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若者のすべて 4K 完全修復版 クールじゃないドロン!/どうしてそんなに自信を持てるのでしょう?

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『若者のすべて 4K 完全修復版』
原題:Rocco e i suoi fratelli
ルキーノ・ヴィスコンティ監督
1960年製作 イタリア映画




イタリア映画祭の上映作品をコンプ中で、
4日目の5月2日(月)は、
『俺たちとジュリア』
『地中海』
『あなたたちのために』








5日目の5月3日(火)は、
『若者のすべて』
観ました。

3日目の5月1日(日)に観た
『待つ女たち』
『私と彼女』
『暗黒街』

も、まだ書いてないのだけど、
先に『若者のすべて』
から書こうと準備していました...

すみません、ちょっとここから
愚痴っぽいこと書きます。(;^_^A

昨夜コメントのお返しと、
ブログを読みに回ったところ、
読んだら打ちひしがれてしまった
記事があって、
しばらく呆然としていました。
人のブログを読んで傷ついているなんて
バカじゃないの?
と思われる方もいらっしゃるでしょう。
私は自分の記事のコメント欄に
中傷を書き込まれたこともあるし、
ツィッターやなうなどで中傷されたこともあります。
でも、今回は直接攻撃されたわけじゃないし、
気にする自分がおかしいと思いながら、
落ち込んでしまい、
予定していた記事も書けなくなりました。(´□`。)
その方はある映画に対して
ブログ以外でもネガティヴ情報を
発信しているようでしたから
その映画に対して御立腹なのでしょう。
映画を見るのが好きで、
たくさん見ているからといって、
映画愛があるとは限らないのだと、
ブロガーになって思い知ったことが何度かありました。
今回も同じ思いをしました。

私は自分の映画の観方や解釈に
まったく自信はありません。
知らないことも多過ぎです。
ブロガーの皆さんは
自分の意見にとても自信を持って書いてみえるので
私は気後れするばかりです。(´□`。)

では、気を取り直して
『若者のすべて』について
書きますね。




『若者のすべて』は
昨年の第68回カンヌ国際映画祭クラシック部門で
初上映された4Kデジタル完全修復版をもとにした
DCP素材での上映でした。

デジタル修復でこんなに美しく甦ったという
↓『若者のすべて』ビフォア・アフターの動画


↓『若者のすべて』4Kデジタル完全修復版 トレーラー


グッチは、映画監督マーティン・スコセッシが設立した
ザ・フィルム・ファンデーションとともに、
イタリア人監督ルキノ・ヴィスコンティによる
1960年の作品「若者のすべて」のデジタル修復版を制作し、
5月17日に第68回カンヌ映画祭で発表した。
同社は映画の修復・保存活動を推進する
ザ・フィルム・ファンデーションを2006年から支援している。
グッチのサポートにより、「理由なき反抗」や
「壊れゆく女」などを含む10作品の修復が実現した。

ザ・フィルム・ファンデーションの
マーティン・スコセッシ設立者兼会長は、
「映画への情熱と、修復と保存の重要性を理解してくれる
『グッチ』に感謝している。
彼らの協力により、この10年間でミケランジェロ・アントニオーニや
ニコラス・レイ、ジョン・カサヴェテスといった
巨匠の作品の修復・復元が実現した。
そして今回も、公開当時と変わらぬパワーに満ち溢れた
傑作の修復版を完成させることができた」と話した。


今年は最高画質で修復された
ヴィスコンティによる5作品を
日本劇場初公開で上映する予定だ。
5月14日からは、初の4K修復版の「山猫」
初のデジタル修復版の「ルートヴィヒ」を、
「ヴィスコンティと美しき男たち~
アラン・ドロンとヘルムート・バーガー~」
と題し、
恵比寿ガーデンシネマで公開。
冬には、「郵便配達は二度ベルを鳴らす デジタル修復版」
「揺れる大地 デジタル修復版」
「若者のすべて 4K 完全修復版」
新宿武蔵野館などで順次公開する。
(wwdjapan.comより)

↓「ヴィスコンティと美しき男たち
~アラン・ドロンとヘルムート・バーガー~」
『山猫』4K修復版、『ルートヴィヒ』デジタル修復版





「若者のすべて」はヴィスコンティの
ネオ・レアリズモの最後の作品です。
南部からミラノへ母親と出てきた
貧しい兄弟の波乱万丈な家族ドラマ。
アラン・ドロンが
だらしない次兄シモーネに
人生を狂わされながらも
その兄を許し続けるボクサーの三男ロッコを
エモーショナルに演じています。
『太陽がいっぱい』と同じ1960年製作で、
ドロンが美しく輝いています。
感想記事はまた書く予定です。






ヴィスコンティとアラン・ドロン








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アラン・ドロンとにゃーネコ

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