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7月公開鑑賞予定新作映画④ローサは密告された/海辺の生と死/静かなる情熱/ブランカとギター弾き他

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7月公開鑑賞予定新作映画④

 

7月公開鑑賞予定新作映画①←クリック

 

7月公開鑑賞予定新作映画②←クリック

 

7月公開鑑賞予定新作映画③←クリック

 

7月29日(土)〜

公開映画から私が観たい作品のご紹介

 

映画の題名(一覧も各作品紹介の所も)を

クリックすると

作品の公式サイトへ行けます。

上映劇場などの確認にもどうぞ。

(作品紹介は各公式サイト、ぴあ映画生活、

映画.COM、Movie Walkerを参照)

 

『ローサは密告された』

 

『海辺の生と死』

 

『きおく きろく いま』

 

『静かなる情熱 エミリ・ディキンスン』

 

『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』

 

『ブランカとギター弾き』

 

『ブレンダンとケルズの秘密』

 

『ワン・デイ 悲しみが消えるまで』

 

『花に嵐』

 

『ザ・思いやり』

 

 

image

 

 

『ローサは密告された』

 

監督  ブリランテ・メンドーサ 
出演  ジャクリン・ホセ

フリオ・ディアス

マリア・イサベル・ロペス

 

フィリピンのインディペンデント映画界を代表する

ブリランテ・メンドーサ監督が、

東南アジア最大といわれるマニラのスラム街で

懸命に生きる女性とその家族を描いたドラマ。

4人の子どもを持つローサは、

マニラのスラム街で小さなコンビニエンスストアを経営し、

地元の人々からも好かれている。

彼女と夫のネストールは家計の足しにするため少量の麻薬を扱っていたが、

そのことが警察に見つかり逮捕されてしまう。

ローサの子どもたちは腐敗した警察から両親を取り戻すべく奔走するが……。

メンドーサ監督作「サービス」にも出演した

ベテラン女優ジャクリン・ホセがローサ役を演じ、

2016年・第69回カンヌ国際映画祭で女優賞を獲得。

 

前回の記事にも書きましが、

今週末公開で一番観たかったのが

『ローサは密告された』

ブリランテ・メンドーサ監督の映画は

とても観たかったのですが

これまで観る機会があったのはオムニバス映画の中の

1作品だけでした。

オムニバス映画『アジア三面鏡 2016:リフレクションズ』

『SHINIUMA Dead Horse
監督:ブリランテ・メンドーサ

『鳩 Pigeon』
監督:行定 勲

『Beyond The Bridge』
監督:ソト・クォーリーカー

 

『SHINIUMA Dead Horse

北海道の牧場で不法滞在し働いていた

フィリピン人のマニー(ルー・ヴェローソ)は

「ばんえい競馬」のレースで当てるが、

入管の査察があり強制送還される。

故郷に帰ってみると家族はいなくなっていた。。。

 

ブリランテ・メンドーサ監督は00年代から、

もう一人のフィリピンを代表する

名匠ラヴ・ディアス監督とともに

ベルリン映画祭、カンヌ映画祭などで受賞を重ねてきました。

フィリピン映画は映画祭上映などが多く

私はまだ10本ほどしか観たことがないですが

昨年の東京国際映画祭では

ラヴ・ディアス監督の昨年ベルリン映画祭で銀熊賞した

489分の圧巻の作品

『痛ましき謎への子守唄』

メンドーサ監督の「SHINIUMA Dead Horse」

現在公開中のジュン・ロブレス・ラナ監督

『ダイ・ビューティフル』を観ることができました。

今年は10月にラヴ・ディアス監督が

昨年のヴェネチア映画祭金獅子賞した『立ち去った女』

公開なのでとても楽しみです。

(過去記事で書いたことありますが

ラヴ・ディアス監督昨年はベルリンで銀熊賞、

ヴェネチアで金獅子賞の快挙でした。)

 

『ローサは密告された』

ブリランテ・メンドーサ監督と

女優賞受賞したローサ役

ジャクリン・ホセ

 

 

 

『海辺の生と死』

 

監督  越川道夫 
出演  満島ひかり、 永山絢斗、 井之脇海

 

極限まで追い詰められた夫婦の姿を描き、

小栗康平監督により映画化もされた島尾敏雄の私小説「死の棘」に、

敏雄の妻である島尾ミホの小説「海辺の生と死」や

敏雄による短編小説「島の果て」などの内容を織り交ぜ、

敏雄とミホをモデルとした男女が出会い、

2人が結ばれるまでの時間を満島ひかり主演で描く。

第2次世界大戦末期の奄美群島・加計呂麻島(かけろまじま)。

朔(さく)隊長率いる海軍特攻艇の部隊が島に駐屯することとなった。

国民学校教師であるトエは、島の子どもたちからも慕われ、

隊員たちとの酒盛りよりも島唄を習いたがる

朔という男の姿を好意をもって見つめていた。

ある日、トエは朔から「今夜9時頃浜辺に来て下さい」

と記された一通の手紙を受け取る。

その手紙にトエは胸の高鳴りを感じていた。

島尾ミホをモデルとした主人公トエ役を満島が演じる。

監督は「かぞくのくに」などでプロデューサーを務め、

「アレノ」で監督デビューを果たした越川道夫。

 

映画制作・配給会社スローラーナー代表の越川道夫監督。

プロデューサーとして

熊切和嘉監督『海炭市叙景』『夏の終り』や

鈴木卓爾監督『私は猫ストーカー』『ゲゲゲの女房』、

ヤン・ヨンヒ監督『かぞくのくに』等、

多くの印象的な個性派インディー映画を手がけてきました。

たむらまさき監督『ドライブイン蒲生』などでは

監督補も兼任でしたが『アレノ』で監督デビューしました。

アレノ 感想 山田真歩体当たりの濡れ場も熱演で新しい魅力発揮。

ロマポ+フランス映画で静かな雰囲気。

↑私の記事

満島ちゃんは『夏の終わり』でも主演。

満島ひかり熱演『夏の終り』感想 

綾野剛 小林薫も素晴らしい、品格ある美しい日本映画

↑私の記事

 

前にも紹介しましたが

「同じ時期に僕が戦時中の沖縄で生きた日本兵を演じて、

姉はその時代の奄美の女性を演じるのは先祖に

『お前たちが(当時の人の思いを)描いてくれ』と導かれている気がする」

↓琉球新報の記事より

命のかけら受け継ぐ 映画「STAR SAND」 満島真之介に聞く

 

『STAR SAND 星砂物語』←クリックで公式サイト

は、8月4日より公開です。

日本=オーストラッリア合作映画

監督・脚本: ロジャー・パルバース

出演:織田梨沙、満島真之介、

ブランドン・マクレランド、

三浦貴大、吉岡里帆、

寺島しのぶ、渡辺真起子、

石橋蓮司、緑魔子

主題曲:坂本龍一

 

 

 

 

 

『きおく きろく いま』

 

監督 水本博之

 

「縄文号とパクール号の航海」「僕らのカヌーができるまで」

といったドキュメンタリー作品を手がける傍ら、

ストップモーションアニメの制作も行っている水本博之監督が、

95歳のシスターによる長崎の原爆証言をアニメーションで描いた意欲作。

長崎県・出津教会の95歳のシスター、橋口ハセさんが、

貧しかった子ども時代や原爆被害の救援に

駆け付けた当時の体験をカメラの前で語った。

その様子を4000枚の写真に印刷し、

長崎県大村市の人々が写真をなぞって絵を描き、

橋口さんのインタビューをアニメーションに仕上げた。

制作に関わった1000人以上の人々の手により、

1人のシスターの記憶を浮かび上がらせる。

水本監督による短編人形アニメーション

「いぬごやのぼうけん」と同時上映。

 

下北沢トリウッド←クリック

で公開中です。

 

 

 

『静かなる情熱 エミリ・ディキンスン』

 

監督  テレンス・デイヴィス 
出演  シンシア・ニクソン

ジェニファー・イーリー

キース・キャラダイン

 

『遠い声、静かな暮し』などのイギリスの名匠

テレンス・デイヴィス監督によるドラマ。

没後に発見された1800篇近くの作品が高く評価され、

天才詩人となったエミリ・ディキンスンの謎多き半生を描く。

主演は『セックス・アンド・ザ・シティ』シリーズの

ミランダ役で知られるシンシア・ニクソン。

2016年ゲント映画祭でグランプリを受賞した。

 

これは必ず見たい作品ですが

岩波ホールがヘッド館なので

ジャック&ベティの上映待つため

観るのは大分遅れそうです。

 

 

 

『花に嵐』

 

監督・脚本・撮影・編集:岩切一空

出演:岩切一空、りりか、小池ありさ、

篠田 竜、半田美樹、不破 要、吉田憲明

 

大学入学後、誘われるがまま映画サークルに入った”僕”は、

部室に置いてあったカメラを借りて映像日記を撮り始める。

新しい環境の中、行く先々で”僕”の前に必ず現れる一人の女の子。

新入生?上級生?なんとなく気になってしまう彼女に、

”僕”は未完に終わった映画の続きを撮ってほしいと頼まれる。

新しい環境で次々と出会う女性に振り回される、巻き込まれ型主人公。

擬似ドキュメンタリーのような体裁をとりながらカメラを回し続ける”僕”は、

次第にまだ存在しないフィクションの一部になっていく。

POV方式で撮影されている。

 

岩切一空監督は1992年生まれ。

PFFアワード2016 準グランプリ&ジェムストーン賞(日活賞)

&日本映画ペンクラブ賞&観客賞(名古屋・福岡)

カナザワ映画祭 2016観客賞&出演俳優賞(りりか)受賞

新宿ケイズシネマでレイトショー公開。

ケイズシネマでレイトショー公開の作品て

後でジャック&ベティでかかる場合も

レイトショーのみでなかなか観る機会がなくて

残念なんですが気になっている作品です。

予告見てもこれじゃさっぱり分からんし(・Θ・;)

 

 

 

 

 

『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』

 

監督  ジョン・リー・ハンコック 
出演  マイケル・キートン

ニック・オファーマン

ジョン・キャロル・リンチ

 

マイケル・キートンが、マクドナルドの創業者レイ・クロックを演じる、

実話をもとにしたドラマ。

1954年、シェイクミキサーのセールスマン、

レイ・クロックに8台もの注文が飛び込む。

注文先はマックとディックのマクドナルド兄弟が経営する

カリフォルニア州南部にあるバーガーショップ「マクドナルド」だった。

合理的なサービス、コスト削減、高品質という、

店のコンセプトに勝機を見出したクロックは兄弟を説得し、

「マクドナルド」のフランチャイズ化を展開する。

しかし、利益を追求するクロックと兄弟の関係は次第に悪化し、

クロックと兄弟は全面対決へと発展してしまう。

キートンが主人公クロックを演じるほか、

妻エセル役をローラ・ダーン、

マクドナルド兄弟役をニック・オファーマン、

ジョン・キャロル・リンチがそれぞれ演じる。

監督は「しあわせの隠れ場所」

「ウォルト・ディズニーの約束」のジョン・リー・ハンコック。

 

マクドナルドは食べないのですが

この映画は観ます。

 

 

 

 

『ブランカとギター弾き』

 

監督  長谷井宏紀 
出演  サイデル・ガブテロ

ピーター・ミラリ

ジョマル・ビスヨ

 

写真家として活躍する長谷井宏紀が

イタリア製作映画として手がけた監督デビュー作。

フィリピンを舞台に、

孤児の少女と盲目のギター弾きの旅を描いたロードムービー。

マニアのスラムに暮らす孤児のブランカは、

母親を金で買うことを思いつき、盲目のギター弾きピーターと旅に出る。

ピーターから得意な歌でお金を稼ぐことを教わったブランカは、

レストランで歌う仕事を得てお金を稼ぎ、

計画は順調に進んでいるかに思えた。

しかし、そんな彼女の身に思いもよらぬ危険が迫っていた。

長谷井の第一回長編監督作品の本作は

日本人初となるベネチア・ビエンナーレ、

ベネチア国際映画祭の出資で製作され、

第72回ベネチア国際映画祭でソッリーゾ・ディベルソ賞、

マジックランタン賞を受賞。

 

チラシにエミール・クストリッツァの言葉が載っています。

楽しみにしていた作品です。

 

 

 

 

 

『ブレンダンとケルズの秘密』

 

監督  トム・ムーア ノラ・トゥーミー 
出演  エヴァン・マクガイア

ブレンダン・グリーソン

クリステン・ムーニー

 

『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』の

トム・ムーア監督のデビュー作にして、

アカデミー賞最優秀長編アニメ賞にノミネートされたファンタジー。

“世界で最も美しい本“と称される『ケルズの書』を題材に、

聖なる本を完成させようとする少年修道士ブレンダンの冒険を描く。

『ケルズの書』のケルト文様が万華鏡のように動き出す圧巻の映像に注目。

 

夏休み向けアニメ映画で観るのは

本作だけになりそう。

 

 

 

 

『ワン・デイ 悲しみが消えるまで』

 

監督  イ・ユンギ 
出演  キム・ナムギル

チョン・ウヒ

イム・ファヨン

 

『無頼漢 渇いた罪』や『パンドラ』などで

演技派俳優として注目を集めている

キム・ナムギルが主演するヒューマン・ファンタジー。

妻を亡くした保険外交員の男が、

ひょんなことから昏睡状態の女性の霊魂が見えるようになり、

霊魂や周囲の人々との触れ合いの中で再生していく姿を描く。

ヒロインは『ハン・ゴンジュ 17歳の涙』のチョン・ウヒ。

 

今週本作のヘッド館である

シネマート新宿の

《ハートアンドハーツ コリアン・フィルムウィーク》で

ベテラン大女優ユン・ヨジョンが熟女娼婦の主人公

『バッカス・レディ』を見ました。

お客さんそんなに入ってなかったけど

この『ワン・デイ』は初日から

お客さん入っているとのこと。

私は余裕があったらになりそうですが。

 

 

 

 

『ザ・思いやり』

 

監督・編集:リラン・バクレー

出演:松本ヒロ(コメディアン)、

山口洋子(思いやり予算を被災地の支援へ)

呉東正彦(弁護士)、前泊博盛(沖縄国際大学教授)

 

日本の経済が困難な状況の中で、

なぜ日本人がここまでアメリカ軍を思いやらなければならないのでしょうか?

アメリカとの条約においては

一切義務付けられていない「思いやり予算」は、

1978年から始まり、

日本人が自ら働いて支払っている税金から在日米軍へ

6兆円以上が投入されてきました。

米兵一人当たり年間1500万円という膨大な額は、

ほとんどがアメリカ軍人の贅沢な生活を支援するために使われているのです。

この映画では、一人のアメリカ人の疑問から、

「思いやり予算」の不条理さと矛盾を様々な視点から鋭く、

そしてユーモアたっぷりに日本人に問いかけていきます。

 

横浜シネマリン←クリックでHP

〈特集上映 戦後72年〉映画で日本の未来を考える

7/29(土)~8/25(金)

戦後72年、今年も『野火』を上映していただけませんか、

という塚本晋也監督の呼びかけからスタートした

〈特集上映 戦後72年〉、

“戦後70年も経って、今更戦後でもないでしょう”

と仰った方がおられますが、

いやいや戦後はこれからもずっと続きます。

戦後100年、戦後150年と、

日本が二度と戦争をする国にならないよう、

年に一回、終戦の夏が来る度に思いを新たにすることは大切なことです。

共謀罪法案が国会で可決されました。

日本は一体どこへ向かおうとしているのでしょうか。

この特集上映は、世界と日本の平和をテーマにした映画を上映する事で、

これから日本が向かうべき未来が見えてくるのではないかと考え、企画しました。映画を観て、ともに考えるきっかけにしていただければ幸いです。

(シネマリンHPより)

上映作品

『ザ・思いやり』

『標的の島 風かたか』

『コスタリカの奇跡 積極的平和国家のつくり方』

『ミリキタニの猫』『ミリキタニの記憶』

『野火』

 

『ザ・思いやり』 

↑クリック

上映会方式で全国で上映されていますので

題名クリックしてHP見てくださいね。

パート2もあり上映会がスタートしています。

 

 

 

今週劇場鑑賞した映画

 

『ザ・ダンサー』

 

『バッカス・レディ』

 

『十年』

 

『天使の入江』

 

『5時から7時までのクレオ』

 

『ベンヤメンタ学院』

 

『丸』

 

『世界一美しい本を作る男〜シュタイデルとの旅〜』

 

カリコレ2017

『バーニー・トムソンの殺人日記』

 

『タンナ』

 

『シークレット・オブ・ハロウィン』

 

『偽りの忠誠 ナチスが愛した女』

 

『デ・パルマ』

 

『乱暴と待機』

 

『吐きだめの悪魔』

 

『キャットファイト』

 

『吐きだめの悪魔』『キャットファイト』

は今日見ます。

今週は16本見て7月の累計は今日で48本。

8月中旬から9月は実家の手伝いに通うため

今焦って観ておこうと飛ばしていますが、

見逃し作品がかなり出てきそうです。(・Θ・;)

 

若きブライアン・シンガーが参加してる↑

 

とむちんのホラー大作とかは見ないのだけど、

私なりにチョイスした今日観る

カリコレ上映のエンタメ映画イヒ

今週見た映画のまとめは

月曜にUP予定です。


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