『念念』東京フィルメックス。シルヴィア・チャン監督。台湾の緑島で育った兄妹。両親の離婚で兄は父と島に残り妹は母と台北へ。2人は消せない葛藤を抱いたまま大人になった。妹の恋人はボクサーだが網膜剥離で夢を打ち砕かれる。重い物語だけど映像が美しく3人の今を描いたラストが素敵で救われた。
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『あの日の午後』東京フィルメックス。ツァイ・ミンリャン監督。固定カメラでミンリャン監督と相棒リー・カンションが語り合う137分。監督は『郊遊 <ピクニック>』を撮った頃体調がとても悪く遺言的な映像を撮っておきたかったそう。2人の会話から人間性や関係性が良く伝わり全く飽きなかった。
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『ヨーヨー』東京フィルメックス特集上映・ピエール・エテックス。監督、共同脚本、主演兼。大恐慌で財産を失った富豪の息子がサーカスで成功しかつての大邸宅を買い戻すが。サイレント映画、サーカスにオマージュが一杯なコメディー。イラストレーター、漫画家だった彼らしい絵画ギャグも面白かった。
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『非情城市』東京フィルメックス特集上映・ホウ・シャオシェン。台湾の戦後の大事件二・二八事件を背景にした大家族の歴史。当時も香港スターだったトニー・レオンが聾唖の写真館主の主人公。公開時以来に観てとても懐かしかった。記憶よりバイオレンスシーンが派手だった。画面作りの細かさを再確認。
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『戯夢人生』東京フィルメックス特集上映・ホウ・シャオシェン。監督の作品常連だった人形使いリー・ティエンルー波乱の人生を本人の語りを交えて描く。約20年ぶりに再見。黒沢明監督が傑作だから観るようにとスタッフに勧めたと野上照代さんが発言されました。細部にまで渡る拘り映画技法の結晶。
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『風櫃の少年』東京フィルメックス特集上映・ホウ・シャオシェン。監督が制作会社を作り商業映画から作家性を出した作品に転換、海外でも評価されターニングポイントになった青春映画。映画研究者リチャード・スチェンスキ氏講演で監督の驚異的な技法の解説があり蓮實重彦センセイが感心していたョ。
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『山河ノスタルジア』東京フィルメックス。ジャ・ジャンクー監督。チャオ・タオ、シルヴィア・チャン。1999年、2014年、2025年を舞台に主人公と夫、恋人だった男性、息子とその恋人が描かれる。監督初の未来を描いた作品。過去から未来へと続くドラマに監督の眼差しの成熟が色濃く反映。
11/30 2:17
ブログ更新!12月公開新作鑑賞予定①「サンローラン/アンジェリカの微笑/メニルモンタン/ 写真家ソール・ライター/ソークト・イン・ブリーチ/サグラダ・ファミリア/独裁者と小さな孫他」http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12101710388.html
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ブログ更新!12月公開新作鑑賞予定②「ベテラン /あの頃エッフェル塔の下で /アリス・イン・ドリームランド /友だちのパパが好き /ディーン、君がいた瞬間/広河隆一人間の戦場他 」http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12102242476.html
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ブログを更新しました。『デヴィッド・ボウイ 新作アルバム『★』Blackstarブラック・スター2016.1.8発売!ギレルモ・デル・トロ監督『クリムゾン・ピーク』も1月8日公開!』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12103165944.html
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