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Channel: 映画時光 eigajikou
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エレファント・ソング/追憶と、踊りながら/朝食、昼食、そして夕食/0.5ミリ/百円の恋先週の感想

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『エレファント・ソング』
『追憶と、踊りながら』
『朝食、昼食、そして夕食』
『0.5ミリ』
『百円の恋』
『お引越し』
『夏の庭 The Friends』
『アドバンスト・スタイル』

6月1日~7日に観た映画の短評








↓『エレファント・ソング』予告動画


↓トレーラー


『エレファント・ソング』
原題:ELEPHANT SONG
2014年カナダ映画
横浜シネマジャック&ベティで鑑賞

監督:シャルル・ビナメ
出演:グザヴィエ・ドラン
ブルース・グリーンウッド
キャサリン・キーナー
キャリー=アン・モス
コルム・フィオール
ガイ・ネイドン

ニコラス・ビヨンの戯曲の映画化。
原作では1980年代の設定が60年代に変えてある。
精神病院院長のブルース・グリーンウッドに、
失踪したローレンス医師の患者のグザヴィエ・ドランが絡む心理戦。
ミステリーというよりは心理的な駆け引きに重点のある会話劇。
ストーリーに乗れたら楽しめると思う。
世界のシネフィルの人気者グザヴィエ・ドランが、
演技に集中して熱演なので
ファンは必見でしょう。

私は設定やストーリーに
「えっ!?」それはちょっとないんじゃないの?
という突っ込み所に気を取られてしまい、
(院長隙あり過ぎでしょとか)
イマイチ物語に乗れなくて...
もう一度見直す予定。

ブルース・グリーンウッドと言えば
私はアトム・エゴヤン監督作品なんだけど、
『スタートレック』って紹介してあるなあ。
キャサリン・キーナーは好演ですが、
キャリー=アン・モスは気の毒な役。
ドランの子ども時代を演じたイーサン・ボルダックが
とても可愛いです。









↓『追憶と、踊りながら』予告動画



『追憶と、踊りながら』
原題:LILTING
2014年イギリス映画
横浜シネマジャック&ベティで鑑賞

監督:ホン・カウ
出演:ベン・ウィショー
チェン・ペイペイ
アンドリュー・レオン
モーヴァン・クリスティ
ナオミ・クリスティ
ピーター・ボウルズ

カンボジア生まれロンドンで活躍する
ホン・カウ監督の初長編作。
息子カイ(アンドリュー・レオン。美青年!)
を亡くしたチェン・ペイペイを老人ホームに訪ねる
息子の恋人ベン・ウィショー。
言葉が通じない2人を繋ぐのはカイの思い出と
李香蘭の「夜来香」。
切なくも美しい佳品。

ショウ・ブラザーズ伝説のアクションスター
チェン・ペイペイが、
イギリスに渡ったカンボジア系中国人の
孤独で頑固な初老の女性を
自然な素晴らしい演技と存在感で見せてくれます。
ベン・ウィショーは好きなので、
出演作は大体観ています。
最近観た『0の未来』も変わった役でしたが、
『追憶と、踊りながら』では、
恋人を事故で亡くした青年を、
ナチュラルかつ繊細に演じています。
ゲイをカミングアウトしている
彼にぴったりな役という感じ。
この作品はとても気に入っているので、
1本でレビュー書きたいと思っています。







アクションスター時代のチェン・ペイペイ


↓羅維(ロー・ウェイ)監督「鐵娃」(Kung Fu Girl)1973年
チェン・ペイペイ主演。宍戸錠共演。
ジャッキー・チェンが初めて武術指導した作品。









↓『朝食、昼食、そして夕食』予告動画



『朝食、昼食、そして夕食』
原題:18 COMIDAS
「ラテン!ラテン!ラテン!Action Inc.が
届けたラテン映画10年間の軌跡。」
新宿ケイズシネマで鑑賞
2010年スペイン・アルゼンチン合作映画

舞台はスペイン巡礼終点の街
サンティアゴ・デ・コンポステラ。
一日の食事に絡めて様々な人間模様が綴られる群像劇。
近年観た群像劇の中では抜群に良かった!
『苺とチョコレート』へのオマージュシーンもお楽しみ。
主演・製作・音楽担当のルイス・トサルによる
音楽も素敵!
この作品は自分的にすごくツボでした。
サンティアゴ・デ・コンポステラの
朝食、昼食、夕食の食卓に繰り広げられる
老若男女の人々の群像劇。
登場人物たちの人間関係とそれぞれのドラマが
絶妙に繋がっていて、
かつ、ひとつひとつのドラマに芳醇な味があって、
本当に素敵な映画を観たなあと大満足だったんですよ。
この作品もちゃんと書きたい1本。
「ラテン!ラテン!ラテン!Action Inc.が
届けたラテン映画10年間の軌跡。」
で上映された17本中、
観られなかったのは3本で、
その3本は劇場で販売していた
DVDを購入しました。
これを観て、
今回の特集上映のまとめをしたいなあ。







『0.5ミリ』安藤桃子監督
『百円の恋』武正晴監督
キネカ大森2本立で鑑賞。
体調悪い時期に見逃した2本やっと鑑賞。
安藤桃子監督『カケラ』は半径5メートル系映画で
特に好きじゃなかったけど本作は力作!
メッセージ性も説得力のあるドラマで観せて素晴らしい!
サクラと名優たちの演技に見入って長さを感じず。
『百円の恋』は、
サクラの女優魂、根性見せつけられた。







相米慎二監督の名作2本。
『お引越し』
『夏の庭 The Friends』
シネマヴェーラ渋谷2本立て。
これは、↓の記事に書いたので読んで下さい。

「相米慎二を育てた男 プロデューサー伊地智啓の仕事」
光る女、反逆のメロディー、
太陽を盗んだ男、お引越し、夏の庭
←クリック







↓『アドバンスト・スタイル そのファッションが、人生』予告動画


『アドバンスト・スタイル そのファッションが、人生』
原題:ADVANCED STYLE
監督:リナ・プライオプライト
原案・製作:アリ・セス・コーエン

ニューヨークの60歳以上の
個性的なファッションをしている
オシャレな女性たちを紹介した
人気ブログが発端のドキュメンタリー映画。
とても個性的で工夫されたファッションが
登場する女性たちの素敵な生き様を表している。
自分も、もっと自由に大らかに生きたいと思った!


以上が、先週観た8本。
理想は1本ずつ記事を書くことなのだけど、
全然できてないし、
月曜日にUPされる「なう」のまとめ記事は、
あまり読んでもらえないみたいなので(苦笑)
同じような内容ですがとりあえずまとめてみました。
ツィッターと「なう」には、
観た映画全部の感想を同じ内容で投稿してるけど、
ツィッターの方が反応たくさんもらえます。
先週だと『追憶と、踊りながら』
『朝食、昼食、そして夕食』の投稿に
反応が多かったです。
昨年の秋から今年の春まで
ガン闘病で見逃した作品が多く、
WOWOWで録画して時々見ているのだけれど、
なかなか進まず、録画がどんどん貯まってるヽ(;´Д`)ノ
私は劇場鑑賞にこだわりがあるので、
DVD鑑賞、録画鑑賞は自分的には映画を観たという
ことにはしておらず、
ブログ記事も基本的に書きません。
劇場鑑賞分もちっとも書けてないのに、
家で見たものまでとても無理(^o^;)
来月でブログが3周年。
今までずっとできていなかった、
劇場鑑賞した作品のレビューを1本ずつ全部書くことを、
どうしたらできるか考えています。
記事の書き方をドラスティックに変えようかなとか...
考えがまとまるまで、
とりあえずこのところやっている、
今回のようなまとめスタイルででも、
観た作品について書いておきたいなと思います。










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