東京アニメアワードフェスティバル2017
参加中!
『エイプリルと奇妙な世界』
ナポレオン帝政が続いている石炭・木炭による
スチーム動力の世界である1941年が舞台。
科学者たちが70年間に渡り失踪しており、
科学技術は停滞したまま。
この奇妙な世界の秘密と陰謀を探る
主人公エイプリルの声はマリオン・コティヤール。
大友克洋系SF、バンド・デシネ
好きにはたまらない作品では。
『手を亡くした少女』
グリム童話の手なしむすめを元にした作品。
色彩が鮮やかな筆描き調の
シンプルな映像で
残酷描写もきっちり入った大人向け。
主人公少女の声は
アナイス・ドゥムースティエ。
長編コンペ作品の中で
個人的に一番印象的だった。
音楽も好み。
『ズッキーニと呼ばれて』
ストップモーションアニメは
カラフル、ポップ、微細で見てて嬉しくなるタイプだけど
孤児院の子供達の境遇には想像以上に胸が詰まった。
救いも優しさもあるけど残った子達の心を思うと泣けてくる。
映像も脚本も素晴らしくアカデミー賞ノミネートも納得。
『バッド・キャット』
マッチョで雌猫好き、
下品下劣でワルな大酒飲みやさぐれ猫シェロ。
こんな奴は人間が主人公なら今時あり得ない。
可愛いキャラもいるけど、暴力、グロ描写も容赦なしな大人向け。
義賊的な下りは言論弾圧激化のトルコ情勢が影響してるのか。
映像クオリティ高い。
10日、11日で東京アニメアワードフェスティバル2017の
長編コンペ作品4本、
短編コンペ作品34本観ました。
もう頭ん中がアニメで飽和状態
パスポートを買ったので、
明日も選考委員解説付きの上映で再見します。
短編も含めたまとめをまた書く予定。
予定ばっかですが
今週劇場鑑賞した映画
『彼らが本気で編むときは、』
『お嬢さん』
『貌斬り KAOKIRI』
『しゃぼん玉』
『バンコクナイツ』
『あるアトリエの100年』
『ズッキーニと呼ばれて』
『バッドキャット』
『エイプリルと奇妙な世界』
『手を失くした少女』
短編アニメ34本