    と、思う作品です。
    レビューはまたちゃんと書きたいです。
    『アクト・オブ・キリング』も衝撃度高い作品ですが、
    衝撃度の種類が違います。
    『HUNGER/ハンガー』も『アクト・オブ・キリング』も、
    人間の精神の尊厳と暴力性について深く考えさせられることは確か。
    「悪の凡庸さ」について考える映画でもありました。

    ↓かなりソフィスティケートされて作られている日本版の予告


    ↓公式トレーラー






    おススメのドキュメンタリー映画。
    日本人なら観て欲しい。
    『標的の村』
    『ある精肉店のはなし』





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    GW(5月)に観た映画

    image


    前回1月~4月のまとめをしたところですが、
    GWは行楽もせず映画観に行っていましたので、
    またまた感想書く作品がたまってしまいました。
    一旦まとめておきます。
    私、慣れない土地での生活にちょっと5月病気味┐( ̄ヘ ̄)┌ホントカヨ
    だったりするので、
    気を紛らせたくてですね(^o^;)...

    昨日行ってきたのは横浜黄金町のシネマ・ジャック&ベティです。
    「濱マイク・シリーズ」のロケもされた横浜日劇は、
    もう取り壊されてしまって見られず残念でした。
    私立探偵 濱マイクシリーズ BOX [DVD]/
    永瀬正敏,南原清隆,佐野史郎

    ヨコハマメリー [DVD]/
    永登元次郎,五大路子,杉山義法

    ↑これも観ましたョ


    シネマ・ジャック&ベティは、ここ←クリック
    で、紹介した、ミニシアター相互割引参加映画館です。
    でも、私はちゃっかりレディースデー千円を利用させてもらいました。
    いや~私としてはとても落ち着く雰囲気の
    昔ながらの映画館でしたョ。(‐^▽^‐)
    効率よく4本観てきてしまいました。




    『チョコレートドーナツ』

    混んでいるとのことで、
    今日はレディースデーだったし1時間前にチケット購入。
    ビターズ・エンドさん配給の洋画にハズレなしの法則で
    お客の入りの良くなかった作品も自分的にはいつも当りでした。
    (昨年だと『愛について、ある土曜日の面会室』『3人のアンヌ』)
    安易な泣かせ映画じゃなく、本作も法則通りでした。
    ビターズ・エンドさん配給の洋画は、
    簡単な感動を得られる作品ではないのがいいのですョ。
    シネマイーラでも上映。
    愛について、ある土曜日の面会室 [DVD]/
    ファリダ・ラウアッジ


    3人のアンヌ [DVD]/
    イザベル・ユペール,ユ・ジュンサン,チョン・ユミ





    『コーヒーをめぐる冒険』

    モラトリアム人間のだらだら映画に耐えられなくなったのか?
    終盤に出て行ったお客さんがいました。
    そこから後でこの映画が評価されている訳が分かるのですが。
    現在を生きる人間の「歴史」の責任のとり方の一つの方法論。
    日本人も他人事じゃないです。
    シネマイーラでも上映。

    「ナハト ムジーク」はなかったので、
    ↓パンタの「クリスタルナハト」より「夜と霧の中で」


    どちらも好きな曲。
    このアルバム自体、レコード(!)
    擦り切れるくらい聴きました。

    クリスタルナハト/
    PANTA



    4月に観た何にも起こらないだらだら映画、
    こちらもモノクロのブラジル映画『聖者の午後』(ユーロスペースで鑑賞)
    これはこれでまた私は、
    グレッグ・アラキ監督の『途方に暮れる3人の夜』思い出したりして、
    良かったのですョ。






    『世界の果ての通学路』
    『夢は牛のお医者さん』

    これは、子どもに「解説」「説教」なしで見せてあげて下さいネ。
    と思いました。
    この手の映画観て「日本の今の子どもたちは~」とか、
    大人が語って満足してもしょうがないのョ。
    日本の子どもたちが夢を持てる社会にしないとでしょ?
    2作品ともシネマイーラでも上映。




    『シンプル・シモン』

    ユーロスペースで鑑賞
    オサレ女子が詰め掛けてるかと思ったけど、
    客層そうでもなかったです。
    パンフのコメントにカジヒデキ氏が
    「ウェス・アンダーソン×アメリ×スウェディッシュ・ポップ」
    とたとえていました。
    確かにウェス・アンダーソン連想しますが、
    彼ほど計算しつくされていない所が人間味を感じて好印象。
    (ウェス・アンダーソンも好きですけどネ)
    私は『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』へのオマージュ感じ、
    ウェスより好きなミシェル・ゴンドリー監督の
    『恋愛睡眠のすすめ』思いだし、
    ミシェル・ゴンドリーのクラフト感と似た楽しさ味わいました。
    この作品について記事書く準備で調べて、
    アスペルガー症候群について今迄より詳しく知ることができました。
    ブログ記事近日中にUP予定。



    『アメリカンレガシー』←クリックで記事へ
    ユーロスペースで鑑賞
    リバー・フェニックス&サム・シェパード
    って私としては最強なので(笑)
    これはさすがにすぐ記事書きましたよ(^-^)/


    あとは、キネカ大森の2本立てで観た映画です。



    『ポール・ヴァーホーヴェン/トリック』

    これ、面白かったなア。
    筒井康隆の『朝のガスパール』を、
    映画でやってしまうというね。
    朝のガスパール (新潮文庫)/筒井 康隆


    ドキュメンタリー部分の
    ポール・ヴァーホーヴェン監督の精力的な語り、
    仕事ぶりを観ているだけでも楽しかったけど、
    映画本編も面白かった~!
    一緒にみた『MUD』も同じで、
    男がダメな映画ですョ(笑)




    『MUD』


    これ、サム・シェパードが活躍するって言うし、
    日本公開決まる前からブログに書いていたけど、
    今になってやっと観ることができましたよ。
    予想してたより、色々な意味で甘いなァと思いましたが、
    観られて良かったデス。
    タイ・シェリダンくんはこの後のニコラス・ケイジと共演の「Joe」で、
    昨年のベネチア映画祭で
    マルチェロ・マストロヤンニ賞(最優秀新人賞)受賞しましたが、
    今や売っ子で、新作映画が5本もあります。
    普通なマイケル・シャノンも良かったな~。
    「Joe」日本公開して欲しいなあ。


    もう1組の2本立て。




    『夜のとばりの物語-醒めない夢-』
    『しわ』


    昨年は遠征を我慢したので、
    この2本も見逃した作品をまとめて観られて嬉しかったです。
    『夜のとばりの物語-醒めない夢-』の
    ミッシェル・オスロ監督の作品は大好きで、
    娘が小さい頃も名古屋に一緒に観に行きました。
    ホント、魔術的に美しい作品。
    ちょうど影絵作家藤城清治さんの
    日曜美術館のドキュメンタリーの録画を
    見直したところだったので、
    自分的にグッドタイミング。(なんだそれですね)
    『しわ』これも娘と観たいね~と言っていた作品。
    先進国で特に進む高齢化社会については、
    色々な国で映画も作られていますが、
    この作品は観客の国も年齢も越える普遍性を持っています。
    手描きアニメの繊細さを味わいました。
    来週は三國連太郎さんが認知症の老父熱演の
    『朽ちた手押し車』観る予定です。


    『かしこい狗は、吠えずに笑う』

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    『世界最後の楽園』パプアニューギニアで野鳥ガイドと極楽鳥やカワセミ撮影三昧!

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    夢は牛のお医者さん
    2014年製作 日本映画
    シネマ・ジャック&ベティで鑑賞

    浜松シネマイーラで夏休みに上映。
    小中学生特別割引(500円)









    ↓予告動画


    監督:時田美昭

    新潟県のローカルテレビ局・TeNYテレビ新潟が、1人の少女の夢の始まりから現在までの26年間に密着し、日本テレビ系列の全国ネット番組「ズームイン!!朝!」「NNNドキュメント」などでも取上げられて話題となったドキュメンタリーを映画化。1987年、新潟の山間にある小さな小学校に3頭の子牛がやってくる。当時、小学3年生だった少女が子牛の世話を通して「牛のお医者さん」になる夢を抱く。やがて少女は親しんだ牛との別れを経て、家族や周囲に支えられながらも難関を突破し、ペットではなく「家畜」の獣医となる。結婚して母となり、いまもなお、日々かけがえのない命と向き合い続けるその姿を通して、夢を持つことの大切さや、家族や故郷、仕事、現実の厳しさといったテーマを描いていく。「AKB48」の横山由依がナレーションに初挑戦した。


    浜松シネマイーラでは、
    夏休みに『夢は牛のお医者さん』『世界の果ての通学路』
    『楽隊のうさぎ』(再上映)
    この3本を対象に、ぜひ親子や祖父母と孫で楽しんで下さいと、
    特別割引料金500円を設定するそうですよビックリマーク
    ぜひ、ご家族で楽しんで下さいネニコニコ

    私は昨日書いた通り、
    横浜黄金町のシネマ・ジャック&ベティで観ました。
    『世界の果ての通学路』は大ヒット中ですが、
    私は個人的におススメするのはこちらの
    『夢は牛のお医者さん』です。
    お金のかけ方も違うし、
    映画としての完成度は『世界の果ての通学路』の方が
    高いといえるのでしょう。
    でも、『世界の果ての通学路』と『夢は牛のお医者さん』
    の違いは技術的な面以前に、
    作り手が伝えたい「思い」の真摯さが違います。
    被写体との精神的な距離感も違います。
    『夢は牛のお医者さん』はドキュメンタリー映画としては、
    傑作、佳作ではないでしょうけど、
    とても人間味のある、温かい作品です。
    (『世界の果ての通学路』については次に書きます。
    子どもたちには見聞を広めるために観てもらいたい作品です。)


    『夢は牛のお医者さん』の主人公、
    丸山知美さんは、
    過疎地の小学校に通っていました。
    地域の子どもの人数が少なく、
    彼女が3年生の時は1年生の入学がありませんでした。
    新入生がいないのは子どもたちが可哀想だと、
    教師たちが考え、
    3びきの子牛が新入生としてやってくることに。
    子どもたちが世話をしますが、
    体重が400kgになったら手放して、
    牛は家畜市場で売られ、
    肉になるのだときちんと教えます。
    牛を手放すときには牛の卒業式が行われます。
    子牛が風邪をひいたときに、
    丸山知美さんは、世話をしながら、
    自分は将来牛のお医者さんになり、
    牛の病気を治してあげたいという夢を抱きます。
    丸山さんの家は牛を飼う畜産農家です。
    彼女は夢を抱き続け、
    高校は大学進学のために家を離れ下宿し、
    遠方の高校でがんばります。
    岩手大学の農学部獣医学科入学をめざし、
    3年間テレビを見ないと誓い猛勉強して、難関突破、
    国家獣医師試験にも合格し、
    上越市の家畜診療所に就職します。
    中越地震の時は山古志に牛の救出のボランティアへ。
    結婚、2人の子どもを出産後も、
    獣医師として精力的に働いています。

    こんな彼女の26年間の姿が綴られている映画です。

    彼女の子どもの頃からの人生、実直な人柄を見ていると、
    本当に応援したい気持ちになります。
    今でも続くひたむきな努力と熱意が素敵です。
    こんな生き方をしている人がいると、
    子どもたちに知って欲しいです。
    女の子には特に、職業選択の自由を知って欲しい。
    女だからできない、やれないと、
    大人の側から諦めさせることはしないで欲しい。
    (女性差別は日本でもまだまだいたるところにあって、
    それを知らない、あるいは自分が差別的な言動をしていることに
    気付いていない人が多いことにも辟易していますが、
    だまって負けてはいませんよパンチ!

    今の日本の子どもたちが、
    夢を持ちにくいのは仕方ないと思います。
    少子高齢化は増々進んで、
    彼らの肩の上には高齢者がいっぱい乗って来るのです。
    原発や環境問題も気になるし、
    がんばって勉強して大学を出ても、
    希望の職業につける保証は何もありません。
    なりたい職業の上位が公務員だから、
    「夢」がないなんてどうして言えるでしょうか。
    今の大人は将来その子どもたちの払う税金のお世話になるのですよ。
    自分は「夢」をかなえましたか?
    かなえられなかったにしても、
    子どもたちに大人になるのが楽しみだと思える、
    生き方を見せていますか?
    自分たちが生きている間だけの現世利益を追っていませんか?

    映画『銀の匙 Silver Spoon』が描かなかった、
    リアルな畜産が『夢は牛のお医者さん』にはあります。
    そして『ある精肉店のはなし』もぜひ観てもらいたいと思います。

    『夢は牛のお医者さん』は
    AKBの横山由依がナレーションをしています。
    がんばっているのは分かるけど...
    夢をかなえるというコンセプトならAKBだと、
    監督が依頼したそうですから、
    これは一般性のある選択なのか?
    お客さんも呼べるから?
    映画の内容とは別に、
    彼女の起用が映画の立ち位置をいまひとつ曖昧にしてはいないか
    というのが気になります。
    映画の内容とは別な所で。
    私はこの映画観ることを迷っていました。
    舌足らずなナレーションは苦手なものだから。
    こんなことを書くとファンに怒られ、
    荒らされちゃうかな?



    はい、ごちゃごちゃ書いてしまいましたが、
    この映画はぜひ子どもさんに見せてあげて下さい。
    大人は一緒に観れば爽やかな気分になるでしょう。
    ひとりでご覧になっても楽しめると思いますよ。
    (私は娘と観ました)

    あ、安倍総理やTPP推進同調者の皆さんは必見。



    子牛たちが来ました



    牛の卒業式での子どもたちの健気な姿は、
    とても心に残ります。
    涙もろい方は泣けちゃうかも。



    黙々と勉強しました。



    担当農家からは診療技術を信頼され、
    颯爽と働く丸山さん




    『かしこい狗は、吠えずに笑う』

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    ブロ友haienaさんの音楽&動画のご紹介







    私はパッと見、社交的に見えるらしいのですが、
    (と、良く言われるので)
    自分ではそんなに人付き合いが得意だと思っていなくて...
    友人も少ないですよ。(´д`lll)
    ブロ友さんも少ないし、
    今回ご紹介するのも、
    もしかして自分が勝手にブロ友さんと思ってるだけかもですが、
    コメントやり取りしている音楽家のhaienaさんに、
    ぜひ、ご自分の作品をYuoTubeに投稿して下さいとリクエストしまして。
    そうしたら、
    映像もご自身が関わったものを使って
    架空の映画の予告編として、
    発表してくれましたビックリマーク
    短いけど、物語性がある音楽と映像です。
    見て下さいね目

    ↓架空映画 『dirty human note』 予告編



    説明は、
    haienaさんのブログ見て下さいね←クリック

    私はまだキャップもアメスパ2も観てないんですよ(´□`。)
    観るつもりなんですけど。
    でも、『X-MEN:フューチャー&パスト』だけは、
    早く観ますよニコニコ
    『X-MEN:フューチャー&パスト』あらすじ で、
    検索すると、私のブログ記事が、
    ウィキより上にあって不思議な気分です。


    アメイジング・スパイダーマン2を未見で、
    話題のアレを自分で確かめなくては!
    とお考えの方は、下の動画はスルーして下さい。



    ↓これが話題のアメスパ2エンドクレジットの画像、
     英語版投稿されてたけど、もう日本語字幕付きも。


    ↓削除されるかもなので英語版も


    ブライアン・シンガー監督のスキャンダルも、
    映画のヒットには殆ど影響ないでしょうね。
    訴訟で真相は明らかになるかな?
    新たに3人の大物プロデューサーも訴えられたし...









    ↓公式トレーラー2


    ↓これが最新公式トレーラー3


    ↓日本語版予告はイマイチセンスがない(_ _。)


    今日は新宿のK's cinemaで、
    『ボリビア・ウカマウ集団制作 革命の映画/映画の革命』
    という特集上映で映画を4本観て、
    ボリビアの専門家のトークを聞いてきました。
    藤田護さん(アンデスの歴史・先住民族言語の研究者)
    太田昌国さん(シネマテーク・インディアス。『極私的60年代追憶』など)       これはとても勉強になりました。
    パンフレットの藤田護さんのレビューは本当に目から鱗の、
    素晴らしいレビューです。
    パンフ自体もまれにみる充実度なので、
    この特集上映行かれる方がみえたらぜひおススメです。


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    Nomad. に取り扱えるか聞いてみましょう。仲介手数料が無料になります。

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    『世界の果ての通学路』
    Sur le chemin de l'ecole(原題)
    On the Way to School(英題)
    2012年製作 フランス映画
    シネマ・ジャック&ベティで鑑賞

    浜松シネマイーラで夏休みに上映。
    小中学生特別割引(500円)








    ↓予告動画


    監督:パスカル・プリッソン
    製作:バーセルミー・フォージェア
    製作総指揮:ステファニー・ショーター
    脚本:マリ=クレール・ジャボイ
       パスカル・プリッソン

    地球上の異なる4つの地域で、数10キロの危険な道のりを経ての通学し、学校で学ぼうとする子どもたちの姿を追ったドキュメンタリー。ケニアの15キロメートルのサバンナを命がけで駆け抜けるジャクソン、360度見渡す限り誰もいないパタゴニア平原を、妹と一緒に馬に乗って通学するカルロス、モロッコの険しいアトラス山脈を越え、友だち3人と寄宿舎を目指すザヒラ、幼い弟たちに車椅子を押されながら、舗装されていない道を学校に向かうインドのサミュエルの4人に密着。子どもたちの学習に対する意欲の高さや、そんな子どもたちを支える家族の愛情を映し出していく。アフリカのマサイ族を主役に描いたドラマ「マサイ」(2004)で知られるフランスのパスカル・プリッソン監督が手がけた。


    この作品も既に紹介した『夢は牛のお医者さん』←クリック
    と同じく、
    浜松シネマイーラでは夏休みに上映され、
    小中学生特別割引500円の対象作品です。
    私は横浜のシネマ・ジャック&ベティで鑑賞しました。
    この作品と『チョコレートドーナツ』は単館系の作品としては
    ヒット中で、ジャック&ベティでもGW中満席だったそうです。
    私が観た7日のレディースデーもとても混んでいました。

    世界の4人の子どもたちの通学の様子が描かれている
    フランスのドキュメンタリー映画です。







    ジャクソンくんサロメちゃんと
    パスカル・プリッソン監督


    ケニアのジャクソンくん(当時11歳)は、
    妹のサロメちゃんと片道15㎞を
    象に注意しながら2時間かけて。

    ↓パリに招かれて挨拶するジャクソンくん


    この動画では、映画の時より英語が流暢になって、
    夢はパイロットからプロフェッサーに変わっております。
    夢なんてどんどん変わったって構わないですよね。

    『おじいさんと草原の小学校』もケニヤが舞台で、
    おじいさんは青いセーター着ていましたね。
    おじいさんと草原の小学校 [DVD]/
    ナオミ・ハリス,オリヴァー・リトンド,トニー・キゴロギ






    アルゼンチンのカルロスくん11歳は、
    妹のミカイラちゃんと馬に乗って、
    パタゴニアの平原を片道18㎞を1時間半かけて。






    モロッコのザヒラさん12歳は、
    月曜の早朝、友達3人と22㎞を4時間かけて、
    全寮制の学校へ。
    金曜日の夕方また家に帰ります。
    家族の中では初めて学校に通う世代。
    ザヒラさんはまだ家族の賛同などが得られず、
    学校に通えない女の子が学校に通えるよう、
    呼びかける活動もしています。






    インドのサミュエルくん13歳は、
    足に障碍があり、弟たちが押す車いすに乗って、
    4㎞を1時間15分かけて。
    上の写真は近道しようと川を渡り、
    車いすがハマってしまったシーン。


    この映画はクセがないし、とても見やすいですよ。
    尺も77分と短く、
    カメラも流麗、映像も美しく、
    ダイナミックな編集がしてあるし、
    音楽も盛り上げてくれますので、
    子どもたちは飽きずに観られるのではないでしょうか。
    見聞を広めるためにぜひ見せてあげて下さい。



    ドキュメンタリーって事実の客観描写だと
    思ってみえる方がいるかもしれません。
    これは前にも書きましたが、
    客観報道が求められる分野でも
    送り手のフィルターは通るし、
    多かれ少なかれ情報操作されます。
    だから、情報を受け止める側の見る目が大切。
    ドキュメンタリー映画も作り手の意志、意図、
    メッセージなどが入るわけです。
    演出も入る場合があります。
    ヤラセとの境界も曖昧だったりします。
    人間を撮る場合、
    自然な姿を捉えられるかは、
    取材の丁寧さや相手との信頼関係、
    精神的な距離感などで変わってきます。
    適当な距離感が必要な場合もあるし、
    濃密な信頼関係がなければ撮れない作品もあります。
    この『世界の果ての通学路』に関しては、
    上質な作品だとは思いますが、
    私としては気になるところがありました。
    明らかに演出と分かるカメラのアングルがあったり...
    それは、まあ良いにしても...
    この作品を良心的と捉える素直さがないと言われればそれまでですが、
    まあ所謂西欧先進国側から観た第三世界描写を感じるのです。
    子どもたちの純粋さに嘘はなくても、
    それを捉える側に、
    ネイチャードキュメンタリーを撮っているような
    目線を感じてしまいました。
    これ、例えば最近の作品なら
    ワン・ビン監督の『三姉妹 雲南の子』と
    見比べてもらえば分かると思います。

    三姉妹 ~雲南の子 [DVD]/


    ↓ワン・ビン監督の新作『収容病棟』。もちろん観ます!



    タイトルについて、
    Sur le chemin de l'ecole(原題)
    On the Way to School(英題)
    これはどちらも「学校に行く途中で」ですよね、
    『世界の果ての通学路』って、
    この邦題もちょっと目線が気になってしまいました。


    『世界の果ての通学路』には遠い道のりを行く子どもたちの
    安全を祈る家族の姿も感動的に描かれています。
    日本でだって、
    子どもたちが、
    交通事故や事件に巻き込まれたりしないよう、
    ボランティア活動に取り組んでいる皆さんはたくさんいるし、
    毎朝子どもの安全を願って送り出している保護者が殆どでしょう。
    そんな所も感動を呼んでいるのではないでしょうか。

    しつこいようですが、
    子どもは見聞を広めるために観ると良いと思いますので、
    ぜひ見せてあげて下さい。
    大人は一緒に観たら、
    説教関係はなしでお願いしたいです。
    「世界では厳しい環境でも学ぶために、
    大変な苦労をして学校に通う子どもたちがいる。
    それに比べて恵まれた日本の子どもたちは...」
    と、語りたくなったら、
    自分の生き方どうなのか自問する方に向けて下さい。
    日本の子どもたちも本当に大変なんです。
    夢が持てないようにしているのは誰かという事
    考えましょう。大人の義務を果たさないとですよね。

    まあ、私のような捻くれ者、
    猜疑心の強い奴でなければ、
    普通に感動できる作品だと思います。
    そうでなければヒットしませんからね。


    モロッコの通学路でのシーン

    ここで私はバフマン・ゴバティ監督の
    『亀も空を飛ぶ』のラスト思い出しました。
    辛すぎる映画ですが、
    大好きなバフマン・ゴバティ監督の、
    忘れられない作品です。
    亀も空を飛ぶ [DVD]/
    ソラン・エブラヒム,ヒラシュ・ファシル・ラーマン,アワズ・ラティフ




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    『ナンバーテンブルース さらばサイゴン』
    1975年製作 日本映画
    2012年修復・編集により完成
    キネカ大森で鑑賞


    川津さんの後ろの写真は、
    当時戦場カメラマンが撮った作品。
    これは川津さん演じる杉本の友人戦場カメラマンの
    太田(きくち英一さん)の部屋でのシーンです。





    ↓予告動画


    本作は、1974 年12 月から1975 年4月までのベトナム戦争最末期に、
    南ベトナム(当時)全土に亘って
    全編ロケーションを敢行した他に類をみない映画です。
    様々な事情により未完成となっていたこの作品が、
    幾つもの経緯を経て、2012年秋、遂に完成を見るに至りました。
    その後、内外9都市の国際映画祭から公式招待を受け、
    各地で絶賛を博しました。
    主演は数々の映画や「ガードマン」などのTV ドラマ、
    更には幅広い創作活動で知られる川津祐介。
    3か月に亘る過酷なロケで、戦火のベトナムを縦横無尽に駆け巡り、
    渾身の演技を見せています。ヒ
    ロイン役を務めたのは、ベトナムの№1女優として知られ、
    歌手でもあるタン・ラン。
    自己犠牲を貫く女の凛々しさを美しく演じます。
    戦争終結後、ボートピープルとして幾度となくベトナム脱出を図った彼女は、
    その後アメリカに亡命し、
    ベトナム人たちの間に今も絶大な人気を誇っています。
    更に、異色の新人磯村健治が
    日本への愛憎に葛藤する混血児を熱く演じています。
    奇しくも40年の時を経て、
    彼がプロデューサーとして本作を世に送り出すこととなりました。
    監督・脚本は、『日本暴力団・組長』『恐喝こそわが人生』
    『軍旗はためく下に』『修羅雪姫』『犬神家の一族』『夜汽車』等、
    骨太作品の脚本家として知られる長田紀生。
    第一回監督作品です。
    一つの国の崩壊という歴史的な瞬間に立ち会った
    稀有の映画である本作は、
    愛と暴力を鮮烈なタッチで描き上げた
    極上のエンタテイメントでもあります。
    スタッフ、キャストの熱い情熱が、戦火のベトナムで、
    時代と正面から向かい合ったこの作品は、
    2014年の今こそ、我々に問いかけます。
    「日本人よ、お前は一体何だ!?」
    公式HPより←クリック

    監督・脚本:長田紀生

    撮影:椎塚彰

    出演:
    川津祐介   杉本俊夫
    ファン・タイ・タン・ラン    ラン
    磯村健治     タロー
    ドァン・チャウ・マオ     陳
    きくち英一     太田
    カウ・ウィン     フン
    トウ・チィン     ハン

    物語はベトナム戦争末期の1975年の正月に始まります。
    主人公の杉本俊夫(川津祐介)は、
    高度経済成長で躍進している日本の商社の
    ベトナム・サイゴン(現在のホーチミン)
    のただ1人の駐在員として、
    エビの買い付けなどの仕事をしているが、
    上司に命令されるでもなく、
    ベトナム戦争もわれ関せずで
    「ジャパン・アズ・ナンバーワン」
    (アメリカの社会学者エズラ・ヴォーゲルによる1979年の著書)
    と、いわれた当時の日本の高度経済成長を傘に、
    きままな暮らしを送っています。
    ある日、経費を使い込んだのでクビにした
    助手だったベトナム人青年フンが彼の家に盗みに入り、
    見つけた杉本と格闘になり、
    杉本はフンを殺してしまいます。

    現地警察を信用できない彼は、
    愛人のランが歌手をしているクラブのオーナーで、
    裏社会とも繋がりのある陳に、
    偽造パスポートの手配を依頼します。

    フンのフィアンセが、
    杉本にフンの行方を執拗に訪ねてきます。
    ついには仲間が徒党を組んで迫ってきたため、
    彼はフンが持っていた拳銃で、
    仲間の1人を撃って殺して逃げます。

    杉本を一途に愛するランは、
    事情を知った上で杉本と一緒に逃げる決意をします。
    陳の手下の旧日本人兵とベトナム人女性の間に生まれた青年タローは、
    日本で父親捜しをするのが夢で2人と一緒に逃亡することに。
    3人は海外脱出のボートが出る南ベトナム北端の町フエを目指します。

    商社は現地で裏金を作っており、
    その裏金を大量に引き出した杉本の金を目当てに
    陳は手下と3人を追ってきます。

    北ベトナムの解放戦線の攻勢による、
    戦火の中を、フエに向かう3人を待つ運命は...


    この映画は本物の迫力に満ちていました。
    川津祐介さんはダーティーな役を熱演しています。
    きままな生活をしていた軽薄な駐在員が、
    人を殺してしまったところから、
    転落が始まります。
    ダーティーになるけれども軽薄、無責任な部分も持ち続ける、
    微妙なバランスを体現しています。
    日本からベトナムへ撮影に出かける時には遺言を書かれたそうです。
    戦前・戦中・戦後を生きてみえた川津さんは、
    当時のベトナムは1945年の日本と重なって見えたとのこと。
    この映画を観て、
    戦争ができる国になろうとしている今の日本の方向性に、
    尾尻を振ってついていくのか、
    それとも平和を求めて進んでいくのか、
    そんなことを特に若い人に感じて欲しいと
    パンフのインタビューで語ってみえます。
    スター俳優の川津さんがよくこのダーティーな役を、
    演じられたなあと思い、監督に聞いてみたら、
    昔は今ほど事務所の縛りがきつくなく、
    俳優が脚本を読んでこれはぜひやりたいと思ったら、
    できたのだとのことでした。
    監督は大島渚監督の『青春残酷物語』で
    怒れる若者を演じた川津さんに、
    その後15年経って牙を抜かれ、
    エコノミック・アニマルになってしまった、
    でもその中に抱え込んでいるジレンマも体現してほしくて、
    この役を依頼したそうです。

    私はキネカ大森のイベントで、
    長田紀生監督、
    タロー役の磯村健治さん(甦った2012年版のプロデューサー)
    太田役での出演とアクション監督を担当されたきくち英一さんの
    お話を聞きました。
    まさに命懸けの撮影、
    現地の当時の様子を伺い、
    この映画から感じたリアルな重みの理解を
    深めることができました。

    監督は当時経済成長に浮かれていた日本に、
    冷や水をぶっかけるような作品にしたかったそうです。
    当時公開されなかったことは残念だったが、
    今こうして公開されることに意味があると。
    東日本大震災の時は、生き方、暮らしのあり方を考え直そう
    という雰囲気になったのに、
    あっという間に忘れられ、
    経済効率優先、アベノミクス万歳になっている。
    高度経済成長で浮足立っていたあの時代と変わらない。
    この映画が現在の日本に投げかけるメッセージを、
    ぜひ感じて欲しいと言われました。
    この映画のテーマは重いけれども、
    当時のベトナムの様子を写した貴重な映像も含め、
    ハラハラ、ドキドキ感を味わってもらえる、
    エンタメ映画であることを強く意識した作品だと。

    磯村健治さんはこの作品が映画デビュー作になる予定でした。
    トークの時司会をされました。
    始めに誰だかわかりますか?と言われ、
    映画の中でぎゃーぎゃーわめいていたタローです。と。
    この甦った作品のプロデューサーをされてみえます。
    公式HPにTAROのベトナム回顧録を貴重な写真と共に綴ってみえますので、
    ぜひご覧ください。

    きくち英一さんは、
    撮影当時に現地にたくさん落ちていたという、
    薬莢の残骸を見せてくれました。
    硝煙は初め日本から持って行った、
    龍角散を使っていたそうですが、
    終盤のフエの王宮での派手なガンアクションシーンの硝煙は、
    ベビーパウダーを使ったそうです。
    このフエの王宮でのアクションシーンは見所の1つです。
    今では世界遺産になっています↓



    当時南ベトナムはとても混乱していて、
    許可を取るところもないような状態で、
    勝手にロケしたそうです。
    最後のシーンの撮影時も、
    地雷が埋まっているから危ないとベトナム人スタッフはついてこず、
    テストをして地雷が爆発したら本番が撮れなくなるからと、
    一発撮りしたそうです。
    クランクアップは1975年の3月末で、
    サイゴンに解放勢力のロケット砲が撃ち込まれる中、
    銃声や砲声の合間を縫ってアフレコ作業が行われ、
    日本のロケ隊が帰国するのに乗った飛行機が、
    最後の民間航空としての1便だったそうです。
    その1週間後にサイゴンは陥落しました。


    この映画にはサイゴンや、
    逃亡して行く道々の街や風景、
    人々の姿などが映されますが、
    とてもリアルなんです。
    兵士の様子や銃器、戦闘車両なども
    見ていて、どうやって撮ったのかと思いました。
    これ、全部ゲリラ撮影した本物でした(ノ゚ο゚)ノ
    監督と友人のカメラマン椎塚彰さんが、
    2人で機敏に撮り集めた映像がたくさん使われています。
    ロケもその場所でライブに撮られていて、
    仕掛けはなしだそうです。
    あの時期ベトナムでロケされた映画は他になさそうで、
    ドキュメンタリー映像としてもとても価値のあるものです。

    なまなましい銃弾の痕がたくさん残る街や戦場の様子から、
    人々がその中でも日常生活を営んでいることが分かる市場の様子、
    戦争が起こっていることを感じさせないような、
    美しい自然の風景などが、
    とても素晴らしいアングルで映されています。
    監督と椎塚彰さんはこれが初の劇場用長編映画でした。
    椎塚彰さんはその後『黄金の犬』『南極物語』『敦煌』などを
    撮ってみえます。

    長田紀生監督は元東映の専属脚本家ですですから、
    昭和の東映映画ファンにはおなじみの方ではないでしょうか。
    深作欣二監督『博徒解散式』
    降旗康男監督『任侠興亡史 組長と代貸』
    山下耕作監督『昭和残侠伝 人斬り唐獅子』
    など、東映時代の作品以外にも、
    藤田敏八監督『修羅雪姫』
    市川昆監督『犬神家の一族』などが有名ですよね。
    「ナンバーワン」で始まり「ナンバーテン」で終わる、
    ストーリーの回収が見事です。
    監督の「日本人よお前は一体どこへ行こうとしているのか!?」
    というメッセージが込められていますが、
    アクション、お色気、ベトナムの街、戦場、美しい自然の風景と、
    見所がたっぷり、
    ハラハラする展開でエンタメ作品の王道をしっかり押さえています。
    監督が今ヒットする映画は毒にも薬にもならないものが多いが、
    エンタメ作品であっても毒を仕込むことが
    昔はできたのだと言われてました。

    2012年に国立フィルムセンターの貯蔵庫で発見された
    フィルムの状態は悪かったそうですが、
    ネガフィルムが残っていたことも分かり、
    何とか1本フィルムを焼いて、
    それをデジタル化したそうです。
    映像の修復はイマジカの先端技術でなされており、
    きれいな映像で観ることができます。

    まさにこれは命懸けで撮られた、
    骨太、本物の映画です。
    社会性のある重いテーマを描きながら、
    ロードムービー、エンタメ作品としても出色です。
    見応えのある面白い映画を撮りたいという、
    スタッフ・俳優陣の熱気が画面から伝わってきます。
    懐かし昭和の映画ファンにはもちろんのこと、
    見応えある映画を求める映画ファン、
    若い映画ファンにもぜひおススメしたいです。

    私はよく、
    これから先の世代の事を考えず、
    自分が生きている間の利益、経済効率だけを追って、
    逃げ切ってしまえばいいと考えている大人は信用できない。
    といったことをブログに書いていますが、
    そんな無責任な大人ではない、
    長田紀生監督、磯村さんはじめ、
    この映画を世に送り出すことに尽力された皆さんに感謝します。
    そして一人でも多くの人にこの映画を観て戴きたいです。
    長田紀生監督は映画は、
    観る側、観客が育てるものであることも
    伝えたいと言ってみえました。

    映画を観る目、丹田を鍛えなければと改めて思いました。
    自分が伝えなければと強く思える映画に、
    出会えることがあります。
    映画の神様の啓示だ~って。
    たかが映画、何を熱くなっていると思われようと、
    そんな映画に出会いたくて、
    何十年も映画を見続けています。


    テアトル新宿では今週16日金曜日までの上映。
    キネカ大森では今週は18:40分の回の上映後に
    ゲストトークがあります。

    パンフレットには撮影当時の様子などが
    詳しく書かれていますので、
    御覧になったら読んでみてください。


    大阪シアターセブンでの上映は終了してしまいましたが、
    今後、名古屋シネマスコーレ、
    広島サロンシネマなど、
    全国のミニシアターで公開予定です。
    行きつけの単館系の映画館やミニシアターに、
    ぜひリクエストしてみてください。

    photo:01

    長田紀生監督


    photo:02

    磯村建治さん


    photo:03

    きくち英一さん


    photo:04


    photo:05

    キネカ大森には撮影当時の貴重な写真が
    たくさん展示されています。


    『かしこい狗は、吠えずに笑う』

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    『海燕ジョーの奇跡』
    1984年 日本映画
    松竹富士





    ↓予告動画


    監督:藤田敏八
    脚本:神波史男 、 内田栄一 、 藤田敏八
    原作:佐木隆三
    企画:三船史郎
    製作:奥山和由
    プロデューサー:鍋島壽夫
    プロデューサー補:真鍋和己
    撮影:鈴木達夫
    美術:望月正照
    音楽:宇崎竜童
    主題歌:アン・ベルトゥッチ
    録音:紅谷愃一
    照明:熊谷秀夫
    編集:井上治
    助監督:長石多可男
    スチル:勝村勲

    出演

    時任三郎    海燕ジョー
    藤谷美和子   陽子
    清水健太郎   ルポライター・沢井
    正司歌江    琉球食堂の女将ヤス子
    オマー・カマー   ジョーの父ロペス
    辻伊万里    ジョーの母ウタ
    原泉      与那国島のお婆
    田中邦衛    上勢頭
    加藤嘉     亀千代
    内藤武敏    島袋長幸
    伊藤敏八    島袋長幸・弟
    鈴木瑞穂    金城盛光
    五月みどり   ミッチー姐
    原田芳雄    与那嶺
    三船敏郎    漁師

    フィリピンとのハーフジョーが所属する島袋一家は、琉球連合から破門され脱退し、警察署長立会いのもとに解散声明を出した。ある夜、酔ったあげくの喧嘩がもとで、ジョーの弟分・与那城寛敏が琉球連合那覇派の連中にリンチされ射殺された。復讐としてジョーは、琉球連合理事長金城盛光を射殺した。警察の前に車を乗りすてて、安ホテルに身を隠したジョーは、恋人の陽子に助けられ逃亡した。陽子は、ジョーの親分島袋長幸の情婦ミッチーが経営するスナックのホステスをしていた。こっそりと実家に金を渡しに帰ったジョーは、母ウタから、フィリピンにいる実の父親が十年前に送ってきたエア・メールを渡される。逃亡を続けるジョーは、バスの中でかつて刑務所で知り合った上勢頭と再会。ジョーは上勢頭から何人もの海外逃亡を世話したと聞き、フィリピンに脱出することを夢みるが先立つ金がなかった。ミッチーから、島袋組の幹部だった亀千代が琉球連合に寝返ったと聞かされたジョーは、亀千代が経営する金融事務所を襲い、金をまきあげた。フィリピンに渡ったジョーは、マニラホテルへ暗黒街に顔の広い与那嶺を訪ねる...(映画.COMより)


    大昔に観た映画の事をサクッと。
    『ナンバーテンブルース さらばサイゴン』を観ていて
    この映画を思い出しました。
    『ナンバーテンブルース さらばサイゴン』が1975年に撮影された映画だから、
    約40年前。
    『海燕ジョーの奇跡』は1984年の作品だから30年前。
    これは学生時代に京都で観ました。
    当時はちょっと軽い感じがしたのです。
    時任三郎も藤谷美和子も可愛らしくて。
    藤谷美和子可愛いけど脱ぎますね(笑)


    良く覚えていたのは、
    三船さんが猟師のおじさんだったなあ、



    原田芳雄さんカッコ良かったなァ



    あと、やはりラストシーンです。
    ストーリーはあまりよく覚えていませんでした。

    今、予告動画を観たら、
    アクションシーンなんかすごく派手ですね。
    お金かけてるなあって分かります。
    奥山和由破竹の勢いの頃ですよね?

    これ、東映で松田優作主演、深作欣二監督
    の企画(1981年)が、
    実現していたらもっと印象強く残る作品になっていたでしょうね。

    『海燕ジョーの奇跡』は、
    青春映画のイメージがありますが、
    脇役も渋くて、今観たらまた印象違うのだろうなあとは思います。

    あの頃映画 「海燕ジョーの奇跡」 [DVD]/
    時任三郎,藤谷美和子,田中邦衛


    あの頃映画 「南へ走れ、海の道を!」 [DVD]/
    岩城滉一,安田成美,萩原健一

    ↑これは未見なんです。

    30年も前に観た映画を連想させた、
    『ナンバーテンブルース さらばサイゴン』
    『海燕ジョーの奇跡』のような派手さはないかわりに、
    戦地ベトナムで命懸けで撮った迫力が力強い。
    トップの写真は『海燕ジョーの奇跡』のパンフの表紙。
    なぜか、『ナンバーテンブルース さらばサイゴン』の
    チラシのデザインとちょっと似てたりして!?
    よくあるタイプでしょうけど。





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    2014年度第67回カンヌ映画祭開幕




    ティム・ロスラブラブとニコール・キッドマン



    中央がオリヴィエ・ダアン監督。
    ニコール(180cm)の背の高さが目立ちます(+_+)


    はい、いよいよ14日に今年のカンヌ映画祭が開幕しましたよ!
    昨年は海外メディアのサイトやレビュー読んで、
    連日レポートしました。
    時間かかるし、
    これやってると映画の感想記事書けなくなるし、
    今年はどうしようかまだ迷ってます。
    まずは、オープニング作品
    『Grace of Monaco』グレイス・オブ・モナコ(原題)の、
    フォトコールでの写真とコンペ部門の審査員の紹介をしておきます。
    あと、ある視点部門に出品のヴィゴ・モーテンセンドキドキの写真もネニコニコ

    オリヴィエ・ダアン監督(フランス)
    『Grace of Monaco』グレイス・オブ・モナコ(原題)
    オープニング作品(非コンペ部門)

    フランス・アメリカ・ベルギー・イタリア合作
    ニコール・キッドマン、ティム・ロス、フランク・ランジェラ他
    日本公開は10月の予定。












    今年の審査委員長はジェーン・カンピオン監督です。
    審査員は女性4名男性4名。
    上の写真左から
    『別離』主演レイラ・ハタミ(イラン)
    『美しき運命の傷痕』キャロル・ブーケ(フランス)
    『シークレット・サンシャイン』主演チョン・ドヨン(韓国)
    『ピアノ・レッスン』ジェーン・カンピオン監督(ニュージーランド)
    『ブリング・リング』ソフィア・コッポラ監督(アメリカ)



    左から
    6月公開『グランド・ブタペスト・ホテル』ウィレム・デフォー(アメリカ)
    『ドライブ』ニコラス・ウィンディング・レフン監督(デンマーク)
    ジェーン・カンピオン監督
    『NO』がやっと日本公開ガエル・ガルシア・ベルナル(メキシコ)ドキドキ
    『罪の手ざわり』ジャ・ジャンクー監督(中国)

    ジャ・ジャンクー監督、ニコラス・ウィンディング・レフン監督は、
    昨年コンペに参加。
    昨年審査員だった河瀬直美監督は今年コンペに出品。
    今年は審査委員長を入れると女性審査員が半数以上です。
    ジェーン・カンピオン監督は女性監督として初めて『ピアノ・レッスン』で、
    最高賞パルム・ドール受賞しています。
    そしていまだに唯一の女性受賞者なので、
    そろそろ次の女性受賞者が出ていいのでは?
    今年は18作品中女性監督は、
    河瀬監督『二つ目の窓』と、
    アリーチェ・ロルバケル監督『Le meraviglie』の2作(のみ)
    この2作に注目してみましょう。
    河瀬監督チャンスかも。
    アイルランドのブックメーカー
    パディパワーの開幕前のオッズの順位では、
    上位は、
    1「Winter Sleep(原題)」ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督
    2「Mr. Turner(原題)」マイク・リー監督
    3「2つ目の窓」河瀬直美監督
    4「Maps to the Stars(原題)」デヴィッド・クローネンバーグ監督
    5「Jimmy’s Hall(原題)」ケン・ローチ監督
    となっています。
    河瀬監督3位で人気高いです。
    クローネンバーグ先生も今回人気があります。

    このオッズは上映されて評価が高いと順位が上がりますが、
    評価が低いと順位が落ちて、もう上がってくることがありません。
    昨年は受賞予想結構当てられたから、
    今年はオッズに参加してみようかなあ?

    レッド・カーペットで。
    昨年パルム・ドール受賞、只今日本公開中の
    『アデル、ブルーは熱い色』主演のアデル・エグザルホプロス。
    1年でグッと色っぽくなった感じ?




    チャン・ツィイー




    ある視点部門に出品のリサンドロ・アロンソ監督『JAUJA』
    主演ヴィゴ・モーテンセンドキドキ
    の写真をニコニコ集めました。
    デンマーク人役のヴィゴは娘と、
    文明から隔絶された生活をする
    砂漠に住む人々の所へ旅をします。








    リサンドロ・アロンソ監督とヴィゴ


    コンペ部門の作品紹介は5回に分けて書きました
    この↓それぞれクリックしてどうぞ。
    まだトレーラーをつけていないのもありますが、
    追々紹介する予定です。

    監督・キャスト ・あらすじ・動画・画像紹介 

    その1←クリック
    その2←クリック
    その3←クリック
    その4←クリック
    その5←クリック


    ある視点部門出品作品

    マチュー・ アマルリック監督・主演「LA CHAMBRE BLEUE」
    ジョルジュ・シムノン原作『青の寝室』
    不倫殺人サスペンス。
    ↓トレーラー


    アーシア・アルジェント監督「INCOMPRESA」
    ガブリエル・ガルコ、シャルロット・ゲンズブール
    アーシアの自伝的作品。
    ↓トレーラー


    July JUNG監督「DOHEE-YA(A Girl at my Door)」
    キム・セロン、ペ・ドゥナ、ソン・セビョク
    婦人警官ペ・ドゥナが継父から虐待を受けるキム・セロンを
    守ろうとする。
    ↓トレーラー


    ある視点部門も19作品あるので、
    今回はこの辺でお終い。




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    ジョン・ウー監督の「太平輪(原題)」(英題:The Crossing)
    と、昨日のコンペ部門の作品の評価など










    今年のカンヌ映画祭は、
    コンペティション部門に河瀬直美監督の『2つ目の窓』
    短編映画のコンペティション部門に
    東京芸術大学の佐藤雅彦教授と4人の卒業生による
    『八芳園』(結婚式場「八芳園」で集合写真を撮る人々の、
    様々な表情を追った13分の作品)
    学生からの応募のシネフォンダシヨン部門に2作品
    がノミネートされているだけで、
    話題性に欠けるからか?
    長澤まさみちゃんのレッド・カーペットのセクシーなドレス姿が、
    話題になったようですね。
    まさみちゃんはジョン・ウー監督の、
    中国のタイタニック号事件と言われている
    1949年に起こった「太平輪沈没事故」(1000人以上の乗客が亡くなった)
    を基にした大作「太平輪(原題)」のプロモーションでカンヌ入り。
    まさみちゃんファンはもうご存知の事と思いますが、
    この作品でまさみちゃんは金城武との濡れ場で
    ヌードになっているそうで。
    厳重に管理されている模様で画像の流出はないようです。
    私は『南京の基督』で富田靖子が脱いだのを連想しましたが、
    長澤まさみちゃんはこれをきっかけに、
    大人の女優へ脱皮でしょうか。
    南京の基督 [DVD]/アミューズ・ビデオ



    「太平輪」ではチャン・ツィイーが
    素晴らしい演技をしているそうです。


    日本では来年明け頃の公開になるようです。
    チャン・ツィイー、金城武、ソン・ヘギョ、
    ホァン・シャオミン、 トン・ダーウェイ、
    黒木瞳も出演しています。
    まさみちゃんの恋人役金城武は医学生なんです。
    金城武もいつのまにか40歳ですよ。
    まあ彼、若く見えますが。
    まさみちゃんも実年齢よりは大分年下の設定でしょうね。






    『モテキ』のこれじゃ済まない!?(+_+)









    4月16日北京でのクランクアップ記者会見で、
    ジョン・ウー監督に下駄をプレゼントするまさみちゃん


    日本のコミックが原作の台湾のTVドラマ「ショコラ」でも主演。





    相手役のラン・ジェンロンと




    「流氓蛋糕店Chocolat」←公式HPクリック

    ここで北京語大特訓したそうで、
    映画でもその経験が活きたのでは?
    これでアジアンスターへの道も開けましたね。
    上の動画、北京語で演じているまさみちゃん、
    とてもキュートです。
    キスシーンや急所蹴りも話題のよう。
    日本でも年内に放送されるようですね。


    真ん中のコック帽子の人は、
    『モンガに散る』ゲタ親分役の大ベテラン マー・ルーロンです

    モンガに散る [DVD]/
    イーサン・ルアン,マーク・チャオ,マー・ルーロン

    ↑これはとても好きな作品です。



    ファンのみなさんには、可愛いまさみちゃんと、
    セクシーなまさみちゃんとどちらが人気なのかな。
    どっちもいいから人気があるのかな?



    それでは、カンヌ映画祭に戻り、
    レッド・カーペットでの素敵なドレス姿の写真を。


    チャン・ツィイーとブレイク・ライブリー



    コン・リーも負けていません。
    ロベルト・カヴァリのセクシードレスで。




    昨日上映されたマイク・リー監督(中央左)の
    「Mr. Turner(原題)」は評価がとても高く、
    ティモシー・スポール(中央右)の演技も素晴らしいとの評価です。



    アブデラマン・シサコ監督(左から2人目)
    の「Timbuktu(原題)」も、高評価です。
    パディーパワーのオッズの順位も5位に上がりました。



    ところで、オープ二ング作品の「Grace of Monaco」の
    評価は...低かったです...


    『かしこい狗は、吠えずに笑う』

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    『シュガーマン 奇跡に愛された男』
    マリク・ベンジェルール監督が自殺で亡くなる



    オスカーを手にするマリク・ベンジェルール監督



    マリク・ベンジェルール監督とロドリゲス



    サンダンス映画祭で観客賞、審査員特別賞受賞など、
    数々の映画祭でドキュメンタリー映画賞を受賞し、
    2013年度のアカデミー賞で長編ドキュメンタリー映画賞した、
    『シュガーマン 奇跡に愛された男』(Searching for Sugar Man)の
    マリク・ベンジェルール監督が
    スェーデンのストックホルムで自殺して亡くなりました。
    弟さんが「監督は短い間に憂鬱と戦っていた」
    「人生はいつもシンプルではありません」と語りました。
    映画に登場した南アフリカ・ケープタウンのレコード店主、
    スティーヴン・セーガマンさんは、
    「監督が亡くなった知らせをなかなか受け入れられなかった。
    監督は本当に素敵で魅力的な人で、タンタンのようだった」
    と語っています。
    下の記事にも書いていますが、
    監督はドキュメンタリーの良い題材を探すために、
    南米とアフリカを旅する中で、
    ケープタウンでロドリゲスの話を聞きます。
    世界中を冒険するタンタンのような
    好奇心いっぱいで魅力のある青年だったのでしょう。
    これから下で紹介する動画でも
    とても気さくな好青年だと分かります。
    まだ若いのに、本当に残念です。
    ご冥福をお祈りします。



    ↓昨年のアカデミー賞授賞式でベン・アフレックから
     オスカーを受け取りスピーチするマリク・ベンジェルール監督


    ↓1.99ドルのiPhoneのアプリがこの映画作りを救ってくれたと、
     説明するベンジェルール監督。


    ↓ロドリゲスとインタビューを受けるベンジェルール監督。


    ベンジェルール監督の音楽ドキュメンタリー動画も貼ってありますので、
    私の昨年書いた『シュガーマン 奇跡に愛された男』の記事を、
    編集して再掲します。


    『シュガーマン 奇跡に愛された男』

    スウェーデン・イギリス合作映画 2012年製作
    2013年日本公開
    浜松シネマイーラで鑑賞

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    ↓予告動画はこちら


    監督・製作・撮影・編集:マリク・ベンジェルール

    製作:サイモン・チン(イギリスの映画プロデューサー。
       2009年第81回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した
       『マン・オン・ワイヤー』のプロデューサー)

    アメリカでデビューした後、
    南アフリカで局地的に支持された伝説のシンガーソングライター、
    ロドリゲスの数奇な運命をひも解くドキュメンタリー。
    1970年、著名な音楽プロデューサーに見出され、
    アメリカでメジャーデビューした
    メキシコ系シンガーソングライターのロドリゲス。
    2枚のアルバムをリリースし、
    一部で高い評価を得るもののアルバムはまったく売れず、
    そのまま音楽シーンから姿を消す。
    しかし70年代後半、ロドリゲスのアルバムは
    アパルトヘイト時代の南アフリカへ渡り、
    「シュガーマン」をはじめとする楽曲が、
    抵抗運動を続けていたリベラル派の若者たちから熱狂的に支持されていた。
    (映画.COMより)

    これは素晴らしいドキュメンタリーです。
    上の紹介にあるように、
    ロドリゲスはアメリカでは全く売れなかったのに、
    南アフリカでは大ヒットしましたが、
    「ステージで拳銃自殺した」などの噂が独り歩きしていました。
    南アフリカの熱心なファンがロドリゲスの消息を探しますが、
    見つかりません。
    というのが前半で、
    後半はネットの恩恵でロドリゲスの消息を尋ねるHPを見た、
    彼の娘が連絡をしてきて事態は急展開します。

    ここから先はネタバレあります。


    ロドリゲスは生きていて、
    解体作業及び清掃をする労働者として働いていました。
    3人の娘もいました。
    この娘たちの子ども時代には図書館や美術館へ連れて行き、
    本物の芸術に触れさせて育てました。
    市議会議員に立候補もしていました。
    消息がつかめたので、
    南アフリカに呼ばれ、凱旋コンサートをして、
    熱狂的に受け入れられました。
    でもミュージシャンに復帰して
    お金儲けをしようという気など
    さらさらない彼は労働者として働き続けている。
    というロドリゲスの人生を追った内容でした。

    ロドリゲスの真面目に肉体労働の仕事に
    打ち込んできた姿、
    真摯に生きてきた様子が、
    娘たちの口から語られました。
    「誠実に生きる」ということを考えさせられる、
    素敵なドキュメンタリー映画でした。

    監督のマリク・ベンジェルールは、
    スウェーデン人(母がスウェーデン人、父がアルジェリア人。
    1977年スウェーデン生まれ)
    ミュージシャンとして活動した後、
    ストックホルムを拠点に音楽ドキュメンタリーなどを製作してきました。
    ビョーク、スティング、エルトン・ジョン、ロッド・スチュワート、
    マドンナ、U2、カイリー・ミノーグ、プリンス、クラフトワークなど、
    有名ミュージシャンのドキュメンタリーも製作しています。
    彼は2006年によい題材を探すために、
    アフリカと南米を旅して、
    ケープタウンで、ロドリゲスの話を聞き、
    5年かけてこの映画を作りました。
    労作で、とても見応えのある作品です。

    オスカー受賞後、監督とトーク番組に出演して歌うロドリゲス。
    カッコイイです。


    ↓マリク・ベンジェルール監督のクラフトワークのTVドキュメンタリー


    ↓同じくU2のドキュメンタリー


    ↓同じくスティングのドキュメンタリー


    $映画中毒日記『新★映画時光』ブログ版

    ロドリゲスとマリク・ベンジェルール監督


    合掌



    シュガーマン 奇跡に愛された男 DVD/
    ロドリゲス




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    『2つ目の窓』トレーラー(予告動画)河瀬直美監督
    カンヌ映画祭コンペティション部門で20日に上映
    昨日までに上映されたコンペ部門の作品の評価など








    ↓予告動画






    ここ←クリックでもう1つのトレーラーが観られます(カンヌ映画祭公式HP)

    『2つ目の窓』は7月26日より全国公開。
    WOWOWの劇場用映画レーベルWOWOW FILMSの最新作なので、
    劇場公開に先駆けて、一夜限りのプレミア放送されるそうです。
    6月1日(日)夜 10:00から、WOWOWシネマで放送。
    WOWOW加入者はいち早く見られていいですね。


    奄美大島。それは、生命のめぐる島。
    島のまわりをサンゴ礁が縁取る温暖な気候風土の中に暮らす人々が
    神とともに暮らす島。
    島に暮らす界人(かいと)は16歳。
    ここ奄美に古代から伝わる八月踊りの満月の夜、
    その月明かりのもと、海に浮かぶ溺死体を発見する。
    そんな界人の様子を見ていた同級生の杏子がいた。
    島の人の相談を受けるユタ神様として
    人々から慕われてきた杏子の母・イサは、
    大病を患っており遂に医師に余命を告げられる。
    「神様も死ぬんだね」行き場のない想いを界人にぶつける杏子。
    界人は、「神様は死なないよ」と虚勢を張るが真実味はない。
    奄美の自然の中、まだ幼いふたりは互いを思いながら、ただ寄り添う。
    一方で思春期の界人は、恋人のいる母・岬の女としての面を
    どこかで穢らわしく想っていた。
    界人はうまく言葉にできない気持ちを抱えながら、
    幼いころに離婚し東京に暮らす父に会いに行く。
    しかし、つかの間の父子の時間を過ごして
    東京から戻ってきた界人を待ち受けていたものは、母の失踪だった…。
    (公式HPより)

    監督・脚本:河瀬直美

    プロデューサー:青木竹彦
            澤田正道
            河瀬直美
    ラインプロデューサー:山本礼二
    撮影:山崎裕
    照明:太田康裕
    録音:阿尾茂毅
    美術:井上憲次
    音楽:ハシケン
    助監督:近藤有希

    キャスト:

    村上虹郎   界人
    吉永淳    杏子
    杉本哲太   徹
    松田美由紀  イサ
    渡辺真起子  岬
    村上淳    篤
    榊英雄
    常田富士男






















    この作品でデビュー、界人役の村上虹郎は、
    村上淳とUAの息子です。
    (2人は1996年から2006年まで結婚していました)


    虹郎くんはお父さん似?お母さん似?
     

     










    小さい頃






    撮影風景・記念写真






    昨年も紹介した、
    スクリーン紙のカンヌ星取表
    SCREEN AT CANNES FILM FESTIVAL
    の平均点です。

    「Mr Turner」(英)監督:マイク・リー 3.6

    「Timbuktu」(仏・マリ)監督:アブデラマン・シサコ 2.6

    「The Captive」(カナダ)監督:アトム・エゴヤン  1.6

    「Kis Uykusu:Winter Sleep(英題)」(トルコ・独・仏) 
    監督:ヌリ・ビルゲ・ジェイラン              3.5

    「Saint Laurent」(仏)監督:ベルトラン・ボネロ
    も、上映が終わりましたが評価はいま一つのようです。

    星取表の点数が高い作品が、
    必ずしも賞を取るわけではないです。
    審査員の投票は別問題なので。
    ただ、点数が余り低い作品は取りにくいです。


    アトム・エゴヤン「The Captive」監督とキャスト↑
    主演ライアン・レイノルズと妻ブレイク・ライヴリーと
    レッド・カーペットで↓





    「Saint Laurent」ベルトラン・ボネロ監督とキャスト



    レア・セドゥとギャスパー・ウリエルドキドキ




    今回のカンヌ映画祭のポスターの
    マルチェロ・マストロヤンニの真似をするジェレミー・レニエラブラブ




    昨日は『シュガーマン 奇跡に愛された男』
    マリク・ベンジェルール監督の追悼記事を書きましたが、
    トラック野郎シリーズなどの鈴木則文監督が
    15日に亡くなったとの報道もありました。
    私は大学の大先輩に当たり、
    鈴木監督は静岡県出身で娘の高校の大先輩でもありました。
    4月に初めてスクリーンでトラック野郎を見た所でした。
    愛川欣也さんが実年齢で最後のトラック野郎を撮りたいと、
    会場にみえていた脚本を担当していた澤井信一郎監督と
    (澤井監督も娘の高校の大先輩です)
    話をしたと言われていました。
    もちろん鈴木則文監督に撮ってもらいたかったでしょう。
    同年の仲間がどんどん鬼籍に入っているので、
    早くしなければと言われてました。
    菅原文太さんも80歳。愛川さんも6月で80歳です。

    鈴木則文監督も80歳でした。
    ご冥福をお祈りします。

    私の
    「トラック野郎」と愛川欣也さんのトークレポート←クリック



    『かしこい狗は、吠えずに笑う』

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    『喜劇とんかつ一代』
    1963年製作 日本映画
    東宝(東京映画)
    新文芸坐で鑑賞











    監督:川島雄三
    脚色:柳沢類寿
    原作:八住利雄
    製作:佐藤一郎 、 椎野英之
    撮影:岡崎宏三
    美術:小野友滋
    音楽:松井八郎
    録音:長岡憲治
    照明:榊原庸介
    スチル:大谷晟

    出演:

    五井久作 森繁久彌
    五井柿江 淡島千景
    田巻伝次 加東大介
    田巻おくめ 木暮実千代
    田巻伸一 フランキー堺
    遠山復二 三木のり平
    遠山琴江 池内淳子
    秀山仙太郎 山茶花究
    秀山とり子 団令子
    衣笠大陸 益田喜頓
    第二大陸おらん 都家かつ江
    第二大陸初子 横山道代
    芸者・りんご 二代目水谷八重子
    マリウス 岡田眞澄
    第八大陸千代子 原地東
    支配人・友成 村田正雄
    副コック長・椎野 中原成男
    裕ちゃん 立原博
    キヨちゃん 旭瑠璃
    シゲちゃん 勝間典子
    林園長 林寿郎
    のれん会会長・須賀 若宮忠三郎
    のれん会・編集長・野村 守田比呂也
    下谷の芸者 芝木優子
    下谷の芸者 浜田詔子
    下谷の芸者 藤本芳子
    下谷の芸者 岩倉高子
    下谷の芸者 鶴島美奈
    下谷の芸者 村上美重
    下谷の芸者 小野松枝
    下谷の芸者 紅美恵子
    下谷の芸者 野間一江

    とんかつが食えなくなったら
    死んでしまいたい~
    ヾ(@^(∞)^@)ノ


    上記は森繁久弥が歌う主題歌の一節。
    これほどのとんかつ好きではないですが、
    映画は想像以上に面白くて、
    いや~涙を流して笑ってしまいました(≧▽≦)


    フランス料理の名門店青竜軒で、
    コック長(加東大介)に腕を見込まれていながら、
    やめて、とんかつ屋とんQのおやじをしている森繁久彌。
    コック長の息子がフランキー堺で彼が秘書として付いている
    社長が益田喜頓(その妻が都家かつ江、娘が横山道代:現横山通乃)
    フランキー堺の彼女が団令子でその父が山茶花究、
    フランキー堺の義理の姉が池内淳子で、
    その夫がおかしなクロレラ研究者の三木のり平、
    おしぼりと割りばしの研究をしに来日しているフランス人青年が岡田眞澄、
    人気芸者のりんごちゃんが二代目水谷八重子、
    って書いてるとキリがないのですが超豪華。
    この人間関係が、連れ子だったり、義理の~だったり、
    かなり複雑なのにそれをまたギャグにしていて面白いし、
    見ていて混乱しないんです。
    こんなにハチャメチャで面白い
    スラップスティック・コメディ映画って、
    日本映画には珍しいのでは?
    とんかつ愛にあふれているし、
    役者さんたちも芸達者!
    東映映画マニアの皆さんはどうご覧になっているのかしら。
    川島監督の感覚は未来的で、
    今観ても古くなくてモダンです。

    お恥ずかしいですが、
    川島雄三作品は『幕末太陽傳』しか観ていませんでした。
    幕末太陽傳 デジタル修復版 DVD プレミアム・エディション/
    フランキー堺,南田洋子,左幸子





    今回の新文芸坐の特集上映は本当は全部行きたいくらいでしたが、
    『喜劇とんかつ一代』『イチかバチか』しか行けなかったので、
    すごく後悔しています。
    国立フィルムセンターで2007年に特集上映がありましたが
    またやってくれないかなァ。

    新文芸坐で気に入っているのは、
    お客さんのウケが良いこと。
    今回も声を出して笑っている人が多かったです。
    私は面白いとすぐ笑うのだけど、
    シネコンだとし~んとしていて、
    あ、まずかったと、思うことがよくあります。
    それ、気にしないでイイのは助かります。

    浜松に「幸楽」というとんかつ屋さんがあります。
    私がたまたま行った時、
    「今日は栃木県から朝一番の電車で来ました」
    という、おじ様方のグループがいて、
    う~ん、そこまでして食べにくる価値があるんだ、と驚きましたが、
    かなり有名みたいですね。
    確かにとてもおいしかったですが、
    お値段も良いので(私としては?)一度しか行けなかったです。



    この曲とっても面白いので、聴いてみてください。




    ↓このアルバムのラストの曲が「とんかつの唄」で、
     細野晴臣と鈴木慶一が歌っています。

    1959/ソギー・チェリオス(鈴木惣一朗&直枝政広)



    『とんかつ大将』も観たかったなあ。
    川島雄三監督の『イチかバチか』も観ましtが、
    これ、なんと私の実家の蒲郡でかなりロケされていました。
    (生まれる前なのですが)
    こちらはまた、書きます。

    え~カンヌ映画祭のレポートもまだやりますよ(笑)
    私の超お気に入り監督に仲間入りのグザヴィエ・ドラン監督も
    登場しましたからね~ニコニコ

    ブレナイ(←どこが?)映画中毒の大竹でした(^_^)v







    カンヌ映画祭に登場したグザヴィエ・ドラン監督
    監督までイケメン好きだって言われそう!?
    いえいえ、そんなことはないですよォ
    でも、川島雄三監督もステキ(´∀`)



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    クロエ・グレース・モレッツカンヌに登場!
    シネフォンダシオン(映画学生)部門平柳敦子監督2位受賞!














    SILS MARIA(シルスマリア) (CLOUDS OF SILS MARIA)
    オリヴィエ・アサイヤス監督に
    出演したクロエちゃん。このパンタロンスーツ可愛いですね。
    帽子もとても似合ってる。

    フォトコールには間に合わなかったクリスティン・スチュワートも、
    さすがにレッド・カーペットには登場。
    ジュリエット・ビノシュ、クリス、クロエちゃん、
    オリヴィエ・アサイヤス監督が揃いました。










    ベテラン女優がジュリエットでそのアシスタントがクリス、
    ジュリエットの出世作を新進女優のクロエちゃんが、
    新しい解釈で演じたことから、
    ジュリエットは過去の亡霊に悩まされ、
    スイスのシルスマリアにひきこもることに...
    クロエちゃんの出番は残念ながらあまり多くはないようです。
    クリスがなかなか良い演技をしているようです。
    ジュリエットの演技もよいようですが、
    主演女優賞は多分マリオン・コティヤールでしょう。

    この下は「シルスマリア」のポスターですが、
    これはフランス以外では、クリスとクロエちゃんの写真が、
    絶対に入ってくると思いますョ



    「シルスマリア」トレーラー




    そして、25歳の天才監督グザヴィエ・ドランの
    「MOMMY」の評価が高いです。
    カナダの大先輩アトム・エゴヤン監督の「The Captive」が、
    今回不評で、主演のライアン・レイノルズは
    アフターパーティーに参加せず、妻のブレイク・ライブリーが、
    慰めている姿が目撃されています。

    方やグザヴィエ・ドランは、
    スタンディング・オベーションの動画も投稿されていて、
    母気分の私はこれ見て涙ぐんでしまいましたョ。
    パルム・ドールはまだ早いにしても、
    何かの賞を取って欲しいなァ。
    ↓「MOMMY」トレーラー



    ↓これはお愛想じゃないちゃんとしたスタンディング・オベーションです。
















    今回のコンペ部門はデヴィッド・クローネンバーグ、アトム・エゴヤン、
    グザヴィエ・ドランと3人のカナダ人監督が出品しています。
    クローネンバーグ師匠の「MAPS TO THE STARS」(マップス・トゥー・ザ・スターズ)
    も評判良かったです。

    はい、やっと、平柳敦子監督の話題。
    シネフォンダション部門は世界中の映画学校の学生から、
    1631本募集があったなかから16本がエントリーされました。
    1位はアメリカのAnnie Silverstein監督「Skunk」で、
    2位が平柳敦子監督『オー・ルーシー!原題:Oh Lucy!」
    (日本・シンガポール・アメリカ合作)
    シンガポールにある
    ニューヨーク大学ティッシュ・アジア校の卒業制作作品。
    桃井かおり演じる東京に住む55歳の独身会社員が、
    英会話教室に通う中で自分と向き合う。
    6月開催の
    ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2014に出品。
    ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2012で
    『もう一回』がグランプリ&ジャパン部門優秀賞を受賞。
    アメリカで演劇の勉強をしたあと映画の世界へ。
    38歳の2児の母でもあります。




    桃井かおりの住むロサンゼルスへ行き、
    直接出演交渉をしたそうです。



    シネフォンダション部門の審査委員長は
    アッバス・キアロスタミ監督でした。



    シネフォンダション部門の監督たち
    『ナイアガラ』でエントリーされた早川千絵監督もいます


    『ナイアガラ』は予告動画がありました。

    アメリカ・バッファロー・ナイアガラ国際映画祭と
    ソウル国際女性映画祭での上映も決定してるそうです。
    (ENBUゼミナールHPより)

    さて、もうあとは画像コーナーです。
    べたべた行きます。



    迫力のアーシア・アルジェントは、
    監督作「Incompresa (Misunderstood)」をある視点部門に出品
    シャルロット・ゲンズブール、ガブリエル・ガルコ出演











    ケン・ローチ監督の「Jimmy's Hall」(ジミーズ・ホール)
    は、今ひとつ評価が伸びませんでした。
    お説教くささが強かったとの評です。
    まだまだ撮り続けると語ったケン・ローチ監督です。





    ミッドナイトスクリーニングで上映の韓国映画
    「The Target」(標的)は、
    『高地戦』『王になった男』『7番房の奇跡』などの演技派、
    リュ・スンリョン主演のハードなアクション映画です。
    リュ・スンリョン、イ・ジヌク、ユ・ジュンサン、
    チョ・ヨジョン、チョ・ウンジ出演







    クエンティン・タランティーノ監督
    『パルプフィクション』が
    Cinema De La Plage部門で上映


    ユマ・サーマンとごきげんなタラ


    明日はいよいよ受賞発表があります。
    予想は難しいですが、次回書いてみます。


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    2014第67回カンヌ国際映画祭受賞結果
    パルムドールはヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督「ウィンター・スリープ」


    夜中になうとツィッターで速報書きましたが、
    ブログ記事もUPします。

    クラッカーパルムドール ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督
     「ウィンター・スリープ」
    国際批評家連盟賞も受賞

    トルコ映画のパルムドール受賞は1982年のユマルズ・ギュネイ監督『路』
    以来の2回目。












    ↓トレーラー


    ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督(トルコ)
    「Kis Uykusu (Sommeil D'hiver/英題:Winter Sleep)」
    英題:ウィンター・スリープ(トルコ・フランス・ドイツ合作)
    ハルク・ビルギナー、デメット・アクバッグ、Melisa Sözen

    引退した俳優のエイディンはアナトリア中部で、
    小さなホテルを経営している。
    若い妻とは精神的な距離があり、
    妹は離婚後精神的に苦しんでいる。
    雪が草原を覆い、エイディンの心には鬱憤が甦る...




    デメット・アクバッグ、監督、ハルク・ビルギナー



    ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督は、
    プレゼンターのユマ・サーマンと、
    クエンティン タランティーノ監督から、
    賞を受け取り、
    「とても驚きました。全く考えていませんでした。
    何と言ったらいいのかわかりません。
    今年はトルコ映画の100周年なので、嬉しい偶然です。
    この長いプロジェクトを支えてくれたカンヌ映画祭に感謝します。
    そして審査員の皆様と
    ティエリー・フレモー(カンヌ国際映画祭総代表)
    とジル·ジャコブ(同会長)にも感謝します。
    ティエリー・フレモーとジル·ジャコブ、ありがとうございました。
    私はトルコの若者や命を失った人々に、
    このパルムドールを捧げたいと思います。
    どうもありがとうございました。」
    と、スピーチしました。(公式HPより)

    ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督は、カンヌ映画祭では、
    2002年の『冬の街』と2011年の『昔々、アナトリアで』で
    グランプリを受賞。
    2008年の『スリー・モンキーズ』で監督賞を受賞。
    日本では6作品が、東京国際映画祭などで上映されていますが、
    劇場公開はされていません。
    今回の受賞作品だけでなく、
    過去の作品も公開されるかもしれませんね。

    この作品は記者の星取表等の点数も高く、
    パルムドール受賞予想をしていた批評家やメディアも多く、
    パディーパワーのオッズでも初めから一番人気でした。
    私もパルムドールはこの作品ではないかと予想していました。


    合格グランプリ アリーチェ・ロルヴァケル監督
    「Le Meraviglie」







    アリーチェ・ロルヴァケル(イタリア)
    『Le Meraviglie』(イタリア)
    モニカ·ベルッチ、アルバ·ロルヴァケル
    サム・ルーウィック、マリア・アレキサンドラ・Lungu

    12歳のジェルソミーナの家では
    彼女が跡取りとして女王になっている。
    3人の妹たちは彼女のいいなり。
    ジェルソミーナは蜂蜜作りが上手い。
    その一家に変化が起こる...









    グランプリのプレゼンターはソフィア・ローレンでした。
    監督は家族や映画の製作に携わった人々、
    そして参加を許可してくれたティエリー・フレモーに
    温かく感謝しました。
    そして彼女はこの職業に就くにあたって
    ソフィア・ローレンが
    インスピレーションを与えてくれたとスピーチしました。
    (公式HPより)
    私はコンペ部門の全作品を紹介した時に、
    アリーチェ・ロルヴァケル監督に注目してみましょう。
    と、書きました。
    今年は女性で唯一パルムドールを受賞している、
    ジェーン カンピオン監督が審査委員長で、
    審査員の中で女性審査員が過半数を占めていて、
    これは女性監督の作品が注目されることになりそうだと
    思ったから。
    ロルヴァケル監督は、33歳の若手監督でもあるから、
    ノミネートされた意味があるだろうと。
    ところが、上映後のメディアなどの作品の評価は、
    特に高くはなく、この作品より評価が高い作品がたくさんあり、
    グランプリ受賞は意外でした。
    これはサプライズ受賞ではないでしょうか。
    河瀬直美監督より若く、
    将来性を買われた受賞ではないかな。


    クラッカー審査員賞
    「Goodbye to Language(英題)」ジャン=リュック・ゴダール監督と、
    「Mommy」グザビエ・ドラン監督

    ゴダール監督はカンヌ映画祭に出席しなかったので、
    賞は代理人に渡されました。

    ジャン=リュック・ゴダール(フランス・スイス)
    「Adieu Au Langage : Goodbye to Language」
    グッバイ・トゥー・ランゲージ(英題)(スイス)
    カメル・アブデル、ディミトリ・バジル
    ゾーイ・ブリュノ、リチャード·シュヴァリエ
    ジェシカ·エリクソン、エロイーズ・ゴデ
    アレクサンドル・パイタ

    ゴダール監督39本目の長編映画、3D映画です。
    既婚女性と独身男性が出会い、
    1匹の犬の行動も描かれています...

    ちょっと驚き(女性のヘアヌード)の映像があるトレーラーです。
    子どもは注意?



    ↓新しいトレーラー


    ベルリン、カンヌ、ベネチアの3大映画祭で、
    数々の受賞歴があるゴダール監督。
    ベルリンとベネチアでは最高賞を取っています。
    カンヌでパルムドールを取れば、
    3大映画祭の最高賞制覇となりましたが、
    今回は審査員賞でした。
    これも大御所にコンペに出品させておいて、
    何もなしではという所もあったのでは?
    ゴダール流3D映像炸裂のようです。
    ゴダール監督は83歳になりました。






    演出するゴダール監督


    はい、そして逆に今回最年少監督だった、
    天才グザヴィエ・ドランも審査員賞を受賞しました。



    プレゼンターはダニエル・ブリューリュでした。
    (いや~このコンビは私の大好きなふたりなんですよ!)
    グザヴィエ・ドランはとても興奮して
    「私は審査員の皆さんの心の広さへの感謝で気が動転しています。
    皆さんのおかげで、この仕事が、
    愛し、愛される仕事であることを実感しました。
    これは想像上の愛のお返しのようなものです。」と述べました。
    ジェーン・カンピオン監督に敬意を表し、『ピアノ・レッスン』について、
    「あなたは、素晴らしい女性の役割を、
    被害者、物としてではなく、魂をもって描きました。」と述べました。
    (公式HPより)



    ↓「Mommy」トレーラー


    グザヴィエ・ドラン監督(カナダ)
    『Mommy』マミー:原題(カナダ・フランス合作)
    アンヌ・ドルヴァル、スザンヌ・クレマン、
    アントワーヌ=オリヴィエ・ピロン
    夫と死に別れたディアーヌはシングルマザーで、
    手を焼く息子を育てている。
    ある時神秘的なな隣人が彼女たちの生活に関わるようになり...










    クラッカー監督賞 ベネット・ミラー監督「Foxcatcher」


    プレゼンターのエイドリアン・ブロディから賞を渡され、
    ベネット・ミラー監督は、
    「カンヌでのこの1週間は特別なものでした。
    ジェーン カンピオン、審査員、
    ティエリー・フレモーそしてジル・ジャコブに深く感謝申し上げます。
    この賞を作品を演じてくれた皆さんに捧げます。
    自分を信頼してくれる人たちがいるというのは素晴らしいことです。
    本当にとても満足しています。ありがとうございます。」
    と述べました。
    (公式HPより)

    ベネット・ミラー監督(アメリカ)
    『Foxcatcher』
    チャニング・テイタム、マーク・ラファロ、
    スティーヴ・カレル、シエナ・ミラー
    オリンピックの金メダリストで世界チャンピオンのレスラー、
    デーブ・シュルツ(マーク)が、アメリカの大手化学会社デュポン創業一族の跡取りで、
    統合失調症のジョン・E・デュポン(スティーヴ)により射殺された事件について、
    デーブの弟で同じくオリンピック金メダリストのレスラー、
    マーク・シュルツ(チャニング)が記した手記がもとになっています。
    昨年の8月にブログで紹介しました。
    ここ←クリックで記事へ
    アカデミー賞ノミネート候補とも言われていましたが、
    公開を延期しました。

    ベネット・ミラー監督は『カポーティ』で
    長年の友人で亡くなったフィリップ・シーモア・ホフマンが、
    アカデミー賞主演男優賞を受賞。自分も監督賞にノミネート。
    キャサリン・キーナーも助演女優賞にノミネート。
    最近では『マネーボール』でブラッド・ピット、ジョナ・ヒルが
    アカデミー賞にノミネートされましたね。
    「Foxcatcher(フォックスキャッチャー)」は、
    スティーヴ・カレル、チャニング・テイタム、
    マーク・ラファロの演技が素晴らしいとの評価で、
    男優賞はスティーヴ・カレルの予想が有力でした。
    スティーヴ・カレルか、チャニング・テイタム、
    あるいはマーク・ラファロも入れた男優陣が受賞するのでは?
    という予想もありました。
    私はスティーヴ・カレルの男優賞受賞予想をしましたが、
    外れましたョ。
    でも、この映画はアカデミー賞始め今年の賞レースに、
    必ず絡んでくるでしょうし、
    男優陣も賞レースにノミネートされるでしょう。

    ↓トレーラー









    クラッカー脚本賞 「Leviathan」アンドレイ・ズビャギンツェフ監督とOleg Negin



    アンドレイ・ズビャギンツェフ(ロシア)
    「Leviathan」レヴィアタン/英語読み:リヴァイアサン
    (ロシア)
    アレクセイ·セレブリャコフ、ウラジミール・ヴドヴィチェンコフ
    エレナLyadova

    ロシア北部のバレンツ海に面した小さな町に住む、
    主人公ニコライは妻と息子がいる。
    悪徳町長が自分の店や家を差し押さえようとするため、
    町長の汚職を証明して闘う。









    この「Leviathan」は、
    とても評価が高く、
    新しいロシアの傑作映画だとの評で、
    グランプリ受賞予想をしている所も結構ありました。
    私もグランプリ予想でした。
    脚本賞候補にも上がっていたので、
    何かの受賞はあると思いました。


    クラッカー男優賞 ティモシー・スポール マイク リー監督「Mr. Turner」



    ティモシー・スポールへの
    プレゼンターはモニカ ベルッチ。

    感動に包まれたイギリス出身の俳優、
    ティモシー・スポールはマイク・リーに感謝の意を述べました。
    ティモシー・スポールとマイク リーは33年来の旧知の仲であり、
    監督の作品に7度出演しています。
    ティモシー・スポールは白血病に苦しんでいたことを告白し、
    今も生きていられることを神に感謝しました。
    (公式HPより)

    マイク・リー監督(イギリス)
    『Mr. Turner』(イギリス)ミスター・ターナー(原題)
    ティモシー・スポール、リー・イングルビー、
    レスリー・マンヴィル、リチャード・ブレマー、
    ロジャー・アシュトン=グリフィス、
    ジェームズ·フリート、シニード·マシューズ

    風景画の第一人者の1人、イギリスを代表する画家
    ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775年 - 1851年)
    の生涯を描いた作品。



    ↓マイク・リー監督がインスパイアされたターナーの、
     シンプルな水彩画とその絵を再現したシーンの解説しています。










    この「Mr. Turner」も評価が高く、
    パルムドールは予想の所もありました。
    男優賞は「フォックスキャッチャー」のスティーヴ・カレルかなあ、
    と思っていましたが、
    「フォックスキャッチャー」は監督賞受賞したし、
    ティモシー・スポールの演技の評価も高かったので、
    (次点、対抗にしていた所も結構ありました。)
    順当な受賞でしょう。


    クラッカー女優賞 ジュリアン・ムーア

    ジュリアン・ムーアはもうカンヌにいなかったので、
    脚本家のブルース・ワーグナーが代理で受け取りました。



    デヴィッド・クローネンバーグ監督(カナダ)
    『Maps to the Stars』マップス・トゥー・ザ・スターズ(原題)
    (カナダ・アメリカ・フランス・ドイツ合作)
    ジュリアン・ムーア、ロバート・パティンソン、
    ジョン・キューザック、ミア・ワシコウスカ、
    キャリー・フィッシャー、オリヴィア・ウィリアムズ、
    サラ・ガドン、ニーヴ・ウィルソン
    ↓トレーラー


    典型的なハリウッド一家の表の顔と、
    スキャンダラスな内実、人間関係が描かれます。

    当初、ジュリアン・ムーア演じる女優ハヴァナは
    レイチェル・ワイズが、キャスティングされていました。
    ジュリアン・ムーアは運がいいですね。
    女優賞は殆どの所がマリオン・コティヤールの予想で、
    対抗にジュリアンが入ってはいましたが、
    マリオン受賞とばかり思っていて、
    記事にも書いてしまいましたf^_^;
    同じくジョン・キューザックの役を当初演じる予定だった、
    ヴィゴ・モーテンセンも出てませんが、
    クローネンバーグ作品はいつも楽しみなので、
    日本公開を待ちましょう。









    その他のオフィシャル・セレクションの受賞を
    紹介していると、
    すごく長くなるので列記しておきます。
    また作品紹介などしたいと思っていますが...

    ・短編部門
     短編パルムドール
    LEIDI 監督 Simón MESA SOTO

    ・特別事項-短編部門
     AÏSSA 監督 Clément TREHIN-LALANNE
     JA VI ELSKER (YES WE LOVE) 監督 Hallvar WITZØ
     UN CERTAIN REGARD :


    ・ある視点部門賞
     FEHÉR ISTEN (WHITE GOD) 監督 Kornél MUNDRUCZÓ

    ・審査員賞-ある視点部門
     TURIST 監督 Ruben ÖSTLUND

    ・ある視点特別賞
     THE SALT OF THE EARTH 監督 Wim WENDERS, Juliano RIBEIRO SALGADO

    ・アンサンブル賞
     PARTY GIRL 監督 Claire BURGER, Samuel THEIS, Marie AMACHOUKELI

    ・男優賞
     David GULPILIL 「CHARLIE'S COUNTRY」 監督 Rolf DE HEER


    ・CINEFONDATION (学生映画部門)
     シネフォンダシヨン第1位
     SKUNK 監督 Annie SILVERSTEIN
     シネフォンダシヨン第2位
     OH LUCY! 監督 Atsuko HIRAYANAGI(平柳敦子)
     シネフォンダシヨン同列第3位  Ex-aequo
     LIEVITO MADRE (SOURDOUGH) 監督 Fulvio RISULEO
     THE BIGGER PICTURE 監督 DAISY JACOBS

    ・GOLDEN CAMERA :カメラドール(新人賞)
     PARTY GIRL 監督 Samuel THEIS, Claire BURGER, Marie AMACHOUKELI




    今回は受賞予想記事が間に合いませんでした。
    金・土・日と東京へ行って映画を観ていましてf^_^;
    書く時間がありませんでした。
    とりあえず受賞結果の速報は、
    なうとツィッターで書いて、
    すぐにこの記事作りました。
    これから授賞式の写真も投稿されるので、
    また、今回紹介していないある視点部門の作品のことなども、
    書きたいと思っています。
    河瀬直美監督は受賞はできず残念でしたね。
    「Timbuktu」アブデラマン・シサコ監督
    「Two Days, One Night」ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督
    は、評価は高かったですが、無冠に終わりました。


    『かしこい狗は、吠えずに笑う』

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    あなたを狙う「標的型攻撃メール」や「フィッシングメール」、その手口と対策をご紹介

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    「White God (Fehér Isten)」
    (ハンガリー・ドイツ・スウェーデン合作)
    コーネル・ムンドゥルッツォ監督
    ハーゲン役で名演技のBodyとLuke(ボディとルーク)















    カンヌ映画祭は公式の賞以外にも、
    様々な賞がありますが、
    2001年から始まった「パルムドッグ」は、
    「タイムズ」(米)「ガーディアン」(英)
    「インディペンデント」(英)「テレグラフ」(英)
    「エンパイア・マガジン」(英)各紙の記者が審査して決めます。

    今年受賞したのは、ある視点部門出品で、
    ある視点賞受賞を受賞した
    「White God (Fehér Isten)」(ハンガリー・ドイツ・スウェーデン)
    監督はハンガリーのコーネル・ムンドルッツォ監督。
    この中で主役といえる犬ハーゲンを演じた、
    ボディとルークがパルムドッグを受賞。
    上の写真でボディくんにべろべろされてる人が監督です。
    女の子はリリー役のZsófia Psotta。

    この作品は女の子と犬の交流映画といえばそうですが、
    トレーラー見てもらえば分かりますが、
    『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』ならぬ
    『犬の惑星:創世記(ジェネシス)』風な
    犬アクション映画のようです。
    ハーゲンがシーザー的な役回りで。
    なかなか迫力ありそうです。
    本物の犬を使って撮影しているので、
    撮影はかなり大変だったようです。
    それにしてもハーゲン役を2匹で演じた
    ボディとルークは賢そうですね。

    ↓トレーラーとメイキング




    ↓カンヌを散歩するボディくん










    2席の審査員賞は、
    ジャン=リュック・ゴダール監督の『Goodbye to Language 3D』
    に出演のゴダール監督の愛犬Roxy Mievileが受賞。







    ↓まさにGoodbye to Language言語へのさよならって感じ!?



    スペシャル・メンションとして
    ベルトラン・ボネロ監督『Saint Laurent』の
    イヴ・サン・ローランの愛犬ムジーク。
    イヴ・サン・ローランはフレンチブルドッグの
    ムジーク(ロシア語でロシア帝政時代の農民の意味)
    を歴代飼ってとても可愛がっていました。







    ↑は生前のイヴ・サン・ローランご本人
    ↓『Saint Laurent』でギャスパー・ウリエル演じるイヴ・サン・ローラン


    ↓『Saint Laurent』ベルトラン・ボネロ監督インタビューと
     映画のシーンの動画


    この子ですが、ギャスパーと映った動画や画像は
    見つけられませんでした。





    おわびにギャスパーと監督とジェレミー・レニエの3ショット



    え~!?これじゃダメ?
    じゃあ、胸元がセクシーなドレスのレア・セドゥと一緒は?



    う~ん、私はワンコより、ギャスパー飼いたい(*⌒∇⌒*)←あほ





    クラッカー「JAUJA」リサンドロ・アロンソ監督ヴィゴ・モーテンセンドキドキ主演
    国際批評家連盟賞受賞合格


    フラッグはヴィゴが熱心なファンの
    アルゼンチン、ブエノスアイレスのサッカークラブ、
    CAサン・ロレンソ








    コンペ部門で審査員賞受賞で
    感動のグザヴィエ・ドラン監督ドキドキ




    方や賞なんかいらんと!?
    映画祭出席をドタキャンした審査員賞もう1人のゴダール監督


    久々に2日続けてTV・映画ジャンルで50位以内に入りました。
    でもこれ、完全に『X-MEN:フューチャー&パスト』バブル。
    昨年10月にあらすじなど紹介した記事の検索が多いから。
    これ公開されたら、また転落ですナ(´д`lll)



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    『春を背負って』
    2014年製作
    日本映画
    神保町一ツ橋ホールの試写会で鑑賞







    ↓予告動画



    監督: 木村大作
    製作: 石原隆
    市川南
    原作: 笹本稜平
    『春を背負って』(文藝春秋刊)
    脚本: 木村大作
    瀧本智行
    宮村敏正
    撮影: 木村大作
    音楽: 池辺晋一郎
    主題歌: 山崎まさよし『心の手紙』

    松山ケンイチ   長嶺亨
    蒼井優      高澤愛
    豊川悦司     多田悟郎
    檀ふみ      長嶺菫
    小林薫      長嶺勇夫
    新井浩文     中川聡史
    吉田栄作     工藤肇
    安藤サクラ    中川ユリ
    池松壮亮     須永幸一
    仲村トオル    朝倉隆史
    市毛良枝     高野かね
    井川比佐志    文治
    石橋蓮司     野沢久雄

    日本を代表する名撮影監督で、2009年の「劔岳 点の記」で初メガホンをとった木村大作が再び監督業に挑んだ長編作。笹本稜平の原作小説を映画化し、立山連峰を舞台に、山小屋を営む家族とそこに集う人々の人生や交流を描き出す。立山連峰で父とともに幼少期を過ごした亨は、厳格な父に反発し、金融の世界で金が金を生み出すトレーダーとして過ごしていた。しかし父が他界し、通夜のために帰省して久々に故郷の山に触れた亨は、父の山小屋を継ぐことを決意する。当初は山での生活に苦労する亨だったが、亡き父の友人でゴロさんと呼ばれる不思議な男・多田悟郎や、山中で遭難したところを父に救われたという天真爛漫な女性・愛に囲まれ、新しい人生に向き合っていく。(映画.COMより)

    木村大作監督のまたもやガチな
    体育会系山岳映画
    ヽ(゚◇゚ )ノ
    家族がテーマでもあります


    6月14日(土)より公開
    大ベテランカメラマン木村大作さんの
    監督第2作です。
    試写会で観てきました。
    この映画はどうしたって

    映画館の大スクリーン
    向けな映画


    そんなこと、お前に言われなくともワカッテル( ̄へ  ̄ 凸
    と、もう鑑賞予定に入れていらっしゃる方が多いと思います。
    はい、もうこれは映画館で観るしかないですね。
    おしまい。




    って...。




    おわりにしたいところですが、
    昨日は映画を見せてもらっただけでなく、
    こんなお土産もらいまして。
    もう少し書かないとネ。
    この前川島雄三監督の『喜劇とんかつ一代』
    の記事書きましたが、
    とんかつ和幸の食事券です。
    昨日は、アンケート回答した、
    図書券も千円も送られてきたし、ラッキー(^_^)v

    photo:01


    『劔岳 点の記』に続き、
    これは演技というより、
    体張って実地でやってるのを、
    監督もスタッフもガチで撮影してるから、
    迫力ありますよ。
    山の四季の映像は本当に美しいです。

    ただ、残念なのがドラマ部分が弱いのです。
    役者さんは、
    上記の人たち以外も、
    蛍雪二郎、島田久作、
    大石吾朗、角替和枝、仁科貴他、
    (仁科貴の「貴」という名は父川谷拓三さんが、
    鶴田浩二さんの付き人をしている時に、
    鶴田さんが命名したそうです)
    ちょこっと出てくる人たちも、
    大ベテランや信頼できる俳優で、
    ちゃらちゃらした人は一切出てきません。
    子役以外で一番若いのは池松壮亮じゃないかな。
    彼も演技派の若手ですものね。
    だから安心して観ていられます。
    主題歌は山崎まさよしだから、
    エンディングロールでずっこけたりしないし。

    でも、「みんな人生色々背負って生きている」
    という割には人間描写は急ぎ足でさらっと。
    まあ、監督が見せたいのは、
    役者が体張ってやってる姿、
    自然の壮大かつ繊細な姿なので、
    文句あるかいっ!て気迫は伝わってきます。
    物語は直球です。
    捻りもありません。
    あまりにド直球すぎて、
    ちょっと気恥ずかしいくらいですね。
    豊悦が格好良く結構人生訓をたれますよ。
    「一歩、一歩、負けないように、
    ふつうに歩けばいい。」
    「人間と煙草の共通点は、
    煙になった時に本当の価値が分かる。」
    とか。
    ちょっと格好良過ぎないか~ってこと
    たくさん話し過ぎ感もあり...
    『劔岳 点の記』より進化!?してるのは、
    女性の描かれ方かな?
    宮﨑あおいが完全に添え物だったのが、
    『害虫』コンビの蒼井優ちゃんが、
    しっかり働く山小屋の女性してる。
    (ただし、まだステレオタイプなキャラ)
    害虫 スペシャル・エディション [DVD]/宮崎あおい,田辺誠一,蒼井優


    木村監督は人間描写については、
    俳優が作った芝居より、体を張ったアクションや、
    俳優の持っている人間性で、
    見せたいのだと思います。
    登山シーンや遭難シーンなど、
    動きに迫力があるところだけでなく、
    新井くんが木工の仕事している佇まいや、
    それを黙って見守る妻役のサクラちゃんの姿など、
    セリフもないけど表現力豊かで、
    さすがと思いました。
    正直な所、各キャラクターの設定は、
    ありきたりすぎて、
    却ってリアルさを削いでいる感じもしますが...
    原作がきっとそうなのでしょう。
    (読んでいないので分かりません(>_<))
    脚本は『劔岳 点の記』と同じ3人の共同脚本で、
    前作と同じ木村大作監督、宮村敏正氏に、
    瀧本智行監督が入ってます。
    私としては小林薫さんにもう少しドラマを締めて欲しかったなァ。

    木村大作監督が『劔岳 点の記』のあと、
    企画したのは新田次郎原作の登山家・加藤文太郎の生涯を描いた
    「孤高の人」。
    冬山での過酷な撮影などの難問が山積みになり、
    この企画は中止になったそうで、残念です。
    『劔岳 点の記』よりもっとすごい映画が誕生していたかもしれません。

    孤高の人〈上〉 (新潮文庫)/新田 次郎


    孤高の人〈下〉 (新潮文庫)/新田 次郎



    ごちゃごちゃ書きましたが、
    ストーリー、ドラマ性が弱くても、
    それを補う現場にこだわった本物の映像力はありますから、
    映像の迫力を味わいたいと思われる方には、
    スクリーン鑑賞をおススメします。
    『劔岳 点の記』を越える作品とは思えないですが、
    ハードルを上げず、御覧になってみて下さい。
    監督は今回は「家族」を描きたかったそうですから。
    若い世代への応援歌映画とも言えます。


















    あまり評判よくない!?
    優ちゃんのショートカットですが、
    私は似合っていてよいと思うけどなァ



    ショートの方がシャンプーも
    お手入れもラクなんですョ





    う~ん(-"-;Aこのシーン↑
    に関してはさすがに、
    どこでやってるんですか((゚m゚;)
    むむ~これやるんだと、笑えてしまい
    困りました...







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