『サムソン』ポーランド映画祭。1961年。アンジェイ・ワイダ監督。大学に入学した主人公のユダヤ人青年ヤクプは親ナチの学生達に暴力を振るわれ誤って1人を殺してしまい牢獄へ。ドイツ軍侵攻で釈放後ゲットーへ、逃亡し匿われ最後は地下活動の隠れ家で..。逃亡生活は観ていて疲れる程苛酷な描写
11/23 0:59
『幸せのありか』ポーランド映画祭。マチェイ・ピェプシツァ監督。『イーダ』のダヴィド・オグロドニクが同じ人物とは思えない役作りで脳性小児麻痺のある主人公マテウシュを『博士と彼女のセオリー』のエディー・レッドメインに負けない熱演。『ふたつの名前を持つ少年』のカミル・トカチが少年時代。
11/23 1:14
『わたしたちの呪縛』トマス・シリヴィンスキ監督。写真家の妻、ワルシャワ映画学校の学生だった監督の若い夫婦に生まれたレオは先天性の低換気を起こす難病。監督が自分たちの生活のレオの生後半年間を記録したドキュメンタリー。夫婦は語り合い助け合ってレオの世話をし3人の生活に慣れていく。
11/23 1:57
『ヨアンナ』ポーランド映画祭。アネタ・コパチ監督。末期癌のヨアンナが幼い息子と夫と過ごす日常を感傷を避けた繊細な目で追ったドキュメンタリー。私は癌闘病してから劇映画の癌患者描写に厳しくなったがヨアンナの丁寧な生き方に胸が詰まって涙。『イーダ』ウカシュ・ジャルのカメラが素晴らしい。
11/23 2:07
ブログを更新しました。「#東京フィルメックス に日参中です。」東京フィルメックスの毎日内容濃すぎなプログラムの消化、家事と書道の昇段試験課題制作でアップアップ´д` ;http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12099273729.html
11/25 0:21
ブログを更新しました。 『第16回 東京フィルメックス 2015 「コインロッカーの女」「タルロ」「べヒモス」「消失点」「酔・生夢死」まだまだ日参中!』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12099951460.html
11/27 2:10
『華麗上班族 』東京フィルメックス。シルヴィア・チャン脚本・演出の舞台をジョニー・トーがミュージカル映画化。シルヴィア、チョウ・ユンファ、イーソン・チャン他。ウィリアム・チャンのSF的派手豪華セット凄いけど舞台は現代。ユンファのビシッとスーツはやっぱカッコいいなァ。トー先生器用。
11/28 0:33
『大恋愛 』東京フィルメックス。ピエール・エテックス監督。11月23日監督87歳誕生日上映監督ビデオメッセージ赤のセーターとポケットチーフとてもお洒落。監督監修でデジタルリマスター映像は美しく色彩設計の見事さ。男同志で告白の手ほどきしてる演出斬新だったのでは。くすっとコメディー。
11/28 0:38
『わたしの坊や』東京フィルメックス。カザフスタン女性監督ジャンナ・イサバエヴァ。余命僅かな少年は母を殺した警官たちに復讐。干上がったアラル海の強風、放置された廃船等荒涼とした風景と母子が歩く赤い花の草原との対比が鮮烈。どのシーンもポスターに出来るような監督拘りの映像美が印象深い。
11/28 0:39
『最愛の子』東京フィルメックス。ピーター・チャン監督。『君さえいれば』『ラヴソング』『捜査官X』などのエンタメ映画を制作してきた監督がTVで事件の報道を見て衝撃を受け映化。誘拐された子どもの両親と知らずに育てた母親の両方の視点から、人間像とドラマを深く描く。胸が潰れそうになった。
11/28 0:41
『白い光の闇』東京フィルメックス。ヴィムクティ・ジャヤスンダラ監督。自然を映すシーンは美しく合成は一切使わず撮りたい情景になるまでひたすら待ったそう。死に囚われて僧になった青年、臓器売買をする男、許し難い医者などが登場。スリランカの仏教と哲学を伝える作品とのこと。難しかった...
11/28 1:15
『黒い雌鶏』東京フィルメックス。ミン・バハドゥール・バム監督。2001年毛沢東主義派との内戦が休戦中のネパール北部の小さな村。不可触民の少年は高カーストの友人といなくなった自分の大切な雌鶏を探しに村の外に出かける。そこで観たのは激しい戦闘。カースト、宗教、内戦を織り込んだ力作。
11/28 1:49
『酔・生夢死 』東京フィルメックス。チャン・ツォーチ監督。台湾裏社会で生きる若者たちの群像劇。市場で野菜を売ってヤサグレ気味に生きる主人公、アル中の母、ゲイの優秀な兄、同居するジゴロの従弟、主人公と出会う聾唖の娼婦、従弟に尽くす女。気だるさとヒリヒリした切なさ。消えた母の存在感。
11/28 2:14
『消失点』東京フィルメックス。ジャッカワーン・ニンタムロン監督。タイの森で起こった殺人事件を追う若いジャーナリストと若い女との関係を続ける妻子持ち中年のモーテルオーナーのエピソードが微妙に交錯。映すものはリアルなのに現実か夢なのか分からなくなってくる記憶と死に関する不思議な映画。
11/28 2:26
『タルロ』東京フィルメックス。ペマツェテン監督。素朴な羊飼いのタルロはチベット遊牧民伝統文化を守ってきたが、身分証明書を作りに街に出て美容師の女と出会い現代文明に触れ愛も知るが苦い代償を払う。白黒の端正な画面、拘りの構図、長回しでタルロの変化を映像で語ったユーモアのある作品。
11/28 2:41
『べヒモス』チャオ・リャン監督。東京フィルメックス。内モンゴル自治区の炭鉱や鉄鋼場で働く労働者たちの姿を描くドキュメンタリー。炭鉱の掘削による環境破壊、労働者の塵肺被害をダンテの新曲地獄、煉獄、天国の3部展開形式を使い、ナレーションやインタビューの声はなしで強力な映像の異色作。
11/28 2:53
『コインロッカーの女 』東京フィルメックス。ハン・ジュニ監督。仁川暗黒街で闇貸金業を営むオモニに育てられたイリョンはコインロッカーに捨てられていたハードボイルドな女。血の繋がらない家族、親子の愛憎を激しく残忍に描く。暴力描写も半端ない怒涛の展開のドラマに引き込まれグッとくる力作。
11/28 3:06
『人質交換』東京フィルメックス。レムトン・シエガ・ズアソラ監督。時系列や場面が入り組む97分間をセットを組んでワンショットで撮影。マルコス独裁政権末期の2歳の時に監督自身が誘拐された事件を多面的に綴る。警察と軍の成功譚に利用された事件の裏で行方不明者が多数出ていた政権の闇も描く。
11/28 3:23
ブログを更新しました。 『「クズとブスとゲス」「わたしの坊や」「白い光の闇」「黒い雌鶏」「人質交換」感想と第16回東京フィルメックスの自信のない(;^_^A受賞予想』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12100351350.html
11/28 5:21
ブログを更新しました 『東京フィルメックス 2015グランプリ「タルロ」ツァイ・ミンリャン監督リー・カンション『あの日の午後』ジャ・ジャンクー監督、チャオ・タオ『山河ノスタルジア』』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12100722349.html
11/29 8:52
塩田明彦監督『約束』(15分)松浦祐也、河合青葉『昼も夜も』(69分)瀬戸康史、阿部純子(吉永淳)両作品ともネットの企業サイトのために制作された短編。東京フィルメックスで上映。映画全体を詩に近づけたという作品。詳しく語られなくても主要登場人物の人生や背景が見えてくる表現が見事。
11/29 23:52
>>もっと見る