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ガバナーズ・アワード2015授賞式 アカデミー賞名誉賞ジーナ・ローランズ、スパイク・リー監督

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ガバナーズ・アワード2015授賞式

アカデミー賞名誉賞:
ジーナ・ローランズ、スパイク・リー監督

人道賞/ジーン・ハーショルト友愛賞
デビー・レイノルズ






第7回ガバナーズ・アワードの受賞式が
11月14日にありました。
(受賞者の発表は8月27日にありました。)
ガバナーズ・アワードは
アメリカ・アカデミー賞を主催する
映画芸術科学アカデミーの
理事会が贈る功労賞で
(理事会は監督部会、俳優部会、プロデューサー部会、
脚本家部会、撮影者部会などの各部会から
現役映画人の理事が選出されて構成されています。
規則ではありませんが、
理事をしている間はアカデミー賞ノミネートを
辞退するのが慣例になっているようです。)

もう、1週間前の話題ですけど、
敬愛するジーナ・ローランズが名誉賞を受賞し、
今週、シネマート新宿で開催中の
「メナヘム・ゴーラン映画祭」で
私の一番好きな監督ジョン・カサヴェテスの
『ラヴ・ストリームス』再見し、
胸を熱くしたところなので記事にしておきます。





ジーナ・ローランズへの名誉賞のプレゼンターは
息子のニック・カサヴェテス(監督・俳優)

ジョン、ジーナ、ニック。








『ラヴ・ストリームス』
やっぱスゴイです。名作です。
「メナヘム・ゴーラン映画祭」で上映されている
キャノンフィルムズのB級エンタメ作品に
混じっていて異色の1本になっていますが、
キャノンフィルムズ、
『ラヴ・ストリームス』に出資してくれてありがとう!
って叫びたくなりますね。
ニックは私の一番好きなカサヴェテス作品
『ハズバンズ』で映画デビュー。
『ラヴ・ストリームス』には長女で俳優・監督の
ザン(アレキサンドラ)が出演しています。

ジョン、ジーナ、
ニック、ザン、ゾエ





もう一人の名誉賞はスパイク・リー監督。
プレゼンターは、
サミュエル・L・ジャクソン、
デンゼル・ワシントン、
ウェズリー・スナイプス。



ウィル・スミスも入った版


女性の名誉賞の受賞者は少なく、
受賞に間が空いていましたが
シェリル・ブーン・アイザックスアカデミー会長に
なってから(2013年)続いています。
(2013年アンジェラ・ランズベリー
2014年モーリン・オハラ)
黒人監督のスパイク・リーに贈られたのも
影響があるのかな。
スパイク・リーには現役監督として
アカデミー賞を狙って欲しいところ。


そして人道賞のジーン・ハーショルト友愛賞には、
デビー・レイノルズ。
「Thalians」(ティエリアンズ)
という精神衛生の一般への認知をすすめ
治療に対するチャリティー活動を行っている
1955年に設立された非営利団体。
デビー・レイノルズは、創設メンバーのひとりで、
長く会長を務めています。
『雨に唄えば』が一番有名でしょうか。
『恋するリベラーチェ』に出演してましたね。
キャリー・フィッシャーの母親です。
キャリーの娘、孫のビリー・ラードが
今回代理でプレゼンターのメリル・ストリープから
オスカーを受け取りました。







キャリー・フィッシャー、デビー・レイノルズ、
ビリー・ラード


『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』では、
ビリー・ラードが若き日のレイア姫を演じます。

↓Star Wars: The Force Awakens 公式トレーラー


↑なんか日本でも盛り上がっている様子ですね。
私は12月中に多分もう最後の
TOHOシネマズフリーパスポート作るので
それで観る予定。
早く観たい感はないので(苦笑)
昨年はフリーパスポートいつ作ろうかな
と、迷っているうちにガン闘病に突入したため、
確か年末で4000ポイント以上失効だったから、
マイルキャンペーンにいっぱい応募しました。
2000円の商品券が1つだけ当選しました。(^o^;)
フリーパスポートは毎年作ってきたけど
シネコンにめっきり行かなくなったので、
多分今回が最後でしょう。

話がそれましたが、
ガバナーズ・アワード授賞式に出席したスターたち。 


ダニエル・クレイグ、レイチェル・ワイズ夫妻


ティルダ・スウィントン


ヘレン・ミレン


ズーイー・デシャネル


エミリー・ブラント


リース・ウィザースプーン


ジェニファー・アニストン


キーラ・ナイトレイ



ここからは、
2015年度のアカデミー賞に絡んでくる人たち。

「キャロル」で
主演女優賞ノミネート確実なケイト・ブランシェット


「キャロル」で助演女優賞ノミネート確実な
ルーニー・マーラ


「Suffragette」(サファジャット)で
主演女優賞にノミネートされるかもな
キャリー・マリガン


「Youth」(ユース)で
助演女優賞にノミネート確実なジェーン・フォンダ


「ブルックリン」で
主演女優賞ノミネート確実な
シアーシャ・ローナン


「ルーム」で
主演女優賞最有力なブリー・ラーソン



今週観たのは
『ラヴ・ストリームス』
プレイボーイで自堕落な生活をしている小説家ジョンと
夫と娘を愛しすぎて精神バランスを失ったその姉ジーナ。
夫婦で難しい役を演じながらこんな映画を作れるなんてスゴすぎる。
誰も真似できません。

『裁かれるは善人のみ』
主人公にはこれでもか、これでもかと
不幸が襲い掛かり、
悪い市長は思い通りに業務遂行。
でもこれはロシアだけの他人事じゃない。
自然の風景を写したシーンが静かに深く強力。

『これは映画ではない』
イラン政府から反政府的だと映画制作を禁止され、
自宅で軟禁生活を送るジャファール・パナヒ監督が、
This Is Not a Film(「これはフィルムではない」)と題して
脚本を読み上げたり、生活の様子などを写す、
映画作家に「作るな」と言うのは無駄だと証明した「映画」

『FOUJITA』
藤田嗣治の人生をパリのモンパルナス時代と、
帰国して戦争画を描いた第二次世界大戦中の
疎開先での生活の2つの部分だけにフォーカスした、
まるっと小栗康平印な作品。
藤田嗣治の伝記映画と思って観てはダメ。
彼のことをあまり知らない人は
彼の人生についての知識を得てから見るべし。
シネコンでも上映されてるから、
不満、文句言う人多そうだな。
私はネコがあまり出てこなかったのが残念。(苦笑)


『恋人たち』は絶対に1本で書きたいけど、
しっかり書かなきゃな気持ちが強くて
まだ構成がまとまらない。

このところ実はブログ制作が面倒になってる。(;^_^A
なんかもっと簡単に作ればいいのにと思うのだけど、
それができなくて、時間もなく
今回久しぶりに2日空いてしまいました。(^o^;)

今週末から東京フィルメックスに通い詰めるので、
ブログどうしたもんだか悩んでます。(;´▽`A``
今日は新宿と神保町へ映画を観に行くのです。







オダギリ・ジョーとフジタとネコ(=^・ω・^=)

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