『ユナイテッド-ミュンヘンの悲劇-』
UNITED
2012年8月に名古屋伏見ミリオン座で鑑賞
予告はこちら↓
監督:ジェームズ・ストロング
出演:デビッド・テナント
ジャック・オコンネル
サム・クラフリン
ダグレイ・スコット
ディーン・アンドリュース
ケイト・アシュフィールド
デビッド・コールダー
ニール・ダッジェオン
ティム・ヒーリー
メラニー・ヒル
主題歌:ポール・ウェラー『Devotion/ デヴォーション』
イングランドの名門サッカーチーム、
マンチェスター・ユナイテッドが1958年に遭遇した
飛行機事故による悲劇とチームの復活を、
実話を基に描いた感動的なスポーツ・ドラマ。
悲しみに暮れながらもチームを再建させた苦難の道のりを、
熱血コーチのジミー・マーフィーと
イングランドが誇るレジェンド、ボビー・チャールトンを中心につづる。
出演は、人気ドラマ「ドクター・フー」
の10代目ドクターを演じたデヴィッド・テナントと、
『THIS IS ENGLAND』のジャック・オコンネル。
実話ならではの重厚なストーリーに、
ファンはもちろんそうでなくとも胸を熱くする。
THIS IS ENGLAND [DVD]/
トーマス・ターグース
↑これも大好きな作品です。
1958年2月、マンチェスター・ユナイテッドの
選手や関係者が乗ったチャーター機が離陸に失敗し、
多くの犠牲者を出す大惨事が発生。
チームの中心選手であるダンカン・エドワーズ(サム・クラフリン)らが亡くなり、
監督のマット・バスビー(ダグレイ・スコット)は、
一時危とく状態となってしまう。
難を逃れたコーチのジミー・マーフィー(デヴィッド・テナント)は、
理事会でチームの存続を熱弁し、かくして彼に再建が託される。
一方、選手のボビー・チャールトン(ジャック・オコンネル)は
ショックから立ち直れず、ボールを蹴ることもできなかった。
(シネマトゥデイより)
この作品、なぜ作年8月に観て、
今頃なんですが、ずっと書きそびれていまして...
わざわざ名古屋まで観に行ったのは、
名古屋ボストン美術館で「ボストン美術館 日本美術の至宝」
と、名古屋市美術館で「大エルミタージュ美術館展」も観たかったので、
タイトなスケジュールでしたが、この2つの美術展と、
『ユナイテッド-ミュンヘンの悲劇-』を観ました。
昨年10月の私が30年以上のファンである
ポール・ウェラーの来日公演チケットも買ってありました。
ポール・ウェラーがこの映画のために書き下ろした、
『Devotion /デヴォーション』が主題歌になっているのだから、
ポール・ウェラーに会う前にやっぱり観ておかなきゃまずいでしょ!?
(上映館がとても少なかったので、名古屋まで行かないと観られなかった)
という訳だったのです。
4月22日にマンチェスター・ユナイテッドが、
イングランド・プレミアムリーグで2期ぶり、
リーグ最多の20回目の優勝を決めましたので、
今、書かないと!と思い立ちました。
「マンチェスター・ユナイテッド」は、
一般的な略称はユナイテッド(United)、
マン・ユナイテッド(Man Utd、Man United)だが、
一部の日本人はマンU(ManU)などと呼ぶ。
マンチェスター市内では「マンチェスター・シティー」と区別する為に
ただ単にユナイテッドと呼ばれる場合が多いが、
市外では他のユナイテッドとつくクラブと区別する為に
マンチェスターをマンと略して呼ばれている。
1992年に設立されたプレミアリーグの創設時からのメンバーであり、
1974-75シーズンを例外として、
1938年からこれまで、イングランドのトップリーグに属している。
(ウィキペディアより)
という訳で、新聞の見出しも「マンU 20回目のV」って書いてありました。
『ユナイテッド-ミュンヘンの悲劇-』って、
「マンチェスター・ユナイテッド」の映画だってこと、
マンUファンにも、サッカーファンにもあまり知られてなかったのでは?
と、思ってしまいました。
お客さん少なかったです。10人いたかな...
香川真司選手が、ドイツの1部リーグ、ドルトムントから移籍したことも、
話題になっていたのに。
原題が「ユナイテッド」だから仕方なかったのか分かりませんが、
『マンチェスター・ユナイテッド-ミュンヘンの悲劇-』
にすれば、もっとお客が呼べたんじゃないかと思いましたよ。
ファンのデビッド・テナントがコーチのジミー・マーフィー役で主演というのも、
観たい大きな理由でした。
(もう一人の主人公はジャック・オコンネル演じるボビー・チャールトン。
イングランド元代表。マンチェスター・ユナイテッドの最多得点記録保持者。
イングランド史上最高の選手と言われているそうです。)
私は部活でソフトボールをガチでやっていました。
体力と根性をソフトボールでつけましたから、
基本、体育会系気質です(笑)
スポーツ映画も好きなんです。
サッカーは、いまいちルールを理解できていないくせに、
サッカー映画は結構いろいろ観てきました。
今年も『コッホ先生と僕らの革命』観ましたが、
好きなダニエル・ブリュール主演なのにまだ記事書いて無いです。(´д`lll)
『ユナイテッド-ミュンヘンの悲劇-』は、
あえて、試合の映像はカットして、そこで感動を盛り上げず、
ジミー・マーフィーとボビー・チャールトンの心の葛藤や、
チームの様子、練習風景や試合の舞台裏などを描いた人間ドラマにしています。
事故の悲劇も大袈裟に煽ったりはしていません。
事故のショックから立ち直れないボビーの苦悩や、
チーム再建に奔走するジミーの姿が丁寧に描かれています。
私はこの人間ドラマに感動しました。
そして最後にポール・ウェラーの『Devotion/ デヴォーション』が流れ、
もう、胸がジ~ンと熱くなりましたね。
↓映画「ユナイテッド」と昔のニュース映像の動画付『Devotion/ デヴォーション』
↓アルバム「ソニック・キックス」収録の別バージョンの『Devotion/ デヴォーション』
↓ライブでの『Devotion/ デヴォーション』
ソニック・キックス/ポール・ウェラー
ユナイテッド ミュンヘンの悲劇 [DVD]/
デイヴィッド・テナント,ジャック・オコンネル,サム・クラフリン
香川真司選手は身長172cm。クリスティアーノ・ロナウド選手は186cm。
でも、メッシは169cm。マラドーナは165cm。
体がデカければいいってわけじゃない。
ホビットとか言われてるチビの私は、小さい選手の活躍には注目しますよ。
香川真司選手、これからもさらに活躍して欲しいです。
さて、ここからは、『ユナイテッド-ミュンヘンの悲劇-』で、
もうひとつ楽しみだったこと。
18歳と138日でイングランド代表デビューという最年少記録を、
1998年にマイケル・オーウェンが塗り替えるまで、実に43年も破られなかった、
ユナイテッドのキャプテンでもあったダンカン・ジョーンズを演じた、
サム・クラフリンのこと。
スゴクカッコ良くて素敵でした。↓
『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』で、
オーランド・ブルームの代わりのキャラクター的な牧師のフィリップ・スウィフト役↓
なんだか、オーリーの代わり的で、損な上に印象弱いキャラでした。
パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 DVD+ブルーレイセット [Blu-ray]/
ジョニー・デップ,ペネロペ・クルス,イアン・マクシェーン
『スノーホワイト』のウィリアム王子役↓
シャーリーズ・セロンがウィリアム王子に化けていたシーン、
ニヤッと笑うところで、正体のシャーリーズの魔女が笑っている感じを、
彼がとても上手く表現していて驚きました。
が、やはりキャラクター的には弱い役でした。
スノーホワイト [DVD]/
クリステン・スチュワート,シャーリーズ・セロン,クリス・ヘムズワーズ
しかし、『ユナイテッド-ミュンヘンの悲劇-』では、
イングランドのフットボール史では夭折の天才選手として語られている、
ユナイテッドのキャプテンのダンカン・エドワーズ役を、
とても魅力的に演じていて、惚れ惚れしました
ただのイケメン俳優でないことがよく分かり、ファンになりましたョ
『ハンガーゲーム』←私の記事のリンクあり。
ハンガー・ゲーム [DVD]/
ジェニファー・ローレンス,ジョシュ・ハッチャーソン,リアム・ヘムズワース
3部作って...もう次は見なくてもいいかな、とも思いましたが、
第2部はサム・クラフリンがフィニック・オダイル役で出演するので、
やっぱり観ようかナという気がしてきました(笑)
ちなみに、フィリップ・シーモア・ホフマンまで投入されます。
下の予告でドナルド・サザーランドと話しているシーンは何の映画かという感じです。
第2部の『ハンガー・ゲーム キャッチング・ファイアー(原題)』
日本公開日 2013年12月の予定です。
↓これが4月15日に公開された予告。スゴイ再生回数です。
残念ながらこの予告にサム・クラフリン出てません(w_-;
画像はあります。
ジェニファー、休憩中とはいえ、これでいいのでしょうか(´□`。)↓
やっぱブリーフはカルバン・クラインですか(〃∇〃)
4月27日公開のアーノルド・シュワルツネッガー主演、
韓国映画イ・ビョンホン主演『甘い生活』などの
キム・ジウン監督ハリウッド進出作品『ラストスタンド』に出演、
私がファンのブラジルのトップ・スター俳優ロドリゴ・サントロが、
ブラジルの伝説のサッカー選手エレーノを演じた、
『サッカーに裏切られた天才、エレーノ』ブラジル映画祭2012/ロドリゴ・サントロ上手すぎ美しすぎ←の記事リンクあり。ぜひ読んでください
2009年夏、台北で開催された第21回デフリンピック
(聴覚障害者のためのオリンピック)に初出場を果たした、
ろう者サッカー女子日本代表を追ったドキュメンタリー。
『アイ・コンタクト もう1つのなでしこジャパン ろう者女子サッカー』
が、浜松シネマイーラで
5月3日(金)~5月10日(金)
に上映されます。ぜひご覧ください
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喜びのマンチェスター・ユナイテッドの選手たちと香川真司選手
↑香川真司選手なんだか高校生くらいに見えちゃいます。
右のレアル・マドリードのクリスティアーノ・ロナウド選手がデカく見えます
サム・クラフリンのコレで目の保養(笑)↓