2014年第67回カンヌ国際映画祭コンペ部門出品作品
昨日のブログで今年のカンヌ映画祭のレポートはしないよ~ん。
と書いたとたんに、昨日コンペ部門、ある視点部門などの
出品作品が発表されましたよ。
私のブログを読んで下さる数少ない読者の皆さんは、
あまり興味のないことと思います...
洋画の新作紹介ってホント反応ないしネ。
今公開している映画の感想書いた方が、
コメントももらえると分かっていますが、
まあ、サクッと紹介しておきますね。
コンペティション部門には19作品が出品されます。
見た所、常連さんや、
審査員経験者や実績のある監督が殆どですね。
代表作などを書いていきますね。
オリヴィエ・ダアン監督(フランス)
『Grace of Monaco』オープニング作品
ニコール・キッドマン、ティム・ロス、フランク・ランジェラ他
日本公開は10月の予定です。
オリヴィエ・ダアン監督は、
昨日の記事にも書いた『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』で
マリオン・コティヤールがセザール賞、
アカデミー賞、ゴールデングローブ賞などの主演女優賞を受賞しました。
エディット・ピアフ 愛の讃歌 [Blu-ray]/
マリオン・コティヤール,シルヴィー・テスチュー,パスカル・グレゴリー
![]()
アトム・エゴヤン監督(カナダ)![ニコニコ]()
『The Captive』
ライアン・レイノルズ、スコット・スピードマン、
ロザリオ・ドーソン、
ケヴィン・デュランド(今日はホントは彼が出ていた、
『フルートベール駅で』書く予定だった)
誘拐された娘を探す父親の話でスリラーです。
むむ?『プリズナー』?
『スウィート ヒアアフター』(1997)で、
カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ受賞。
これはサラ・ポーリーの演技が印象に残る、
重厚な作品です。
スウィート ヒアアフター デラックス版 [DVD]/サラ・ポーリー,イアン・ホルム,ブルース・グリーンウッド
![]()
オリヴィエ・アサイヤス監督(フランス)![ニコニコ]()
『Clouds of Sils Maria』
ジュリエット・ビノシュ、クリスティン・スチュワート、
クロエ・グレース・モレッツ
↓クリスティンのボクサーショーツの下に
黒のTバックショーツが見えちゃってるよん(〃∇〃)
という、ど~でもイイ!?動画
オリヴィエ・アサイヤス監督は大好きな監督です。
『クリーン』(2004)では元妻のマギー・チャンが、
カンヌ映画祭女優賞受賞。この映画は私のお気に入り。
クリーン [DVD]/
マギー・チャン,ニック・ノルティ,ベアトリス・ダル
![]()
アサイヤス監督の今の妻は、
『あの夏の子供たち』が
2009年第62回カンヌ映画祭ある視点部門特別賞を受賞した、
監督、女優のミア・ハンセン=ラヴ。
あの夏の子供たち [DVD]/
キアラ・カゼッリ,ルイ=ドード・ランクザン,アリス・ド・ランクザン
![]()
ベネット・ミラー監督(アメリカ)
『Foxcatcher』
チャニング・テイタム、マーク・ラファロ、
スティーヴ・カレル、シエナ・ミラー
オリンピックの金メダリストで世界チャンピオンのレスラー、
デーブ・シュルツ(マーク)が、アメリカの大手化学会社デュポン創業一族の跡取りで、
統合失調症のジョン・E・デュポン(スティーヴ)により射殺された事件について、
デーブの弟で同じくオリンピック金メダリストのレスラー、
マーク・シュルツ(チャニング)が記した手記がもとになっています。
昨年の8月にブログで紹介しました。
アカデミー賞ノミネート候補とも言われていましたが、
公開を延期しました。
カンヌに出品してきましたね。
↓トレーラー
ベネット・ミラー監督は『カポーティ』で
友人の亡くなったフィリップ・シーモア・ホフマンが、
アカデミー賞主演男優賞を受賞。
自分も監督賞にノミネート。キャサリン・キーナーも助演女優賞にノミネート。
最近では『マネーボール』でブラッド・ピット、ジョナ・ヒルが
アカデミー賞にノミネートされましたね。
フィリップ・シーモア・ホフマンも友情出演的に出てました。
カポーティ [DVD]/
フィリップ・シーモア・ホフマン,キャサリン・キーナー,クリフトン・コリンズJr
![]()
マネーボール [DVD]/
ブラッド・ピット,ジョナ・ヒル,フィリップ・シーモア・ホフマン
![]()
河瀬直美監督(日本)
『2つ目の窓』
7月26日(土)公開
村上虹郎、吉永淳
杉本哲太、松田美由紀
渡辺真起子、村上淳
榊英雄、常田富士男
16歳の少年と少女が主人公の奄美大島が舞台の物語。
主演の村上虹郎(にじろう)は、
村上淳と歌手のUAの息子。
デビュー作は親子共演となりました。
河瀬監督は1997年『萌の朱雀』で
第50回カンヌ国際映画祭カメラ・ドール(新人監督賞)受賞。
2007年第60回カンヌ映画祭で『殯の森』がグランプリ受賞。
2009年第62回カンヌ国際映画祭で、
映画祭に貢献した監督に贈られる「金の馬車賞」を、
女性、アジア人として初めて受賞。
昨年は日本人映画監督として初めてコンペ部門の審査員を務めました。
まさにカンヌ映画祭で世界の河瀬の名声を得てきました。
最高賞パルムドールの受賞を狙っているでしょう。
審査委員長がジェーン・カンピオンで、
女性監督作品は他に
アリーチェ・ロルヴァケル『Le Meraviglie』(イタリア)
今年はアジア勢が他にトルコ(微妙なアジア)の
ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督『Winter Sleep』だけ。
作品の完成度が高ければ、
パルムドール狙えるのかも!?
↓コンペに出品が決まり意気込みを語る河瀬監督
むむ~、こんな有名監督ばかりだから、
ここまででもう記事が長くなってしまいましたよ(゚_゚i)
ぜんぜんサクッといきません(;^_^A
まだ、14作品もあるのに。
もう一旦やめます。
残りも豪華な面々です↓
ジャン=リュック・ゴダール『Goodbye to Language』
トミー・リー・ジョーンズ『The Homesman』
ケン・ローチ『Jimmy's Hall』
アンドレイ・ズビャギンツェフ『Leviathan』
アリーチェ・ロルヴァケル『Le Meraviglie』
デヴィッド・クローネンバーグ『Maps to the Stars』
グザヴィエ・ドラン『Mommy』
ベルトラン・ボネロ『Saint Laurent』
ミシェル・アザナヴィシウス『The Search』
マイク・リー『Mr. Turner』
アブデラマン・シサコ『Timbuktu』
ダルデンヌ兄弟『Two Days, One Night』
ダミアン・シフロン『Wild Tales』 Damian Szifron
ヌリ・ビルゲ・ジェイラン『Winter Sleep』
★ある視点部門への出品
マリー・アマシューケリ、クレール・ブルジェ、サミュエル・シース
『Party Girl』(オープニング作品)
ジェシカ・ハウスナー『Amour fou』
パスカル・フェラン『Bird People』
マチュー・アマルリック『The Blue Room』
ロルフ・デ・ヒーア『Charlie’s Country』
ジュライ・ジュン『Dohee-ya』
ネッド・ベンソン『Eleanor Rigby』
ジュライ・ジュン『Dohee-ya』
ワン・チャオ『Fantasia』
カレン・ヤダヤ『Harcheck mi headro』
ジェイミー・ロサレス『Hermosa juventud』
アーシア・アルジェント『Incompresa』
リサンドロ・アロンソ『Jauja』
ライアン・ゴズリング『Lost River』
リサンドロ・アロンソ『Jauja』
フィリップ・ラコート『Run』
ヴィム・ヴェンダース、ジュリアノ・リベイロ・サルガド『The Salt of the Earth』
アンドリュー・ヒューム『Snow in Paradise』
カヌ・ベール『Titli』
ルーベン・オストランド『Tourist』
個人的に、個性的な作品が集まる「ある視点部門」のラインナップの方が
興味深かったりします。
マチュー・アルマリック、アーシア・アルジェントと、
実績のある有名俳優兼監督も出品してますが、
ライアン・ゴズリングが初監督作品を出品しました。
シアーシャ・ローナン、クリスティーナ・ヘンドリックス、
エヴァ・メンデスほか出演のファンタジー・スリラー『Lost River』です。
コンペ部門にはハリウッド・スターの大先輩
トミー・リー・ジョーンズも出品していますが、
ライアン・ゴズリング俳優業休業で、
脚本も書いた初監督作品の出来栄えはいかに?
(今年公開予定のテレンス・マリック監督新作には出演済みです)
その他コンペティション外部門の話題作↓
チャン・イーモウ『Coming Home』
ディーン・デュボア『ヒックとドラゴン2』
出品作品の紹介、残りはどうしようかなァ。(;^_^A
書いていない映画の感想もたまりまくってるしヽ(;´ω`)ノ
★名古屋シネマテーク
4月19日(土)~25日(金)
読んで下さってありがとうございました
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昨日のブログで今年のカンヌ映画祭のレポートはしないよ~ん。
と書いたとたんに、昨日コンペ部門、ある視点部門などの
出品作品が発表されましたよ。
私のブログを読んで下さる数少ない読者の皆さんは、
あまり興味のないことと思います...
洋画の新作紹介ってホント反応ないしネ。
今公開している映画の感想書いた方が、
コメントももらえると分かっていますが、
まあ、サクッと紹介しておきますね。
コンペティション部門には19作品が出品されます。
見た所、常連さんや、
審査員経験者や実績のある監督が殆どですね。
代表作などを書いていきますね。
オリヴィエ・ダアン監督(フランス)
『Grace of Monaco』オープニング作品
ニコール・キッドマン、ティム・ロス、フランク・ランジェラ他
日本公開は10月の予定です。
オリヴィエ・ダアン監督は、
昨日の記事にも書いた『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』で
マリオン・コティヤールがセザール賞、
アカデミー賞、ゴールデングローブ賞などの主演女優賞を受賞しました。
エディット・ピアフ 愛の讃歌 [Blu-ray]/
マリオン・コティヤール,シルヴィー・テスチュー,パスカル・グレゴリー
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アトム・エゴヤン監督(カナダ)
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『The Captive』
ライアン・レイノルズ、スコット・スピードマン、
ロザリオ・ドーソン、
ケヴィン・デュランド(今日はホントは彼が出ていた、
『フルートベール駅で』書く予定だった)
誘拐された娘を探す父親の話でスリラーです。
むむ?『プリズナー』?
『スウィート ヒアアフター』(1997)で、
カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ受賞。
これはサラ・ポーリーの演技が印象に残る、
重厚な作品です。
スウィート ヒアアフター デラックス版 [DVD]/サラ・ポーリー,イアン・ホルム,ブルース・グリーンウッド
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オリヴィエ・アサイヤス監督(フランス)
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『Clouds of Sils Maria』
ジュリエット・ビノシュ、クリスティン・スチュワート、
クロエ・グレース・モレッツ
クリスティン、ウエストがないですが!?
クロエちゃんも出てるのダ!
↓クリスティンのボクサーショーツの下に
黒のTバックショーツが見えちゃってるよん(〃∇〃)
という、ど~でもイイ!?動画
オリヴィエ・アサイヤス監督は大好きな監督です。
『クリーン』(2004)では元妻のマギー・チャンが、
カンヌ映画祭女優賞受賞。この映画は私のお気に入り。
クリーン [DVD]/
マギー・チャン,ニック・ノルティ,ベアトリス・ダル
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アサイヤス監督の今の妻は、
『あの夏の子供たち』が
2009年第62回カンヌ映画祭ある視点部門特別賞を受賞した、
監督、女優のミア・ハンセン=ラヴ。
あの夏の子供たち [DVD]/
キアラ・カゼッリ,ルイ=ドード・ランクザン,アリス・ド・ランクザン
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ベネット・ミラー監督(アメリカ)
『Foxcatcher』
チャニング・テイタム、マーク・ラファロ、
スティーヴ・カレル、シエナ・ミラー
オリンピックの金メダリストで世界チャンピオンのレスラー、
デーブ・シュルツ(マーク)が、アメリカの大手化学会社デュポン創業一族の跡取りで、
統合失調症のジョン・E・デュポン(スティーヴ)により射殺された事件について、
デーブの弟で同じくオリンピック金メダリストのレスラー、
マーク・シュルツ(チャニング)が記した手記がもとになっています。
昨年の8月にブログで紹介しました。
アカデミー賞ノミネート候補とも言われていましたが、
公開を延期しました。
カンヌに出品してきましたね。
↓トレーラー
ベネット・ミラー監督は『カポーティ』で
友人の亡くなったフィリップ・シーモア・ホフマンが、
アカデミー賞主演男優賞を受賞。
自分も監督賞にノミネート。キャサリン・キーナーも助演女優賞にノミネート。
最近では『マネーボール』でブラッド・ピット、ジョナ・ヒルが
アカデミー賞にノミネートされましたね。
フィリップ・シーモア・ホフマンも友情出演的に出てました。
カポーティ [DVD]/
フィリップ・シーモア・ホフマン,キャサリン・キーナー,クリフトン・コリンズJr
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マネーボール [DVD]/
ブラッド・ピット,ジョナ・ヒル,フィリップ・シーモア・ホフマン
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河瀬直美監督(日本)
『2つ目の窓』
7月26日(土)公開
村上虹郎、吉永淳
杉本哲太、松田美由紀
渡辺真起子、村上淳
榊英雄、常田富士男
16歳の少年と少女が主人公の奄美大島が舞台の物語。
主演の村上虹郎(にじろう)は、
村上淳と歌手のUAの息子。
デビュー作は親子共演となりました。
河瀬監督は1997年『萌の朱雀』で
第50回カンヌ国際映画祭カメラ・ドール(新人監督賞)受賞。
2007年第60回カンヌ映画祭で『殯の森』がグランプリ受賞。
2009年第62回カンヌ国際映画祭で、
映画祭に貢献した監督に贈られる「金の馬車賞」を、
女性、アジア人として初めて受賞。
昨年は日本人映画監督として初めてコンペ部門の審査員を務めました。
まさにカンヌ映画祭で世界の河瀬の名声を得てきました。
最高賞パルムドールの受賞を狙っているでしょう。
審査委員長がジェーン・カンピオンで、
女性監督作品は他に
アリーチェ・ロルヴァケル『Le Meraviglie』(イタリア)
今年はアジア勢が他にトルコ(微妙なアジア)の
ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督『Winter Sleep』だけ。
作品の完成度が高ければ、
パルムドール狙えるのかも!?
↓コンペに出品が決まり意気込みを語る河瀬監督
むむ~、こんな有名監督ばかりだから、
ここまででもう記事が長くなってしまいましたよ(゚_゚i)
ぜんぜんサクッといきません(;^_^A
まだ、14作品もあるのに。
もう一旦やめます。
残りも豪華な面々です↓
ジャン=リュック・ゴダール『Goodbye to Language』
トミー・リー・ジョーンズ『The Homesman』
ケン・ローチ『Jimmy's Hall』
アンドレイ・ズビャギンツェフ『Leviathan』
アリーチェ・ロルヴァケル『Le Meraviglie』
デヴィッド・クローネンバーグ『Maps to the Stars』
グザヴィエ・ドラン『Mommy』
ベルトラン・ボネロ『Saint Laurent』
ミシェル・アザナヴィシウス『The Search』
マイク・リー『Mr. Turner』
アブデラマン・シサコ『Timbuktu』
ダルデンヌ兄弟『Two Days, One Night』
ダミアン・シフロン『Wild Tales』 Damian Szifron
ヌリ・ビルゲ・ジェイラン『Winter Sleep』
★ある視点部門への出品
マリー・アマシューケリ、クレール・ブルジェ、サミュエル・シース
『Party Girl』(オープニング作品)
ジェシカ・ハウスナー『Amour fou』
パスカル・フェラン『Bird People』
マチュー・アマルリック『The Blue Room』
ロルフ・デ・ヒーア『Charlie’s Country』
ジュライ・ジュン『Dohee-ya』
ネッド・ベンソン『Eleanor Rigby』
ジュライ・ジュン『Dohee-ya』
ワン・チャオ『Fantasia』
カレン・ヤダヤ『Harcheck mi headro』
ジェイミー・ロサレス『Hermosa juventud』
アーシア・アルジェント『Incompresa』
リサンドロ・アロンソ『Jauja』
ライアン・ゴズリング『Lost River』
リサンドロ・アロンソ『Jauja』
フィリップ・ラコート『Run』
ヴィム・ヴェンダース、ジュリアノ・リベイロ・サルガド『The Salt of the Earth』
アンドリュー・ヒューム『Snow in Paradise』
カヌ・ベール『Titli』
ルーベン・オストランド『Tourist』
個人的に、個性的な作品が集まる「ある視点部門」のラインナップの方が
興味深かったりします。
マチュー・アルマリック、アーシア・アルジェントと、
実績のある有名俳優兼監督も出品してますが、
ライアン・ゴズリングが初監督作品を出品しました。
シアーシャ・ローナン、クリスティーナ・ヘンドリックス、
エヴァ・メンデスほか出演のファンタジー・スリラー『Lost River』です。
コンペ部門にはハリウッド・スターの大先輩
トミー・リー・ジョーンズも出品していますが、
ライアン・ゴズリング俳優業休業で、
脚本も書いた初監督作品の出来栄えはいかに?
(今年公開予定のテレンス・マリック監督新作には出演済みです)
その他コンペティション外部門の話題作↓
チャン・イーモウ『Coming Home』
ディーン・デュボア『ヒックとドラゴン2』
出品作品の紹介、残りはどうしようかなァ。(;^_^A
書いていない映画の感想もたまりまくってるしヽ(;´ω`)ノ
『かしこい狗は、吠えずに笑う』
25歳衝撃の才能![ビックリマーク]()
渡部亮平監督応援しています![ビックリマーク]()
ぜひ、お近くの映画館にリクエストして下さい![ビックリマーク]()
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渡部亮平監督応援しています
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ぜひ、お近くの映画館にリクエストして下さい
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★名古屋シネマテーク
4月19日(土)~25日(金)
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