3月公開鑑賞予定新作映画②
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3月10日(金)〜11日(土)公開の映画から
私が観たい映画の内容、
チラシや動画ご紹介。
映画の題名をクリックすると公式サイトへ行けます。
(作品紹介は各公式サイト、ぴあ映画生活を参照)
『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人 事件』←クリックで公式サイトへ
監督 エドワード・ヤン
出演 チャン・チェン、
リサ・ヤン、
ワン・チーザン
エドワード・ヤン監督が1991年に発表した、傑作『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』。BBCが1995年に選出した「21世紀に残したい映画100本」に台湾映画として唯一選ばれ、2015年釜山映画祭で発表された「アジア映画ベスト100」において、『東京物語』『七人の侍』『悲情城市』などと並んでベスト10入りするなど、映画史上に残る傑作として評価されながらも、日本では初上映以来25年間DVD化もされず、観る機会がほとんどなかった。マーティン・スコセッシが激賞し、ウォン・カーウァイ、オリヴィエ・アサイヤスなど、世界中のアーティストに影響を与え、熱狂的な信奉者を生み出した伝説の傑作がエドワード・ヤン監督の生誕70年、没後10年となる2017年に4Kレストア・デジタルリマスター版で蘇る。
1961年に台北で起きた、14歳の少年によるガールフレンド殺人事件に想を得た本作は、青春期特有のきらめき、残酷さを描くと同時に、一人の少年とその家族、友人達を描くことで、その背景の社会や時代をも透徹した視線で見事に描ききっている。青春映画であると同時に家族についての映画でもあり、また一つの社会と時代を描いた映画でもある。観るたびに様相を変える、本作の大きさこそが、初公開から25年経ったいまでもなお、多くの人々を魅了する所以である。
本作が最初に日本で劇場公開された時は3時間8分版であったが、本作完成時の当初のバージョンである3時間56分版によって、その作品世界をより深く堪能することが出来る。マーティン・スコセッシが設立したフィルム・ファウンデーションのワールド・シネマ・プロジェクトとクライテリオン社との共同で、オリジナルネガより4Kレストア・デジタルリマスター版が制作され、光と闇の世界をスクリーンで体感できる時が遂にやってきた。(公式サイトより)
新作ではないですが、
この週一番楽しみな作品。
昨年の東京国際映画祭での上映チケットは
秒で売り切れ状態な上、
システム不具合で実は買えてなかった、
ダブって買ってしまったなど大変だった模様。
公開が決まっていたので
私はチケットゲットに挑戦しませんでしたが
今回は大好きなチャン・チェンの
舞台挨拶付き上映の回を買いました。
ビデオでしか見ていなくて
8ミリビデオにコピーしたのをずっと持っています(^_^;)
5月6日から『台北ストーリー』の4Kデジタルリストア版も公開。
こちらは昨年の東京フィルメックスで鑑賞しました。
2本とも「台湾ニューシネマ」の名作です。
このころの手腕はエドワード・ヤン監督が
抜きん出ていたと思います。
『哭声/コクソン』←クリックで公式サイトへ
監督 ナ・ホンジン
出演 クァク・ドウォン、
ファン・ジョンミン、
國村隼
『チェイサー』『哀しき獣』で韓国のみならず
世界を仰天させた鬼才ナ・ホンジン監督の最新作。
平和な田舎の村で、村人が家族を惨殺する事件が連続発生。
誰も正体を知らないよそ者の男に疑惑が集中していく顛末を、
じわじわと恐怖を煮詰めるように描き出す。
物語の鍵を握る“よそ者“を日本の國村準が怪演し、
すでに多くの演技賞に輝いている。
主人公の警官役にクァク・ドウォン。
祈祷師役にファン・ジョンミン。
この2人は公開中の『アシュラ』でも共演。
國村準さんの役は強烈なようだし
『チェイサー』『哀しき獣』の衝撃を胸に
楽しみというよりもドキドキしながら待ってます。
『逆行』←クリックで公式サイトへ
監督 ジェイミー・M・ダグ
出演 テッド・アザートン、
ロッシフ・サザーランド、
サラ・ボッツフォード
東南アジアのラオスでNGOの医療活動に参加したアメリカ人医師が、
殺人犯として指名手配され、
言葉も通じない見知らぬ国を逃げ回るヒューマン・サスペンス。
実際に全編タイ、ラオスでのロケを敢行し、
手持ちカメラを用いてドキュメンタリーのような緊張感のある映像を実現。
主演は名優ドナルド・サザーランドの息子、
ロッシフ・サザーランド。
これも楽しみにしている作品です。
ロッシフ・サザーランドの母は
女優フランシーヌ・ラセットでドナルド・サザーランドの
現在の妻。
キーファー・サザーランドの母は女優シャーリー・ダグラス。
(ドナルドの2番目の妻)
父ドナルドとロッシフ、キーファー兄弟。
『残されし大地』←クリックで公式サイトへ
監督 ジル・ローラン
出演 松村直登
2011年3月11日福島原子力発電所の事故のあと、福島第一原発から約12キロに位置する富岡町は帰還困難区域として指定された。そこにひとり留まり、猫、犬、牛、かつて第一原発で飼育されていたダチョウ等の動物保護活動を続ける松村直登の存在からこの映画は始まった。 監督のジル・ローランは、ベルギーを拠点に主に欧州で活躍するサウンドエンジニアだった。妻の母国である日本に2013年に家族と共に来日。元々環境問題にも興味があった事から、“福島”について調べる中で、海外メディアで紹介されていた富岡町の松村直登さんの存在を知り、自らメガホンを取る事を決意。そして選んだ題材が“土地と寄り添いながら生きる人たちの力強さ“だった。
3組の家族に寄り添う事で、日常としての福島、そして故郷を愛する思いを紡ぎ出す。 “反原発”を声高に語るわけではなく、土地本来の持つ変わらぬ自然の美しさを切り取り、感じ取ってもらうことに、ジル・ローランの監督としてのメッセージが込められている。 本作は2015年8月から10月にかけて、福島県において2回に渡り撮影された。パリ同時テロ後の12月、編集作業のためにジル監督は祖国ベルギー・ブリュッセルに一時帰国。編集作業が一通り終わり、内覧試写をする予定だった2016年3月22日、ベルギー地下鉄テロで命を落とすという思いがけない事件が起こる。
映画はジル監督の想いを受け継いだ、プロデューサーや同僚らの手によって完成。
(公式サイトより)
『ボヤージュ・オブ・タイム』←クリックで公式サイトへ
監督 テレンス・マリック
テレンス・マリックが40年に及ぶライフワークを集大成した本作は、
宇宙の誕生と死の探求を描いている。
またケイト・ブランシェットによるナレーションで映像を盛り上げる。
さらに視覚効果チームと科学チームのタッグによって、
地球上と天空の自然現象、マクロとミクロの世界など、
これまでにない映像が多様で革新的な方法で表現されている。
『ボヤージュ・オブ・タイム』には
プロデューサーであるブラッド・ピットが
ナレーションを務めた40分のIMAX版と
今回日本公開されるケイト・ブランシェットが
ナレーターの90分全長版
(2016年ヴェネチア映画祭コンペ出品)があります。
IMAX版が公開されたら
まだ1回しか経験してないIMAXで
見ようかと考えていたのですが(^o^;)
IMAX版トレーラー
テレンス・マリック監督の『聖杯たちの騎士』も
まだこれからジャック&ベティの上映で
観る予定な私ですが、
3月10日に映画の舞台となった
テキサス州オースティンの
大規模イベント
サウス・バイ・サウスウエスト←クリックで公式サイト
でお披露目
「Song to Song」ソング・トゥ・ソング。
誘惑や裏切りに満ちたロック界で
ライアン・ゴズリングとルーニー・マーラ
マイケル・ファスベンダーとナタリー・ポートマン
2組のカップルが成功を追い求める
ラヴ・ストーリー。
パティ・スミス、イギー・ポップ、
ジョン・ライドン、
レッド・ホット・チリペッパーズ、
アーケード・ファイアなどの
多くのロック・ミュージシャンがカメオ出演しています。
ライアン・ゴズリングはここでもピアノ弾いてますよ。
トレーラー見てね。
とても楽しみな映画で
絶対日本公開して欲しいです。
出演は他にケイト・ブランシェット、
ベニチオ・デル・トロ、ホリー・ハンター
ヴァル・キルマーなど。
寡作だったテレンス・マリック監督は
2010年代になってからは活発な制作で
今年はアウグスト・ディール主演
マティアス・スーナールツ、
アレクサンダー・フェーリング
ミカエル・ニクヴィスト、ブルーノ・ガンツ
ユルゲン・プロホノフ、ジョエル・バズマン
マックス・マウフ他出演
オーストリア人の良心的兵役拒否により
ナチスに処刑された
フランツ・ジャッガーシュタッターの伝記映画
「Radegund」↓もポス・プロ中です。
「Song to Song」ソング・トゥ・ソング
トレーラー
あとは余裕があったらになりそうですが
『新地町の漁師たち』←クリックで公式サイトへ
山田徹監督
『ヘッド・ショット』←クリックで公式サイトへ
監督 ティモ・ジャヤント
キモ・スタンボーエル
イコ・ウワイス主演
『モアナと伝説の海』←クリックで公式サイトへ
監督 ロン・クレメンツ
ジョン・マスカー
今週劇場鑑賞した映画
ホームレス ニューヨークと寝た男
エゴン・シーレ 死と乙女
ラ・ラ・ランド
ざ・鬼太鼓座
「Song to Song」
撮影現場
テレンス・マリック監督
ルーニー・マーラ
ワンコに微笑むライアン・ゴズリング