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Channel: 映画時光 eigajikou
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草原の実験 感想 静かだけど衝撃度大。とても可憐で美しい主演エレーナ・アンさんにサインもらった!

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『草原の実験』

ロシア語原題:Ispytanie(Испытание)
英題:Test

2014年製作 ロシア映画

シアターイメージフォーラムで鑑賞

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『草原の実験』予告動画


↓Испытание - Трейлер(Ispytanie)トレーラー


『草原の実験』

原題:Ispytanie

2014年製作 ロシア映画

監督・脚本:アレクサンドル・コット

製作イーゴリ・トルスツノフ
共同製作:セルゲイ・コズロフ 、
アンナ・カガルリーツカヤ
撮影監督:レヴァン・カパナーゼ
美術:エドゥアルド・ガルキン
音楽:アレクセイ・アイギ
音響:フィリップ・ラムシーン
編集:カラリーナ・マチエーフスカ
衣装:エドゥアルド・ガルキン

出演:エレーナ・アン
ダニーラ・ラッソマーヒン
カリーム・パカチャコーフ
ナリンマン・ベクブラートフ=アレシェフ

ロシアの新鋭監督アレクサンドル・コットが、
緻密なカメラワークに基づくヴィジュアルで
観る者を魅了するファンタジックなドラマ。
旧ソ連圏のカザフスタンで
実際に起こった出来事にインスパイアされ、
タルコフスキーの『サクリファイス』を
思わせる黙示録的なストーリーを創出。
(ぴあ映画生活より)

あらすじは...
カザフスタンの草原の一軒家で、
父と暮らす少女。
幼馴染みの少年がいるが、
ある日青い目のロシア人の少年がやってきて、
彼も少女に恋をする。
平穏な草原の暮らしにある日事件が起こる...

この作品はあらすじや内容を
余り書かない方がよいです。
とにかく観てみてください。
きっと、記憶に残る作品になると思います。



撮影時は14歳だったエレーナ・アンさんが、
公開に合わせて来日。
シアターイメージフォーラムにて
公開初日の26日、
舞台挨拶とサイン会があったので、
早速行ってきました。
映画は会員料金の1100円で、
舞台挨拶、サイン会は写真もOK。
サインをもらい、
記念撮影もしてもらいました。(^_^)v
(それは非公開(^▽^;))
映画の中でもとても魅力的な少女ジーマ役の
エレーナさんはさらに美しく成長していましたよ!

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あまりに可愛らしいので
写真いっぱい撮りました。
一眼持って行けば良かったなあ。

エレーナさんはお父さんがオーディションに
写真を送ったそうです。
お父さんが韓国人でお母さんがロシア人で、
ロシアに住んでいてロシア語を話します。
演技は『草原の実験』で初めて体験しました。
この映画はセリフがありません。
セリフがないから大変という事より、
先ず、初めてカメラの前に立って演技をして
とても緊張したそうです。
今は韓国語の勉強もしていて、
現時点では女優になることは
考えていないそうです。
でも、この美貌ですし、
映画を観て戴けば分かりますが、
表情の演技、存在感が素晴らしいです。
勉強もしっかりやってもらって、
また、映画に出て欲しいです。

監督は無名の役者をキャスティング。
「表情豊かな人、そして
ただ表情豊かというだけでなく、
何を言いたいか、
顔を見ればわかるような表情を持った人」
(監督談)
が、選ばれました。

昨年の東京国際映画祭での
アレクサンドル・コット監督記者会見
←クリック

舞台は広大な草原地帯ですが、
具体的にどこなのか、
いつの時代なのか詳しいことは
描写されませんが、
旧ソビエト連邦時代の実際の出来事が
もとになっています。

セリフはありませんが、
声が全くない訳ではありません。
親密な日常生活は伝わってくるし、
美しい構図の映像、
役者の行動や表情、
繊細な録音と音響効果、
アレクセイ・アイギの
不思議な雰囲気のある音楽などが、
ドラマを奏で語ります。
そして、観る側の想像力を掻き立てます。
セリフがないので分かりにくい
ということはないですが、
もし、細部に分からないことがあっても
特に問題ありません。

予備知識があってもなくても楽しめますが、
予告動画は、
日本版だけ観ておくのが良いかもしれません。

静かな映画ですが、
描かれる世界感は深く、
観客は衝撃的な体験をすることになり、
後を引く作品です。

原題には2つの意味があるそうで、
ひとつは「試練」もうひとつは「実験」。

監督がこの作品を撮るのに
インスピレーションを受けたのは、
オランダのヨス・スティリング監督、
メル・ギブスンの『アポカリプト』、
新藤兼人監督『裸の島』だそうです。

アポカリプト [DVD]/
ルディ・ヤングブラッド


裸の島 [DVD]/乙羽信子,殿山泰司,田中伸二

































マクシム役ダニーラ・ラッソマーヒン、
ジーマ役のエレーナさん、アレクサンドル・コット監督、
父トルガ役カリーム・パカチャコーフ


昨年の東京国際映画祭での
コット監督


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エレーナさんにもらったサイン。
一人一人にその人の名前を入れてのサインです。
記念撮影や握手もとても感じよくしてくれました。
おじさまたちはいつまでも写真撮ってましたよ。
笑顔も対応も可憐なエレーナさんに
おじさまたちはメロメロな感じでしたョ( ´艸`)




金曜日に病院に行った後、
新宿に行って2本観ました。

『ザ・ヴァンパイア 残酷な牙を持つ少女』
セルジオ・レオーネとデヴィッド・リンチが
まるでイラン・ロックを奏でたようにしたかったという
アナ・リリ・アミリプール監督、
長編第1作にしてこの完成度!
バンド活動もしている監督抜群の音楽センスと
魔力を持ったようなモノクロ映像の融合に酔いしれた。

『ヒューマン・ハイウェイ』
ニール・ヤングがバーナード・シェイキー名義で監督
82年のオリジナル版を作年80分にしたディレクターズ・カット版。
DEVOのメンバーが核廃棄物処理場で働く街の
ヲタクな自動車整備士役のニール、
イっちゃてるコックのデニス・ホッパーなど、
超ハチャメチャで狂っいて面白かった!
最終日に滑り込みで見ることができて良かった。








ジョージ・ハリスンとネコ(^・ェ・^)


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