12月公開鑑賞予定新作映画その2
★2015年12月12日(金)~26日(土)に公開の新作映画から
私が観たい作品の
予告動画、チラシ画像、あらすじなどをご紹介。
『ベテラン』
『あの頃エッフェル塔の下で』
『アリス・イン・ドリームランド』
『ディーン、君がいた瞬間(とき)』
『友だちのパパが好き』
『ひつじ村の兄弟』
『広河隆一 人間の戦場』
『マイ・ファニー・レディー』
『リザとキツネと恋する死者たち』
『ヴィオレット ある作家の肖像』
『神様なんかくそくらえ』
『消えた声が、その名を呼ぶ』
『禁じられた歌声』
TOHOシネマズフリーパスポートで
鑑賞予定
『スターウォーズ/フォースの覚醒』
『クリード チャンプを継ぐ男』
『完全なるチェックメイト』
↓『ベテラン』予告動画
『ベテラン』
原題:베테랑 Veteran
2015年製作 韓国映画
監督:リュ・スンワン
出演:
ソ・ドチョルファン・ジョンミン
チョ・テオユ・アイン
オ チームチョウオ・ダルス
ユンケイジキム・シフ
チェジョウムユ・ヘジン
ミス・ボンチャン・ユンジュ
ワンケイジオ・デファン
「ベルリンファイル」のリュ・スンワン監督が
韓国でタブー視される財閥の横暴に切り込んだアクション。
「国際市場で逢いましょう」のファン・ジョンミン扮する
ベテラン刑事らと金や権力に物を言わせる
財閥3世との攻防をコミカルに活写。
不審な自殺の背後に甚大な影響力を持つ
財閥の3世の存在を疑う広域捜査隊は、
妨害を受けながらも捜査に執念を燃やしていく。
(ムービーウォーカーより)
これは楽しみにしている作品で、
12日から公開です。
なのに前回の「その1」に入れ忘れていました。f^_^;
↓『あの頃エッフェル塔の下で』予告動画
『あの頃エッフェル塔の下で』
2015年製作 フランス映画
原題:TROIS SOUVENIRS DE MA JEUNESSE
監督・脚本:アルノー・デプレシャン
出演:
ポール・デュタリス(青年期)カンタン・ドルメール
エステルルー・ロワ=ルコリネ
ポール・デュタリス(大人)マチュー・アマルリック
取り調べ官アンドレ・デュソリエ
イリーナディナーラ・ドルカーロワ
コヴァルキピエール・アンドロー
アベル・デュタリスオリヴィエ・ラブルダン
コヴァルキ(大人)エリック・リュフ
ボブセオ・フェルナンデス
デルフィーヌ・デュタリスリリー・タイエブ
イヴァン・デュタリスラファエル・コーエン
ペネロペクレマンス・ル=ギャル
ジルベルトメロディー・リシャール
偽のパスポートをめぐるトラブルを契機に
人類学者の脳裏に家族や若き日の旅、
初恋といった思い出が色鮮やかに蘇り、
人生を追想する人間ドラマ。
マチュー・アマルリックが約20年の時を経て
「そして僕は恋をする」と同じ役で出演している。
監督は「クリスマス・ストーリー」
「そして僕は恋をする」のアルノー・デプレシャン。
第 68回カンヌ国際映画祭監督週間SACD賞を受賞。
デプレシャンの新作。
『ジミーとジョルジュ 心の欠片を探して』(2013年)
が今年の1月に日本公開されたので2本目になります。
↓『アリス・イン・ドリームランド』予告動画
2015年製作 日本映画
監督:蜂須賀健太郎
アニメーションディレクター:難波勝彦
出演(声):
アリス内田彩
白うさぎ下野紘
闇一条和矢
アリスの姉・赤の女王勝田詩織
チェシャねこ・白の女王橋本まい
ねむりねずみ・ユニコーン川口翔
ライオン・イカレ帽子松下悠矢
三月うさぎ佐藤俊輔
トゥイードルダム・トゥイードルディ山口立花子
黒(白)のナイト赤山健太
人形作家・清水真理の耽美的な球体関節人形を
撮影・編集しアニメーション化させた幻想譚。
『不思議の国のアリス』を下敷きに、
物語の世界を救おうとするアリスの冒険を紡いでいく。
監督は「サンタクロースがやってきた」の蜂須賀健太郎。
アニメーション化にあたり、
編集にはフラッシュやカット・アウトの技法が用いられている。
アリスの声を「ラブライブ! The School Idol Movie」の内田彩が、
アリスを導く白うさぎの声を「ラーゼフォン 多元変奏曲」の
下野紘が担当している。
ヤン・シュヴァンクマイエルの『アリス』系
なダーク・ファンタジーかな?
と、期待しています。
↓『ディーン、君がいた瞬間(とき)』予告動画
『ディーン、君がいた瞬間(とき)』
原題:LIFE
2015年製作
カナダ=ドイツ=オーストラリア
合作映画
監督:アントン・コービン
出演:
ジェームズ・ディーンデイン・デハーン
デニス・ストックロバート・パティンソン
ジョン・モリスジョエル・エドガートン
ジャック・ワーナーベン・キングズレー
ピア・アンジェリアレッサンドラ・マストロナルディ
1955年、アメリカ。
マグナム・フォトに所属する、
野心溢れる若手写真家デニス・ストックは
もっと世界を驚嘆させる写真を撮らなければと焦っていた。
無名の新人俳優ジェームズ・ディーンと
パーティで出会ったストックは、
彼がスターになることを確信し、
LIFE誌に掲載するための密着撮影を持ち掛ける。
ディーンを追いかけ、LA、NY、
そして彼の故郷のインディアナまで旅するストック。
初めは心が通じ合わなかった二人だが、
次第に互いの才能に刺激されていく。
そして彼らの運命だけでなく時代まで変える写真が、
思わぬ形で誕生するのだが──。
監督は、自身もU2、ビョークなど
世界のアーティストから愛される写真家のアントン・コービン。
音楽は『her/世界にひとつの彼女』で
アカデミー賞作曲賞ノミネートとなったオーウェン・パレットが担当、
50年代のジャズサウンドで時代の息吹を蘇らせた。
成功と死に捕らえられる直前に、ディーンが見たものとは?
今を精いっぱい生きた、
最も美しい頃のジェームズ・ディーンがここにいる。
(公式サイトより)
最近の映画を見ている方には、
アントン・コービンは
『誰よりも狙われた男』の監督ってことかな?
ロックファンには伝説のフォトグラファー。
私も彼の写真を記事で紹介したことがあります。
ニルヴァーナbyアントン・コービン
アントン・コービンの監督作で私が好きなのは
ジョイ・デヴィジョンのイアン・カーティスを
描いたサム・ライリー主演の
『コントロール』(2007年)です。
コントロール デラックス版 [DVD]/
サム・ライリー,サマンサ・モートン,
アレクサンドラ・マリア・ララ
『ディーン、君がいた瞬間(とき)』は制作発表された時から
楽しみにしていました。
チラシにも使われているスチール写真を、
今年の初めごろ
しばらくブログの最後に貼っていたけど、
娘以外からの反応はなく
残念だったのでした。(^o^;)
↓『友だちのパパが好き』予告動画
『友だちのパパが好き』
2015年製作 日本映画
監督・脚本:山内ケンジ
出演:
霜崎恭介吹越満
霜崎妙子岸井ゆきの
吉川マヤ安藤輪子
霜崎ミドリ石橋けい
生島ハズキ平岩紙
川端惣一宮崎吐夢
田所睦夫金子岳憲
友人の父親に思いを寄せる若い女性の
常識にも何にも囚われないまっすぐすぎる恋と、
家族をはじめ周囲の人々を巻き込んだ
混乱を描いた人間ドラマ。
監督はCMディレクターや劇作家として活躍し
「ミツコ感覚」で映画界に進出した山内ケンジ。
(ムービーウォーカーより)
『ミツコ感覚』はヘンな映画で面白かったです。
新作も面白そうです。
↓『ひつじ村の兄弟』予告動画
『ひつじ村の兄弟』
原題:HRÚTAR
2015年製作
アイスランド=デンマーク合作映画
監督・脚本:グリームル・ハゥコーナルソン
出演:
グミーシグルヅル・シグルヨンソン
キディーテオドル・ユーリウソン
アイスランド辺境の村に暮らす老兄弟と
羊の絆をユーモアを交えた語り口で綴る人間ドラマ。
40年間口もきかないほど不仲の羊飼い
グミーとキディーはある事件を契機に、
人生をかけて愛し続けた羊たちを守るため
重大な秘密を共有することになる……。
監督・脚本はアイスランドの新鋭グリームル・ハゥコーナルソン。
出演は「ザ・ディープ(2012)」のテオドル・ユーリウソンほか。
第68回(2015年)カンヌ国際映画祭ある視点部門グランプリ。
(ムービーウォーカーより)
これはかなり早めの公開で驚きました。
今年のカンヌパルムドール『ディーパンの闘い』は、
2016年2月12日に公開です。
↓『広河隆一 人間の戦場』予告動画
『広河隆一 人間の戦場』
2015年製作 日本映画
監督:長谷川三郎
「ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳」
の長谷川三郎監督が
フォトジャーナリスト広河隆一の
軌跡を追ったドキュメンタリー。
パレスチナ、チェルノブイリ、
福島、沖縄へと取材・救援活動を続ける
広河の原点を見つめ、現在の活動に密着する。
(ムービーウォーカーより)
↓私のブログの過去記事です。
『ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳』
真に反骨とはどういうことか。
ブレないなんて生易しい。←クリック
今月とても楽しみにしている
ドキュメンタリー映画です。
↓『ヴィオレット ある作家の肖像』予告動画
『ヴィオレット ある作家の肖像』
原題:VIOLETTE
2013年製作 フランス映画
監督・脚本:マーティン・プロボスト
出演:
ヴィオレット・ルデュックエマニュエル・ドゥヴォス
シモーヌ・ド・ボーヴォワールサンドリーヌ・キベルラン
Jacques Guerinオリヴィエ・グルメ
ジャン・ジュネジャック・ボナフェ
Maurice Sachsオリヴィエ・ピイ
戦後女性への抑圧が強かった時代に
自らの体験を赤裸々に描き、
ボーヴォワールらに支持されながら
社会に受け入れられなかった作家ヴィオレット・ルデュックを、
「リード・マイ・リップス」の
エマニュエル・ドゥヴォスが演じた伝記ドラマ。
私生児として生まれ孤独な幼少期を過ごし、
愛への渇望を抱える人生を芸術に昇華した
ヴィオレットの半生を描く。
監督は「セラフィーヌの庭」のマルタン・プロヴォ。
(ムービーウォーカーより)
この映画は
ヘッド館が岩波ホールなので、
観るの遅れそう。
↓『マイ・ファニー・レディー』予告動画
『マイ・ファニー・レディー』
原題:SHE'S FUNNY THAT WAY
2014年製作 アメリカ映画
監督・脚本:ピーター・ボグダノヴィッチ
出演:
アーノルド・アルバートソンオーウェン・ウィルソン
イザベラ・パターソンイモージェン・プーツ
デルタ・シモンズキャスリン・ハーン
セス・ギルバートリス・エヴァンス
ジョシュ・フリートウィル・フォーテ
ジェーン・クレアモンドジェニファー・アニストン
Judyイリーナ・ダグラス
クエンティン・タランティーノクエンティン・タランティーノ
Vickieデビー・マザール
セス・ギルバートリス・エヴァンス
ジェーン・クレアモンドジェニファー・アニストン
『ラスト・ショー』の名匠ピーター・ボグダノヴィッチが
実に13年ぶりにメガホンを執ったロマンチック・コメディ。
人気女優と舞台演出家を中心にした、
役者の世界の恋騒動を軽妙に描く。
『ミッドナイト・イン・パリ』のオーウェン・ウィルソンを筆頭に
豪華キャストが結集。
鬼才ウェス・アンダーソンが製作を務め、
名匠をバックアップしている。
(ぴあ映画生活より)
75歳のピーター・ボグダノヴィッチ監督の新作です。
お正月映画に良さそうかな?
↓『リザとキツネと恋する死者たち』予告動画
『リザとキツネと恋する死者たち』
原題:LIZA, A RÓKATÜNDÉR
2014年製作 ハンガリー映画
監督:ウッイ・メーサロシュ・カーロイ
出演:
リザモーニカ・ヴァルシャイ
トミー谷デヴィッド・サクライ
ゾルタンサボルチ・ベデ=ファゼカシュ
ゾルタンの上司ガーボル・レヴィツキ
日本の『九尾の狐』伝説をモチーフにした
ハンガリー発のファンタジー。
日本人歌手の幽霊と同居する30歳の独身女性リザ。
彼女の周辺で、恋した相手が次々と殺されてゆく
不思議な事件が発生する。
劇中を彩るヘンテコな昭和歌謡にも注目。
ハンガリーでCMディレクターとして活躍していた
ウッイ・メーサーロシュ・カーロイ監督は、
本作が長編デビュー作となる。
主演はハンガリー国内の作品で活躍するモーニカ・ヴァルシャイ。
(ムービーウォーカーより)
可愛い題名だけど
ホラー・ファンタジーな感じ。
レイトショーだけじゃないと良いけど...
↓『神様なんかくそくらえ』予告動画
原題:HEAVEN KNOWS WHAT
2014年製作
アメリカ=フランス合作映画
監督:ジョシュア・サフディ 、
ベニー・サフディ
出演:
アリエル・ホームズ
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ
バディ・デュレス
ニューヨークの路上に暮らす無軌道な若者の破滅的な恋を、
リアルに写し取ったドラマ。
主演のアリエル・ホームズの実体験が反映されており、
薬物におぼれ恋人に依存する主人公の
ひりつくような痛みが映し出される。
また、彼女を翻弄する恋人を「アンチヴァイラル」の
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズが演じるほか、
ラッパーのネクロらが出演。
監督はサンダンス映画祭に参加経験のある
ジョシュアとベニー・サフディ兄弟。
第27回東京国際映画祭(2014年)
コンペティション部門にて上映され、
監督賞と最高賞である東京グランプリを獲得した。
第71回ヴェネチア国際映画祭C.I.C.A.E.賞受賞。
(ムービーウォーカーより)
お正月映画としてはキツい内容です(苦笑)
↓『消えた声が、その名を呼ぶ』予告動画
『消えた声が、その名を呼ぶ』
原題:THE CUT
2014年製作
ドイツ=フランス=イタリア
=ロシア=ポーランド
=カナダ=トルコ合作映画
監督・脚本:ファティ・アキン
出演:
ナザレット・マヌギアンタハール・ラヒム
クリコルサイモン・アブカリアン
オマル・ナスレッディンマクラム・J・フーリ
ピーター・エデルマンモーリッツ・ブライプトロイ
孤児院院長トリーネ・ディアホルム
ナカシアン夫人アルシネ・カーンジャン
1915年にオスマン・トルコで起きた
少数民族を巡る歴史的事件を基に、
深い絶望を抱えた一人の男の
9年に及ぶ壮大な旅路を映し出すヒューマンドラマ。
監督は「ソウル・キッチン」のファティ・アキン。
主演は「ある過去の行方」のタハール・ラヒム。
(ムービーウォーカーより)
ファティ・アキン監督の映画は
パワフルで大好きです。
本作は重厚な作品。
↓『禁じられた歌声』予告動画
『禁じられた歌声』
原題:TIMBUKTU
2014年製作
フランス=モーリタニア合作映画
監督:アブデラマン・シサコ
出演:
キダーンイブラヒム・アメド・アカ・ピノ
サティマトゥルゥ・キキ
Abdelkerimアベル・ジャフリ
La chanteuseファトウマタ・ディアワラ
Djihadisteイチャム・ヤクビ
アフリカ・マリ共和国を舞台に
イスラム過激派に占拠された街の人々の
苦しみと抵抗を描く人間ドラマ。
音楽を愛するキダーン一家は
慎ましくも幸福な生活を送っていたが、
いつしか街はイスラム過激派に占拠され、
住民たちは混乱に陥っていく……。
監督・脚本は「8 Eight ティアの夢」の
アブデラマン・シサコ。
撮影を「アデル、ブルーは熱い色」の
ソフィアーヌ・エル・ファニが担当。
2015年セザール賞最優秀作品賞・監督賞・脚本賞ほか7部門受賞。
2015年アカデミー賞外国語映画賞ノミネート。
前回の記事で紹介した「イスラーム映画祭」
のオープニング作品。
封切は26日なのでその前に観れるかな。
以下はTOHOシネマズフリーパスポートで
鑑賞予定
『スターウォーズ/フォースの覚醒』
『完全なるチェックメイト』
『クリード チャンプを継ぐ男』
この作品で
シルヴェスター・スタローン隊長が、
アカデミー賞助演男優賞にノミネートされるかも
しれないです。
米国映画批評会議「ナショナル・ボード・オブ・レビュー」では、
スタローン隊長が助演男優賞受賞しました。
今週観た映画
『アクトレス 女たちの舞台』
さすがオリヴィエ・アサヤス監督
女性を描くのが上手い。
ジュリエット・ビノシュ、
クリスティン・スチュワートが好演。
クロエちゃんもネ。
素晴らしい作品でした。
『黄金のアデーレ 名画の帰還』
安心して観ていられる
スマートな作品でした。
東京フィルメックス
ツァイ・ミンリャン監督特集
『愛情萬歳』
『青春神話』
『無色』
『行者』
『無無眠』
『秋日』
再見も含めどっぷりツァイ・ミンリャン。
自由に撮れるようになって楽しいと監督が話していた、
短編4本は本当に自由な作品で
そして面白いです。
ジェームズ・ディーンとネコ(^・ェ・^)