この記事では各賞の一番下の青字のコメントが
今回発表を受けて書いたものです。
はノミネートされた作品・人についています。
細青字は昨日の記事で私が予想した作品・人です。
は現時点での受賞予想です。
★作品賞
9本全部当てられました
『それでも夜は明ける』
『ゼロ・グラビティ』
『アメリカン・ハッスル』
『ダラス・バイヤーズクラブ』
『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』
『キャプテン・フィリップス』
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
『her 世界でひとつの彼女』
『あなたを抱きしめる日まで』
作品賞ノミネート作品は9作品で全部当てられました
迷った『Inside Llewyn Davis』(原題:インサイド・ルウェイン・デイヴィス)
『大統領の執事の涙』
『ウォルト・ディズニーの約束』
は結局入らなかったので。
でも、作品が評価されてないわけではありませんので、
公開されたら全部観てみたい作品です。
結局自分で見てみないと分からないことは多いですから。
ノミネートが有力視されていた他の作品も、
見応えある作品がいくつもあります。
『ラッシュ /プライドと友情』も力作ですよ!
★監督賞
アルフォンソ・キュアロン『ゼロ・グラビティ』
スティーブ·マックィーン『それでも夜は明ける』
デビッド·O·ラッセル『アメリカン・ハッスル』
後の2人を迷います。
ポール・グリーングラス『キャプテン・フィリップス』
マーチン·スコセッシ『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
アレクサンダー·ペイン『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』
スパイク・ジョーンズ『her 世界でひとつの彼女』
の中から2人選ぶのですが...
客観で選んでます、と言いつつ、
ここは入って欲しい2人にしてしまいます。
アレクサンダー·ペイン
スパイク・ジョーンズ
保守的な選択だと、
マーチン·スコセッシ
ポール・グリーングラス
になると思いますが...
というわけで、
監督賞はアルフォンソ・キュアロン、スティーブ·マックィーン、
デビッド·O·ラッセル、マーチン·スコセッシ、アレクサンダー·ペインで、
スパイク・ジョーンズは残念ながら選ばれませんでした。
★主演男優賞
キウェテル・イジョフォー『それでも夜は明ける』
マシュー・マコノヒー『ダラス・バイヤーズクラブ』
トム・ハンクス『キャプテン・フィリップス』
ブルース・ダーン『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』
レオナルド・ディカプリオ『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
レオの代わりに、
ロバート・レッドフォード『オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~』
が入るかもしれません。
個人的には
『her 世界でひとつの彼女』のホアキン・フェニックスが
入って欲しいのですけど...
なんと、トム・ハンクスは落選で、
クリスチャン・ベール『アメリカン・ハッスル』
が入りました。
彼のファンなので嬉しいですが意外でした。
『アメリカン・ハッスル』勢いがあります!
★主演女優賞
ケイト・ブランシェット『ブルージャスミン』
サンドラ・ブロック『ゼロ・グラビティ』
ジュディ・デンチ『あなたを抱きしめる日まで』
エマ・トンプソン『ウォルト・ディズニーの約束』
エイミー・アダムス『アメリカン・ハッスル』
エイミー・アダムスの代わりに
メリル・ストリープ『8月の家族たち』が
入るかもしれませんが、エイミー・アダムスの方が入りそう。
『ウォルト・ディズニーの約束』は今回支持が少なかったようで、
作品賞も落選で、
ノミネート有力視されていたエマ・トンプソンも落選しました。
ゴールデン・グローブ賞では受賞が有力視されながら、
エイミー・アダムスが受賞しましたが、
今回ノミネートには貫録と実績!?で入りました。
★助演男優賞
ジャレッド・レト『ダラス・バイヤーズクラブ』
マイケル・ファスベンダー『それでも夜は明ける』
バーカッド・アブディ『キャプテン・フィリップス』
ブラッドリー・クーパー『アメリカン・ハッスル』
5人目を迷います...
ダニエル・ブリュール『ラッシュ/プライドと友情』
ジョナ・ヒル『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
ジェームズ·ガンドルフィーニ「Enough Said 原題:イナフ・セッド」
うーん、個人的にはダニエル・ブリュールに入って欲しいけど...
やはりここも入って欲しい気持ち優先で、
ダニエル・ブリュール!入れよう。
はい、ダニエル・ブリュールは落選で、
ノミネート入りの評判が上がって来ていたジョナ・ヒルが入りました。
コメディーおバカ演技も、ドラマで正統派の演技もできる若手として、
有望視されているのでしょうね。
★助演女優賞
ルピタ・ニョンゴ『それでも夜は明ける』
ジェニファー・ローレンス『アメリカン・ハッスル』
ジューン・スキッブ『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』
オプラ·ウィンフリー『大統領の執事の涙』
ジュリア·ロバーツ『8月の家族たち』
サリー·ホーキンス『ブルージャスミン』も、
気になるのだけど...
『大統領の執事の涙』も、支持を集められなかったようで、
作品賞にも入らず、オプラも落選してしまいました。
★オリジナル脚本賞
『アメリカン·ハッスル』デビッド·O·ラッセル、エリック・シンガー
『ブルージャスミン』ウディ·アレン
『her 世界でひとつの彼女』スパイク・ジョーンズ
『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』ボブ·ネルソン
『インサイド・ルウェイン・デイヴィス』ジョエル&イーサン・コーエン
『ダラス・バイヤーズクラブ』クレイグ・ボーテン、メリッサ・ウォーラック
『ダラス・バイヤーズクラブ』強いですね。
『インサイド・ルウェイン・デイヴィス』は落選でした。
今年はインディー映画のサンダンス枠がないので、
(『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』『ウィンターズ・ボーン』)
インディー系では『ダラス・バイヤーズクラブ』が
支持されているのではないでしょうか。
★脚色賞
『それでも夜は明ける』ジョン·リドリー
『キャプテン·フィリップス』ビリー·レイ
『あなたを抱きしめる日まで』スティーヴ·クーガン、ジェフ·ポープ
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』テレンス·ウィンター
『ビフォア・ミッドナイト』
ジュリー·デルピー、イーサン·ホーク、リチャード·リンクレイター
ここは予想通りでした。
★長編アニメ賞
『アナと雪の女王』
『怪盗グルーのミニオン危機一発』
『クルードさんちのはじめての冒険』
『モンスターズ・ユニバーシティ』
『風立ちぬ』
『アーネストとセレスティーヌ』
↑これは、実はとても嬉しいノミネートです。
大好きなベルギーの絵本作家ガブリエル・バンサン
(「アンジュール ある犬の物語」など)の
「くまのアーネストおじさん」シリーズが原作なんです。
日本ではフランス映画祭2012(12年6月開催)で上映されています。
評価はあったのですが、
オッズの様子などでノミネート予想してしまいました。
『アナと雪の女王』『モンスターズ・ユニバーシティ』が
ディズニーで、
『風立ちぬ』もアメリカではディズニー配給だから、
そんなにディズニー映画ばかり入るのはおかしいだろう!
と、思っていました。
良い作品がノミネートされて良かったです。
でも、ディズニーは当然『アナと雪の女王』押しだから、
『風立ちぬ』の受賞はまずないでしょう。
★外国語映画賞
『追憶のローマ
ザ・グレート・ビューティー 原題:The Great Beauty』(イタリア)
パオロ・ソレンティーノ監督
『偽りなきもの 原題:The Hunt』(デンマーク)
トマス・ヴィンターベア監督
『オーバー・ザ・ブルースカイ
原題:The Broken Circle Breakdown』(ベルギー)
フェリックス・ヴァン・フルーニンゲン監督
『グランド・マスター 原題:The Grandmaster』(香港)
ウォン・カーウァイ監督
あと、以下の2作品のどちらかが入りそう。
『ふたつの人生 原題:Two Lives』(ドイツ)
ユーディット・カウフマン、 ゲオルク・マース監督
「オマール 原題:Omar」
ハニ・アブ・アサド監督(パレスチナ)
ノミネート対象のショートリスト9作品に残った作品はあと3作品。
現在日本公開中の
『鉄くず拾いの物語』ダニス・タノヴィッチ監督(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
この作品受賞を予想している方もいますが...どうなのでしょう。
この作品は春にシネマイーラでも上映されます。
「ザ・ノートブック 英題:The Notebook」(ハンガリー)
ヤーノシュ・サース監督
「ザ・ミッシング・ピクチャー英題:The Missing Picture」(カンボジア)
リティー・パニュ監督
これは、あまり当てられませんでした。
受賞は「ザ・グレート・ビューティー 原題:The Great Beauty」が、
やはり強そうな気がします。
★長編ドキュメンタリー
『殺人という行為 原題:アクト・オブ・キリング The Act of Killing』
(デンマーク・ノルウェー・英)
監督:ジョシュア・オッペンハイマー
『物語る私たち 原題:Stories We Tell』(カナダ)
監督:サラ・ポーリー
これは大好きなサラ・ポーリーの作品なのでぜひ観たいデス
『バックコーラスの歌姫たち 原題:20 Feet From Stardom』(アメリカ)
監督:モーガン・ネヴィル(Morgan Neville)
「ブラック・フィッシュ 原題:Blackfish」(アメリカ)
監督:Gabriela Cowperthwaite
「ザ・スクエアー 原題:The Square」(エジプト・アメリカ)
監督:Jehane Noujaim
『キューティー&ボクサー』(アメリカ)
監督:ザッカリー・ハインツェリン
「ダーティー・ウォーズ 原題:Dirty Wars」(アメリカ) 監督:Richard Rowley
現在日本公開中の
現代芸術家・篠原有司男と妻・篠原乃り子を追った
『キューティー&ボクサー』(アメリカ)
監督:ザッカリー・ハインツェリン
も、ショートリストに残っています。
ノミネートされるでしょうか。
浜松シネマイーラでは、
2月22日(土)~上映です
『キューティー&ボクサー』入りましたね!
良かったデス
この記事で取り上げた賞のノミネートのまとめ
私が予想で当てられたものにはつけました。
★作品賞
「それでも夜は明ける」
「アメリカン・ハッスル」
「キャプテン・フィリップス」
「ダラス・バイヤーズクラブ」
「ゼロ・グラビティ」
「her 世界でひとつの彼女」
「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」
「あなたを抱きしめる日まで」
「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
★監督賞
アルフォンソ・キュアロン「ゼロ・グラビティ」
デビッド・O・ラッセル「アメリカン・ハッスル」
アレクサンダー・ペイン「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」
スティーブ・マックイーン「それでも夜は明ける」
マーティン・スコセッシ「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
★主演男優賞
キウェテル・イジョフォー「それでも夜は明ける」
マシュー・マコノヒー「ダラス・バイヤーズクラブ」
ブルース・ダーン「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」
レオナルド・ディカプリオ「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
クリスチャン・ベール「アメリカン・ハッスル」
★主演女優賞
ケイト・ブランシェット「ブルージャスミン」
エイミー・アダムス「アメリカン・ハッスル」
サンドラ・ブロック「ゼロ・グラビティ」
ジュディ・デンチ「あなたを抱きしめる日まで」
メリル・ストリープ「8月の家族たち」
★助演男優賞
ジャレッド・レト「ダラス・バイヤーズクラブ」
バーカッド・アブディ「キャプテン・フィリップス」
ブラッドリー・クーパー「アメリカン・ハッスル」
マイケル・ファスベンダー「それでも夜は明ける」
ジョナ・ヒル「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
★助演女優賞
ルピタ・ニョンゴ「それでも夜は明ける」
ジェニファー・ローレンス「アメリカン・ハッスル」
ジュリア・ロバーツ「8月の家族たち」
ジューン・スキッブ「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」
サリー・ホーキンス「ブルージャスミン」
★オリジナル脚本賞
エリック・ウォーレン・シンガー、デビッド・O・ラッセル「アメリカン・ハッスル」
ウッディ・アレン「ブルージャスミン」
スパイク・ジョーンズ「her 世界でひとつの彼女」
ボブ・ネルソン「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」
クレイグ・ボーテン、メリッサ・ウォーラック「ダラス・バイヤーズクラブ」
★脚色賞
「それでも夜は明ける」
「ビフォア・ミッドナイト」
「キャプテン・フィリップス」
「あなたを抱きしめる日まで」
「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
★長編アニメーション賞
「アナと雪の女王」(監督:クリス・バック、ジェニファー・リー)
「クルードさんちのはじめての冒険」(監督:クリス・サンダース、カーク・デミッコ)
「怪盗グルーのミニオン危機一発」(監督:クリス・ルノー、ピエール・コフィン)
「風立ちぬ」(監督:宮崎駿)
「アーネストとセレスティーヌ」(監督:バンジャマン・レネール、ステファン・オビエ、 バンサン・パタール)
★外国語映画賞
「追憶のローマ」(イタリア)
「オーバー・ザ・ブルー・スカイ」(ベルギー)
「偽りなき者」(デンマーク)
「ザ・ミッシング・ピクチャー(英題)」(カンボジア)
「Omar」(パレスチナ)
★長編ドキュメンタリー賞
「アクト・オブ・キリング」
「The Square(原題)」
「バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち」
「キューティー&ボクサー」
「Dirty Wars(原題)」
とりあえず主な、作品・俳優に関する賞について、
ここまでで1度UPします。
全体的に下馬評高かった『それでも夜は明ける』は安定した強さを見せましたが、
『アメリカン・ハッスル』『ダラス・バイヤーズクラブ』が、
評価を集めましたね。
『ダラス・バイヤーズクラブ』は今の所小規模公開なので、
もっと、公開館数が増えればいいのにと思います。
主観を排した!?予想をしたので、
予想が外れていても嬉しいノミネーション結果がいくつかありました。
娘も私もファンなクリスチャン・ベールの主演男優賞、
長編ドキュメンタリーの『キューティー&ボクサー』
長編アニメの『アーネストとセレスティーヌ』
などです。
みなさんの予想と結果はいかがでしたか?
作品賞の予想を本数9本にして、全部当てられたのが嬉しかったです。
明日センター試験を受ける娘も、景気よく正解を当てて欲しいなあと、
実はアカデミー賞のことより、そちらがずっと気になっている母でしたf^_^;
このほかのノミネーション結果は
次のその2の記事で書きましたので見て下さい。
速報 2014アカデミー賞ノミネート結果その2
ノミネート発表の動画・歌曲賞の動画付←クリックでどうぞ
主な賞の作品紹介・動画はこの下をクリックすれば
アリマスのでどうぞ↓
2014年アカデミー賞作品賞ノミネート予想作品の動画・あらすじ紹介
その1←クリック
2014年アカデミー賞作品賞ノミネート予想作品の動画・あらすじ紹介
その2←クリック
『それでも夜は明ける』最多ノミネート!
ゴールデン・グローブ賞、米・俳優組合賞ノミネーション発表!←クリック
『かしこい狗は、吠えずに笑う』
25歳衝撃の才能
渡部亮平監督応援しています
ぜひ、お近くの映画館にリクエストして下さい
渡部亮平監督応援しています
ぜひ、お近くの映画館にリクエストして下さい
★新潟 シネウィンド
2014年3月8日(土)~
読んで下さってありがとうございましたランキングに参加してます←これをクリックしてもらえたらうれしいです