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クラウド アトラス/これに対抗できる邦画は同じくインディ映画大林宣彦監督/この空の花長岡花火物語

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クラウド アトラス
CLOUD ATLAS
TOHOシネマズららぽーと磐田で鑑賞


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第37回トロント国際映画祭「クラウド アトラス」プレミア試写会での
セクシーなドレス姿のペ・ドゥナ


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監督・脚本:トム・ティクヴァ、 ラナ・ウォシャウスキー、アンディ・ウォシャウスキー↓

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出演:トム・ハンクス
   ハル・ベリー
   ジム・ブロードベント
   ヒューゴ・ウィーヴィング
   ジム・スタージェス
   ペ・ドゥナ
   ベン・ウィショー
   ジェームズ・ダーシー
   ジョウ・シュン
   キース・デヴィッド
   デイビッド・ギヤスィ
   スーザン・サランドン
   ヒュー・グラント

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19世紀から24世紀へと世紀を超えて、
六つの時代と場所を舞台に人間の神秘を描く壮大なスペクタクル・ドラマ。
兄が性転換を経て姉弟となったラリー改めラナ、アンディ・ウォシャウスキー監督と、
『パフューム ある人殺しの物語』のトム・ティクヴァが共同でメガホンを取る。
時代をまたいで存在する同じ魂を持つ複数の人物という難役に挑むのは、
名優トム・ハンクスをはじめ、ハル・ベリーや
スーザン・サランドンといった豪華キャストたち。
過去や未来を映す迫力ある映像や、深いストーリーなど、
ロマンあふれる世界観に圧倒される。

1849年、太平洋諸島。
若き弁護士に治療を施すドクター・ヘンリー・グース(トム・ハンクス)だったが、
その目は邪悪な光をたたえていた。
1973年のサンフランシスコ。
原子力発電所の従業員アイザック・スミス(トム・ハンクス)は、
取材に来た記者のルイサ(ハル・ベリー)と恋に落ちる。
そして、地球崩壊後106度目の冬。
ザックリー(トム・ハンクス)の村に進化した
人間コミュニティーのメロニム(ハル・ベリー)がやって来て……。
(シネマ・トゥデイより)

1849年~2321年まで6つの世界で繰り広げられる、
めくるめく映像世界を充分に楽しみました。
私の好きな、ジム・スタージェス、ベン・ウィショー、ぺ・ドゥナが大活躍だったし、
実力派のキャストたちの七変化(六変化!?)が面白かったし、
私はトム・ハンクスはファンじゃないけど、
「スプラッシュ」以来に良かったなア...ってどんだけ昔の話かσ(^_^;)
スプラッシュ 特別版 [DVD]/
トム・ハンクス,ダリル・ハンナ,ユージン・レビー


これ、レディースデイで1000円で観てもうお得感たっぷり味わいました。
(しかもネットで楽天カード払のポイントも使って、
キャンペーンのポイントバックもあるし。)
久しぶりにワクワクするSFを観ましたよ。

2144年のネオ・ソウルでは、
人間が遺伝子操作で作ったクローンたちを奴隷のように使っていて、
クローン少女のペ・ドゥナが自我に目覚めて、
ジム・スタージェスの革命家と恋をし、
反政府運動に加わる...
ソルジェニーツィン(他の時代にも登場)が禁書になっていたり、
クローンが飲まされているのが「ソイレント・グリーン」ジュースだったり、
というように、
各時代にいろいろなオマージュやパロディも満載で面白い。
この時代のキャストの東洋人の特殊メイクが、
差別的だと抗議を受けたりしましたが、
私にはこの特殊メイク自体が、
映画で描かれてきた東洋人像や未来人像のパロディって感じで、
面白かったですけど。みんな変顔になっていて。
ペ・ドゥナやジョウ・シュンの演じるクローンは、
そのまま美しいですしね。
まあ、ハリウッドも完全に韓国優勢という感じが良く分かりましたョ。
最近書いてきた記事で取り上げたように、
パク・チャヌク監督、ポン・ジュノ監督、キム・ジウン監督などと、
続々ハリウッド進出しているし、
俳優もね。

この作品上映時間長いけど、編集がとても上手くて飽きることなく観られました。

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↑これはキャストのサイン入りポスターの海外版。
日本のチラシ、ポスター気に入らないのは、
ジム・スタージェスが入ってないの。
ひどいなあ、準主役なのにプンプン

あと、七変化が誰だか分からなかったのや、ウケたキャラのご紹介。

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右の怪しい人↑


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↑ジム・スタージェスの前にいる人は分かりやすいけど、
「カッコーの巣の上で」のルイーズ・フレッチャーみたいなキャラで笑えた(≧▽≦)
↓これも分かりやすいですが、ノリノリでやっていました。
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上の人たち誰が演じているか、この予告映像観ると分かります↓




↑こちらはヨーロッパプレミアムの様子とインタビュー映像。面白いデスよ。
ラナ・ウォシャウスキー姉さんがキュートです。

この映画、一億ドル予算のインディペンデント映画ってことでも話題ですが、
日本にも対抗できる、めくるめく映像、大量の情報量、
圧倒的なパワーを感じられる、インディ映画の傑作があります。
大林宣彦監督が、芸術的ジャーナリズムとしての映画、
ピカソのゲルニカのようなキュービズムの作品、
として撮った、
「この空の花 長岡花火物語」です。これはホントにスゴイ映画爆弾
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おまけ。
トム・ティクヴァ監督の作品で私が一番好きなのは「ヘブン」
この作品のジョバンニ・リビシは絶品です合格
ヘヴン 特別版 [DVD]/
ケイト・ブランシェット,ジョヴァンニ・リビシ,ステファニア・ロッカ


それから、「クラウド・アトラス」原作も読んでみたいデス。
クラウド・アトラス 上/
デイヴィッド・ミッチェル

クラウド・アトラス 下/
デイヴィッド・ミッチェル


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