4月公開鑑賞予定新作映画③
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4月12日(金)〜4月13日(土)公開の映画から
私が観たい映画の内容、
チラシや動画ご紹介。
映画の題名をクリックすると公式サイトへ行けます。
(作品紹介は各公式サイト、ぴあ映画生活、
映画.COMを参照)
『わすれな草』←クリック
監督 ダーヴィット・ジーヴェキング
ドキュメンタリー作家ダーヴィット・ジーヴェキングは、
フランクフルト近郊の実家へ帰ってきた。
認知症になった母グレーテルの世話を手伝うためだ。
父マルテは、長年妻を介護してきたが、さすがに疲れてしまったらしい。
ダーヴィットは母の世話をしながら、
昔からの親友であるカメラマンと共に、
母と過ごす最期の時間を映像に記録する。
理性的だった母は、病によって、
すべての抑制から解放され心の赴くまま自由に過ごしているように見える。
自分が若返った気になった母は、
息子のダーヴィットを夫だと思い込み、父が思わず嫉妬することも。
かつてはドライで個人主義的に見えた父と母の夫婦関係も、
いつしか愛情をありのままに表す関係へと変わっていく。
記憶を失っていく母の病は、夫婦、家族にとって、
新たな“はじまり”となり・・・。
監督自身の体験を軸に綴られる
愛とユーモアに満ちた「最期の時間の寄り添い方」。
ドイツで異例の大ヒットを記録し、
世界中を優しい笑顔とあたたかい涙で包んだ、
夫婦そして家族の愛を映し出すドキュメンタリー。
(公式サイトより)
この映画は昨年4月に娘が
アテネ・フランセ文化センターの
マイナードイツ映画(発掘)講座
(日本での興行や映画祭または特集上映の
行われる可能性は極めて低いドイツ映画を
日本語字幕付きで上映し、
渋谷哲也氏が解説する連続講義。)
で観て、とても良かったと言っていました。
私は観れなかったので残念に思っていた作品です。
講座での上映時は
原題「Vergiss mein nicht」の直訳になる
『私をわすれないで』という題名でした。
一般公開では邦題が『わすれな草』になりました。
(『私を忘れないで』ってチョン・ウソンの今年ありましたからね)
『わすれな草』
今回紹介の中で一番観たい作品です。
ダーヴィット・ジーヴェキング監督が来日して
15日にヘッド館ユーロスペースでQ&Aがあるので行く予定。
『エターナル・サンシャイン』
ドイツ語題が
「Vergiss mein nicht!」
私を忘れないで!でした。
『人生タクシー』←クリック
鑑賞済み(東京フィルメックス2015)
監督・脚本:ジャファル・パナヒ
出演 ジャファル・パナヒ
アッバス・キアロスタミ監督の愛弟子にして、
『白い風船』(脚本アッバス・キアロスタミ)で
1995年カンヌ国際映画祭カメラ・ドール、
『チャドルと生きる』で2000年ヴェネチア国際映画祭金獅子賞、
『オフサイド・ガールズ』で
2006年ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員特別賞)を立て続けに受賞し、
世界三大映画祭を制覇したイランの名匠ジャファル・パナヒ監督による
待望の最新作『人生タクシー』。
政府への反体制的な活動を理由に、
2010年より“20年間の映画監督禁止令”を受けながらも、
『これは映画ではない』では自宅で撮影した映像をUSBファイルに収め、
お菓子の箱に隠して、国外へ持ち出し、
2011年カンヌ国際映画祭キャロッス・ドールを見事に受賞。
そして、本作では監督自身がタクシー運転手に扮して、
厳しい情報統制下にあるテヘランの街に暮らす乗客達の人生模様を描き出し、
2015年ベルリン国際映画祭で審査員長のダーレン・アロノフスキー監督から、
「この作品は映画へのラブレターだ」と称賛され、
金熊賞及び国際映画批評家連盟賞をダブルで受賞。
タクシーがテヘランの活気に満ちた色鮮やかな街並みを走り抜ける。
運転手は他でもないジャファル・パナヒ監督自身。
ダッシュボードに置かれたカメラを通して、
死刑制度について議論する路上強盗と教師、
一儲けを企む海賊版レンタルビデオ業者、
交通事故に遭った夫と泣き叫ぶ妻、
映画の題材に悩む監督志望の大学生、
金魚鉢を手に急ぐ二人の老婆、
国内で上映可能な映画を撮影する小学生の姪、
強盗に襲われた裕福な幼なじみ、
政府から停職処分を受けた弁護士など、
個性豊かな乗客達が繰り広げる悲喜こもごもの人生、
そして知られざるイラン社会の核心が見えてくる。
ジャファル・パナヒ監督の作品はイラン社会の実像を描いている事で知られ、
国内では上映を禁止されているが、正確には『白い風船』のみ上映許可を得ている。
2回逮捕され、2回目は86日間拘留されたものの、
世界中の映画祭や著名なアーティスト及び映画作家達の尽力、
そして自身のハンストによって、政府に圧力が掛かり、保釈に至る。
裁判所の最終判決によると、
映画製作・脚本執筆・海外旅行・インタビューを20年間禁じられ、
違反すれば、6年間の懲役を科される可能性があり、
それが最近の3作品を許可なく製作した理由である。
また、思想の自由のためのサハロフ賞及び自由のための芸術メダル含む、
多数の人権関連の賞を受賞している。
(公式サイトより)
アッバス・キアロスタミ監督の助監督から
キアロスタミ監督が脚本を書いた
『白い風船』で監督デビューしたパナヒ監督。
『人生タクシー』が
2015年第65回ベルリン国際映画祭で
最高賞「金熊賞」を受賞した時も本人は出国できないため
映画にも登場する姪のハナ・サエイディさんが代理で受け取りました。
このことはニュースにもなったし、
以前紹介したこともあります。
『人生タクシー』は2015年の東京フィルメックスで鑑賞しました。
(その時は原題の「タクシー/Taxi」で上映)
キアロスタミ監督の『10話』
(タクシーの車内に固定された2台のビデオカメラが
女性タクシードラーバーと乗り込んでくる客との対話を捉える。
俳優たちの演技はほとんどがアドリブ)
と同じような手法で撮られています。
(『人生タクシー』の方がユーモアと風刺が強いです。)
姪のキアロスタミ監督の『10話』は「国内上映できる」
映画を撮るとパナヒ監督と話します。
キアロスタミ監督の『10話』は傑作ですが
パナヒ監督の『人生タクシー』も素晴らしい作品です。
2015年度のマイベストテンに入れました。
観てから1年以上経ったので今回もう一度見ようと思っています。
オススメ作品です!
『人生タクシー』のハナさん
ベルリン国際映画祭で金熊賞
トロフィーを受け取ったハナさん。
隣はこの時の審査委員長
ダーレン・アロノフスキー監督
2015年第65回ベルリン国際映画祭
ハナさんの涙ながらの受賞の様子が見られる動画
キアロスタミ監督『10話』はDVDないようです。
追悼boxが出る場合は入れてほしいな。
『ターシャ・テューダー 静かな水の物語』←クリック
監督 松谷光絵
出演 ターシャ・テューダー
セス・テューダー
ウィンズロー・テューダー
絵本作家として70年に渡って活躍する一方で、
自然に寄り添って暮らしてきた
故ターシャ・テューダーの魅力的な
ナチュラル・ライフに迫るドキュメンタリー。
テューダーの独特の生活にカメラを向ける。
自由な精神にあふれた、心に響く言葉の数々が収められる。
まったくスローライフじゃないし、
スローライフに憧れもないのだけど
ターシャの絵本は何冊か持っていてこの映画も
見る予定。
でもこの予告動画のナレーションの声と話し方は
どうにも苦手
同じようなこと呟いてる人がいたので
苦手なの自分だけではなさそう(苦笑)
『MATSUMOTO TRIBE』←クリック
監督 二宮健
出演 松本ファイター
松本穂香
小村昌士
自主製作の近未来SFアクション『SLUM-POLIS』で
話題となった二宮健監督が、リアルとは何か? 演出とは何か?
をテーマに、映画監督を本人役で登場させるなど
虚実を交えて描く新ジャンルの映像作品。
『トイレのピエタ』の松永大司、
『ディアーディアー』の菊地健雄、『合葬』の小林達夫など
次世代の映画監督が本人役として出演する。
これ観たいけど新宿武蔵野館で
1週間のレイトショー上映はまず無理なのです。
『メットガラ ドレスをまとった美術館』←クリック
監督 アンドリュー・ロッシ
出演 アナ・ウィンター、 アンドリュー・ボルトン
ジョン・ガリアーノ、カール・ラガーフェルド、ジャン=ポール・ゴルチエ、バズ・ラーマン、ウォン・カーウァイ、リアーナ、ジョージ・クルーニー、レディ・ガガ、アン・ハサウェイ、マドンナ、ジャスティン・ビーバー、サラ・ジェシカ・パーカー、ビヨンセ、ケイト・ハドソン、ジェシカ・チャスティン、クロエ・セヴィニー、ジュリアン・ムーア、シェール、ブラッドリー・クーパー、ラリー・デヴィッド、ユマ・サーマン、ベン・スティラー、アリシア・キーズ、ジェニファー・ローレンス、ジェニファー・ロペス、カニエ・ウェスト、オーウェン・ウィルソン、ビル・カニンガム
2015年5月2日、NYメトロポリタン美術館(MET)。アート・ファンとファッショニスタが注目する伝説のイベント《メットガラ》が華やかに幕を開けた。大階段にはレッドカーペットが敷き詰められ、ポップスターのリアーナやレディ・ガガ、アカデミー賞の常連、ジョージ・クルーニーやアン・ハサウェイ、フランスを代表するデザイナーのジャン=ポール・ゴルチエなど、世界中から招待されたセレブがフラッシュの光を浴びてそぞろ歩く舞台に早変わり。豪華セレブリティと一流メゾンの鮮やかなオートクチュールが競い合う狂乱の一夜を主催したのは“プラダを着た悪魔”こと、アナ・ウィンター。一人あたり25,000ドル(約285万円)と高額な席料にもかかわらず600席が瞬時に満席になるのは、彼女の人脈と情熱の賜物だ。(この収益金はメトロポリタン美術館服飾部門の1年間の活動資金に充てられる)
本展覧会「鏡の中の中国(China:Through The looking Glass)」の準備に奔走するのは、MET服飾部門を指揮する革新的キュレーターのアンドリュー・ボルトン。ジャン=ポール・ゴルチエ、カール・ラガーフェルド、ジョン・ガリアーノ、トム・フォード、グオ・ペイといった米仏中の錚々たる著名デザイナーも協力。イヴ・サンローラン財団はパリのアトリエに保管されたコレクションから名作を貸し出し、ボルトンの野心的な企画を後押しする。40人以上のデザイナーによる150点以上の服飾を展示した本展覧会は、4ヶ月の展示期間を延長し同部門史上最多の80万人以上の来場者を記録する大成功を収めた。なお、2017年の展覧会は「川久保玲/コムデギャルソン展」に決定している。世界最高峰の美術館で開催される展覧会の制作過程と、世紀の一夜のために奮闘する8か月に密着した情熱のドキュメンタリー映画
(公式サイトより)
日本の美術館とは世界が違う舞台裏ものとして面白そう。
うちにも学芸員になりたくて
大学院に行く予定の人いるのですが…。
『ろくでなし』←クリック
監督 奥田庸介
出演 大西信満
遠藤祐美
渋川清彦
大和田獏
2011年に若干24歳の若さで『東京プレイボーイクラブ』(主演:大森南朋)で商業デビューを果たした奥田庸介。しかし、美学を曲げるくらいなら映画は撮らない!という頑なな彼の態度は、その純粋な想いとは裏腹に彼自身を映画の世界から遠ざけてしまう。
次回作が撮れない日々が続き、くすぶり、足掻きつづけた奥田は、そんな状況を打開するためにクラウドファンディングでお金を集め、自分のやりたい事を純粋に表現するための映画『クズとブスとゲス』を製作。監督・主演を務め体現してみせた。
その彼に目を付けたのが“実践映画塾 シネマ☆インパクト”の主宰で、『水の声を聞く』の監督・山本政志だった。山本政志監督は日本映画界で常に新しい挑戦を続け、シネマインパクトで製作した大根仁監督の『恋の渦』をヒットさせるなど、プロデューサーとしての実績もある。山本は奥田に“シネマ☆インパクト2016”への参加を打診。奥田はそれを快諾する。
次に山本政志が声を掛けたのが、『水の声を聞く』、そして大森立嗣監督の『ゲルマニウムの夜』や『ぼっちゃん』等のプロデューサーであり、伝説のプロデューサー荒戸源次郎の魂を受け継いだ村岡伸一郎だった。
「おもしろい監督がいるから!」
山本政志の声に釣られてワークショップを覗きに行った村岡は衝撃を受ける。奥田監督のクラスを見学した村岡は即座に奥田監督で映画を製作することを決意。当初はワークショップ(シネマ★インパクト)の枠で製作するはずだったものを、通常の企画に切り替えよう!と企画の変更を山本政志に提案!!ここに最狂?最凶?のタッグが組まれた。
渋谷の裏社会が舞台のドラマ。
正直なところ物語的にはそんなに興味はないのだけど(すみません)
奥田庸介監督、山本政志監督、
村岡伸一郎プロデューサーのタッグと
このキャストのパワーは観て感じたいです!
『東京プレイボーイクラブ』シネマイーラ
『クズとブスとゲス』東京フィルメックス
で観ました。
『ろくでなし』も観ますが
奥田監督の3作は同じような舞台なので
次は違った舞台、テーマの作品を見てみたいなあ。
『グレートウォール』は
アンディ・ラウも出てるけど
チャン・イーモウの大作はもういいかな感で
見ない予定。
マット・デイモンは
来年のアカデミー賞に絡んでくるかもな
ジョージ・クルーニー監督
コーエン兄弟脚本
「サバービコン(原題) / Surbubicon」(郊外)
1950年代のアメリカ郊外。押し込み強盗に遭ったある家族が、
脅迫、復讐、裏切りといった行動に走る姿を通して、
平凡な人々があわせ持つ最良・最悪の部分が描かれる。
ジュリアン・ムーア、マット、ジョージ
アレクサンダー・ペイン監督の
「ダウンサイジング(原題)/Downsizing」
自分たちのサイズを縮小させて暮らすという新政策が敷かれる世界で、
主人公のオマハ出身の男性が
体の小さくなった人生を経験するという
風刺的コメディードラマ。
(シネマトゥデイより)
マットとクリスティン・ウィグ
この面白そうな2作の
公開を待ちます。
アンディ・ラウも2017年公開作が3作。
ドニー・イェンと共演の
「Chasing the dragon/追龍」
(原題:チェイシング・ザ・ドラゴン)
これは日本公開してほしいな。
ドニーさん自らプロデュース。
監督はバリー・ウォンとジェイソン・クワン
なかなかの迫力のドニーさん
4月22日公開『イップ・マン 継承』は
次の④でご紹介。
勿論観ます
先週劇場鑑賞した映画
『ムーンライト』
『サラエヴォの銃声』
『標的の島 風(かじ)かたか』
『T2 トレインスポッティング』
今週劇場鑑賞した映画
『リトル京太の冒険』
子どもたちに見てもらいたいけど
届かなさそうでもったいない。
『乱 4Kデジタル修復版』
大分忘れていたのにすみませんちょっと退屈してしまいました。
『Lion/ライオン 25年目のただいま』
なんでデーヴ・パテールが助演男優賞ノミネートなのかは分かった。
主演はサニー・パワールくんでしたね。
可愛らしかったです。
すすり泣きしてた人もいました。
私は泣けなかったけど。
アカデミー賞作品賞ノミネートは
作品的にはなんでなのかちょっとわかんない。
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観た映画の感想投稿を
ツイッター、なうで再開しました。
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月曜の「なう」のまとめ記事も
読んでいただけたらとても嬉しいです。
この頃は写真撮ってインスタに逃げてたりして
花とか鳥とか
今日は今年初めて当たった試写会で
『美女と野獣』観てきます。
吹き替え版ですが
キャストの登壇ありです。