7月31日〜8月6日に投稿したなう
8月公開新作映画観たい(観た)①リベリアの白い血/夜明けの祈り/ロスト・イン・パリ/山村浩二 他
8月公開新作映画鑑賞予定・鑑賞済みの映画①
8月4日(金)〜5日(土)
公開映画から私が観たい(観た)作品のご紹介。
また遅れてしまいました。
映画の題名クリックで作品の公式サイトへ。
(作品紹介は各公式サイト、ぴあ映画生活
映画.COM参照)
鑑賞済み
鑑賞済み
鑑賞済み
鑑賞済み
監督 福永壮志
出演 ビショップ・ブレイ
ゼノビア・テイラー
デューク・マーフィー・デニス
本作は内戦の傷痕が色濃く残るリベリアで、
政府公認の映画組合と共に制作された初めての映画である。
後半には移民の街・NYに舞台を移し、
アメリカで生きるアフリカ系移民の日常が鮮烈に描かれる。
主人公・シスコを演じるは、自身もゴム農園で働いた経験のある
リベリア人のビショップ・ブレイ。
映画初出演ながら堂々たる演技で、
リベリアとNYで揺れる男の感情を見事に体現した。
また日本でも根強い人気を誇る
元バトルスのタイヨンダイ・ブラクストンが音楽を担当し、
映画を引き立たせている。
リベリア共和国のゴム農園で働くシスコは過酷な労働の中で家族を養っていた。
仲間たちと共に労働環境の改善に立ち上がるが、状況は変わらない。
そんな時シスコは従兄弟のマーヴィンからニューヨークでの生活のことを聞き、
より良い生活のために愛する家族の元を離れ、
自由の国アメリカへ単身で渡ることを決意する。
NYのリベリア人コミュニティに身を置き、
タクシードライバーとして働き出したシスコ。
移民の現実を目の当たりにしながらも、
都会の喧噪や多種多様な人々が住むこの地に少しずつ順応していく。
しかし、元兵士のジェイコブとの予期せぬ再会により、
リベリアでの忌々しい過去がシスコに蘇ってくるのだった…。
ニューヨークを拠点に活動する福永壮志監督の長編デビュー作。
★第21回ロサンゼルス映画祭 最高賞受賞
★第65回ベルリン国際映画祭 パノラマ部門正式出品
★第31回インデペンデント・スピリット・アワード
ジョン・カサヴェテス賞日本人初のノミネート。
撮影監督の村上涼氏も
NYを拠点に世界での活躍を期待された逸材でしたが
リベリアでの撮影中マラリアにかかり、2013年に
悔しくも33歳で急逝されました。
『リベリアの白い血』に着想を与えた
村上さんがリベリアのゴム農園で撮影した
ドキュメンタリー短編映画『Notes from Liberia』
も上映されました。
この短編映画のことを含め
『リベリアの白い血』記事を1本でぜひ書きたいです。
一人のリベリア人労働者の男のリアルな生き様を通して
グローバル化社会の歪みが描かれた力作です。
福永監督は2016年にカンヌ国際映画祭が実施するプログラム、
シネフォンダシオン・レジデンスに世界中から選ばれた
六人の若手監督の内の一人に選出され、長編二作目の脚本に取り組む。
アイヌをテーマにした作品だそうです。
『リベリアの白い血』配給・宣伝ニコニコフィルム代表は
『祖谷物語 おくのひと』蔦哲一朗監督で福永監督トークの司会も(左)
福永壮志監督(右)
鑑賞済み
監督 ヘンリク・ルンデ
ヤコブ・イェルゲンセン
出演 オラファー・エリアソン
デンマークの現代美術家オラファー・エリアソンを
追ったドキュメンタリー。
2008年、オラファーはニューヨークのイースト川に
4つの巨大な滝
「ザ・ニューヨークシティ・ウォーターフォールズ」を制作。
55カ国の140万人が滝を鑑賞し、
75億円超の経済効果がもたらされた。
現代アートの最重要人物として注目を集めるオラファーの過去作や、
制作スタジオでの様子を捉え、その芸術論に迫る。
オラファーの創作に向ける真摯な精神性と態度、
作品の制作過程を知ることができて
とても興味深く、
彼が出品している横浜トリエンナーレに行くのが
より楽しみになった。
この作品についての記事が長くなったので、
次の次にUPする予定です。
映画で制作過程が見られるのはこちらの
NYでの大規模インスタレーション
鑑賞済み
原作・脚本・監督 ロジャー・パルバース
出演 織田梨沙、満島真之介、三浦貴大、
寺島しのぶ、ダンカン・ハミルトン、
石橋蓮司、緑魔子、
渡辺真起子、吉岡里帆
大島渚監督の「戦場のメリークリスマス」では助監督を務め、
「明日への遺言」では小泉堯史監督とともに共同脚本を手がけるなど、
日本映画、日本文化に造詣が深い
アメリカ人作家ロジャー・パルバースが
太平洋戦争下の沖縄を舞台に書いた小説を、
自身の脚本、初監督作品として映画化。
1945年の沖縄。戦禍から遠く離れた小さな島の洞窟で
日本人とアメリカ人、2人の脱走兵と出会った16歳の少女・洋海。
戦うことが嫌になり軍から離れた敵同士の2人と
洋海の3人の間に不思議な関係が築かれていく。
しかし、隆康の兄・一(はじめ)が洞窟を訪れたことから、
事態は大きく変わっていく。
2016年の東京。大学生の志保は、卒業論文の資料として
教授から一冊の日記を手渡される。
その日記には1945年、戦時中に沖縄の小島で暮らす
16歳の少女が見聞きした事柄が記されていた。
洋海役は本作が映画初主演となる織田梨沙。
志保役を吉岡里帆が演じる。
主題曲を監督と長年の友人関係にある坂本龍一が手がける。
監督は、米国出身で、現在はオーストラリア在住の
作家・劇作家・演出家である、ロジャー・パルバース。
日本に住み、日本を行き来した約半世紀の間、
日本の文学や映画作品に数多く接し、
文壇・映画界をはじめとする著名な文化人らとの交友を重ねてきた彼の内奥には、
さまざまな日本への想いが存在している。
この映画は、そんな彼が初めて日本語で書いた小説を原作とし、
さらに72歳にして初めてメガホンを取った「日本映画」である。
沖縄の島で日・米の戦わない逃亡兵と少女の交流を
静的にミステリー仕立てで描く。
凄いキャストの中でも
主人公織田梨沙は凛とした存在感示していました。
逃亡兵は普通はヒーローにはなれませんが
『ハクソー・リッジ』とはまた全然違う
戦わない兵士の勇気を描いています。
この映画については次に1本でUPの予定。
監督 アンヌ・フォンテーヌ
出演 ルー・ドゥ・ラージュ
アガタ・ブゼク
アガタ・クレシャ、ヴァンサン・マケ―ニュ
1945年12月のポーランド。
赤十字で医療活動を行う若きフランス人医師マチルドのもとに、
悲痛な面持ちで助けを求めるシスターがやってくる。
修道院を訪れたマチルドが目の当たりにしたのは、
ソ連兵の蛮行によって身ごもり、
信仰と現実の狭間で苦しむ7人の修道女だった。
そこにある命を救う使命感に駆られたマチルドは、
幾多の困難に直面しながらも激務の合間を縫って修道院に通い、
孤立した彼女たちの唯一の希望となっていく……。
『ボヴァリー夫人とパン屋』のアンヌ・フォンテーヌ監督の最新作は、
第二次世界大戦末期の悲劇的な事件によって
心身共に傷ついた修道女を救うために尽力した、
医師マドレーヌ・ポーリアックの実話の映画化。
自らの危険を顧みず、無償の人道支援に身を投じたヒロインの勇気ある行動は、
世界中に不寛容の風潮が広まる現代において崇高なる感動を呼び起こす。
セザール賞で作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞にノミネートされた話題作。
(フランス映画祭公式サイトより)
フランス映画祭2017でエールフランス観客賞。
アンヌ・フォンテーヌ監督と主演ルー・ドゥ・ラージュが来日
私は事情があって参加できずに残念でした。
ルー・ドゥ・ラージュは1990年生まれ。
私はジュリエット・ビノシュと共演した
ピエロ・メッシーナ監督『待つ女たち』(2015年)
(イタリア映画祭2016で鑑賞)が印象的です。
若手のホープです。
公開を楽しみにしていました。
近日中に鑑賞予定です。
2015年ヴェネチア映画祭
『待つ女たち』ピエロ・メッシーナ監督
ジュリエット・ビノシュ、ルー・ドゥ・ラージュ
『待つ女たち』ではロングヘアだった
ルー・ドゥ・ラージュですが
この時のショートヘアとても似合っています。
監督 ドミニク・アベル フィオナ・ゴードン
出演 フィオナ・ゴードン、 ドミニク・アベル、
エマニュエル・リヴァ
『アイスバーグ!』『ルンバ!』で知られる
ベルギーの道化師夫婦ドミニク・アベルとフィオナ・ゴードンの
製作・監督・脚本・主演による、夏のパリを舞台にしたコメディ映画。
雪深いカナダの小さな村で味気ない毎日を送っている
図書館司書のフィオナのもとに、
パリに住むおばのマーサから手紙が届いた。
フィオナに助けを求めるマーサのために、
臆病者のフィオナは勇気をふり絞ってパリへと旅に出る。
しかし、アパートにマーサの姿はなく、
セーヌ川に落ちたフィオナは所持品を全部なくしてしまうという大ピンチに。
さらに謎の男ドムにもしつこくつきまとわれる始末。
フィオナの前途多難なマーサ探しの冒険の旅がスタートする。
フィオナ役をゴードン、ドム役をアベルがそれぞれ演じ、
2017年1月に89歳で亡くなったフランスの名優エマニュエル・リヴァが、
おばマーサ役でコメディエンヌぶりを披露している。
ピエール・リシャールとエマニュエル・リヴァ
彼女の出演作品はまだポスプロ中の「Alma」
もあります。
『ロスト・イン・パリ』は
これも楽しみにしていた作品で今日観ます。
『頭山』でアカデミー賞アニメーション部門にノミネートされ、
映画芸術科学アカデミー会員としても活躍するアニメーション作家、
山村浩二による短編オムニバス。
『サティの「パラード」』『怪物学抄』を含む全9本を上映する。
ヘンデル、エリック・サティ、古事記、俵屋宗達などを題材に、
時空とジャンルが交錯する新たな映像世界が展開する。
山村浩二監督は
アニメーション作家、絵本作家、
イラストレーター、作詞家でもあり、
私はアニメのDVDの他、
絵本も好きでもたくさん持っています。
10年以上前、娘と名古屋シネマテークでの
ティーチインに浜松から参加しましたが、
若者から熱心な質問がたくさん出ていました。
こちらもとても楽しみ。
今日観ます。
監督 イェスパ・W・ネルスン
出演 ラース・ミケルセン
ソフィー・グローベール
ハーラル・カイサー・ヘアマン
コペンハーゲンの養護施設で起きた実話をもとに、
自分たちの手で未来を切りひらこうとする幼い兄弟の絆を描き、
デンマーク・アカデミー賞で作品賞をはじめ6部門に輝いたヒューマンドラマ。
1967年。労働者階級の家庭に生まれた13歳の兄エリックと10歳の弟エルマーは、
病気の母親から引き離されて養護施設に預けられる。
そこでは、しつけとは名ばかりの体罰が横行していた。
さらにエリックたちは新しい環境になじめず、
上級生たちによるイジメの標的になってしまう。
そんな過酷な日常から抜け出すべく、
兄弟は施設からの逃亡を図る。
ラース・フォン・トリアー率いる製作会社
ツェントローパの俊英イェスパ・W・ネルスンが監督。
早く観たいのだけど来週以降になりそう。
以下の2本は余裕があったらかな。。。
監督 アキヴァ・シェイファー ヨーマ・タコンヌ
出演 アンディ・サムバーグ、
ヨーマ・タコンヌ、
アキヴァ・シェイファー
『40歳の童貞男』のジャド・アパトーが製作を担当した
爆笑音楽コメディ。
お笑いユニット“ザ・ロンリー・アイランド“が監督、出演などを務め、
人気絶頂のソロシンガーが調子に乗り過ぎて大ピンチに陥っていくさまを、
音楽ドキュメンタリーのパロディを盛り込みながら描く。
エマ・ストーン、リンゴ・スターなど超豪華なゲスト出演者も見もの。
監督 アテム・クライチェ
出演 クララ・ラゴ
アレックス・ゴンザレス
ベレン・エルダ
『ヒドゥン・フェイス』の脚本家アテム・クライチェが長編初監督を務め、
大ヒットドラマ『ナルコス』の製作チームが結集した近未来アクション。
汚染により死にゆく地球の代わりを見つけるため恒星間飛行の旅に出たヒロインと、
彼女が出会うエンジニアの青年の宿命を描く。
スペイン=コロンビア合作映画。
予告映像一応貼りましたが
前情報なしに見るのが良いらしいです。
以下は「8月公開新作映画私が観たい(観た)」
作品一覧です。題名をクリックで公式サイトへ。
内容紹介は②以降になります。
8月11日(金)〜
8月19日(土)〜
8月25日(金)〜
『わさび』『春なれや』『此の岸のこと』
鑑賞済み
★今週劇場鑑賞した映画
早稲田松竹クラシックス
ルキーノ・ヴィスコンティ特集
『若者のすべて』デジタル完全修復版
『家族の肖像』デジタル完全修復版
2本とも観ていて
『若者のすべて』はこのデジタル完全修復版も観ましたが、
『家族の肖像』デジタル完全修復版観ていなかったので
2本立てに行きました。
カリコレ
『すばらしき映画音楽たち』
『すばらしき映画音楽たち』
マット・シュレイダー監督
wowowでジャパンプレミア放送があったのですが、
カリコレで劇場公開。
映画音楽好きなら
音響がいい
劇場鑑賞おすすめですよ。
まあ、内容的には
「すばらしきハリウッド映画音楽」
ですが、映画音楽の舞台裏や
作曲家たちのインタビュー満載で面白いです。
グザヴィエ・ドランも私も(笑)
楽しみにしている
「Call Me by Your name」
8月公開鑑賞予定新作映画②海の彼方/コスタリカの奇跡/少女ファニーの運命の旅/チャルカ 他
8月公開鑑賞予定新作映画②
8月公開鑑賞予定新作映画①←クリック
8月11日(金)〜12日(土)
公開映画から私が観たい作品のご紹介
映画の題名(一覧も各作品紹介の所も)を
クリックすると
作品の公式サイトへ行けます。
上映劇場などの確認にもどうぞ。
(作品紹介は各公式サイト、ぴあ映画生活、
映画.COMを参照)
1本ずつの記事の下書きが用意してあり、
仕上げてUPしたいのですが、
14日から実家の手伝いに行くため
パソコンが使えないので、
手間の掛かる新作紹介記事を
パソコン使えるうちに作って
UPしていきますね。
8月11日(金)〜12日(土)
今週は第二次世界大戦中
ナチスドイツ支配下が舞台の作品が2本あります。
監督 黄インイク
沖縄・石垣島に移り住んだ台湾移民たちをテーマにしたドキュメンタリー。
1930年代、日本統治時代に石垣島へと移住した台湾移民。
その中に、玉木家の人々もいた。
パイナップル栽培、水牛耕作という技術革新を日本へもたらした台湾移民は、
日本の敗戦によりアメリカの統治下となった沖縄で、
1972年の返還まで台湾人とも日本人とも認められない無国籍になってしまった。
台湾から最も近い「本土」だった八重山諸島(石垣島を含む10の島々)で、
88歳になる玉木玉代おばあは、100人を超す大家族に囲まれていた。
そして米寿を迎えたおばあは娘や孫たちに連れられて
長年の願いだった台湾への里帰りを果たす。
しかし、70年の歳月がもたらした時代の変化は予想以上に大きく…。
ある台湾移民一家の3世代にわたる人生に光を当てることで、
複雑な経緯を歩んできた東アジアの歴史を越え、
記憶の軌跡と共に人生最後の旅を辿る。
歴史に翻弄されながらも生き抜いてきた玉木家の「家族愛」にも迫り、
観る者に忘れていたものを思い出させてくれる。
黄インイク監督によるドキュメンタリープロジェクト
“狂山之海(くるいやまのうみ)“のシリーズ第1弾。
必ず観たいのですが、
横浜ジャック&ベティでの公開を待つので
遅くなりそう。
監督 マシュー・エディー
マイケル・ドレリング
出演 ホセ・フィゲーレス・フェレール、
オスカル・アリアス・サンチェス、
ルイス・ギジェルモ・ソリス
1948年に軍隊を廃止。軍事予算を社会福祉に充て、
国民の幸福度を最大化する道を選んだ
コスタリカの奇跡に迫ったドキュメンタリー
世界には軍隊なしで国の平和を保ってきた国々がある。
そんな数少ない国の一つで、
1948年に常備軍を解体した国がコスタリカだ。
コスタリカは軍事予算をゼロにしたことで、
無料の教育、無料の医療を実現し、
環境のために国家予算を振り分けてきた。
その結果、地球の健全性や人々の幸福度、
そして健康を図る指標「地球幸福度指数(HPI)」
2016の世界ランキングにおいて140ヶ国中で
世界一に輝いているのがコスタリカである。
またラテンアメリカで最も安全とされている国でもある。
『コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~』は、
1948年から1949年にかけて行われた軍隊廃止の流れを追いながら、
コスタリカが教育、医療、環境に
どのように投資して行ったのかを詳しく説明する。
アメリカでは公的債務、医療、そして軍事費が
日増しに増大していっていることとは対照的だ。
この映画は軍隊廃止を宣言したホセ・フィゲーレス・フェレールや、
ノーベル平和賞を受賞したオスカル・アリアス・サンチェスなどの元大統領や、
ジャーナリストや学者などが登場する。
世界がモデルにすべき中米コスタリカの
壮大で意欲的な国家建設プロジェクトが今明らかになる。
土曜日初日に渋谷アップリンクで観ます。
監督 ローラ・ドワイヨン
出演 レオニー・スーショー、
ファンティーヌ・アルドゥアン、
ジュリアーヌ・ルプロー
ナチスドイツ支配下のフランスからスイスへ、
子どもたちだけで旅を続けたユダヤ人の少女の
実話を映画化したヒューマンドラマ。
1943年、ナチスドイツの脅威がヨーロッパへ広がり、
フランスも支配下に置かれた。
13歳のユダヤ人の少女ファニーは、
幼い2人の妹とともに児童施設に匿われていたが、
密告者によって存在が暴かれてしまい、別の施設に移動することに。
しかし、ドイツ兵の厳しい取り締まりのため、
移動中に引率者とはぐれてしまう。
見知らぬ駅に取り残された9人の子どもたちは、
ファニーをリーダー役に、
一路スイスを目指して子どもたちだけで移動を開始するが……。
実在の女性ファニー・ベン=アミの自伝を原作に、
フランスの名匠ジャック・ドワイヨンを父に持つ
ローラ・ドワイヨン監督が手がけた。
ローラ監督の母は映画編集者ノエル・ボワソン。
ジャック・ドワイヨン監督とジェーン・バーキンの娘
ルー・ドワイヨンは母親違いの妹です。
ローラ監督のパートナーは
セドリック・クラピッシュ監督。
この映画は月曜日に観ます。
ローラ・ドワイヨン監督とルー・ドワイヨン
セドリック・クラピッシュ監督と
ローラ・ドワイヨン監督
監督 島田恵
人類が直面している「核のゴミ処分」の
問題に切り込んだドキュメンタリー。
2013年のデビュー作「福島 六ヶ所 未来への伝言」で
注目された島田恵監督が手がけ、
約10万年以上も毒性が消えないという
放射性廃棄物の処理問題について考察。
高レベル放射性廃棄物の地層処分研究施設がある
北海道幌延町の隣町で酪農を営む久世薫嗣さん一家を中心に、
もう1つの研究施設がある岐阜県東濃地方、
フィンランドで建設中の世界初となる地下処分施設、
原子力大国フランスの処分計画地などを取材したほか、
新しいエネルギーや生き方にも言及し、
人類の未来を問いかける。
この映画は新宿ケイズシネマ、
横浜シネマリンで一般公開の他
上映会での上映も各地で行われています。
蒲郡での上映会が27日にあるので行く予定です。
監督 ショーン・エリス
出演 キリアン・マーフィー、
ジェイミー・ドーナン、
シャルロット・ルボン
ヒトラー、ヒムラーに次ぐ、
ナチス第3の男ラインハルト・ハイドリヒの暗殺を、
史実をもとに描いたサスペンス。
第2次世界大戦直下、占拠地域をヨーロッパのほぼ全土に広げていたナチスで、
ヒトラーの後継者と呼ばれたナチス高官ラインハルト・ハイドリヒは、
ユダヤ人大量虐殺の実権を握っていた。
ハイドリヒ暗殺計画を企てたイギリス政府とチェコスロバキア亡命政府は、
ヨゼフ、ヤンら7人の暗殺部隊をパラシュートによってチェコ領内に送り込む。
プラハの反ナチス組織や家族との接触など計画は進み、
不可能に思われた暗殺のミッションは成功。
しかし、ハイドリヒへの襲撃に憤慨したナチスは、
常軌を逸した報復を展開する。
イメージフォーラムで予告を10回以上観てます。(^o^;)
正直なところ不純な動機ですみません(^▽^;)
キリアン・マーフィー目当てで見ます。
監督 ジョン・ワッツ
出演 トム・ホランド、
マイケル・キートン、
ジョン・ファヴロー
ロバート・ダウニーJr.
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に初登場し、
“マーベル・シネマティック・ユニバース“に加わった
スパイダーマンの新シリーズ。
トム・ホランドが主演を務め、ヒーロー気取りの少年が、
アイアンマンの導きにより真のヒーローへと成長していく姿が描かれる。
アメコミ映画は原則卒業してるのですが、
ジョン・ワッツ監督の前作『COP CAR/コップ・カー』
がとても面白かったので
観る予定でいます。
以下は「8月公開新作映画私が観たい(観た)」
作品今週以降公開作品一覧です。
題名をクリックで公式サイトへ。
内容紹介は③以降になります。
8月19日(土)〜
8月25日(金)〜
『わさび』『春なれや』『此の岸のこと』
鑑賞済み
★今週劇場鑑賞した映画
『裁き』
『ロスト・イン・パリ』
『山村浩二 右目と左目でみる夢』
早稲田松竹クラシックス
ルキーノ・ヴィスコンティ特集
『若者のすべて』デジタル完全修復版
『家族の肖像』デジタル完全修復版
2本とも観ていて
『若者のすべて』はこのデジタル完全修復版も観ましたが、
『家族の肖像』デジタル完全修復版観ていなかったので
2本立てに行きました。
カリコレ
『すばらしき映画音楽たち』
『静かなる復讐』
8月公開鑑賞予定新作映画③日曜日の散歩者/キングス・オブ・サマー/草原に黄色い花を見つける 他
8月公開鑑賞予定新作映画③
8月公開鑑賞予定新作映画①←クリック
8月公開鑑賞予定新作映画②←クリック
8月19日(土)〜
公開映画から私が観たい作品のご紹介。
来週から1ヶ月程実家の手伝いに通うので
映画はどれだけ観られるかわかりません。
なんとか工夫して少しでも観れたらいいなあ。
紹介作品いつ観れるか...なのですが、
通常通り紹介していきますね。
映画の題名(一覧も各作品紹介の所も)を
クリックすると
作品の公式サイトへ行けます。
上映劇場などの確認にもどうぞ。
(作品紹介は各公式サイト、ぴあ映画生活、
映画.COMを参照)
8月19日(土)〜
監督 ヨハネス・ニホルム
出演 クリスティアン・アンドレン、
ヨハン・シレーン、
アンナ・ビエルケルード
難病を患いながらも懸命に生きる青年の姿を描いた
スウェーデン発のヒューマンドラマ。
頭の骨が変形する難病を患う青年リカルドには父がなく、
精神を病んだ母は自分とは別の施設で過ごしている。
また、特異な見た目のせいで差別を受け続けてきたことで、
いつしか自分が巨人になった不思議な世界を空想するようになっていた。
そんなある日、ふとしたきっかけでペタンクという球技を知ったリカルドは、
練習仲間との触れ合いを通じて変化していく。
ペタンクの大会で優勝すれば、いまは会えない母にも元気を与え、
一緒に暮らすことができると考えたリカルドは、
ペタンクに打ち込んでいく。
スウェーデンのアカデミー賞にあたるゴールデン・ビートル賞で
作品賞を含む3部門を受賞。
『怪物はささやく』に一脈通じる感じかな?
「いつも心はジャイアン」
じゃないです。
監督 ジョーダン・ヴォート=ロバーツ
出演 ニック・ロビンソン、
ガブリエル・バッソ、
モイーズ・アライアス
『キングコング:髑髏島の巨神』の
ジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督が
2013年に手がけた長編デビュー作。
新緑に包まれた森の中の秘密基地を舞台に、
大人への1歩を踏み出そうとする少年たちの
友情と冒険心を大胆かつ繊細に描き出す。
日本映画のこの頃多いキラキラなやつとか
青空(地獄)映画←クリック
(by柳下毅一郎)
とか、食指が動かないけど
外国映画の青春ものは結構観ている。
『髑髏島の巨神』観てないのですが(^▽^;)
は、観たいです。
監督 クレイ・トゥイール
出演 スティーヴ・グリーソン、
ミシェル・ヴァリスコ、
ポール・ヴァリスコ
難病ALSを宣告されたNFLのスター選手スティーヴ・グリーソンが、
やがて生まれくる息子のために撮影した
1500時間に及ぶビデオダイアリーから生まれたドキュメンタリー。
家族のために生きたいと願うグリーソンと、
それを支える家族のきれいごとだけではないありのままの姿や、
ユーモアで乗り越えていく彼らの日常が映し出される。
もうね、「全米が泣いた」コピーはやめて欲しいし、
号泣必至とか書いてあると
思いっきり引けてしまう。
泣ける映画探して観てないし、
泣きたくて映画見ることもないので。
でも人非人じゃないです。
映画見て涙が溢れることだってありますよ
これ予告見ただけでもうるっと来て反則な感じ。
でも観ますよ。
妻で美術家のミシェル・ヴァリスコさんは、
「介護者は病気の世界では見過ごされがちだが、
介護者としての私が描かれているのが
この映画の特別なところ。
私の物語は、
映画を見てくれた介護経験のある
『あなた』の物語でもあるはずで、
私はそれを誇りに思っている」
と語りました。(毎日新聞8月8日夕刊より)
親が子供に残したドキュメンタリー映画で
今まで観た中で一番素晴らしかったのは
末期ガンの母親が息子と夫と過ごす日常を
冷静かつ繊細に記録した
ポーランドの短編ドキュメンタリー映画
『ヨアンナ』(2013年)アネタ・コパチ監督。
監督 ヴィクター・ヴー
出演 ティン・ヴィン、
チョン・カン、
タイン・ミー
1980年代半ばのベトナム中部フーイエン州の豊かな自然を背景に、
兄弟と幼なじみの少女の恋や成長を瑞々しく描いた青春映画。
ベトナムの新鋭ビクター・ブー監督がベストセラー小説を原作に手がけ、
同国で大ヒットを記録し、アカデミー外国語映画賞のベトナム代表作品にも選ばれた。
いつも一緒に遊んでいる仲良し兄弟のティエウとトゥオン。
12歳になる兄ティエウは、幼なじみの少女ムーンのことが気になっているが、
うまく思いを伝えることができない。
そんなある日、ムーンの家が火事で焼け落ちてしまう。
ムーンはしばらくの間、兄弟の家で過ごすことになり、
ティエウの恋心はますます募っていく。
しかし、ムーンはトゥオンと遊んでばかりで、
嫉妬したティエウは、ある取り返しのつかないことをしてしまう。
ベトナム映画で私がすぐ思い浮かぶのは
トラン・アン・ユン監督の
『青いパパイヤの香り』(1993年)
ベトナム=フランス合作
『シクロ』(1995年)
ベトナム=香港=フランス合作
ベトナム側からベトナム戦争を描いた
ベトナム=シンガポール合作
『コウノトリの歌』(2001年)
です。
のヴィクター・ヴー監督はアメリカ出身で
ハリウッドで映画制作に関わった後、
2009年からベトナムへ拠点を移して
年1〜2本のペースで監督作を発表してきたそうです。
本作どんなか興味深々。
なおトラン・アン・ユン監督の新作は
フランス=ベルギー合作9月30日公開
『エタニティ 永遠の花たちへ』
(フランス映画祭で鑑賞済み)
監督 ホアン・ヤーリー
出演 リァン・チュンウェン、
リー・ミンウェイ、
イアン・シェン
台湾のアカデミー賞と言われる金馬奨で
最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した注目作。
1930年代、日本統治下の台湾で、
日本語で綴る新しい台湾文学を作り出そうとした
モダニズム詩人団体“風車詩社“に焦点を当てる。
貴重な資料映像や今なお色あせない彼らの文学作品をとおして、
当時の日本と台湾の関係や政治的弾圧の側面を浮かび上がらせる。
ヘッド館のシアターイメージフォーラムで
20回以上予告を観たのではないかしらん。
やっと公開なんだなという感じですが、
楽しみにしていました。
監督 ラファ・モレス ペペ・アンドレウ
出演 サラ・バラス、
ティム・リース
現代フラメンコ界最高峰のダンサー、
サラ・バラスを追ったドキュメンタリー。
革新的な舞台演出やパフォーマンスで絶賛されるサラ・バラスが、
パコ・デ・ルシアら6人の巨匠たちに捧げた
『ボセス フラメンコ組曲』初演までの3週間と世界ツアーに密着する。
リスクを恐れずルールを破り続ける彼女の姿から、
踊り続ける苦悩や喜びが浮かび上がる。
本当は来日公演(2015年)観たかったけど映画で我慢(・Θ・;)
監督 エドガー・ライト
出演 アンセル・エルゴート、
リリー・ジェームズ、
ケヴィン・スペイシー
音楽にのりながら驚異の運転テクニックを発揮する
若きドライバーの活躍を描いたオリジナル作品。
天才的なドラインビングテクニックで犯罪者の逃走を手助けする
「逃がし屋」をしているベイビーは、
子どもの頃の事故の後遺症で耳鳴りに悩まされているが、
音楽によって外界から遮断さえることで耳鳴りが消え、
驚くべき運転能力を発揮することができる。
そのため、こだわりのプレイリストが揃ったiPodが仕事の必需品だった。
ある日、運命の女性デボラと出会ったベイビーは、
逃がし屋から足を洗うことを決めるが、
ベイビーの才能を惜しむ犯罪組織のボスに脅され、
無謀な強盗に手を貸すことになる。
本作プロモ来日中にロック大好きエドガー・ライト監督
お忍びでフジロックに参加。
自分でツイッターに写真投稿してた。
ここだけの話アンセル・エルゴート
タイプじゃないけど(どうでもいいことですね)
エドガー・ライト監督の映画は面白いので好きです。
監督 イ・ゲビョク
出演 ユ・ヘジン、
イ・ジュン、
チョ・ユニ
内田けんじ監督のコメディ『鍵泥棒のメソッド』を原案に、
名脇役ユ・ヘジン主演で製作された韓国映画。
100%の成功率を誇る伝説の殺し屋ヒョヌク。
たまたま立ち寄った銭湯でせっけんを踏み転倒したヒョヌクは、
頭を強打し記憶喪失となってしまう。
さらに、その場に居合わせた売れない貧乏役者ジェソンが、
ヒョヌクのロッカーの鍵をすり替えてしまい、
2人の立場が入れ替わってしまう事態に。
ヒョヌクが生来の完璧主義から、
真剣に役者としての成功を目指し始める一方で、
ジェソンはヒョヌク宛てにかかってきた電話を取ってしまい、
まさかのトラブルに巻き込まれようとしていた。
ユ・ヘジンが主演ですからぜひ観たいですが
予定的に封切りでは無理かなあ。(ノ_・。)
監督 オム・テファ
出演 カン・ドンウォン、
シン・ウンス、
キム・ヒウォン
3人の子供たちが謎の失踪をとげた事件。
時間と空間が止まった世界に閉じ込められ、
大人になって帰ってきたと主張する
心は少年のままのソンミン(カン・ドンウォン) と
唯一、彼を信じる1人の少女スリン(シン・ウンス)。
しかし、周囲の大人たちはスリンが
正体不明の謎の大人に振り回されていると心配し、
警察がソンミンの後を追う。
果たして本当にソンミンは時間の中に取り残されていたのか、
もしくはただの不審者なのか……。
これもできれば観たいけど無理かなあ。
「8月公開新作映画私が観たい(観た)」④
で紹介する作品一覧です。
題名をクリックで公式サイトへ。
8月25日(金)〜
『わさび』『春なれや』『此の岸のこと』
鑑賞済み
★今週劇場鑑賞した映画
『裁き』
『ロスト・イン・パリ』
『山村浩二 右目と左目でみる夢』
早稲田松竹クラシックス
ルキーノ・ヴィスコンティ特集
『若者のすべて』デジタル完全修復版
『家族の肖像』デジタル完全修復版
2本とも観ていて
『若者のすべて』はこのデジタル完全修復版も観ましたが、
『家族の肖像』デジタル完全修復版観ていなかったので
2本立てに行きました。
カリコレ
『すばらしき映画音楽たち』
『静かなる復讐』
このところ美術展に行ったメモを
ブログに残していないのですが、
良く行っています。
西武・そごうのモバイル会員(無料)
になると時々美術展や写真展などの
無料招待クーポンが来ます。
9日はそれ使い、
映画観るついでに西武渋谷店で
「大ラジカセ展」見ました。
の東京は最高気温37度にもなって
新宿も渋谷も熱風の中を歩いているようで、
昔ソフトボールの部活で炎天下練習している時の感覚が
蘇ってきました。(υ´Д`)アツー
峯田和伸のコレクション
映画のサントラテープ。
↑小中学生の頃使っていたのと
同じラジカセありました。
高校〜大学時代に使っていたのが
ソニーのこのでかいやつ。
10.8kg(・Θ・;)
20㎝ウーハー、5㎝ツイーター、
最大出力6W+6Wの12W。
すごく気に入ってたけど重かった(^o^;)
ステレオのアンプ、デッキ、
レコードプレーヤー、スピーカーも
このラジカセも引越しのたびに
荷物になってたなあ(;^_^A
昨日は新国立美術館
「ジャコメッティ展」
長くなるのでまたジャコメッティの
評伝映画『Final Portrait(原題)』
(ファイナル・ポートレイト)
スタンリー・トゥッチ監督
ジェフリー・ラッシュ、
アーミー・ハマー共演
絡めて書きます。
ジェフリー・ラッシュは今年のベルリン国際映画祭で
名誉賞受賞。
『Final Portrait(原題)』
(ファイナル・ポートレイト)
トレーラー
こちらもアーミー・ハマー出演
「コール・ミー・バイ・ユア・ネーム」
(原題:Call Me by Your name)
日本公開してほしい!
こちらも今年のベルリン映画祭で。
アーミー・ハマー、ルカ・グァダニーノ監督
ティモシー・シャラメ
(サンダンス映画祭でプレミア上映
ベルリン映画祭パノラマ部門で上映)
8月7日〜8月13日に投稿したなう
少女ファニーと運命の旅/夜明けの祈り/コスタリカの奇跡/ジャック・ドゥミの少年期 観た美術展
『少女ファニーと運命の旅』
『夜明けの祈り』
『コスタリカの奇跡 積極的平和国家のつくり方』
『ジャック・ドゥミの少年期』
川端龍子展(山種美術館)
萬鐵五郎展(神奈川県立近代美術館葉山)
先週末から週明けに観た映画と美術展
ローラ・ドワイヨン監督
13歳のユダヤ人少女ファニーが
リーダーになり
ナチス支配下のフランスから
子どもたちだけで
スイスを目指す旅。
実話ものだから
結末分かっていても、
子どもたちの自然な演技と
サスペンスフルな展開で
画面を注視しました。
子どもたちの演出の上手さが
遺伝してる?と、
ジャック・ドワイヨン監督の
『ポネット』を想起しました。
個人的にラストの演出が
ちょっとナンなタイプしたが、
かなり控えめだったし、
それを補ってあまりある
子どもたちの演技の素晴らしさ。
こちらもフランスの女性監督作品で
実話もの。
アンヌ・フォンテーヌ監督。
第2次世界大戦末期に
ポーランドで
ソ連兵に陵辱された
ポーランドの修道女たちの
出産と修道院の存続を助けた
フランス人女性医師マチルド。
時代背景、宗教、信仰、
思想、哲学、
使命、愛、命、
複雑な要因が絡み合うドラマを
鮮やかにさばいてみせ、
ステレオタイプでない
女性の生き方の
多様性をも力強く描く
フォンテーヌ監督の手腕に感服した。
今年のマイベスト上位入り!
この特集では未見だった
ドゥミの『ローラ』『天使の入江』(嗚呼ジャンヌ・モロー!)
ヴァルダの『5時から7時までのクレオ』。
そして公開時に観た『ジャック・ドゥミの少年期』を再見。
ヴァルダの『幸福』はとても好きで3回観ています。
今回も観る予定でしたが
イメージフォーラムでは見逃したので
ジャック&ベティで観たいです。
この特集、ドゥミ作品の方が人気な感じもしますが、
私はぜひヴァルダ作品をオススメしたいです。
『5時から7時までのクレオ』
何という実験性に富んだ斬新さ!
2時間の流れの中で
クレオの不安も生き様も
体感できるリアルな展開と映像。
『幸福』を観て驚かない人は
いないんじゃないの?
美しく残酷で斜め上なしあわせ感がすごすぎる!
『ジャック・ドゥミの少年期』
死に行くドゥミの肉体を
深い愛情と冷徹さが同居した視線で
永遠にフィルムとに焼き付けながら、
彼の映画愛とその背景を語るという凄技。
デジタルリマスターで蘇った
美しい映像で観られて良かった。


8月14日〜8月20日に投稿したなう
映画が観られる日常のありがたみを痛感する時。奈良美智 for better or worse 他


残像 アンジェイ・ワイダ監督遺作/没後40年 幻の画家 不染鉄展 東京ステーションギャラリー


8月公開新作映画私が観たい(観た)作品のリスト④パターソン/エルELLE/幼な子われらに生まれ他
8月公開新作映画私が観たい(観た)映画④
8月公開鑑賞予定新作映画③←クリック
8月公開鑑賞予定新作映画①←クリック
8月公開鑑賞予定新作映画②←クリック
病院の付き添いや手伝いで
疲れ果てております。
8月公開の新作紹介④
記事がまだ書けないので、
すでにリストだけは紹介してありますが
再掲しておきます。
ブロガーさんは観るの早い人多いから、
『ワンダーウーマン』『ELLE エル』など
早速初日にご覧になってるでしょうね。
私は『ELLE エル』はフランス映画祭で鑑賞済みです。
イザベル・ユペール様とポール・バーホーベン監督のトークも聞けました。
偶然にもユペール様にサインもらえて感動でした
ユペール様の演技最高です。
バーホーベン監督の仕掛けは
最後の最後まで気が抜けませんよ。
「共感」ばかりを重要視する常識を
ひっくり返した映画だと、
バーホーベン監督が語っています。
下記は、
8月25日(金)
から公開される映画の中で
私が見たい作品のリストです。
題名をクリックすると
各作品の公式サイトへ行けます。
いつもの紹介記事は
改めて書く予定です。
『ELLE エル』は観てしまったので、
『パターソン』が一番楽しみ。
8月25日(金)〜
『わさび』『春なれや』『此の岸のこと』
鑑賞済み
マービンを演じた雌のイングリッシュ・ブルドッグネリーは
残念なことに受賞の2ヶ月ほど前に亡くなっており、
死後にパルム・ドッグ賞を受賞した
初めての犬となりました。
ネリーはレスキュー・ドッグだったそうです。
『パターソン』プロデューサーのカーター・ローガンは、
ネリーは「信じられないほどのパフォーマーだった。」
「ユニークな声を持っていたし、
自分自身を表現することができた。」と語りました。
『ミステリー・トレイン』(1989年)
以来ジャームッシュ監督と交流のある
永瀬正敏が日本人の詩人役で友情出演しています。
主人公のパターソンは
(舞台の街の名前と一緒でアダム・ドライバー)
いつも詩を書いているバスの運転手。
8月21日〜8月27日に投稿したなう
幼な子われらに生まれ/トトとふたりの姉 シビアな家族映画2本鑑賞/アラーキー 写狂老人
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8月28日〜9月3日に投稿したなう
最近観た映画『追想』『ギミー・デンジャー』『パターソン』『ワンダーウーマン』他




9月4日〜9月10日に投稿したなう
9月公開新作映画私が観たい(観た)作品リスト①追想/禅と骨/三里塚のイカロス/旅する写真家 他
9月公開新作映画私が観たい(観た)作品リスト①


アーロン・テイラー=ジョンソン主演
イラク戦争で絶体絶命になった
アメリカ兵のサバイバルスリラー。
9月8日(金)〜9日(土)
つつましい給料で世界屈指の現代アート作品を集めた夫婦を描く「ハーブ&ドロシー」の佐々木芽生(めぐみ)監督が、6年の制作期間をかけて、半世紀以上続く「捕鯨論争」に新たな光を当てる。
紀伊半島南端に近い、和歌山県太地町。追い込み漁を糾弾した映画『ザ・コーヴ』がアカデミー賞を受賞して以来、この小さな漁師町は世界的論争に巻き込まれた。「くじらの町」として400年の歴史を持つ「誇り」は、シーシェパードを中心とした世界中の活動家たちから集中非難の的となる。ヒートアップする対立が沸点に達しようという2010年秋、佐々木は太地町を訪れる。
そこでは、マスメディアが報じてきた二項対立 -捕鯨を守りたい日本人とそれを許さない外国人 - という単純な図式ではなく、カメラは賛否に縛られない多種多様な意見を捉えていく。 歴史・宗教・イデオロギー、自分と相容れない他者との共存は果たして可能なのか?今まさに、世界が直面している「ダイバーシティの危機」を克服するヒントがこの映画にはある。
成田国際空港建設に反対して立ち上がった、三里塚の農民たちの生き様に迫ったドキュメンタリー『三里塚に生きる』の第2章。本作では、農民の闘いを助けた若者たちの人生にスポットライトを当て、決して歴史に残されることのない記憶や、同じ時代を生きた人々の思いを映し出す。『まなざしの旅 土本典昭と大津幸四郎』の代島治彦が監督を務める。
世界最高の写真家集団「マグナム・フォト」に在籍する写真家であり、「モダン・ライフ」など映像作家としても高く評価されるフランスの巨匠レイモン・ドゥパルドンが、自身の過去と現在をつづったドキュメンタリー作品。フランスの田舎を車でまわりながら写真を撮影するドゥパルドンの現在の姿や、共同監督・ナレーションを務める妻クローディーヌ・ヌーガレが発掘した未発表映像を織り交ぜながら、その偉大な足あとをたどっていく。
是非見たいドキュメンタリー3本。
常識破りの子育てと親子の絆を描き、フランスで大ヒットを記録した感動のバディムービー。突然シングルファーザーになったお気楽男が、ゲイの友人と“男手ふたつ“で育児に大奮闘する。
9月11日〜9月17日に投稿したなう
クストリッツァワールドに酔いしれた『オン・ザ・ミルキー・ロード』『アンダーグラウンド 完全版』

9月18日〜9月24日に投稿したなう
秋のドイツ/感情の力/50年後のボクたちは/ボブという名の猫/DARK STAR/ダンケルク 他
『DARK STAR H・R・ギーガーの世界』
ギーガーの仕事の早いこと!
下書きなしでエアブラシで
ガンガン描くし、
デザイン画も凄い速さ。
映画では4人の歴代女性パートナーが
フィーチャーされている。
スイスの女性監督ベリンダ・サリンの腕の見せ所かな。
ギーガーの生涯や最晩年の暮らしが分かった。
彼のいたずら坊主のような笑顔が印象的。





『ボブという名の猫
ファティ・アキン監督と
