2016年5月に劇場鑑賞した映画の感想
5月に観た映画の感想を
「なう」の投稿使って
全部掲載するという記事です。f^_^;
データ的なまとめ記事は
まだ5月、6月の分が書いてないので、
順次書く予定です。
5月の劇場鑑賞は29本でした。
(7月13日現在年間劇場鑑賞累計211本)
5月に観た作品の中で
特に印象深かったのは
新作日本映画『ひそひそ星』
『海よりもまだ深く』
新作日本映画ドキュメンタリー『園子温という生きもの』
『だから まいにちたたかう』
新作外国映画では
『皆はこう呼んだ「鋼鉄ジーグ」』
『父を探して』
『光の墓』
『或る終焉』
旧作日本映画『ションベン・ライダー』
『現代人』
旧作外国映画『パラダイス・ナウ』
『世紀の光』
などです。
4月末~5月上旬にイタリア映画祭で観た作品は
全作掲載しました。
『皆はこう呼んだ「鋼鉄ジーグ」』ガブリエーレ・マイネッティ監督。ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で今年主演男女、助演男女、編集、プロダクション、新人監督7部門受賞。問題抱えたダークーヒーローとヒロイン。『レオン』を一番意識したそう。監督は日本のアニメを見て育ち影響を受けている。
『処女の誓い』ラウラ・ビスプリ監督。苛酷な労働環境と女性の地位が低く自由のないアルバニアの山村に生まれ、「宣誓処女」になり男として生きてきた主人公が自分の生き方を問い直すためミラノに出る。アルバ・ロルヴァケルの表情、肉体、佇まいが素晴らしかった。フェミニズム的にも普遍性のある作品
『素晴らしきボッカッチョ』タビアーニ兄弟の新作。前作『塀の中のジュリアス・シーザー』は刑務所の囚人たちがド迫力だったが本作は語り手の10人の若者を新人が演じる。紡がれる5話は悲劇やコメディーやロマンス。タビアーニ兄弟は86歳と84歳の年齢を感じさせないとても瑞々しい作品を制作。
『フランチェスコと呼んで―みんなの法王』ダニエーレ・ルケッティ監督。アルゼンチン出身現ローマ法王は伊移民の子。監督はプロパガンダ映画にしないという企画だったのでアルゼンチンに取材に行き軍事政権が人民を抑圧した時代は遠い昔のことではなく取材したことを知らさなければならないと考えた。
『失われた美』ピエトロ・マルチェッロ監督。ドキュメンタリーとイマジネーションを融合させた風変わりな映画。意地悪じゃないヤン・シュヴァンクマイエルぽいかなと観てたが寓話性の強い不思議な映画だった。水牛目線で世界が描かれ水牛のつぶやきがナレーションされる。家畜や犬の目の表情が豊だった
『待つ女たち』ソレンティーノの助監を務めたピエロ・メッシーナ監督のデビュー作。監督の故郷のシチリアが舞台。師匠譲りのスケール感ある映像美、音楽センスがハイレベル。セリフなどで説明をせず映像で語る。監督が出演熱望したジュリエット・ビノシュが圧倒的な存在感。ルー・ド・ラージュも光る。
『私と彼女』マリア・ソーレ・トニャッツィ監督。伊を代表する女優マルゲリータ・ブイとサブリナ・フェリッリがカップルで主人公のロマンチック・コメディー。50代女性2人が主人公の映画はイタリア映画史上で初めて。愛し合う2人の日常生活は性別を超えた普遍性のあるドラマで女優の名演で好感度大
『暗黒街』ステファノ・ソッリマ監督。ローマ郊外の港町をラスベガスのようにするという一大開発プロジェクトを仕切ろうとするギャング達。教会、政界も絡んだ裏社会を描く大作。欲望、金、暴力にまみれた者達が次々に事件を起こす。誰が成功できるのか、生き残るのか意外性もあるスリリングなドラマ。
Wけんじ企画「ザ・レジスタンス、抵抗」こまばアゴラ劇場。作・演出:山内ケンジ(城山羊の会)出演:山内健司(青年団)他。役者さんたちの演技がリアルで、社会風刺が効いた、ちょっとエロくて、すごく面白いブラックコメディー。130分あっという間。山内ケンジ監督の映画化でも観てみたい。
ブログを更新しました。 『イタリア映画祭2016参加中!3日目 『待つ女たち』『私と彼女』『暗黒街』鑑賞、トークセッションとサイン会にも参加しました。』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12156029259.html
アメブロを更新! 『「若者のすべて 4K 完全修復版」イタリア映画2016 クールじゃないドロン!と、どうしてそんなに自信を持てるのでしょう?というちょっと落ち込んだ話(>_<)』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12156695361.html
ブログ更新!「5月公開鑑賞予定新作映画①ヴィクトリア/すれ違いのダイアリーズ/ひそひそ星/マクベス/あめつちの日々/カルテル・ランド/ファブリックの女王/LISTEN リッスン 他」http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12157187342.html
ブログを更新しました! 『64 ロクヨン 前編 感想 豪華キャスト共演の職人技群像劇 瀬々敬久監督、主演は鬼瓦顔じゃないけど熱演の佐藤浩市、綾野剛、瑛太、永瀬正敏、榮倉奈々他』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12157701063.html
ブログを更新しました! 『海が好き!葉山に行って来た!もう海水浴してる人が(ノ゚ο゚)ノ 神奈川県立近代美術館 葉山館 「近代洋画・もうひとつの正統 原田直次郎展」』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12158085330.html
『俺たちとジュリア』イタリア映画祭。喜劇俳優エドアルド・レオが監督。人生に躓いた中年3人が共同で南部の田舎の農場を購入。コミュニストの元活動家、風来坊の妊婦、カモッラの手下、ガーナの移民の隣人も巻き込んでホテルにリノベする人生やり直しコメディー。ブラックなギャグも満載で面白い。
『地中海』イタリア映画祭。ブルキナファソから仕事を求め砂漠、地中海を越え南伊ロサルノへ命懸けでやって来た青年2人はオレンジ農園の過酷な労働と差別に耐えるが住みかを立ち退かされて反乱に加わる。アフリカ系米人の母伊人の父を持つNY出身の若き監督は現地に住み仲間と制作。複雑な現実を活写
『あなたたちのために』昨年のヴェネチア映画祭で主演ヴァレリア・ゴリーノが女優賞受賞。大家族を支えるために現実から目を逸らして生きてきた主人公が混乱しながらも自分を取り戻すまでを彼女の見ている世界はモノクロ、記憶と夢はカラー、アニメーションやコラージュなども使い凝った映像で描く。
『アイヒマン・ショー 歴史を映した男たち』1961年エルサレムで行われた元ナチス親衛隊将校アドルフ・アイヒマン裁判を録画中継するテレビ番組を制作したプロデューサー・ミルトン・フルックマンとドキュメンタリー監督レオ・フルビッツを軸とした人間ドラマ。アーカイブ映像が強烈な印象を残す。
『若者のすべて』イタリア映画祭。ヴィスコンティ1960年最後のネオ・レアリズモ作品。マーティン・スコセッシ設立ザ・フィルム・ファンデーションによる4Kデジタル完全修復版。南部からミラノへ出てきた貧しい一家の波乱万丈でリアルなドラマ。アラン・ドロンがボクサー三男ロッコを熱演。
『特別な一日』イタリア映画祭。エットレ・スコーラ監督追悼上映。ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニ名演の傑作(1977年)。1938年5月ヒトラーがムッソリーニ政権下の伊を訪問の歓迎式典に人々が出払ったアパートで6人の子持ち主婦と同性愛でクビになったアナウンサーが出会う
『オレはどこへ行く?』イタリア映画祭。ジェンナーロ・ヌンツィアンテ監督と俳優・シンガーソングライターケッコ・ザローネコンビ4作目で伊映画興行収入歴代トップのコメディー。公務員の主人公がリストラで退職を迫られても絶対に辞めず僻地を転任。ブラックな笑いで伊現代社会の問題も描き面白すぎ
『スロウ・ウエスト』ジョン・マクリーン監督。マイケル・ファスベンダー、コディ・スミット=マクフィー、ベン・メンデルソーン。WOWOWジャパンプレミア。好きな女性を追って西部に来た英貴族青年は賞金稼ぎにボディーガードしてもらうが...昔のテクニカラーみたいなルックのビターな西部劇。
「あそぶ浮世絵 ねこづくし」横浜そごう美術館。浮世絵に描かれたネコ。浮世絵は動物のネコだけでなく化け猫も多くて可愛いネコだけじゃなかった。猫が擬人化されて描かれた子ども向きの浮世絵おもちゃ絵も多かった。平木浮世絵財団の所蔵品から、歌川国芳、歌川広重、歌川国貞、月岡芳年など。
「近代洋画・もうひとつの正統 原田直次郎展」神奈川県立近代美術館 葉山。ミュンヘンで交友した森鴎外の小説モデルにもなり生涯の友であった原田(1863-1899)107年ぶりの回顧展(1回目は森鴎外企画)卓抜した技術の持ち主で後世に影響を残した原田の画業と人生を見られる充実の展示。
ブログを更新しました! 『第69回カンヌ国際映画祭5月11日開幕!ヴィゴ・モーテンセン「キャプテン・ファンタスティック」ある視点部門、キアヌ出演「ザ・ネオン・デーモン」コンペ出品』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12158455081.html
アメブロを更新! 『8月の家族たち 舞台 感想 ケラリーノ・サンドロヴィッチ上演台本・演出 麻実れい、秋山菜津子、常盤貴子、音月桂、橋本さとし、中村靖日、村井國夫、生瀬勝久他』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12159103700.html
アメブロを更新しました。 『開幕!2016年第69回カンヌ国際映画祭。コンペティション部門審査員紹介。オープニング作品はウディ・アレン。グザヴィエ・ドランパルム・ドール受賞なるか』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12159440373.html
ブログを更新しました!『ひそひそ星(園子温監督、神楽坂恵さん)園子温という生きもの(大島新監督)横浜 シネマジャック&ベティ初日舞台挨拶に行って来た!カンヌ映画祭もウォッチ中!』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12160405791.html
ブログを更新しました! 『「トニ・エルトマン(原題)」 マーレン・アーデ監督、「アイ・ダニエル・ブレイク(原題)」ケン・ローチ監督、カンヌコンペティション部門出品作、高評価を受ける』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12160741220.html
『パラダイス・ナウ』を『オマールの壁』公開記念世界を変える、社会を変える、映画特集アップリンクで鑑賞。イスラエル占領地ヨルダン川西岸地区で未来も希望もなく貧しい生活をする2人の青年が自爆テロの実行者に選ばれる。『だから まいにち たたかう』で彼らの絶望的な思いの一端を垣間見た。
『だから まいにち たたかう』制作・撮影・構成・編集:倉岡明子。イスラエル占領下、レバノン難民キャンプで暮らすパレスチナ人を訪れた記録。ブルドーザーで住んでいる家を破壊し子供達が在校中の小学校に銃撃するイスラエル軍。『パラダイス・ナウ』『オマールの壁』の若者の絶望がいかに深いか。
『光の墓』アピチャッポン・ウィーラセタクン監督。タイ東北部の学校だった病院で「眠り病」の兵士達がベッドで眠っている。主人公ジェンはある青年の世話を始める。その土地が太古の王様の墓で眠り病との関係に気付く。アピチャッポンらしい美しい映像とユーモア。もっと笑って観ればいいんじゃないか
『花、香る歌』朝鮮伝統芸能パンソリ初の女流唄い手となった実在の人物チン・チェソン波乱の人生。彼女がパンソリの大家シン・ジェヒョの弟子で興宣大院君の前で歌った史実から映画は多分97%くらいは創造してるんじゃないかと。でもこの丁寧に作られた熱く悲しいドラマは俳優の好演もあり心を打つ。
『父を探して』ブラジル・インディ・アニメ界の新鋭アレ・アブレウ監督。未知の映像体験という宣伝コピーあるけど本作がまさにそうで今の所本年のマイ洋画ベスト1。少年の出稼ぎに出た父親探しの旅はブラジルの歴史、社会、政治、環境問題まで描きながら普遍性のある傑作。絵、映像、音楽、音に震える
『ひそひそ星』園子温監督渾身の新作。『部屋 THE ROOM』を公開当時観た時の衝撃を思い出した。監督が25年前に描いたひそひそ星の絵コンテを映画化できなかったのは日本映画の損失と思うが今だからこそできた表現もある。景色が語る。『園子温という生きもの』と続けて観ると面白さが倍増!
『園子温という生きもの』大島新監督。ひそひそ制作中の園監督に1年密着取材。新監督父渚監督とはSEX、バイオレンス、政治性のある所が監督として似てるが人間性は違い渚監督は人を緊張させるが園監督はチャーミングと、園監督のダメ人な所も写していてそこがまた面白い。ひそひそ後鑑賞をおススメ
ブログを更新! 色々試行錯誤して記事制作してます(^-^)/『父を探して/花、香る歌/光の墓/ひそひそ星/園子温という生きもの/パラダイス・ナウ/だから まいにち たたかう 感想』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12161107811.html
ブログを更新!『カンヌにヴィゴ・モーテンセン「キャプテン・ファンタスティック」(マット・ロス監督)で登場!festival de cannes captain fantastic』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12161437690.html
ブログを更新しました。 『カンヌ映画祭の是枝裕和監督、真木よう子、阿部寛、樹木希林『海よりもまだ深く』/『哭声』ナ・ホンジン監督、國村隼/『レッドタートル ある島の物語』鈴木敏夫』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12161769683.html
ブログ更新!「5月公開鑑賞予定新作映画②若葉のころ/或る終焉/神様メール/素敵なサプライズ/海よりもまだ深く/エルヴィス、我が心の歌/ディストラクション・ベイビーズ/あのひと 他」http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12162110244.html
ブログを更新!『カンヌ映画祭のグザヴィエ・ドラン、イギー・ポップ、ジム・ジャームッシュ、シャーリーズ・セロン、ショーン・ペン、エル・ファニング、ニコラス・ウィンディング・レフン他』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12162465541.html
ブログ更新! 『パルム・ドッグ賞「パターソン」ジム・ジャームッシュ監督のネリー/ある視点部門『淵に立つ』審査員賞受賞!「キャプテン・ファンタスティック」監督賞!/コンペ部門受賞予想』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12162803453.html
カンヌ国際映画祭2016受賞結果その2男優賞:シャハブ・ホセイニ「ザ・セールスマン」女優賞:ジャクリン・ホセ「マ・ローザ」審査員賞:アンドレア・アーノルド「アメリカン・ハニー」予想は外れまくり。グザヴィエ・ドラン受賞は嬉しいけど一番高評価を得た「トニ・エルトマン」完無視なんだな。
カンヌ国際映画祭「ある視点」部門授賞式動画を何度も見てしまう。「キャプテン・ファンタスティック」マット・ロスが監督賞受賞でヴィゴ・モーテンセンを舞台に一緒に上がるように誘いとても恥ずかしそうに応じるヴィゴと監督のスピーチにうるっと来る。ヴィゴと審査員ディエゴ・ルナのハグにもニコリ
カンヌ国際映画祭2016受賞結果その1パルム・ドール:ケン・ローチ「アイ・ダニエル・ブレイク」グランプリ:グザヴィエ・ドラン監督賞:オリヴィエ・アサイヤス「パーソナル・ショッパー」クリスティアン・ムンジウ「グラデュエーション 」脚本賞:アスガー・ファルハディ「ザ・セールスマン」
ブログを更新しました!『パルム・ドール:ケン・ローチ、グランプリ:グザヴィエ・ドランカンヌ国際映画祭2016受賞結果速報』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12163154482.html
ブログを更新しました!「こんなん出ました。私もやってみました。サンリオキャラクター診断キャンペーン。スターウォーズキャラクター診断キャンペーンでなくて良かった!?」http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12162380269.html
ブログを更新しました!「ディストラクション・・ベイビーズ 真利子哲也監督柳楽優弥主演/殿、利息でござる 中村義洋監督阿部サダヲ主演/ヘイル、シーザー! コーエン兄弟監督 感想」http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12163758036.html
『ディストラクション・ベイビーズ』真利子哲也監督。愛媛県松山が舞台。ケンカに明け暮れる主人公の柳楽優弥の内面を感じさせない人物造形は見事。彼も一緒に行動する菅田将暉、小松菜奈も成長なんかしない青春群像ドラマ。先月観た『蜃気楼の舟』に続き撮影の佐々木靖之の素晴らしい仕事に注目した。
『殿、利息でござる』中村義洋監督。分かり易くて面白い史実ドラマで往年の松竹らしい人情劇でもあり、誰でも安心して観られる。お上に盾突くのでなく共存しようというドラマなので今の日本(除く沖縄)の空気感にも合っているのでしょう。羽生くんは銀盤での演技力、存在感が映画でも光ってますね。
『ヘイル、シーザー!』1950年代のハリウッドで「何でも解決屋」プロデューサー・ジョシュ・ブローリンが次々に起こる難題解決に奔走する1日の姿を描く。50年代のハリウッドの知識がないと面白くないのかな。スタジオ撮影の様子を再現するためのセットやスタッフの動きにまで神経が行き届いてる
『世紀の光』アピチャッポン・ウィーラセタクン監督06年作品。二重性を探求する構造を使った三作目の映画と監督。『光りの墓』と シンクロする部分も。映画からはみ出している事象や他作品でも繰り返し使われるモチーフを探すのが楽しみになっている。『光りの墓』に感じる不安な雰囲気はまだない。
『君がくれたグッドライフ』ドイツ映画。ALS(筋萎縮性側索硬化症)で余命を宣告されたハンネスは毎年妻キキを含む仲間6人でする自転車旅行の行き先を尊厳死ができるベルギーにした。ユーモアも添えられ映像も美しく思慮を促す誠実な作品。個人的にはこのテーマの違った展開の映画をそろそろ観たい
『海よりもまだ深く』普通にいそうな人間の冴えない日常をここまでリアルに見せる脚本と演出には監督の鋭い観察力と客観性が裏打ちされている。山崎裕の撮影技術に唸った。やはり監督の目に一番近い人と感じる。『歩いても 歩いても』ままならない人生の中にも詩的な瞬間がある。久々大満足の是枝作品
『マンガをはみだした男 赤塚不二夫』冨永昌敬監督。生誕80年企画で「レッツラゴン」のキャラクターが案内役のポップで愉快なアニメーション・ドキュメンタリー映画。貴重な肉声や映像、写真、関係者の証言などで彼の破天荒な作家生活、人生をたどる。表現者としてのヴァイタリティーに圧倒される。
『現代人』渋谷実監督。シネマヴェーラ渋谷と愉快な仲間たち斎藤工セレクション。国土省建設局管理課長荻野は土木会社社長から賄賂を受けていた。アプレ青年の部下小田切は荻野の娘への恋心から自ら汚職に手を染め荻野の汚職を止めようとする。スピーディーな展開、凝った映像とクールな池部良に痺れた
『東京流れ者』鈴木清順監督。シネマヴェーラ渋谷と愉快な仲間たち斎藤工セレクション。伝説のヤクザ不死鳥の哲(渡哲也)は倉田組長とともに堅気になっていたが結局組の抗争に巻き込まれ地方を渡り歩く。歌、ヤクザ、任侠、アクションなど盛り込まれ、木村威夫の凝ったセット、鮮やかな色使いが印象的
ブログを更新しました!『マンガをはみだした男 赤塚不二夫 感想 生誕80年企画のポップで面白いアニメーション・ドキュメンタリー映画。貴重な写真、映像、肉声や関係者インタビューも満載』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12166099355.html
5月は美術展の感想も投稿してたけど
またすぐサボってる(゚_゚i)
美術展のまとめ記事も書いて無いし(^o^;)
いろいろ書きたい記事は
あるのだけれど...
1本での映画の感想記事も書かなくちゃですf^_^;
今週劇場鑑賞した映画
『疑惑のチャンピオン』
『シング・ストリート 未来へのうた』
『神様たちの街』
『カルテル・ランド』
『冬冬の夏休み』
『恋恋風塵』
鑑賞した映画の短評は↓
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に鑑賞後随時投稿しています。
ぜひ読んで下さい。
毎週月曜日に「なう」への投稿が
まとめてブログにUPされます。
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ヴィゴ・モーテンセン新作「キャプテン・ファンタスティック」
マット・ロス監督
5/1 23:46
5/1 23:51
5/2 0:32
5/2 0:37
5/2 1:40
5/2 2:05
5/2 2:25
5/2 3:22
5/2 4:27
5/4 5:49
5/6 0:42
5/7 3:38
5/8 4:52
5/8 19:56
5/8 21:59
5/8 22:21
5/8 22:37
5/8 22:56
5/8 23:13
5/8 23:36
5/8 23:45
5/9 0:34
5/9 5:11
5/11 12:10
5/12 4:46
5/16 0:42
5/16 1:00
5/16 1:44
5/16 1:57
5/16 2:08
5/16 3:16
5/16 3:37
5/16 4:00
5/17 5:25
5/18 4:53
5/19 4:07
5/20 5:59
5/21 7:40
5/23 4:14
5/23 4:27
5/23 5:08
5/23 6:39
5/25 0:28
5/26 0:40
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5/26 3:09
ブログを更新!『「トニ・エルトマン」独映画マーレン・アーデ監督が来るよ! クケリ・ブームも来るかな?ポール・ヴァーホーベン監督「エル」メル・ギブソン主演「ブラッド・ファーザー」他』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12164446938.html
5/27 5:02
ブログ更新『4月鑑賞映画下衆の愛/蜃気楼の舟/断食芸人/牡蠣工場/大地を受け継ぐ/孤独のススメ/さざなみ/オマールの壁/最高の花婿/孤独のススメ/さざなみ/母よ、/バーバリアンズ他』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12165000924.html
5/30 0:30
5/30 0:59
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5/30 1:51
Captain Fantastic
ヴィゴ・モーテンセンとワンコ