『ポケットの中の握り拳』シネマヴェーラ。マルコ・ベロッキオ監督1965年の26歳のデビュー作。鬱屈した性格の主人公のアレッサンドロは盲目の母親を崖から突き落とし障碍のある弟は風呂に沈める。家族、宗教という既存の価値観への破壊衝動が描かれたアンモラルな作品で、傑作だそうだけど...
6/22 0:27
『我らの生活』シネマヴェーラ。三男の出産で子ども3人を残して妻に先立たれた男が立ち直るまで。マンションの下請け仕事で外国人不法労働者を雇用し、資金もヤバイ筋から借りて窮地に陥るがお国柄かの家族の絆に救われる。子ども達、外国人労働者がリアル。少し甘めな着地だろうけど個人的には好き。
6/22 0:56
ブログを更新しました。『ターナー/イタリアは呼んでいる/100歳の華麗なる冒険/トレヴィの泉で二度目の恋を/ボッカチオ'70/我らの生活/ポケットの中の握り拳/キューブリック4作他』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12042073496.html
6/24 0:06
『コングレス未来学会議』新宿 シネマカリテ。作品中で飲むとロビン・ライトのキャラクターを自由に操作できる新薬が開発されるけど、映画を観てると自分の実存が怪しくなる感覚が薬なしでナチュラルに楽しめてとても面白かった!本当にホドロフスキーのDUNEを監督して欲しいアリ・フォルマン。
6/27 0:45
ブログを更新しました。読みに来て下さい。『コングレス未来学会議 感想 レムの原作をアリ・フォルマン監督が実写とアニメの融合世界で大胆に翻案。今年のマイベスト上位入り作品です。』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12043581825.html
6/28 4:51
『エンリコ4世』1984年マルコ・ベロッキオ監督マルチェロ・マストロヤンニ、クラウディア・カルディナ―レ。20年前に仮装行列で落馬し頭を打ち自分をエンリコ四世と思い込んだ男。彼を治そうと精神科医と元カノが来る。実は彼は狂っていなかった。意外性に説得力を持たせるマルチェロの演技力。
6/28 23:37
『グローリー 明日への行進』エイヴァ・デュヴァネイ監督。1965年セルマでのキング牧師と全国から集まった人々の闘いを力強く描く。黒人女性監督作品がアカデミー賞受賞するのはヒラリーが大統領になるより難しいのが現実か。好演だけどキング牧師はじめ主要な役の俳優が英国人なのも気になる所。
6/28 23:51
『雪の轍』ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督。昨年のカンヌ映画祭パルムドール受賞作。3時間16分の長い会話劇に引き込まれた。チェーホフ、ドストエフスキーの小説がベースにあるが知らなくても問題ない。どの登場人物からも人間の精神性が露わになる普遍性を感じて心がヒリヒリする。充実の長丁場。
6/28 23:59
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