5月公開鑑賞予定新作映その2
★5月20日(金)~28日(土)までの
5月下旬公開新作映画から
私が観たい作品の
予告動画、チラシ画像、あらすじなどをご紹介。
5月公開鑑賞予定新作映画その1←クリック
あっと言う間に5月も下旬になってしまいまして、
今更感まんまん!?ですが、
恒例の鑑賞予定新作映画
5月の下旬編をご紹介しておきますね。
『ガルム・ウォーズ』
『海よりもまだ深く』
『君がくれたグッドライフ』
『スティーヴ・マックィーン
その男とル・マン』
『ディストラクション・ベイビーズ』
『冬冬の夏休み〈デジタルリマスター版〉』
『恋恋風塵〈デジタル・リマスター版〉』
『不思議なクニの憲法』
『あのひと』
『或る終焉』
『エルヴィス、我が心の歌』
『神様メール』
『素敵なサプライズ
ブリュッセルの奇妙な代理店』
『手をつないでかえろうよ
~シャングリラの向こうで~』
『ヒメアノ~ル』
『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』
『若葉のころ』
余裕があれば観たい作品
『少女椿』
『ランバート・アンド・スタンプ』
『スノーホワイト/氷の王国』
↓『海よりもまだ深く』予告動画
開催中のカンヌ映画祭ある視点部門に出品の
『海よりもまだ深く』が
5月下旬に公開される日本映画の中では
一番楽しみです。
『海よりもまだ深く』
監督・脚本:是枝裕和
撮影:山崎裕
出演:阿部寛
真木よう子
小林聡美
リリー・フランキー
池松壮亮
吉澤太陽
橋爪功
樹木希林
別れた妻に未練のある
バツイチダメ男演じた阿部寛と
別れた妻真木よう子、
阿部寛の母親役樹木希林、
是枝裕和監督が
カンヌ映画祭に参加しました。
↓『ガルム・ウォーズ』予告動画
『ガルム・ウォーズ』
監督:押井守
出演:ランス・ヘンリクセン
ケヴィン・デュランド、 メラニー・サンピエール
鬼才・押井守監督が構想15年、
製作費20億円をかけて作り上げたSFファンタジー。
アニメーション制作会社Production I.Gと共に
オール北米ロケを敢行し、
アニメと実写の境界線を越えた新しい映像を生み出した。
『イノセンス』以来12年ぶりのタッグとなる
スタジオジブリの鈴木敏夫が
日本語版プロデューサーとして参加している。
↓『君がくれたグッドライフ』予告動画
『君がくれたグッドライフ』
監督:クリスチアン・チューベルト
出演:フロリアン・ダーヴィト・フィッツ
ユリア・コーシッツ、 ユルゲン・フォーゲル
難病を宣告された主人公が、
妻や仲間たちと共に、
尊厳死が合法化されている国、
ベルギーを目指す5日間の旅を描く。
どんなラストなのか気になります。
↓『スティーヴ・マックィーン
その男とル・マン』予告動画
『スティーヴ・マックィーン
その男とル・マン』
監督:ガブリエル・クラーク ジョン・マッケンナ
出演:スティーヴ・マックィーン
ニール・アダムス、 チャド・マックィーン
名優スティーヴ・マックィーンが
製作・脚本・監督・主演の4役を務めた、
1971年のカーレース映画『栄光のル・マン』の
製作過程を追ったドキュメンタリー。
男のロマンを描く感動作となった一方で、
様々なトラブルにも見舞われた『栄光のル・マン』。
本作は新たに発見された未使用映像や関係者の証言などから、
作品にまつわる顛末を振り返る。
昨年のカンヌ映画祭「カンヌ・クラシック」で
プレミア上映されました。
↓『ディストラクション・ベイビーズ』予告動画
『ディストラクション・ベイビーズ』
監督:真利子哲也
出演:柳楽優弥、 菅田将暉
小松菜奈、村上虹郎
『NINIFUNI』の真利子哲也監督が
商業映画デビューを果たす衝撃作。
無差別に暴行を繰り返す主人公と少年、
彼らと共に行動する少女、
兄を捜す主人公の弟が繰り広げる群像劇。
『桐島、部活やめるってよ』の喜安浩平が共同脚本を手掛け、
若者たちのとがった感情を描き切る。
↓「冬冬の夏休み」「恋恋風塵」
デジタル・リマスターバージョン予告動画
『冬冬の夏休み〈デジタルリマスター版〉』(1984年)
『恋恋風塵〈デジタル・リマスター版〉』(1987年)
ホウ・シャオシェン監督
昨年の東京フィルメックスの
ホウ・シャオシェン監督特集で
『風櫃(フンクイ)の少年』の
デジタルリマスター版を観ましたが
すごく綺麗になっていました。
監督は保存性はフィルムの方が優れているので
東京国立近代美術館フィルムセンターが行っている
フィルムの保存活動は重要だと語りました。
自分でデジタルリマスターする資金はないので、
『風櫃(フンクイ)の少年』はベルギーの美術館が
デジタルリマスターしてくれたとのことでした。
フィルメックスでは『非情城市』『戯夢人生』は
フィルムセンター所蔵の貴重なフィルムでの
上映で観ました。
観てから年月が経ってしまった作品は
機会があれば観直したいし、
フィルム上映も味があってよいですが、
デジタルリマスターの美しい映像にも
魅力があります。
『冬冬の夏休み』『恋恋風塵』
とても美しい映像にデジタルリマスター
されたようなので、観たいです。
↓『不思議なクニの憲法』予告動画
『不思議なクニの憲法』
監督:松井久子
『ユキエ』『折り梅』などを手掛けた
松井久子監督が
日本国憲法をテーマに描くドキュメンタリー。
憲法議論が政治によってではなく、
主権者である国民ひとりひとりの間に
広がってほしいという願いの下、
憲法の歴史や立憲主義、
戦争放棄などをわかりやすく描く。
作家の瀬戸内寂聴を始め、元外交官や主婦、
高校生など様々な立場の国民が出演する。
↓『あのひと』予告動画
『あのひと』
監督:山本一郎
出演:大野秀典
鷲尾直彦、 杉山味穂
『夫婦善哉』で知られる作家・織田作之助が
1944年に書いた幻の脚本を映画化。
『武士の一分』『珈琲時光』の
プロデューサー・山本一郎が長編監督デビューを果たし、
部隊長の遺児“小隊長”を
育てることになった帰還軍人たちと、
住み込みの女たちの共同生活をユーモラスに描く。
田畑智子、神戸浩、
“劇団とっても便利”のメンバーらが出演。
↓『或る終焉』予告動画
『或る終焉』
監督:ミシェル・フランコ
出演:ティム・ロス
サラ・サザーランド、 ロビン・バートレット
『父の秘密』のミシェル・フランコ監督が、
自身の体験を基に製作し、
第68回カンヌ映画祭で
最優秀脚本賞に輝いたヒューマン・ドラマ。
『海の上のピアニスト』のティム・ロスを主演に迎え、
看護士として働く男と、安楽死を願う患者との交流を描く。
本物の看護師を起用するなど、
死期を待つ患者と密に接する看護師の
憂鬱さや葛藤をリアルに描出。
昨年のカンヌ映画祭で脚本賞受賞で
公開待っていました。
ティム・ロスが普通の人役で主演なんて
ファンとしては必見ですしね。
『父の秘密』みたいに最後に
ズシンときそうだけど!?
5月後半で洋画でとても楽しみにしてるのは
この『或る終焉』と『神様メール』『若葉のころ』です。
↓『エルヴィス、我が心の歌』予告動画
『エルヴィス、我が心の歌』
監督:アルマンド・ボー
出演:ジョン・マキナニー
グリセルダ・シチリアニ、 マルガリータ・ロペス
『BIUTIFUL ビューティフル』や
『バードマン…』で共同脚本を手掛けた
アルマンド・ボーが長編初監督を務めた人間ドラマ。
エルヴィス・プレスリーの
トリビュート・アーティストとして活動する男の、
不器用ながらも夢を追い続ける姿を描く。
映画初出演となるジョン・マキナニーが主演を務め、
吹替えなしで圧巻の歌声を披露している。
↓『神様メール』予告動画
『神様メール』
監督:ジャコ・ヴァン・ドルマル
出演:ピリ・グロワーヌ
ブノワ・ポールヴールド、カトリーヌ・ドヌーヴ
『ミスター・ノーバディ』以来6年ぶりとなる、
ベルギーの世界的な鬼才ジャコ・ヴァン・ドルマルの新作。
神話とインターネット社会を結びつけた、
奇抜なファンタジーが繰り広げられる。
イマジネーションとユーモア、慈愛が入り交じる物語に
魅了されること必至。
ゴールデングローブ賞をはじめ、
世界中の映画祭を驚嘆させた独創的な物語に注目を。
『ミスター・ノーバディ』はミニシアター公開では
もったいないくらいの相当に凝った壮大なSFでした。
この久しぶりの作品も面白そう。
↓『素敵なサプライズ
ブリュッセルの奇妙な代理店』予告動画
『素敵なサプライズ
ブリュッセルの奇妙な代理店』
監督:マイク・ファン・ディム
出演:イェルン・ファン・コーニンスブルッヘ
ジョルジナ・フェルバーン、 ヤン・デクレール
事故に見せかけた自殺幇助を行う旅行代理店で
巻き起こる騒動を描くコメディ。
自殺を考え、いつどのように死ぬかわからない
“サプライズ“コースを選んだ孤独な大富豪が、
同じコースを選んだ女性と出会い、
生きる意味を見出していく姿を描く。
監督は『キャラクター・孤独な人の肖像』で
アカデミー外国語映画賞を受賞したマイク・ファン・ディム。
この作品も面白そうで楽しみです。
↓『手をつないでかえろうよ
~シャングリラの向こうで~』予告動画
↓今井雅之さん 舞台「手をつないでかえろうよ
~シャングリラの向こうで~」コメント動画
『手をつないでかえろうよ
~シャングリラの向こうで~』
監督:奈良橋陽子
出演:川平慈英、 すみれ、 七海
2015年に53歳で急逝した俳優・演出家の今井雅之が
自らの戯曲を基に書き残した脚本を、
『ラスト・サムライ』『終戦のエンペラー』で
キャスティングディレクターを務めるなど
ハリウッドとの縁も深い奈良橋陽子のメガホンで映画化。
軽度の知的障がいがある夫婦を主人公に、
ピュアな思いで生き抜こうとする葛藤と、
反戦へのメッセージを描く。
今井雅之さんとはガン闘病始めたのが
同じ頃だったので亡くなった時はショックでした...
↓『ヒメアノ~ル』予告動画
『ヒメアノ~ル』
監督:吉田恵輔
出演:森田剛、 濱田岳
佐津川愛美、ムロツヨシ
『行け!稲中卓球部』『ヒミズ』の古谷実による
同名漫画を森田剛主演で映画化。
『麦子さんと』の吉田恵輔が監督を務め、
平凡な男の日常とその恋人を狙う殺人犯の凶行と
心の闇を同時進行で描く。
舞台などで演技の幅を広げてきた森田が凶悪殺人犯に扮し、
過激な暴力シーンを圧巻の存在感で演じきる。
濱田岳、佐津川愛美、ムロツヨシら実力派が共演。
↓『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』予告動画
『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』
監督:マイケル・ムーア
アメリカが抱える社会問題を
独自の視点で一刀両断してきたマイケル・ムーア監督が、
国内ではなく世界に目を向けたドキュメンタリー。
これまで批判してきた権力の片棒を担ぎ、
アメリカの“侵略”政策に参加したムーアは、
侵略先の“あるモノ”を略奪するためヨーロッパを目指す。
彼の真意とは何なのか?
笑いと感動、驚きが詰まった注目作だ。
↓『若葉のころ』予告動画
『若葉のころ』
監督:ジョウ・グータイ
出演:ルゥルゥ・チェン
リッチー・レン、 シー・チー・ティエン
多くのミュージックビデオを手掛けてきた
ジョウ・グータイ監督が放つ青春映画。
高校時代、惹かれ合いながらも、
離れ離れになってしまった男女の運命が、
20年後に再び動き出す様を、
過去と現在を交錯させながら美しい映像で描き出す。
娘役と高校時代の母役の
ひとりふた役に挑んだルゥルゥ・チェンら、
若手俳優のみずみずしい演技が光る1作。
私の青春時代とは全く違う雰囲気だけど(笑)
母親と娘の年齢が、
私と娘と一緒で
自分の生きてきた同時代が舞台だし、
とても気になる作品で、
楽しみにしています。
「『藍色夏恋』『言えない秘密』
『あの頃、君を追いかけた』に続く、
台湾ラブストーリーの新たな名作。」
ってコピーにも惹かれますよ。
余裕があったら観たいのは
『少女椿』
丸尾末広の漫画は好きだったのだけど。
『ランバート・アンド・スタンプ』
ザ・フーを見出したマネージャーの
ドキュメンタリー。ホントは見たいけど。
『スノーホワイト/氷の王国』
シャーリーズ・セロン、エミリー・ブラント
ジェシカ・チャステインは好きなのだけど、
手が回りそうになくて...
あらすじ紹介はぴあ映画生活、
各映画の公式ページを
参照しました。
カンヌ映画祭もいよいよ終盤。
「イッツ・オンリー・ジ・エンド・オブ・ザ・ワールド」
レア・セドゥ、マリオン・コティヤール、
ヴァンサン・カッセル、ギャスパー・ウリエル、
ナタリー・バイと豪華なキャストと
グザヴィエ・ドラン監督登場!
ジム・ジャームッシュ監督は
コンペティション部門の「パターソン」と
ミッドナイト・スクリーニング作品の
ザ・ストゥージズのドキュメンタリー映画
「ギミー・デンジャー」を出品しています。
フォトコールでイギー・ポップと。
記事が長くなったので
カンヌ映画祭は少しだけにします。
鑑賞した映画の短評は↓
ツィッター eigajikou←クリック
アメーバ映画時光の「なう」←クリック
に鑑賞後随時投稿しています。
ぜひ読んで下さい。
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ヴィゴ・モーテンセン新作「キャプテン・ファンタスティック」
マット・ロス監督