$ 0 0 #阿莉芙 #アリフザプリンセス #東京国際映画祭 #alifutheprincess #Alifu, the Prince/ss #tiffjp #王育麟 #ワンユーリン #舞炯恩 #加以法利得 #ウジョンオンジャイファリドゥ #趙逸嵐 #チャオイーラン #吳朋奉 #ウーポンホン #陳竹昇 #チェンジューション #鄭人碩 #チェンレンシュオ #王安琪 #ワンアンチー #胡德夫 #フーダーフー #mattfleming #マットフレミング 『アリフ、ザ・プリン(セ)ス』 主人公のアリフはトランスジェンダーで女性への性転換を望んでいる美容師、同僚のレズビアンのペイチェンとルームシェアしている。昼間は美容院で働き夜はドラァグクイーンのショーがあるクラブでメイクのバイトをしている。 アリフはダンサーのクリスに恋しているが、クリスは公務員でピアノ教師の妻がいて内緒で金曜の夜だけドラァグクイーンをしているのだった。 アリフを気にかけてくれているクラブの経営者シェリーは女性に性転換した人で長年ストレートの男性ウーに恋慕している。 そしてある日、台東の原住民コミュニティの族長であるアリフの父が彼に跡を継ぐようにと言う。 LGBTQがテーマの映画であるが、 台湾原住民のコミュニティ文化を守る父とその子のアリフとの確執を織り込んだのが特徴的。 重苦しい雰囲気にはせずに、 笑いと涙も散りばめ LGBTQの人々の多様性を群像劇として自然に描き、 理解し合う心、寛容性や愛情がもたらす希望も見せる。 アリフ役のウジョンオン・ジャイファリドゥは本業は音楽家、歌手で俳優は初めての経験とのこと。アリフと同じ立場の人たちと交流し良く観察して役作りをしたそう。 他のキャストの演技も素晴らしかった。 『阿莉芙』は、台湾では今年の台灣同志遊行聯盟Taiwan LGBT Pride(2017台湾LGBTプライドパレード)に合わせて、 10月27日に公開。 東京国際映画祭がワールドプレミア。 監督が皆さんも是非一緒にパレードを歩きましょう、と語っていました。 台湾では2019年5月末までに同性婚合法化が確定。これは、アジア初。 ドラァグクイーンのデヴィッド役マット・フレミングさんはイギリスから台湾に来て8年だそうで、台湾のLGBTを受容する変化のスピードはめざましくこの8年間にも随分変わったと語りました。 台湾ニューシネマへのオマージュも感じたし、音楽、映像センスが秀逸。素敵な作品でした。 日本でも一般公開されると良いのになあ。 映画時光さん(@eigajikou)がシェアした投稿 - 2017 Oct 27 10:43am PDT