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そして父になる 福山雅治主演カンヌ映画祭で好評!コンペ部門の全作品あらすじと動画その1     

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1分で読める、分かるカンヌ映画祭解説付きビックリマーク
2013年年度第66回カンヌ映画祭オフィシャル セレクションの
コンペティション部門に選出された20作品を
あらすじ、解説、動画付でご紹介します。

先ずはその1の9作品

$映画中毒日記『新★映画時光』ブログ版

レッド・カーペットでの福山雅治。きりっとしてます。


カンヌ映画祭は、大規模な国際映画祭です。
カンヌ映画祭の開催目的は、
「創設以来、カンヌ映画祭は、
設立時の開催目的を忠実に守り続けています。
その目的とは、映画の発展に貢献するために作品を紹介し、
援助すること、世界中の映画産業発展の援助をすること、
第7芸術を国際的に称揚することです。

『オフィシャル セレクション』は、
コンペティション部門とある視点部門を中心とした
様々な部門を通じて、映画制作の多様性を強調させます。
『一般大衆向けの作家の映画』作品は、
作品の主題と美学に焦点を当て、
コンペティション部門とある視点部門で紹介されます。
また、オフィシャル セレクションは、
非コンペティション部門の作品、
特別招待作品や深夜上映作品、
カンヌ クラシックの作品、
シネフォンダシヨンの学生作品で成り立っています。」(公式HPより)

オフィシャル セレクションだけでも、
・コンペティション部門
・ある視点部門(国際的な認識を追求する「独自で特異な」作品)
・シネフォンダシヨン(1998年に創設。世界中での映画製作支援、
           次世代を担う映画監督の育成を目的とした部門)
・短編コンペティション部門
・非コンペティション部門(ゲスト作品で受賞対象外)
・特別招待作品(ゲスト作品で受賞対象外) 

があります。

コンペティション部門から、
・パルム・ドール(最高賞)
・審査員特別グランプリ
・監督賞
・男優賞
・女優賞
・脚本賞
・審査員賞
・国際批評家連盟賞(これは部門間をまたいで贈られる)

が選出されます。

オフィシャル・セレクション以外にも、
・監督週間
・批評家週間
・国際批評家連盟賞

があり、それぞれにいくつかの賞があります。
カンヌ・クラシックスという過去の名作の上映会もあります。

また今回コンペティション部門の審査員をしている
河瀬直美監督が1997年に『萌の朱雀』で受賞した、
カメラドールは、オフィシャル セレクションや、監督週間、
批評家週間で上映された最高の処女作に贈られます。

福山雅治、尾野真千子、真木よう子、リリー・フランキー、
子役の二宮慶多くん、黄升げんくん、是枝裕和監督の、
“是枝組”7人のレッドカーペットの写真は、いい雰囲気です。
カンヌ映画祭の『レッドカーペット』は、
「映画祭の行事の中で、
最もメディア向けなものの1つであることは言うまでもありません。
協会にとっては、
世界的に有名な映画俳優と新たな才能を同じような丁重さで、
最初に歓迎をする良い機会です。
また、俳優たちの創造性をたたえる機会でもあり、
この俳優たちによって映画祭に威光が与えられます。」(公式HPより)
$映画中毒日記『新★映画時光』ブログ版


$映画中毒日記『新★映画時光』ブログ版


是枝裕和監督の新作『そして父になる』が現地時間18日、
第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で公式上映され、
是枝監督、福山雅治、尾野真千子、リリー・フランキー、真木よう子に
約10分間にわたるスタンディングオベーションが送られた。

$映画中毒日記『新★映画時光』ブログ版


普段は決して涙を見せたことのなかった福山が泣いた。
本編終了後、スクリーンにエンドロールが流れると
劇場内には観客からの歓声と拍手が鳴り響き、
約10分に渡るスタンディングオベーションが送られた。
鳴り止まない拍手と「ブラボー!」の喝采に、
涙を浮かべながら応える是枝監督の隣で、
福山は何度も涙を拭っていた。
是枝監督の努力が、カンヌに届いた瞬間だった。(映画.com速報より)

「screen daily」のカンヌ映画祭星取り表では、
4点満点で平均2.5の評価。
ジャ・ジャンクー「A Touch of Sin」が3の高評価。
続くのがアスガー・ファルハディ「The Past」2.8。
さて、結果は26日に発表されます。
楽しみですね。
三池崇史監督の『藁の楯』は、
公式上映今日20日夜(日本時間21日朝)です。

コンペティション部門の作品については、
カンヌ映画祭公式HPや、
シネマトゥデイのサイトなどに解説があります。
だから、わざわざ私などがブログに書くこともないかと思うのですが、
リクエストもありましたので、
作ってみました。
解説も動画も1度に見られる日本語で書かれたサイトなどが
意外とないのです。

Behind The Candelabra ビハインド・ザ・カンデラブラ
監督:スティーヴン・ソダーバーグ Steven Soderbergh
出演:マット・デイモン、マイケル・ダグラス、
   デビー・レイノルズ、ロブ・ロウ、
   ボイド・ホルブルック、ダン・エイクロイド、
   スコット・バクラ、ポール・ライザー、ニッキー・カット
製作国:アメリカ

ストーリー:
ラスベガスの豪華ショーの人気ピアニストであるリベラーチは、
年若きスコット・ソーソンと出会う。
二人は年の差はあるものの時に
家族、友人、恋人として月日を過ごしていく。

スコット・ソーソンによる愛人生活と愛憎を
つづった半自伝的小説を実写化。
彼らの6年間を描く物語だが、
スティーヴン・ソダーバーグ監督いわく、
本作は男性版『テルマ&ルイーズ』なのだとか。
三大映画祭の常連監督だが、
以前より公言していた通り本作をもって
いったん監督は休業(再開の可能性はある)とのこと。
そうなると必然的に有終の美を飾れるか、注目されるに違いない。
なおマイケル・ダグラスが喉頭がんを診断されて以来の初出演作でもある。

マイケル・ダグラス、マット・デイモンが面白いデスヨビックリマーク
動画↓


メイキング動画↓



Borgman ボーグマン
監督:アレックス・ファン・ヴァーメルダム Alex van Warmerdam
出演:Jan Bijvoet、ハデヴィック・ミニス
製作国:オランダ
ストーリー:
郊外の閑静な住宅地。
夫婦と3人の子どもが暮らす邸宅のベルを鳴らしたボーグマン。
まだこの時は、ボーグマンがこの裕福な一家に
悪夢をもたらす悪魔のような男であることは誰も知る由もなかった。

アレックス・ファン・ヴァーメルダムは、
今作が8作目となるオランダの鬼才。
演劇界から活動をスタートし、1980年代より映画を製作。
1992年の『ザ・ノーザナーズ(英題) / The Northerners』が
ヨーロピアン・フィルム・アワードの新人作品賞を受賞した。
カンヌ国際映画祭では、1998年の『リトル・トニー(英題)/ Little Tony』
がある視点部門に出品されたもののコンペは初。
ヴァーメルダム監督らしい悪意と
ブラックユーモアに満ちた作風は台風の目となるか。

動画↓



Grigris グリグリ
監督:マハマト=サレ・ハルーン Mahamat-Saleh Haroun
出演:スレイマン・デメ、マリアム・モノリー
製作国:チャド / フランス
ストーリー:
25歳のグリグリの下半身は麻痺(まひ)しているのだが、
彼にはダンサーになるという夢があった。
ところが、おじが重病になり、彼は夢を諦めて、
ギャングの下でガソリンの密売をすることになる。

何度も父親と息子の関係をテーマにしてきた、
チャド出身のマハマト=サレ・ハルーン監督。
彼はアフリカ映画として13年ぶりに本映画祭に出品となった
2010年の映画『終わりなき叫び』で審査員賞を受賞。
同じテーマを繰り返す真意を、
紛争は男性によるものであり、
父親から息子に受け継がれると考えるからと表明。
そのためにも映画を通じて、
対立や紛争が日常化しているという故国の現状を国際社会に知らしめる。

動画↓



Heli エリ
監督:アマト・エスカランテ Amat Escalante
製作国:メキシコ
出演:アルマンド・エストラーダ、リンダ・ゴンザレス・ヘルナンデス
ストーリー:
市民のほとんどが自動車の組み立て工場か麻薬カルテルで働くしかない小さな町。長男のエリは、突然行方知れずになった父を捜すうちに警官の汚職、麻薬の密売、性的搾取といった暗部に直面し絶望する。

アマト・エスカランテ監督はスペイン、バルセロナ生まれ。
メキシコ、グアナフアトで育ち、
出自を生かした題材に臨んできた。
長編デビュー作『サングレ(原題) / Sangre』が
カンヌ国際映画祭ある視点部門で上映され国際批評家連盟賞を受賞、
東京国際映画祭でも上映された。
そして続く『Los bastardos』がラテンビート映画祭で上映されるなど、
日本でも注目されている。
本作はサンダンス・NHK国際映像作家賞を獲得した脚本作品である。

動画↓



Inside Llewyn Davis インサイド・ルウェイン・デイヴィス 
監督:イーサン・コーエン Ethan Coen
   ジョエル・コーエン Joel Coen
製作国:アメリカ
出演:オスカー・アイザック、キャリー・マリガン、
   ジャスティン・ティンバーレイク、
   ギャレット・ヘドランド、ジョン・グッドマン、
   F・マーレイ・エイブラハム
ストーリー:
1960年代のニューヨーク。
グリーンウィッチ・ビレッジでシンガー・ソングライター
としての成功を夢見るルウェイン・デイヴィスの物語。

ボブ・ディランの憧れの存在でもあった
デイヴ・ヴァン・ロンクの自伝に着想を得て、
鳴かず飛ばずのシンガー・ソングライターの姿から
1960年代のフォークシーンをコーエン兄弟が描く。
主演は、『エンジェル ウォーズ』『10イヤーズ(原題)/ 10 Years』
で歌声を披露しているオスカー・アイザック。
『バートン・フィンク』でパルムドールに輝いているコーエン兄弟だけに、
パルムドール候補の上位に当然挙げられるだろう。

これは、ネコが味があって可愛いと一度紹介しました。

動画↓



Jeune et jolie / Jeune & jolie (原題)
英題:Young And Beautiful ヤング・アンド・ビューティフル (ドラマ) 90分
監督:フランソワ・オゾン François Ozon
製作国:フランス
出演:マリーヌ・ヴァクト、シャーロット・ランプリング、
   フレデリック・ピエロ
ストーリー:
快楽のために売春するようになった
17歳の少女の四季を四つの楽曲と共に描く物語。

フランソワ・オゾン監督作が
カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選ばれたのは、
2003年の『スイミング・プール』以来10年ぶり。
10代の売春婦を体当たりで演じるマリーヌ・ヴァクトは
イヴ・サンローランの香水のCMで注目されたモデルで、
女優としての作品には『フランス、幸せのメソッド』がある。
オゾン監督のミューズともいえる『まぼろし』などの
シャーロット・ランプリングも出演し、待望のパルムドールを狙う

動画↓



Jimmy P: Psychotherapy of a Plains Indian 
ジミー・ピー:サイコセラピー・オブ・ア・プレーンズ・インディアン
旧英題:Jimmy Picard
監督:アルノー・デプレシャン Arnaud Desplechin
製作国:アメリカ / フランス
出演:ベニチオ・デル・トロ、マチュー・アマルリック、
   エリヤ・バスキン、 
ストーリー:
ブラックフィート族のジミー・ピカードは、
第2次世界大戦から帰還してからというもの
さまざまな症状に悩まされるように。
そこで彼は遠方の病院に出向き、
民俗学者で精神科医のジョルジュ・デヴェローと出会う。

フランス系アメリカ人ジョルジュ・デヴェロー著
「夢の分析:或る平原インディアンの精神治療記録」を原作に、
一人のネイティブアメリカンと
フランス人の精神科医との間の友情を描く本作。
デヴェローの心理療法は広くヨーロッパとアメリカで行われているため、
題材としての引きも強い。
カンヌ国際映画祭の常連ともいえるアルノー・デプレシャン監督だけに
手堅い仕上がりで満足させてくれるはず。

動画↓



The Great Beauty ザ・グレート・ビューティー 
原題:La Grande Bellezza  
監督:パオロ・ソレンティーノ Paolo Sorrentino
製作国:イタリア / フランス
出演:トニ・セルヴィッロ、ザブリナ・フェリッリ、
   カルロ・ヴェルドーネ、カルロ・ブッチロッソ、
   イアイア・フォルテ、パメラ・ヴィロレッジ、
   ガラテア・ランツィ、セレナ・グランディ、イザベラ・フェラーリ
ストーリー:
イタリア、ローマの夏は魅惑的で、街は陽光できらめく。
ジャーナリストとして成功した65歳のガンバーデラは、
かの地でその文化と上流社会を謳歌(おうか)していた。
しかし同時に、その心の片隅には虚無感を抱いていた。

部門は異なるが、『愛の果てへの旅』から
連続して5作品がカンヌで上映され、
中でも『イル・ディーヴォ -魔王と呼ばれた男-』で審査員賞、
『きっと ここが帰る場所』でエキュメニカル審査員賞を受賞している
パオロ・ソレンティーノ監督は、本映画祭との相性が良好だ。
哲学的なテーマと映像美で多くの人々の心をつかみそう。
主演は『イル・ディーヴォ -魔王と呼ばれた男-』『ゴモラ』の
トニ・セルヴィッロが務める。

動画↓


パオロ・ソレンティーノ監督『きっと ここが帰る場所』
私の記事はここ←をクリックビックリマーク
恥ずかしながら、
ミュージシャン時代(高校生デス)の私の写真がUPしてありマス。

きっと ここが帰る場所 [DVD]/
ショーン・ペン,フランシス・マクドーマンド,ジャド・ハーシュ



そして父になる SOSHITE CHICHI NI NARU
英題:Like Father, Like Son
監督:是枝裕和 Hirokazu Koreeda
製作国:日本
出演:福山雅治、尾野真千子、
   真木よう子、リリー・フランキー、
   二宮慶多、黄升炫、
   風吹ジュン、國村隼、
   樹木希林、夏八木勲
ストーリー:
学歴、仕事、家庭、全てにおいて申し分のない良多だったが、
突然、自分の息子が生まれた病院内で
取り違えられていたことを知る。
良多の家族、そして相手の家族は、究極の選択を迫られる。

柳楽優弥がカンヌ国際映画祭史上最年少で
男優賞を受賞したことでも話題になった
是枝裕和監督の『誰も知らない』。
是枝監督はその第57回以来、
3度目のコンペ部門ノミネートとなる。
主演は福山雅治。
また、その妻を演じる尾野真千子といえば
デビュー作『萌の朱雀』がカメラドールを受賞、
さらに『殯(もがり)の森』が審査員特別グランプリに輝き、
主演に抜てきされた2本がカンヌの名誉ある賞を獲得。
尾野のパワーでパルムドールを引き寄せられるか!?

動画↓


$映画中毒日記『新★映画時光』ブログ版


ストーリー、解説はシネマトゥデイより。
カンヌ映画祭公式HPを参照しました。
ふ~これ作るの結構大変ですショック!
でも、やり始めたからには後半もいきますビックリマークすがちゅあ~んさん、読んでね。
もう全部調べちゃった!?

ここでクイズですビックリマーク
この人は誰でしょうはてなマーク
え~!?簡単過ぎ?ガーン

$映画中毒日記『新★映画時光』ブログ版


先週は、月曜から『ももいろそらを』
『はじまりのみち』(加瀬亮、原恵一監督の舞台挨拶付)
週末に『君と歩く世界』『二郎は鮨の夢を見る』
『べラミ 愛を弄ぶ男』
『戦争と一人の女』(寺脇研プロデューサー、井上淳一監督舞台挨拶付)
観ました。ブログが全然追いつきませんガーン

なう、ツィッタ―に投稿↓
『戦争と一人の女』19日浜松シネマイーラ。
寺脇研氏井上淳一監督舞台挨拶。
インディー魂を感じる作品。
エロが過激なのではなくメッセージが過激。
戦争で日本がしたことを直視しないで
声のデカい人の言うことに振り回されてはダメ。
村上淳入魂の演技に痺れた。
パンフ掲載の坂口安吾の小説は必読ビックリマーク

後半はこの後すぐビックリマーク
と言いながら、
CM延々と流す民放以上になかなか来ないかもはてなマーク
でも、なんとか今夜中にはUPしたいデスビックリマーク
お楽しみにクラッカー
って待っててくれる人がいるかしら...ガーン


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