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猫なんかよんでもこない。感想 啓蒙映画なのか?動物飼う時は責任持って!注意:ネタバレで書いてます

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『猫なんかよんでもこない。』
2105年製作 日本映画
TOHOシネマズ川崎で鑑賞

今回はネタバレしないと書けないので
すみませんが
原作も、内容もご存知ない状態で
これから映画を見たい方は
ご覧になってから読んで下さい。
ちなみに私は原作は読んでいません。

それから、
この映画は素晴らしい、
感動した、
という方も気分を害される恐れがありますので
スルーして下さいね。









↓『猫なんかよんでもこない。』予告動画


監督:山本透
編集:相良直一郎
製作:岩村卓
佐竹一美
櫻井秀行
矢内廣
風間建治
宮永大輔
古川博志
増田義和
森川健一
宇田川寧
田中洋行
田口雄介
脚本:山本透
林民夫
撮影:小松高志
美術:林千奈
音楽:兼松衆

この映画、
製作委員会方式で、
しかもプロデューサーがこんなに多いから
こうなった!?
と、気にはなります...

出演:
風間俊介
つるの剛士
松岡茉優
内田淳子
矢柴俊博
市川実和子


あらすじ(注意:ネタバレ)


漫画家の兄(つるの剛士)のアパートに居候して
プロボクサーを目指していたが
試合中のケガでプロへの道を
閉ざされる主人公のミツオ(風間俊介)。
兄が拾ってきた子猫チンとクロの
世話をすることに。
ミツオはある日家に帰らない猫たちを探していて
後でバイト先で再会する
管理栄養士のウメさん(松岡茉優)が
猫たちを公園で構っているのを見つける。
そして二匹の避妊、去勢手術を勧められる。
兄は漫画家をやめて帰郷。
ミツオは1人で猫たちと暮らす。
そしてメスのチンの手術はするが、
クロの手術はせず
近所の猫たちのボスになれとけしかける。
クロは猫同士のケンカでケガをし、
ネコエイズに感染して
だんだん弱って
死んでしまうのであった...。(´д`lll)

全部自分が悪かったと言うミツオ...
ウメさんがなぐさめて
なんだか人間の勝手な理屈で
猫も自分も幸せだったとミツオは納得して
終わってました...

でも、ミツオよ、
お主が悪いヽ(`Д´)ノ


と思いました。


原作がはじめに出版されたのは2012年なので
それ以前の出来事でしょうけど、
20年以上前とかじゃないですよね? 
外に出しているのだから
無責任にもほどがあるでしょ。
と、とてもミツオに同情はできなかったです。

「クロを死なせました」が、
こういう結果にならないよう
避妊、去勢手術しましょうと
啓蒙したいのでしょうか。

私はネコは大好きです。
実家では代々猫を飼っています。
(母は野良猫の避妊・去勢手術を
ボランティアでしています。)
私はネコ映画は
『子猫物語』の虐待がトラウマになって
あまり見てないです。
...と言いながら、
『私は猫ストーカー』2009年
(鈴木卓爾監督)
『ねこタクシー』2010年
(亀井亨監督)
観ましたが...
『レンタネコ』2012年
も観てしまったのですが、
これは好きじゃないです。


『猫なんかよんでもこない。』
出演していたネコたちは可愛らしいですよ。









↑弱っていくクロの演技をさせるのも
なんだかなあという思いでした。


ウメさん役松岡茉優


ミツオの兄役つるの剛士


ネコ好きな大家さん役市川実和子




私は原則ディスらないことにしています。
自分で選んで観たのだしね。
今回は例外となってしまいました。(^o^;)
「史上最高にキュートな猫映画」という
売り文句ですが、
私が「史上最強に猫が可愛い映画」だと
認定するのは(笑)
『アタラント号』1934年製作フランス映画
監督:ジャン・ヴィゴ
製作:ジャック=ルイ・ヌネーズ
脚本:ジャン・ジェミール
撮影:ボリス・カウフマン
音楽:モーリス・ジョーベール

出演:ディタ・パルロ
ジャン・ダステ
ミシェル・シモン
ルイ・ルフェーブル

アタラント号の若い船長夫妻の
夫婦ケンカの顛末が主軸なのですが、
見た目はいかついけど
心は優しく音楽好きな水夫役ミシェル・シモンの
可愛がっている猫たちが
自由で自然ですごく可愛いです。

↓『アタラント号』トレーラー










『猫なんかよんでもこない。』は
観る予定ではなかったのですが、
昨日がTOHOシネマズフリーパスポート最終日で、
時間合うのがこれしかなかったため観ました。
本当は『ブラック・スキャンダル』と
『亀岡拓次』が観たかったです。
『ブラック・スキャンダル』は日本橋で観ようとしたら
夜中の時点でかなり席が埋まっていたので諦めました。
(この2本は後日観ます。)
昨日午前は、角川シネマ新宿で
生誕100年記念映画祭
「市川崑 光と影の仕草」
『太平洋ひとりぼっち』観て、
浅丘ルリ子さんのトークを聞き、
走れるところは走って川崎に戻りましたが、
『亀岡拓次』1回目13:55~の回は満席で、
『パディントン』(2回目鑑賞で今回は吹き替え)
を観て、『猫なんかよんでもこない。』
そして最後に『ピンクとグレー』でした。
『亀岡拓次』2回目が21:45~24:00で
(封切週からこんな1日2回上映なんて(>_<))
バスもなくなるので帰ってきました。




『太平洋ひとりぼっち』1963年
石原プロ映画製作第一回作品。
堀江謙一氏の
1962年5月から約3ヶ月かけて
ヨット『マーメイド号』で太平洋単独横断した
実話がモデルの映画化。
監督:市川崑
脚色:和田夏十
原作:堀江謙一
企画:中井景
撮影:山崎善弘
美術:松山崇
音楽:芥川也寸志 、 武満徹
録音:橋本文雄
照明:藤林甲
編集:辻井正則

主人公青年(石原裕次郎)の
父が森雅之、母が田中絹代
妹が浅丘ルリ子
というスゴイ家族です。
航海の様子は迫力がありました。
撮影大変だったそうです。
『オール・イズ・ロスト』の
J・C・チャンダー監督観てるんじゃ?
(裕次郎さんは独り言多いですが)
音楽が芥川也寸志、武満徹というのも凄い。




『ピンクとグレー』
中島裕翔、菅田将暉、夏帆
俳優は頑張っていました。
行定勲監督の映画久しぶりで
『遠くの空に消えた』以来だった。
(セカ中、クローズド・ノートも観てない)
青春ものは得意だと思うけど...
原作は面白いのかな?(読まないけど)
柳楽優弥に一番存在感があったと思いました。



鑑賞した映画の短評は↓

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に鑑賞後随時投稿しています。
ぜひ読んで下さい。






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