7月公開鑑賞予定新作映画②
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7月7日(金)〜8日(土)
公開映画から
私が観たい作品の内容、
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上映劇場などの確認にもどうぞ。
(作品紹介は各公式サイト、ぴあ映画生活、
映画.COM、Movie Walkerを参照)
イタリア映画祭2017で鑑賞済み
『マイ・ライフ・ディレクテッド・バイ・ニコラス・ウィンディング・レフン』
監督 チャイタニヤ・タームハネー
出演 ヴィーラー・サーティダル
ヴィヴェーク・ゴーンバ
ギーターンジャリ・クルカルニー
自殺を扇動する歌を歌ったとして逮捕された老歌手をめぐる裁判の行方を、
裁判に関わる人々の私生活を交えながら、
独特の視点で描いたインド発の法廷劇。
ボリウッドとは一線を画しながら創作活動を続ける
インド映画界の新鋭チャイタニヤ・タームハネー監督が手がけ、
階層や民族、言語、宗教の異なる様々な人々が生きる
複雑なインド社会への鋭い洞察を盛り込んだ。
ある時、ムンバイでひとりの下水清掃人が死亡し、
65歳の民謡歌手ナーラーヤン・カンブレが逮捕される。
容疑は、カンブレの歌う扇動的な歌が
清掃人を自殺に駆り立てたという不条理なもので、
カンブレを被告人とした裁判には、
人権を尊重する若手弁護士や、
古い法律を持ち出して刑を確定しようと急ぐ検察官、
公正に裁こうとする裁判官、
偽証する目撃者など、さまざまな人々が集う。
本作では、インドの裁判やカースト、
家族といった社会システムを背景に、
国家権力などの問題にも踏み込みながら、
ユーモラスかつ洞察力に富んだ視点で“人間”を描いていく。
この週に公開の作品で一番楽しみな作品です。
日本のチラシは地味すぎじゃないですかね
イタリア映画祭2017で鑑賞済み
監督 パオロ・ヴィルズィ
出演 ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ
ミカエラ・ラマッツォッティ
ヴァレンティーナ・カルネルッティ
『人間の値打ち』のパオロ・ヴィルズィ監督と、
主演のヴァレリア・ブルーニ・テデスキがタッグを組み、
心に影を持つふたりの女性の友情と逃避行を描き出す。
虚言と妄想で周囲を振り回すベアトリーチェをテデスキが、
自分の殻に閉じこもったドナテッラを
ミカエラ・ラマッツォッティが演じる。
ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞
(イタリアのアカデミー賞にあたる賞)
で作品賞や監督賞、主演女優賞などの5冠に輝いた。
イタリア映画祭2017で鑑賞済みです。
『歓びのトスカーナ』はちょっとミスリード?
原題「La pazza gioia」はクレイジーな喜びかな。
英題はLike Crazyで
ほんわか癒し系の話ではないです。
精神を病んだ女性達が暮らす施設で知り合った
性格も暮らしも真逆な2人の逃避行。
主人公にイラっとするとか言われそうだけど
それはヴァレリア・ブルーニ・テデスキ名演の証拠。
2人の人生はとても辛い。
女性の悩みに国境はないという普遍性を感じました。
女性にも男性にもオススメしたい作品です。
左からミカエラ・ラマッツォッティ、
ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、
パオロ・ヴィルズィ監督
監督 ヴァンサン・ペレーズ
出演 エマ・トンプソン
ブレンダン・グリーソン
ダニエル・ブリュール
本作の原作は、ドイツ人作家ハンス・ファラダがゲシュタポの記録文書を基に、
わずか4週間で書き上げたと言われる「ベルリンに一人死す」。
実在したオットー&エリーゼのハンペル夫妻をモデルにしたこの小説は、
アウシュヴィッツ強制収容所からの生還者である
イタリアの著名作家プリーモ・レーヴィに
「ドイツ国民による反ナチ抵抗運動を描いた最高傑作」と評され、
1947年の初版発行から60年以上経た2009年に初めて英訳されたことで
世界的なベストセラーとなった。
この反戦小説に深い感銘を受け、
自らメガホンを執って念願の映画化を実現させたのは、
1990年代に『シラノ・ド・ベルジュラック』『インドシナ』
『王妃マルゴ』といったフランス映画の歴史大作に相次いで出演し、
美男スターとして一世を風靡したヴァンサン・ペレーズ。
ペレーズ監督自身、父親がスペインの出身で
祖父はフランコ将軍のファシスト政権と戦い処刑され、
母親はドイツ系でナチスから逃れて国外へ脱出したという過去を持っている。
本作では、息子の死をきっかけにナチの独裁政権に反旗を翻した平凡な夫婦が、
ゲシュタポの捜査網をかいくぐりながら2年間にわたって
孤独で絶望的な闘いを繰り広げていく姿を、
静かな畏敬の念をこめて映し出す。
イギリス=フランス=ドイツ合作
主演の2人はイギリス人、
監督はフランス人、舞台はドイツ。
主演の2人以外はダニエル・ブリュールなど
ドイツ人キャストが多い。
2010年に英訳版が出版されベストセラーとなったことを踏まえて
言語を英語にしたそうです。
ブレンダン・グリーソン、エマ・トンプソン
ヴァンサン・ペレーズ監督
『王妃マルゴ』
ヴァンサン・ペレーズとイザベル・アジャー二
イザベル・アジャーニとダニエル・デイ=ルイスの息子
ガブリエル・ケイン・デイ=ルイスと親子写真
ガブリエルくんはモデルとして活躍中
イザベル・アジャーニの映画はこのところ日本に来てません。
(今はライバルのイザベル・ユペールの
方が活躍してるかな)
現在コスタ=ガヴラス監督の息子
ロマン・ガヴラス監督の新作
「Le Monde ou rien」撮影中
ヴァンサン・カッセル共演。
ガブリエルと
ダニエル・デイ=ルイス(引退発表したけど
また戻ってきて欲しいです)
監督 鈴木洋平
出演 飯田芳
木原勝利
金子紗里
平凡な日常に突如現れた謎の球体が巻き起こす奇妙な出来事を、
独特のユーモアタッチで描いたSFミステリー。
監督は茨城県水戸に活動の拠点を持つ鈴木洋平。
映画制作活動に止まらず、クラブの空き時間を利用した
映画館CINEMA VOICEを企画運営するなど、
日本映画界の新たな存在として注目されている。
長編デビュー作『丸』は、完成後、映画評論家のトニーレインズの目にとまり、
主に外国の映画祭プログラマーや批評家の間で話題となった。
イギリス映画協会が発行するサイトアンドサウンド誌上で
ベストテンに選出、またアメリカの映画雑誌フィルムコメントに
批評やインタビューが掲載されるなど、
無名の新人監督としては異例の事態を引き起こした。
その後、日本にその評判が逆輸入。ついに劇場公開が決定した。
イメージフォーラムで
トークイベントのある時に観る予定です。
監督 ダニエル・エスピノーサ
出演 ジェイク・ギレンホール
レベッカ・ファーガソン
ライアン・レイノルズ
真田広之
地球外生命体を調査していた6人の宇宙飛行士が
密室の無重力空間で直面する恐怖を描いたSFスリラー。
火星で未知の生命体の細胞が採取され、
世界各国から集められた6人の宇宙飛行士が
国際宇宙ステーションで極秘調査を開始した。
しかし、生命体は次第に進化・成長して宇宙飛行士たちを襲いはじめる。
高い知能を持つ生命体を前に宇宙飛行士たちの関係も狂い出し、
ついには命を落とす者まで現われる。
「デンジャラス・ラン」でもレイノルズと組んだ
ダニエル・エスピノーサ監督がメガホンをとり、
「デッドプール」のポール・ワーニック&レット・リースが脚本を担当。
怖そうな感じするけどどうだろか。
↑クリック
これ、『デンジャラス・ラン』
2012年公開当時の私の記事。
まだ読者も少なく健気に一般ウケ狙って書いてる時期(^▽^;)
イケメンチェックコーナーなんてしてたなあ。
いつもチェックだけは怠りないですが
記事には書かなくなっちゃった(^o^;)
『マイ・ライフ・ディレクテッド・バイ・ニコラス・ウィンディング・レフン』
監督 リブ・コーフィックセン
出演 ニコラス・ウィンディング・レフン
ライアン・ゴズリング
クリスティン・スコット・トーマス
アレハンドロ・ホドロフスキー
ライアン・ゴズリング主演のクライム・サスペンス『ドライヴ』で、
2011年の第64回カンヌ国際映画祭
監督賞を受賞したデンマーク出身の映画監督ニコラス・ウィンディング・レフン。
静と動が入り乱れるヴァイオレンス、唯一無二の色彩感覚、
そして計算しつくされた圧倒的な映像美でここ日本でも熱狂的なファンを持つ彼が、
次回作『オンリー・ゴッド』の撮影場所に選んだのは、
祖国から遠く離れたタイだった。
前作の世界的成功と周囲の期待、慣れない異国でのトラブル続きの撮影、
仕事を捨てて撮影に付いて来た妻との諍い、
そして常に賛否が分かれる自らの映画への迷い…
様々なプレッシャーが彼を徐々に追い詰めていく―。
これは、カンヌ映画祭でスタンディンオベーションと
ブーイングを同時に巻き起こした世紀の問題作
『オンリー・ゴッド』の撮影の裏側や、
ライアン・ゴズリング、アレハンドロ・ホドロフスキーといった
著名な映画人との交流を、
監督の妻である女優リブ・コーフィックセンが撮影し、
常に世界を挑発し賛否両論を浴びてきた
孤高の天才の真実の姿に迫ったドキュメンタリーである。
DVDが8月にリリースなんだけど
できれば劇場鑑賞したい。
『ボンジュール・アン』は
フランシス・フォード・コッポラの妻
エレノア・コッポラが初監督した映画だけど
個人的にはこちらのレフン監督の妻が撮った
ドキュメンタリーの方が観たいです。
マッツ・ミケルセン(とまた撮って欲しいなレフン監督)
リブ・コーフィックセン、レフン監督
あとは余裕があったらかなあ。
監督 エレノア・コッポラ
出演 ダイアン・レイン、 アルノー・ヴィアール、
アレック・ボールドウィン
監督 米林宏昌
出演 杉咲花、 神木隆之介、 天海祐希
監督 チャド・スタエルスキ
出演 キアヌ・リーヴス、 リッカルド・スカマルチョ、
ルビー・ローズ
監督 小林啓一
出演 高杉真宙、 葵わかな、清水尋也
これは多分見ないけど
『ももいろそらを』の小林啓一監督で
京都が舞台。
↑
これも2013年公開当時のちょっと恥ずかしい記事(^o^;)
7月15日(土)〜
イタリア映画祭2017で鑑賞済み
PFF2016で鑑賞済み
7月21日(金)〜22日(土)
『ウィッチ』
『君はひとりじゃない』
『狂覗』
『十年』
『空と風と星の詩人 尹東柱』
『台湾萬歳』
『ダイ・ビューティフル』
東京国際映画祭2016で鑑賞済み
『パリ・オペラ座 夢を継ぐ者たち』
『ビニー/信じる男』
『ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~』
『密使と番人』
7月29日(土)〜
『ローサは密告された』
『海辺の生と死』
『静かなる情熱 エミリ・ディキンスン』
『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』
『ブランカとギター弾き』
『ブレンダンとケルズの秘密』
『ワン・デイ 悲しみが消えるまで』
今週劇場鑑賞した映画
『ハイヒール こだわりが生んだおとぎ話』
シャネル着た凛子さんだけ
アンドロイドぽかったです。
『ふたりの旅路』
今年のマイベスト上位入り。
ラトビアのマーリス・マルティンソーンス監督が桃井かおりと組んだ3作目。
1作目『雨夜 香港コンフィデンシャル』は2011年の大阪アジアン映画祭、
EUフィルムデーズで上映(これは見る機会なかった)
2作目 「Oki (沖)」(舞台はロサンゼルス)が
今年のEUフィルムデーズで上映されましたが
日本語字幕なしで英語字幕も付かなかったため
気後れして見なかったので後悔してる(>_<)
『ふたりの旅路』生半可な日本理解ではとてもできない映画です。
監督・脚本のマーリス・マルティンソーンスにも
桃井かおり、イッセイ尾形にも脱帽。
素直に涙が溢れました。
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