『ザ・ウォーク』
原題:The Walk
2015年製作 アメリカ映画
TOHOシネマズ川崎で鑑賞
3D字幕版
↓『ザ・ウォーク』予告動画
監督:ロバート・ゼメキス
脚本:ロバート・ゼメキス 、
クリストファー・ブラウン
原作:フィリップ・プティ
エグゼクティブプロデューサー:シェリラン・マーティン 、
ジャックリーン・ラビーン 、
ベン・ワイスバーン
製作:スティーヴ・スターキー 、
ロバート・ゼメキス 、
ジャック・ラプケ
撮影:ダリウス・ウォルスキー
プロダクション・デザイン:ナオミ・ショーハン
音楽:アラン・シルヴェストリ
編集:ジェレマイア・オドリスコル
衣裳:スティラット・ラーラーブ
キャスティング:スコット・ボーランド 、
ヴィクトリア・バロウズ
視覚効果スーパーバイザー:ケビン・ベイリー
出演:
フィリップ・プティ:ジョゼフ・ゴードン=レヴィット
パパ・ルディ:ベン・キングズレー
アニー:シャルロット・ルボン
ジャン=ピエール / ジェイ・ピー:ジェームズ・バッジ・デール
ジャン=ルイ:クレマン・シボニー
ジェフ/ジャン・フランシス:セザール・ドムボイ
デイヴィッド:ベネディクト・サミュエル
アルバート:ベン・シュワルツ
バリー・グリーンハウス:スティーヴ・ヴァレンティーヌ
あらすじは~
1974年、当時世界一の高さだった
ニューヨークのワールド・トレード・センターの
2つのビルの間にワイヤーロープを張り、
命綱なしの空中かっ歩に挑戦した
フランス人フィリップ・プティのパフォーマンスと
そこに至るまでの彼の生い立ち、
仲間達との計画の様子を描く
青春アクションアドベンチャーです。
最近はマイナーな作品ばかり書いています。
TOHOシネマズフリーパスポート期間中なので
エンタメ作品も観ていますが、
ブログはなるべくあまり紹介されてない作品を
優先して書きたいので
大作はこの所殆ど1本では書いていません。(^o^;)
日曜夜の記事は明日UPされる
なうのまとめに埋もれますし、
もうご覧になった方、
これから観る方も多いでしょうから、
さらっとまとめます。
私は小さい映画の記事を書きますが、
記事はエンタメ性を追求してますので(笑)
映画をより楽しんで戴ける情報を提供しますネ(^-^)/
スピルバーグは
「最後のハリウッドの巨匠」と呼ばれたい!?
近年はそんな道を追求している気がします。
そんなスピルバーグ人脈の1人なゼメキス監督ですが
彼は巨匠への道は選ばず!?
最新の映像技術を取り入れた映像に拘りながら
エンタメ作品を作り続けています。
いっとき(00年代)3DCG作品の連発で
もう実写映画は作らないのかしらと思いましたが
2012年の『フライト』から実写に戻ってきました。
戻って来たといってもCGやVFXは多用しています。
でも殆どどこが実写なのかCGなのか区別がつきません。
本作でジョゼフ・ゴードン=レヴィットは
フィリップ・プティの特訓を受けて
素晴らしい演技をしています。
スタントマン(ジェイド・キンダー=マーティン)
が演じて彼の顔の演技を貼り付けた場面もありますが、
もう全く違和感のない素晴らしい技術です。
『ベオウルフ/呪われし勇者』(2007年)
も結構好きなんですが、
00年代の試みが昇華されて
とてもリアルな映像になっています。
『コングレス未来学会議』←クリックで私の記事へ
の俳優をスキャンした情報が演じる世界は
資金に糸目を付けなければ
もうすぐなのかもしれません。
ジョゼフ・ゴードン=レヴィットは
子役で活躍した後
学業のため一時俳優業休止して
コロンビア大学で学んだインテリくんです。
フランス文学大好きでフランス語話せますから、
今回フランス人を演じるのは願ったりだったのでは。
フィリップ・プティのフランス語訛りの英語を
とても上手く真似ています。
プティはアメリカでの生活長いですが
今でも個性としてわざと訛りを直さないようです。
キャストはジョゼフ以外は
ベン・キングズレーが
ワイヤー・ウォークの師匠として
流石の貫録です。
仲間の1人ジェイ役を
ジェームズ・バッジ・デールが演じる他は
フランス人や
特に有名スターではない俳優の起用で、
俳優ギャラは節約かな。
3D映像は特に垂直のパースペクティブがすごい迫力です。
高所恐怖症の人は注意が必要かもしれません。
私は高い所に登ると
飛び降りたくなる衝動がむくむく湧いてきて困るくせがあり
これは高所恐怖症ではないですよね!?
怖い訳ではないので。
でも映画の垂直映像のリアルさには
おしりがもぞもぞしました。←なんだそれf^_^;
地上411mって
東京スカイツリーの天望デッキ(350m)より高く
天望回廊(450m)より少し低い高さです。
展望デッキにガラス張りの床があって
下がのぞけますがホントに高くて(←当たりまえだ(^^ゞ)
ちょっと怖かったです。
「東京スカイツリーに行ってみた。」←クリック
フィリップ・プティ氏のパフォーマンスは
狂気の沙汰な感じですが
地上411mでしか味わえない「何か」が
確実にあったことを映画を観ると味わえますよ。
スピルバーグだと多分こうはいかない
スマートなラストも良かったです。
恋人アニー役のシャルロット・ルボンは
『ムード・インディゴ うたかたの日々』
『恋のベビーカー大作戦』
『イヴ・サンローラン』
『マダム・マロリーと魔法のスパイス』
『イヴ・サンローラン』
などでお馴染みではないでしょうか。
ちょっとウィノナ・ライダー似な美女。
以前よくやってたコーナーですけど、
イケメン・チェック青田買いコーナー(笑)
フィリップの仲間の
高所恐怖症の数学教師ジェフ役
セザール・ドムボイ(1990年生まれ25歳)です(°∀°)b 。
長くなるので
次の記事でメイキング動画や画像の紹介をします。
『ザ・ウォーク』観た方で
アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞
(第81回、2008年度)
も受賞した
『マン・オン・ワイヤー』
ジェームズ・マーシュ監督
(『博士と彼女のセオリー』など)
ご覧になっていない方にはおススメです。
『ザ・ウォーク』がもっと面白くなると思います。
マン・オン・ワイヤー スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]/フィリップ・プティ
フィリップ・プティ氏のパフォーマンス
鑑賞した映画の短評は↓
ツィッター eigajikou←クリック
アメーバ映画時光の「なう」←クリック
に鑑賞後随時投稿しています。
ぜひ読んで下さい。
実際のパフォーマンス時の写真
フィリップ・プティ氏とジョセフ
アカデミー賞授賞式での
フィリップ・プティ氏1974年の