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10月公開鑑賞予定新作③pk/彷徨える河/フランコフォニア/手紙は憶えている/ザ・ギフト他

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10月公開鑑賞予定新作映画③



10月28日(金)29日(土)に公開される
10月下旬公開新作映画から
私が観たい作品の
予告動画、チラシ画像、あらすじなどをご紹介。


10月は月末の公開作品がたくさんあります。
これで10月公開の新作紹介は3回目になります。
25日(火)から開催の東京国際映画祭、
11月19日(土)から開催の東京フィルメックス
ラテンビート映画祭などで
集中的に鑑賞するため
一般公開の新作はいつどれだけ観れるか
分からないのですが、
観たいと思っている作品をご紹介しておきますね。

秋の理由

ウォーナーの謎のリスト

92歳のパリジェンヌ

コンカッション

彷徨える河

ザ・ギフト

戦場のメロディ

手紙は憶えている

PK
 鑑賞済み

フランコフォニア/ルーヴルの記憶

湯を沸かすほどの熱い愛






秋の理由 予告動画


『秋の理由』
2016年製作 日本映画

監督:福間健二
出演:伊藤洋三郎
佐野和宏
趣里
寺島しのぶ
佐藤寿保
瀬々敬久
サトウトシキ
いまおかしんじ

石井隆監督の一連の作品などで知られる伊藤洋三郎と、
咽頭癌で声帯を失いながら、
奇跡の復活を果たした俳優で映画監督の佐野和宏が
ダブル主演を務める異色作。
詩人としても活躍する福間健二監督が、
狂気にかられる主人公を中心に、
錯綜する男女の感情を描き出す。
主演のふたりのほかも趣里、寺島しのぶと実力派揃い。
その競演に注目が集まる。

シン・ゴジラと映画の規模が違うけど
映画監督たちが出演しています。






ウォーナーの謎のリスト 予告動画


『ウォーナーの謎のリスト』
2016年製作 日本映画

監督:金高謙二

第2次世界大戦期に、敵国感情を超えて
戦火から日本の文化財を守ろうとした
アメリカ人美術家ラングトン・ウォーナーの、
知られざる奔走に迫ったドキュメンタリー。
『疎開した40万冊の図書』で
戦時下の蔵書の保護を追った金高謙二監督が、
再び文化の保護にスポットを当てる。
混乱の中でも人道主義を貫いた人々の思いが、
切実に伝わってくる。








92歳のパリジェンヌ 予告動画


『92歳のパリジェンヌ』
原題:LA DERNIERE LECON
2015年製作 フランス映画

監督:パスカル・プザドゥー
出演:サンドリーヌ・ボネール
マルト・ヴィラロンガ
アントワーヌ・デュレリ
ジル・コーエン
グレゴアール・モンタナ
ザビーネ・パコラ

92歳の誕生日を迎え、
尊厳死という重い選択をした老女と、
困惑しながらもその思いを受けとめようとする
家族の人間模様を見つめていく。
いつか誰もが迎えるであろう“人生の幕引き”
というテーマを、温かく前向きに探求した。

昨年からこのテーマの映画を何本も観てる。
自分としては腑に落ちる作品に
まだ出会えていない。この映画はどうかな。






コンカッション 予告動画


『コンカッション』
原題:CONCUSSION
2015年製作 アメリカ映画

監督:ピーター・ランデズマン
出演:ウィル・スミス
アレック・ボールドウィン
アルバート・ブルックス
デヴィッド・モース
ルーク・ウィルソン

『パークランド―ケネディ暗殺、真実の4日間』の
ピーター・ランデズマン監督が、
ウィル・スミスを主演に迎えた医療ドラマ。
ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の
選手の慢性外傷性脳症(CTE)を最初に発見した
実在の医師ベネット・オマルの訴えと、
事実を受け入れられないNFLの実態を描き出す。

これ実話ベースなんですが
脚色に気になる点があるので確認したいです。
ウィル・スミスのアカデミー賞狙い作品だったけど
無視られて怒ってたのコレです。






彷徨える河 予告動画


『彷徨える河』
原題:EL ABRAZO DE LA SERPIENTE
2015年製作
コロンビア=ベネズエラ
=アルゼンチン合作映画

監督:シーロ・ゲーラ
出演:ヤン・ベイヴート
ブリオン・デイビス
アントニオ・ボリバル・サルバドール
ニルビオ・トーレス
ヤウエンク・ミゲ

京都ヒストリカ国際映画祭で
『大河の抱擁』のタイトルで上映され、
2016年アカデミー賞外国語映画賞にも
ノミネートされたコロンビア映画。
20世紀初頭にアマゾン奥地に
足を踏み入れた探検家の手記を基に、
先住民のマジックリアリズム的な世界観を幻想的に描く。
監督はVariety誌から
“最も注目すべき10人“に選ばれたシーロ・ゲーラ。

これは見たかった作品で楽しみです。






ザ・ギフト 予告動画


『ザ・ギフト』
原題:THE GIFT
2015年製作 アメリカ映画

監督:ジョエル・エドガートン
出演:ジェイソン・ベイトマン
レベッカ・ホール
ジョエル・エドガートン
アリソン・トルマン

ひと組の夫婦のもとに執拗に
プレゼントを贈り続ける
謎の男の恐怖を描いたサイコスリラー。
ジョエル・エドガートンが本作で映画監督デビューを果たし、
脚本・製作のほか自ら謎の男を演じている。


↑ブロードウェイ・ミュージカル来日版
「キンキーブーツ」のこの記事で
映画版はジョエル・エドガートンが主役だったため
この『ザ・ギフト』の紹介を書きました。
2017年アカデミー賞の予想も書きました。
ジョエル・エドガートンは
ジェフ・ニコルズ監督の
今年のカンヌ映画祭コンペ部門に出品された
「Loving」(原題:ラヴィング)で
1960年代に異人種間の結婚を禁止する法律と闘った
ラヴィング夫妻の夫リチャードを演じています。
この役でジョエル・エドガートンは
2017年アカデミー賞主演男優賞に
ノミネートされるでしょう。
といったことを上記の記事に書いているので見てネ。






戦場のメロディ 予告動画


『戦場のメロディ』
2015年製作 韓国映画

監督:イ・ハン
出演:イム・シワン
コ・アソン
イ・ジュニク
パク・スヨン
イ・ヒジュン

韓国の人気グループ、ZE:Aのメンバーで、
『弁護人』など俳優としても活躍している
イム・シワンが主演を務めた戦争ドラマ。
朝鮮戦争真っ只中の1952年を背景に、
孤児たちで結成された児童合唱団の澄んだ歌声が
人々の心を癒やしていく様を映し出す。
戦争の悲惨さや子供たちのたくましさといったテーマを
喜怒哀楽豊かなタッチで描き上げる。






『手紙は憶えている』予告動画


『手紙は憶えている』
原題:REMEMBER
2015年製作 
カナダ=ドイツ合作映画

監督:アトム・エゴヤン
出演:クリストファー・プラマー
マーティン・ランドー
ブルーノ・ガンツ
ユルゲン・プロホノフ
ハインツ・リーフェン
ディーン・ノリス
ヘンリー・ツェニー

カナダの世界的巨匠として知られる
アトム・エゴヤン監督によるサスペンス劇。
70年前に起きたアウシュヴィッツのホロコーストを背景に、
認知症間際にいる老人の人生の最期をかけた復讐を描き出す。

『手紙は憶えている』は
下にリンクした『白い沈黙』の記事で紹介したけど
誰も覚えてないですよねェ(^o^;)
丁度1年前の記事です。
これも昨年のヴェネチア映画祭コンペ作品でした。

『白い沈黙』感想アトム・エゴヤン監督
ライアン・レイノルズ主演。
美少女行方不明のエゴヤン流迷宮で胸騒ぎ
←クリック






『PK』予告動画


『PK』鑑賞済み
原題:PK
2014年製作 インド映画

出演:アーミル・カーン
アヌシュカ・シャルマ
スシャント・シン・ラージプート
サンジャイ・ダット
ボーマン・イラニ
ソウラブ・シュクラ
パリークシト・サーハニー
ランビール・カプール

監督:ラージクマール・ヒラニ

日本でも異例のロングランヒットを記録した
インド映画『きっと、うまくいく』の
ラージクマール・ヒラニ監督と、
主演のアーミル・カーンが再タッグを組んだ
ヒューマン・ドラマ。
神様を探している謎の男を中心に、
世界中で巻き起こる社会問題にもメスを入れた衝撃作だ。
人生に悩む現代人の心に響く、
笑いと感動が詰まった物語に仕上がっている。

インドで歴代興行収入1位だった
『きっと、うまくいく』を
この作品が1位を更新しました。
やっと日本でも公開。
既に試写会で見ました。
私は『きっと、うまくいく』を
超えた傑作と思います。
2016年のマイベストエンタメ映画です。
予告動画も見ずに鑑賞してみると
良いかもしれません。






『フランコフォニア/ルーヴルの記憶』予告動画


『フランコフォニア/ルーヴルの記憶』
原題:FRANCOFONIA
2015年製作 
フランス=ドイツ=オランダ合作映画

監督:アレクサンドル・ソクーロフ
出演:ルイ=ドー・ド・ランクザン
ベンヤミン・ウッツェラート
ヴィンセント・ネメス
ジョアンナ・コータルス・アルテ
アンドレイ・チェルパノフ
ジャン=クロード・ケア
声優:アレクサンドル・ソクーロフ
フランソワ・スメスニー
ピーター・ロンツェック

フランスが世界に誇る
ルーヴル美術館の歴史を描いた壮大な映像叙事詩。
ロシアの鬼才アレクサンドル・ソクーロフが
『エルミタージュ幻想』に続いて
歴史的な美術館を題材にとり、
“美“と“戦争“のヨーロッパ史を見つめる。
過去と現在を往来する自由な展開や、
美術品を捉えた映像の息を飲むほどの美しさなど、
随所にソクーロフの才気が感じ取れる。

エルミタージュ美術館の中で
収蔵品の現物を使い
90分ワンカット、
しかも過去と現在を行き来したり
幻想や夢が入り混じったりするという
驚異的な作品『エルミタージュ幻想』
もうこんな作品はないだろうと思っていたけど
今度はなんと舞台はルーブル。
昨年のヴェネチア映画祭コンペ部門出品作。
ローリー・アンダーソンの
『ハート・オブ・ドッグ 
犬が教えてくれた人生の練習』も同じくで、
今月日本公開。
ソクーロフ監督は
「エルミタージュ美術館、ルーヴル美術館、
プラド美術館、大英博物館で、
アートフィルムを連作で撮ることが私の夢だった。
我々の依頼に対して、
ルーヴル美術館の管理部門が
熱心に対応してくれたことは喜ばしいことだった。」
と、語っています。(公式サイトより)
プラド美術館、大英博物館は熱心じゃなかった!?
実現して欲しいけど。
先ずは『フランコフォニア』を
やっと観れることが嬉しい。
私はソクーロフも
アレクセイ・ゲルマンも好きです。
1~2本観ての判断で
評論家しか褒めないといった説を
真に受けて自分で観て確かめないのは
映画の世界への間口を狭めてしまうので
注意した方がいいです。
少なくとも世界的に評価されている監督、
名匠、巨匠と呼ばれる人の作品を
簡単に一蹴しているのを信じるのはどうかと思います。








湯を沸かすほどの熱い愛 予告動画


『湯を沸かすほどの熱い愛』
2016年製作 日本映画

監督:中野量太
出演:宮沢りえ
杉咲花
篠原ゆき子
駿河太郎
伊東蒼
松坂桃李
オダギリジョー

自主制作『チチを撮りに』が
国内外の映画祭で評価された
中野量太監督の長編デビュー作で、
宮沢扮する大きな母性を持った“おかあちゃん“が、
余命宣告を受け、
絶対にやっておくべき4つのことを実行していく姿を描く。

私の『チチを撮りに』の記事←クリック
には
「あんた何様?」なんてコメントが来ましたよ。
酷評などしたわけでもないのに。
熱心なファンがいるのかな。
コワイ、コワイ。
何様だろ、私?(^o^;)
がん患者を描く作品については
実体験から厳しくなってしまうし、
積極的に観たくはない気分が続いています。
でもこの映画は多分観ると思います。



この記事の映画情報はぴあ映画生活
各映画の公式サイトを参照しました。


今週劇場鑑賞した映画

『永い言い訳』

『歌声にのった少年』

『ダゲレオタイプの女』

『太陽の蓋』

『ソング・オブ・ラホール』

『だれかの木琴』
東陽一監督、常盤貴子、池松壮亮
舞台挨拶とQ&A



鑑賞した映画の短評は↓

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に鑑賞後随時投稿しています。
ぜひ読んで下さい。
毎週月曜日に「なう」への投稿が
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