『マジック・イン・ムーンライト』『ミッド・ナイト・イン・パリ』キネカ大森2本立。フランスが舞台でウディ自己投影度高い2作。コリン・ファースとオーエン・ウィルソンがウディ的人物を演じているのが楽しい。マジックの方は現実の結婚問題を言い訳しまくりでそう思われるのも計算してるからなァ。
10/5 2:45
『合葬』杉浦日向子原作、渡辺あや脚本、小林達夫監督。尺が87分というのは良い長さなのだけど、新しい時代劇を作りたいという思いが残念ながら空回りしてしまった感じ。今時の若者に今風にしゃべらせて洋楽風挿めば新しいなんてないョ。原作の静謐なイメージが単に薄いドラマになってしまっている。
10/5 3:05
ブログを更新! 『10月公開鑑賞予定新作映画その4シーヴァス/裁かれるは善人のみ/アクトレス 女たちの舞台/1001グラム/マルガリータで乾杯を/氷の花火 山口小夜子/エール!他』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12080941955.html
10/6 3:35
『ドローン・オブ・ウォー』アンドリュー・ニコル監督。戦地に行かずアメリカ本土から遠く離れた国を爆撃するドローン戦争の実態が描かれる。CIAの作戦では民間人、女も子どもも構わずの爆撃命令で主人公は精神的に追い詰められ家庭生活も破綻して行く。彼は抵抗するが、現実の戦争は終わらない。
10/6 4:12
『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』J・Cチャンダー監督。舞台は1981年統計上NYで最も犯罪が多かった年。主人公はオイル販売のまっとうな会社経営で業績を伸ばそうとする。暴力は強調されず所謂ギャングではないが引き込まれる展開。オスカー・アイザックとジェシカ・チャステインが好演
10/6 4:24
『岸辺の旅』黒沢清監督。原作の映画化なら原作に敬意を払った上で自分の表現に脚色して行くお手本のような黒沢監督のひとつの到達点でしょう。過去作からのエッセンスが散りばめられているが進化していて素晴らしい。光の演出が見事。虚無に陥らない愛が残ってこんな黒沢映画の誕生が素直に嬉しい。
10/6 4:42
『復讐 運命の訪問者』『復讐 消えない傷痕』1997年。シネマヴェーラ黒沢清監督特集。哀川翔主演。3日のトークショーで4週間で2本撮る企画の時期と。訪問者は刑事安城の重い復讐劇で六平直政怖演。傷痕は安城と組長菅田俊のヘンな日常。随所に現在作品へ続く黒沢テイストがあり興味深かった。
10/6 5:26
『夏をゆく人々』アリーチェ・ロルヴァケル監督。イタリアのトスカーナ地方で昔ながらの養蜂業を営む家族には監督の子ども時代が投影されている。繊細で美しく生命力に溢れた魅力的な作品。登場人物たちとまるでそこにいるような錯覚に陥るリアルさがある。それが追憶でもあると知るラストも秀逸。
10/6 5:53
『バードピープル』パスカル・フェラン監督。パリのシャルル・ド・ゴール空港側のヒルトン・ホテルに滞在しているアメリカ人のシステムエンジニアゲイリーは突然仕事も家族も捨てると決める。室内清掃係のオドレーはある夜雀になって空を飛ぶ。その浮遊感に自分がどこにいるのか忘れそうになった(笑)
10/6 6:06
ブログを更新しました。 『アメリカン・ドリーマー 理想の代償 感想 J・C・チャンダー監督・脚本。オスカー・アイザック、ジェシカ・チャステイン好演のリアルで重厚なサスペンスドラマ。』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12081553228.html
10/8 1:19
ブログを更新しました。 『『美しい夏キリシマ』『油断大敵』「シネマ★アジア」2号 2004年 映画時光バックナンバーと「京マチ子映画祭」、『過ぐる日のやまねこ』舞台挨拶。』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12082227750.html
10/9 23:59
ブログを更新しました。 『過ぐる日のやまねこ 感想 鶴岡慧子監督のイノセントなイメージの初劇場公開作品。木下美咲、泉澤祐希主演。ユーロスペースの最終上映日舞台挨拶に行って来ました。』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12082819542.html
10/11 3:43
『天使が消えた街』マイケル・ウィンターボトム監督。ダニエル・ブリュール演じる映画監督がイタリアでの英国人留学女子大生殺人事件を映画化する企画を失敗するのが大筋。主人公の苦悩が作品を迷走させこの作品自体も混沌としているが、映画界の内幕やマスコミが煽って作る事件の実態など見所は多い。
10/11 23:32
『それでも僕は帰る シリア 若者たちが求め続けたふるさと』シリア民主化運動の若きリーダーバセットと彼の友人で民主化デモを撮影しインターネットで公開したオサマを追う。彼らの故郷ホムスは政府軍の攻撃に遭い、反政府側も武装して抵抗する内戦に突入。闘いも撮影も命懸け。打ちのめされた。
10/11 23:45
シーズン・オブ・レイの2作。どちらも主演マドビ・ムカージー。サタジット・レイ一番のお気に入り『チャルラータ』も『ビッグ・シティ』も階層は違うが自立して行く女性を描く。どちらも夫が仕事人間でその仕事に失敗した後がふがいないのだけど、精神的に自立しても夫を見捨てない優しさに救いが。
10/11 23:55
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