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ソークト・イン・ブリーチ ~カート・コバーン 死の疑惑~ 感想 カートの死は自殺じゃなかった!?

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『ソークト・イン・ブリーチ
~カート・コバーン 死の疑惑~』


原題:SOAKED IN BLEACH
2015年製作 アメリカ映画

ヒューマントラストシネマ渋谷で鑑賞





↓『ソークト・イン・ブリーチ』予告動画



監督:ベンジャミン・スタットラー

脚本:ベンジャミン・スタットラー 、
ドニー・アイカー 、 リチャード・ミドルトン
製作:ベンジャミン・スタットラー 、
ドニー・アイカー 、 リチャード・ミドルトン
撮影:ベン・カットチンズ
編集:ジャヴィア・アルヴァレズ 、 デイヴィッド・モリッツ
衣裳デザイン:ボニー・ストーチ


出演:
トム・グラント
カート・コバーン
コートニー・ラヴ
アーロン・バークハード
トム・グラント:ダニエル・ローバック
ディラン・カールソン:オーガスト・エマーソン
コートニー・ラヴ:サラ・スコット


映画の内容全部公式サイトにも書いてあるし、
ネタバレというか、
どういう映画か書きます。
これから観る予定で、
何も知りたくない方はスルーして下さいね。



1994年4月8日。世界に衝撃が走った。
ニルヴァーナのフロントマン、
カート・コバーンの死体が
シアトルの自宅で発見されたからだ。
死因は自殺。
91年発表のアルバム『ネヴァーマインド』が
全世界的に大ヒット、
90年代グランジ/オルタナティヴ・ブームの火付け役は、
X世代の代弁者に祭り上げられた。
が、カート自身は、その立ち位置に違和感を覚え、
プレッシャーを感じていることを隠さなかった。
だから多くのファンは、
深い哀しみの中にあっても、
どこかで彼の自死を受け入れていた。
 しかし、カートの自殺に疑問を持つ人物が現れた。
カートの死の数日前、
妻コートニー・ラヴに雇われた
私立探偵トム・グラントである。
元LA保安官であるトムは、
当時のコートニーの状況や言動、
死体発見現場の様子、
地元警察の対応に不審を抱き、
仮説を立てた。
“カートの死にはコートニーが関わっている”と。
以来20年にわたり綿密な捜査を実施、
その仮説を証明するに至る。
 捜査資料、関係者への取材、証拠音声、
再現ドラマを駆使して
他殺説を裏付けていく本作『ソークト・イン・ブリーチ』は、
ショッキングなドキュメンタリー・ドラマである。
(公式サイトより)

はい、
この映画は、
カートの死の数日前に
コートニーに雇われた探偵が、
カートの自殺に疑問を抱いて
“カートの死にはコートニーが関わっている”
と証明している作品です。

まあ、犯人扱いでコートニーが
この映画について怒るのは当然でしょう。

そもそも当時警察がちゃんと
捜査しなかったのが問題なんです。
それに尽きる感じですね。
人気ロックスターの死。
しかも大きな遺産問題が関わって来るのに。
ファンの後追い自殺も60人以上あったのです。
発見現場を撮影したネガが全部現像されていなかったり、
検証も足りないのです。
なんでいい加減な捜査しかしなかったのでしょうか。
それが一番不思議です。

映画の内容的には、
資料や関係者の証言などは、
興味を持って観ていましたが、
再現ドラマはチープな感じでした。

カートの死因について
興味がある方はご覧になって下さい。
という映画ではないかナ。





再現ドラマのキャストは
カートはじめ、あまり似てなかったです。
正直言うとドラマがあることで
安っぽく見えてしまう感じ...

私立探偵トム・グラント氏本人





現在のコートニーとフランシスさん


今年はドキュメンタリー映画
『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』
も公開されました。
こちらは、娘のフランシス・ビーン・コバーンが製作総指揮
として参加していて遺族公認。
カートを偲ぶ映画としては
音楽、映像も充実でおススメです。

『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』感想
ニルヴァーナのカート・コバーンの
パーソナルな姿に迫る
←クリック










今日観た映画は

『ディーン、君がいた瞬間』




『創造と神秘のサグラダ・ファミリア』




『怒る西行』
沖島勲+阿藤快追悼上映




『だれも知らない建築のはなし』













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