5月2日(木)に『しあわせカモン』上映終了後、
主演の鈴木砂羽さんの舞台あいさつがあります
※5月2日(木)までの上映です。
18:05~20:05
『しあわせカモン/ジャンキーな母親を鈴木砂羽が壮絶熱演!「第1回お蔵出し映画祭」でグランプリ受賞!』←ここをクリックで紹介記事が読めます
『戦争と一人の女』
5月18日(土)~5月31日(金)
5月19日(日)プロデューサー寺脇研さんと
井上淳一監督の舞台あいさつがあります
『ひまわり~沖縄は忘れない あの日の空を~』
4月27日(土)~5月17日(金)
予告はこちら↓
監督:及川善弘
出演:長塚京三
須賀健太
能年玲奈
福田沙紀
鈴木裕樹
1959年6月、米軍機が沖縄県石川市に墜落し、
宮森小学校の学童11人を含む17人が犠牲となった
「宮森事件」を題材にした人間ドラマ。
2004年8月、米軍ヘリが沖縄国際大学に墜落した。
52年前、宮森事件に遭遇し、
友人の死を目の当たりにした過去を持つ良太は、
再び米軍機墜落の現場を目撃したことで、
胸中にかつての悲劇がよみがえる。
一方、大学のゼミで宮森事件について調べはじめた良太の孫・琉一は、
事件の傷跡がいまだに遺族の心を苦しめていることを知る。
(映画COM.より)
この作品については、21日の記事でも紹介しました。
主人公良太には、ダンディーな名優長塚京三、
良太の孫琉一役は『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズで
古行淳之介役の須賀健太。
琉一の彼女にNHK朝ドラ「あまちゃん」主演「じぇ!じぇ!じぇ!」
で人気の能年玲奈。
『火天の城』『津軽百年食堂』『劇場版SPEC』シリーズの福田沙紀が教師役。
人気俳優が、この真面目な社会問題を扱う作品で熱演しています。
丁度、4月28日に東京で行われる「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」に、
沖縄から批判の声が上がっていることが話題になっています。
なぜ、沖縄から批判の声が上がるのか、
ぜひ、この映画を観て考えて戴きたいです。
もちろん、人気俳優の演技を観てみたいって理由でも、
どうぞご覧ください
今日の毎日新聞朝刊「記者の目」に良い記事がありましたので、
少し長くなりますが、ご紹介します。
地位協定再考の契機に
[4月28日 沖縄「屈辱の日」]
井本義親 那覇支局
サンフランシスコ講和条約が発効した1952年4月28日を記念して
政府が28日に東京で開く「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」に対し、
条約発効で一時日本から切り離されて米軍統治となった沖縄から
批判の声が上がり続けている。
沖縄でこの日は「屈辱の日」とも呼ばれる。
怒りの底流には、在日米軍に裁判権などで特権を与えた
不平等な日米地位協定に苦しめられ、
本土復帰した今も主権を制限され続けているとの思いがある。
本土と沖縄の歴史認識の差異で片付けず、
日本全体が抱える今の課題をそこに読み取るべきだ。
今年の「4・28」は、主権回復の意味と、
地位協定のあり方を改めて間い直す契機としたい。
「地位協定改定という沖縄の願いは実現していない。
式典が開かれ、全ての主権が回復されたかのような印象が広がれば、
本土と沖縄の距離がまた遠くなる気がする」。
基地で働く米軍属(米国籍民間人)が2011年1月に起こした死亡事故で
友人を失った同県中城村の専門学校生、新垣翔士さん(22)の心境は複雑だ。
地位協定が壁となり「公務中」を理由に米軍属は不起訴になったが、
新垣さんらが協定改定を求める署名活動を実施し、
沖縄で抗議の声が高まった。
あわてた日米両政府は同年11月に運用改善で合意して米側の同意があれば、
日本で裁判の実施を可能にした。
だが米軍属は起訴されたものの裁量権は米側に残り、
新垣さんは「根本的解決は改定しかないと今も思う」と話す。
記憶に残る言葉「苦しみ今も」
昨年の本土復帰40年の取材に吉元政矩元副知事が語った言葉は記憶に残る。
吉元氏は「本土復帰とは、米軍の圧政から逃れて人権を尊重する
日本国憲法下での生活を勝ち取ることを意味していた。
しかし地位協定があるために、今も苦しみが続く」と述べた。
「諸悪の根源との感すらあり、沖縄が治外法権的空間になっている」(仲丼真弘多知事)
と評される地位協定は在日米軍人・軍属の法的地位を定める。
公務外の事件事故は日本に裁判権があるが、
先に米側が身柄を押さえた場合、原則日本側には起訴後にしか身柄は引き渡されない。
事件事故を起こした米軍人・軍属が基地に逃げ込んだりする度に問題化している。
04年に普天間飛行場(宣野湾市)隣の沖縄国際大に
米軍ヘリコプターが墜落した時は地位協定の付属事項で
保障された「財産」の権利を盾に米軍が現場を封鎖。
沖縄県警は事故直後、現場検証できなかった。
結局、炎上した機体は米軍が撤去した。
講和条約と旧日米安保条約、
そして地位協定の前身の日米行政協定は同じ日に発効した。
吉元氏は「切り捨てられた沖縄からすれば、講和による独立より、
協定のもとに占領軍の米軍の存続が合法化された日だ」ととらえている。
「改定が必要」認識の共有を
そして地位協定は沖縄に限った問題ではない。
例えば、本土でも低空飛行訓練を実施するオスプレイ。
沖縄国際大大学院の前泊博盛教授は「もし本土で墜落事故が発生すれば、
沖国大の時のように米軍が現場を封鎖し機体を持ち去るだろう。
地位協定があるがゆえに米軍は日本のどこでも
自由に活動できる事実を知るべきだ」と語る。
主権を考える上では、法政大の本間浩名誉教授の言葉も強く印象に残る。
昨秋に沖縄本島で発生した帰宅途中の女性が、
米兵2人から襲われた集団強姦致傷事件の取材の中で、
本間氏は「戦勝国の米国と敗戦国の日本の間で結ばれた地位協定は不平等が前提だ。
もう米側に平等な協定を求めるべきだ」と述べた。
沖縄県は改定を政府に求め続けるが、
60年の締結以来、運用改善はあっても改定は一度もない。
安倍晋三首相は憲法改正の
必要性を強調するが、主権が大切ならば、
議論が待ったなしなのは協定改定ではないか。
自民の県議も「安倍首相はかつて『戦後レジームからの脱却』を掲げたが、
地位協定はまさに戦後レジームのはずだ。
協定改定に手が付けられない現実に対し
沖縄の怒りや悲しみがあることに気付いているのだろうか」と困惑する。
専門家の中には協定改定が実現できないのは
日本側の長年の対米追従姿勢が原因との指摘があるが
「改定が必要」との認識が国民に共有されていないのも一因だと思う。
今こそ、全国的な議論が必要だ。
2013 ・4 ・26
アメブロブロガーで日本映画に詳しいsakuさん「一期一映」 sakuの映画日記
の映画を観ての感想の記事をご紹介させていただきます。
↓この下青字の行クリックで読めますのでどうぞ
【頑張れ日本映画2013年春映画~ひまわり~沖縄は忘れない あの日の空を~】
沖縄復帰40周年記念作品 沖縄 戦争 ジェット機墜落 米軍基地
こんな 題材なんですが 心地良さは最高でした。
『人生ブラボー』
4月27日(土)~5月10日(金)
予告はこちら↓
監督:ケン・スコット
出演:パトリック・ユアール
ジュエリー・ルブルトン
アントワーヌ・ベルトラン
ドミニク・フィリー
マーク・ベランジェ
イゴール・オヴァディ
ダヴィッド・ミッシェル
パトリック・マルタン
ダヴィッド・ジゲー
サラ=ジャンヌ・ラブロッス
パトリック・ラベ
2011年にカナダのケベック州で最大の興行成績を記録し、
数多くの映画祭で高評価を集めて
アメリカでのリメイクも進んでいる人間ドラマ。
ひょんなことから自分が533人もの父親であることを
知らされた精子提供者の男が、
自分の“子供“のひとりであるサッカーのスター選手をたずねたことから、
人生を見つめなおしていく様を爽やかに描く。
ダヴィッドは42歳の独身男性だが
精子提供を通じて533人もの子どもの“父親“であると告げられ、
さらに142人の子どもから身元開示の裁判を起こされていると知る。
裁判の準備を続けるうち、
彼は応援しているサッカーチームの選手が息子であると知り……。
(ぴあ映画生活より)
―ハリウッドでのセルフリメイクはいかがでしたでしょうか。
ここは絶対に変えたくない要素、
逆にこういったものにチャレンジしたという点があれば教えてください。
また、カナダでの制作活動とどのように違いましたか?
ケン・スコット
「アメリカでオリジナルを鑑賞した観客の反応は非常に良いものでした。
リメイクの際にコメディとドラマのバランスを変えたくない
というのはドリームワークスも理解してくれましたし、
好きにやらせてくれました。
そこにアメリカの文化的要素が加わっているので、
よりアメリカの観客もなじみやすい作品に仕上がっていると思います」
(ムービーエンターより)
というわけで、今年10月にケン・スコット監督、
セルフ・ハリウッド・リメイク作品「Delivery Man」がアメリカで公開予定です。
もう、ポスプロに入っています。
ヴィンス・ボーンなどが出演しています。
『人生ブラボー!』はケベック映画なのでフランス語。
ハリウッドは英語でハリウッド・スター使ってリメイクしないと気が済まない(笑)
ドリームワークス作品だからと言って日本公開されるか分からないし、
ハリウッド・リメイクは内容が薄くなるの法則がありますから、
ここは、オリジナルをしっかり楽しみたいですね
日本では、ちゃんと字幕が読めますからね
『アイ・コンタクト もう1つのなでしこジャパン ろう者女子サッカー』
5月3日(金)~5月10日(金)
※5月3日(金)からの上映です。
予告はこちら↓
監督:中村和彦
'09年夏に台北で開催された第21回夏季デフリンピック(ろう者のオリンピック)
に初出場した、
ろう者女子サッカー日本代表チームを追ったスポーツ・ドキュメンタリー。
選手は高校生から社会人までのサッカー経験も豊富なさまざまなメンバー。
予選リーグの試合風景と共に、
選手たちの本音、両親の率直な意見を織り交ぜて、
カメラを意識しない自然な表情を映し出していく。
(ぴあ映画生活より)
5月3日から、8日間の限定上映です。
選手は10代から30代まで、高校生から社会人の女性たち。
2011年のFIFA女子ワールドカップ出場の「なでしこジャパン」チームより、
一足早く、世界的な舞台で活躍した女子選手たちのドキュメンタリーです。
爽やかな感動を呼びそうですね。ぜひご覧ください
4月27日(土)から東京などで公開される
作品の中から、
今後シネマイーラで公開される作品のご紹介
『戦争と一人の女』
5月18日(土)~5月31日(金)
5月19日(日)プロデューサー寺脇研さんと
井上淳一監督の舞台挨拶があります
予告はこちら↓
監督:井上淳一
企画・統括プロデューサー:寺脇研
プロデューサー:片嶋一貴
原作:坂口安吾
脚本:荒井晴彦
出演:江口のりこ
永瀬正敏
村上淳片
柄本明
高尾祥子 他
坂口安吾の小説「戦争と一人の女」「続戦争と一人の女」
を映画化した官能文芸ドラマ。
太平洋戦争末期から終戦後の東京を舞台に、
時代に翻弄された男女の交錯する運命を描く。
(映画com.より)
『17歳のエンディングノート』
7月6日(土)~7月19日(金)
予告はこちら↓
監督:オル・パーカー
出演:ダコタ・ファニング
ジェレミー・アーバイン
パディ・コンシダイン
オリビア・ウィリアムズ
カヤ・スコデラーリオ
ダコタ・ファニングが余命を宣告された少女を演じる青春ドラマ。
若くして余命を宣告された少女テッサは引きこり生活を送っていたが、
17歳になり、いよいよその時が迫っていることを悟る。
仕事を辞めて治療法探しにのめり込む父親や
現実を受け止められない母親をよそに、
テッサは親友とともに「お酒を飲む」「セックス」など
危険な「TO DOリスト」を作成。残りの人生を精いっぱい生きようと決める。
そんな時、隣に引越してきた青年アダムに恋をしたことから、
テッサは生きることの意味を考え直すことになる。
相手役のアダムに「戦火の馬」で注目された若手ジェレミー・アーバイン。
『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』
7月20日(土)~8月2日(金)
予告はこちら↓
監督:ニコライ・アーセル
出演:マッツ・ミケルセン
アリシア・ヴィカンダー
ミケル・ボー・フォルスガード
トリーヌ・ディルホム
デヴィッド・デンシック
2012年・第62回ベルリン国際映画祭で2つの銀熊賞(脚本賞、男優賞)を獲得し、
第85回アカデミー外国語映画賞にもノミネートされたデンマークの歴史ドラマ。
18世紀後半の宮廷を舞台に繰り広げられる、
王と王妃、侍医の三角関係を描いたラブストーリー。
精神を病んだデンマーク国王クリスチャン7世の侍医となったストルーエンセは、
王の唯一の理解者となり、友人として親交を深めていく。
一方、孤独な王妃カロリーネもストルーエンセに心ひかれ、2人は恋仲になる。
ストルーエンセはやがて王の言動を操り、
事実上の摂政として政治改革を進めていくが、
それを快く思わない貴族たちが密かに政変を起こそうと画策していた。
主演は「007 カジノ・ロワイアル」「アフター・ウェディング」のマッツ・ミケルセン。
マッツ・ミケルセンが昨年の第65回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞受賞の
トマス・ヴィンターベア監督作品
『偽りなきもの』は、5月25日(土)~6月7日(金)の上映です。
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