『ダーク・ブラッド』
Dark Blood
2012年製作(1993年撮影)
アメリカ・オランダ合作映画
ユーロスペースで鑑賞
浜松シネマイーラで上映決定しています!
↓予告動画(日本版)
↓トレーラー
↓「ダーク・ブラッド」のクラウドファンディングの呼びかけをしている
ジョルジュ・シュルイツァー監督
監督:ジョルジュ・シュルイツァー
脚本:ジム・バートン
ジョルジュ・シュルイツァー
撮影:エドワード・ラックマン
美術:ヤン・ロールフス
ベン・バン・オズ
編集:ミヒル・ライフバイン
音楽:フロレンシア・ディ・コンシリオ
ジェームズ・マイケル・テイラー
キャスト:
リバー・フェニックス ボーイ
ジュディ・デイビス バフィー
ジョナサン・プライス ハリー
カレン・ブラック モーテルの女主人
ネイティヴ・アメリカンが白人に迫害され、
核実験が繰り返されたアメリカ南西部の砂漠地帯。
ハリウッドの俳優夫婦バフィーとハリーが、
ベントレーで週末旅行をしていた所、
車が故障してしまう。
ホピ・インディアンの血が8分の1流れる
ミステリアスな青年ボーイが、
放射線被ばくによる白血病で妻を亡くした後、
犬と暮らす掘立小屋にたどり着く2人。
ボーイはもうすぐ世界が終焉すると考えて、
地下にシェルターを作っている。
今回のこの記事の題、ちょっとヘンかもですが、
ファンでない方が『ダーク・ブラッド』御覧になるなら、
リバーがベネチア映画祭男優賞受賞した
『マイ・プライベート・アイダホ』(ガス・ヴァン・サント監督)
ユーロスペースで5/17(土)~5/30(金)
日本では劇場初公開の『アメリカン・レガシー』(サム・シェパード監督)
ユーロスペースで5/3(土)~5/16(金)
これもぜひ併せてご覧いただきたいです。
ファンは当然観ますから(°∀°)b
『ダーク・ブラッド』が上映される劇場では、
この2本も上映される所もあるようですから、
ぜひご覧ください。
詳しくは『ダーク・ブラッド』公式HP←クリック
浜松シネマイーラも『ダーク・ブラッド』の上映決まっています。
私が浜松にいたら当然リクエストしていましたが、
誰かリクエストしたのかな?
この映画を26日の初日に観てからもう一週間が過ぎてしまいました。
私は永遠のリバー・フェニックスファンですから、
(ホアキン・フェニックス後見人もしていますf^_^;)
この『ダーク・ブラッド』をスクリーンで観ることができて、
とても感動しました。
これを世に出してくれたシュルイツァー監督と、
配給のマジック・アワーさんに感謝です。
この作品は未完成の映画です。
上のトレーラーには最後にしっかり
「Dark Blood the unfinished movie」
「ダーク・ブラッド 未完成の映画」と字幕が出るんですね。
1993年この映画の撮影終了予定の約10日前にリバーが急逝しました。
(10月31日)
撮影は8割方済んでいましたが、
2割ほどは未撮影でした。
映画の制作は中止され、フィルムは保険会社で保管されました。
しかし、フィルムが焼却される事になりました。
フィルムを買い取ろうとした監督ですが、
交渉が決裂し、
結局監督は知り会いに倉庫の鍵の入手を依頼、
700kgもの35ミリフィルムをオランダに送ってもらいました。
(ムム、それって...∑(゚Д゚))
とにもかくにもフィルムは焼却を免れ監督の手元に届きました。
でも、監督はその当時にしていた仕事が忙しく、
フィルムも世に出すことは考えていませんでした。
ところが監督は2009年に大病を患い余命半年の宣告を受け、
映画作家として最後になんとかこの作品を完成したいと考え、
自己資金やオランダのフィルム・ファンド、
クラウドファンディングから集めた資金で、
新たなスタッフと2012年に編集作業に入りました。
欠けているシーンについては、
監督が自らシナリオをナレーションしています。
率直に言うと、
音声はDVDの特典映像で監督が解説をしているあの感じに近いです。
普通の映画のDVDの場合は完成した映像を解説していますが、
『ダーク・ブラッド』は未撮影のシーンは映像がありませんから、
静止画像にナレーションが付きます。
作品が始まる冒頭で監督が、
「この映画は脚を失くした2本脚の椅子だったが、
3本目の脚を付けてなんとか立てるようにした。
4本目の脚(リバー)は永遠に失われてしまった。」と語ります。
この作品は2012年9月にオランダ・フィルム・フェスティバルで
プレミア上映され、
その後ベルリン映画祭を始め世界の様々な映画祭で上映されました。
一般公開は日本だけです。
これは日本のリバーファンには嬉しいことである反面、
私はちょっと不安もあります。
事情を知らずに、話題になっているからとか、
いつも行くミニシアターで上映するからという理由で見たら、
「何?これ、未完成じゃん。」と思われてしまうのではないかと...
いや、その通り未完成なんですよ。
ジュディ・デイビスは頑固な女優さんだそうで、
自分の意見を押し通そうとし、監督と意見の対立も起こりました。
平和主義のリバーが彼女の逆鱗に触れてしまったこともあり、
信頼関係が大切なラブシーンは、
最後に撮影しようということになったので、
重要なシーンの欠落もあります。
未撮影のシーンはナレーションからその場面がどんなものになっていたか、
観る側の想像に委ねられる訳です。
この作品はリバーの前にリバーなし、
リバーの後にリバーなし(by大竹f^_^;)と言える、
夭折した伝説の俳優リバー・フェニックスの最後の素晴らしい演技を、
記録に残した「特別な未完の作品」なんです。
完成していたらリバーの新たな代表作になっていたことは
間違いないでしょう。
私はそれを確信するのには十分でした。
ヴィーガン(完全菜食主義者)であり、
環境問題や湾岸戦争反対なども積極的に発言していたリバーの人格が、
このボーイの存在感にリアリティーを与えてもいます。
彼はヒッピー世代の両親との放浪生活などで
大変な苦労や特異な経験しており、
大人びた所もありました。
ルックスはまだ美少年感がありますが、
異様な存在感のある青年ボーイを演じる能力は充分でした。
息を呑むような演技を見せるリバーのラストシーンには、
魂を持って行かれましたよ...
まあ、ファンだから割増し気分あると思いますが、
終わった時後ろの席の若い男性が、
「すげェ~」と声をもらしていました。
リバーをリアルに知らない若い世代の人にも、
リバーの孤高の存在感と演技力の素晴らしさは伝わると思います。
ただ、宣伝ではこれは戦略なのかもしれませんが、
未完であることが殆ど謳われていないので、
それがちょと気になるのです。
また、パンフレットは内容がとても充実しています。
この作品の解説や監督のインタビュー、
リバーのフィルモグラフィーと生涯、トリビアなど、
ファンは即買いでしょうけど、
彼の事をよく知らない方にはぜひ読んで戴いてから、
この映画について書いて戴きたいなあと思ってしまうのであります。
リバーファンのブロガーさんとコメント交換しましたが、
ファンにはたまらなく嬉しい作品でも、
未完成だし、ファンでない人が観たらどう感じるのか、
気になるところです。
コワくてブログ読めないかもヽ(;´Д`)ノ
昨日はキネカ大森でサム・シェパード出演『MUD』
(と『ポール・ヴァーホーヴェン トリック』の2本立て)
観ました。
今日はユーロスペースに『アメリカン・レガシー』観に行きます!
サム・シェパード祭です!
なんせ、生きている俳優で一番好き、
作家、アーティストとしても尊敬している
サム・シェパード(監督・脚本)とリバー・フェニックスが組んだ作品ですよ!
日本ではビデオ・スルーだったので、
劇場初公開です。
ビデオでしか観ていないのでスクリーンで観るのはとても楽しみです。
これ、リバーは亡くなったアメリカインディアンの血を引く妻の亡骸から、
離れられない白人青年を鬼気迫る演技でやっています。
(かなり作家性の強い異様な西部劇ではあるんですよね。)
↓トレーラー
次に上映の名作『マイ・プライベート・アイダホ』
これはあのリバーがキアヌに告白する焚火のシーン、
何度観ても泣けちゃうんですョ(゚ーÅ)
初めてのデジタル上映だそうです。
これもまたスクリーンで観ることができるなんて生きてて良かった~
↓トレーラー
リバー・フェニックスのその他のおススメ作品。
これも何度も書いてることですがf^_^;
『スタンド・バイ・ミー』(午前十時の映画祭でもかかります)
スタンド・バイ・ミー [Blu-ray]/
ウィル・ウィートン,リバー・フェニックス,コリー・フェルドマン
『旅立ちの時』
旅立ちの時 [DVD]/
リヴァー・フェニックス,マーサー・プリンプトン,クリスティン・ラーティ
『モスキート・コースト』
モスキート・コースト [DVD]/
ハリソン・フォード,リバー・フェニックス
こちらもビデオスルーで劇場未公開作品
ビデオでしか見ていないので、
ぜひ劇場公開して欲しいです。
『愛と呼ばれるもの』
↓リバーの弾き語りも聞けます
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Dark Blood
2012年製作(1993年撮影)
アメリカ・オランダ合作映画
ユーロスペースで鑑賞
浜松シネマイーラで上映決定しています!
↓予告動画(日本版)
↓トレーラー
↓「ダーク・ブラッド」のクラウドファンディングの呼びかけをしている
ジョルジュ・シュルイツァー監督
監督:ジョルジュ・シュルイツァー
脚本:ジム・バートン
ジョルジュ・シュルイツァー
撮影:エドワード・ラックマン
美術:ヤン・ロールフス
ベン・バン・オズ
編集:ミヒル・ライフバイン
音楽:フロレンシア・ディ・コンシリオ
ジェームズ・マイケル・テイラー
キャスト:
リバー・フェニックス ボーイ
ジュディ・デイビス バフィー
ジョナサン・プライス ハリー
カレン・ブラック モーテルの女主人
ネイティヴ・アメリカンが白人に迫害され、
核実験が繰り返されたアメリカ南西部の砂漠地帯。
ハリウッドの俳優夫婦バフィーとハリーが、
ベントレーで週末旅行をしていた所、
車が故障してしまう。
ホピ・インディアンの血が8分の1流れる
ミステリアスな青年ボーイが、
放射線被ばくによる白血病で妻を亡くした後、
犬と暮らす掘立小屋にたどり着く2人。
ボーイはもうすぐ世界が終焉すると考えて、
地下にシェルターを作っている。
リバー・フェニックスファンは必見ですが、
そうでない方は注意が必要です。
この映画は未完です。
そうでない方は注意が必要です。
この映画は未完です。
今回のこの記事の題、ちょっとヘンかもですが、
ファンでない方が『ダーク・ブラッド』御覧になるなら、
リバーがベネチア映画祭男優賞受賞した
『マイ・プライベート・アイダホ』(ガス・ヴァン・サント監督)
ユーロスペースで5/17(土)~5/30(金)
日本では劇場初公開の『アメリカン・レガシー』(サム・シェパード監督)
ユーロスペースで5/3(土)~5/16(金)
これもぜひ併せてご覧いただきたいです。
ファンは当然観ますから(°∀°)b
『ダーク・ブラッド』が上映される劇場では、
この2本も上映される所もあるようですから、
ぜひご覧ください。
詳しくは『ダーク・ブラッド』公式HP←クリック
浜松シネマイーラも『ダーク・ブラッド』の上映決まっています。
私が浜松にいたら当然リクエストしていましたが、
誰かリクエストしたのかな?
この映画を26日の初日に観てからもう一週間が過ぎてしまいました。
私は永遠のリバー・フェニックスファンですから、
(ホアキン・フェニックス後見人もしていますf^_^;)
この『ダーク・ブラッド』をスクリーンで観ることができて、
とても感動しました。
これを世に出してくれたシュルイツァー監督と、
配給のマジック・アワーさんに感謝です。
この作品は未完成の映画です。
上のトレーラーには最後にしっかり
「Dark Blood the unfinished movie」
「ダーク・ブラッド 未完成の映画」と字幕が出るんですね。
1993年この映画の撮影終了予定の約10日前にリバーが急逝しました。
(10月31日)
撮影は8割方済んでいましたが、
2割ほどは未撮影でした。
映画の制作は中止され、フィルムは保険会社で保管されました。
しかし、フィルムが焼却される事になりました。
フィルムを買い取ろうとした監督ですが、
交渉が決裂し、
結局監督は知り会いに倉庫の鍵の入手を依頼、
700kgもの35ミリフィルムをオランダに送ってもらいました。
(ムム、それって...∑(゚Д゚))
とにもかくにもフィルムは焼却を免れ監督の手元に届きました。
でも、監督はその当時にしていた仕事が忙しく、
フィルムも世に出すことは考えていませんでした。
ところが監督は2009年に大病を患い余命半年の宣告を受け、
映画作家として最後になんとかこの作品を完成したいと考え、
自己資金やオランダのフィルム・ファンド、
クラウドファンディングから集めた資金で、
新たなスタッフと2012年に編集作業に入りました。
欠けているシーンについては、
監督が自らシナリオをナレーションしています。
率直に言うと、
音声はDVDの特典映像で監督が解説をしているあの感じに近いです。
普通の映画のDVDの場合は完成した映像を解説していますが、
『ダーク・ブラッド』は未撮影のシーンは映像がありませんから、
静止画像にナレーションが付きます。
作品が始まる冒頭で監督が、
「この映画は脚を失くした2本脚の椅子だったが、
3本目の脚を付けてなんとか立てるようにした。
4本目の脚(リバー)は永遠に失われてしまった。」と語ります。
この作品は2012年9月にオランダ・フィルム・フェスティバルで
プレミア上映され、
その後ベルリン映画祭を始め世界の様々な映画祭で上映されました。
一般公開は日本だけです。
これは日本のリバーファンには嬉しいことである反面、
私はちょっと不安もあります。
事情を知らずに、話題になっているからとか、
いつも行くミニシアターで上映するからという理由で見たら、
「何?これ、未完成じゃん。」と思われてしまうのではないかと...
いや、その通り未完成なんですよ。
ジュディ・デイビスは頑固な女優さんだそうで、
自分の意見を押し通そうとし、監督と意見の対立も起こりました。
平和主義のリバーが彼女の逆鱗に触れてしまったこともあり、
信頼関係が大切なラブシーンは、
最後に撮影しようということになったので、
重要なシーンの欠落もあります。
未撮影のシーンはナレーションからその場面がどんなものになっていたか、
観る側の想像に委ねられる訳です。
この作品はリバーの前にリバーなし、
リバーの後にリバーなし(by大竹f^_^;)と言える、
夭折した伝説の俳優リバー・フェニックスの最後の素晴らしい演技を、
記録に残した「特別な未完の作品」なんです。
完成していたらリバーの新たな代表作になっていたことは
間違いないでしょう。
私はそれを確信するのには十分でした。
ヴィーガン(完全菜食主義者)であり、
環境問題や湾岸戦争反対なども積極的に発言していたリバーの人格が、
このボーイの存在感にリアリティーを与えてもいます。
彼はヒッピー世代の両親との放浪生活などで
大変な苦労や特異な経験しており、
大人びた所もありました。
ルックスはまだ美少年感がありますが、
異様な存在感のある青年ボーイを演じる能力は充分でした。
息を呑むような演技を見せるリバーのラストシーンには、
魂を持って行かれましたよ...
まあ、ファンだから割増し気分あると思いますが、
終わった時後ろの席の若い男性が、
「すげェ~」と声をもらしていました。
リバーをリアルに知らない若い世代の人にも、
リバーの孤高の存在感と演技力の素晴らしさは伝わると思います。
ただ、宣伝ではこれは戦略なのかもしれませんが、
未完であることが殆ど謳われていないので、
それがちょと気になるのです。
また、パンフレットは内容がとても充実しています。
この作品の解説や監督のインタビュー、
リバーのフィルモグラフィーと生涯、トリビアなど、
ファンは即買いでしょうけど、
彼の事をよく知らない方にはぜひ読んで戴いてから、
この映画について書いて戴きたいなあと思ってしまうのであります。
リバーファンのブロガーさんとコメント交換しましたが、
ファンにはたまらなく嬉しい作品でも、
未完成だし、ファンでない人が観たらどう感じるのか、
気になるところです。
コワくてブログ読めないかもヽ(;´Д`)ノ
2013年2月ベルリン映画祭でのジョルジュ・シュルイツァー監督
昨日はキネカ大森でサム・シェパード出演『MUD』
(と『ポール・ヴァーホーヴェン トリック』の2本立て)
観ました。
今日はユーロスペースに『アメリカン・レガシー』観に行きます!
サム・シェパード祭です!
なんせ、生きている俳優で一番好き、
作家、アーティストとしても尊敬している
サム・シェパード(監督・脚本)とリバー・フェニックスが組んだ作品ですよ!
日本ではビデオ・スルーだったので、
劇場初公開です。
ビデオでしか観ていないのでスクリーンで観るのはとても楽しみです。
これ、リバーは亡くなったアメリカインディアンの血を引く妻の亡骸から、
離れられない白人青年を鬼気迫る演技でやっています。
(かなり作家性の強い異様な西部劇ではあるんですよね。)
↓トレーラー
次に上映の名作『マイ・プライベート・アイダホ』
これはあのリバーがキアヌに告白する焚火のシーン、
何度観ても泣けちゃうんですョ(゚ーÅ)
初めてのデジタル上映だそうです。
これもまたスクリーンで観ることができるなんて生きてて良かった~
↓トレーラー
リバー・フェニックスのその他のおススメ作品。
これも何度も書いてることですがf^_^;
『スタンド・バイ・ミー』(午前十時の映画祭でもかかります)
スタンド・バイ・ミー [Blu-ray]/
ウィル・ウィートン,リバー・フェニックス,コリー・フェルドマン
『旅立ちの時』
旅立ちの時 [DVD]/
リヴァー・フェニックス,マーサー・プリンプトン,クリスティン・ラーティ
『モスキート・コースト』
モスキート・コースト [DVD]/
ハリソン・フォード,リバー・フェニックス
こちらもビデオスルーで劇場未公開作品
ビデオでしか見ていないので、
ぜひ劇場公開して欲しいです。
『愛と呼ばれるもの』
↓リバーの弾き語りも聞けます
『かしこい狗は、吠えずに笑う』
25歳衝撃の才能
渡部亮平監督応援しています
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