7月6日から封切された作品で、
今後シネマイーラで上映される作品のご紹介
『25年目の弦楽四重奏』
9月14日(土)~27日(金)
↓予告動画はこちら
監督:ヤーロン・ジルバーマン
出演:フィリップ・シーモア・ホフマン
マーク・イヴァニール
キャサリン・キーナー
クリストファー・ウォーケン
イモージェン・プーツ
リラズ・チャリ
アンネ=ゾフィー・フォン・オッター
マドハール・ジャフリー
ウォーレス・ショーン
音楽:アンジェロ・バダラメンティ
フィリップ・シーモア・ホフマン、キャサリン・キーナー、
クリストファー・ウォーケンらオスカー俳優の共演で、
ベートーベンの隠れた名曲をテーマに繰り広げられる人間ドラマ。
ダニエル、ロバート、レイチェル、ピーターの4人は、
弦楽四重奏団を結成して25周年を迎えようとしていた。
しかし、チェリストのピーターがパーキンソン病を患っていることが発覚。
ピーターは引退を申し出、残されたメンバーは動揺する。
そのことをきっかけに憤りや嫉妬、ライバル意識、
それぞれの家庭の問題など、
それまでに抑えられていた感情や葛藤があふれ出し、
完璧なはずのカルテットに不協和音が鳴り響くが……。
音楽はデビッド・リンチ作品でおなじみのアンジェロ・バダラメンティ。
この作品は今、シネマイーラで公開中の『カルテット!人生のオペラハウス』や、
フィリップ・シーモア・ホフマン出演の『ザ・マスター』の時に予告が流れています。
これは、深い人間ドラマが描かれていそうで、
フィリップ・シーモア・ホフマンとキャサリン・キーナーの、
夫婦喧嘩のシーンなどとても興味深いです。
音楽がリンチ先生との仕事が多いアンジェロ・バダラメンティですから、
これも相当に楽しみなんです
早く観たいけど、9月まで我慢しますョ。
『樹海のふたり』
9月14日(土)~27日(金)
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監督:山口秀矢
出演:関口知宏
板倉俊之
堤下敦
きたろう
遠藤久美子
中村敦夫
長谷川初範
新井康弘
藤田弓子
鳥丸せつこ
お笑いコンビ「インパルス」の板倉俊之、堤下敦を主演に迎え、
自殺志願者を取材したテレビディレクターたちの体験談をもとに、
悩みや苦しみを抱きながらも
生きていくことへの希望を見出していく人々の姿を描いたヒューマンドラマ。
フリーの落ちこぼれテレビディレクターの竹内と阿部は、
なんとしても視聴率のとれる番組を作ろうと、
富士山麓の樹海で自殺しようとする人々を追う。
しかし、彼らの人生に触れるうちに良心の呵責を感じた2人は、
自分たちの行動に疑問を抱きはじめ、
それぞれが抱えていた問題に向き合っていくことになる。
監督はテレビドキュメンタリーの分野で活躍する山口秀矢。
撮影監督が山崎裕氏です。
是枝裕和監督の作品や、『ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳』
などの、ドキュメンタリー作品も多く手掛けているベテランカメラマン。
『トルソ』では監督も務めています。
残念ながら自殺大国日本の状況はあまり改善されていません。
これをテーマにした作品は珍しいと思います。
『台湾アイデンティティ』
10月26日(土)~11月1日(金)
↓予告動画はこちら
監督:酒井充子
日本統治下で日本語教育などを受けて育ち、
現在は晩年を迎えた台湾の人々が、
たくましくひたむきに生きてきた姿をとらえたドキュメンタリー。
1895年(明治28年)から1945年(昭和20年)までの半世紀、
日本の統治下にあった台湾で日本語教育を受けた
「日本語世代」といわれる人々は、
2013年現在、人生の晩年期を迎えていた。
第2次世界大戦や二・二八事件など、歴史のうねりに巻き込まれ、
人生を歩み直さなくてはならなかった6人に寄り添い、
彼らの語る過去の体験や日本に対して抱く愛情や悔恨から、未来を見つめていく。
監督は、日台の密接な歴史をひも解いたドキュメンタリー「台湾人生」(08)
も手がけた酒井充子。
シネマイーラで前作「台湾人生」公開された時に
酒井充子監督は舞台挨拶にみえました。
酒井監督は新聞記者の経験から、
とても丹念な取材をされます。
前作も7年間かけて製作されました。
その続編にあたりますので、大変楽しみにしています。
酒井監督のインタビュー記事←お読みください
週末恒例の記事ですが今回は少し遅れてしまいすみません。
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