岡本太郎×中村正義「東京展」
中島清之展
1月に行った美術展と
オリヴェイラ監督特集・アピチャッポン特集
『広河隆一 人間の戦場』
粟津潔 1975年第一回東京展ポスター
もう2月になりました。
2月に見たい映画の記事が
まだ書いてなくて焦ります(;^_^A
昨年は美術展に行った記事を
書きそびれることが多かったので
今年は備忘録的にそのつど、
あるいは毎月まとめて残していきます。
1月に行った美術展は4つで
記事にしたのは
『スター・ウォーズ展
未来へつづく、創造のビジョン。』←クリック
さよなら鎌近(カマキン)2016年1月31日で閉館する
神奈川県立近代美術館 鎌倉館へ行って来た。←クリック
その他に行ったのは
横浜美術館
『横浜発 おもしろい画家:中島清之ー日本画の迷宮』
中島清之(なかじまきよし)は
中島千波の父です。
長野県小布施の
おぶせミュージアム・中島千波館には
行ったことがありますが、
(中島千波は一家が小布施に
疎開している時に生まれました。)
中島清之の画をこれだけまとめて紹介したのは
初めてではないでしょうか。
代表作が下の動画で見られます。↓
↓横浜美術館「横浜発 おもしろい画家:中島清之ー日本画の迷宮」告知映像
横浜美術館の常設展はいつも充実しているので
企画展より見るのに時間がかかります。
そしてフラッシュなしでの撮影OKなんです。
写真のコレクションも多く
今回はなんとヴィルヘルム・フォン・グレーデンの
写真の展示もあったのです。
小さいから削除されないでしょう。(^o^;)
左の方が彼の作品です↓
川崎市岡本太郎美術館
『岡本太郎と中村正義・東京展』
中村正義の故郷豊橋市美術博物館から巡回
1975年、画家・中村正義はこれまで築きあげてきた画家としての歴史・人生のすべてを賭けて全く新しい美術の共同体・組織を、日本の閉塞的な美術界に誕生させようとしました。自らが育った「日展(日本美術展)」に反旗を翻した中村正義が、さらに日本美術界そのものを変革させるべく、病身をおして作ったのが「東京展」でした。中村正義にとって、「東京展」は日本美術界の全体を変革させる核であり、変容させる新しい生命体だったのです。その新しい生命体を誕生させるには、さらに強烈なエネルギーが必要でした。そのエネルギーこそが岡本太郎だったのです。
本展は岡本、中村の接点である「東京展」の構想および再現を軸にして、岡本と中村の作品を中心に展示し、現在の日本の美術の状況を再考する展覧会にしたいと思います。(中村正義の美術館より)
エネルギッシュな展覧会でした。
岡本太郎の常設展の方で撮影OKな所があります。
川崎市岡本太郎美術館は
川崎市多摩区の生田緑地にあります。
生田緑地には川崎市立日本民家園、
かわさき宙(そら)と緑の科学館、
藤子・F・不二雄ミュージアム、
生田緑地ばら苑、
枡形山広場と展望台
他、様々な施設もあるし
緑が豊かで散歩にも向いています。
交流しているブロガーさんに
おススメしてもらいました。
ただ私が住んでいる所からは
同じ川崎市内なのに、
バス、電車を乗り継ぎ
1時間以上かかってしまうのが難点。
でもまた行きたいです。
中村正義の美術館も川崎市麻生区にあり、
ここはさらに遠くて
家から1時間半近くかかりそうですが、
まだ行っていないので行きたいです。
メタセコイアが不思議な雰囲気でした。
横浜美術館には10日、
岡本太郎美術館には11日に
娘と行きました。
娘は二十歳になりましたが
成人式は川崎は完全アウェーで問題外
浜松に行く気も、
晴れ着を着る気もありませんでした。
私は二十歳の時は
京都で大学の後期テストを前に
テンパってたし、
そもそもお仕着せの式典なんて苦手なので
出ませんでした。
一応このとき記念撮影をしました。(笑)
7歳の七五三では
親バカでこんな写真も撮りました。
娘は怒るかもですが、
これ見ても誰かわかんないし
載せちゃいました。(笑)
最近見た映画
『広河隆一 人間の戦場』
『ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳』
の長谷川三郎監督。
キネカ大森キネカでしゃべれ場!?
ゲスト広河隆一さん長谷川三郎監督に参加。
パレスチナ、福島、チェルノブイリ、沖縄へと
取材と子どもたちの支援で駆け巡る
広河さんを追った本作、
いま日本の未来の舵取りを間違えないように
1人でも多くの人に見てもらいたい作品。
目を塞いではいけない現実がある。
サインももらいました。
この作品は近日中に必ず書きます。
永遠のオリヴェイラ
「マノエル・ド・オリヴェイラ監督追悼特集Part1」で
1942年の長編デビュー作『アニキ・ボボ』
ネオレアリズモの先駆的作品とされている、
ポルトの子どもたちを活き活きと描いた
斬新で瑞々しい作品。
2014年第71回ヴェネチア映画祭で上映された
短編『レステロの老人』
4人の文学者が語り合うのだけど、
セルヴァンテスしか分からなくて
語り合う内容も難しくて...ヽ(;´Д`)ノ
「アピチャッポン・イン・ザ・ウッズ2016」で
アピチャッポン・ウィーラセタクン監督
『真昼の不思議な物体』(2000年)
タイを北部から南下して行く撮影クルーは、
各地の村や町に立ち寄り、人々にマイクを向けて、
「足の悪い少年と家庭教師の話」を
各自勝手に創作してもらう。
年齢も境遇も異なる人々によって自由奔放に紡がれる物語を、
ジグソーパズルのように組み立てて作品化した異色作。
っていう見たことない映画です。
よくこんな企画を思いついて実行するなあ。
そして、話を作り演じる人たちも面白い。
この作品も子どもたちがとても活き活きしてた。
『アニキ・ボボ』にも
『真昼の不思議な物体』にも
猫がさり気なく出て来て可愛らしかったです。
鑑賞した映画の短評は↓
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に鑑賞後随時投稿しています。
ぜひ読んで下さい。
Captain Fantastic
オリヴェイラ監督『アブラハム渓谷』
レオノール・シルヴェイラとネコ(^・x・^)
レオノール・シルヴェイラとネコ(^・x・^)