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Channel: 映画時光 eigajikou
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12月7日〜12月13日に投稿したなう

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『ハッピーエンドの選び方』エルサレムの老人ホームで妻と暮らす主人公は発明が趣味。延命治療に苦しむ友人とその妻からたっての願いで自分でスイッチを押す安楽死装置を作る。コメディー調で進むが議論を呼ぶ安楽死がテーマ。自分で死に方を選ぶといっても大変難しい問題。安易に感動はできない。
12/7 0:02

『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』パルムドッグ賞受賞ハーゲン役のルークとボディの存在感が凄い。歯をむき出して怒りを露わにするシーンの迫力、悲しい表情も味わい深い。CGを使わず250匹の犬たちで撮影したラストは圧巻。きりっとした主人公の少女リリ役ジョーフィア・プショッタが好演。
12/7 1:23

『アクトレス 女たちの舞台』オリヴィエ・アサイヤス監督。有能な秘書(クリスティンが素晴らしい演技)の言葉も聞かず若さにしがみつく大女優マリアをジュリエット・ビノシュが観客に自分とマリアがオーバーラップされることを込みで演じ、二の腕の太さや涙袋にも味がある。シルス・マリアの絶景も!
12/7 1:43

『黄金のアデーレ 名画の帰還』サイモン・カーティス監督。ヘレン・ミレン演じる主人公マリアが弁護士のライアン・レイノルズとナチスに奪われた後ウィーンのベルベデーレ美術館に収蔵されているクリムトが描いた伯母の肖像画の返還をオーストリア政府に求める。上品で安心して観ていられる映画。
12/7 2:01

ブログを更新!『映画 東京裁判 感想 小林正樹監督のドキュメンタリー(1983)今この時代に観ておきたい映画』観た作品は全部なうに投稿していますが、なぜかこの作品は漏れていました。http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12104220214.html
12/9 1:45

『青春神話』(1992年)東京フィルメックス特集上映・ツァイ・ミンリャン監督。街でスカウトしたリー・カンションを主人公の予備校生に抜擢して、2人の映画の始まりになった監督の長編デビュー作。美しいデジタルリマスター映像で鑑賞できた。繰り返される重要なモチーフの「水」が本作でも印象的
12/9 1:58

『愛情萬歳』(1994年)東京フィルメックス特集上映・ツァイ・ミンリャン監督。台北の若者3人、ロッカー墓地セールスマンのシャオカン、不動産屋のメイ、露天商アーロンが出会う。セリフは少なく、説明的な映像も音楽もなし、長回しのミンリャン映像スタイル。登場人物の孤独が痛いほど伝わる。
12/9 2:20

『ヴィザージュ』ツァイ・ミンリャン監督。ルーブル美術館の依頼で制作。トリフォーにオマージュ。台湾の監督(リー・カンション)がサロメをモチーフに映画を撮る摩訶不思議な映画。ジャン=ピエール・レオ、ジャンヌ・モロー、ファニー・アルダン、ナタリー・バイ、マチュー・アマルリック他豪華出演
12/9 2:40

『無色』『行者』(2012)『無無眠』『秋日』(2015)特集上映・ツァイ・ミンリャン監督。リー・カンションが托鉢僧姿で超スローモーに街を歩く短編「行者」シリーズはネットでも見れるがスクリーンで映画としての存在感を味わう。安藤政信の裸も無修正。『秋日』はさらに自由な撮り方で愉快。
12/9 2:50

『SAINT LAURENT/サンローラン』ベルトラン・ボネロ監督。先行企画だったが後発レスペール監督がY・S財団公認を得ため却って自由に過激に作られた。イブの苦悩にフォーカス。ジャック・ド・バシャールもフィーチャー。上品な本格派伝記とは明らかに違う別物。こちらもキャストが好演。
12/9 3:10

ブログを更新しました。 『ニキ・ド・サンファル展(新国立美術館)、特集藤田嗣治、全所蔵作品展示(国立近代美術館) 「シネマ★アジア」5号 2004年映画時光バックナンバー』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12104914935.html
12/11 0:30

『さようなら』深田晃司監督、原作平田オリザ、ブライアリー・ロング 、ジェミノイドF 、新井浩文。物語は深くて重い。終末感漂う圧倒的な映像力。見たことあるような景色なのに光が寂寥感、終末感、SF感を出している。いつしかアンドロイドのレオナ視点で情景を見ていることに気付く不思議な体験
12/11 2:30

『パリ3区の遺産相続人』イスラエル・ホロヴィッツ監督。予想してたより重いドラマだった。登場人物たちがそれぞれ抱えてきた人生の暗い秘密がじわじわと分かってくる展開。ケヴィン・クライン、マギー・スミス、クリスティン・スコット・トーマス3人の円熟の演技で見せる、パリでの大人の人間模様。
12/11 2:34

『カミーユ、恋はふたたび』40歳のまま16歳当時にタイムスリップ。周囲には若く見えている。離婚する夫とも高校時代と同様に出会う。面白い!着地が甘くない所がまたいい!人生の辛酸を舐めた40代以上の女性は特にグッとくると思う(笑)監督・脚本・主演ノエミ・ルヴォヴスキとっても味がある!
12/11 2:41

『ビッグ・アイズ』ティム・バートン監督。芸達者なエイミー・アダムスとクリストフ・ヴァルツがDVで自信を無くしたマーガレットと口だけは達者なウォルターの不公平な関係を絶妙に演じた。DV被害の実態や女性が置かれた社会的立場の歴史を考慮しない男性の感想が散見され萎えたなぁ。(投稿忘れ)
12/12 2:46

ブログを更新!『2015年1月に観た映画の感想/さらば、愛の言葉よ3D/タチャ神の手/KANO1931海の向こうの甲子園/さよなら歌舞伎町/ビッグ・アイズ/ジミー野を~他』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12105287509.html
12/12 4:53

『独裁者と小さな孫』モフセン・マフマルバフ監督。ある国の独裁大統領がクーデターで失脚。ゲームだと思っている孫を連れての逃亡中に貧困にあえぐ国民を目の当たりにする。暴力の連鎖は断ち切れるのか監督の問いは観る者に突き付けられる。同日観た『禁じられた歌声』や『炎628』がリンクした。
12/13 3:39

『禁じられた歌声』イスラーム映画祭。マリの古都ティンブクトゥの音楽を愛し女性が自由で強いトゥアレグ族の悲劇。イスラム武装過激派の支配で音楽もサッカーも禁止、女性にスカーフ、手袋、靴下を強制。飯村学氏のトークでパリのテロ事件までの流れを理解。アブデラマン・シサコ監督の静かなる傑作。
12/13 3:40

『ティンブクトゥのウッドストック』イスラーム映画祭。デズィレ・フォン・トロタ監督。サハラ砂漠の遊牧民トゥアレグは音楽が暮らしと切り離せない文化。平和を訴える国際的な音楽祭を毎年開催していた。最後になってしまった2011年のドキュメンタリー。今関係者はイスラム過激派支配で難民に
12/13 3:45

『ベテラン』リュ・スンワン監督。凄く面白い!年忘れの痛快作としておススメ!主人公の熱血ベテランデカがファン・ジョンミン、金と権力とヤクにまみれたワルの御曹司がユ・アイン、信頼の脇役オ・ダルスとユ・へジン、他の登場人物も其々味がある。カーチェイスもアクションも見事なエンタメ作品!
12/13 23:30


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