8月公開鑑賞予定新作映画その4
★2015年8月29公開作品から
私が観たい作品の
予告動画、チラシ画像、あらすじなどをご紹介。
『僕たちの家に帰ろう』
『しあわせへのまわり道』
『わたしに会うまでの1600キロ』
『懲罰大陸★USA』
『バレエボーイズ』
『薩チャン 正ちゃん 戦後民主的独立プロ奮闘記』
『僕たちの家に帰ろう』
↓『僕たちの家に帰ろう』予告動画
原題:家在水草豊茂的地方
2014年製作 中国映画
監督・脚本・編集・美術:リー・ルイジュン
出演:タン・ロン
グオ・ソンタオ
バイ・ウェンシン
グオ・ジェンミン
マ・シンチュン
多民族国家中国の中で、
わずか1万4千人しか存在しないという
少数民族ユグル族の幼い兄弟が、
中国北西部河西回廊の大自然を横切って
両親のもとに帰ろうとするロードムービー。
母親に会いたいという一心で始まった旅が、
滅びゆく民族や文化へと哀惜や、
発展の代償として生じた
環境破壊の問題を浮かび上がらせる。
両親が放牧する土地を求め、
より奥地の草原に移住しているため、
兄のバーテルは祖父のもとで暮らし、
弟アディカーは学校の寮に住んでいる。
兄は弟が母親の愛情を独り占めしていると思い込み、
弟は兄ばかりが目をかけられていると感じ、
互いに嫉妬し合っている。
夏休みが来ても父が迎えに来なかったことから、
アディカーは拗ねる兄バーテルを説得して
父母を探すため、2人きりの旅に出る。
広大な砂漠をラクダにまたがり、
干上がってしまった河の跡を道しるべに、
ひたすら荒野をたどって行く―。
痩せて枯れてしまった大地、
見捨てられた廃村、そして崩壊した遺跡、
回廊の変わりゆく風景は、
光り輝いた土地が工業化のために消滅し、
伝統が新しい社会へと変貌していく様を
まざまざと見せつける。
そして、いつしか2人の旅は、
彼ら《ユグル族》としての
アイデンティティーの探求へと変わっていく…。
(公式HPより)
今年32歳のリー・ルイジュン監督の作品。
近年こういった地味でも味がある小品の
中国映画の公開が減っているので、
楽しみにしている作品です。
『しあわせへのまわり道』
↓『しあわせへのまわり道』
↓「Learning to Drive」公式トレーラー
原題:Learning to Drive
2014年製作 アメリカ映画
監督:イサベル・コイシェ
出演:パトリシア・クラークソン
ベン・キングズレー
ジェイク・ウェバー
グレース・ガマー
サリター・チョウドリー
アヴィ・ナッシュ
サマンサ・ビー
マット・サリンジャー
ダニエラ・ラベンダー
実体験を綴ったエッセイの映画化である本作は、
陽光きらめく夏のニューヨークを舞台に、
突如結婚生活が破綻した主人公ウェンディの
哀歓を飾りたてることなく描き出す。
偶然出逢った"教官"ダルワーンとの会話には
機知とユーモアが満載。
落ち込んで凝り固まった
ウェンディの心がいつしかほぐれてゆく。
(公式HPより)
『死ぬまでにしたい10のこと』(03)
『あなたになら言える秘密のこと』(05)
『エレジー 』(08)
などのイサベル・コイシェ監督作品です。
『エレジー 』(08)でベン・キングズレーと
パトリシア・クラークソンは共演しています。
ベン・キングズレーが長い俳優人生で
ベッドシーンを演じましたね。(ペネロペ・クルス、
パトリシアと)
シネコンでの上映なので後回しにしてるうちに
すぐに上映回数が減る、
上映が終わってしまう。とならないといいけど。
『わたしに会うまでの1600キロ』
↓『わたしに会うまでの1600キロ』予告動画
↓「Wild」公式トレーラー
原題:Wild
2014年製作 アメリカ映画
監督:ジャン=マルク・ヴァレ
出演:リース・ウィザースプーン
ローラ・ダーン
トーマス・サドスキー
ミキール・ハースマン
ギャビー・ホフマン
キーン・マクレー
ケヴィン・ランキン
W・アール・ブラウン
気軽な山歩きの経験すらないのに、
何のトレーニングもせず、
1600キロ踏破に挑んだ女性がいる。
アメリカ西海岸を南北に縦断する自然歩道
パシフィック・クレスト・トレイルという
過酷なコースを歩いたシェリル・ストレイドだ。
彼女がその途方もない体験をまとめ、
世界を驚きと称賛で包んだベストセラーの映画化。
リース・ウィザースプーンが主演女優賞、
ローラ・ダーンが助演女優賞、
に、それぞれ今年のアカデミー賞でノミネートされた。
『ダラス・バイヤーズクラブ』のジャン=マルク・ヴァレ監督。
これもシネコン上映なので、
後回しにしてるうちに見そびれる可能性もあるかなァ...
注意しようとは思ってます。
『バレエボーイズ』
↓『バレエボーイズ』予告動画
原題:BALLETGUTENE
2014年製作 ノルウェー映画
監督:ケネス・エルヴェバック
出演:ルーカス・ビヨルンボー・ブレンツロド
シーヴェルト・ロレンツ・ガルシア
トルゲール・ルンド
北欧・ノルウェーの首都、オスロで
プロのバレエダンサーを目指す3人の少年—
ルーカス、トルゲール、シーヴェルト。
男子はめずらしいバレエの世界で、
ひたむきにレッスンに打ち込む。
時にはふざけ合いながらも厳しい練習に耐え、
お互い切磋琢磨していたが、
ある日ルーカス1人だけが
名門ロンドン・ロイヤル・バレエスクールから招待を受け、
3人は人生の分かれ道の選択を余儀なくされる。
12歳から16歳というもっとも多感な4年間に、
危うくもしっかり未来を見据えひたむきに
夢に向かって踊り続けるバレエボーイズ。
躍動感溢れる映像に、
彼らのきらめく一瞬一瞬が刻まれていく
ドキュメンタリー映画。
(公式HPより)
バレエのドキュメンタリー映画は、
なるべく観るようにしています。
ダンサーたちの鍛錬の様子を見ると
背筋が伸びる思いをするからです。
思いだけじゃだめなんだけど(^o^;)
『懲罰大陸★USA』
↓『懲罰大陸★USA』
原題:PUNISHMENT PARK
1971年製作 アメリカ映画
監督:ピーター・ワトキンス
日本では『傷だらけのアイドル』(67年)で知られる、
BBC出身のイギリスの映像作家、
偽ドキュメンタリーの巨匠、ピーター・ワトキンスの
超問題作が40年以上の時を経て遂に日本初上陸。
ワトキンス監督がアシスタントとして参加した、
世界的に疑似ドキュメントの傑作と評されている
歴史改変SF戦争映画『イギリスは占領された!?』
(64年/監督:ケヴィン・ブラウンロー/トニー・リチャードソンが出資)
同様、強烈なインパクトを放つ作品であり、
けっして気分の良くなるエンタテインメント作品ではない。
1970年、ベトナム反戦運動の激化を背景に、
ニクソン大統領はマッカラン国内治安維持法を発令、
アメリカ政府は反政府的・危険分子とみなした者たちを
一方的に拘束している。
州刑務所および連邦刑務所の収容キャパシティが超える中、
拘束された者たちは一方的な裁判にかけられ、
二者択一の選択を迫られる。
求刑通りの懲役を全うするか、
カリフォルニアにある「ベアーマウンテン国立お仕置公園」にて
人間狩りの標的として3日間を過ごすか-。
(公式HPより)
この映画は
≪日本初公開!世界のどす黒い危険な闇映画≫第3弾。
第4弾が、
9月12日公開の
ニール・ヤングが監督した
『ヒューマン・ハイウェイ』です。
2本とも新宿シネマカリテのレイトショー公開。
終わる時間が遅いと帰って来られないので...
観たいのだけど、観れるかナア。
『薩チャン 正ちゃん ~戦後民主的独立プロ奮闘記~』
↓『薩チャン 正ちゃん ~戦後民主的独立プロ奮闘記~』予告動画
監督:池田博穂
1950年代から60年代にかけ、
業界を独占していた大手映画会社との
労働争議で解雇された映画人たちが
自分たちのプロダクション「独立プロ」を作って
数々の名作を世に送り出した。
そんな時代を代表する監督・山本薩夫と今井正を中心に、
当時を知る関係者の貴重なインタビューや
彼らの代表作のシーンを織り交ぜ、
“独立プロの黄金期“を描き出す渾身のドキュメンタリー。
これは新宿ケイズシネマでの上映です。
前売り券が1000円なので買ってあります。
独立プロの特集上映作品も、
この前売り券が使えて、
リピーターサービスが何回でも使えて千円です。
全国共通前売り券で特集上映でも使えます。
今決まっているのは下記の劇場↓
名古屋 シネマスコーレ 9月5日~9月25日
大阪 シネ・ヌーヴォ 9月12日~10月2日
京都 京都みなみ会館 10月3日~10月16日
横浜 シネマジャック&ベティ 今秋
神戸 元町映画館 今秋
福岡 中洲大洋劇場 11月14日~11月28日
独立プロの映画最近新文芸坐で、
『真空地帯』『雲ながるる果てに』観ましたよ。
『この国の空』『陸軍登戸研究所』など
戦争関連映画も観ていて、今後も観ます。
結局4回に分けて紹介した私の8月公開鑑賞予定新作映画ですが、
まだ、紹介した8月公開新作の中からは
3本しか観ていないという...!(´Д`;)
でも、8月の鑑賞本数は昨日までで21本になってます...
このところ鑑賞は名画座に偏りがちなんです。
記事にしていない観た映画がどんどんたまっていますヽ(;´ω`)ノ
マーロン・ブランドとネコ( Φ ω Φ )ジィー