トーキョーノーザンライツフェスティバル2017
トーキョーノーザンライツフェスティバル2017
予告編
今年も始まった北欧映画の祭典
トーキョーノーザンライツフェスティバルに参加しています。
こういう小さな映画祭では、
つい上映全作品コンプしたくなるのですが
この頃は選んでいてコンプは我慢しています。![キョロキョロ]()

今年の上映作品の中で既に観ているのは
『コールド・フィーバー』
これは公開時に観たので見直したいところだけど我慢(苦笑)
『オリ・マキの人生で最も幸せな日』
昨年秋の東京国際映画祭で観ました。
カンヌ映画祭ある視点部門で昨年グランプリ。
『淵に立つ』(審査員賞)と
『オリ・マキ』(グランプリ)が最後まで
最高賞のグランプリを競ったそうです。
監督賞がヴィゴ・モーテンセン
主演

『はじまりへの旅』マット・ロス監督です。
長瀬正敏若い!
『春にして君を想う』
フリドリック・トール・フリドリクソン監督・脚本
アイスランド映画です。
実在のフィンランド人ボクサーオリ・マキが主人公。
1962年にチャンピオンのアメリカ人ボクサーと対戦するまでを
モノクロ16 ミリフィルムで撮影して時代感を醸し出した
ちょっとほっこり系なボクサードラマ。
一般公開しないのかな。
昨日観たのは、
『私は好奇心の強い女』
監督:ヴィルゴット・シェーマン
1967年に製作され、公開を巡って
「自由の国」アメリカでは裁判問題にまで発展。
当時、最もスキャンダラスな映画として
世界中にセンセーションを巻き起こし、
「ポルノ解禁」のきっかけとなった伝説の問題作。
ノーカット・無修正、デジタル版で甦る!
製作50 周年を記念しての特別上映!
演劇学生のレナは、映画監督シェーマンの依頼で、
それまで興味のなかった政治についての街頭インタビューを開始する。
フィクションの中にドキュメンタリーを大胆に取り込み、
フリーセックス、ニュー・ジャーナリズム、
ウーマン・リヴを織り交ぜて、時代を切り取った。
今なお新鮮な刺激に満ちた永遠のポリティカル・ポップ。
(ノーザンライツフェスティバル公式サイトより)
ポップなコメディー調で面白かったです。
50年前とは思えない斬新な構成で
映画を作る映画として成功しています。
裸の無修正は昨年東京国際映画祭などで
何本も見ましたけど、
やっぱりちょっとドッキリします。![びっくり]()

映画祭上映は一般公開でないから
無修正でボカシがなく
本来の状態で観られるのが良いです。
このトレーラーではどんな映画か
よくわからないですが。
『アダムズ・アップル』
2005年製作デンマーク=ドイツ合作
監督・脚本:アナス・トマス・イェンセン
出演:ウルリク・トムセン
マッツ・ミケルセン
ニコライ・リー・カース
パプリカ・スティーン
ニコラス・ブロ
仮釈放受刑者の更正プログラムを行っている教会に、
ネオナチのアダムがやってくる。
彼を待ち受けていたのは、
盲目的に神や善を信じる司祭と
更生する気配のない仲間たちだった。
ヨブ記をベースに、ならず者と聖職者の奇妙な心の交流を描く。
アナス・トマス・イェンセンと
マッツ・ミケルセンの強力タッグが送る幻の未公開作。
2006 年デンマーク・アカデミー( ロバート) 賞
2006 年デンマーク・アカデミー( ロバート) 賞
作品賞、脚本賞、特殊効果/ 照明賞 各賞受賞
(ノーザンライツフェスティバル公式サイトより)
アナス・トマス・イェンセンは
スザンネ・ビア監督の作品の
『アフター・ウェディング』
『未来を生きる君たちへ』
『真夜中のゆりかご』など
殆どの作品を担当。
やはりマッツ・ミケルセン出演
『悪党どもに粛清を』の脚本も彼。
脚本担当作品は50作あります。
脚本・監督した長編映画は4本あります。
原案・脚本作品は日本公開作品多いのに
自分で監督した作品はなぜか日本公開されていません。
昨年やはりノーザンライツフェスティバルで上映された
『メン&チキン』
に続き
今年も『アダムズ・アップル』が上映です。
マッツ、ニコラス・ブロ
ニコライ・リー・カース
(『真夜中のゆりかご』『特捜部Qシリーズ』など)
は今回も登場。
昨年見た『メン&チキン』はコメディー調だけど
ちょっとグロいスリラーでもありました。
『アダムズ・アップル』もコメディー調で笑えるけど
ヨブ記がベースの神と悪魔と人間についての描写が深い。
ホラー調のグロいシーンもある。
毒もあるけど間口も広い。
デンマーク映画のマッツ・ミケルセンはやっぱりいいなあ。
難しい変人を実に繊細かつ愉快に演じて最高。
マッツファンは必見の作品だから
ソフト化されるの待ってる人多そう。
すごく面白かったからもっと書きたいところだけど。
マッツの半ズボンから
ニョキッと伸びた脚が細い。
ニャンコが可愛いのだけど…。
シネマ・イーラの会報
新・映画時光コーナーに書いた
2016年のマイベスト映画。
ソフト鑑賞はなく
全部スクリーン鑑賞です。
映画祭で観た作品が多くなってしまった。
これはまだ暫定で
各月のまとめがまだ途中なため
なんとか3月の年度内目標に
「2016年のマイベスト映画のまとめ」記事を
書きたいと考えています。
マッツの家族
妻ハンネ・ヤコブセン、息子カール、娘ヴィオラ