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ローマでアモーレ 感想/ウディ・アレン新作ニースでエマ・ストーン、コリン・ファース撮影中写真UP

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『ローマでアモーレ』
8月30日(金)まで
To Rome with Love
浜松シネマイーラで鑑賞
アメリカ・イタリア・スペイン合作映画
2012年製作

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フランス・ニースでウディの新作撮影中のエマ・ストーン

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↓予告動画はこちら



監督・脚本:ウディ・アレン

出演:ウディ・アレン
   アレック・ボールドウィン
   ロベルト・ベニーニ
   ペネロペ・クルス
   ジュディ・デイヴィス
   ジェシー・アイゼンバ-グ
   グレタ・ガーウィグ
   エレン・ペイジ
   アントニオ・アルバネーゼ
   ファビオ・アルミリアート
   アレッサンドラ・マストロナルディ
   オルネラ・ムーティ
   フラヴィオ・パーレンティ
   アリソン・ピル
   リッカルド・スカマルチョ
   アレッサンドロ・ティベリ

ウッディ・アレンが初めてローマを舞台に描いた群像ラブコメディ。
イケメンのローマっ子と婚約した娘のもとへやってきた元オペラ演出家、
恋人の親友で小悪魔的な魅力を振りまく女優に恋した建築家の卵の青年、
純朴な新婚カップルの宿泊先に現れたセクシーなコールガール、
ある日突然、大スターに祭り上げられた平凡な男など、
それぞれの人物が織りなす恋模様をユーモアたっぷりに描き出す。
「タロットカード殺人事件」(2006)以来6年ぶりにアレン自身も出演。
(映画.comより)

『恋のロンドン狂騒曲』(2010)←クリックで記事へ
『ミッドナイト・イン・パリ』(2011)
と、この「ローマでアモーレ」がウディのヨーロッパ古都3部作。

『ミッドナイト・イン・パリ』が、
ウディのキャリア上最高のヒットになったわけですが、
本人は傑作を作ったとは思っていないでしょう。
今回自分で演じている元オペラ演出家ジェリーは、
「僕はまだ傑作を作っていないんだ!」と、言って、
引退は撤回。
新たな才能を持った人材を見つけ突飛もない売り出しにかかります。
創作意欲は全く衰えず、相も変わらず年に1本は撮り続けている、
彼自身と重なる役。
この新たな才能とは、娘のフィアンセの父親である、
葬儀屋のジャンカルロ。
有名なテノール歌手のファビオ・アルミリアートが、
本物の美声を聞かせてくれますが、
ジャンカルロは、シャワーを浴びながらでないと
上手く歌えないという設定なので、
オペラの舞台にもジェリーはシャワー室を持ち込み、
ジャンカルロはシャワーを浴びながら歌います。
2005年の『マッチポイント』以降、
『人生万歳!』以外はヨーロッパが舞台の作品を撮ってきたウディが、
シャワー室をヨーロッパに見立て、
自虐ネタにしているのでは?なんて気もしてしまいました。
そして、ウディはアメリカに戻り今アメリカで公開中の
「ブルー・ジャスミン Blue Jasmine(原題)」を撮りました。

『ローマでアモーレ』は群像劇ですが、
ウディー作のローマが舞台の短編小説を、
繋ぎなどあまり細かく計算したり、
技巧的にこだわったりすることなく並べた印象のコメディーでした。
ヨーロッパ古都3部作の中では、
特にセリフに重点が置かれ、
一番遊び心が強い、ワルノリ度の高い作品と感じました。
芸達者な、スター、イタリアの俳優たちが、
それぞれの役を楽しく演じているのが伝わってきました。
ウディの作品を『ミッドナイト・イン・パリ』くらいしか観ていない、
という方にはちょっと分かりにくい作品かもしれませんが、
昔から見ている人には普通なウディのコメディー作品ではないでしょうか。
今回の作品のキーワード「オジマンディアス うつ病」は、
32年ぶりの復活でした。

私はこの作品の中で、ローマの街中で迷子になってしまうミリーを見て、
自分がローマを旅した時を思い出しました。
もう20年も前で、若気の至り?こわいもの知らず?
地図とガイドブック片手にローマの街を歩きました。
自分も行ったローマの名所が出て来て懐かしかったです。

新作「ブルー・ジャスミン」は評価も高く、ヒットもしています。
主演のケイト・ブランシェットは
来年のアカデミー賞主演女優賞今の所最有力と言われています。
「ブルー・ジャスミン」はコメディーではなく
シリアス系のドラマ作品です。
「ブルー・ジャスミン Blue Jasmine(原題)」←クリックで動画付記事へ
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7月にアメリカで公開が始まりました。
8月以降ヨーロッパなどで公開です。
日本公開は来年2014年の初夏...
ケイト・ブランシェットがアカデミー賞受賞すれば公開早まるかな?

そして現在フランスのニースで、
1920年代が舞台のコメディー映画を撮影中です。
ウディーはいつも「いつかマスターピースを作るぞ」という、
創作意欲を持ち続けている人です。
今77歳ですが、アイディアの枯渇とも、意欲の減退とも
全く無縁な様子で仕事をしています。
新作は
エマ·ストーン、コリン·ファース
マーシャ・ゲイ・ハーデン、ジャッキー・ウィーバー
などの出演。
この新作は題名はまだ未定。アメリカで2014年に公開予定。
日本公開は2015年になるのでしょう。
ニースでの撮影風景↓
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ウディはこの新作撮影中にもリヨンとアンティーブで、
エディ・デイビス・ニューオーリンズ・ジャズバンドとコンサートをしました。
アンティーブのコンサートにはコリン・ファース、
エマ・ストーンと彼氏アンドリュー·ガーフィールドなどが、
出かけたので写真があります。
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↓ステージでフランス語のトークも冴えるウディ



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『ローマでアモーレ』で、エレン・ペイジとジェシー・アイゼンバ-グ
のキス・シーンを覗き込む
アブナイオヤジなアレック・ボールドウィン

アレック・ボールドウィン(55歳)は「ブルー・ジャスミン」にも出演しています。
昨年結婚した26歳年下の妻ヒラリアが、
8月23日にマンハッタンの病院で女の子を出産しました。
カルメン・ガブリエラちゃんだそうです。
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アレックとヒラリア


アレックと言えば、元妻キム・ベイシンガーとの間にも
娘アイルランド(1995年10月23日生まれの17歳)がいます。
レオナルド・ディカプリオがアレック・ボールドウィン化している。
と、何度かブログに書きましたが、誰にも賛同いただけません(TωT)
ありし日のアレックとキム、アイルランドさん。

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このアイルランドさんがモデル業を始めているのですが、
なんと、こんな母親譲りのダイナマイト・ボディー(ふる~(>_<))
に、成長していますよ!
左が娘、右が『ネバーセイ・ネバーアゲイン』ボンドガールのキム

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アイルランドさん私の娘と同い年なんです...
信じられないです~。(´д`lll)

キム・ベイシンガーはアレックのように巨大化することなく、
今年12月で還暦ですが相変わらずお美しいです。

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う~ん...今週は忙しいので、
イーラで30日までに終わってしまう作品の感想記事を、
ささっと全部書いてしまおうと思ったのに、
また、画像・動画探しに走ってしまい、
長くなってしまいました(/_;)/~~


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