『過ぐる日のやまねこ』
2014年製作 日本映画
ユーロスペースで鑑賞
↓『過ぐる日のやまねこ』予告動画
監督・脚本:鶴岡慧子
プロデューサー天野真弓
撮影小川努
美術岡田匡未
音楽中野弘基
録音中野弘基
照明跡地淳太朗
編集普嶋信一
助監督栗本慎介
制作担当和気俊之
出演:木下美咲
泉澤祐希
植木祥平
中川真桜
田上ひろし
寺十吾
柳憂怜
草薙仁
高野春樹
瀬戸夏実
田中こなつ
目黒真希
為永幸音
菱沼つる子
池田祥一
柳谷一成
植勝正
田中要次
西尾まり
田中隆三
『くじらのまち』が
ぴあフィルムフェスティバル“PFFアワード“で
グランプリ&ジェムストーン賞を受賞した
鶴岡慧子監督の劇場デビュー作。
長野県上田市を舞台に、
身近な人の死に囚われたまま
孤独に生きていたふたりの若者が偶然に出会い、
生への希望を見出していく姿を描く。
出演は『共喰い』の木下美咲、
『超能力研究部の3人』の泉澤祐希。
(ぴあ映画生活より)
第23回PFFスカラシップ作品
『過ぐる日のやまねこ』を観ました。
東京のガールズバーで働く
枝波時子(木下美咲)は
客とトラブルになり怪我をして
東京の街をあてどもなくふらついているうちに、
長野行きの深夜バスに乗り、
8歳まで父と過ごした山のふもとの
小さな田舎町に帰ってくる。
その町の材木店を経営する父と2人暮らしの
高校二年生で、絵を描くことが好きな
加野陽平(泉澤祐希)は、
最近事故で急に亡くなった兄のように慕っていた
和茂(植木祥平)が
(時子と父が暮らしていた)森の中の家に連れて来て
ここで絵を描けばいいと言ったため
学校をさぼって絵を描いていた。
そこに時子がやってきた...
「やまねこ」は森の奥深くにいると言われていますが、
時子も陽平も見たことはありません。
やまねこを探しに行く2人は
見つけられるでしょうか。
大切な人を亡くした経験を持つ孤独な2人が、
その喪失と孤独に向き合い再出発するまでの物語です。
鶴岡慧子監督が故郷の長野県上田市を舞台に
撮っていますが、
地域おこし映画や観光映画ではありませんので、
どこかということがはっきり明示はされません。
それはいい演出だと思いました。
映画全体にイノセントなファンタジー感があります。
誠実に丁寧に作られた作品という印象です。
特に強い作家性は感じさせませんので、
くせはなく誰でも見やすい映画です。
ロングショットの使い方や
奥行きの出し方、画面構成に
映画的な画面作りの
こだわりを感じました。
木下美咲はやさぐれた女の子役ですが、
ちょっと古風な品があるので、
森の中にいても絵になります。
泉澤祐希は清潔な存在感があります。
陽平の同級生で幼馴染、アキホ役の
中川真桜も存在感のある女の子でした。
鶴岡監督はこれまでの作品でも、
「喪失感」について描いてきたそうで、
「喪失感」から再生への手がかりを
本作で描いています。
定石なシーンや演出が多いように感じましたので、
これからもっと挑戦的な演出に取組む
機会があればいいですね。
若い女性監督が増えてきているので、
鶴岡慧子監督にも頑張ってもらいたいです。
既に今年の夏、新潟燕三条の
地域おこし映画を撮ったそうです。
商業映画を撮る機会があるよう期待しています。
10月7日(木)、渋谷ユーロスペースで、
鶴岡慧子監督の東京藝術大学大学院時代の師
黒沢清監督とのトークイベントがありました。
私はそれにはいけなかったのが残念。
トークの様子がPFFのホームページにありますので、
読んでみてください。
ここ←クリック
『共喰い』の木下美咲さんの
濡れ場を期待しないでね。(^o^;)
『過ぐる日のやまねこ』は、
年上の女性と男子高生が知り合う話ですが、
イノセントな映画ですからネ。
『共喰い』感想/菅田将暉、木下美咲、
篠原友希子、光石研、田中裕子熱演!
原作と違う部分も良かったです。←クリック
木下美咲、鶴岡慧子監督、泉澤祐希
私は9日、
前回も書きましたが
ユーロスペースでの最終日の
舞台挨拶に行きました。
9日は鶴岡慧子監督の27歳お誕生日で、
もう若いと言ってはいられないと
話されてましたが、
まだ、大学生のように
可愛らしくフレッシュで
とても感じが良い女性です。
材木店の従業員井上浩二役の髙野春樹さんは、
完成した映画を観て、
「大人は喪失感から逃げようとしているけど、
主人公の若い2人は向き合って頑張っているなあと感じた。」
と、語られました。
鶴岡慧子監督がたくさんの映画を観たという、
上田市にある「上田映劇」は、
100年の歴史がある劇場で、
『晴天の霹靂』
(2013年。原作、脚本、監督、出演:劇団ひとり)
のロケにも使われました。
2011年に映画の定期上映は終了し、
現在はイベントスペースになっています。
しかし、建物の老朽化が進んでいるので、
建物を改善し、劇場を再生する
プロジェクトが行われています。
9月19日から限定復活ロードショーで
『過ぐる日のやまねこ』が上映されています。
「上田映劇」HP←クリック
クラウドファンディング-MAKUAKE
創業100年を迎える劇場『上田映劇』の
修復・活用をみんなで応援しよう!←クリック
「上田映劇」
『晴天の霹靂』で使われた「上田映劇」
青天の霹靂 通常版 DVD/
大泉 洋,柴咲コウ,劇団ひとり
鶴岡慧子監督に
パンフにサインをもらいました。
少し長い付録です。
PFFの主な入選監督と入選年、主な作品のデータと、
スカラシップ作品のラインナップを紹介しておきます。
映画会社が社員監督で自社制作の映画を制作するのを
止めた後から監督になった人たちの登竜門なのが良く分かります。
PFFの主な入選監督と入選年、主な作品のデータ
小林 仁1977年『五日市物語』
長尾直樹1977年『東京の休日』『鉄塔武蔵野線』『さゞなみ』『アルゼンチンババア』
石井聰亙
(石井岳龍)1978年『高校大パニック』『狂い咲きサンダーロード』『爆裂都市 BURST CITY』『逆噴射家族』『エンジェル・ダスト』『水の中の八月』『ユメノ銀河』『五条霊戦記』『鏡心』『生きてるものはいないのか』『シャニダールの花』『ソレダケ that's it』
長崎俊一1978年『九月の冗談クラブバンド』『闇打つ心臓』『ロックよ、静かに流れよ』『死国』『8月のクリスマス』『西の魔女が死んだ』『少女たちの羅針盤』
森田芳光1978年『の・ようなもの』『家族ゲーム』『メイン・テーマ』『(ハル)』『失楽園』『黒い家』『39 刑法第三十九条』『模倣犯』『間宮兄弟』『サウスバウンド』『椿三十郎』『わたし出すわ』『武士の家計簿』『僕達急行 A列車で行こう』
犬童一心1979年『ジョゼと虎と魚たち』『タッチ』『メゾン・ド・ヒミコ』『黄色い涙』『眉山』『グーグーだって猫である』『ゼロの焦点』『のぼうの城』『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』
今関あきよし1979年『アイコ十六歳』『グリーン・レクイエム』『十六歳のマリンブルー』『ツルモク独身寮』『すももももも』『タイム・リープ』『ルーズ・ソックス』『モーニング刑事。抱いてHOLD ON ME!』『十七歳』『カリーナの林檎~チェルノブイリの森~』『クレヴァニ、愛のトンネル』
手塚 眞1979年
1981年『白痴』『ブラックキス』『ブラック・ジャック ふたりの黒い医者』『東京シャッターガール』
松井良彦1979年『追悼のざわめき』『どこにいくの?』
山川直人1979年
1984年『ビリィ・ザ・キッドの新しい夜明け』『SO WHAT』『時の香り/リメンバー・ミー』
山田勇男1979年『アンモナイトのささやきを聞いた』『つげ義春の蒸発旅日記』『シュトルム・ウント・ドランクッ』
飯田譲治1981年『NIGHT HEAD』『らせん』『アナザヘヴン』『ドラゴンヘッド』
緒方 明1981年『独立少年合唱団』『いつか読書する日』『のんちゃんのり弁』『死刑台のエレベーター』『友だちと歩こう』
黒沢 清1981年『神田川淫乱戦争』『ドレミファ娘の血は騒ぐ』『スウィートホーム』『ニンゲン合格』『カリスマ』『回路』『ドッペルゲンガー』『アカルイミライ』『叫』『トウキョウソナタ』『リアル 完全なる首長竜の日』『Seventh Code』
松岡錠司1981年
1984年『バタアシ金魚』『きらきらひかる』『トイレの花子さん』『私たちが好きだったこと』『ベル・エポック』『アカシアの道』『さよなら、クロ』『歓喜の歌』『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』『スノープリンス 禁じられた恋のメロディ』『深夜食堂』
笹平 剛
(利重 剛)1981年『ZAZIE』『BeRLiN』『クロエ』『さよならドビュッシー』
関 顕嗣1982年『ハードライフ~紫の青春・恋と喧嘩と特攻服』
中島哲也1982年『夏時間の大人たち HAPPY-GO-LUCKY』『Beautiful Sunday』『下妻物語』『嫌われ松子の一生』『パコと魔法の絵本』『告白』『渇き。』
木村 淳1983年『あいつ』
佐野和宏1983年『変態テレフォンONANIE』『熟女のはらわた 真紅の裂け目』ほか、ピンク映画を多数監督
中西健二1983年『青い鳥』『花のあと』『星に願いを ―償い―』『恋する歯車』
葉山陽一郎1983年『サル』『死霊波』『君はまだ、無名だった。』『モルモット』『THE OSHIMA GANG』『ムンクの叫び』『情事』『瞳をとじて』
樋口尚文1983年『インターミッション』
山崎幹夫1983年
1984年『PU プ』
風間志織1984年『冬の河童』『火星のカノン』『せかいのおわり』『チョコリエッタ』
塩田明彦1984年『月光の囁き』『黄泉がえり』『害虫』『カナリア』『この胸いっぱいの愛を』『どろろ』『抱きしめたい-真実の物語-』
クマガイコウキ1985年『ぼのぼの クモモの木のこと』
黒坂圭太1985年『緑子 MIDORI-KO』
斎藤久志1985年『フレンチドレッシング』『sundaydrive』『いたいふたり』 『なにもこわいことはない』
諏訪敦彦1985年『2/デュオ』『M/OTHER』『H story』『不完全なふたり』『パリ、ジュテーム』『ユキとニナ』
常本拓招1985年『制服本番 おしえて!』『変態ピアノ教師・月光の戯れ』ほか、ピンク映画を多数監督。『蒼白者 A Pale Woman』
平野勝之1985年
1986年
1987年『由美香』『流れ者図鑑』『白/THE WHITE』『監督失格』
小松隆志1986年『はいすくーる仁義』『仮面学園』『ワイルド・フラワーズ』『奇談』『幸福な食卓』
園 子温1986年
1987年『部屋 THE ROOM』『桂子ですけど』『うつしみ』『HAZARD』『自殺サークル』『紀子の食卓』『Strange Circus 奇妙なサーカス』『夢の中へ』『気球クラブ、その後』『エクステ』『愛のむきだし』『ちゃんと伝える』『冷たい熱帯魚』『恋の罪』『ヒミズ』『希望の国』『地獄でなぜ悪い』『TOKYO TRIBE』『新宿スワン』『ラブ&ピース』『リアル鬼ごっこ』『映画 みんな!エスパーだよ!』
成島 出1986年『油断大敵』『フライ,ダディ,フライ』『ミッドナイト イーグル』『ラブファイト』『孤高のメス』『八日目の蝉』『聯合艦隊司令長官 山本五十六』『草原の椅子』『ふしぎな岬の物語』『ソロモンの偽証 前篇・事件』『ソロモンの偽証 後篇・裁判』
橋口亮輔1986年
1989年『二十才の微熱』『渚のシンドバッド』 『ハッシュ!』『ぐるりのこと。』『ゼンタイ』
原田 浩1986年『地下幻燈劇画・少女椿』(作画監督)
吉雄孝紀1986年『食器を洗う男』『へのじぐち』
藤田秀幸
(藤田容介)1987年『グループ魂のでんきまむし』『全然大丈夫』『福福荘の福ちゃん』
秋山貴彦1988年『ヒノキオ』『BLACK NIGHT』
大谷健太郎1988年
1991年『アベックモンマリ』『とらばいゆ』『約三十の嘘』『NANA』『NANA2』『ラフ』『ジーン・ワルツ』『ランウェイ☆ビート』『八月のラヴソング』『LOVE まさお君が行く!』『黒執事』『がじまる食堂の恋』
大嶋 拓1988年『カナカナ』『火星のわが家』『凍える鏡』
鈴木卓爾1988年『パルコフィクション』『コワイ女』『私は猫ストーカー』『ゲゲゲの女房』『楽隊のうさぎ』
塚本晋也1988年『鉄男』『妖怪ハンター ヒルコ』『BULLET BALLET』『双生児』『六月の蛇』『ヴィタール』『悪夢探偵』『鉄男 THE BULLET MAN』『KOTOKO』『野火』
小池 隆1989年『大いなる学生』
篠原哲雄1989年『月とキャベツ』『洗濯機は俺にまかせろ』『はつ恋』『死者の学園祭』『木曜組曲』『深呼吸の必要』『欲望』『地下鉄(メトロ)に乗って』『山桜』『真夏のオリオン』『つむじ風食堂の夜』『恋の正しい方法は本にも設計図にも載っていない』『小川の辺』『種まく旅人 くにうみの郷』
谷口正晃1989年『時をかける少女』『スノーフレーク』『乱反射』『シグナル 月曜日のルカ』『父のこころ』
天願大介1990年『アイ・ラブ・ニッポン』 『AIKI』『暗いところで待ち合わせ』『世界で一番美しい夜』『デンデラ』
矢口史靖1990年『アドレナリン・ドライブ』『ひみつの花園』『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』『ハッピーフライト』『ロボジー』『WOOD JOB! 神去なあなあ日常』
古厩智之1992年『まぶだち』『ロボコン』『さよならみどりちゃん』『奈緒子』『ホームレス中学生』『武士道シックスティーン』『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』『無花果の森』『キリング・カリキュラム 人狼処刑ゲーム 序章』
杉浦昭嘉1992年
1993年『奴隷性愛 私のおもちゃ』『出会い系不倫 堕ちた人妻たち』ほか、ピンク映画を多数監督
奥原浩志1993年
1994年『タイムレスメロディ』『波』『青い車』『16[jyu-roku]』『黒四角』
富永 舞
(富永まい)1993年『ウール100%』『食堂かたつむり』
中村義洋1993年『アヒルと鴨のコインロッカー』『ジャージの二人』『チーム・バチスタの栄光』『ジェネラル・ルージュの凱旋』『フィッシュストーリー』『ちょんまげぷりん』『映画 怪物くん』『ポテチ』『みなさん、さようなら』『奇跡のリンゴ』『マダム・マーマレードの異常な謎 出題編』『マダム・マーマレードの異常な謎 解答編』『白ゆき姫殺人事件』『予告犯』
水戸英樹1993年『ストレンジ ハイ』『脳の休日』『ホームシック』
山岡秀雄
(山岡信貴)1993年『Zeki,Florin and Kelly!』『ソラノ』『天然性侵略と模造愛』『死なない子供、荒川修作』
佐藤信介1994年『LOVE SONG』『修羅雪姫』『いぬのえいが』『砂時計』『ホッタラケの島 遥と魔法の鏡』『GANTZ』『GANTZ:PERFECT ANSWER』『図書館戦争』『万能鑑定士Q モナ・リザの瞳』
熊澤尚人1994年『ニライカナイからの手紙』『虹の女神 Rainbow Song』『親指さがし』『雨の翼』『ダイブ!!』『おと・な・り』『君に届け』『ジンクス!!!』『近キョリ恋愛』
豊島圭介1994年『明るい場所』『怪談新耳袋 ノブヒロさん』『幽霊VS宇宙人』『ソフトボーイ』『花宵道中』『海のふた』
中嶋莞爾1994年『箱-TheBox-』『クローンは故郷をめざす』
村松正浩1996年
1997年『手の話』『シンク』『「トニー滝谷」メイキング「晴れた家」』『スラッカーズ』
渡辺一志1996年『19』『スペースポリス』『キャプテントキオ』『新選組オブ・ザ・デッド』
有馬 顕
1997年
2000年『ねこばん3D とび出すにゃんこ』
熊切和嘉1997年『鬼畜大宴会』『アンテナ』『フリージア』『青春☆金属バット』『ノン子36歳(家事手伝い)』『海炭市叙景』『莫逆家族―バクギャクファミーリア』『夏の終り』『私の男』『光の音色 THE BACK HORN Film』
福島拓哉1997年『PRISM』『自由』『over8』『アワ・ブリーフ・エタニティ』『ヴァージン』
古澤 健1997年『home sweet movie』『ロスト★マイウェイ 』『オトシモノ』『トワイライトシンドローム デッドクルーズ』『making of LOVE』『アベックパンチ』『Another』『今日、恋をはじめます』『ルームメイト』『クローバー』
川合 晃1999年『他、3本。』『IKKA:一和』
白石晃士1999年『ノロイ』『口裂け女』『オカルト』『グロテスク』『タカダワタル的ゼロ』『テケテケ』『シロメ』『超・悪人』『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!史上最恐の劇場版』『ある優しき殺人者の記録』『殺人ワークショップ』
長屋正志1999年『プロゴルファー虎木』『ダンサー・イン・ザ・シャーク』
上田大樹2000年
2003年『マダム・マーマレードの異常な謎 出題編』『マダム・マーマレードの異常な謎 解答編』
神酒大亮2000年『サイクロプスの涙』
深川栄洋2000年
2001年『紀雄の部屋』『自転少年』『狼少女』『真木栗ノ穴』『60歳のラブレター』『半分の月がのぼる空』『白夜行』『洋菓子店コアンドル』『神様のカルテ』『ガール』『くじけないで』『神様のカルテ2』『トワイライト ささらさや』
李 相日2000年『69 sixty nine』『スクラップ・ヘブン』『フラガール』『悪人』『許されざる者』
井口奈己2001年『犬猫』『人のセックスを笑うな』『ニシノユキヒコの恋と冒険』
荻上直子2001年『バーバー吉野』『恋は五・七・五!』『かもめ食堂』『めがね』『トイレット』『レンタネコ』
タナダユキ2001年『モル』『タカダワタル的』『赤い文化住宅の初子』『俺たちに明日はないッス』『百万円と苦虫女』『ふがいない僕は空を見た』『四十九日のレシピ』『ロマンス』
藤川佳三2001年『サオヤの月』『石巻市立湊小学校避難所』
内田健二
(内田けんじ)2002年『運命じゃない人』『アフタースクール』『鍵泥棒のメソッド』
佐々木 紳2002年『Life ライフ』
菱沼康介2002年『はじめての家出』『くノ一忍法帖 影ノ月』『ライフ・イズ・デッド』
村田朋泰2002年『睡蓮の人』『白の路』
内田伸輝2003年
2008年『ふゆの獣』『おだやかな日常』『さまよう獣』
筧 昌也2003年『美女缶』『Sweet Rain 死神の精度』
木下雄介2003年『水の花』
高柳元気2003年『日が暮れても彼女と歩いてた』『マジ!?』
三浦大輔2003年『ボーイズ・オン・ザ・ラン』『愛の渦』
浅野晋康2004年
2006年『A DAY IN THE LIFE』
岩田ユキ2004年『ヘアスタイル』『檸檬のころ』『8ミリメートル』『指輪をはめたい』
高橋 泉2004年『ある朝スウプは』
廣末哲万2004年『14歳』『夕日向におちるこえ』『阿佐ヶ谷ベルボーイズ』『鼻唄泥棒』
山田雅史2004年『ひとりかくれんぼ 劇場版』『ひとりかくれんぼ 新劇場版』『天使突抜六丁目』『×ゲーム2』『トイレの花子さん 新劇場版』『コープスパーティー』
岡 太地2005年『屋根の上の赤い女』
熊坂 出2005年『パーク アンド ラブホテル』『人狼ゲーム』『リルウの冒険』『人狼ゲーム ビーストサイド』
岨手由貴子2005年
2008年『グッド・ストライプス』
丸(丸山健志)2005年『悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY of 乃木坂46』
市井昌秀2006年
2008年『無防備』『箱入り息子の恋』
内藤隆嗣2006年『不灯港』『狼の時代』『狼の生活』
石井裕也2007年『ばけもの模様』『ガール・スパークス』『君と歩こう』『川の底からこんにちは』『あぜ道のダンディ』『ハラがコレなんで』『舟を編む』『ぼくたちの家族』『バンクーバーの朝日』
井上真行2007年
2009年『正しく忘れる』
タテナイケンタ2007年『幸福なる食卓』
角田裕秋2007年
2008年『TERROR OF HOUSE』
中島 良2007年『俺たちの世界』『RISE UP』『幕末奇譚 SHINSEN5 剣豪降臨』『俺たちの明日』
水本博之2007年
2008年『縄文号とパクール号の航海』
山口 学2007年『背』
吉田光希2008年『家族X』『ヴァージン』
奥田庸介2009年
2010年『東京プレイボーイクラブ』
大畑 創2009年『へんげ』『劇場版 稲川怪談 かたりべ』
加納 隼2009年『死んだ目をした少年』
木村承子2009年『恋に至る病』
頃安祐良2009年『あの娘、早くババアになればいいのに』
蔦 哲一朗2009年『祖谷物語-おくのひと-』
天野千尋2010年
2011年『どうしても触れたくない』『放課後ロスト』
片岡 翔2010年『1/11 じゅういちぶんのいち』『たまこちゃんとコックボー』
勝又 悠2010年
2011年『はい!もしもし、大塚薬局ですが』『See You』『いつかの、玄関たちと、』
堀内博志2010年『加地等がいた ‐僕の歌を聴いとくれ‐』『私の悲しみ』『耳をかく女』『絶対領域』
森岡 龍2010年
2011年『ニュータウンの青春』
佐藤考太郎2011年『山犬』
加藤綾佳2012年『おんなのこきらい』
山戸結希2012年『5つ数えれば君の夢』『おとぎ話みたい』
市川悠輔2013年『飛べないコトリとメリーゴーランド』
(PFF公式サイトより)
PFFスカラシップ作品
ぴあフィルムフェスティバルの
未来を担う映画監督の育成プロジェクトである
PFFスカラシップがどういうシステムかは、
ここ←クリック
第1回 『イみてーしょん、インテリあ。』(監督:風間志織)
第2回 『はいかぶり姫物語』(斎藤久志)
第3回 『バス』(小松隆志)
第4回 『自転車吐息』(園子温)
第5回 『大いなる学生』(小池隆)
第6回 『二十才の微熱』(橋口亮輔)
第7回 『裸足のピクニック』(矢口史靖)
第8回 『この窓は君のもの』(古厩智之)
第9回 『タイムレス メロディ』(奥原浩志)
第10回 『空の穴』(熊切和嘉)
第11回 『IKKA:一和』(川合晃)
第12回 『BORDER LINE』(李相日)
第13回 『バーバー吉野』(荻上直子)
第14回 『運命じゃない人』(内田けんじ)
第15回 『水の花』(木下雄介)
第16回 『14歳』(廣末哲万)
第17回 『パーク アンド ラブホテル』(熊坂出)
第18回 『不灯港』(内藤隆嗣)
第19回 『川の底からこんにちは』(石井裕也)
第20回 『家族X』(吉田光希)
第21回 『恋に至る病』(木村承子)
第22回 『HOMESICK』(廣原暁)
第23回『過ぐる日のやまねこ』(鶴岡慧子)
作品の説明は
ここ←クリックから、
それぞれの作品説明のページに行けます。
PFFアワード2012の入選16本の中で
鶴岡慧子監督は『くじらのまち』で
グランプリ、ジェムストーン賞(日活賞)受賞。
私が応援している渡部亮平監督は、
『かしこい狗は、吠えずに笑う』で
エンタテインメント賞(ホリプロ賞)、
映画ファン賞(ぴあ映画生活賞)、観客賞(名古屋)
受賞でした。
かしこい狗は、吠えずに笑う [DVD]/
mimpi*β,岡村いずみ,もりこ
入場者プレゼントの
やまねこステッカーももらったョ(^・ェ・^)b