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『仁義なき戦い』午前十時の映画祭『東京物語』『お早う』小津という唯一無二の芸術 新文芸坐

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『仁義なき戦い』
午前十時の映画祭
TOHOシネマズ日本橋で鑑賞
1973年公開 東映





↓予告動画


昨日の日曜日は
日本映画のクラシック3本を
デジタルリマスターのキレイな映像と音声で、
観てきましたよ~(^_^)v



監督: 深作欣二
企画: 俊藤浩滋
    日下部五朗
原作: 飯干晃一
脚本: 笠原和夫
撮影: 吉田貞次
美術: 鈴木孝俊
衣裳: 山崎武
編集: 宮本信太郎
音楽: 津島利章
疑闘: 上野隆三
助監督: 清水彰
ナレーション: 小池朝雄

出演:
菅原文太 広能昌三
松方弘樹 坂井鉄也
田中邦衛 槙原政吉
中村英子 国弘鈴江
渡瀬恒彦 有田俊雄
伊吹吾郎 上田透
金子信雄 山守義雄
木村俊恵 山守利香
川地民夫 神原精一
渚まゆみ 新庄秋子
内田朝雄 大久保憲一
三上真一郎 新開宗市
名和宏 土居清
中村錦司 中原重人
曽根晴美 矢野修司
大前均 野方守
国一太郎 垣内次郎
大木悟郎 大竹勇
志賀勝 横川信夫
唐沢民賢 中村捜査課長
榊浩子 珠美
小林千枝 山城佐和
東竜子 国弘とめ
川谷拓三 江波亮一
宮城幸生 川西保
山田良樹 加谷刑事
疋田泰盛 小室刑事
壬生新太郎 柳田敏治
木谷邦臣 川南時夫
松本泰郎 石堂寅雄
西山清孝 吉永進
奈辺悟 安条啓介
福本清三 下中隆次
片桐竜次 目崎武志
北川俊夫 楠田丈市
梅宮辰夫 若杉寛

日本暴力団抗争史上で最も多くの血を流した“広島ヤクザ抗争”を、渦中の人物“美能組”元組長の獄中手記を基に描いた飯干晃一の同名ノンフィクションの映画化。深作欣二監督が、斬新で迫力ある映像を駆使してドキュメンタリー・タッチで描いた大ヒット実録ヤクザシリーズの記念すべき第1作目。敗戦直後の広島・呉。復員してきた広能はその度胸ときっぷの良さを買われ、山守組の一員に。それを機に、弱小勢力だった山守組は組織を拡大、ついには他組織との全面抗争へと発展していく……。(allcinemaより)

はい、これは子どもの頃にTVで見ただけで、
映画館で観るのは初めてです。
でも、冒頭のシーンや、松方弘樹が撃たれる所など、
良く覚えていたシーンがいくつかありました。



俳優の皆さんが若くてカッコ良かったです。
当たり前か(^^ゞ
今回はデジタルリマスター版での上映で、
映像も音声もキレイでした。
ギャーギャー、バンバン、グサグサ、
ストーリーに勢いがあって、
みんなどんどん死んじゃって(°д°;)
あっという間に終わってました。

え~っと、私が一番ツボだった登場人物は、
この方↓





金子信雄さんの山守親分。
いちいち笑わせてくれました!大好きで~す(°∀°)b


で、オサレな高級感が私などお呼びでないコレド室町は、
毎度のことながらさっさと後にして、
次は池袋の新文芸坐に行きましたよ。
今やっている小津安二郎特集上映です。
『仁義なき戦い』の次にこれ続けて観るバカはあまりいないかも!?
(な母娘です。f^_^;)

検証日本映画Vol. 12 小津安二郎
“小津”という唯一無二の芸術

『お早よう』『東京物語』の2本立てです。

『お早よう』
1959年 松竹






↓子役たちのユーモラスな演技が可愛い動画



監督 小津安二郎
脚本 野田高梧 、 小津安二郎
製作 山内静夫
撮影 厚田雄春
美術 浜田辰雄
音楽 黛敏郎
録音 妹尾芳三郎
照明 青松明
編集 浜村義康

出演:

林啓太郎 笠智衆
林民子 三宅邦子
林実 設楽幸嗣
林勇 島津雅彦
有田節子 久我美子
原田みつ江 三好栄子
原田辰造 田中春男
原田きく江 杉村春子
原田幸造 白田肇
大久保善之助 竹田浩一
大久保しげ 高橋とよ
大久保善一 藤木満寿夫
富沢汎 東野英治郎
富沢とよ子 長岡輝子
丸山明 大泉滉
丸山みどり 泉京子
福井平一郎 佐田啓二
福井加代子 沢村貞子
伊藤先生 須賀不二男
押売りの男 殿山泰司
防犯ベルの男 佐竹明夫
おでん屋の女房 桜むつ子
客・通さん 菅原通済

舞台は東京郊外の建売住宅地。
子どもたちの生活を中心に、
奥さんたちの裏表のある付き合いの様子など、
ご近所付き合いの様子がユーモラスに描かれている、
軽い雰囲気の楽しい作品でした。


次はこれ有名すぎる作品
『東京物語』
1953年 松竹





監督 小津安二郎
脚本 野田高梧 、 小津安二郎
製作 山本武
撮影 厚田雄春
美術 浜田辰雄
音楽 斎藤高順
録音 妹尾芳三郎
照明 高下逸男

出演:

平山周吉 笠智衆
平山とみ 東山千栄子
平山幸一 山村聡
平山文子 三宅邦子
平山実 村瀬禪
平山勇 毛利充宏
金子志げ 杉村春子
金子庫造 中村伸郎
平山紀子 原節子
平山敬三 大坂志郎
平山京子 香川京子
服部修 十朱久雄
服部よね 長岡輝子
沼田三平 東野英治郎
隣家の細君 高橋豊子
アパートの女 三谷幸子
敬三の先輩 安部徹
美客院の助手キヨ 阿南純子

尾道から上京する両親と、
自分たちの生活に追われる子どもたち家族。
優しく接したのは戦死した次男の妻紀子だけ。
尾道に帰った母とみは急死。
葬式後も紀子以外は早々に帰って行く。
尾道で暮らす末娘京子と紀子の交流、
紀子が周吉に明かす心のうち。
現代社会にも通ずる家族の姿が描かれている。

↓予告動画


この2作品のキャストは所謂小津組でかなりかぶっていますが、
作品の雰囲気は違います。

昨年私が良く見た同じ松竹の木下惠介監督作品にも
よく出ている俳優さんたちも多いですが、
木下作品ではまたそれぞれ違う演技を見せてくれます。
『お早う』(1959年)では、
木下監督の『楢山節考』(1958年)を意識したかな、
と思えた「おばあちゃん、それじゃ楢山だな」の杉村春子のセリフ。
同じく木下監督の『花咲く港』(1943年)の
上原謙と小沢栄太郎の詐欺師コンビが、
殿山泰司と佐竹明夫の押し売りコンビに投影されてる気がしましたが、
これは小津監督のシャレなのかどうなのか??
クラシック映画弱者な私の勝手な連想かもですが。

『お早う』『東京物語』は、
デジタルリマスター版のDCP上映で、
映像と音声がとてもキレイで見やすかったです。
『お早う』は初めて観て、
『東京物語』は劇場鑑賞が初めてでした。


今回は勉強不足な分野でもあり、
これでお終いです。


『かしこい狗は、吠えずに笑う』

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