ブロードウェイ・ミュージカル『キンキーブーツ』来日版
東急シアターオーブで鑑賞
この記事では早めの2017年アカデミー賞予想を書いています。
キンキーブーツ来日版ゲネプロより
来日キャストによる映像です。
脚本:ハーヴェイ・ファイアスタイン
楽曲・作詞:シンディー・ローパー
演出・振付:ジェリー・ミッチェル
ローラ/J.ハリソン・ジー
チャーリー/アダム・カプラン
ローレン/ティファニー・エンゲン
ドン/アーロン・ウォルポール
二コラ/カリッサ・ホグランド
イギリスの田舎町ノーサンプトンの老舗靴工場
「プライス&サン」の4代目として生まれたチャーリー・プライス。
父親の意向に反してフィアンセと共に
ロンドンで生活する道を選んだ矢先、
父親が急死、工場を継ぐことになってしまう。
工場を継いだチャーリーは、
父の工場が実は経営難に陥って倒産寸前であることを知り、
幼いころからの顔見知りである従業員たちを
解雇しなければならず思い悩む。
「倒産を待つだけでなく、ニッチな新規市場を開拓するべきだ」と、
工場の若手従業員ローレンにハッパをかけられたチャーリーは、
ロンドンで偶然出会ったドラァグクイーンのローラとの会話にヒントを得て、
危険でセクシーなドラァグクイーンのためのブーツ、
“キンキーブーツ” を作る決心をする。
チャーリーはローラを靴工場の専属デザイナーに迎え、
試作を重ねる二人。
型破りなローラと保守的な田舎の従業員たちとの軋轢の中、
チャーリーはファッションの街・ミラノで行われる靴の見本市に
新作“キンキーブーツ”を出し、
工場の命運を賭けることにするが…。
チャーリーとローラ、
そして工場の従業員たちの運命やいかに!?
(公式ホームページより)
3分でわかるブロードウェイ・ミュージカル「キンキーブーツ」
2013年トニー賞でミュージカル作品賞
シンディー・ローパーのオリジナル楽曲賞など
6部門を受賞した『キンキーブーツ』来日版観ました。
今年の私の1番のイベント。
1列目の中央辺りでかぶりつき。
迫力満点でした。
シンディー・ローパー作の楽曲は
曲も詩もとてもポジティヴで幸せな気分にさせてくれました。
キャストの歌もダンスも素晴らしく
圧倒的なパフォーマンスでした。
ブロードウェイ・ミュージカルの来日公演を観るのは
初体験だったこともあるかもしれません。
でも面白いシーンでは
ウケて笑がたくさん出てましたし、
終盤はお客さんも立ち上がって一緒にノリノリでした。
すごいスタンディングオベーションでしたよ。
体全体で感じて涙もこぼれてしまいました。
元気の出る素敵なステージで
観られて良かったなぁ、
生きててよかったなぁとつくづく感じました。(o^-')b
「なりたい自分になればいい」
というメッセージにグッときました。
実は某有名劇団のミュージカル観ても
こんなに感動したことはありませんでした。
いかん、ブロードウェイ・ミュージカルにハマったら
映画どころじゃなくなるぞと思いました。(^o^;)
映画『キンキーブーツ』(2005年)が好きなので
ミュージカル版にも興味があって
トニー賞受賞したときに記事も書きました。
↑この記事を書いた時には
まさか来日公演が観られるなんて
全く想像できませんでした。
映画『キンキーブーツ』トレーラー
ジュリアン・ジャロルド監督
(『ジェイン・オースティン 秘められた恋』
『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』)
出演:
チャーリー・プライス/ジョエル・エドガートン
ローラ/キウェテル・イジョフォー
ローレン/サラ=ジェーン・ポッツ
ドン/ニック・フロスト
ニコラ/ジェミマ・ルーパー
ミュージカルは映画をアレンジしてあります。
映画公開時から時間も経ってのミュージカル化なので
ジェンダー、LBGTの問題に
描写が踏み込んでいると感じました。
映画『キンキーブーツ』では、
ローラ役だったキウェテル・イジョフォーは
2017年1月27日日本公開のマーベル映画
ベネディクト・カンバーバッチ主演
『ドクター・ストレンジ』
バロン・モルド役。
ちなみに私はアメコミ映画は
原則劇場鑑賞卒業していますが
『ドクター・ストレンジ』は
マッツ・ミケルセンが悪役カセリアスだし
キャストに釣られて見る予定(^o^;)
カセリアスは見た目恐そうだけど
実はお茶目な天然キャラかと話題。
ドクター・ストレンジの
「ドクター」を名前と勘違いして
ミスター・ドクターと呼びかけ
ベネさんに呆れられている
ドクター・ストレンジTVスポット動画↓
キウェテル・イジョフォーは
映画やTVドラマ出演が増えても
舞台に立ち続けています。
映画『キンキーブーツ』で
チャーリー役だった
ジョエル・エドガートンは
10月28日公開の『ザ・ギフト』で
長編を初監督(製作・監督・脚本・出演:ジョエル・エドガートン)
『ザ・ギフト』予告動画
「ラヴィング」トレーラー
そして
ジェフ・ニコルズ監督の
今年のカンヌ映画祭コンペ部門に出品された
「Loving」(原題:ラヴィング)で
1960年代に異人種間の結婚を禁止する法律と闘った
ラヴィング夫妻の夫リチャードを演じています。
この役でジョエル・エドガートンは
2017年アカデミー賞主演男優賞に
ノミネートされるでしょう。
妻ミルドレッドを演じたルース・ネッガも
主演女優賞にノミネート、
作品賞にもノミネートされるでしょう。
監督賞にもノミネートされるかも。
ジェフ・ニコルズ監督作品は
「Loving」の前の
今年のベルリン映画祭コンペ出品の
SF映画「Midnight Special」
(原題:ミッドナイト・スペシャル)
が公開予定です。
出演:マイケル・シャノン
ジョエル・エドガートン
キルステン・ダンスト
アダム・ドライバー
サム・シェパード
マイケル・シャノンは
ジェフ・ニコルズの監督作5本全部
「ショットガン・ストーリーズ」(未公開)
『テイク・シェルター』
『MUD マッド』
『ミッドナイト・スペシャル』
「ラヴィング」(未定)
に出ている常連です。
ジョエル・エドガートン、
サム・シェパードは2本。
「ミッドナイト・スペシャル」トレーラー
2017年のアカデミー賞は
黒人のノミネートがない「真っ白」
にはならないですよ。
主演男優賞受賞予想は今のところ
願望も入ってますがケイシー・アフレック
急死した兄の息子の後見人になるリー・チャンドラー役。
「マンチェスター・バイ・ザ・シー(原題)」
監督・脚本:ケネス・ロナーガン
製作:マット・デイモン他
この作品も主演男優賞以外に作品賞、監督賞
助演男優賞ルーカス・ヘッジズ
助演女優賞ミシェル・ウィリアムズ
がノミネートされるでしょう。
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」トレーラー
なんか『キンキーブーツ』から
話がそれて行きました(^o^;)
水曜日にアメーバマイスターの募集でで当たった
試写会で10月29日(土)公開のインド映画『PK』
観ました。
『きっと、うまくいく』のラージクマール・ヒラニ監督と、
主演アーミル・カーンのコンビ作です。
これはすごく面白かったです。傑作だと思う。
個人的には『きっと、うまくいく』より好き。
アーミル・カーンが名演。
私の今年のエンタメ映画ベスト1です!
これは近いうちに1本で書きます。
笑って、泣いて、考える
どなたにもおススメしたい作品です。
「PK」予告動画
「PK」トレーラー
この試写会には娘が行けないと言い、
アメブロブロガーhiroさんをお誘いしました。
ブログのイメージ通りの
優しく温かい方でした。
前日の急な申し出に
快く付き合ってくださいました。
楽しくお話しできて嬉しかったです。
最後に『キンキーブーツ』のステージの雰囲気が
良く伝わると思うこの動画を貼っておきます。
『キンキーブーツ』Everybody Say Yeah
エヴリバディ・セイ・イエー
右上は『キンキーブーツ』日本人キャスト公演
(チャーリー/小池徹平、ローラ/三浦春馬)
で使われた衣装。
今週劇場鑑賞した映画
『ハドソン川の奇跡』
『PK』
鑑賞した映画の短評は↓
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に鑑賞後随時投稿しています。
ぜひ読んで下さい。
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