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チョコレートドーナツ、世界の果ての通学路、シンプル・シモン、しわ、MUD他GW(5月)に観た映画

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GW(5月)に観た映画

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前回1月~4月のまとめをしたところですが、
GWは行楽もせず映画観に行っていましたので、
またまた感想書く作品がたまってしまいました。
一旦まとめておきます。
私、慣れない土地での生活にちょっと5月病気味┐( ̄ヘ ̄)┌ホントカヨ
だったりするので、
気を紛らせたくてですね(^o^;)...

昨日行ってきたのは横浜黄金町のシネマ・ジャック&ベティです。
「濱マイク・シリーズ」のロケもされた横浜日劇は、
もう取り壊されてしまって見られず残念でした。
私立探偵 濱マイクシリーズ BOX [DVD]/
永瀬正敏,南原清隆,佐野史郎

ヨコハマメリー [DVD]/
永登元次郎,五大路子,杉山義法

↑これも観ましたョ


シネマ・ジャック&ベティは、ここ←クリック
で、紹介した、ミニシアター相互割引参加映画館です。
でも、私はちゃっかりレディースデー千円を利用させてもらいました。
いや~私としてはとても落ち着く雰囲気の
昔ながらの映画館でしたョ。(‐^▽^‐)
効率よく4本観てきてしまいました。




『チョコレートドーナツ』

混んでいるとのことで、
今日はレディースデーだったし1時間前にチケット購入。
ビターズ・エンドさん配給の洋画にハズレなしの法則で
お客の入りの良くなかった作品も自分的にはいつも当りでした。
(昨年だと『愛について、ある土曜日の面会室』『3人のアンヌ』)
安易な泣かせ映画じゃなく、本作も法則通りでした。
ビターズ・エンドさん配給の洋画は、
簡単な感動を得られる作品ではないのがいいのですョ。
シネマイーラでも上映。
愛について、ある土曜日の面会室 [DVD]/
ファリダ・ラウアッジ


3人のアンヌ [DVD]/
イザベル・ユペール,ユ・ジュンサン,チョン・ユミ





『コーヒーをめぐる冒険』

モラトリアム人間のだらだら映画に耐えられなくなったのか?
終盤に出て行ったお客さんがいました。
そこから後でこの映画が評価されている訳が分かるのですが。
現在を生きる人間の「歴史」の責任のとり方の一つの方法論。
日本人も他人事じゃないです。
シネマイーラでも上映。

「ナハト ムジーク」はなかったので、
↓パンタの「クリスタルナハト」より「夜と霧の中で」


どちらも好きな曲。
このアルバム自体、レコード(!)
擦り切れるくらい聴きました。

クリスタルナハト/
PANTA



4月に観た何にも起こらないだらだら映画、
こちらもモノクロのブラジル映画『聖者の午後』(ユーロスペースで鑑賞)
これはこれでまた私は、
グレッグ・アラキ監督の『途方に暮れる3人の夜』思い出したりして、
良かったのですョ。






『世界の果ての通学路』
『夢は牛のお医者さん』

これは、子どもに「解説」「説教」なしで見せてあげて下さいネ。
と思いました。
この手の映画観て「日本の今の子どもたちは~」とか、
大人が語って満足してもしょうがないのョ。
日本の子どもたちが夢を持てる社会にしないとでしょ?
2作品ともシネマイーラでも上映。




『シンプル・シモン』

ユーロスペースで鑑賞
オサレ女子が詰め掛けてるかと思ったけど、
客層そうでもなかったです。
パンフのコメントにカジヒデキ氏が
「ウェス・アンダーソン×アメリ×スウェディッシュ・ポップ」
とたとえていました。
確かにウェス・アンダーソン連想しますが、
彼ほど計算しつくされていない所が人間味を感じて好印象。
(ウェス・アンダーソンも好きですけどネ)
私は『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』へのオマージュ感じ、
ウェスより好きなミシェル・ゴンドリー監督の
『恋愛睡眠のすすめ』思いだし、
ミシェル・ゴンドリーのクラフト感と似た楽しさ味わいました。
この作品について記事書く準備で調べて、
アスペルガー症候群について今迄より詳しく知ることができました。
ブログ記事近日中にUP予定。



『アメリカンレガシー』←クリックで記事へ
ユーロスペースで鑑賞
リバー・フェニックス&サム・シェパード
って私としては最強なので(笑)
これはさすがにすぐ記事書きましたよ(^-^)/


あとは、キネカ大森の2本立てで観た映画です。



『ポール・ヴァーホーヴェン/トリック』

これ、面白かったなア。
筒井康隆の『朝のガスパール』を、
映画でやってしまうというね。
朝のガスパール (新潮文庫)/筒井 康隆


ドキュメンタリー部分の
ポール・ヴァーホーヴェン監督の精力的な語り、
仕事ぶりを観ているだけでも楽しかったけど、
映画本編も面白かった~!
一緒にみた『MUD』も同じで、
男がダメな映画ですョ(笑)




『MUD』


これ、サム・シェパードが活躍するって言うし、
日本公開決まる前からブログに書いていたけど、
今になってやっと観ることができましたよ。
予想してたより、色々な意味で甘いなァと思いましたが、
観られて良かったデス。
タイ・シェリダンくんはこの後のニコラス・ケイジと共演の「Joe」で、
昨年のベネチア映画祭で
マルチェロ・マストロヤンニ賞(最優秀新人賞)受賞しましたが、
今や売っ子で、新作映画が5本もあります。
普通なマイケル・シャノンも良かったな~。
「Joe」日本公開して欲しいなあ。


もう1組の2本立て。




『夜のとばりの物語-醒めない夢-』
『しわ』


昨年は遠征を我慢したので、
この2本も見逃した作品をまとめて観られて嬉しかったです。
『夜のとばりの物語-醒めない夢-』の
ミッシェル・オスロ監督の作品は大好きで、
娘が小さい頃も名古屋に一緒に観に行きました。
ホント、魔術的に美しい作品。
ちょうど影絵作家藤城清治さんの
日曜美術館のドキュメンタリーの録画を
見直したところだったので、
自分的にグッドタイミング。(なんだそれですね)
『しわ』これも娘と観たいね~と言っていた作品。
先進国で特に進む高齢化社会については、
色々な国で映画も作られていますが、
この作品は観客の国も年齢も越える普遍性を持っています。
手描きアニメの繊細さを味わいました。
来週は三國連太郎さんが認知症の老父熱演の
『朽ちた手押し車』観る予定です。


『かしこい狗は、吠えずに笑う』

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