
(フランス/2008年/76分/カラー/デジタル/日本語字幕)
監督:オリヴィエ・ボレール
出演:ジャン=ピエール・メルヴィル、
ジョニー・トー、小林政広、
ベルトラン・タヴェルニエ他
ジョニー・トー、小林政広、フォルカー・シュレンドルフ、ベルトラン・タヴェルニエ、アンドレ・S・ラバルトをはじめとするインタビューとジャン=ピエール・メルヴィルの貴重な資料、そして彼の映画の一部をまじえたこのドキュメンタリーは、どのようにメルヴィルの作品が第二次世界大戦の経験の痕跡を持っているかということを示している。実際メルヴィルはフランス軍で8年間(1937年~1945年)すごし、その後独立軍に加わるため、脱走し、スペインを通り抜けた。実際の名前は、ジャン=ピエール・グルンバックであったが、レジスタンスに加わる際に「メルヴィル」(ハーマン・メルヴィルへのオマージュとして)と名乗り、その後も生涯にわたってこの名を用いた。こうしたことすべてが彼の映画への道のりを構成している。彼の作品の主題のみならず、その美学にも。
(アンスティチュ・フランセ東京HPより)
メルヴィル監督はダンケルクの戦いで
実際に生き残ったフランス兵士なのです。
『仁義』は渋くてカッコいい、
男たちのノワール映画だけど、
ブールヴィル(アンドレ・ブールヴィル)演じるマッティ刑事が、
家で飼っている猫たち3匹に餌をやるシーンが2回あって、
ハラハラする犯罪映画なのに
刑事の生活感も出している印象的なシーンでした。
ネコちゃんたちは、もちろん監督の愛猫
『仁義』はブールヴィルの遺作。
金曜日はメルヴィル監督展観た後、
フィルムセンター大ホールで
「日本におけるチェコ文化年2017
チェコ映画の全貌 」で
戦争を風刺する『閣下に報告』 (1958年)
観ました。
今日はユーロスペースで
日芸生企画・運営の映画祭
「映画と天皇」で
亀井文夫監督『戦ふ兵隊』(1939年)
『日本の悲劇』(1946年)
(これで『日本の悲劇』という題名の映画、
小林政広監督2012年、
木下惠介監督1953年、
3本コンプだ)
大島渚監督『日本春歌考』(1967年)
観ます。
もう、本当に遅すぎた気がするけど、
今からでもシネフィルになれるかなぁと、
格闘してますよ(苦笑)
