東京さくらだより目黒編
『ジョギング渡り鳥』短評
目黒雅叙園:いけばな×百段階段とディナービュッフェ
4月上旬公開で観たい映画
もう、4月になってしまいました。(^o^;)
去年の今頃の私は抗がん剤治療の副作用で体調最悪。
骨髄が弱って血小板減少と貧血。
昏倒してしまったことも。
数値が悪ければ入院して輸血ってことで
入院の支度をして血液検査に通っていました。
桜どころではありませんでした。(TωT)
今年は無事に生きていられて
ちゃんと桜を観ることができ
感慨もひとしおです。
昨日は新宿ケイズシネマで
鈴木卓爾監督の
『ジョギング渡り鳥』観ました。
鈴木卓爾監督が講師を務める
映画美学校のアクターズ・コース第1期生が
キャストとスタッフを兼任して制作した映画です。
宇宙人が地球にやってきて
(地球人には宇宙人が見えない設定)
地球人の様子を撮影します。
その撮影は本当にしていて、
映像が映画に使われています。
映画の中で更に映画が撮影されているということです。
商業映画しか観たことがないという方には
異質の自主制作映画、実験的な映画になると思いますが、
高尚、スノビッシュな難解さはありません。
市井の人々(深谷市でロケ)の暮らしが綴られています。
ただ構成や構造はすごく分かり易いとはいえないし、
低予算の手作り感満載なので、
そういう人は多分観ることはないと思うけど
「分けわかんない」「これが映画なの?」
(ちゃんと映画なんですよ)
と、なってしまうかもしれません。
昨年のPFFで特別上映されています。
私は『UFO少年アブドラジャン』+『道中の点検』
+『真昼の不思議な物体』
みたいかな~って思ったけど、
褒めすぎですかね卓爾監督。
1本で書きたいなと考えています。
↓『ジョギング渡り鳥』予告動画
その後目黒雅叙園へ行きました。
目黒の桜は満開ではないけどかなり咲いていました。
東京都指定有形文化財の木造建築百段階段で
「いけばな×百段階段」を観ました。
百段階段は実際は99段ですが、
長い階段の途中の6部屋に違う流派のいけばなの展示がありました。
写真撮影できなかったので
参考にこんな感じだったってことで
ネットから探しました。
この「いけばな×百段階段」入場券付の
ディナービュッフェのクーポンがお得だったのです。
抗がん剤治療が終わって元気になったら
娘と旅行しようと思っていたのですが、
行きそびれているので、
とりあえず少し豪華な食事でもと思いまして。
コースディナーとかじゃないですが(^_^;)
前菜とサラダだけでこんなに食べてしまいましたので、
あとは恥ずかしいのでやめておきます。f^_^;
飲み放題付でしたがワイン2杯しか飲めませんでした。(^o^;)
4月公開の新作映画は
アカデミー賞関連の作品も多いですね。
恒例の私が観たい新作映画記事がまだ作っていないので、
とりあえず今週末公開の新作映画で
観たいと思っている作品だけ簡単にご紹介しておきます。
『下衆の愛』
監督 :内田英治
主演:渋川清彦
またまた渋川さん主演映画、
『お盆の弟』と違い今度は下衆な映画監督。
『桜の樹の下』
監督 :田中圭
川崎市の公営団地で暮らす
高齢者たちの生活を捉えたドキュメンタリー。
『蒼のシンフォニー』
監督 :パク・ヨンイ
日本の朝鮮学校に通う在日コリアンの生徒たちの
ありのままの姿や、朝鮮の人々の素顔を捉えた
ドキュメンタリー。
『バット・オンリー・ラヴ』
監督・脚本・主演:佐野和宏
咽頭癌を患い声帯を失った佐野が
18年ぶりにメガホンを執り、
癌で声を失くした男が、
もがきながらも愛を求める様を描く。
『蜜のあわれ』
監督 :石井岳龍
出演 :二階堂ふみ、大杉漣、真木よう子
室生犀星原作。
変幻自在の金魚の姿を持つ少女・赤子と、
共に暮らす老作家との独特の世界観を表現。
これは公開記念の衣装展に行って来ました。
石井岳龍監督の新作で楽しみにしています。
『ミラクル・ニール!』
監督:テリー・ジョーンズ
出演 :サイモン・ペッグ、ケイト・ベッキンセール
“モンティ・パイソン“のメンバーが
再結集して制作したSFコメディ。
ロビン・ウィリアムズが声の出演で
これが最後の作品。
テリー・ギリアム親父も声の出演してる。
『LOVE【3D】』
監督 :ギャスパー・ノエ
出演 :カール・グルスマン、 アオミ・ムヨック、
クララ・クリスティン
濃密な愛のドラマを3Dで描いた異色作。
正直なところギャスパー・ノエの映画は
特に好みではないのです。(^_^;)
画面から飛び出す精液...とか宣伝されてますが、
そんなんみたくな~い(><;)
3Dだからサービスデーに観ても追加料金だし...
でも、今作は女性に対する敬意が表現されてるらしいから
一応観る予定ではいます。
↓官能表現が気になる方はどうぞ。
『LOVE【3D】』レッドバンド・トレーラです。
『恋』
監督:長澤雅彦
脚本:足立紳
出演:伊藤洋三郎、 岡田奈々
これは余裕があったら。
映画以外に美術展、舞台なども観るし、
今月は下旬の「イタリア映画祭」のチケットを
もう全作品買ってあります。
そして特集上映も
ケイズシネマの「パラジャーノフ特集」
シネマヴェーラ渋谷の「千葉泰樹監督特集」
「清水宏監督特集」
フィルムセンターの「木下忠司の映画音楽」
などの中からも観たいので、
新作映画は観たいとピックアップしても、
名画座待ちか
観れないものが多いかもしれません。(^_^;)
『スポットライト』『ボーダーライン』
『レヴェナント』『ルーム』など外せない作品が
まだまだたくさんありますし...
4月は観たい映画の公開が多過ぎです。(゚_゚i)
私が読者登録してるアメブロブロガーさんは
公開されたらすぐにご覧になる方が多いので、
自分も早く観たい欲望が湧いてしまいますが、
我慢して焦らず計画的に(苦笑)
観て行こうと思います。
鑑賞した映画の短評は↓
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に鑑賞後随時投稿しています。
ぜひ読んで下さい。
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