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3月公開鑑賞予定新作映画④タレンタイム/サラエヴォの銃声/未来よこんにちは/娘よ/モン・ロワ 他

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3月公開鑑賞予定新作映画④

 

3月公開鑑賞予定新作映画①←クリック

 

3月公開鑑賞予定新作映画②←クリック

 
 

3月24日(金)〜31日(金)公開の映画から
私が観たい映画の内容、
チラシや動画ご紹介。

映画の題名をクリックすると公式サイトへ行けます。

(作品紹介は各公式サイト、ぴあ映画生活、

映画.COMを参照)

 

 

 

 

 

 

『未来よ こんにちは』

 

監督  ミア・ハンセン=ラブ 
出演  イザベル・ユペール

アンドレ・マルコン

ロマン・コリンカ

 

第66回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品され、

銀熊(監督)賞に輝いた。 
『あの夏の子供たち』、『EDEN/エデン』など

瑞々しい感性と柔らかな語り口で、

弱冠35歳にしてエリック・ロメールの後継者と称されてきた

ミア・ハンセン=ラブ監督が今回の主役に据えたのは50代後半の女性。 
フランスの大女優イザベル・ユペールを想定して

脚本を書いたというだけあって、

彼女の魅力が最大限に引き出され、

孤独や時の流れをしなやかに受け入れていく

ヒロインが鮮やかに誕生した。 
今、フランスでもっとも注目を集める監督と女優が生み出した、

愛に満ちた感動の人間ドラマ。(公式サイトより)

 

ミア・ハンセン=ラブ監督とイザベル・ユペール様が組んだ

本作がやっと公開されて嬉しいです!

監督のこれまでの作品も

ユペール様も大好きだからとても楽しみ。

 

 

 

 

『サラエヴォの銃声』

 

監督  ダニス・タノヴィッチ 
出演  ジャック・ウェバー

スネジャナ・ヴィドヴィッチ

イズディン・バイロヴィッチ

 

アカデミー賞外国語映画賞に輝いた

『ノー・マンズ・ランド』などで知られる

ダニス・タノヴィッチ監督による社会派サスペンス。

第1次世界大戦の引き金となった暗殺事件とされる

通称“サラエヴォ事件“を題材に、

1発の銃弾で大きく変化する人間たちの運命を

グランドホテル形式で描く。

ベルリン映画祭2016で銀熊賞(審査員グランプリ)

と国際批評家連盟賞に輝いた。

 

ダニス・タノヴィッチ監督は

『汚れたミルク』

(2014年)

が公開中で本作と連続公開。

どちらも私は横浜シネマジャック&ベティの

公開(ミルクが25日〜サラエヴォが4月1日〜)

待ちます。

 

 

 

 

 

 

『ストロングマン』

 

監督  アティナ・ラヒル・ツァンガリ

出演  ヨルゴス・ケンドロス

パノス・コロニス

ヴァンゲリス・ムリキス

 

リチャード・リンクレーター監督の

『ビフォア・ミッドナイト』の共同プロデューサーで

女優でもあるアティナ・ラヒル・ツァンガリ

(英語読みアティーナ・レイチェル・トサンガリ)の監督作。

エーゲ海をクルージングする船上を舞台に、

お遊びの提案に本気になった

バカな中年男性6人の意地の張り合いを

ユーモアたっぷりに描く。

脚本には『ロブスター』のエフティミス・フィリップが参加。

 

『ビフォア・ミッドナイト』には

ギリシャ人のトップ俳優が何人も出ていました。

エフティミス・フィリップは

『ロブスター』でヨルゴス・ランティモス監督と

共同脚本。

先日の2017年第89回アカデミー賞

オリジナル脚本賞にランティモス監督と

ノミネートされていました。

原題は「chevalier」(騎士)

女性監督がオヤジを描く楽しみな作品です。

 

パノス・コロニス、ツァンガリ監督、ヨルゴス・ケンドロス

2015年59th BFI London Film Festival

(ロンドン映画祭)

最優秀作品賞受賞

 

 

 

 

 

 

『世界でいちばん美しい村』

 

監督  石川梵

 

2015年、多数の犠牲者を出したネパール大地震。

写真家・石川梵は震災直後、震源地のラプラック村に到着した。

そこで14歳の少年と出会い、

彼の村への思いに打たれ、ふたつの約束をした。

それは、村にまた戻ること、

村の惨状を世界に伝えること。

記録された映像からは、ヒマラヤを背景に、

慎ましく暮らす人々の明るい表情が映し出される。

 

 

 

 

 

 

 

『タレンタイム~優しい歌』

 

監督  ヤスミン・アフマド 
出演  パメラ・チョン

 マヘシュ・ジュガル・キショール

 

2009年7月25日、51歳という若さで

この世を去ったマレーシアの才女、ヤスミン・アフマド監督の遺作。

音楽コンクールを前にどこかざわつく学園を舞台に、

マレー系、インド系、中国系など、

さまざまな人種が集う生徒たちの輝ける青春が鮮やかに描かれる。

映画祭などで上映されるたびに大絶賛され、

長らく劇場公開が待ち望まれていた1作。

 

私は今、

ヤスミン・アフマド監督が亡くなった歳と同じ

51ですが、なんだかなあな人生なのに

ガンを患っても生きながらえているのだし、

もっとしっかりしなくちゃ。汗

映画祭や自主上映でご覧になった方もみえるでしょうね。

私は一昨年ケイズシネマで開催された

ムヴィオラ15周年特集上映の時に観に行きましたが

『タレンタイム』満席で入れませんでした。ショック

公開が決まっていたのがせめてもの慰めでしたよ。

1年以上待ってやっと観ることができます。

『タレンタイム』の公開前の1週間(18日〜24日)

ヘッド館のシアターイメージフォーラムで

「ヤスミン・アフマド特集」があります。

まだ観れていない『ラブン』『ムクシン』を観て、

ヤスミン・アフマド監督作品をコンプします。

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『標的の島 風(かじ)かたか』

 

監督  三上智恵

 

『標的の村』『戦場ぬ止み』の

ドキュメンタリー作家・三上智恵の最新作は、

基地問題に揺れる沖縄の姿から、

日本全体が突き付けられている現実を暴き出す切実な渾身作。

デモや反対運動だけでなく、

平和と民主主義を守ろうとする

闘いの“最前線”に集まってきた人々の強い想いや、

踊りや祭りといった

芳醇な文化を見つめる視線に深く考えさせられる。

 

三上智恵監督のメッセージ

 

三上監督の『標的の村』『戦場ぬ止み』も

一人でも多くの人に観ていただきたい作品です。

マスメディアでは報道されない

三上監督は沖縄の現実を体を張って伝えてきた人です。

 

 

 

 

 

 

『まんが島』

 

監督  守屋文雄 
出演  水澤紳吾

守屋文雄

松浦祐也

 

『キツツキと雨』『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』

の脚本家、守屋文雄の監督デビュー作。

文明社会と隔絶した孤島を舞台に、

過酷なサバイバルを繰り広げながら

マンガに情熱を燃やすアラフォー男たちの運命を描く。

監督の守屋と彼の幼なじみでもある

『ぼっちゃん』の水澤紳吾ほか

クセ者俳優たちが5人のマンガ家を熱演。

 

これはヘンで面白そうな怪作ぽくて楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

『娘よ』

 

監督  アフィア・ナサニエル 
出演  サミア・ムムターズ

サレア・アーレフ

モヒブ・ミルザ

 

第87回アカデミー賞外国語映画部門の

パキスタン代表。

海外で高く評価された人間ドラマ。

山奥の部族対立に翻弄される母と娘の命懸けの行動を描く。

知られざるパキスタンの自然の中でロケーションを敢行し、

山岳地帯の壮大な風景をバックにして母娘の逃避行を描写。

ヒロインの心情に寄り添ったきめ細やかな心理描写も光る。

 

昨年公開された『ソング・オブ・ラホール』は

過激なイスラーム原理主義の浸透により

音楽活動ができなくなった伝統音楽家たちが

ジャズに挑戦してネットで話題になり

本場NYで演奏する様子などを追ったドキュメンタリーでした。

私が観たその他のパキスタン映画は

2015年の第一回イスラーム映画祭で観た『神に誓って』

パキスタン国内における原理主義とリベラルなムスリムの軋轢や、

9.11以降のアメリカにおける反イスラーム感情など、

様々なテーマをダイナミックに描いた重量級の社会派ドラマ。

エンターテインメントとしてもよくできており、

本国では歴代興行記録を塗り替え、

一大社会現象にまで発展。(イスラーム映画祭HPより)

これも一般公開されたらいいのになあと思った

見応えのある作品でした。

 

 

『娘よ』の

アフィア・ナサニエル監督(1974年生まれ)

アフガニスタン西北の都市クエッタ出身。

ラホールの大学卒業後、国際機関で働き

その後米国コロンビア大学大学院映画学科を卒業。

コンピュータ・サイエンティストから

映画製作の道を歩むようになり、

現在はコロンビア大学でシナリオライティングを

教えているという経歴。

ずっとパキスタン国内にいたら

この映画も誕生しなかったでしょうね。

早く観たいけど、

ヘッド館が岩波ホールなため

横浜ジャック&ベティでの上映を待ちます。

アフィア・ナサニエル監督

 

 

 

 

 

 

『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』

鑑賞済み

 

監督  マイウェン 
出演  ヴァンサン・カッセル

 エマニュエル・ベルコ

ルイ・ガレル

 

セザール賞8部門にノミネートされ、

主演のエマニュエル・ベルコが

カンヌ映画祭で女優賞に輝いたラブ・ストーリー。

パリで運命的な再会を果たした男と女の愛情と結婚、妊娠、

そしてすれ違いのドラマを官能的に描く。

ヒロインと情熱的に惹かれ合う男性はヴァンサン・カッセル。

 

昨年のフランス映画祭で観ました。

マイウェンは監督、プロデューサー、女優です。

フランス映画祭でトークを聞き、

サインをもらいました。とても魅力的な女性でしたよ。

リュック・ベッソン監督『レオン』

『フィフス・エレメント』に出演して

ベッソン監督と90年代に結婚していました。

主演のエマニュエル・ベルコも

女優、脚本家、監督。

2015年第68回カンヌ映画祭オープニング作品は

エマニュエル・ベルコが監督・共同脚本の

『太陽のめざめ』でした。

そしてベルコは女優として出演した

この『モン・ロワ』で女優賞を受賞。

マイウェン監督の『パリ警視庁:未成年保護部隊』は

エマニュエル・ベルコとマイウェンの共同脚本で

ベルコは出演も。

マイウェン監督は『モン・ロワ』の主人公は

普通の生活感のある女性として描きたかったので

スター女優ではなく

ベルコに演じてもらったと語っていました。

それが見事に結実した作品です。

ヴァンサン・カッセルもぴったりの役です。

人生色々あった大人には特にオススメです!

 

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ここからの『ジャッキー』『ムーンライト』

2本は3月31日(金)公開で

週末区切りだと次回の紹介になるのですが

3月公開作品なのでここに載せておきますね。

 

 

 

 

 

『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』

 

監督  パブロ・ラライン 
出演  ナタリー・ポートマン

ピーター・サースガード

グレタ・ガーウィグ

 

ナタリー・ポートマンが、

“ジャッキー”の愛称で親しまれる世紀のファーストレディ、

ジャクリーン・ケネディに扮する伝記ドラマ。

ジョン・F・ケネディ大統領暗殺後の

ジャッキーの知られざる姿を描く。

最愛の夫を“過去の人”にさせないために彼女が起こした行動とは? 

『NO ノー』のパブロ・ララインが監督を務める。

 

チリのラライン監督がハリウッドで撮った作品。

「Neruda」も公開してほしいな。

 

 

 

 

 

 

 

『ムーンライト』

 

監督  バリー・ジェンキンス 
出演  トレバンテ・ローズ

アンドレ・ホランド

ジャネール・モネイ

マハーシャラ・アリ

ナオミ・ハリス

 

自分の居場所を探し求める主人公の姿を、

色彩豊かで革新的な映像美と情緒的な音楽と共に

3つの時代で綴ったこの物語は、

北米で大ヒットを記録し、

第74回ゴールデン・グローブ賞では作品賞を受賞、

第89回アカデミー賞®では作品賞・脚色賞

・助演男優賞(マハーシャラ・アリ)の3部門受賞。

LGBTQをテーマにしたラブストーリーが作品賞を受賞したのは

アカデミー賞史上初のことであり、

まさに歴史に残る快挙となった。(公式サイトより)

 

アカデミー賞作品賞受賞で

公開が早まりました。

 

 

メンテナンスになるので

とりあえずこれでUPします。

 

 


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