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映画時光バックナンバー05年シネマ★アジア14号いつか読書する日/大統領の理髪師/運命じゃない人

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映画時光バックナンバー2005年シネマ★アジア14号

 

『いつか読書する日』

 

『大統領の理髪師』

 

『帰郷』

 

『運命じゃない人』

 

作品のあらすじ、解説は下にUPした

シネマ★アジア通信をぜひ読んでくださいね

 

 

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『いつか読書する日』

日本映画 2005年製作
監督:緒方明
原作・脚本:青木研次
撮影:笠松則通
音楽:池辺晋一郎
 

出演:田中裕子 

岸部一徳

仁科亜季子

渡辺美佐子

上田耕一

香川照之

杉本哲太

鈴木砂羽

山田辰夫

堀部圭亮

江口のりこ

神津はづき

諏訪太郎

柳ユーレイ

 

第79回キネマ旬報日本映画ベスト・テン/第3位、主演女優賞
第60回毎日映画コンクール/監督賞、主演女優賞、録音賞
第30回報知映画賞/最優秀主演女優賞
第29回モントリオール世界映画祭/審査員特別賞(準グランプリ)
第27回ヨコハマ映画祭/脚本賞、主演女優賞、助演男優賞
シナリオ作家協会/菊島隆三賞
中国 金鶏奨/主演女優賞

 

大人の切ない恋物語。

介護、認知症、児童虐待など

今日さらに深刻化している問題が

織り込まれています。

近年こんな大人向けの作品が

少なくなっていて残念です。

今の方がより需要は高くなってきているはずなのですが。

当時田中裕子さん50歳、岸部一徳さん58歳でした。

 

 

 

 

 

 

 

『大統領の理髪師』

2004年製作韓国映画

監督:イム・サンチャン

出演:ソン・ガンホ

ムン・ソリ

オ・ダルス

 

'60~'70年代、軍事政権下の韓国が舞台。

ソン・ガンホはもう名優でしたが

当時はまだ37歳でした。

コメディー調ではあるけど

重厚なドラマ性のある作品。

 

 

 

 

 

『帰郷』

2005年製作

監督:萩生田宏治 

脚本:萩生田宏治

利重剛

出演:西島秀俊

片岡礼子

守山玲愛

吉行和子

高橋長英

光石研

相築あきこ

伊藤淳史

ガダルカナル・タカ

諏訪敦彦

大崎章

 

久しぶりに再会した同級生(片岡礼子34歳)の娘と

小旅行に出る主人公(西島秀俊34歳)

脳出血の大病から片岡礼子さんが

2年ぶりに復帰した作品で嬉しかったです。

当時西島くんは今ほど売れてはいませんでした。

年齢は当時。

小さな作品ですが印象深いです。

監督仲間のカメオ出演も。

 

 

 

 

 

『運命じゃない人』

 

2005年製作 日本映画

監督・脚本:内田けんじ

出演:中村靖日

霧島れいか

山中聡

山下規介

板谷由夏

井上恵一郎

内田けんじ

石橋光晴

 

サラリーマン、探偵、女詐欺師などが登場する

サスペンス・コメディーの群像劇。

PFFスカラシップ作品。

練りこまれた脚本が秀逸でした。

 

 

 

2004年第57回カンヌ国際映画祭の

ガエルとアルモドバル監督

『バッド・エデュケーション』は

特別招待作品

ちなみにこの年のコンペ部門

審査委員長はクエンティン・タランティーノ

パルムドールはマイケル・ムーアの『華氏911』

グランプリはパク・チャヌク『オールド・ボーイ』

是枝裕和『誰も知らない』で

柳楽優弥が男優賞受賞。

 

 

 

 

『バッド・エデュケーション』

2004年製作 スペイン映画

監督・脚本:ペドロ・アルモドバル

出演:ガエル・ガルシア・ベルナル

フェレ・マルチネス

 

若い気鋭の映画監督と、

彼の前に現れる脚本家志望の同級生の美青年。

耽美的なホモセクシャルの匂いをただよわせつつ、

彼らの過去の秘密と、現在の謎めいた関係を解き明かしていく。

劇中劇と、その中のさらなる創作が入り混じった物語が、

迷宮のようなスリルを感じさせる。

(ぴあ映画生活より)

 

『オール・アバウト・マイ・マザー』(1999年)

くらいからアルモドバル作品を見だした人には

私の上の手書きの記事の意味が

良く分かってもらえないかもしれないです。

今や正真正銘の巨匠ですしね。

80〜90年代のアルモドバルは

パワフルでセクシーで

ハチャメチャでぶっ飛んでいました。

巨匠と言われだした

『オール・アバウト・マイ・マザー』

『トーク・トゥ・ハー』の後に撮った、

『バッド・エデュケーション』は

ガエル(当時26歳)がミステリアスに2人役

(俳優として演じている役を入れると3役)

を演じ最高!ラブ

内容も監督の自伝的な作品&衝撃的かつ

重厚なドラマ、サスペンスとして面白く、

私は初期作品から見てきたので

とても嬉しくなった作品でした。

DVDもすぐ購入。

『アイム・ソー・エキサイテッド!』は

酷評をよく見かけたけど

初期からのファンへのラブレターみたいな作品です。

くさしていた人は初期作品はきっと見てなくて

90年代の作品もあまり観ていないのではないかな。

オススメです!

 

 

 

 

 

 

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『ネオ・ファンタジア』

1976年製作 イタリア映画

日本公開2005年

 

製作・脚本・監督:ブルーノ・ボツェット

 

イタリア・アニメーション界の巨匠ブルーノ・ボゼット監督が

クラシックの帝王カラヤンと手を組み、

手掛けた伝説のシンフォニック・アニメーション。

クラシックの名曲に合わせて

アニメーションが縦横無尽に展開する6つのアニメ・パートと

それをつなぐモノクロの実写パートによる二重構成。

実写の撮影にはフェリーニも参加。

演奏は名門ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。
舞台上には老婆ばかりのオーケストラ。

凶暴でエキセントリックな指揮者に脅えながら

一人のアニメーターが作画を始める。

やがて絵は演奏に合わせて動き出す…。

劇中では、「牧神の午後前奏曲」(ドビュッシー)

「スラヴ舞曲第7番」(ドヴォルザーク)

「ボレロ」(ラヴェル)

「悲しみのワルツ」(シベリウス)

「ヴァイオリン協奏曲ハ長調」(ヴィヴァルディ)

「火の鳥」(ストラヴィンスキー)という

クラシックの名曲6曲が使用され曲に乗せて

ブラックなユーモアを交えた

イマジネーション溢れるアニメが展開。

(allcinemaより)

 

カラヤン、ベルリンフィル、

フェリーにという超一流の制作陣、

アニメも素晴らしいけど

内容がかなりブラックでバカ含みですてへぺろ

ディズニー『ファンタジア』と見比べると

さらに面白いです。

 

約半年ぶりの映画時光のバックナンバーUPです。

シネマイーラ会報での連載続けていて

バックナンバー50以上あり、

ブログを書いていられるうちになんとか

全部UPしたいという思いがあるので

なるべく定期的にUPしていきたいです。

 

エドワード・ヤン(楊德昌)監督

『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』

4Kレストア・デジタルリマスター版

チャン・チェン、ユー・ウェイエンプロデューサー

の舞台挨拶付き上映で

チャン・チェンが目前にいるなんて夢の様でしたラブ

 

 

今週劇場鑑賞した映画

 

『ラビング 愛という名前のふたり』

 

『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』

 

『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』

 

『雪女』

 

『皆さま、ごきげんよう』

 

『海は燃えている

イタリア最南端の小さな島』

 

 


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