これだけは最低続けようと思っている
新作紹介記事なので、
アップしていなかった10月分を
簡単ですが今更ながらにアップします。
10月は49本劇場鑑賞
映画祭鑑賞が半分くらい。
8、9月は蒲郡に単身赴任状態の生活で
映画見るペースが落ち
新作は後追いで観ていたから
10月公開作品で未見映画何本もある。
これから上映のジャック&ベティや
アップリンク見逃した映画特集、
名画座で観たいです。
『立ち去った女』
ラヴ・ディアス監督作品は長尺のためか
本作が初めての一般公開。
私は昨年東京国際映画祭で
8時間の傑作『痛ましき謎への子守唄』
観ました。
『立ち去った女』
も期待通り素晴らしかった。
↑大寺眞輔さんの鋭いインタビューです。
リンク貼りました、おススメ!
フランス映画祭で鑑賞
マリオンだけでなく、
夫役役のアレックス・ブレンデミュールが上手い。
ルイ・ガレルも勿論素敵。
ビターリー・カネフスキー監督を
見出したアレクサンダー・ゲルマン監督の影響を
随所に感じた。
(『神々の黄昏』しか見てない人、
ゲルマン監督を過小評価してる人には
分からないかも。)
ソビエト映画の映画史から
自由な部分が作家性としてあるカネフスキー監督の衝撃的な出世作。
公開当時は赤子を抱えて見られず
ビデオでしか見てなくて、
今回デジタルリマスター版を
劇場鑑賞でき感激。
阪本順治監督と
オダギリジョーコンビの
チェ・ゲバラと共にボリビアで戦い
若くして亡くなった医学生フレディ前村の
直球で誠実な伝記映画
岩合さんのネコ愛は
やはり偉大だし、
ネコも可愛い。
でも、なんで劇場版?
前売りを貰ったので見たけど
正直、劇場版の制作意図に疑問。
私の妄想をオゾン監督は
裏切ってくれたり。
フランスの兵士だった
ピエール・ニネと
婚約者を亡くしたドイツ人女性
パウラ・ベーアの苦しみを
フランス寄りでもドイツ寄りでもない
絶妙なバランスで描いた。
岸善幸監督
今月キネカ大森で
前後編続けて鑑賞。
前後編ものはもう見ないことにしてたけど
見てしまった。
ヤン・イクチュンと菅田将暉の熱演!
特にイクチュンは実年齢より
10歳以上若い役なのに全然問題なし。
イクチュン萌え。
配信作品だから仕方ないのだろうけど
暗転多いのが気になった。
東京国際映画祭でイクチュン主演の
『詩人の恋』切符取れなかったから
本当に残念だ。
『新感染 』
『ソウル・ステーション』の
ヨン・サンホ監督
人間の深い業がもたらす悲劇。
こんな重厚なアニメは残念ながら
幼稚化している日本では製作されない。
ソウル・ステーションにも、本作にも、
死んでしまえ〜って心で叫んだオヤジが出て来る。
本作の酷いオヤジは
ヤン・イクチュンが担当で上手すぎ。
「国難突破」選挙ってなかった?
戦争出来る国にしたい人は、
まず自分が戦争に行く覚悟してよ年齢関係なく。
『婚約者の友人』
戦死したフランツのお父さんのように
自分たち大人が若者を戦地に送って
殺し合いさせたと後で悔やんでも遅い。
戦争したい人は自分自身が兵士になって。
『あゝ、荒野』前・後編、
高校生が「介護の仕事は
なんか汚いから自衛隊に入る」
と話すシーンあったけど生々しかったな。
若者の自民党への投票率が高かったようだし。
教育改革って名目でこういう素直で従順な若者を見事に製造してる。
「将来に希望を持たせない改革」成功か。
アメブロマイスター募集試写会で観たから
ブログ書きました。
クリックで記事へ↓
コメディアンのジョーダン・ピールが初監督。
賞レースでも受賞を重ね、
アカデミー賞作品賞にもノミネート確実。
キー&ピール主演の『キアヌ』もwowowで見た。
キーガン=マイケル・キー出演の
『ドント・シンク・トワイス』も日曜に見た。
イタリア映画祭で鑑賞
私の大好きなヴァレリオ・マスタンドレア主演
『幸せのバランス』の
イヴァーノ・デ・マッテオ監督。
イタリアの名優マルゲリータ・ブイ主演で、
DV夫から逃れて来た彼女を見守る友人役に
これまた名優ヴァレリア・ゴリーノ。
彼女も主演する人だけど、
本作では助演でいい仕事。
マッテオ監督は先に音楽を決めて、
カメラマンにその音楽を聴きながら
撮影してもらうそう。
音楽と一体化したような
カメラワークの理由に納得。
大音量の上映で鑑賞。
最低もう1回は劇場で観たい。
2作に分けた公開でなくて良かった。
フランス映画祭で鑑賞
ポリーナ役
アナスタシア・シェフツォワの
眼差し、存在感に圧倒される。
ダンスも素晴らしい。
踊れることがダンサーキャストの条件。
ニールス・シュナイダーくんは大特訓したそう。
『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン
世界一優雅な野獣』
と両方見るのおススメ。
ポリーナとセルゲイの生家の団地が
そっくりだった。
映画を語るなら、
映画人目指すなら観ておくべき作品。
撮影技術の進歩?
大したことないって思える。
すごく観たかったのに
タイミング合わずに来てしまい、
22日までアップリンクで上映なので
必ず観ます。
以下の作品は未見なので
今後見る予定
追憶のヴィラ』
孤高のデザイナー』
この2本がル・シネマで上映されてた時は
東京国際映画祭行くのに忙しかった。
ル・コリビュジエの方は
1月20日からジャック&ベティで上映なので
その時観ます。
愛と孤独の淵で』
知らない鳥たち』
12月14日以降に劇場鑑賞した映画
ポーランド映画祭
東京都写真美術館ホール
『プレイグラウンド』
『ソラリスの著者』
『寄せ集め』
『花筐』
アメリカ映画が描く「 真摯な痛み」Vol.2
ユーロライブ
『マイ・ファースト・ミスター』
『ドント・シンク・トワイス』
追悼・松本俊夫
ロゴスとカオスのはざまで
シアター・イメージフォーラム
『薔薇の葬列』
『修羅』
『十六歳の戦争』
『ラ・ベア マッチョに恋して』
『わたしは、幸福(フェリシテ)』
『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』
12月劇場鑑賞31本
年間累計417本