「シネマ★アジア」5号 2004年映画時光バックナンバー
ニキ・ド・サンファル展
(国立新美術館)
MOMATOコレクション
特集藤田嗣治、
全所蔵作品展示
(国立近代美術館)
今日は国立新美術館の
ニキ・ド・サンファル展、
国立近代美術館の
MOMATOコレクション
特集藤田嗣治、
全所蔵作品展示
へ行きました。
ニキは大好きで大規模な企画展へは2回目
ドキュメンタリー映画
『ニキ・ド・サンファル 美しい獣』(1998年)
も公開当時観ています。
今回も楽しみにしていたので
前売り券を買いましたが、
結局会期末に行くことに(^o^;)
ニキの特にナナ以降の作品を観ると
元気が出ます。
藤田嗣治特集は映画の公開にも合わせて。
65歳以上は無料だって。
本音では学生無料にして欲しいです。
映画に出てきた作品も展示があり、
また映画の記事と合わせて書きたいです。
映画時光のバックナンバーは採録ですが、
私のイラストをアップにしました。f^_^;
スクール・オブ・ロック/ジョゼと虎と魚たち/ほえる犬は噛まない
反則王/ミトン/エレファント
「映画時光」バックナンバーをUPしました。
(シネマ★アジア通信2004年初秋号)
読んでください。
今、シネマイーラの会報に連載している
イラスト&コラムは
「新★映画時光」です。
その前に 「シネマ★アジア通信」 に、
「映画時光」を連載していました。
シネマイーラは前は浜松東映劇場でした。
東映時代に東映のプログラム上映が終わった夜や、始まる朝早くに、
上映会をする自主上映会がいくつかありました。
(自主上映会にも歴史があるのですが、説明はまたの機会に)
「シネマ★アジア」は2004年~08年春に活動していました。
秋に東映劇場が閉館し、
シネマイーラのオープンは08年12月です。
実は「シネマ★アジア」の事務局をしてみえた田中 久仁一さんが、
08年の2月に急逝されましたので「シネマ★アジア」の活動は休止になりました。
私は田中さんから会報の連載コーナーに「映画時光」と題をつけて戴き、
イラスト・エッセイを描いていました。
「映画時光」の名は、台湾の侯 孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の「珈琲時光」
珈琲時光 [DVD]/
一青窈,浅野忠信,萩原聖人
に、ちなんだ名で、ほっとできるようなコーナーにしてほしいと言われていました。
そんなコーナーになっていたかどうか自信はありませんが...(;^_^A
イーラの会報に連載が始まる時、田中さんにつけてもらった、
「映画時光」の名前を活かしたいと考え「新★映画時光」にしました。
今回ご紹介するのは、私が初めてイラストを描いた
シネマ★アジア通信の2004年初秋号です。
「映画時光」のコーナーが始まったのは、この次の号からです。
文と構成は田中さんで、イラストと手書きのコメントが私です。
私のコメントの字は、
小さくて読めないと思いますが、
今回はとりあえず、この状態でUPさせてください。
今読むと、ちょっと懐かしい作品を取り上げています。
↑ごめんなさい。ちょっと傾いてしまいましたm(_ _ )m
読んでくださってありがとうございます
反則王 [DVD]/
ソン・ガンホ,チャン・ジニョン,パク・サンミョン
↓『反則王』 トレーラー
『反則王』
1999年製作 韓国映画
キム・ジウン監督
主演:ソン・ガンホ
スクール・オブ・ロック スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]/
ジャック・ブラック,ジョーン・キューザック,マイク・ホワイト
↓『スクール・オブ・ロック』予告動画
『スクール・オブ・ロック』
2003年製作 アメリカ映画
リチャード・リンクレイター監督
主演:ジャック・ブラック
ミトン (通常版) [DVD]
↓『ミトン』予告動画
『ミトン』
1967年製作 ソビエト映画
ロマン・カチャーノフ監督
ジョゼと虎と魚たち Blu-ray スペシャル・エディション/
妻夫木聡,池脇千鶴,上野樹里
↓『ジョゼと虎と魚たち』予告動画
『ジョゼと虎と魚たち』
2003年製作 日本映画
犬童一心監督
主演:妻夫木聡、池脇千鶴
ほえる犬は噛まない [DVD]/
ペ・ドゥナ,イ・ソンジェ
↓『ほえる犬は噛まない』 トレーラー
『ほえる犬は噛まない』
2000年製作 韓国映画
ポン・ジュノ監督
主演:ペ・ドゥナ、イ・ソンジェ
エレファント デラックス版 [DVD]/
ジョン・ロビンソン,アレックス・フロスト,エリック・デューレン
↓『エレファント』トレーラー
『エレファント』
2003年製作 アメリカ映画
ガス・ヴァン・サント監督
出演:ジョン・ロビンソン、
アレックス・フロスト、エリック・デューレン
深呼吸の必要 [DVD]/香里奈,谷原章介,成宮寛貴
↓『深呼吸の必要』予告動画
『深呼吸の必要』
2004年製作 日本映画
篠原哲雄監督
出演:香里奈、谷原章介
長澤まさみ、成宮寛貴
金子さやか、久遠さやか
大森南朋
★今週観た映画
『SAINT LAURENT/サンローラン』
先行企画だったが後発のジャリル・レスペール監督版が
イブ・サンローラン財団公認を得ため
こちらは却って自由に過激に作られた。
イブの苦悩にフォーカス。
ジャック・ド・バシャールもフィーチャー。
レスペール監督版の上品な本格派伝記とは明らかに違う別物。
こちらもギャスパー・ウリエルはじめキャストが好演なので
見る価値ありますよ。
『さようなら』
物語は深くて暗くて重い。
終末感漂う圧倒的な映像力。
見たことあるような景色なのに
光が寂寥感、終末感、SF感を出している。
いつしかアンドロイドのレオナ視点で
情景を見ていることに気付く不思議な体験をした。
『パリ3区の遺産相続人』
予想してたより重いドラマだった。
登場人物たちの抱えてきた人生の暗い秘密が
じわじわと分かってくる展開。
ケヴィン・クライン、マギー・スミス、
クリスティン・スコット・トーマスの
円熟の演技で見せる
パリでの大人の人間模様。
『カミーユ、恋はふたたび』
ひょんなことから40歳の自分のまま
16歳当時にタイムスリップ。
周りには若い自分が見えているらしい。
16歳の時に亡くなった母はまだ生きているから、
なんとか助けたい。
20歳の愛人との暮らしを選び、
自分と離婚する夫とも
高校時代と同様に出会う。
コメディーです。面白くて笑えます。
そして着地が甘くない所がまたいいのです。
泣ける話じゃないかもだけど、
私は涙がこぼれてしまった。(苦笑)
人生の辛酸を舐めてきた
40代以上の女性は特にグッとくると思う。(笑)
80年代に青春だった人は感慨ひとしおでしょう。
監督・脚本・主演のノエミ・ルヴォヴスキが
とっても味があります。
主人公は40歳の設定だけど、
50歳くらいに見えちゃって...
ルヴォヴスキ監督64年生まれでした。
いや~、同世代でした。(^o^;)
私の20歳の娘も観て面白かったと言っているので、
年代関係なく楽しめる作品としておススメします。