『父を探して』
『花、香る歌』
『光の墓』
『ひそひそ星』
『園子温という生きもの』
『パラダイス・ナウ』
『だから まいにち たたかう』
↓「O Menino e o Mundo」オフィシャルトレーラー
↓「Boy and the World」アメリカ版オフィシャルトレーラー
『父を探して』
原題:O Menino e o Mundo(少年と世界)
ブラジル・インディペンデント・アニメーション界の新鋭
アレ・アブレウ監督による長編アニメーション。
出稼ぎに出た父親を探しに、少年が広大な世界を旅するこの作品は、
2014年のアヌシー国際アニメーション映画祭で
クリスタル(最高賞)と観客賞を同時受賞という快挙を達成。
これまでに44の映画賞を獲得。
今年のアカデミー賞長編アニメーション部門にもノミネート。
(公式サイトより)
未知の映像体験という
宣伝コピーがあるけど
本作がまさにそうで
今の所本年のマイ洋画ベスト1(o^-')b
少年の出稼ぎに出た父親探しの旅は
ブラジルの歴史、社会、政治、環境問題まで描きながら
普遍性のある傑作。
セリフもテロップもない本作の物語性がいかに豊かであるか。
そして絵、映像、色、音楽、音に震える!
『花、香る歌』
監督:イ・ジョンピル
出演:ペ・スジ
リュ・スンリョン
ソン・セビョク
イ・ドンフィ
アン・ジェホン
キム・ナムギル
朝鮮伝統芸能パンソリ初の女流唄い手となった
実在の人物チン・チェソン波乱の人生。
彼女がパンソリの大家シン・ジェヒョの弟子で
興宣大院君の前で歌った史実から
映画は多分97%くらいは創造してるんじゃないかと。
でもこの丁寧に作られた
熱く悲しいドラマは俳優の好演もあり心を打つ。
↓『花、香る歌』予告動画
『光りの墓』
監督・脚本:アピチャッポン・ウィーラセタクン
出演:ジェンジラー・ポンパット・ワイドナー
バンロップ・ロームノーイ
ジャリンパッタラー・ルアンラム
タイ東北部の学校だった病院で
「眠り病」の兵士達がベッドで眠っている。
主人公ジェンはある青年の世話を始める。
眠る兵士達の魂と交信できる若い女性ケンと知り合い、
その土地が太古の王様の墓で眠り病との関係に気付く。
画面からは不安定なタイ社会の空気も感じる。
アピチャッポンらしい
独特の美しい映像とユーモア。
もっと笑ったって、
面白がって観てもいいんじゃないかと思う。
↓『光りの墓』予告動画
『ひそひそ星』
監督・脚本:園子温
出演:神楽坂恵
遠藤賢司
池田優斗
森康子
園子温監督渾身の新作。
『部屋 THE ROOM』を公開当時観た時の衝撃を思い出した。
監督が25年前に描いた『ひそひそ星』の絵コンテを
映画化できなかったのは日本映画の損失と思うが
今だからこそできた表現もある。
静かな静かな園子温。
景色が語る映画。
『園子温という生きもの』と続けて観ると面白さが倍増!
↓『ひそひそ星』予告動画
↓「ひそひそ星」海外版予告編
『園子温という生きもの』
監督:大島新
出演:園子温
染谷将太
二階堂ふみ
田野邉尚人
安岡卓治
エリィ
神楽坂恵
ひそひそ制作中の園監督に1年密着取材。
大島新監督の父渚監督とは
SEX、バイオレンス、政治性があり
世界に出て行く所が監督として似てるけど
人間性は違い、
渚監督は人を緊張させるが
園監督はチャーミングと新監督。
園監督のダメ人な所も写していてそこがまた面白い。
『ひそひそ星』観てから
本作観るのをおススメ。
『パラダイス・ナウ』
(2005年)
監督:ハニ・アブ・アサド
出演:カイス・ネシフ
アリ・スリマン
ルブナ・アザバル
アメル・レヘル
ヒアム・アッバス
『オマールの壁』公開記念
世界を変える、社会を変える、映画特集
アップリンクで鑑賞。
イスラエル占領地ヨルダン川西岸地区で
未来も希望もなく貧しい生活をする
2人のパレスチナ人青年が
自爆テロの実行者に選ばれる。
『だから まいにち たたかう』で
彼らの絶望的な思いの背景を垣間見た。
↓『パラダイス・ナウ』予告動画
制作・撮影(2003/山邨伸貴)・構成・編集:倉岡明子
自らが動かないと何も見えて来ない――。
世界の人々の生活と過酷な現実。
子供達が将来に希望を抱くことが
困難な世界がそこにはある。
『六ヶ所人間記』『夏休みの宿題は終わらない』
等の作品で知られるドキュメンタリスト
倉岡明子という一人の旅人が、
イスラエルの占領下そしてレバノンの難民キャンプで
生きるパレスチナ人の元を訪れた
2003年から2012年までの見聞記。
(「世界を変える、社会を変える、映画特集」
公式サイトより)
ブルドーザーでパレスチナ人が住んでいる家を破壊し、
家族が寝ている家に砲撃されて重症を負った住民。
子供達が在校中の小学校に銃撃するイスラエル軍。
畑の真ん中に突然有刺鉄線を張られて
農地を奪われた農民。
レバノンの難民キャンプでは
学校に通えない子どもたちが遊んでいる。
『パラダイス・ナウ』『オマールの壁』の
若者たちの絶望がいかに深いか。
『パラダイス・ナウ』主人公サイードが
「僕は難民キャンプで生まれた。
西岸から出たのは1度だけ。
6才の時に手術を受けるために。
ここでの生活は牢獄と変わらない。」
と語ったその現実がこの作品の中にあった。
制作した倉岡明子さんの
パレスチナ人の現実の生活の様子を
「伝えたい」という思いが詰まった作品。
なうのまとめはスルーされるものなのかな~
と、いう感じなので、
先週観た映画のまとめをしてみました。
なかなか1本ずつ書けないし(;^_^A
ブログのスタイルが一貫していないのも
個性と言うことでどうでしょA=´、`=)ゞ
「とにかく書き(描き)続ける」
と、
園子温もバルテュスも言ってたし。(^o^;)
園子温は『園子温という生きもの』の中で。
バルテュスは節子夫人に言ったそう。
「ド・ローラ・節子の和のある暮らし展
~バルテュス夫人、スイス グラン・シャレで活きる日々~」
横浜そごう美術館の展示映像のなかで
節子さんがバルテュスの心に残る言葉として
語っていました。
電波系発言かもですが
メッセージ来てるし。(笑)
カンヌ映画祭も進んでいます...
ウォッチして写真も集めてるけど
紹介記事は書けるのかどうだか...(^_^;)
コンペティション部門
「パターソン(原題)」ジム・ジャームッシュ監督
アダム・ドライバー、ゴルシフテ・ファラハニ
「パターソン(原題)」ジム・ジャームッシュ監督
アダム・ドライバー、ゴルシフテ・ファラハニ
ミッドナイト・スクリーニング作品
「ハンズ・オブ・ストーン(原題)」
アッシャー、ロバート・デ・ニーロ、
エドガー・ラミレス
「ハンズ・オブ・ストーン(原題)」
アッシャー、ロバート・デ・ニーロ、
エドガー・ラミレス
鑑賞した映画の短評は↓
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ぜひ読んで下さい。
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Captain Fantastic
ヴィゴ・モーテンセン新作「キャプテン・ファンタスティック」
マット・ロス監督
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