1月に劇場鑑賞した映画
『バーフバリ王の凱旋 』
『スルターン』
『ルージュの手紙』
『オリエント急行殺人事件』
『キングスマン ゴールデンサークル』
『嘘八百』
『ジャコメッティ 最後の肖像』
『戦争のはらわた』
『彼女がその名を知らない鳥たち』
『鉱 ARAGANE』
『カンフー・ヨガ』
『IT/イット』
『ビリディアナ』
『皆殺しの天使』
『砂漠のシモン』
『アンダルシアの犬』
『早春』
『人生はシネマティック!』
『クィーン オリジナル完全版』
『ギフト 僕がきみに残せるもの』
『ひかりのたび』
『パディントン2』
新作『ライオンは今夜死ぬ』公開記念
諏訪敦彦監督特集―諏訪敦彦との5日間
『はなされるGANG』
『2/デュオ』
『M/OTHER』
『H Story』
『a letter from hiroshima』
『不完全なふたり』
『ユキとニナ』
『黒髪』
『世界の質量』
エスパス・ビブリオ文明講座
現代ドイツ映画入門篇
ニュージャーマンシネマ再考:クルーゲ篇
『定めなき女の日々』
『バーフバリ 王の凱旋』
めくるめく世界観。
人がわらわら死んでいくのはあまり見たくなくなってて。
すべてが過剰で自分にはゲップ出そうではあったので、
翌日すぐさまサルマン・カーン主演の『スルターン』見に行った次第。
きんにく、筋肉、マッスル〜
『スルターン』
サルマン・カーンとアヌシュカー・シャルマーが
レスラーのスポ根人間ドラマ。
成功、挫折、復活を描く。
よっしゃ〜!これが私の見たかった
インド映画のエンタメ!
強い!強い!アヌーシュカ!
(pkと違った魅力全開)
まだまだアクションも頑張ってます!
(3大カーンのサルマン、アーミル、
シャールクは1965年生まれ私と同年)
『クィーン オリジナル完全版』
婚約破棄され失意の主人公ラーニーが
パリ、アムステルダムを旅して
精神的にも立ち直り自立するまで。
結婚前は父に、
結婚後は夫に従わなければならない
インド人女性の生きにくさから
爽やかに解放する魅力的な作品。
ひっそりと公開されてるけどオススメ!
『オリエント急行殺人事件』
『キングスマン ゴールデンサークル』
もう自分は観なくてもいい映画が
今回のフリーパスポート使用で、
良く分かってきた。
好きな俳優が出てるだけでは観ない。
『カンフー・ヨガ』
ジャッキーの老い自虐ネタが
マジで悲しくなっちゃった。
『IT/イット』
それはねぇ。
『嘘八百』
もっと笑えるのかなぁと期待してたけど…
ジャコメッティのアトリエ見てるだけでも満足だった。
名優たちによるアーティストの制作現場を描いた映画は(本作に限らず)本当にワクワクする。
この作品が気になっている方は、アートにあまり興味なさそうな人の感想は参考になさらずに絶対観た方が良いと思いますよ。
(偉そうに申し訳ないですが)
『戦争のはらわた』
サム・ペキンパー作品の中で
1本だけの戦争映画。
1943年第二次世界大戦のロシア戦線で
追い詰められているドイツ軍の様子。
勲章欲に駆られているシュトランスキー大尉(マクシミリアン・シェル)は、
主人公シュナイター伍長(ジェームズ・コバーンが渋くてメチャカッコいい)の隊を罠に嵌める。
ドイツ軍が舞台だけどどこの軍隊にもありそうな話。
凄い迫力の戦争アクションだけど
最後はブレヒトの言葉で締めるのがニクい!
「諸君、あの男の敗北を喜ぶな。世界は立ち上がり奴を阻止した。 だが奴を生んだメス犬がまた発情している」
ファシズムへの警句。
この映画がデジタルリマスター版で
今蘇った意義は大きい。
傑作!
原作読んでなくて良かったと思った。
ドラマにグイグイ引き込まれた。
『鉱 ARAGANE』
タル・ベーラが設立した映画学校で
3年間学んだ小田香監督が
ボスニア・ヘルツェゴビナの首都
サラエボの近郊にある
ブレザ炭鉱の地下300メートルで働く
労働者たちを記録したドキュメンタリー。
これは凄い作品だ。
今月は劇団ホエイの夕張の炭鉱労働者だった人たちを描いた力作「郷愁の丘ロマントピア」見たのだけど、
私ってばなんてタイミングよくこの映画も観れたんだろうとひとりで感慨にふけるのであった。
『ビリディアナ』
『皆殺しの天使』
『砂漠のシモン』
『アンダルシアの犬』
囚われる人間たち。
イエジー・スコリモフスキ監督が1970年に
イギリスで制作した作品の
デジタルリマスター版。
鮮やか色彩で蘇った。
この疾走感、少しも古びていない。
こういう映画が
号泣だのボロ泣きだのの
簡単な言葉で消費されていくのは虚しい。
でもオススメ作品なのは確か。
澤田サンダー監督・脚本
説明的でない深みが好き。
近頃の日本映画には余りないから。
セリフがアフレコだと知らなかったから気になって観てたけどやはり効果狙ってたんだ。
フィルム撮影だったら陰影や光の粒子がもっと美しかっただろうなぁ。
構図もとても素晴らしい。
ツィートにすぐ答えくれる監督の真摯な姿勢。
前作よりもさらに面白かった。
おヒュー様ファンも必見。
原作愛読40年以上です
ぜひ素晴らしい原作もどうぞ。
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